オーストラリアの年金基金、約40億円分のビットコインを購入
Crypto Times 編集部
12月13日現在、ビットコインは100,000ドルで付近推移しており過去24時間で0.5%下落しました。仮想通貨市場全体の時価総額は約3.78兆ドルであり、ビットコインの占有率は56.34%となっています。
昨日11日、米国で提供される現物型ビットコインETFに5億9750万ドルが流入しました。ブラックロックの$IBITで4億3160万ドル、グレイスケールの$BTCで1億1080万ドルの流入それぞれ記録されています。
オーストラリアの年金基金、約40億円分のビットコインを購入
オーストラリア最大規模の年金基金であるAMPが、今年5月に2700万ドル分(現在約40億円)のビットコインを購入していたことが明らかとなりました。
The fund says the $27 million it is investing in bitcoin is part of its diversification strategy; critics say the asset class had no place in retirement portfolios. https://t.co/93WQORQUPy
— Financial Review (@FinancialReview) December 12, 2024
AMPがビットコインを購入した当時、1 BTC = 約60,000ドル台で取引されており、現在約60%程の含み益が発生している状況となっています。
AMPシニア・ポートフォリオ・マネージャーのスティーブ・フレッグは、仮想通貨やビットコインに関して「その可能性を無視し続けるには(存在が)大きすぎる」と投稿しています。
米テキサス州の下院議員が州レベルでビットコイン準備金の設立に向けた法案を提出した事例やカナダのバンクーバー市が「ビットコインフレンドリーな都市」となり、市の財政にビットコインを活用する方針を検討することが承認されるなど、ビットコインの資産ブランドは向上を続けています。
ビットコインのスケーリングソリューションにも注目
資産としての文脈を強めているビットコインですが、開発者は技術的なスケーリングにも注力しています。
Electric Capitalが公開したレポートによると、毎月約1,200人のアクティブな開発者の数は過去 12 か月間ほぼ一定となるなか、スケーリングソリューションへの関心が高まっており、昨今は全体の4割が同分野での取り組みを進めているといいます。
42% of Bitcoin devs — almost half — are working on Bitcoin scaling solutions. pic.twitter.com/R5GR7OKKUJ
— maria 🐸 (@MariaShen) December 12, 2024
ビットコインのステーキングプロトコル「Babylon」では記事執筆時点で37896 BTC(約5795億円)がステーキングされており、ビットコインをただ保有するだけでなく、そこから利回りを発生させようとする取り組みに一定の関心が集まっていることが窺えます。
資産運用会社Bitwiseは現物型ビットコインETFへの資金流入は2025年には2024年よりもさらに増加すると予想。2025年に史上最高値を更新し、20万ドルを超えて取引されるとの強気な予想を発表しています。引き続き、政治、経済、技術的分野での動向に注目が集まります。
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記事ソース:Farside Investors、CNBC、Bloomberg、Electric Capital、Babylon