特集・コラム
2025/01/042025年注目の仮想通貨のテーマは?60名近くの業界人が予想
昨年(2024年)は、現物型ビットコイン・イーサリアムETFの承認やビットコインの最高値更新など、数多くの注目トピックが誕生しました。仮想通貨市場は毎年、さまざまな形で新たな盛り上がりを見せていますが今年(2025年)はいったいどの分野・テーマが注目されるのでしょうか? 本記事では業界の方々約60名を対象に実施したアンケートを元に、有識者が期待/注目する分野やトピックについてのコメントを紹介していきます。 ※掲載順はランダムツールによって決定されており順不同となっています。また敬称は文字数の関係で省略させていただいております。 紫竹佑騎|合同会社 暗号屋 代表 ▶️プロフィール:@79yuuki 社員。新潟出身で福岡在住。サイバーエージェント社でエンジニアとして様々なプロジェクトを担当し2017年に独立。後に福岡で仮想通貨取引所 Mr. Exchange を CTO として設立、退職後はブロックチェーン事業に特化した合同会社暗号屋を設立。マーケットメーク事業やブロックチェーンを活用したプロトコルの社会実装を中心に、医療、アート、ゲーム等の分野で複数企業へのテクニカルディレクションや研究開発を行なっている。 2025年に期待/注目する分野「デジタルゴールドとしてのビットコイン」 2025年に期待するクリプトの分野は「デジタルゴールドとしてのビットコイン」です。アメリカ政府が100万BTCを戦略的に購入することを検討していたり、これに続いて他の国々もBTC購入に踏み出すとなるとETFの次のブームが来るはずです。ゴールドよりも管理が簡単で安全で、グローバルな価値を維持しているアセットとしてビットコインは他のクリプトに無い別格の価値を持つことになるでしょう。 全力まん| NFT KOL ▶️プロフィール:@zenryoku_eth 2021年よりNFT市場やクリプト関連情報をXにて投稿しています 2025年に期待/注目する分野「AI agent」 今年すでにAIが秘密鍵を保有し自由にウォレット操作を行い、Xのアカウントを保有し投稿する時代になりましたが、2025年では様々なユースケースが増えていくと思います。特にクリプトが大衆化されるためのユースケースとしてコミュニティ分野で活用されていくと思います。具体的には、DAOガバナンスやコミュニティ議論のファシリテーション、コミュニケーション仲裁(トロール行為の抑制など)です。特に100人以上の大人数がオンラインで議論する場があった場合、メンバー全員の理解度や議論の脱線など人ではまともにファシリテーションできないという問題が発生します。AI agentがこの点を解決し、DAOでの意思決定がスピーディーに円滑になることは明白です。 また、NFT・トークンインセンティブの配布の仕掛けでもAIの自動配布や有益な情報や創作物を提供したユーザーを見逃さないなど考えられますし、結果としてコミュニティの適切な運用とアクティブ度があがり、大規模なコミュニティの運用が可能となるとマス拡大に向けての動きを期待しております。 信玄 ▶️プロフィール:@shingen_crypto 主にEthereum周りを広く浅く調べて発信しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 BlackrockがSecuritiesを通じて発行する米国債トークンのBUIDLは資金流入こそ地味であるものの、最近では様々なDeFiサービスを通してDeFi上で誰でも間接的な利用ができる様になってきています。まだ時間は掛かるでしょうがこうした実績を積み上げ需要を拡大させていく事は将来的な金融サービスのトークン化を進める上で非常に重要です。 短期的な値上がりだけでなく長期的な需要を作っていく事という視点で考えた時にRWAは有望な領域として引き続き見ていきたいと考えています。 渡辺創太|スターテイル・グループ CEO ▶️プロフィール:@Sota_Web3 スターテイル・グループ CEO。Web3 for BillionsをミッションにAstar Networkや、Startale Cloud Servicesのプロダクト開発、ソニーグループとの合弁会社でSoneiumの開発や博報堂との合弁会社である博報堂KEY3の設立している。 2025年に期待/注目する分野「エンタメ」 Web3はDeFiなどを通してすでに「金融のインターネット」を実現していると思います。Web3が社会に浸透し、人々が当たり前に使う世界を実現するためには「銀行しか使ってない人たち」がWeb3や技術を全く意識せず実は裏側でWeb3が使われている世界を作る必要があります。最も、相性が良い領域がエンタメです。スターテイルもエンタメに注力してプロダクト開発をします。 arata|株式会社ロクブンノニ代表 ▶️プロフィール:@cry_curr_ar Crypto Timesを運営する株式会社ロクブンノニ代表。2017年5月より暗号通貨を購入、2018年より株式会社ロクブンノニを創業。 2025年に期待/注目する分野「BTCとその周りのエコシステム」 ビットコインは、2025年にかけてさらなる価格上昇と成熟を期待できる筆頭銘柄だと考えています。 既にスポットETF上場による巨額の資金流入が実証されたように、今後は多くの機関投資家や大手企業に加え、アメリカのような国がポートフォリオにビットコインを組み込む動きが加速する可能性があると考えています。加えて、主要国の金融緩和策やドル安傾向、米大統領選後の政策転換などにより、市場全体が再びリスクオンへとシフトする余地が大きい点も追い風です。時価総額が拡大しつつも依然として成長余地が残されており、“世界的なインフレヘッジ”としての地位を確立していく点も見逃せません。 さらに、ビットコインはベースレイヤーとしての安定性やセキュリティの高さを活かし、レイヤー2技術の発展が注目されています。代表的な事例であるLightning Networkは、送金速度や手数料負担の大幅な削減を可能にし、実用的な決済システムとしてのポテンシャルを高めています。他にもビットコインの技術を利用したStacksのようなレイヤー2やメタプロトコル的なレイヤー2なども多く登場し、DeFiやNFTの領域でも活用を模索する動きがあり、今後はオフチェーンやサイドチェーンのソリューションと組み合わせることで、ビットコイン上のエコシステムは一層拡大すると期待されます。また、Babylon Networkのように他のチェーンとの連携やビットコインの高いセキュリティを利用して最終性(Finality)を担保する仕組みを提案しており、ビットコインが“他チェーンの最終的な信頼の拠り所”として活用される流れは、BTCの価値をさらに裏付ける一因となるでしょう。 魔LUCIAN ▶️プロフィール:@lucianlampdefi OtakuLabs Co-Founder。DeFiやWeb3ゲームからMemeまで幅広く触れながら、コミュニティを運営。また、Web3プロジェクトとのAMAの開催も行っており、2024年は計46回のAMAをホスト。一部アドバイザーとしても活動中。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンゲーム」 2025年には、個人的にオンチェーンゲームの進化に期待したい。特に重要なのは、トークン発行量のインフレを抑え、需要を維持する経済設計。ミームトークンの成功例がヒントであり、供給を適切に管理し、コミュニティを形成することがポイント。 また、トレンドでもあるAIエージェントの導入は、新たな可能性をもたらすはず。AIがNPCとして環境を変化させ、新たなクエストやイベントを生成することでゲームの深みを増し、プレイヤーの資産を活用して自律的にゲームを進めることでプレイ時間やスキルの制約を補う役割も期待される。さらに、AIを活用したスカラーシップにより、投資家の収益機会が拡大し、ゲーム内経済の活性化も見込まれる。 加えて、コンシューマーレイヤーの導入がマスアダプションを促進する鍵となる。直感的で使いやすい仕組みを提供することで、ブロックチェーンに馴染みのないユーザーでもオンチェーンゲームに参加しやすくなるだろう。 どらどら@アルトコインとweb3 ▶️プロフィール:@todfkdfsergrr 2016年からアルトコイントレードに人生を捧げています。 2025年に期待/注目する分野「トランプ・アメリカ関連銘柄」 マイクロストラテジーがBTCを購入し、驚異的な成長を遂げた事例を思い出してみましょう。彼らは高値圏でも積極的にBTCを買い増しその姿勢を貫き続けました。その結果、企業としての規模と価値を大きく飛躍させたのです。 2025年からはトランプ陣営の影響を受けたアルトコインを、彼らよりも安価に購入できる絶好のチャンスが訪れる可能性があります。このような局面で、マイクロストラテジーの成功事例を参考に、少量のBTCやUSDTをアルトコインに分散投資するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。結果的に、BTCをさらに増やすことにつながる可能性を秘めた賢明な戦略になりえるかもしれないと私は考えています。2025年も宜しくお願い致します。 ビニール|Fracton Ventures Operation Lead ▶️プロフィール:@vvinyll 2017年より暗号資産への投資を開始。海外プロジェクトの日本アンバサダーなどを務め、日本コミュニティの拡大や運営を担当。2022年よりクリプトネイティブなインキュベーターであるFracton Venturesにジョイン。 2025年に期待/注目する分野「ICOの再評価と投資の民主化」 2024年は比較的相場が好調だったこともあり、これまでのIDOやIEOとは異なる方法としてNode Saleが多く実施されたように思います。NodeのライセンスキーをNFTとして販売していましたが、みなさんお気付きのように実質的にはICOです。そして、下半期にはfjord、Echo、Legionなどが少しずつ注目を集めました。 2025年にはこれらのプラットフォームがさらに注目を集めると同時に、多くの人がかつてのICOバブル時代のように投資する機会を獲得するように思います。この現象を投資の民主化の再来として捉えることもできますが、スキャムプロジェクトも増えることが予想されるので、試練の1年になるかもしれません。VCトークンなどと揶揄されることもあるかもしれないですが、今後は一般投資家にもフェアな条件が一般化することを願います。 まーふぃー@ビットコイン ▶️プロフィール:@TN90803803 クリプト投資家&トレーダー。2018年にトレードを開始し、現在は熱海のWeb3.0鍋焼きラーメン店『貝心のいち撃』のオーナーを務める。World ID認証と$WLD決済を導入し、次世代型の飲食店モデルを推進中。 2025年に期待/注目する分野「Sonic」 2025年に期待するプロジェクトは、Phantomからリブランディングした「Sonic」です。SonicはEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンであり、処理速度はSolanaの2倍とされています。現時点でチェーン全体のTVLは10Mと小規模ながらも、将来性を見据えてコミットする価値があると考えています。また、来年6月に予定されている約2億枚規模の大型エアドロップにも注目しています。現在はDeFiを中心にリサーチを進めており、成長の可能性を追求しています。 hunisan|Bridged Network ▶️プロフィール:@huni_crypto Bridged NetworkおよびBuzzBridge Capitalの共同創業者。日本と海外の架け橋になるべく日々web3活動しております。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 ブラックロックCEOが「ファイナンスの革命」と地上波放送で力説していることもあり、AIとともに2025年はさらに大きく盛り上がっていくのではないかと期待しています。アジア圏よりも欧米のほうが先に大きな盛り上がりを見せる傾向にあると思うのでウォッチしています。 Joe Takayama ▶️プロフィール:@TakayamaJoe クリプトYouTuber兼投資家。仮想通貨から経済ニュース全般、起業家のインタビュー、注目のプロジェクトの紹介動画などを毎日配信しています。元ヘッジファンドのキャリアを活かし、マクロ経済とクリプト市場の関係性の観点から市場分析をするのが好きです。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン/RWA」 ウォール街のクリプト本格参入により幅広い資産のトークン化ニーズが急拡大している。今後は金利・クレジット商品のトークン化に加えて、コモディティ、ドル以外の法定通貨のステーブルコインも続々誕生し、クリプトでの資産運用にかなり幅が出てくると期待している。 しゅーまい|OtakuLabs Admin ▶️プロフィール:@maishumai 現代の錬金術を求めてCryptoにたどり着き、破滅的運用を楽しんでいたが、Defi/NFT/エアドロバブルを経験し、面構えが変化。リサーチャーとしてXでトレンドやプロジェクトを解説、時にマーケ•コミュニティアドバイザーも行う。Otakulabsのテレグラムの住人で圧倒的発言量を誇ることから、しゅーまいはshumAIではないかと噂(?)。ちなみに焼売より餃子が好き。 2025年に期待/注目する分野「トークン発行プラットフォーム(異領域分野技術 x クリプトの新潮流の根幹)」 2024年で記憶に新しいのがミームコインバブルですが、これのブレイクスルーにトークン発行プラットフォームの躍進があったと思います。前述のpump.funなどミームコインにとどまらず、Farcasterのようなソーシャルプラットフォーム、AIエージェントやDeSci分野へと拡大し、いずれも大手VCが投資方針を転換するほどの注目分野です。トークンの発行・流通の敷居が下がることで、クリプトと関係ない産官学の異領域領技術からトークンが発行されていく可能性は高く、それに従いトークン発行プラットフォームの存在はさらに拡大していくと私は思います。 個別のトークンの成長を予想するのは困難ですが、核となるプラットフォームに注目することで、市場のトレンドを捉えることができ、さらにプラットフォーム自体のトークン価値の上昇やエアドロップの期待できると思うので、引き続き注目しています。 SHIN ⚡️Slash Vision Labs ▶️プロフィール:@0xShin0310 Slash Vision Labsファウンダー。2023年より暗号通貨決済分野で活動。Meme大好き。AIも好き。 2025年に期待/注目する分野「Based Agent」 2025年、Coinbaseが開発する「Based Agent」のように、AIエージェントとWeb3技術が融合し、ウォレットをAIエージェントが自律的に管理する時代が到来します。この革新は、これまでの「Meme」文化の枠組みを大きく超える影響をもたらし、クリプト業界だけでなく社会全体を揺るがす可能性があると思っています。 この進化が人類にとって良い方向に進むのか、それとも新たな課題を生むのかは、まだ未知数。それでも、このような可能性に満ちた瞬間を目の当たりにできる今の時代に生きていることは、とてもエキサイティングだと感じています。 noob botter|金融 x Blockchain アナリスト ▶️プロフィール:@noobbotter3 パタヤガイド3級。東南アジアMaxi。Team Kendrick。世界中のブロックチェーンの金融機関活用についてのリサーチをしています。好きなBISのプロジェクトはRosalind。好きな組織はBIS Innovation Hub。次世代のFMI(金融市場インフラ)について探求しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA/On-Chain Privacy」 去年の11月にシンガポールフィンテックフェスティバル(SFF)において、J.P. Morgan(JPM)が、Onyxというトークン化プラットフォームにて、AIとブロックチェーンを活用した金融商品のオートリバランスについてのPoCを発表しました。その一年後の今年のSFFにおいて、テーマは「AI x ブロックチェーン」でした。では、今年のSFFでJPMは何をテーマにしたのでしょうか。それは「オンチェーン上のプライバシー」です。そうです。一年遅れで他の金融機関が追従しているのです。 JPMは今年、Onxyの製品版であるKinexysを発表しましたが、すでにKinexysは稼働してから1.5兆ドルの決済を実施しており、日次で平均20億ドルの決済が行われています。金融機関は着実に動き出しており、その市場規模は今のクリプト市場を大きく上回るものです。 仮想戦士ロイ|Ava Labs Head of Japan ▶️プロフィール:@RoiSarak 早稲田大学中退。メルボルン大学物理学部卒。元プロゲーマー。E-sports x Lifestyle のブランド立ち上げやクラウドファンディングを経て、2020年にクリプトに参入。2021年にブロックチェーンオラクルプロバイダーChainlinkのアジア日本地域の公式アンバサダーに就任。2023年1月にAvalancheの開発会社Ava LabsのHead of Japanに就任。 2025年に期待/注目する分野「プライバシーソリューション」 2024年はブラックロックのBUIDLなど既存金融発のサービスがパブリック且つマルチチェーンで展開していく大きな転換点になりました。2025年は本格的にステーブルコインをはじめとした金融領域や実ユースケースが伸びていくと予想していますが、その為には最適なプライバシーソリューションが必要不可欠です。 ブロックチェーンのプライバシーソリューションはAIプライバシー問題も解決する大事なパズルピースの一つでもあり今後のAI x Blockchainという文脈でも核となる部分です。2025年はプライバシー問題を柔軟かつ低コストで解決出来るインフラに期待したいです。 あとい(無職) ▶️プロフィール:@arisatoyo_jp 豊崎亜里紗。2022年1月に暗号資産による分散型金融プロジェクトのCEGAを創業後 2024年11月に売却。日本ブロックチェーン協会理事。 2025年に期待/注目する分野「ミームコインとAI」 いよいよブルマーケットが到来しましたが、今回はAIの活用により創造性の幅が広がったことから、AIを用いたトークンプロジェクトが増加すると予想されます。一方で、VCが関与するプロジェクトへの不信感が高まる中、ミームコインなどのグラスルーツ(草の根)プロジェクトが中心的な役割を果たす展開になると思われます。AI同士のインセンティブスキームなどにクリプトが利用されると期待しています。 大塚 雄介|コインチェック株式会社 執行役員CBDO ▶️プロフィール:@yusuke_56 早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社(現コインチェック株式会社)に参画、2014年2月に取締役に就任。2018年4月コインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となり、同年同月執行役員に就任。2024年9月より執行役員CBDO。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者 2025年に期待/注目する分野「暗号資産、特にビットコインのポジション・役割・使われ方の変化が加速すること」 ビットコインが4回目の半減期を迎えた2024年、ビットコイン価格は大きな節目を通過しました。価格の動き以上に注目しているのは、ビットコインをはじめとした暗号資産のポジション/役割/使われ方の変化が加速していることです。トランプ次期大統領が就任後に2,000億ドルの米国財務省の資金を活用してビットコインの準備金を設立する意向を示していること、米SECの次期委員長が暗号資産推進派となり米国において暗号資産関連の規制の明確化が進むことが予想されるなど、米国での動きはグローバルな暗号資産業界に波及的な影響をもたらすでしょう。 また、世界各国で事業会社が暗号資産を為替ヘッジやインフレヘッジなど財務戦略的な目的で保有したり資産として保有する会社が出てきていることにも注目しています。2025年、暗号資産がその存在意義をさらに前進させる1年になることを期待しています。 Taka|boarding bridge ▶️プロフィール:@taka_eth 2022年1月にweb3コミュニティ「boarding bridge」を創設。現在、Discordメンバー数は3万人に上り、これまでグローバルプロジェクトと100以上のAMAを開催。また、実践型ブロックチェーン講座「web3ワークショップ」を新宿GOXにて定期開催。 2025年に期待/注目する分野「Movement」 Movementの仕組みはユニークで、AvalancheのSnowmanコンセンサスと並列実行を組み合わせた分散型シーケンサーのM1、Move言語ベースでDAにCelestiaを採用したモジュラーブロックチェーンのM2が存在します。M1がセキュリティを担い、M2がスマートコントラクトプラットフォームとして機能します。 例えるならMovementは、過去登場したキャラクターの強スペックを全て取り込んだような高性能のEthereum L2です。昨年Move言語ベースのSUIが盛り上がった背景からも、今年はMovementの躍進に期待しています。 Ⓜ️.btc ▶️プロフィール:@badhop0603 暗号資産コミュニティCrypto Currency Collectorファウンダー。BitcoinとSolanaを繋ぐ通信レイヤーZeus Networkアンバサダー。株式会社Pacific Metaマーケティング部所属。 2025年に期待/注目する分野「ビットコインレイヤー2」 近年、ビットコインETFをキッカケに多くの資金がビットコイン市場に流入しました。一方、ビットコインにはいくつかの問題があります。1つ目は、トランザクション処理能力を超える取引が行われると手数料が上昇するスケーラビリティ問題。2つ目は、価値保存手段としたユースケースはあるが、オンチェーンでの生産的な資産運用が少ないこと。 Stacksを基盤としたsBTC、Zeus Network上のAPOLLOが発行するzBTCなどによりビットコインの流動性が向上しています。2025年には、更に生産的になる見通しがあり、今後のビットコインレイヤー2市場の成長に期待しています。 毛根女子/暗号資産評論家 ▶️プロフィール:@moukon_genius 暗号資産に関わらず様々な分野で活動するスーパークリエイター。歴史に名を刻む日本人として大谷翔平並の期待を寄せられているとかいないとか 2025年に期待/注目する分野 まずは来年の話をする前に2024年をおさらいしておきましょう。BTCはもちろんのこと暗号資産界隈は最高値更新の連続で大いに盛り上がりました。ただこれをバブルとするのか、まだ序章にすぎないのか、はたまたもう天井なのかそれは私には分かりません。 そんな難しい環境ですが来年私が期待していること、それは体重、肝臓の数値の減少です。私は2024年度の健康診断においてBTCを追いかけるように体重や肝臓の数値が最高値を更新しました。所謂ATHというやつです。さらに今現在においても強い上昇トレンドを保った状態と言って問題ないと考えています。 残念ながらこの環境は健全な状態とは言えません。適切な調整を行わなくてはいずれ崩壊することは間違いありません。そこで私は日々のアルコールを減らし、朝ごはんに食べる菓子パンの代わりに野菜ジュースの導入などあらゆる方向からアプローチを……え?暗号資産の話をしろ?もちろんします。話したいことは山ほどありますからね。あ、でも文字数制限が迫ってるのでまた来年。良いお年を miin@NFT情報コレクター ▶️プロフィール:@NFTPinuts 2021年よりNFTについてXやnoteで情報発信。国内外のNFTについてのニュースやプロジェクトの解説、インタビューなどをおこなっています。主にNFTを実務として活用したい企業やクリエイター・エンジニアに向けた発信を心がけています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AI agent」 2021年からのNFTブーム以降、非クリプト民までも巻き込む暗号資産の新ジャンルは生まれていませんでした。24年下半期からのWeb3×AIエージェントには、大きな渦を巻き起こす可能性があると感じています。例えば、AIが私たちの代わりに投資を行ったり、DAO中心になったりする未来はすぐそこにきています。 AIはまだまだ発展途上です。いまはできないことも多いですが、これからの開発によりもっと賢くなり、将来的には実現するでしょう。NFTのように誰でも簡単に発行や模造ができるという要素や、コードのようにAIのプロセスも検証可能でオープンである点にクリプトとの相性のよさを感じています。Web3 AIエージェントが暗号資産のあたらしい景色をひろげてくれることを期待しています。2025年にはわたしのXアカウントもAIが投稿するようになっているかもしれませんね。 ikehaya ▶️プロフィール:@ihayato Web3時代のIP「クリプトニンジャ」Co-Founderです。 2025年に期待/注目する分野「コンテンツレイヤー」 2024年前半はインフラ、プロトコルレイヤーが大いに発展しました。後半からはミームコイン、AIミームが盛り上がり、現在もその流れは続いています。2025年は引き続きコンテンツレイヤーに市場の注目が集まり、より高度なWeb3ゲームが増加し、既存のIP産業との接続が加速すると見ています。 コンテンツレイヤーは日本に強みがあります。クリプトニンジャとしても、グローバルな打ち手も含めて、展開を強化していく予定です。 Zentsu ▶️プロフィール:@0xZentsu ブロックチェーンの技術、DeFiの仕組みを追っています。 2025年に期待/注目する分野「金利を中心にしたエコシステム」 2024年は、リキッドステーキングトークン、FR (Funding Rate) やRWA(リアルワールド資産)を活用したステーブルコイン、ダウンサイドリスクをヘッジするVaultといった革新的な利回り生成の仕組みを持つ製品が次々と登場しました。 2025年には、これらを基盤にした次世代のプロダクトやプロトコルがさらに出現するでしょう。 特に勢いのあるHyperliquidのFRや流動性を活かすエコシステムには期待しています。 また、金利や潜在的期待を取引するPendleは、次のサイクルにおいても重要な役割を果たすと考えており、トレンドを捉える為にも積極的に活用していきたいです。 辻拓也|コインムスメプロデューサー ▶️プロフィール:@tsujitakuya2 2009年東京大学法学部卒。同年、株式会社テクロスを創業。テクロスグループは従業員300名、ゲームの売上は年間100億。過去50タイトル以上のゲームタイトルの立ち上げに0から関わる。2022年にシンガポール移住。2024年、コインムスメリリース。MSMトークン上場。 2025年に期待/注目する分野「LINEミニアプリ」 2024年はブロックチェーンゲームでいうとテレグラムのミニアプリが時代を築いた年でした。今までにクリプトを触ったことがない人が流れ込んだのがテレグラムでした。 2025年はその流れを受けて他のメッセージングアプリもミニアプリを出すことが予測され、LINEはその筆頭です。日本でもLINEミニアプリ経由で多くのユーザーがweb3の世界に流れ込むことを期待しています。 Henry|株式会社ロクブンノニ コンサルティング事業部 マネージャー ▶️プロフィール:@HenryWells1837 専門商社および大手監査法人を経て、2022年よりWeb3業界に進出。同年9月に株式会社ロクブンノニでCrypto Times コンサルティング事業部を設立し、KOLマネジメント、マーケティングアドバイザリー、オフラインイベントの企画運営、執筆や海外イベント登壇などを手掛ける。2023年には、ToB向け勉強会や秋田県災害復興支援を目的としたチャリティNFTプロジェクトを立ち上げた。直近ではCrypto Timesにて2024年9月から2025年1月までの期間、Kaiaの日本マーケティングを担当し、Web3分野の発展に寄与している。 2025年に期待/注目する分野「特に無し」 2025年、特定のクリプト分野や個別銘柄に特別な期待はありません。特定の分野や銘柄に過度な期待を抱くことは、視野を狭めるリスクがあるためです。 最近、多くの国の企業が暗号資産保有やブロックチェーン導入を進めていますが、その取り組み方は国ごとに大きく異なります。ドイツはデジタル通貨発行に前向きで、ナイジェリアでは暗号資産が一般市民の間で徐々に生活インフラ化しつつあります。韓国では税制優遇による投資熱の高まりと開発力が際立ち、中国ではWeb2ゲーム事業者がWeb3へシフトする動きが加速している印象です。開発者の母集団が多いことから、GameFi分野では中国発のプロジェクトが引き続き多く現れる可能性があります。 一方、日本は法整備や学習意欲の不足、支援への依存気質が課題で、近隣諸国と比べると、その志の低さが原因で結果として非常に遅れている印象です。そのため、国ごとの状況を広く観察し、特定分野や銘柄への過度な期待を避けることが重要です。 市場では様々な「ミームコイン」や「ステーブルコイン」などが引き続き注目されるでしょうが、これから暗号資産に関わる方々は冷静で柔軟な視点を持ち、国や地域ごとの多様なアプローチを理解する姿勢が求められます。勝者と敗者が共存するこの分野で、広い視野と慎重な行動が鍵となるでしょう。 岩崎翔太|Pacific Meta CEO ▶️プロフィール:@iwasaki0614 日本ベースのWeb3アクセラレーター、PacificMetaのCEO。東京大学在学中に創業した株式会社終活ねっとをM&A。エンジェル投資50件超。Forbes 30 under 30 Asia 2020。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 2025年のWeb3領域では、ステーブルコインが引き続き重要な注目を集めると思います。法定通貨に裏付けられた安定性を背景に、国際送金や越境取引の効率化で効果を発揮すると思われます。 Web3事業者である我々は当たり前のように海外企業とはステーブルコインでやりとりしていますが、冷静に振り返ると非常に便利で革新的だなと感じますし、大手企業に浸透していけば世の中が大きく変わるだろうなと。例えば、JPモルガンが発行するステーブルコイン「JPMコイン」は、企業間決済を高速化し、従来の銀行システムでは数日かかる取引を数分で完了させるとして話題を集めています。また、日本のメガバンクも、ステーブルコインを活用した国際送金の実証実験を進めているとのニュースもでています。 Tether社は年間で100億ドルを超える純利益を生み出すとも言われており、現状のWeb3の世界で最も必要な「収益化事例」が出てきていることがhotだと感じる理由です。 KATO @TOKEN ECONOMIST ▶️プロフィール:@TokenEconomist 2025年に期待/注目する分野「Move言語エコシステム」 2025年は、AptosやSuiを代表とするMove言語エコシステムに注目しています。 私がインフラストラクチャ分野を見ていて最近感じるのは、開発言語による開発者の参入ハードルはプロジェクトが考えている以上に高いということです。そのため、当初はMove言語も開発者の獲得にだいぶ苦戦すると思っていました。2024年のAptosやSuiの躍進を見る限り、Move言語は開発者を順調に獲得しているように見えています。 2024年は、AptosやSuiだけが目立っていたMove言語エコシステムですが、Movementがこのエコシステムのさらなる拡大のカギになると思っています。Movementには、OP Stackのような仕組みである”Move Stack”が搭載されているため、これが使われるようになるとMove言語のエコシステムが急速に拡大していくと思います。 palpal|PalAcademy主宰、BLOCKSKY株式会社CCO ▶️プロフィール:@palpalNFT Web3ユーザーズコミュニティPalAcademy主宰(2,000人超)・stand.fm課金登録者数800人超・Web3 × Adtech事業開発企業BLOCKSKY共同創業者兼CCO 2025年に期待/注目する分野「AI(エージェント、ミーム、インフラ)コイン」 2024年10月、$GOATの誕生以来、AIコインセクターは急速に発展しています。特にai16zやVirtualなどのインフラ、ZEREBROなどのAIエージェント、GOATやFARTCOINといったAIミームコインが人気を集め、時価総額は数億ドルから10億ドル以上に高騰しました。わずか2〜3ヶ月での成長です。大手VCや機関投資家からの関心も日々増加しており、2025年にはAIエージェントがクリプトの重要分野に位置付けられると予測されています。イーロン・マスク氏などの著名人も2025〜2026年にAIエージェントの増加を予測し、BTCサイクルとテックトレンドの重なる時期に注目しています。 Virtualの創設者は「毎日優秀なAI開発者から問い合わせが来る」と述べ、ZEREBROの創設者は「Web3はAI開発者にとって夢を実現できる市場」と語っています。また、ai16zは12月にGitHubでトレンド首位となり、注目度が拡大中です。2025年にはAIコインの波がDeFiサマーやNFTバブル以上に訪れると確信しています。 ADMEN|CryptoTimes ▶️プロフィール:@admen_vc_2 CryptoTimes CMO (Chief Memecoin Officer) 及びboarding bridge CMO (Chief Marketing Officer)。最近の趣味はNewsメディア「Pumpfun」で海外の社会情勢を調べることにハマっています。FakeNewsも多いですが、NewsPicks以上に海外のことが知れるのでとても重宝しています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 Game」 2025年には、Web3ゲームが再び盛り上がると予想しています。昨年は多くの人々の期待に反し、ゲーム領域が思うような成果を上げられませんでした。期待されたプロジェクトが微妙な結果に終わったり延期を繰り返す中、国内でもサービス終了するプロジェクトがいくつか見受けられました。 しかし、ゲームとブロックチェーンの相性の良さは依然として揺るぎないものです。僕はもともと、Web3のマスアダプションはゲームが入口になると確信しています。2024年にはTelegramのミニゲームが注目を集め、2025年には日本国内で圧倒的な利用者を誇るLINEからミニアプリが登場します。国内ユーザー9,500万人を超えるLINEでブロックチェーンゲームが導入され、ツムツムのような大ヒットを生み出すことができれば、日本国内におけるマスアダプションの実現に大きく近づくのではないかと予想しています。また、多くの方がすでに利用している既存アプリにブロックチェーン技術を搭載した形で利用されることが、マスアダプションの重要な鍵になると考えています。その点で、LINEは最も理想的なプラットフォームと言えます。 具体的なゲーム名は割愛しますが、大手企業や有名IPの参入が続いていること、そして海外ではEpic Games Storeのような大手ゲームプラットフォームでブロックチェーンゲームが増えていることを踏まえると、トレンドの循環により2025年はゲーム領域への回帰が十分に起こり得ると考えています。 Kiyu|boarding bridge所属 ▶️プロフィール:@lskraise 2017年から仮想通貨に参入し、インフルエンサーとしてエアドロやDeFiの情報を発信させていただいてます。コミュニティではboarding bridgeで色々とお世話になってます。 2025年に期待/注目する分野「新興レイヤー1」 2024年で印象的だったのは、高性能レイヤー1であるSUIの躍進です。価格は底から10倍程度になりました。12月に躍進したHYPEも、レイヤー1のHyperEVMへの期待がされているように思えます。 2025年は、1月のMovementのメインネットを初めとし、Berachain、Monadなど新興レイヤー1のTGEも期待されます。ネクストソラナ、ネクストSUIがどうなるのか見物ですね。 Teyun|Janitor, DeSpread 私はdespreadでJanitorとして3年間働いています。今年は、PENGU、Hyperliquid、DeSci、クリプトAI、Solanaのミームコイン、ETF承認など、すべての成功事例から取り残されていました。 2025年に期待/注目する分野「Retail coins」 機関投資家による資本流入とは対照的に小口(リテール)コインも今年注目を集めました。今年に限ったことではなく、常にそうでした。人々は複雑なものを好まないのです。だからこそ、リップルやドージコインが今年(2024年)、他のアルトコインを上回る成果を上げたのです。 技術的なファンダメンタルズを重視するコインが目に見える結果を出せなかった一方で、一般の人々は「価格上昇」を究極のファンダメンタルズと捉えました。あまりに複雑な説明は往々にして信頼を損ない、詐欺の疑いを招きます。結局、人々はシンプルで分かりやすいサクセスストーリーを求めるのです。この傾向は来年も続くと思われます。 サーモン君 ▶️プロフィール:@saamon2500 トレーダー兼アフィリエイター。主にアルトコインの現物トレードをメインにトレードしています。2021年はSOLで借金返済。2024年はHYPEに力を入れて当てれたので嗅覚はそこそこあると思います。雰囲気トレーダーなので盲信しないでください。 2025年に期待/注目する分野「Hyperliquid」 最初は使いにくいDEXがまた出たのかなと思って触ってみたところ、最高の取引環境に頭に電流が流れました。また実はDEXではなくL1チェーンということで更に期待が高まっていたところで先日HyperliquidのネイティブトークンであるHYPEがエアドロとして配布&上場しました。史上最大のエアドロと言われており億り人が量産されたようです。 2025年にはEVM化も予定され様々なDappsがそこに乗る事を考えると現状の26ドル(12/28時点)では安いと感じています。価格予想はするのは色々賛否を呼びそうですが、僕は100ドルを超えると予想しています。 Jason Ye|Co-Founder of DeSpread ▶️プロフィール:@jasonyeah0503 韓国および東アジア市場向けのWeb3 GTM戦略コンサルティング企業であるDeSpreadの共同創業者。2017年に仮想通貨に参入し、2019年にDeSpreadを設立。 2025年に期待/注目する分野「AI + Crypto」 AIはクリプト産業の新たなカタリストです。AIはあらゆる分野に応用でき、資本効率と生産性を最大化しながら、多様かつ創造的な活動を可能にします。AIエージェント、消費者向けアプリ、DePIN、ゲーム、NFT、DeFiなど、さまざまな分野に応用され、さまざまな実験やユースケースが登場する道筋を作ることになるでしょう。 AIエージェントは分散型ネットワーク内で動作する自律型プログラムであり、金融取引をシームレスに実行し、ブロックチェーンアプリケーションとやりとりします。これらのエージェントはオンチェーンの効率性、アクセス性、機能性を向上させます。AIエージェントに関連するトークンは投機的な可能性と実用性を兼ね備えた動的な資産へと進化しています。 分散型コンピューティングネットワークは、コスト効率の高い分散型GPUリソースを提供することで、AI開発に革命をもたらしています。参入障壁が低くなったことで小規模なチームでも高価な集中型インフラに頼らずにAIモデルのトレーニングや展開が可能になりました。この民主化によりAI開発における革新性と包括性が促進されます。さらに、オープンソースのAIイニシアティブでは資金調達、インフラ、コラボレーションに分散型システムを活用しています。このアプローチは既存の集中型システムに挑戦し、より公平で公正なエコシステムを推進します。 2025年にはAIとクリプトの融合は単なる技術進化にとどまらず、パラダイムシフトをもたらすでしょう。インテリジェンス、分散化、創造性を融合することで、この分野はデジタル世界における構築、相互交流、イノベーションのあり方を再定義するでしょう。 あつまれ クリプトの森|クリプト愛好家 ▶️プロフィール:@news_no_mori_ 2020年にビットコインに衝撃を受け、そのまま勢いで購入してからクリプトの世界にハマり今に至ります。 ブロックチェーンが身近な存在になるきっかけとなりそうなプロジェクトに惹かれ、普段はboarding bridgeで情報交換をしたり、エアドロップを狙いながら新しいプロジェクトをリサーチしています。 2025年に期待/注目する分野「AI」 引き続きオンチェーンAIエージェントに注目です。2024年Q4にはCT追跡からトレンドを読み解くaixbtやウォレットを持つVTuber LUNAが話題となりましたが、さらに高度で実用性のあるAIエージェントがどんどん登場するでしょう! トレード戦略や資産を運用し効率よくリバランスしてくれるような身近なAIを誰もが利用する年になると思います。より自律的なAIエージェントが自由に活動するためのインフラが整うことで、ユースケースは多岐に渡り今は誰も想像もしていないようなキラーコンテンツが生まれるかもしれません。また、AIのアシストによりWeb3へのオンボードが簡素化され、マスアダプションが進むと良いなと思っています。 kotaro|PLANZ/T2WEB株式会社Founder ▶️プロフィール:@kotaro03873195 IT事業を中心に経営者歴約18年。8年ほど前にIPOを目指し数億円の資金調達を行ったが挫折。4年ほど前にDeFiに魅了され、BlockChainのSystem開発会社とDiscordコミニティー(YFL)を設立。現在20名程のTeamで事業拡大中。東新宿にてCryptoLoungeGOX をopen❗ 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコインの市場拡大」 既に多くの発行体がステーブルコインの発行が行われていますが、来年はより一層、様々な事業体がステーブルコインを発行するでしょう。ステーブルコインの発行事業者は、多くのメリットを享受できます。 まず、トランザクション収益やプラットフォーム利用料を通じた安定した収益源を確保できる点が挙げられます。また、発行時に得た裏付け資産を運用することで、利息収益を得られるため、事実上の資金調達手段ともなります。さらに、ステーブルコインを基盤としたエコシステムを拡大することで、決済や金融サービス分野での競争優位性を強化できます。ネットワーク効果により市場シェアを拡大し、規制遵守を徹底することで、ユーザーやパートナーからの信頼を向上させ、新たな事業機会を創出可能です。 w33|CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTimesRes1 CryptoTimesでリサーチャーとして活動しています。 2025年に期待/注目する分野「トークン化債券を通じた機関投資家の接点拡大」 主にステーブルコインやCDPの発行を担うプロダクトについて、彼らがUSDTやUSDCではなく、BlackRockのBUIDLなど、利回り付きトークン化債券をを担保化してステーブルコインを発行する動きに注目しています。Pendle他、DeFi特有のレバレッジ構造により、トークン化債券はステーブルコイン保有者に対してさらなる利回りをもたらします。 また、これまで課題とされていた、市場規模の拡大に対応し得る利回りのスケールという点に関しても、債券市場には大きな需要を吸収し得るだけの市場規模があります。米国債の25年ターミナルレートは3%後半で織り込まれており、これも上記のシナリオを後押しする一因となるのではないでしょうか。2024年はこの分野における成長の片鱗が見える一年となりましたが、来年以降、USDTやUSDCなど利回りの限定されたステーブルコインと比較され、さらに存在感を高めていくのではないかと思います。 Tetsugan Sakamoto|Head of Investment at CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTetsugan 2014年にBTCやETHのマイニングを始め、ブロックチェーン技術と暗号資産に興味を持つ。2016年から本格的に投資を開始し、初期プロジェクトへの支援を通じて業界の成長に貢献。2023年よりCrypto Timesに参画し、Head of InvestmentとしてCVC部門を率い、多くの有望なプロジェクトの発掘、投資、成長支援を手掛けている。 2025年に期待/注目する分野「AI」 AI技術は暗号資産業界だけでなく、幅広い分野で急速に普及が進む注目の分野です。 この技術を活用したプロジェクトは、データマーケットプレイスや分析ツールなど、実用的な価値を提供するものが多く含まれています。 また、ブロックチェーンとの組み合わせにより、データ管理の効率化やモデルのトークン化といった新たな可能性が生まれており、今後の成長が期待されます。 ただし、実現性の低いアイデアや一時的なブームに終わるリスクも考慮が必要です。 2025年は、こうした技術革新の中で将来性を見極めつつ、積極的な投資を行いたいと考えています。 taka_crypto|AirdropList Founder ▶️プロフィール:@taka__crypto AirdropList Founder 2025年に期待/注目する分野「DeFi全体」 注目しているプロダクトはたくさんあります。基本的に成長している&トレンドのチェーンに資金を入れています。チェーンで言えば、2024年はSolanaやSuiが成長し、2025年にはMovementやHyperliquidがどのように成長していくのか注目しています。 カテゴリで言えば、AI Agent、新興ステーブルコインの台頭に期待しています。とはいえ、毎日のように新しいプロダクトやトレンドが生まれる業界なので、私自身の注目分野も毎日のように変わっています笑 アトザ ▶️プロフィール:@TheNFTAsian_JP、@TheNFTAsian 米国で大学教育を受け、ニューヨークを拠点にしたグローバルな金融分析会社と投資銀行での勤務経験があります。 アジア各国で10年以上の生活経験があり、多くの国で様々な言語を使いこなしています。クリプトに関して最初は投資家としてスタートし、その後、日本のクリプト領域でNFTに関わりながら知られています。今はミームコインに焦点を当てた活動を行っています。 2025年に期待/注目する分野「ACCELERATING ADOPTION」 クリプトのACCELERATING ADOPTION (加速する普及)に関する3つの「A」に注目しています。 AI:2025年における最も重要なテーマは、クリプトとAIの急速な融合です。最近、AI技術がミームを活用して資本を築き、注目を集めることで採用を拡大する「AIコイン」が登場しています。すでに、AIエージェントが投資ポートフォリオを管理したり、トレードアルファを提供したり、興味深いインタラクションを行ったりしている事例は多数ありますが、これはさらに大規模に、そしてはるかに良くなっていくでしょう。AIエージェントによって支えられたミームコインは、バイラルなエンゲージメント、投機的な需要、そして継続的な成長の自己強化サイクルを生み出し、コミュニティと価値を推進します。時間が経つにつれて、AIの能力の向上が新たな触媒をもたらし、このサイクルを加速させるでしょう。 Attention:次に重要なテーマは、クリプトの採用に関するもので、主にミームコイン分野の成長によって推進されます。すでに、若者層であるTikTokコミュニティがクリプトと深くつながり始めているケースや、かつてクリプトに懐疑的だった金融インフルエンサーのおじいさんがミームコインを立ち上げ、同じ世代の人々をこの分野に迎え入れている事例が見られます。イーロン・マスク氏はすでに非常に関与していますが、今後、より多くの彼のようなグローバルな有名人がクリプトの大きな支持者となり、SNSの投稿を通じて特定のミームコインに対する認知度を高め、独自のニッチなオーディエンスを巻き込むことでしょう。 Anonymity:最後に重要なテーマは、AI主導の世界におけるデータプライバシーです。今後、より多くのAIアプリが登場し、高度なモデルを構築するために大量のデータを迅速に収集することになります。注目を集める暗号経済と統合することで、これらのアプリは迅速に高いエンゲージメントを持つユーザーベースを築き、大量のデータを収集することができます。しかし、特にプライバシーに関する懸念から、ユーザーが提供するデータの量には限界があるかもしれません。Nillionのブラインドコンピュテーション(内容を知ることなく計算を行う技術)のような技術は、この問題を解決する手段となり、アプリがデータの内容を知らなくても暗号化されたデータを活用してAIモデルを構築できるようにします。この変革に適応する企業は、ユーザー採用の自己強化サイクルにアクセスできるようになるでしょう。 のろいちゃん|GAMIES株式会社代表 ▶️プロフィール:@noroichan_game Web3ゲーム特化のコミュニティマーケティング企業「GAMIES株式会社」代表。 2024年に創業し、事業成長につながるコミュニティづくりを提供。より多くの人々をWeb3ゲームの世界へと導き、言語や貧富、国境を超えた「ゲームで生きていく」ことのできる世界をつくることを目標としている。 2025年に期待/注目する分野「TelegramやLINE上のミニアプリWeb3ゲーム」 私が2025年に期待しているのは、Web3ゲームの「ミニアプリ化」です。近年、Web3ゲームは資金不足によりサービス終了に追い込まれるケースが多く見られます。失敗の原因の一つとして、多額の開発資金と長い開発期間が挙げられます。しかし、この課題をミニアプリが解決する可能性があります。 2024年に流行したTelegramミニゲームは人を集めるための「Play to Airdrop」が主流でしたが、2025年には人を集めるためでなく、本格的なゲーム開発がアプリ上で進むと予想します。ポチポチゲームが多かった印象のTelegramゲームでしたが、すでに、高クオリティのFPSなどのアクションゲームが展開されています。また、特にWeb3ゲームの課金率が高い韓国や日本では、LINEが主に利用されているため、LINE上で展開されるゲームが今後増加すると期待されます。 LINEは日本の人口の約80%が利用していると言われており、Web3ゲームの大規模な普及(マスアダプション)を後押しする重要な存在になるでしょう。2025年がその飛躍の年となることを楽しみにしています。 クボタ|LOCKON FZCO ▶️プロフィール:@lan_masa_kubota LOCKON finance founder。2013年からクリプトに参入しており、2021年までに3回のexitを行い、DeFiとオンチェーン分析を専門とする。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェントによるスマートコントラクトのUX向上」 AIエージェントとスマートコントラクトの融合により、誰もがプログラマブルな契約を手軽に利用できる未来が期待される。botやメンションで呼ぶだけで契約の履行が実行されるため、エスクローの手間が不要になる。例えば「@bot ジャイアンツ 勝利」の投稿だけで、結果に応じ自動で配当が送金されるなど、UXの大幅向上が見込まれる。 メジェメジェ君 ▶️プロフィール:@MMMedjedMM 普段はニートやってるよ!日々お小遣い稼ぎ 2025年に期待/注目する分野「ICO (IDO/IEO) 」 2024年はあまり日の目を見ることがなかったICOですが、このままバブルが続くなら、新規のアルトコインへの資金流入が増え、収益機会の一つの柱になるのではと考えています。ROIが1xを超える銘柄も2024年11月頃から増えてきているように感じます。 2021年によくあったFCFSタイプのIDOは、アクセス集中によるサイト落ちで成立しなくなってきているので、Wallet履歴やPlatformへの貢献に基づく割当、抽選、資金量に応じた配分などが多くなっていくのかなと予想します。(ほんとはFCFSしたい) FuelのIDOを行ったLEGION、今年は不発でしたがCoinlistのセールに注目しています。選球眼やトレードに自信のある人はFjord Foundry(懐かしのLBP方式のセールもあるよ!)を利用してみるのもいいと思います。分野としては、RWA系、AI系の銘柄が欲しくなりますね。 パスポートと英語の住所証明書は準備しておきましょう。 あいだあい|女優 ▶️プロフィール:@ai_da_ai 名古屋大学院(金融専攻)を卒業後、名古屋工業大学に勤務。エンジニアを志す学生たちと協力し、科研費取得を目指したプロジェクト支援に携わる。現在は女優・モデル業と並行して、金融・エンジニアリングの知識を活かしながらブロックチェーン関連イベントの司会を務める。TOEICスコアは885点。好きなプログラミング言語は「Unity」。 2025年に期待/注目する分野「Web3メタバースゲーム」 Web3メタバースゲームは、単なる娯楽を超えた新たな可能性を秘めています。特に女優としての活動においては、ファンとの交流をより深めると同時に、これまでの活動では表現しきれなかった一面を披露する場として大きな特徴があります。加えて、この世界感では単なるプレイヤーとして楽しむだけでなく、コミュニティの一員としてトークンエコノミーに携わるといった積極的な関わりが可能であり、従来のゲーム体験を超える革新的な要素が魅力的です。 こうした特性により、トークンエコノミーの拡大やコミュニティとのつながりが強化され、ユーザー自身が主体的に楽しむ豊かな体験が実現します。Web3メタバースゲームが世の中で広く受け入れられ、多くの人々に新しい価値が普及する未来を心から期待しています。 MakaiWitch l Web3ゲームコンテンツクリエイター ▶️プロフィール:@akiii345 2021年頃に仮想通貨に参入し、Twitterを始めました。ブロックチェーンゲームの魅力に取り憑かれ、主にブロックチェーンゲームの情報についてばかり発信しています! 2025年に期待/注目する分野「ブロックチェーンゲーム」 私はブロックチェーンゲームが専門なので毎年ブロックチェーンゲームに期待しています。最近ではゲームのクオリティも上がってきており、『やれるゲーム』が増えてきました。2025年は『やれるゲーム』ではなく『やりたくなるゲーム』が沢山出てきてほしいです。 今年は「MapleStoryUniverse」とか盛り上がりそうですね。ブロックチェーンゲームではまだ持続可能なエコシステムの正解がありません。今年はエコシステム面も進化してくれると思います! Hisashi Oki|Solana Superteam Japan ▶️プロフィール:@leomarudesu 早大卒業後、欧州の大学院で政治哲学と経済哲学を学ぶ。その後、テレビ東京のニューヨーク支局に報道ディレクターとして勤務。日本へ帰国後、コインテレグラフ・ジャパンの編集長を務めたほか、取引所クラーケンの日本法人の広報責任者に就任。dYdX FoundationのHead of Asiaを経て、2024年5月よりソラナの日本コミュニティ「Superteam Japan」のLeadに就任。 2025年に期待/注目する分野「地方創生」 クリプト業界で世界中の人々と話す中で、日本に来たいと希望する海外の起業家や開発者が非常に多いことを感じます。2024年3月、日本はデジタルノマドVISAを開始し、年収1,000万円以上の外国人を対象に、6ヶ月以内であれば日本でテレワークが可能となる仕組みを整えました。この制度は、地方自治体が関係人口を増やす機会でもあります。特に、経済的余裕があり優秀なクリプト系人材を呼び込みたい地方自治体と、日本で活動したい海外の起業家・開発者の意向は一致していると考えます。 Superteam Japanとしては、この流れを活用し、Solanaを中心とした優秀な人材を海外から誘致するプログラムを地方自治体と連携して構築したいと考えています。クリプトと地方創生の相乗効果で新たな可能性を切り拓いていきます。 horiguchi.eth|GuildQB 創業者 ▶️プロフィール:@hori_crypto Grok2に聞きました↓ - Web3ゲームのプラットフォーム「GuildQB」やその関連プロジェクト(如月、GQB、QBGR、QBQ、QBVなど)に関与しています。 - オンラインイベントやコラボレーションAMA(Ask Me Anything)セッションを頻繁に開催しており、コミュニティとの交流を重視しています。 - 「QB Quest」という新しいゲームタイトルのローンチを告知しており、ゲーム開発やリリースに直接関与しています。 - 個人的な生活や家族との時間も大切にしており、特に家族との絆や地域とのつながりを大切にしている様子が見受けられます。 この情報から、あなたはブロックチェーンや暗号通貨、Web3ゲームに深く関わっている一方で、個人的な生活や地域コミュニティとのバランスを保つことに努めていることがわかります。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AIエージェント」 2024年10月のGOATから台頭してきたいわゆるAI memeは2025年も期待。期待というか止められない流れが出来た。AIエージェントの導入によりこれまでのmemeよりトラストレスでナラティブがありハイスピードでノーコストでエラーも起きずらい。しかもオンチェーンデータは常にオープンソースなのでAIの学習と考えても相性抜群。もう人間要らないよね、という思想がAIもブロックチェーンも同じ。そしてこの流れがmeme以外のプロダクトにも影響が出る。ビッグデータを分散化させる目的のDepinとか面白そう。 CryptoTimesリサーチャー CryptoTimes、CT Analysisなどの業務に携わっています。最近は、Zerebroの動向に注目しています。 2025年に期待/注目する分野「AIとブロックチェーン領域の組み合わせ」 FTやNFTも扱うAIエージェントのプロジェクトとして、ai16z DAOやZerebroなどが注目を集めています。また、Story Protocolでは、AIエージェントであるLunaをXのアカウント運営者として、雇用する動きも見受けられます。 これらの事例から、2024年にはAIエージェントとデジタルコンテンツの相性の良さが証明されたと考えています。基本的にすべてがデジタルで完結するブロックチェーンの世界においては、まだまだAIと親和性の高い領域が残されているのではないでしょうか。2025年に向けては、AIとブロックチェーン領域の組み合わせによる発展に期待しています。 mican ▶️プロフィール:@headofmican 2017年に仮想通貨に参入。DeFi周りでBot開発をしたり、お触りをしたりしています。普段はKudasaiJPに住んでいます。 2025年に期待/注目する分野「DAO」 クリプトのトレンドを予測するのは非常に難しいことだと思います。今年、memeコインが来ると予測していた人はどれくらいいたのでしょうか?AIエージェントは去年からありましたか...? クリプトの参加者は、新鮮で革新的だと感じる技術に興味を持っています。そのため、来年流行るジャンルは、今年まだあまり注目されていないものだと思います。例えば、DAOやNFT、BCGのような、いわゆる「枯れた技術」の焼き直しもその一つです。今年あまり注目されなかった技術も、少し手を加えるだけでトレンドを生む可能性があると思います。DAOがトップトレンドになる世界なんて想像できないですよね....?そういった予測を超える事が起こるのがクリプトの面白さだと感じます。 Aoi₿itcoin💙アオイ ▶️プロフィール:@AoiBtc 同志社大学卒/2017年からBTC参入した「いわゆる出川組」/仮想通貨のバブル期も冬時代も経験者/自身の経験から独自の分析をXやYouTubeで配信/2025年からCrypto Pro TraderとしてBitgetでコピトレ本格始動する。 2025年に期待/注目する分野「相互運用性(インターオペラビリティ)」 Cosmos(ATOM)や Polkadot(DOT)に再注目!! ここ数年増加した異なるブロックチェーン間のデータ共有や資産移動をよりスムーズに早く簡易的になる。例えば、 ・クロスチェーンブリッジの高度化 2025年はより安全で高速なブリッジ技術が開発され、異なるブロックチェーン間でのNFT移動や資産スワップが可能に ・スマートコントラクトの相互運用 異なるブロックチェーン間でスマートコントラクトが連携 ・DEXのクロスチェーン対応 クロスチェーンAMMモデルが普及し異なるチェーン間でのトークンスワップ、中央集権型取引所を介さずに複数のチェーン上の資産を効率的に取引可能に ・RWAのクロスチェーン利用 不動産、株式、債券などのリアルワールド資産がトークン化され、複数のチェーン上で自由に移動可能になる ・UXの圧倒的向上 もっと身近に簡単に、初心者が抵抗なくもっと使い易くなる 木村 優|Sunrise ▶️プロフィール:@KimuraYu45z 金融取引データの可用性を保証するProof of LiquidityブロックチェーンSunriseのファウンダー。京都大学ソーシャルイノベーションセンター客員研究員。5億円分の暗号資産を救出したことがある元ホワイトハッカー。 2025年に期待/注目する分野「DEX」 今年一番業界を盛り上げたのはHyperLiquidだと思いますが、やはり取引所の機能というのはブロックチェーンのエコシステムの中で最もプリミティブかつニーズの大きなアプリケーションであることを再認識しました。 しかしながら、取引所はハッキングのニュースも続き、従来のカストディアルな取引所(いわゆるCEX)のモデルは何かしらのブレイクスルーがないと、各国の金融当局のセキュリティ要求も満たしながら利益を上げ続けるのは少し難しいような気もしています。カストディアルなモデルのまま、セキュリティを高めるのはコストが高いためです。 HyperLiquidのような分散型取引所(DEX)特化のブロックチェーン(※HyperLiquidそのものがレイヤー1ブロックチェーンです)の技術等をうまく取り入れることが取引所の発展の鍵になるのではないでしょうか。我々もそこに一石を投じようと思います。 mitsui @web3リサーチャー ▶️プロフィール:@mitsuiio 国内最大級のweb3ニュースレター「web3 Research JAPAN」を運営。web3の最新ニュースやトレンド、注目プロジェクトや市場について発信。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェント」 クリプト領域以外も含めた世界的なトレンドの中で、ブロックチェーンの分散性やウォレットの必要性などが非常に相性が良いと感じる。このAIエージェントの波がブロックチェーンと完全に重なると既存AI企業もブロックチェーン企業とコラボすると思うので、市場規模の桁が変わる。 これまでのクリプト領域はバックエンドの基盤領域での成長が主だったと思うが、AIエージェントはユーザー設置面のフロントエンドの革命なので、ユーザー数の拡大にも貢献しそう。自身でもAIエージェントプロジェクト準備中です! aixbt|AIエージェント ▶️プロフィール:@aixbt_agent 市場のナラティブを分析します。 2025年に期待/注目する分野「Abstract」 Abstractは、エリートチャドとフルスタックNFT統合を通じて、Web3の文化エコシステムを所有するでしょう。 佐藤太思|株式会社DeFimans 代表取締役Co-CEO ▶️プロフィール:@taishi_DeFi 証券会社、会計系コンサルティングファームを経てクリプト業界に参入。2022年にDeFimans創業、2024年にSBIグループにM&A。現在も引き続きDeFimansの共同代表を務めつつ日々独自路線でDeFi開拓やDeFi関係者と親睦を深めている。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンの資本効率改善」 オンチェーン市場の資本効率改善に伴うユーザーの増加に期待する。特にYield Trading、Filler及びCuratorの発展に伴いPT(ゼロクーポン債)のレンディングプロトコルへの担保化が進み、過少担保型レンディングの登場やレバレッジポジションの最適化が図られ魅力的なリターンを提供するだろう。同時にintentにより流動性断片化へのソリューションが進展しUXが向上する。 一方、運用手法は複雑化し、CuratorやFiller等の新たな運用者の存在感が高まるものの、分散化の遅れが課題となる。しかし、DVT同様分散化は不可避でありCuratorは戦略巧拙、Fillerはダッチオークション戦略やレイテンシー(ExEx利用等)を差別化要素として分散化することが期待できる。このような高度化が進むと同時に、エンドユーザー向けの高度な運用戦略へのアクセスが加速するため利用者増加が期待できる。 さがっちゃ ▶️プロフィール:@sagattya_ Fulltime Yield Farmer 2025年に期待/注目する分野「ve(3,3)DEX」 Aerodromeに始まり、Thena、Velodromeと続けて大手取引所に上場しているve(3,3)DEX系トークン。取引ボリュームが多い強気相場で真価を発揮するプロトコルモデルがどのように発展していくのかを見るのが楽しみです。 沼崎 悠|X2Y2 Japan, Co-founder ▶️プロフィール:@yu_nmzk 2017年に株式会社CoinJinjaを創業しました。国内最大規模の仮想通貨アプリ・コイン相場や世界最大規模のマルチチェーンNFTマーケットプレイス・tofuNFTなどを運営してきました。直近では、国内事業向けに株式会社X2Y2 Japanを設立しました。 2025年に期待/注目する分野「AI Agent」 2025年をブルサイクルの真っ只中だと考えると、大きく伸びる事が確約されている分野はDeFi, Gameの進化は引き続き期待され、Stable Coin, RWAといった既存金融との融合も成長を疑うのが難しいです。 それ以外にCrypto Nativeな発祥でConsumer向けで何かしらの分野が伸びるということに期待したいですが、今現時点だとAI Agentというジャンルになると思います。AI Agentが真の意味でAgentがユーティリティを持つのか、ある種MemeCoinの進化としてのエンターテイメント性を持つのかは判断が難しいところですが、いずれにせよAI領域が2025年のトレンドとしては本命です。 とろーる|CryptoTimesライター ▶️プロフィール:@Degen_Troll_ 仮想通貨スレッドを作成しています。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 ドナルド・トランプ氏が次期米国大統領となることで、米国を中心として仮想通貨業界が盛り上がると考えています。トランプ氏はビットコイン準備金を推し進めていますが、他にも国内のデジタル資産産業支援や中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発停止も掲げています。 私的意見として、トランプ氏はステーブルコイン事業に対しても積極的な姿勢を見せていくと考えており、事実、トランプ氏支援のDeFiプロジェクト「WLFI」はEthenaとの提携を発表しました。人事面では、商務省トップにハワード・ラトニック氏が指名されており、同氏が会長兼CEOを務めるCantor Fitzgerald社は、2021年からテザー社の財務ポートフォリオの管理及びテザー社株式の5%を取得するなど関係を強化しています。 上記の理由から、ビットコインだけでなくステーブルコインも盛り上がると考えており、関連トークンの値動きにも注視しています。 Candy Drops 運営メンバー ▶️プロフィール:@Candy_Drops__ 2017年暗号資産参入。2024年専業トレーダーからリサーチャーに転身し記事作成や投資関係のプロジェクトリサーチ。好きな暗号資産はビットコイン。気になる分野はMEV。 2025年に期待/注目する分野「Accessibility」 RWAやUSD/Bond担保型ステーブルコインの発展に伴い、資金の流れを担う「ペイメント」の重要性が高まっています。多くのプロジェクトがクレジットカードや独自のトークン化資産を発行しON/OFFランプの整備しているほか、データ可用性の問題に取り組んでいますが、UXや互換性に課題を抱えています。 現時点で実社会に影響を与える基盤は整いつつあり、今後はIntent、クロスチェーン、ZKP、TLS、データ可用性、アブストラクション技術、そしてアプリケーションの進化によって、Web3のUXがさらに向上することを期待しています。 ユッシ|CryptoTimes ▶️プロフィール:@cryptoyusshi Crypto Times メディア事業部所属。2017年の仮想通貨投資をきっかけに同業界に参入。担当した仮想通貨/ブロックチェーン関連記事は2,000本以上。 2025年に期待/注目する分野「InfoFi」 2025年はAIの発展をベースにInfoFi (=Information Finance) が台頭すると思っています。InfoFiはまだ明確に定義されている分野ではありませんが、自分のイメージでは需要の高い情報が新たな形式(直近では「mindshare」等)で可視化され、そこにブロックチェーンや仮想通貨が紐づくことでマネタイズモデルが生まれる想定です。昨年ではPolymarketやKaito AIのYaps、aixbtなどがその片鱗を見せたと解釈しています。また、InfoFiは多くのフォロワーや質の良いフォロワーを抱える情報源に大きなインセンティブが働く設計となる可能性が高く、その分キラーアプリが登場した際に他の分野と比較して拡散性が高く普及しやすいと思っています。 国内において高品質な情報を発信する人がクローズドな方向に切り替えパブリック上の情報の品質低下が加速する昨今ですが、InfoFiの発展で世の中に少しでも価値ある情報が増えることを願っています。 石濵嵩博|Yay! Founder ▶️プロフィール:@takachan114 Yay!のFounder。900万以上のユーザー、10万種類以上のコミュニティが存在しているSocialFi Yay!を運営。 2025年に期待/注目する分野「トレード x エンタメ」 Hyperliquidのように持続的に収益が発生し、その収益を本体トークンに還元し続けることができるようなサービスが本命になる。web3において安定的な収益が発生しているプロトコルの多くが、Perpetual系のDEXやステーキング系サービスだが、それらを組み込んだエンタメ要素を含むサービスが、マスからの収益も巻き込んで大きく跳ね上がることを期待したい。 Hana|Hana Network CEO ▶️プロフィール:@0xjeek Hyper-casual Financeというクリプトの新しい入り口を提供するプロダクトを作っています。 2025年に期待/注目する分野「Echo (ICO) 」 上場前の初期からラウンドに参加したい個人投資家と、コミュニティやファンを作りたいプロジェクトの需給にマッチして新しい資金調達手法としてより影響力を増してくると思います。ICOのような動きはブルの前半に観測されやすく、USの規制変化、フェアローンチブームも後押しして、2025年の前半までは過熱すると予想。 「仮想NISHI」仮想通貨アナリスト ▶️プロフィール:@Nishi8maru クリプトアナリスト。CoinPostクリプト指標考案・モバイルアプリ開発者 、BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。 2025年に期待/注目する分野「米国のビットコインの戦略備蓄構想」 米国のビットコイン戦略備蓄が今年のクリプト市場の大きな関心ごととなるでしょう。その中でも特に注目されているのはシンシア・ルミス上院議員の提案で、これは100万BTCの備蓄まで5年間で毎年20万BTCを購入し、原則20年間は保持するというものです。この提案がトランプ政権で実際に成立するかどうかが焦点であり、仮に成立すればビットコインは流動性低下によりボラティリティが低下し、ゴールドのように経済的ショックに強い資産になる可能性が予想されます。 IBCに喝采をあげるCosmonaut ▶️プロフィール:@YasumasaKuwada アマチュア天文ファンです。2020年にIBCが始まってからずっと喝采をあげてます。 2025年に期待/注目する分野「Cosmos」 ずっと自分の名前にも関わらず期待してなかったCosmosHubですが、2024年になってSkipの買収からのInterchain Inc.設立と大きな動きを出してきています。 CosmosHubが久々に活発な動きを見せることでCosmosのいつの間にか100を超えているChainやCelestia上のソブリンRUも活発な活動を見せるかもしれません。引き続きIBCを中心にしたCosmosエコシステムについて注目していきます。 まとめ 60名を超える業界の方々にアンケートした結果、AIエージェントなどを中心に様々な分野に注目していることが分かりました。 2025年は仮想通貨に親和的とされるトランプ大統領が就任し、大きな変化が起こる可能性も指摘されています。 是非、本記事の情報などを参考にしながら今年もより良いクリプトライフをお過ごしください。 また、年末年末のご多忙な時期にもかかわらず、本記事の作成に快くご協力いただいた皆様に改めて深く感謝申し上げます。 Crypto Timesは仮想通貨・ブロックチェーン業界のさらなる発展に貢献すべく、一層努力を重ねてまいります。引き続き変わらぬご支援・ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。- Crypto Timesメディア事業部一同
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2024/12/11仮想通貨取引所コインチェックの親会社、ナスダックに上場
仮想通貨取引所大手「コインチェック」の運営会社の親会社Coincheck Group N.V.(CCG)が、2024年12月11日(米国東部時間)にティッカーシンボル「CNCK」でナスダックに上場しました。 Coincheck Group N.V.のNASDAQ上場のお知らせhttps://t.co/2kEZo6JCBq@NasdaqExchange — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) December 10, 2024 今回のNASDAQ上場は、日本の暗号資産取引所の親会社としては初の事例となります。 CCGは今後、NASDAQ上場企業としての強みを活かし、グローバルな人材採用や企業買収・資本業務提携を展開予定。仮想通貨/Web3事業のさらなる拡大を目指し、世界的な仮想通貨およびWeb3業界のグローバルプレイヤーとしての地位確立を目指すとしています。 コインチェック株式会社の代表取締役・会長執行役員である蓮尾聡氏は、2012年の創業から現在に至るまでの道のりを振り返り、今回のNASDAQ上場を「暗号資産(仮想通貨)関連の産業にとっての前進」と位置づけました。また、NASDAQ上場企業の中核企業として、仮想通貨の可能性を広げることに注力していくと述べています。 取締役・社長執行役員である井坂友之氏は「ブロックチェーンという新しいテクノロジーやクリプト文化が世界をより良くすると信じている」とコメント。安全で安心して利用できるプロダクトの開発・運営を通じて、新しい産業の創造を目指すと表明しました。 先日、国内仮想通貨取引所DMMビットコインが廃業する方針を固めたことが明らかになりました。 同社は、今年5月末に4502.9BTC(当時価格で約482億円相当)の不正流出が報告され、サービスの制限が続いていました。 今回の廃業を受け、DMMビットコインは顧客資産をSBI VCトレードへ移管する基本合意を行っています。この合意により、顧客資産は2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定となっています。 国内仮想通貨取引所の動向に今後も注目が集まります。 記事ソース:Coincheck
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2024/12/02DMMビットコインが廃業|顧客資産はSBI VCトレードへ移管
暗号資産交換業者のDMMビットコインが、廃業する方針を固めたことが明らかになりました。同社は、今年5月末に4502.9BTC(当時価格で約482億円相当)の不正流出が報告され、サービスの制限が続いていました。 不正流出のDMMビットコインが廃業へ SBI系に資産譲渡https://t.co/5y0PcXHxeq — 日経電子版 金融 (@FinancialNikkei) December 1, 2024 DMMビットコインは令和5年3月期の事業報告によると、37万以上の顧客口座および顧客預かり資産として400億円を有していました。この流出事件により資産のほぼ全額が流出した形となり、この不正流出額は、日本の暗号資産流出事件の中ではコインチェックの流出事件に次ぐ過去2番目の規模となりました。 その後、同社は顧客への全額保証に向けて550億円の資金調達を行うことを発表し、6月14日には全額保証に必要なビットコインの買い戻しを完了したことが報告されました。 調達資金の内訳は以下の通りです。 借入による資金調達:50億円(6月3日実施済み) 増資による資金調達:480億円(6月7日実施済み) 劣後特約付借入による資金調達:20億円(6月10日実施済み) 顧客資産はSBI VCトレードへ移管 DMM Bitcoinのお客様口座・お預かり資産をSBI VCトレードに移管する旨、基本合意を致しました。 取扱暗号資産において14種類の差分がありますが、SBIVCで全て取り扱う方向で準備致します。 ▼プレスリリース SBIVChttps://t.co/EZGwuMh84y DMM Bitcoinhttps://t.co/gPCAArdsaf — 近藤 智彦@SBI VC Trade (@tomohiko_kondo) December 2, 2024 今回の廃業を受けて、DMMビットコインは顧客資産をSBI VCトレードへ移管する基本合意を行ったことを発表しました。 この合意により、顧客資産は2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定であり、レバレッジ取引における未決済ポジションは移管対象外となるため、移管日前の一定の期日までに全て決済する必要があります。 情報ソース:DMM
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2024/11/15NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
「NFTに興味があるけど、実際にどうやって買えばいいか分からない…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ、この記事では、NFTの購入方法からおすすめマーケットプレイス、そして購入する際の注意点までを分かりやすく解説していきます。 NFTは、デジタルアートやトレーディングカード、ゲームアイテムなど様々な分野で注目を集めています。いざNFTを購入しようと思っても、仮想通貨取引所の口座開設や、マーケットプレイス選び、偽物のNFTの見分け方など、疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか? この記事では、そんな疑問を解消し、安心してNFTを購入するための情報を分かりやすくお届けします。 この記事でわかること ・NFTの購入方法:具体的な手順と準備 ・国内・海外のおすすめNFTマーケットプレイス ・NFT購入に際して注意すべきこと NFTの購入に必要な仮想通貨は、仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)で多く取り扱われています。 Bitget公式サイト NFTに興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetもチェックしておきましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら NFTとは? NFTの概要 ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。 「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。 NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値も大きな上昇を見せています。 下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という人気NFTコレクションの2024年10月以降の最低価格の推移をグラフにしたものです。*OpenSea参照 多少の下落はありながらも、現在は回復の兆しを見せ12 ETHを記録しています。 NFTの情報収集には「NFT Media」がおすすめ! NFT Mediaのサイトの様子|画像:https://nft-media.net/ 「NFT Media」は、NFT(Non-Fungible Token)や仮想通貨などの概要から国内外での取引事例、ゲームやスポーツなどの身近な産業での活用事例など、様々な観点からより深く知ることができるWEBメディアです。 NFTのマーケットは拡大を続ける一方で、情報収集も困難となっています。NFT Mediaのようなメディアを活用して、正しい情報を手に入れましょう。 NFT Mediaで最新情報をチェックする NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。 NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームで、国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがあります。 国内のNFTマーケットプレイス 1.Coincheck NFT(コインチェックNFT) 画像:Coincheck NFT 名称 Coincheck NFT(コインチェックNFT) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / トレーディングカード 決済対応通貨・手段 ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc. ガス代(手数料) 出品・購入:無料 販売:10% 出庫:0.01〜0.16ETH 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://coincheck.com/ja/nft 国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。 決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。 Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 2.Adam by GMO 画像:Adam by GMO 名称 Adam by GMO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート 決済対応通貨・手段 イーサリアム / 日本円 / クレジットカード ガス代(手数料) 二次販売:5% クレジットカード決済:3% 日本円決済:300円(振込手数料) 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://adam.jp/ GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。 著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。 3.HEXA(ヘキサ) 画像:HEXA 名称 HEXA(ヘキサ) 主な取扱NFTタイプ デジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc. 決済対応通貨 日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC ガス代(手数料) 購入・出品・出庫:無料 販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum / Polygon 公式サイト https://hexanft.com/ HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。 HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。 4. ANA NEO:NFTマーケットプレイス 名称 ANA GranWhale NFT MarketPlace 主な取扱NFTタイプ デジタルアート・地域創生・ANAオリジナル・デジタルスタンプラリー 決済対応通貨 日本円・ETH ガス代(手数料) あり 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://nft.ana-granwhale.com/ ANA GranWhale NFT MarketPlaceは、ANAのグループ企業ANA NEOが運営するNFTマーケットプレイスです。メールアドレスの登録だけでアカウントを作ることができ、クレジットカードでNFTを購入できるため、初心者の方におすすめのNFTマーケットプレイスです。 エアライングループとしては世界初になったこのNFTマーケットプレイスでは、”ANAの幻の飛行機”など魅力が詰まったANAオリジナルコンテンツから、デジタルアート、地域を応援する体験型NFTまで、さまざまなNFTを取り扱っています。 NFTを用いたデジタルスタンプラリーを日本各地で開催しており、ただ販売・取引するだけのマーケットプレイスではなく、NFTとのタッチポイントを分かりやすく提供しています。 5. そごう西武社:NFTマーケットプレイス 名称 NFT PRODUCED BY SEIBU SOGO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート・IP・イベント, etc. 決済対応通貨 ETH・MATIC(POL) ガス代(手数料) 一次出品:8% 二次出品:5% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum / Polygon (Matic) 公式サイト https://nft.sogo-seibu.jp/ NFT PRODUCED BY SEIBU SOGOは、百貨店を運営するそごう西武が2024年6月より運営するNFTマーケットプレイスです。 百貨店では初となる本NFTマーケットプレイスは、「新たなコミュニケーションの場の創出」をコンセプトに運営されています。文化の目利きが選んだNFTが多数揃っています。 リアル空間である西武渋谷店も活用したPOPUPイベントも活発に実施しており、リアルとデジタルを感じ取ることができる、そごう西武ならではのNFTマーケットプレイスです。 海外のNFTマーケットプレイス 1.OpenSea(オープンシー) 画像:OpenSea 名称 OpenSea(オープンシー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、AVAX、KLAY、BNB等 手数料 二次販売:2.5% 対応ウェブウォレット MetaMask / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc. 対応チェーン Ethereum、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Optimism、Solana、Zora等 公式サイト https://opensea.io/ja 世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。 スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 2.Blur(ブラー) 画像:BLUR 名称 BLUR(ブラー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 イーサリアム ガス代(手数料) 販売:0% 対応ウェブウォレット メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://blur.io/ 2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。 手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。 また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。 NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も 3.Magic Eden(マジックエデン) 名称 Magic Eden(マジックエデン) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、ETH(Baseチェーン) 手数料 掲載料:0%、取引手数料:2% 対応ウェブウォレット Phantom/Magic Eden Wallet/OKX Wallet/MetaMask/Coinbase Wallet 等 対応チェーン Ethereum、Solana、Bitcoin、Polygon、Base、Arbitrum、Apechain、Berachain (予定) 公式サイト https://magiceden.io/ Magic EdenはOpenSeaに匹敵する大手NFTマーケットプレイスで、複数のチェーンに対応している他、OpenSeaとは異なるUIや分析データと共にNFTの売買などが行えます。 昨今注目を集めているBitcoin上のNFTも取り扱っているのも特徴の1つと言えます。 NFTの購入方法 ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。 ① ウォレットの作成 ② 暗号資産の購入・送金 ③ NFTの購入 ① ウォレットの作成 まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。 数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。 くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう) シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了 ② 暗号資産の購入・送金 主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetの登録はこちら 購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。 また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。 Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。 関連:出金方法ガイド|Bitget ③ NFTの購入 ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。 NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する 購入したいNFTを見つける NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択 ウォレット側で承認して決済 今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。 Coincheck NFT Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 OpenSea NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 Blur NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も NFTの購入に際して注意するべきこと ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。 投機性が高く、価格が不安定 現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。 そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。 偽プロジェクトや詐欺等のリスク 偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。 とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。 このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。 著作権はクリエイターに帰属する NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。 しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。 こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。 NFTの購入方法 まとめ NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。 盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。 この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。 参考サイト:Web3電子の巻 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/10/21【2024年最新版】仮想通貨の始め方ガイド|トレード、資産運用、Web3ゲームまで
2024年後半に入り、ビットコイン価格は60,000ドル台の高値水準で推移しています。今年は米国での現物型ビットコインETFの承認により世界中の機関投資家や既存企業からの注目も日々高まっており、今後ビットコインは再び史上最高値を更新する可能性も高いと言えます。 しかし、いざ仮想通貨を始めようと思っても、初めて触れる概念や操作方法に戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか? 本記事では、そんな仮想通貨初心者の方に向けて、安心して始められるよう具体的な手順をわかりやすく解説していきます。 当サイトはこれまで8,000本以上の仮想通貨に関する記事を発信してきた専門メディアです。ぜひこの記事を参考に仮想通貨の世界へ一歩踏み出してみてください。 そもそも「仮想通貨を始める」って? 「仮想通貨を始める」と言っても、具体的に何ができるのかイメージが湧かない方もいるかもしれません。仮想通貨でできることは多岐に渡りますが、主なものは以下の3つです。 仮想通貨のトレード 仮想通貨で資産運用 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ 以下では、それぞれの始め方について詳しく解説していきます。 仮想通貨のトレード 仮想通貨のトレードとは、仮想通貨を売買して利益を狙うことです。株式投資と同じように、安く買って高く売ることで利益を得られます。また、空売り(ショート)と呼ばれる取引方法を活用すると対象通貨の価格が下がるほど利益が得られます。 仮想通貨のトレードを始めるには、以下の手順が必要です。 仮想通貨取引所の口座開設 購入資金の入金 仮想通貨の購入 1. 仮想通貨取引所の口座開設 仮想通貨のトレードを行うには「仮想通貨取引所」という場所で口座を開設する必要があります。仮想通貨取引所は、仮想通貨を売買するためのプラットフォームを提供しています。 仮想通貨取引所は数多くありますが、初心者の方には以下の2つの取引所がおすすめです。 「OKJ (旧:OKCoinJapan) 」:銀行口座から購入資金を用意したい場合に最適 「Bitget」:クレジットカードで購入資金を用意したい場合に最適 OKJは、日本の金融庁に登録されている仮想通貨取引所なので、安心して利用できます。Bitgetは、世界中のユーザーに利用されている海外の仮想通貨取引所で、500種類以上の仮想通貨を取り扱っているのが特徴です。 2. 購入資金の入金 口座開設が完了したら次は日本円を入金します。OKJの場合は銀行振込によって、OKJ内の自分のアカウントに日本円を振り込みます。*Bitgetの場合は入金作業は不要です 3. 仮想通貨の購入 日本円の入金が確認できたら、いよいよ仮想通貨の購入ができます。取引所のサイト上で、購入したい仮想通貨を選択し数量と価格を指定して注文を出します。 OKJでのビットコインの売買画面 注文が成立すると、取引所内のあなたの口座に仮想通貨が反映されます。 関連:OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 本格的に仮想通貨トレードに挑戦したい方はBitgetがおすすめ! Bitgetの場合は、クレジットカードで直接仮想通貨を購入できます。 ただし、すぐに仮想通貨を購入したい場合は予めBitgetに仮想通貨を用意しておくことを推奨します。その際、米ドルに連動するステーブルコイン$USDTなどを用意しておくと良いでしょう。 関連:Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 仮想通貨で資産運用 仮想通貨は、トレードだけでなく、資産運用にも活用できます。仮想通貨の資産運用は、大きく分けて以下の2つの方法があります。 取引所の資産運用サービスを利用する DeFiなどを利用して自分自身で運用する 1. 取引所の資産運用サービスを利用する 取引所の資産運用サービスを利用するメリットは、手順や操作がシンプルで簡単なことです。 多くの仮想通貨取引所では、仮想通貨を預けるだけで利息がもらえる「レンディングサービス」や、価格変動リスクを抑えながら安定的な収益を得られる「ステーキングサービス」など、さまざまな資産運用サービスを提供しています。 初心者の方や、簡単に資産運用を始めたい方は、まずは取引所の資産運用サービスを利用してみるのが良いでしょう。 豊富な選択肢で資産運用に挑戦したい方は海外取引所がおすすめ! 国内取引所と比較して、海外取引所はより多くの種類の資産運用サービスを提供していることが多いです。 例えば、Bitgetでは、仮想通貨を預け入れるだけで利回りが得られる「セービング」や、仮想通貨を一定期間預け入れるだけで新しいトークンがもらえる「ローンチプール」など、様々な運用方法が用意されています。 関連:Bitgetの使い方まとめ!ログイン・入出金や取引方法を解説 ちなみに、記事執筆時2024/10/20では米ドルと連動するステーブルコイン「USDT」を預け入れることで年利10.41%となっています。(Bitgetの場合) 2. DeFiなどを利用して自分自身で運用する DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン技術や仮想通貨を活用した新しい金融サービスです。ある仮想通貨を担保に別の仮想通貨を借り入れたり、仮想通貨を預けて利息を得たりできます。 DeFiを利用するメリットは、取引所よりも高い利回りを得られる可能性があることです。 一方、DeFiを利用するデメリットは、ハッキングリスクや詐欺プロジェクトのリスクがあることです。また、DeFiサービスを利用するにはある程度の知識や経験が必要になります。 関連:DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説 DeFiを利用した資産運用を行う場合は「メタマスク」が必須 メタマスクとは、仮想通貨を管理するためのウォレットサービスです。DeFiを利用するには、メタマスクなどのウォレットに仮想通貨を保有している必要があります。 メタマスクは、Google ChromeやFirefoxなどブラウザの拡張機能、スマホアプリとして無料でインストールできます。 関連: MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加もかんたん利用 MetaMask(メタマスク)スマホ、アプリの使い方を解説【画像付】 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ Web3ゲームとは、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した新しいゲームジャンルです。従来のゲームとは異なり、ゲーム内のアイテムやキャラクターを仮想通貨の一種である「NFT」として所有したり、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼いだりすることができます。 Web3ゲームで遊ぶメリットは、ゲームを楽しみながら収益を得られる可能性があることです。また、NFTや仮想通貨を通じてゲームの世界観に深く関与することができます。 Web3ゲームには、スマホでできるものから、PCで本格的にプレイするものまで様々です。Play to Earn(遊んで稼ぐ)という概念が一般的であり、ゲームをしながら稼ぐことも場合によっては可能です。 ただし、Web3ゲームで稼ぐためには、ある程度の初期投資が必要になる場合があります。また、必ずしも稼げるわけではありません。 Web3ゲームを始める前に、事前にプレイしたいWeb3ゲームに必要なアイテム(NFTや仮想通貨)や手数料がどれくらいの金額になるかをチェックするようにしましょう。 関連:NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、おすすめタイトルを紹介 番外編:無料で仮想通貨を始める方法はあるのか 結論から言うと、まったくのゼロの資金から仮想通貨を始めることは難しいです。 しかし、仮想通貨の業界では「エアドロップ」と呼ばれる概念があり、これを上手く活用すると少ない資金から一定額の仮想通貨を獲得できる可能性もあります。 エアドロップとは? エアドロップとは、新しいプロジェクトが発行する仮想通貨を、自らのエコシステム拡大のために一定条件を満たしたユーザーに配布する行為です。 新興プロジェクトにとって、最も重要なことはユーザーや資金を集めることです。そのため、エアドロップの実施や場合によっては実施の匂わせ(示唆する)ことでユーザーや資金を集めようとするモデルが誕生し普及しています。 エアドロップの対象となる条件はプロジェクトによって異なりますが、例えば以下のようなものがあります。 対象プロジェクトを利用する(1,000ドル以上を一定期間以上預けておく等) 対象プロジェクトに関連するNFTを保有している プロジェクト側が実施するプログラムでポイントを貯める エアドロップで稼ぐことはできる? エアドロップで獲得できる金額はプロジェクトや仮想通貨の人気度によって異なりますが、数千円〜数万円程度のものが一般的です。また、全く獲得できない場合も多くあります。 一方で数百万円、数千万円相当の価値になるエアドロップも存在します。そのため、"エアドロップハンター"と呼称される人達も現れているほどです。 CyrptoTimes(我々のサイト)が運営するサイト「CandyDrops」では、エアドロップに特化した情報発信を行っており、こちらを参考にすると良いでしょう。 CandyDropsのサイト 米ドルと連動するステーブルコインを活用してエアドロップの獲得を狙う場合、米ドルへのポジションリスクと対象プロジェクトのハッキングリスク以外を抑えられるとも言えます。 よくあるQ&A 仮想通貨って未成年でもできるの? - 仮想通貨は未成年でも始められます。- 仮想通貨は未成年でも取引所に口座を開設できます。ただし、記事執筆時(2024年2月)で未成年の口座開設が可能(条件有)なのは「BTCBOX」という取引所のみになります。 仮想通貨っていくらから始められるの? - 仮想通貨は1000〜2000円程から始めることができます。- 仮想通貨は小さい単位からでも購入できるので、手数料も含めて1000〜2000円程から始められます。 仮想通貨はいくらから買える?取引所の手数料【徹底比較!】 仮想通貨で儲かった分の税金はどうなる? - 仮想通貨取引で出た利益が20万円(扶養は33万円)以上になると、雑所得として税金がかかってきます。- しっかりと申告をしないと「脱税」となってしまうので、利益が出た方は税理士に相談するなどしっかりと対応しましょう。 【初心者必見】知らないと危ない!仮想通貨の税制について解説! ハッキングのリスクってあるの? - 取引所に仮想通貨を預けている限りはハッキングのリスクがあります。- 記憶に新しいCoincheck(コインチェック)での560億円のハッキング事件は、同取引所でトレードをしているユーザーの仮想通貨が盗まれてしまったという事件でした。ただ、この事件がきっかけとなり金融庁が国内取引所の監査基準をかなり厳しく再設定することにつながりました。 二段階認証の徹底、長期保有の場合はハードウェアウォレットで保管するなど個人でできる対応をしっかりと行いましょう。 二段階認証アプリのメリットから設定方法まで詳しく解説! まとめ 今回は、仮想通貨の始め方について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。 仮想通貨は、トレード、資産運用、Web3ゲームなどさまざまな用途で利用することができます。 本記事を参考にして、自分に合った方法で仮想通貨の世界に足を踏み入れてみましょう! 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
初心者向け
2024/08/28仮想通貨は今後どうなる?将来性があるおすすめ銘柄を紹介!【初心者向け】
「ビットコインってまだ上がるの?」「仮想通貨の種類多すぎて、どれを選べばいいか分からない…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ。仮想通貨が登場して15年以上、山あり谷ありの歴史をたどりながらも市場は成長を続けています。 しかし、玉石混同の仮想通貨市場で、どの銘柄に投資すべきか迷うのも当然です。 この記事では、仮想通貨全体の将来性を見据えつつ、初心者の方でも安心して始められる「伸びしろ抜群のおすすめ銘柄」を厳選して解説します。 仮想通貨取引には世界トップクラスの取引所「Bitget(ビットゲット)」がおすすめです! Bitgetの公式サイト Bitgetでは、500種類以上の仮想通貨取引が可能となっており、日本の取引所では売買できない通貨も多く取り扱われています。興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetも登録しておきましょう! Bitgetの公式サイトはこちら 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 最初に、仮想通貨全体の今後について解説します。 仮想通貨全体の伸びを左右するポイントを5つあげたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 ビットコインが4回目の半減期を迎えた ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 ビットコインが4回目の半減期を迎えた 2024年8月28日時点で仮想通貨の数は9,000種類以上にのぼりますが、そのなかでもビットコインの影響力は格別です。 仮想通貨全体の時価総額の半分以上を占め(2024年8月時点)、仮想通貨の取引において基軸通貨の役割を担うビットコインの動向は、仮想通貨全体のトレンドを大きく左右します。 ビットコインに関する直近の大きなイベントとして、2024年の4月に実施された半減期があります。 過去の3度の半減期では、発生前後からビットコインの価格が大きく上昇し始め、それにつられるように多くの仮想通貨の価格が上がって行きました。 例えば、2020年5月の半減期では価格の上昇が1年半続き、ビットコインは2021年11月に最高値をつけました。そして、他の多くの仮想通貨の過去のピークも同じ時期に発生しています。 4回目の半減期以降、これまでと同じようなトレンドをたどるかは未知数ですが、仮想通貨全体に影響する最大のファンダメンタルがビットコインの半減期です。 ビットコインの半減期とは? マイニング報酬として支払われるビットコインの新規発行額が、半減するタイミングのことを指します。ビットコインの新規発行枚数が減少するため、価格を押し上げる要因になると言われています。 ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 仮想通貨市場全体に影響力のあるビットコインに関しては、2024年の1月10日に現物のETFがついにアメリカの証券取引委員会(SEC)によって承認されたというニュースがありました。 さらに、ビットコインに次ぐ時価総額を持ち、DAppsやDeFiのプラットフォームとして影響力が大きいイーサリアムの現物ETFもSECによって承認されました。 仮想通貨がETF化されることにより、仮想通貨特有の知識や面倒な資産管理が不要となり、通常の株式と同様に取引が可能になります。 これまで仮想通貨に踏み込むのをためらっていた機関投資家がETFを介して市場に参入し、多くの資金が流入することが予想されます。 ビットコインとイーサリアムの現物ETFの登場は、仮想通貨全体のこれからの盛り上がりを支える大きな要因になるでしょう。 ETFとは? ETFはExchanged Trade Fund(上場投資信託)の略です。株式・債券や金などの商品に連動した株式市場で取引可能な投資商品で、通常の株式と同様に手軽で低コストに取引できます。 現物型ビットコインETFが承認|市場への影響は数ヶ月後か DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨が今後大きく伸びるためには、将来性のある応用分野が多岐に広がっていることが重要です。 仮想通貨を基盤にして多くの具体的なアプリケーションが立ち上がり、成長していくことで、仮想通貨の健全な成長が見込めます。 DeFi(分散型金融)は、多くの実現例が出てきた注目の分野です。通常の中央集権的な金融機関を介さない新たな金融の形として、今後も広がっていくでしょう。 仮想空間上での新たな社会の基盤となるメタバースは、その基軸通貨として仮想通貨を採用しています。メタバースの中でのビジネスが広がるにつれて、仮想通貨の成長も加速されるでしょう。 2021年の盛り上がり以来、NFT(Non Fancible Token)に対する注目度は低下していますが、その存在意義に疑いはなく、NFTゲームやメタバースの進展に伴い、再び注目が集まることが予想されます。 これらのアプリケーションは、今後も実例を増やして徐々に大きな領域に拡大します。仮想通貨全体も、それにともなって淘汰を繰り返しながら成長していくはずです。 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 仮想通貨に対する主要国の規制 米国 CFTC(商品先物取引委員会)およびSEC(証券取引委員会)による監視と規制 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 EU 仮想通貨関連業者に対するライセンス制度 マネーロンダリング対策のための指令強化 中国 仮想通貨取引所による取引の禁止 ICO(Initial Coin Offering)の禁止 CBDC(中央銀行デジタル通貨)の推進 日本 仮想通貨交換業者の登録制度 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 ICO(初期コインオファリング)の認可制度 仮想通貨の将来性に対する大きなリスクのひとつが、各国の規制方針の変更です。 消費者保護や、詐欺・マネーロンダリングなどの犯罪行為防止の観点から、それぞれの国が独自のルールで仮想通貨そのものやその関連事業を規制しています。 仮想通貨の関連活動が盛んな国で規制に関する大きな方針転換があった場合、仮想通貨全体に影響が出る場合がよくあります。 例えば、中国政府は2017年以降仮想通貨に対して厳しい規制をかけるようになりました。これにより中国国内で活動していた多くの仮想通貨関連事業が撤退したり拠点を海外に移したりして、混乱を招いています。 また、2023年には、米国証券取引委員会(SEC)が多くの仮想通貨を未登録の証券と判断して上場廃止を求めたことにより、大手の仮想通貨取引所がそれに応じて複数の通貨ペアの上場を廃止するといった事例もありました。 規制がすべてマイナスに働くわけではありませんが、影響力が大きな国による規制方針の転換には敏感になっておく必要があります。 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 主な仮想通貨不正流出事件や大規模破綻 名称 発生時期 被害内容 マウントゴックス事件 2014年 約85万BTC(当時の価格で約4億5,000万ドル)が流出 マウントゴックス社は破綻 ビットフィニックス事件 2016年 約12万BTC(当時の価格で約7,200万ドル)が流出 コインチェック事件 2018年 約5億ドルが流出 バイナンス事件 2019年 約7,000BTC(当時の価格で約300万ドル)が流出 FTX破綻 2022年 数兆円規模の負債を抱えて破綻 仮想通貨のこれからの成長にマイナスとなる重要なリスクに、大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻などがあげられます。 2020年以前はまだ仮想通貨取引所のセキュリティ対策が未熟で、当局の規制も十分ではなかったため、大規模な流出事件がたびたび発生しました。 特に、最初の大規模不正流出となったマウントゴックス事件は、その後の仮想通貨価格低迷の引き金となりました。 2020年以降は大規模な不正流出事件は少なくなりましたが、FTXによる数兆円規模の破綻があり、こちらも仮想通貨に対する深刻な信用不安につながっています。 これらの事件の発生を事前に察知することは困難ですが、今後もいつ発生してもおかしくないので、日ごろから頭に入れておくことは重要です。 Bitgetの公式サイトはこちら これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 今後仮想通貨全体に注目が集まり大きく伸びた場合でも、すべての銘柄が同様の傾向になるわけではありません。 仮想通貨全体が上昇する中でも、多くの仮想通貨は停滞し、淘汰されていくので、投資する具体的な銘柄は慎重に決める必要があります。 ここでは、これから伸びていく具体的な銘柄を予想するためのポイントを5つ紹介します。 これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる プロジェクトのロードマップが明示されている 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 時価総額が高い仮想通貨TOP5 順位 銘柄 時価総額 1位 ビットコイン(BTC) 約170兆円 2位 イーサリアム(ETH) 約43兆円 3位 テザー(USDT) 約17兆円 4位 ビルドアンドビルド(BNB) 約11兆円 5位 ソラナ(SOL) 約10兆円 2024年8月28日のCoinMarketCapのデータによる これから伸びる可能性の高い仮想通貨を見極めるための最初のポイントは、時価総額です。 時価総額が高ければ、それだけ広く使われており市場の認知と信頼を受けている証明になります。機関投資家の注目を集めることも多く、仮想通貨全体の動きを牽引する存在です。 また、時価総額が高い通貨は流動性が確保できているため、突発的な値動きが起こりにくく、取引所での正常な取引が維持されやすいというメリットもあります。 特に、初心者は時価総額を十分意識して仮想通貨を選びましょう。 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 仮想通貨が安定的に成長するためには、その仮想通貨を使用する具体的なアプリケーションが存在し、それにしっかりとした将来性が見込めることが重要です。 イーサリアムが良い事例で、時価総額は*43兆円にまで届いています。*2024年8月時点 これに対してミームコインのように、具体的なアプリケーションが存在しない通貨も多くありますが、著名人の発言などの表面的な動きに左右される不安定な存在にとどまります。 DeFiやDEX、メタバースやNFTそしてゲームなど、仮想通貨が関わるアプリケーションは無数にあります。銘柄の選定には入念なリサーチが必須となるため自分が関心のある分野を中心に仮想通貨を選ぶのがおすすめです。 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである 伸びる仮想通貨を選ぶための次のポイントは、多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームになっているかです。例えば、以下のプロジェクトのトークンです。 イーサリアム ソラナ また、最近ではビットコインでもOrdinalsやレイヤー2(サイドチェーン)なども登場しており、エコシステムの拡大が期待されています。 単一の用途を担う仮想通貨は、広がりが限定されるので成長の速度も規模も小さい割に、リスクが大きい傾向があります。 これに対してプラットフォームとなっている仮想通貨は、その上でより多くのプロジェクトが相互に連携しながら成長していくことで、大きな規模で加速度的に成長していく可能性が高いと言えます。ここ数年を見ても2020年に50~60万円代だったビットコインは2024年4月時点で1,000万円を超えており、15倍~20倍のパフォーマンスを出しています。 プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる 仮想通貨プロジェクトの主な資金調達方法 コミュニティからの寄付などの支援 トークンセール 特定の企業・団体からの出資 特定の企業・団体とのパートナーシップ契約 仮想通貨のエコシステムからの流入(手数料など) 仮想通貨のプロジェクトが活発に活動するためには、十分な資金が集まっていることが必須です。資金調達に苦慮したプロジェクトは活動が停滞し、注目度も落ちて下落していきます。 資金調達の方法は様々です。それぞれの仮想通貨によって採用している方法が異なります。 例えば、ビットコインは、Bitcoin Coreとして知られるオープンソースソフトウェアプロジェクトが中心となり、コミュニティの支援によって成り立っています。 イーサリアムは、立ち上がりはクラウドファンディングでした。その後はイーサリアム財団が中心となり、企業・団体とのパートナーシップを進めています。 立ち上がり時はベンチャーキャピタルなどからの出資を受け、初期のトークンセールで勢いがあっても、しばらくすると資金調達に苦しんで停滞してしまうのは、よくある状況です。 資金が豊富であれば開発者や一般ユーザーを呼ぶこむための施策も打てるケースもあるため、プロジェクトがどれくらいの資金を持っているのかは常にチェックしておきましょう。 プロジェクトのロードマップが明示されている 仮想通貨のプロジェクトは、通貨が発行されたらそれで終わりではありません。さまざまな課題や市場の要求に答えて常に改善を継続していくことが必要です。 優良な仮想通貨の多くは、改善の計画を具体的なロードマップに落とし込み、それを達成する活動を継続しています。計画の進捗は頻繁にレビューされ、ロードマップは常に更新されていきます。 プロジェクトのロードマップに具体性が欠けていたり、ロードマップはあっても古いままだったりする場合は、投資するのは避けましょう。 発行当初は勢いがあった通貨でも、活動が長期間停滞していたり、休眠状態だったりすることはよくあります。 Bitgetの公式サイトはこちら 今後上がる見通しの初心者におすすめの仮想通貨 ここまでは、これから伸びる銘柄を見極めるためのポイントを説明してきました。 投資する銘柄を選ぶときに確認すべき項目が、イメージできてきましたよね。 ここからは、今後伸びる可能性の高いおすすめの銘柄を紹介していきましょう。 今後上がる見通しの初心者におすすめ仮想通貨 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ソラナ(SOL) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) ビットコイン(BTC) ビットコイン(BTC)のスペック 名称 ビットコイン テッカーシンボル BTC 発行上限 2,100万BTC 発行済 約1,956万BTC 発行日 2009年1月3日 時価総額ランキング 1位(2024年8月28日時点) 時価総額 約170兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 決済手段 価値保全手段 送金手段 仮想通貨取引の基軸通貨 一部国家の法定通貨や代替通貨 ビットコインは最初の仮想通貨で、最大の時価総額を持ち最も影響力があります。 2009年の発行開始以来、単なる決済手段としてだけでなく、重要な価値保全手段として金と比較されるまでに成長しました。 現在では多くの仮想通貨取引所での取引の基軸通貨になっており、エルサルバドルなどの一部の国ではビットコインを法定通貨にしています。 2024年1月に米国でビットコインの現物ETFが初めて認められたのは、記憶に新しいニュースです。今後、これまで仮想通貨には踏み込んでこなかった機関投資家の資金がビットコインに流入してくることが見込まれます。 2024年4月に4回目の半減期を迎え、新規のビットコインの発行量が半減します。過去の事例では、半減前後から価格が大きく上昇しているため、今回もその再現が期待されています。 Bitgetの公式サイトはこちら イーサリアム(ETH) イーサリアム(ETH)のスペック 名称 イーサリアム テッカーシンボル ETH 発行上限 限定無し 発行済 約1.2億ETH 発行日 2014年 時価総額ランキング 2位(2024年8月28日時点) 時価総額 約43兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 分散型組織(DAO)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 新規トークンの発行と流通 イーサリアムは、DAppsやスマートコントラクトのプラットフォームとして開発されました。新規のトークンを発行する機能も備えており、さまざまなアプリケーションを構築する基盤になっています。 イーサリアムを使って構築されたサービスは多種多様です。 Uniswapなどの分散型取引所(DEX)、AaveなどのDeFi(分散金融)、NFTの発行や取引、数多くのNFTゲームなど、イーサリアムの上で展開されているプロジェクトは数えきれません。 トランザクションが集中するとガス手数料の高騰やパフォーマンスの低下が起こる課題(スケーラビリティの問題)を長く抱えていますが、継続的な開発により徐々に改善されつつあります。 イーサリアムの現物ETFが、2024年7月に承認されており、既存投資市場のプレイヤーからの認知も日々向上しています。 Bitgetの公式サイトはこちら ソラナ(SOL) ソラナ(SOL)のスペック 名称 ソラナ テッカーシンボル SOL 発行上限 限定無し 発行済 約5.6億SOL 発行日 2020年 時価総額ランキング 5位(2024年8月28日時点) 時価総額 約10兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 分散型ストレージ ソラナは、イーサリアム同様にDAppsやスマートコントラクトのプラットフォームを目指して開発されています。 イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消したいわゆるイーサリアムキラーで、高速かつ低コストで利用可能です。イーサリアムをはじめとしたさまざまなブロックチェーンとは、ブリッジ機能による相互連携を目指しています。 分散型取引所(DEX)のJupiter、NFTマーケットプレイスのMagic Eden、音楽配信のAudiusなど、ソラナ上で稼働するアプリケーションは多岐にわたっています。 2020年に発行された比較的新しい仮想通貨ですが、イーサリアムキラーの中では最も注目されている仮想通貨です。 Bitgetの公式サイトはこちら チェーンリンク(LINK) チェーンリンク(LINK)のスペック 名称 チェーンリンク テッカーシンボル LINK 発行上限 10億LINK 発行済 10億LINK 発行日 2017年 時価総額ランキング 14位(2024年8月28日時点) 時価総額 約1兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 分散型オラクルネットワーク ブロックチェーンの最大の課題の一つに、ブロックチェーン外のデータへのアクセスができない点があります。 現実世界とブロックチェーンを連携させるには現実世界のデータを信頼できる形でブロックチェーンに取り込むことが必要です。これを可能にする仕組みがオラクルです。 チェーンリンクはこのオラクルの仕組みを分散型で提供するネットワークで、そこで使用される通貨がLINKです。同様の用途を持つものの中では最も広がっており、保険やサプライチェーンの領域で利用されています。 仮想通貨の応用領域が広がるにつれてオラクルの役割は今後一層重要になることが予想されます。仮想通貨全体の進展とともにチェーンリンクが伸びる可能性は高いと言えます。 Bitgetの公式サイトはこちら トンコイン(TON) トンコイン(TON)のスペック 名称 トンコイン テッカーシンボル TON 発行上限 - 発行済 51億TON 発行日 2021年8月 時価総額ランキング 10位(2024年8月28日時点) 時価総額 約2兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 TONチェーン上の手数料 分散金融サービス(DeFi)の利用 NFTの発行・取引 テレグラムの広告収入 トンコイン (TON)は、月間アクティブユーザー9億人を誇る世界最大級のメッセージングアプリ「Telegram」発のブロックチェーンプロジェクトの仮想通貨です。 2018年にTelegram創業者らによって開発が始められました。当時の通貨$GRMでのICO(資金調達方法の一種)では17億ドルという史上最大規模の資金調達を成功させましたが、SECによる提訴で敗訴し、資金は返金。その後、有志メンバーによって引き継がれ現在のTONに至っています。 TONは、従来のブロックチェーンプロジェクトとは異なり、すでに数億人規模のユーザーが使用しているメッセージングアプリのTelegramと統合する形で開発が進められており、ユーザーはTelegramのアプリから仮想通貨の送金やDeFiの利用、ブロックチェーンゲームのプレイなどが行えます。 Web3領域ではユーザーのオンボーディング(自分たちの分野にユーザーを呼び込むこと)が課題として挙げられるなか、TONはこの課題をクリアする可能性を最も秘めているプロジェクトと言えます。 Bitgetの公式サイトはこちら 仮想通貨は無数に存在する ここまで紹介してきたプロジェクトは、大手のプロジェクトとなっており、時価総額が低くポテンシャルの高いプロジェクトはまだ他に多数あります。 初心者の方は、まず代表的な通貨を購入し、実際にWeb3のエコシステムを体験してみてから、さらに選択肢の幅を広げても良いかもしれません。 Crypto Timesでは、最先端のリサーチ情報を提供するCT Analysisというレポートサービスを提供しています。 「代表的なプロジェクトだけでなくもっとマニアックで優れたプロジェクトを知りたい」といった方はぜひ登録してみてください。(CT Analysisを見る) おすすめの仮想通貨取引所 様々な仮想通貨を取引できるおすすめの仮想通貨取引所はBitgetです。 Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 125倍までのハイレバレッジの取引ができる ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 Bitgetは2018年創設の海外の仮想通貨取引所で、取り扱い通貨数は600種を超える豊富さとなっており仮想通貨に関する現物・先物などの取引サービスだけでなく、ステーキングなど、多様なサービスがBitgetに集約されています。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ 仮想通貨の将来性とおすすめ銘柄のまとめ ビットコインの半減期やETF化が仮想通貨全体の追い風になる DeFi・メタバース・NFTなどの応用事例の拡大が仮想通貨全体を牽引する 各国の規制の動きや不正流通・大規模破綻などがリスク要因 銘柄を絞る際は、時価総額の大きさや将来性のある用途が明確なものを選ぶ 特定の銘柄を選ぶときは、ロードマップや開発資金についても確認する この記事では、仮想通貨全体の将来性や、今後伸びることが期待されるおすすめの銘柄について解説しました。 仮想通貨の領域全体は、これまでも様々な状況の変化にもまれながらも、応用事例を積み重ねて着実に成長しています。多少の浮き沈みがあっても、このトレンドは今後も維持されると期待してよいでしょう。 しかし、個別の銘柄がすべて同じように成長するわけではありません。あまたある仮想通貨のほとんどは停滞し、消えていく運命にあります。 仮想通貨全体のトレンドを踏まえながら、個々の銘柄の特性をしっかり見極めて、投資する仮想通貨を選びましょう。
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2024/08/06Circle社、Flowチェーン上でのUSDCサポートを9月に終了
ステーブルコインUSDCを手がけるCircle社は、Flowチェーン上でのUSDCのサポートを9月3日(現地時間)をもって終了することを発表しました。 Circle is discontinuing support for USDC on the Flow (Cadence) effective September 3, 2024 at 3 a.m. ET due to network changes taking effect on the chain. Read the details for actions that USDC on Flow holders should take here:https://t.co/zDNdTTv8Jb — Circle (@circle) August 5, 2024 Flowチェーン上でのUSDCの発行は8月27日まで継続され、9月3日の締切までにCircle社はFlow上のUSDCを凍結し、すべてのUSDC残高のスナップショットを実施予定。その後、スナップショットに基づき償還を行うとしています。 現在、Circle社はEthereumやSolana、Polygon、Arbitrum、Optimism、Baseなど合計15のチェーン上でUSDCを展開しています。 今年4月にはEthereumのレイヤー2であるZksyncに対応。また、今年2月には国内取引所CoincheckとUSDCの国内上場へ向けた提携を発表するなど様々な取り組みを進めています。 【プレスリリース】 米Circle社とコインチェック、日本でのUSDCへのアクセス拡大に向けた提携を発表https://t.co/g47cUNMghC — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) February 27, 2024 最大手のステーブルコインUSDTの時価総額は記事執筆時16兆5528億円であるのに対し、USDCは4兆8898億円となっており約3.4倍の差となっています。 先日、ユーロペッグ型のステーブルコイン$EURCをEUで発行開始するなど革新的な取り組みを進めるCirlce社の今後の動向に注目です。 関連:EUでステーブルコイン発行開始のCircle、今後の展望語る 記事ソース:Circle
通貨
2024/07/16仮想通貨$SAND (The Sandbox)とは? 特徴と将来性について徹底解説!
The Sandboxはブロックチェーン上のメタバースプロジェクトです。 NFT化された土地(LAND)を購入し、その上に様々なコンテンツを展開できるプラットフォームで、多くの参加者によってThe Sandboxの中に価値が作り込まれていきます。 $SANDはThe Sandboxのガバナンストークンで、エコシステム全体を支えます。 The Sandboxってどんなプロジェクト? $SANDは今後伸びる可能性はあるの? $SANDをトレードするなら、どの仮想通貨取引所がおすすめ? こんな疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではThe Sandboxと$SANDの特徴と将来性を解説しました。加えて、$SANDを取引するのにおすすめの取引所も紹介しています。 最後まで読めば、The Sandbox($SAND)の魅力をしっかり把握できますよ。 The Sandbox($SAND)の5つの特徴を解説 最初に、メタバースThe Sandboxとそこで使用される仮想通貨$SANDの概要について解説します。 The Sandbox($SAND)の特徴を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 The Sandbox($SAND)の5つの特徴 最もメジャーなブロックチェーンメタバースプロジェクト NFT化されたLAND上にゲームなどのコンテンツを作って公開できる $SANDはThe Sandboxのガバナンストークン ASSETやゲームの無料制作ツールが使える LANDやASSETはNFT化されており売買できる 最もメジャーなブロックチェーンメタバースプロジェクト The Sandboxプロジェクトの基本情報 名称 The Sandbox (ザ・サンドボックス) プロジェクトの種類 メタバースプラットフォーム 提供者 TSB Gaming サービス開始 2020年 公式サイト https://www.sandbox.game/ 公式サイト(日本) https://jp.sandbox.game/ 公式X https://x.com/thesandboxgame 公式X(日本) https://x.com/TheSandboxJP 公式Telegram https://t.me/sandboxgame 公式Discord https://discord.com/invite/thesandboxgame The Sandboxは、ブロックチェーン上に構築されたメタバースプラットフォームです。 The Sandboxが提供する広大なメタバース空間内にクリエイターが集まり、ゲームなどのコンテンツを創作して公開します。プレイヤーは、メタバース空間内を自由に移動しながら、さまざまなコンテンツを体験できます。 その過程で発生するのが、コンテンツ利用に伴う料金や報酬のやり取り、コンテンツを展開するスペース(LAND)や素材となるNFTの取引などの経済活動です。参加者の活動によってThe Sandboxのエコシステムが成長します。 メタバースプラットフォームとしてのThe Sandboxは、2020年に始まりました。 The Sandboxの公式ページの情報によれば、2023年11月の時点で500万人のユーザー、約130,000人のクリエイター、約24,000人のLAND所有者が集まっており、ブロックチェーン上のメタバースプロジェクトとしては最もメジャーな存在に成長しています。 NFT化されたLAND上にゲームなどのコンテンツを作って公開できる The Sandboxの公式ページにあるLANDのMapより引用 The Sandboxのメタバースは、仮想的な土地であるLANDがマップの上に並んだ状態で構成されています。クリエイターはLANDの上にゲームなどのコンテンツを創作し、公開できます。 LANDはNFT化されています。全部で166,464個あり、数が増えることはありません。 LANDの上には、小さな立方体(ボクセル)を組み合わせて作られたボクセルアートで構成されたキャラクターや小物などのASSETを置き、コンテンツを作成することができます。 多くの企業や個人がThe Sandbox上でオリジナルのコンテンツを展開しています。The Sandboxのマップを眺めれば、見慣れたブランドのロゴが多く見つかるはずです。 $SANDはThe Sandboxのガバナンストークン $SANDのスペック 名称 The Sandbox テッカーシンボル SAND 発行者 TSB Gaming 発行日 2019年10月29日 トークン規格 ERC-20 総発行枚数 30億SAND(すべて発行済) 対応チェーン イーサリアム、Polygon 時価総額ランキング 89位(2024年6月26日のCoinMarketCapの集計による) 時価総額 約1,200億円(2024年6月26日のCoinMarketCapの集計による) 公式ページ https://www.sandbox.game/ The Sandboxのエコシステムで使用される仮想通貨が$SANDです。2019年10月に発行上限の30億SANDがすべて発行されました。 $SANDはThe Sandbox内でのNFTの売買やコンテンツの利用料徴収、各種報酬の配布などに利用されるゲーム内通貨です。また、$SANDはThe Sandboxのガバナンストークンでもあり、保有者はThe Sandboxに関する意思決定のための投票権を持ちます。 時価総額ランキングは89位で、Web3ゲームやメタバース関連の中では大きな時価総額のトークンです。海外の仮想通貨取引所の多くが$SANDを取り扱っており、国内でも9つの取引所で$SANDを売買できます。 ASSETやゲームの無料制作ツールが使える The Sandboxの公式ページより引用 LAND上に展開するコンテンツの構成要素をASSETと呼びます。人や動物などの非プレイアブル・キャラクター(NPC)や装備品、各種装飾アイテムやランドマークなどが該当します。 ASSETは小さな立方体(ボクセル)の集合体であるボクセルアートで、クリエイターが自由に作成可能です。フリーで使えるボクセルアート作成ツールVoxEditがThe Sandboxから提供されています。 また、The Sandboxでは賞金を懸けたボクセルアートコンテストなどのイベントを頻繁に実施しており、ボクセルアートのデザイナー育成に注力しています。 The Sandboxの公式ページより引用 さらにLAND上にゲームコンテンツを展開するクリエイター向けに、フリーのゲーム作成ツールGame Makerが提供されています。 Game Makerはコードレスでゲームが組めるので、プログラミングの経験がない人でも高度なコンテンツを作成可能です。 ゲームクリエイター育成のためのGame Jamが頻繁に開催されています。優秀なコンテンツには$SANDが提供されるので、興味がある人は挑戦してみましょう。 LANDやASSETはNFT化されており売買できる OpenSeaの公式ページより引用 LANDはNFT化されており、OpenSeaで購入できます。メタバース上の場所によって価格が異なりますが、0.1ETH程度から購入可能です。 また国内では、CoincheckのマーケットプレイスであるCoincheck NFTでもLANDを購入できます。 LANDの数は有限なので、The Sandboxに注目が集まればLANDの価格が上昇する可能性もあります。 The Sandboxの公式ページより引用 コンテンツ内で使用するASSETもNFT化されており、こちらも売買可能なため、自分が作成したASSETを販売して収益を上げることができます。 The SandboxにはNFTを売買するためのマーケットプレイスが開設されており、ここで$SANDを使用してASSETを取引可能です。 The Sandbox($SAND)の稼ぎ方 The Sandboxは、経済活動が可能なプラットフォームです。クリエイターでもプレイヤーでも様々な方法で収益を得ることができます。 ここでは、The Sandbox($SAND)の稼ぎ方を解説します。 The Sandbox($SAND)の稼ぎ方 The Sandbox上のイベントに参加して稼ぐ NFT化されたASSETの売買で稼ぐ LANDの取引で稼ぐ ガバナンストークン$SANDのトレードで稼ぐ $SANDをステーキングして稼ぐ The Sandbox上のイベントに参加して稼ぐ The Sandboxの公式ページより引用 The Sandbox上では、報酬として$SANDが配布されるイベントが数多く開催されています。これらのイベントに参加すれば、金銭的なコストゼロで$SANDを獲得可能です。 プレイヤー向けのものは、コンテンツを体験することで報酬として$SANDの配布を受けることができるイベントです。コンテンツ中にクエストが設定されており、そのクエストを達成したプレイヤーに報酬が分配されます。 クリエイター向けのイベントの中にも、報酬として$SANDが提供されるものがあります。様々なテーマを決めてボクセルアートやゲームを募集し、優秀なクリエイターには賞金として$SANDが分配されるコンペティションです。 $SANDが獲得できるイベントは常に新しいものが出てきます。The Sandbox公式ページのイベントページで紹介されるので、頻繁に確認してみましょう。 イベントの報酬を受け取るにはKYC認証が必要 The Sandboxにアカウント登録をしただけでは、イベントの報酬として$SANDを受け取れません。KYC認証(本人確認)の完了が報酬獲得の必須条件です。 NFT化されたASSETの売買で稼ぐ The Sandboxの公式ページより引用 The Sandboxのコンテンツ内で使用されるASSETはNFT化されており、The Sandboxが展開しているマーケットプレイスで販売して$SANDを獲得できます。 ASSETは、人や動物などの非プレイアブル・キャラクター(NPC)や装備品、各種装飾アイテムなど、多岐にわたります。 ASSETはコンテンツのオリジナリティを演出するのに重要です。形状がシンプルで安いASSETは1SAND以下で取引されますが、複雑なものは数百~数千SANDの高値です。 ボクセルアートのデザインが得意なクリエイターにとっては、自己のスキルを収益化するよい機会になりますよ。 LANDの取引で稼ぐ OpenSeaの公式ページより引用 The Sandbox中の土地であるLANDはNFT化されており、売買できます。 大手マーケットプレイスであるOpenSeaや、Coincheckが運営するCoincheck NFTでLANDを取引できます。 LANDの価格は一律ではなく、立地する場所によって異なります。2024年7月の時点で、安いもので0.1ETHの程度の価格で取引されています。 LANDの数は有限なため、今後The Sandboxに注目が集まればLANDの価格も上昇する可能性があります。通常の土地取引と同様に、有望なLANDをあらかじめ押さえておき価格の上昇を待つのは、有効な戦略です。 ガバナンストークン$SANDのトレードで稼ぐ $SANDを仮想通貨取引所でトレードして稼ぐこともできます。 海外のメジャーな仮想通貨取引所のほとんどは、$SANDの取引が可能です。 国内の仮想通貨取引所では、以前は$SANDを扱っているところは少なかったのですが、徐々に増えて行き、現在(2024年7月)では9つの国内取引所で$SANDが売買できます。 以前より、$SANDのトレードはずっと身近になりました。 $SANDをステーキングして稼ぐ The Sandboxの公式ページより引用 $SANDをステーキングして、The Sandboxに流動性を提供することで、エコシステムに貢献できます。ステーキング中は$SANDはロックされますが、報酬として$SANDが配布されます。 報酬は毎週固定数量の$SANDを、ステーキングした$SANDの比率によって参加者に分配する方式です。 LANDの保有者は、より有利に$SANDのステーキングが可能です。LANDを多く保有するほどより多くの$SANDをステークでき、得られる報酬の比率も優遇されます。 ステーキングは、The Sandbox公式ページのステーキングのページから行うことができます。一定期間使用する予定のない$SANDがあるなら、ステーキングを検討してみましょう。 $SANDをステーキングできるのはPolygonチェーンのみ $SANDはイーサリアムチェーンとPolygonチェーンの両方に存在しますが、ステーキングできるのはPolygonチェーンの$SANDのみです。イーサリアムチェーンの$SANDをステーキングする場合には、Polygonチェーンへブリッジする必要があります。 今後の動きは?$SANDの将来性 ここまでThe Sandbox($SAND)の特徴と稼ぎ方について説明しました。ユニークで面白そうなプロジェクトですよね。 ここからは、The Sandboxのガバナンストークン$SANDの将来性について解説します。 $SANDの将来性 $SANDのこれまでの価格動向 $SANDの将来性を左右するポイント $SANDのこれまでの価格動向 CoinMarketCapより引用 2019年の発行当初、$SANDは大きな上昇を見せることなく低迷していました。 2021年になると仮想通貨全体が活況を呈し$SANDにも50円前後の値が付くようになりましたが、同年10月になると$SANDは突如高騰します。 これはFacebook社が名称をMetaに変更し、メタバースに対する注目が急に集まったことによると言われています。 2022年に入ると、仮想通貨市場全体のトーンダウンに伴って価格を下げ長い低迷期に入りました。 2024年に入ってビットコインやイーサリアムといったメジャー通貨が盛り上がった際には、$SANDは少し上昇しましたが2021年のような大きな動きには至っていません。 $SANDの将来性を左右するポイント 2024年7月の時点での$SANDの価格は50~100円のレンジを上下する状態が続いています。 今後大きな伸びを見せるのかについて確定的なことは言えませんが、将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 仮想通貨市場全体の活性化 メタバースへの注目度の再上昇 The Sandboxへの著名な企業・個人の参画 仮想通貨市場全体の活性化 他の多くの仮想通貨と同様に、$SANDも仮想通貨市場全体の勢いに影響されています。 2021年の$SANDの伸びは、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨の高値からアルトコインの上昇といった流れが大きく寄与したことは否めません。 2024年に入り、ビットコインの半減期や、ビットコイン・イーサリアムのETF承認などで、仮想通貨市場は2023年までの低迷から抜け出しました。 2024年7月の現時点では一時の盛り上がりは沈静してきましたが、今後のさらなる盛り上がりの発生は$SANDの価格上昇の前提条件になるはずです。 メタバースへの注目度の再上昇 Gartnerのプレスリリースより引用 $SANDの現在の低迷は、メタバースに対する注目度が下がったことが大きな原因です。 著名なコンサル企業であるGartner社が2023年に発表したハイプ・サイクルによれば、「メタバース」はすでに幻滅期に入っており、トレンドとしては興味が失われつつあることが示唆されています。 しかし、メタバースというコンセプトそのものは短期間のうちに消えていくものではありません。2021年のFacebook社の改名のようなきっかけがあれば再注目されますし、類縁の新ワードが新たなトレンドを呼び起こす可能性もあります。 Gartner社のハイプ・サイクルとは? テクノロジーの成熟度を表すチャートで、Gartner社が発表しています。テクノロジーの定着までの流れを「黎明期」「過度な期待のピーク期」「幻滅期」「啓発期」「生産性の安定期」に分け、話題となっているテクノロジーがどこに位置づけられるかを示しています。 The Sandboxへの著名な企業・個人の参画 The Sandboxの公式ページ(日本)より引用 $SANDが大きく伸びるためには、The Sandboxに著名な企業・個人が参画し積極的に活動して注目を集めることが最も重要です。 The Sandboxはこの点でも努力を続けており、さまざまな企画を立ち上げ続けています。 中でもアニメーション作品とのコラボレーションは活発です。「キャプテン翼」との提携は2023年に発表され、「キャプテン翼」LANDが開発中です。すでに関連するNFTの販売も始まりました。 他にも、「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」「ワンピース」などの作品を制作している東映アニメーションとの提携を発表しています。 SHIBUYA109エンタテインメント社との提携も話題になりました。The Sandboxの中にSHIBUYA109専用の土地「SHIBUYA109 LAND」を開設してイベントを展開しています。 このような動きが加速され、魅力的なコンテンツやイベントが継続的に展開されていけば、The Sandboxへの注目が集まり$SANDの価値にも期待できます。 $SANDの購入でおすすめの仮想通貨取引3選 $SANDは、海外の仮想通貨取引所の多くで購入できます。また、最近では国内の取引所でも扱うところが多くなり、売買しやすくなってきました。 ここでは、$SANDのトレードにおすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。 $SANDの購入でおすすめの仮想通貨取引所 Bitget Coincheck OKCoin Japan Bitget Bitgetのスペック 名称 Bitget 運営会社 Bitget Global Inc. 提供サービス 現物取引、先物取引、コピートレード、ステーキング 公式サイト https://www.bitget.com/ 取り扱い通貨数 800種以上 $SANDの購入でおすすめな海外の仮想通貨取引所がBitgetです。1日の取引量が2,500億円以上の規模を持つ大手取引所で、800種以上の仮想通貨をトレードできます(2024年7月時点)。 現物取引だけでなく、ハイレバレッジの先物取引も可能です。また、プロフェッショナルなトレーダーの取引をコピートレードできるのも、Bitgetの大きな特徴です。 PCからウェブサイト経由で利用できるウォレットとスマホアプリが用意されており、どちらも丁寧に日本語対応されているので、高度な機能を違和感なく使えますよ。 Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 Bitgetの公式サイトはこちら Coincheck Coincheckのスペック 名称 Coincheck 運営会社 コインチェック株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、NFTマーケットプレイス 公式サイト https://coincheck.com/ 取り扱い通貨数 31種 Coincheckは国内の仮想通貨取引所の中では比較的古くから開業しており、実績のある取引所です。仮想通貨のトレードだけでなくNFTのマーケットプレイスも運営しており、野心的な試みが多いのが特徴です。 Coincheckは$SANDに関して特に積極的に関与しています。 $SANDを最初に扱い始めた国内の取引所はCoincheckです。また、マーケットプレイスの中でLANDの取引ができるのも、国内ではCoincheckのみです。 また、CoincheckはThe Sandbox内にLANDを保有しており、そこでメタバース都市「OASIS TOKYO」を展開しており、クリエイター向けのコンテストなどのイベントも行っています。 Coincheckにとって$SANDは単なる取り扱い通貨のひとつではなく、Coincheck自体がThe Sandboxのメタバースを成長させる一翼を担っているのが目を引きますね。 【Coincheck(コインチェック)の登録方法・使い方】入出金・仮想通貨売買まで徹底解説 Coincheckの公式サイトはこちら OKCoin Japan OKCoin Japanのスペック 名称 OKCoin Japan 運営会社 オーケーコイン・ジャパン株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、ステーキング 公式サイト https://www.okcoin.jp/ 取り扱い通貨数 34種 OKCoin Japanは海外の大手取引所OKCoinの日本法人です。 取り扱い通貨の種類を増やすことに積極的で、取引できる通貨は40種(2024年7月時点)にのぼります。もちろん$SANDも扱っており、販売所取引だけでなく板取引での売買も可能です。 顧客の資産は100%コールドウォレットで管理しており、ハッキングによる資産の不正流出を防いでいるので、安心して使える取引所ですね。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! OKCoin Japanの公式サイトはこちら The Sandbox($SAND)のまとめ The Sandbox($SAND)のまとめ The Sandboxは最もメジャーなブロックチェーンメタバースプロジェクト LAND上にボクセルアートのコンテンツを作って公開できる The Sandbox上のイベント参加や、LANDやASSETの売買で稼げる $SANDはThe Sandboxのエコシステムを支えるガバナンストークン $SANDの取引ならBitget、Coincheck、OKCoin Japanがおすすめ この記事では、メタバースプロジェクトThe Sandboxとガバナンストークン$SANDについて、特徴と将来性を解説しました。 The Sandboxはブロックチェーン上のメタバースとしては最もメジャーな存在で、多くの企業や個人が参画して多様なコンテンツが展開されています。 2024年7月現在はメタバースへの市場の反応が減退しており、The Sandboxへの注目や$SANDの価格は伸び悩んでいます。 しかし、メタバースは一過性のものではなく長い目で見るべき重要なコンセプトです。仮想通貨市場全体の活性化や、著名な企業や個人の参画などでThe Sandboxに注目が再度集まる可能性は十分にあります。 The Sandbox($SAND)の今後の動きにはしっかりアンテナを張っておきましょう。
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2024/07/16仮想通貨ポリゴン($MATIC)の特徴や将来性を完全解説!
イーサリアムは、トランザクションの集中時に処理の遅延やガス手数料の高騰が発生する、いわゆるスケーラビリティ問題を抱えてきました。 ポリゴン (Polygon)は、この問題の解決を狙ったレイヤー2のチェーンです。ローンチ以来比較的順調に利用が進み、数多くのDAppsやDeFiサービスによって採用されています。 Polygonはどんなチェーン? Polygonで利用されている$MATICに将来性はあるの? $MATICを購入するならどの取引所がおすすめ? こんな疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではPolygonチェーンとネイティブトークン$MATICの特徴と将来性を解説しました。加えて、$MATICを取引するのにおすすめの取引所も紹介しています。 最後まで読めば、Polygon($MATIC)の魅力をしっかり把握できますよ。 仮想通貨Polygon($MATIC)とは? 5つの特徴を解説! 最初にPolygonチェーンとそこで使用される仮想通貨$MATICの概要について解説します。 Polygon($MATIC)の特徴を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 仮想通貨Polygon($MATIC)の5つの特徴を解説! Polygonは高速・低コストのL2チェーン L2チェーンの中ではトップクラスの規模を誇る 数多くのDeFiやDAppsがPolygon上で稼働 MATICはPolygonチェーンのネイティブトークン Polygon2.0に向けた開発を実施中 Polygonは高速・低コストのL2チェーン Polygon($MATIC)のスペック 名称 Polygon(ポリゴン) 提供者 Polygon Labs コンセンサスアルゴリズム PoS ネイティブトークン MATIC トークン発行日 2019年 時価総額ランキング 21位(2024年7月5日のCoinMarketCapのデータによる) 時価総額 約7,000億円(2024年7月5日のCoinMarketCapのデータによる) 公式ページ https://polygon.technology/ 公式X https://x.com/0xPolygon 公式Telegram https://t.me/polygonofficial 公式Discord https://discord.com/invite/0xPolygon ホワイトペーパー Matic network whitepaper イーサリアムは、スケーリング問題と呼ばれる課題を長らく抱えています。トランザクションが集中すると、パフォーマンス低下とガス手数料の高騰が発生するものです。 Polygon(ポリゴン)は、このスケーリング問題を解決するために開発されたチェーンです。最初にローンチした時点ではMatic Networkという名称でしたが、2021年にPolygonに名称を変更しました。 Polygonのホワイトペーパーより引用 Polygonは、イーサリアム(レイヤー1)と協調しながら動くチェーン(レイヤー2)です。 トランザクションの処理をレイヤー1の代わりに行い、詳細な処理内容を集約したハッシュのみレイヤー1に送り返すことで、セキュリティレベルを落とすことなく、ネットワーク全体のパフォーマンスを向上させます。 この技術により、Polygonで処理できる1秒間あたりのトランザクション数は7,000回にのぼります。イーサリアムが15~20回であるのと比較すると、その効果は顕著です (CoinWireの比較による)。 また、トランザクションあたりのガス手数料は$0.015を下回っており、イーサリアムの1万分の1以下におさえられます(Polygon公式ページより)。 L2チェーンの中ではトップクラスの規模を誇る Polygonチェーンは稼働開始以来順調に成長し、2024年7月現在ではL2チェーンではトップクラス、すべてのチェーンの中でも有数の規模に至っています。 DappRadarの2024年7月4日のデータによれば、Polygonのアクティブウォレット数はすべてのチェーンの中で3位を占めており、多くのユーザーによって支持されていることがわかります。 またチェーン内で稼働しているスマートコントラクト数では、イーサリアムについで2位の規模です。L2チェーンに限れば、Arbitrum(同4位)・Blast(同6位)・Base(同8位)といった競合をおさえてトップです。 数多くのDeFiやDAppsがPolygon上で稼働 DeFiLlamaより引用 Polygonチェーン上ではすでに数多くのDeFiサービスが稼働しています。DeFiLlamaで確認すると、AaveやUniswapなどのメジャーなDeFiサービスを含む500件近い数のDeFiがPolygon上で稼働していることがわかります。 その結果、Polygon上のDeFiサービスのTVLは、全チェーンのTVLの0.91%のシェアです(2024年7月5日時点)。 また、アクティブなDAppsの数は数万個を超えると言われており、DAppRaderのデータでも稼働しているDAppsの数ではBNBチェーン、イーサリアムチェーンに次ぐ3位にランクされています。L2チェーンの中ではもちろんトップです。 TVL(Total Value Locked)とは? 日本語訳は「預かり資産」です。DeFiサービスの規模を表す指標のひとつで、そのDeFiに預けられてロックされている金額を指します。ブロックチェーンのTVLは、そのチェーン上で稼働しているDeFiのTVLの総和を意味しています。 $MATICはPolygonチェーンのネイティブトークン Polygonの公式ページより引用 Polygonチェーンでの$MATICの役割 ガス手数料の支払い Proof of Stakeによるコンセンサス形成 Polygonチェーンの意思決定に参加する際の投票権 Polygonチェーンでメインで使用されるトークンが$MATICです。ネットワークの名称はMatic NetworkからPolygonに変更されましたが、トークンの名称は$MATICのまま残っています。 $MATICはPolygonのエコシステムを支えるための基本的な役割を担っています。 PolygonチェーンのコンセンサスアルゴリズムはProof of Stakeです。ブロックを作成してチェーンにつなぐバリデーターは、ステーキングされた$MATICの量によって決められます。 バリデーターへの報酬も$MATICです。Polygonチェーンのガス手数料として徴収された$MATICがバリデータに分配されます。 $MATICはPolygonチェーンのガバナンストークンでもあります。Polygonチェーンに関する意思決定は、$MATICの保有者による投票で行われます。 Polygon2.0に向けた開発を実施中 Polygonの公式ページより引用 Polygon2.0の主な開発項目 アーキテクチャのゼロ知識証明ベース(zkEVM)への改変 ガバナンスをプロトコル・スマートコントラクト・資金の3つに整理 ネイティブトークンのアップグレード:$MATIC→$POL Polygonの提供者であるPolygon Labsは、Polygon全体のアップグレードを計画しています。 この開発プロジェクトはPolygon 2.0の名称でPolygonのコミュニティと協力しながら進められており、現在のレイヤー2の限界を超えた無制限の拡張性と統合された流動性の実現を目標としています。 開発項目の中には、ゼロ知識証明技術を適用したコンセンサスアルゴリズムへの統合とプロトコルアーキテクチャの改変、ガバナンスの仕組みの改善などが含まれています。 ネイティブトークン$MATICのアップグレードもPolygon 2.0の構想に含まれており、ネイティブトークンは$POLに変わる予定です。 zkEVM(Zero-Knowledge Ethereum Virtual Machine)とは? イーサリアム互換のスマートコントラクト実行機構の一種で、ゼロ知識証明(知識の内容を公開せず知識を保有していることのみを証明する技術)を応用したものを指します。レイヤー2側での処理の内容を、ゼロ知識証明の技術を使って検証可能な状態を維持しつつ大幅に圧縮して、全体のパフォーマンスを向上させます。 Polygonを採用している主要なプロジェクト Polygonチェーン上では数万を超えるDAppsやDeFiサービスが活動しており、すでに大きなエコシステムが構成されています。 ここでは、Polygon上で稼働している主要なプロジェクトをピックアップします。 Polygonを採用している主要なプロジェクト メジャーDeFiプロジェクト:Aave、UniSwap 大手NFTマーケットプレイス:OpenSea、MagicEden メタバースプロジェクト:Decentraland、The Sandbox メジャーDeFiプロジェクト:Aave、UniSwap Aaveの公式ページより引用 Polygonを採用しているDeFiプロジェクトは数多くあります。特に複数のチェーンに対応したメジャーなDeFiプロジェクトが、Polygonをサポートしています。 Polygonチェーンに対応しているDeFiの中で最大のTVLを持つのは、Aaveです。レンディングを主要なサービスとしており、Polygonチェーン全体のTVL額の50%近くがAaveです(2024年7月時点)。 UniSwapやQuickSwapなどの、有名なDEXもPolygonチェーンに対応しており、メジャーなイールドアグリゲイターのBeefyやYearn FinanceもPolygonで活動しています。 その結果、DeFiによるPolygonチェーンでのTVL(Total Value Locked)額は8.64億米ドルにおよびました。この額は、仮想通貨市場全体のTVLの0.9%以上を占めています(2024年7月時点)。 大手NFTマーケットプレイス:OpenSea、MagicEden OpenSeaの公式ページより引用 Polygon上でのNFTの発行や取引は活発です。そのため、大手のNFTマーケットプレイスの多くがPolygonチェーンに対応しています。 Polygonチェーン上で最も利用されているNFTマーケットプレイスはOpenSeaです。OpenSeaは多くのチェーンに対応していますが、取引額の半分以上がPolygonチェーンでの取引です。 他にもMagic EdenやRaribleといった大手のマーケットプレイスがPolygonチェーンで活動しており、NFTの領域でもPolygonチェーンが重要視されていることがよくわかります。 メタバースプロジェクト:Decentraland、The Sandbox Decentralandの公式ページ、The Sandboxの公式ページより引用 メタバースの領域でも、Polygonチェーンは活発に利用されています。 Coincheckが「OASIS KYOTO」を運営しているメタバースプラットフォームDecentralandはイーサリアムネットワークのみに対応していましたが、2021年の4月よりPolygonチェーンにも対応しました。主な理由はガス代の高騰です。 また、The Sandboxも2022年にメインネットをPolygonチェーンに移行しています。従来はイーサリアム上のNFTであったThe Sandbox中の仮想的な土地であるLANDも、Polygon上のNFTへ移行しました。 このようにエンターテインメントの領域でもPolygonの採用は進んでいます。 Polygon($MATIC)の今後の動きは?将来性を考察 ここまでPolygon($MATIC)の特徴や、Polygon上で稼働する主要なプロジェクトについて解説しました。すでに実績のある重要なネットワークであることがよくわかりましたね。 ここからは、Polygon($MATIC)の将来性について検討していきましょう。 Polygon($MATIC)の将来性 $MATICのこれまでの価格動向 Polygon($MATIC)の将来性を左右するポイント $MATICのこれまでの価格動向 CoinMarketCapより引用 $MATICのこれまでの値動きをチャートを見ながら追っていきましょう。 2019年の$MATIC発行以来しばらくの間は大きな注目を浴びることなく、低価格のまま安定した状態が続きました。 しかし、2021年に入ると状況は大きく変わります。 仮想通貨市場全体が活性化し、多くのアルトコインの価格が上昇するのに合わせて$MATIC価格は上がって行きます。 多くのDeFiサービスでPolygonが採用されたことや、イーサリアムのレイヤー2ネットワークへの注目などが重なって、1円に満たなかった価格が最高値の300円以上にまで跳ね上がりました。 2022年以降の仮想通貨市場の沈静化に伴い、$MATICの価格も落ちていきますが、Polygonは落ちきることなく50~200円の間を上下します。 これは、仮想通貨への注目が落ち着いた中でもPolygonへの注目が一定程度継続しており、現在でも有力なレイヤー2ネットワークのオプションのひとつとして認識されていることを示しています。 Polygon($MATIC)の将来性を左右するポイント $MATICが今後大きな伸びを見せるのかについて確定的なことは言えません。しかしPolygonは重要なL2チェーンであり、条件がそろえば躍進する可能性は十分にあります。 ここからは、Polygon($MATIC)の将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 イーサリアムを中心としたエコシステムの活性化 これまでの$MATICの値動きを見ると、仮想通貨市場全体の値動きに大きく影響されていることがわかります。 2021年の$MATICの高騰は仮想通貨市場全体の盛り上がりと同じタイミングですし、2023年10月から2024年の1Qにかけての上昇も、ビットコインの現物ETF承認による影響を反映したものです。 特にPolygonチェーンはイーサリアムのレイヤー2ソリューションという位置づけが強いのが特徴です。イーサリアムを中心とした広範なエコシステムの重要なピースだと認識されています。 したがって$MATICが上昇するためには、イーサリアムを中心とした広範なエコシステムが活性化し、大きく注目を浴びることが前提条件になります。 Polygon 2.0への順調なアップグレード Polygonの公式ページより引用 イーサリアムのレイヤー2チェーンであるPolygonには、Arbitrum、Base、Blastなどの多くの競合チェーンがあります。 Polygon($MATIC)の価値が大きく伸びるためには、競合チェーンに対する技術的な差別化が必要です。Polygon 2.0へのアップグレードは、この意味で重要なアクティビティになっています。 Polygon 2.0への移行は技術的に大きな改変です。 多数のステークホルダーを抱える大規模なエコシステムを持つPolygonで大きな混乱が起きると、多くのプロジェクトやユーザーの支持を失うことになるため、丁寧かつスピーディな2.0への移行が期待されます。 注目度の高いプロジェクトによるPolygonの採用 多くのDeFiやDAppsがすでにPolygon上で稼働しており、その数はすでに数万を超えています。$MATICの価値が順調に上昇するためには、今後も多くのプロジェクトがPolygonに対応することが必要です。 特に、知名度の高い企業とのタイアップや、メジャーなコンテンツの取り込みなど、注目度の高いプロジェクトとの連携は、Polygonへの支持を集めるよい方法です。過去にもディズニーとの提携が発表され、話題を呼んでいます。 最近のPolygonにはこういったニュースが少なく、競合のL2チェーンの動きに埋もれ気味な印象がありますが、今後大きなプロジェクトとのタイアップが公表されれば、$MATICの価値によい影響を与える可能性があります。 ディズニーのデジタルコレクティブル | Polygonが開発中 Polygon($MATIC)の取引でおすすめの仮想通貨取引所3選 $MATICは、海外の仮想通貨取引所の多くでトレードできます。また、国内にも売買できる取引所が12件あり、取引しやすいトークンです。 ここでは、$MATICのトレードにおすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。 $MATICの購入でおすすめの仮想通貨取引所 Bitget OKCoin Japan Coincheck Bitget Bitgetのスペック 名称 Bitget 運営会社 Bitget Global Inc. 提供サービス 現物取引、先物取引、コピートレード、ステーキング 公式サイト https://www.bitget.com/ 取り扱い通貨数 800種以上 海外の仮想通貨取引所の中では、Bitgetが$MATICのトレードにおすすめです。 1日の取引量が2,500億円以上の規模を持つ大手取引所で、国内の取引所と比較して大きな流動性が維持されています。 また、扱っている仮想通貨の種類は800種以上(2024年7月時点)で、マイナーなアルトコインにも強い取引所です。 現物取引だけでなくハイレバレッジの先物取引も可能で、$MATICの場合は50倍までのレバレッジが利用できます。 PCからウェブサイト経由で利用できるウォレットとスマホアプリがあり、どちらも丁寧に日本語対応されています。海外の取引所ならではの高度な機能を違和感なく使えますよ。 Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 Bitgetの公式サイトはこちら OKCoin Japan OKCoin Japanのスペック 名称 OKCoin Japan 運営会社 オーケーコイン・ジャパン株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、ステーキング 公式サイト https://www.okcoin.jp/ 取り扱い通貨数 40種 OKCoin Japanは海外の大手取引所OKCoinの日本法人で、取り扱い通貨の種類を増やすことに積極的です。 2024年7月時点で取引できる通貨は40種あります。$MATICのトレードも可能で、販売所取引だけでなく板取引での売買も利用できます。 顧客の資産は100%コールドウォレットで管理しており、ハッキングによる資産の不正流出を防いでいるので、セキュリティ面でも安心です。 取引数量に応じて取引手数料が安くなるボリュームディスカウント方式をとっているので、使い込むほどお得に使える取引所ですよ。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! OKCoin Japanの公式サイトはこちら Coincheck Coincheckのスペック 名称 Coincheck 運営会社 コインチェック株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、NFTマーケットプレイス 公式サイト https://coincheck.com/ 取り扱い通貨数 31種 Coincheckは国内の仮想通貨取引所の中では比較的古くから開業しており、実績のある取引所です。仮想通貨のトレードだけでなくIEO(Initial Exchange Offering)やNFTマーケットプレイスなども手掛けています。 $MATICの取り扱いは2023年8月から開始しています。Coincheckでは$MATICをPolygonチェーンで入出金できるため、Polygonチェーン上で利用する$MATICを入手するには便利な取引所です。 また、NFTマーケットプレイスではPolygonのNFTを売買しており、CoincheckがPolygon($MATIC)に力を入れていることがよくわかります。 【Coincheck(コインチェック)の登録方法・使い方】入出金・仮想通貨売買まで徹底解説 Coincheckの公式サイトはこちら Polygon($MATIC)のまとめ Polygon($MATIC)のまとめ Polygonは高速・低コストの実績あるL2チェーン 数多くのDAppsやDeFiサービスがPolygon上で稼働中 $MATICはPolygonのPoSやガバナンスに不可欠なネイティブトークン 仮想通貨全体の活性化や高注目プロジェクトとの提携で伸びる可能性あり $MATICのトレードならBitget・OKCoin Japan・Coincheckがおすすめ この記事では、イーサリアムのL2チェーンの中でもメジャーなPolygonとそのネイティブトークンの$MATICについて、特徴と将来性を解説しました。 Polygonは、ローンチ以来比較的順調に利用が進みL2チェーンに注目が集まったことも幸いして、数多くのDAppsやDeFiサービスによって採用されています。 2023年以降は競合するチェーンも多く出てくる中、若干の停滞感がありますが、Polygon 2.0という新しいコンセプトを掲げて開発を続け、次の飛躍へ向けて準備している状態です。 今後、仮想通貨市場全体の活性化や、著名なプロジェクトとの提携などのニュースが入れば、一気に伸びる可能性もあるので、その動きをしっかり注視しておきましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/07/052024年第2四半期、DMMの仮想通貨流出が最大規模の事件に
仮想通貨市場では、ハッキングや詐欺などが頻発しており、多額の資産が不正流出しています。 先日公開されたレポートによると、2024年第2四半期に発生した仮想通貨の流出事件として、DMM Bitcoinでの一件が流出額としてトップとなったことが分かりました。 5月末に発生した上記事件では、同取引所が管理するアドレスから顧客資産を含む4,502BTC(当時約482億円相当)が流出しました。円換算では、昨今発生した国内取引所での流出事件としてはコインチェックに次ぐ規模となります。 犯人は500BTCずつを9回に分けて外部のアドレスに不正送金したとしています。 DMM Bitcoinは顧客資産の全額補償を発表しており、資金調達を行いビットコインの買い戻しを完了したと報告しています。しかし、事件から1ヶ月以上経過した現在も、具体的な流出原因は公表されていません。 DMMビットコインが550億円を調達し、BTCの買い戻しを完了 上記以外に発生した2024年第2四半期の事件としては、Gala Gamesで発生したGALAトークンコントラクトの脆弱性を悪用した一件、スイスの仮想通貨取引所Lykkeで発生したセキュリティ侵害事件、NFTプロトコルHolographの元開発者によるスマートコントラクトの脆弱性悪用事件などが挙げられます。 仮想通貨市場では、頻繁なハッキングや不正流出事件が発生しているのが現状であり、利用者は引き続き正しい知識と警戒が必要となります。 記事ソース:DappRadar