NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説

2024/05/05・

Daichi

NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
  • NFTに興味があるけれど、どうやって買えばいいの?
  • いろいろあるけど、どのサイトから買えるの?

上記のような方に向けて、NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説します。

また、NFT購入までの具体的な手順や準備、購入に際して注意したいことについても整理しています。

この記事でわかること
・NFTの購入方法、具体的な手順や準備
・国内及び海外のおすすめマーケットプレイス
・NFT購入に際して注意するべきこと

NFTとは?

NFTの概要
ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。
「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。

つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。

NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値も大きな上昇を見せています。

下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という人気NFTコレクションの2024年2月以降のフロア価格の推移をグラフにしたものです。*OpenSea参照

BAYCのフロア価格推移

多少の下落はありながらも、最新データで16.7 ETH(2024年5月時点約804万円)となっています。

NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス

ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。

NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームで、国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがあります。

国内のNFTマーケットプレイス

1.Coincheck NFT(コインチェックNFT)

画像:Coincheck NFT

名称Coincheck NFT(コインチェックNFT)
主な取扱NFTタイプゲームアセット / トレーディングカード
決済対応通貨・手段ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc.
ガス代(手数料)出品・購入:無料
販売:10%
出庫:0.01〜0.16ETH
対応ウェブウォレットメタマスク
対応チェーンイーサリアム
公式サイトhttps://coincheck.com/ja/nft

国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。

決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。

2.Adam by GMO

画像:Adam by GMO

名称Adam by GMO
主な取扱NFTタイプデジタルアート
決済対応通貨・手段イーサリアム / 日本円 / クレジットカード
ガス代(手数料)二次販売:5%
クレジットカード決済:3%
日本円決済:300円(振込手数料)
対応ウェブウォレットメタマスク
対応チェーンイーサリアム
公式サイトhttps://adam.jp/

GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。

著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。

3.HEXA(ヘキサ)

画像:HEXA

名称HEXA(ヘキサ)
主な取扱NFTタイプデジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc.
決済対応通貨日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC
ガス代(手数料)購入・出品・出庫:無料
販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30%
対応ウェブウォレットメタマスク
対応チェーンイーサリアム / Polygon
公式サイトhttps://hexanft.com/

HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。

HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。

海外のNFTマーケットプレイス

1.OpenSea(オープンシー)

画像:OpenSea

名称OpenSea(オープンシー)
主な取扱NFTタイプゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc.
決済対応通貨SOL、BTC、ETH、MATIC、AVAX、KLAY、BNB等
手数料二次販売:2.5%
対応ウェブウォレットMetaMask / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc.
対応チェーンEthereum、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Optimism、Solana、Zora等
公式サイトhttps://opensea.io/ja

世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。

スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。

2.Blur(ブラー)

画像:BLUR

名称BLUR(ブラー)
主な取扱NFTタイプゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc.
決済対応通貨イーサリアム
ガス代(手数料)販売:0%
対応ウェブウォレットメタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet
対応チェーンイーサリアム
公式サイトhttps://blur.io/

2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。

手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。

また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。

3.Magic Eden(マジックエデン)

名称Magic Eden(マジックエデン)
主な取扱NFTタイプゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc.
決済対応通貨SOL、BTC、ETH、MATIC、ETH(Baseチェーン)
手数料掲載料:0%、取引手数料:2%
対応ウェブウォレットPhantom/Magic Eden Wallet/OKX Wallet/MetaMask/Coinbase Wallet 等
対応チェーンEthereum、Solana、Bitcoin、Polygon、Base
公式サイトhttps://magiceden.io/

Magic EdenはOpenSeaに匹敵する大手NFTマーケットプレイスで、複数のチェーンに対応している他、OpenSeaとは異なるUIや分析データと共にNFTの売買などが行えます。

昨今注目を集めているBitcoin上のNFTも取り扱っているのも特徴の1つと言えます。

NFTの購入方法

ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。

  • ① ウォレットの作成
  • ② 暗号資産の購入・送金
  • ③ NFTの購入

① ウォレットの作成

まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。

数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。

くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。

  1. メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード
  2. インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう)
  3. シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む
  4. 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する
  5. 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了

② 暗号資産の購入・送金

主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。

暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。

Bitgetをおすすめする理由
  • クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる
  • ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心
  • 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる

多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。

また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。

さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。

Bitgetの登録はこちら

購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。

また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。

Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。

関連:出金方法ガイド|Bitget

③ NFTの購入

ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。

  1. NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する
  2. 購入したいNFTを見つける
  3. NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択
  4. ウォレット側で承認して決済

今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。

Coincheck NFTCoincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説
OpenSeaNFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説
BlurNFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も

NFTの購入に際して注意するべきこと

ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。

投機性が高く、価格が不安定

現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。

そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。

偽プロジェクトや詐欺等のリスク

偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。

とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。

このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。

著作権はクリエイターに帰属する

NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。

しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。

こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

NFTの購入方法 まとめ

NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。

盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。

この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。


免責事項

・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
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