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2018/06/15BIG Token CEO Yen Ong氏へプロジェクトインタビュー
タイやベトナムのリゾート地開発への投資をトークンを通して行えるプロジェクト、BIG Token(ビッグトークン) / $BTK。 今回は、同プロジェクトでCEOを務めるYen Ong氏に直接インタビューを行い、BIG Tokenの魅力やプロジェクト進行状況を伺いました。 Yen Ong氏とのインタビュー [caption id="" align="aligncenter" width="1440"] BIG Token CEO, Yen Ong氏[/caption] ーー 今日はよろしくお願いします。まずは、BIG Tokenのプロジェクトについて教えてください。 Ong氏: BIG Tokenでは、ICOを通じて調達した資金で、私たちが保有する土地でのリゾート開発を計画しています。タイとベトナムの海・川・山といった様々なロケーション7箇所で、利用者の皆様がBTKトークンを利用してサービスを受けられるシステム作りに取り組んでいます。私たちが計画しているリゾートは日本の美に基づいた和風なものになる予定です。 ーー 既にロケーションが7箇所があるんですね。BTKトークンはリゾート地のサービス以外でも利用できるのですか? Ong氏: ICOによる調達資金は提携業者に貸付されることになっています。こういった業者の方々には、物件完成後にサービスに対する支払い方法としてBTKトークンを受け付けるように契約しています。また、私たちの中期目標として、リゾート地周辺のローカルビジネスにもBTKトークンでの支払いをできるように交渉する予定です。 前回のプロジェクト概要記事でも紹介したとおり、BTKトークンは対象リゾート地でのサービスの享受に利用できるだけではなく、物件の割引購入などにも使用できるとされています。 Ong氏: BIG Tokenは不動産への投資だけではなく、実際の物件の購入にも使用できます。ICO終了後には物件の限定販売も開始する予定で、BTKトークンを利用して購入される方に割引も提供します。 ーー 不動産の価値に裏付けられたアセットトークンということですよね? Ong氏: はい、そのとおりです。トークンは私たちの保有する土地の価値分のみ発行されます。この希少性や土地のロケーションに加え、物件の限定割引販売などが加わることによって、BTKトークンの価格がさらに強くサポートされていくと考えています。 ーー 不動産と仮想通貨を結びつけたプロジェクトは他にも出てきていますが、BIG Tokenの強みはどういったところなのでしょうか? Ong氏: 私たちの一番の強みは、すでに土地を持っていることです。タイとベトナムで、海・川・山など様々な景色をお楽しみいただけるようにと考えながらロケーションをセレクトしています。 さらに、海外物件の購入となると手続きが複雑なイメージがありますが、BIG Tokenでは20年以上のリアルエステート業界経験を活かし、タイでは外国人への物件販売許可などもすでに取得済みで誰もが容易に購入することが可能なようです。 ーー なるほど。現在のところタイとベトナムの7箇所でサービスを展開する予定とのことですが、今後さらにロケーションを増やしていく予定はありますか? Ong氏: もちろんです。今後様々なところで同様のプロジェクトを通してロケーションを増やしていく予定です。ロケーションのチョイスにはこだわりがあるので、時間をかけて計画を練っていきたいと考えています。 ーー ロケーションの選択とかにこだわりとか条件みたいなものとかもあるのでしょうか? Ong氏: まず、対象物件は必ず最高級の物件(プライムエステート)のみをチョイスしています。それに加え、治安や周辺のようすも考慮して国や場所を選んでいます。また、先ほども言いましたが、「海だけ」ですとか「山だけ」などとならないよう、お客様に様々な景観を楽しんでいただけるようにとも考えています。 ーー 今回はインタビューありがとうございました。最後に、日本の皆さんに一言お願いします。 Ong氏: BIG Tokenは、20年以上にわたるリアルエステート業界での経験を活かしたリゾート地開発を、信頼できるICOを通して行なっていきたいと考えています。トークンセール終了後には物件の限定販売も行いますので、是非チェックしてみてください。 まとめ 和風リゾート地をタイ・ベトナムに展開していくBIG Tokenは、トークンのユーティリティを確保するために該当地域でのパートナーシップ作りなどにもかなり力を入れているようでした。 BIG Tokenプロジェクトの詳細は以下の記事からチェックできます。 不動産に投資機会を!BIGToken(ビッグトークン)の特徴を紹介
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2018/06/02週刊少年クリプト編集長コンソメ舐め太郎さんへインタビュー
先日、CRYPTO TIMESでも取り上げた週刊少年クリプトを覚えていますか...? 今回、編集長であり、CRYPTO TIMESでもコラムを書いてくれているコンソメ舐め太郎さんに突撃インタビューを行いました。 彼がどんな思いでこの雑誌を創刊しようとしたか、そして、今後のビジョンをCRYPTO TIMESの読者にだけ語ってくれました。 週刊少年クリプト創刊号発刊!世界初!仮想通貨の漫画雑誌爆誕! - CRYPTO TIMES コンソメ舐め太郎インタビュー -- 今回は面白い企画をありがとう!まずは自己紹介をどうぞ。 舐め太郎 : コンソメ舐め太郎と言います。大学では物理学をやって、今は海外でもブロックチェーン系のプロジェクトで活動していて、本業はIT企業で金融のシステム開発をしています。会社の中でもブロックチェーンの普及に勤めたり、提案活動に参加したりしてもう、ブロックチェーンにどっぷりです。 仮想通貨を去年の10月くらいに初めて、面白さに気づいてのめり込んでいきました。これから、海外に出ていく男です!! -- へぇ〜海外に出ていくんだ(鼻をほじりながら) ていうか、コンソメ舐め太郎って変な名前だよね。なんでその名前になったの? 舐め太郎 : まだフォロワーも少なくて、色々調べているときに、アラタさんとたまたまやり取りをする機会があって、どうしたらフォロワー増えるんだろうみたいなときにアラタさんにリプライしたら、 「お前の名前(前の名前はイーサたくや)だとフォロワー増えないでしょ」って言われて、ザハさんに何故か名前をつけてあげてと投げられていて...気づいたら、コンソメ舐め太郎って名前になっていました(怒) -- じゃぁ、ある意味俺が名付け親ですね(照)因みに今回、創刊しようと思ったきっかけってあるの? 舐め太郎 : 正直に言うと、思いつきだったりします。頭の中で「面白そうだなー」と考えが巡ったときに、軽くツイートしたんですね。仮想通貨の少年誌があったら面白いよな的な。その日は飲みがあったんですけど、自宅に帰ってるときにこれはいけるんじゃね?って思ったんです。 で、ちょっと本気でツイッターで募集してみたら、意外と人が集まって!!需要があるんだなと思って、本気になって創刊しようみたいになりました。 -- 募集をしたのはいつくらいですか? 舐め太郎 : ちょうど一ヶ月前くらいで。はじめに募集をしてから1ヶ月で創刊まで行けたのは個人的にはかなり速いかなと思っています。 漫画をこれまで作った経験あるなら、できたかもしれないけれども編集もしたこと無い、漫画も書いたわけでもない、それでも、この雑誌を作れたのは協力してくれる人のおかげかなと。 実際、メンバーに誰か漫画を書いてたって人がいたわけでもなくて。それでも、発刊できたのは感無量です。 -- 今回、初めての経験だったと思うんだけど、作っていて大変だったこととかは何があった? 舐め太郎 : 正直に言うと、全部大変でした。僕は編集長であるのと同時に、いろんな個性を持った人たちをうまくまとめる猛獣使いにならないといけない。 漫画書いてくれる人だけじゃなくて、脚本がいたり、マニアックな情報提供してくれる人もいたり。それで、皆それぞれ個性があって、指示一つ出しても返ってくるものや時期が違ったりして。ただ、個人的には、クリエイティブな人って自由奔放であるべきだと思ってて、期限に平気で遅れるような人であるべきだと思うんです。 -- あーたしかに、クリエイターは縛れないもんね。 舐め太郎 : 実際、Googleとかも、社員の労働時間の20%だかは自由に使っていい時間っていうのがあるらしく、そこからビジネスが生まれているみたいで、クリエイティビティの源って「暇な時間」だと思うんです。 なので、これからも作家の方々には無理やり暇な時間を作ってもらって、面白い作品を描いてもらおうと思ってます。実際、創刊号を作って行く中でも、一旦は仮置きで期限決めて描いてもらってはいたんですけど、「全然遅れてもいいよー」という風にして何度も期限を先延ばしにして進めてました。ま、あとシンプルに漫画ってどうやって作るんだろうみたいな作り方や段取りとかも大変でした。 -- いやいや、でも本当にその甲斐あってかとても良くできているなーと思ったよ。今後のビジョンとかってあるんですか?(インタビューアーっぽく) 舐め太郎 : 正直、見切り発車で始めたところもあります。一応、ビジョンというものがあって仮想通貨の市場って新規参入者をもっと入れないといけないと思っています。 それを、今回の雑誌のようにビジュアル押しで、漫画だけじゃなくて、音楽や映像を作ったりっていうのを視野に入れていたり。継続する上で、流行らないかもしれないって仮になったときにはいろんな角度からクリエイターを巻き込んでやっていけたらと思ってます。 -- ズバリ、週間少年クリプトの創刊号のここが見どころというのは? 舐め太郎 : クリプトヒーローが最もおすすめです。もちろん全部おすすめなんですけどね。 ジャンプでもそうですけど、ワンピースとかドラゴンボールみたいな王道のヒーロー物っていうのがビビビっときました。仮想通貨のいろんな特性を能力にしちゃうぜみたいな部分がかなり注目できるのかなと思っています。 -- 実際、発刊した後の反響とか、チームのメンバーとかの感想とかはどういう感じだったの? 舐め太郎 : 発刊したあとは、面白かったって反応も多かったけど、「僕もやりたい」みたいなのが非常に多かったのが一番驚いてます笑 -- じゃあ、次回以降はもっとボリュームのある雑誌になるんですね!?w 舐め太郎 : そうできるように努力していきたいと思います。量と質どっちを取るかって問題だと思うので情報の質とかも大事だと主思ってるので、2-3号は質に寄せるかもしれません。 -- 今回はインタビューありがとうございました。最後に一言お願いします。 舐め太郎 : 僕のテーマは「仮想通貨をエンタメに」。漫画だけじゃなくて、他のクリエイティブなことをなんでもやっていきたいと思っていますし、面白そうだなと思ったら声をかけてほしいです。「やりたいです!」って言ってくれる人には100%参加してもらってますので、漫画だけじゃなくて「こんな特技ありますよ!」って人は是非是非声かけてください! あと、仮想通貨の市場ってまだまだ未開拓なところが沢山あって、何やっても世界初になると思うので、別に週刊少年クリプトに参加するっていうんじゃなくてライバル雑誌立ち上げてみたり、仮想通貨落語とかやってみたり(笑)、キャラ弁作ってみたりとか、それぞれがやりたいことやりまくって全体を盛り上げて行きましょう! -- だいぶ一言じゃなくなってるけどw 舐め太郎 : 今日は俺のインタビューでしょ!?もう少しだけ!w あと、できればいいなーとおもってるのが、「仮想通貨をエンタメにしよう会」作って、週刊誌だけではできないことをいろんな人巻き込んでやっていければと思ってます。例えばヤバWEBさんのYoutubeチャンネルとかそう言ったものの一つに入ると思いますし、物販とか、きゃんたくんがやってるお祭のブース出店だったりとか、そういうのをひとまとめに組合みたいにしてゴリゴリの中央集権でやっていけたらシナジー効果で面白いんじゃないでしょうか。 -- 本日はありがとうございました!!! まとめ 今回はコンソメ舐め太郎さんのインタビューとなりました。 週刊少年クリプトなんで発刊しようと思ったか、そういう熱い想い伝わりましたか!? 今後にもぜひ期待していけたらと思っています!!! 三号くらいで頓挫だけはやめてよね!!!(個人的感想)
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2018/05/22ブロックチェーンの位置付け、現状、そして未来へ | Unlockd JC Oliver氏インタビュー
JC Oliver氏はマイクロソフトやVerizonなどといった大手IT企業での活躍経験のある方で、現在は広告リワードプラットフォームUnlockdやMoviecoin、Bankexなどに携わっています。 今回は、21日に東京・高輪で開催されたFinwise Summitにスピーカーとして登壇されたOliver氏に会場で直接インタビューをさせていただきました。 「ビジネスにおけるブロックチェーンの位置付け、現状と課題」という広いテーマでたくさんの興味深いアイデアを共有してもらいました。 「ブロックチェーン産業」は存在しない BBC、マイクロソフト、VerizonにAOLといった大手企業での経験をお持ちのOliver氏。まずはブロックチェーン系の分野に興味を持ったきっかけを聞いてみました。 ーー 本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。まずは、どのような動機でブロックチェーン技術に関わりを持つようになったのか教えてください。 Oliver氏: 人や物のID認証をする上でブロックチェーンには大きなポテンシャルがあると思ったのがきっかけです。ブロックチェーンというのはそれ自体がプロダクトになる技術ではなくて、経理やマネジメントといったビジネスの大元を支える技術だというところに惹かれます。 今でこそブロックチェーンという技術自体がひとつの業界のようになっていますが、正確には認証システムを要するビジネスであれば産業を問わずに応用できる技術です。そういった意味で、「ブロックチェーン産業」というものは存在しないわけです。 ーー なるほど。今はブロックチェーンという名前だけで注目が集まるものですが、将来はあって当たり前になるかもしれないということですね。 Oliver氏: はい。また、「行動に応じて消費者が報酬をもらえる」という今までになかったサービスを提供できるのも良いと思います。映画製作における資金管理やファンがリワードを貰えるMoviecoinの設立に至ったのはこれが理由です。 チーム作りには技術側と産業側両方の知識が必要 ーー それでは、ブロックチェーン技術に関わりたいという人に需要のある質問をさせてください。今、この技術分野ではどのような人材が必要とされているのでしょうか? Oliver氏: 当然ですが、まず「分散型」の考え方に慣れているエンジニアですね。そして忘れてはいけないのが、産業側の知識を持つ人です。もちろん、両方ひとりでこなせるならそれも良いことです。ともかく、フロント(産業サービス側)とバック(技術側)両サイドで人材が求められています。 先ほども言ったように、ブロックチェーン技術は応用できるビジネスモデルありきですから、技術側と該当する産業側両方の人間のアイデアが必要になります。 ーー 確かに、サミットで登壇された時のプレゼンにも「技術はイノベーションの機会を作り出すが、実際にイノベーションを作り出すのは人の創造力だ。」という引用がありましたね。 Oliver氏: はい。私が作った名言です。結構気に入っています。 ブロックチェーンは見えない技術 ーー ここまでポテンシャルのあるブロックチェーンですが、この技術が本当に身近な存在になるまでにはまだ10年、20年かかると言われているのはなぜでしょうか? Oliver氏: 浸透が遅い一番の原因はブロックチェーン技術自体が見えたり体験できたりするものではないからだと思います。 例えばVRだったら「デジタル世界が360度で体験できる」というのが明快ですよね。しかしブロックチェーンというのはビジネスを効率化する認証システムですから、いくら革新的とはいえ一般の方には本当にわかりづらいものです。 ーー 確かに、デジタル通貨などに対しても実体のなさに抵抗を覚える人などもいますよね。 Oliver氏: 少し前に、イギリスの大手スーパーで牛肉と偽り馬肉が売られていたことがありました。消費者はわかりようもないのでこれは大変な問題ですよね。しかしブロックチェーンで物流を管理すれば、商品のでどころや運搬ルートが確実にわかりますから、こういった問題は解決されるわけです。 ここでVRと馬肉の話を比べると、物理的に体験できる前者の方が圧倒的に普及が早いわけです。ブロックチェーンは本当に革新的な技術ですが、目に見えないため良さが広く理解されるまでには時間がかかるということですね。 おわりに ブロックチェーン技術は、今こそトレンドの影響でひとつの産業のようになっていますが、これから世間的な認知が広まるにつれ様々な業界でビジネスの基幹となっていくものだということでした。 「馬肉の話、書いてくれよ!」などと冗談を交えつつ終始笑顔でインタビューに応じてくださったOliver氏はとても気さくな方でした。 同氏は現在、映画やグッズの購入に使えるユーティリティトークンと、映画製作者が融資に使えるセキュリティトークン両方を発行するプラットフォームMoviecoinの開発に力を入れています。
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2018/05/17CRYPTO TIMES NIGHT #1 ゲストによるトークセッション
CRYPTO TIMES NIGHT #1に関するイベントレポートです。 今回はCRYPTO TIMES運営であるアラタさんと、ゲストとして呼ばれた3人の日本の仮想通貨ブロガー達によって行われたトークセッションに関するレポートです。 それぞれが注目している最先端技術から、日本の仮想通貨界の現状についてなどの興味深い話が沢山聞けました。 こちらのトークセッションの内容を、是非ご覧ください! CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート - CRYPTO TIMES テーマトーク CRYPTO TIMES運営者のアラタさんがモデレーターとして参加しました。 パネル登壇者は自身のブログを運営しているブロガーの方々です。 パネル登壇者 アラタ@cry_curr_ar (モデレーター) edindin@edindin_crypto BULLヒロ@bullhiro_crypto カズト@nomad_btc 注目している最新技術は? 「それぞれが今注目している最先端技術は何か」というテーマでまずこのパネルディスカッションがスタートしました。 この問いに対して「センサーに注目している」とBULLヒロさんは答えました。 ブロックチェーンの技術を実際に利用するにはまず前提として情報が必要で、その情報を得るための一つの手段としてセンサーが必要となると語っていました。 また、ブロガーの傍らIT企業で働いているBULLヒロさんによると、大手の通信キャリア3社が共同で低電力、低通信料のIoT専門デバイスを開発しているようで、このようなものはこれからどんどん世の中に出ていくだろうと話していました。 また、最先端技術として仮想通貨を挙げたedindinさんはこう語っていました。 「金融というのは実体が無いもの。現実世界に生きている我々にとって実体のある資産を拡張するような仮想通貨は良いと思う」 実体のないものはふとした瞬間に全くの無価値になる可能性があるが、実体のあるものは無価値になる可能性は低いだろうと話していました。 仮想通貨の現状について 仮想通貨の話が出た流れで「今の仮想通貨業界に対して思うことは何か」というテーマでトークがなされました。 このテーマについてedindinさんは「法律が整っていない所に仮想通貨は集まる傾向があるためリスクをしっかり考えるべき」と話します。 法律が整っていないダークマーケットの方が仮想通貨にとっては都合が良いため(プロジェクトなどを進めやすい)仮想通貨はそういう場所に集まるようです。 しかし、法律が整っていないためその分リスクが増えるということも理解しなければなりません。 カズトさんも同じくリスクに関して以下のように言及しました。 「仮想通貨は全てのプロジェクトが上手くいくように思っている人が多い印象がある。10あるうちの8は上手くいかないようなものだと思うので、投資家の人はしっかりリスクに対して意識しないといけない。」 次に話したBULLヒロさんはリスクを少し違った角度から捉えていました。 「リスクがあるということはそれだけ参入障壁があるということ。この状況でリスクを回避する能力を鍛え上げながら情報発信を続けていきたい」 とリスクを逆に利用して自身を磨こうとしているようでした。 セッションによせられた質問 実態のあるもの × ブロックチェーンのプロジェクト 「実態のあるものとブロックチェーン技術が上手く組み合わされているプロジェクトは実際にどんなものがあるか」という質問が投げかけられました。 この質問について、先ほど実体物とブロックチェーンについて話していたedindinさんは「SamuraiX」という不動産とブロックチェーン技術を組み合わせたプロジェクトに注目していると話していました。 CRYPTO TIMESではSamuraiXについて記事を取り上げています。 CEOへのインタビューなどもありますので是非以下の記事をお読みください。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー - CRYPTO TIMES 良いICO、オススメの分野 続いて「ICOはどのようなものが良いのか」という質問が上がりました。 それぞれが判断する時の基準や、今注目しているものについて、モデレーターのアラタさんも含めて4人はそれぞれ以下のように話しました BULLヒロ 投資は別としても、元々顧客をもっているところは強いと思います。 edindin NEOやEthereumのようなプラットフォームや、実際にそれを使って動くものがあるプロトコル系が強いですかね。 アラタ シェアリングエコノミーの分野が最近だと、トークンエコノミーと相性が良いのでは?と少し考えています。 カズト 元々あったコンテンツ提供のプラットフォームにブロックチェーン技術が組み込まれたようなものが良いと感じていますね! 4人によると ・顧客を元々持っているもの ・実際にそれを使って動いているものがあるプロトコル系 ・シェアリングエコノミーに関するもの ・元々あったコンテンツ提供プラットフォームを拡張させるもの などがICOとして良いものだそうです。 類似のプロジェクト 最後に「似たようなプロジェクトがあった時はどのように優劣をつけるのか」という質問があげられました。 仮想通貨業界は似たようなプロジェクトが乱立していますが、それらの良し悪しを決める際にどのような基準で考えているのでしょうか。 edindinさんはこの質問について「元々会社でサービスを提供してきちんとした実績があるかどうか見ている。0からスタートしたところとは信頼度で差がある。」と話していました。 またBULLヒロさんは「そのプロジェクトに関わってるメンバーや役員をしっかり見る。あとはチャートをしっかり見る」と述べていました。 まとめ いかがだったでしょうか。 CRYPTO TIMES NIGHTでは仮想通貨に関わる人にとって興味深い話がなされていました。 読んでくださった方々にとって参考になる部分があったのではないでしょうか。 以上、CRYPTO TIMES NIGHTのレポートでした!
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2018/05/14CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート
先日行われたCRYPTO TIMES NIGHTでSKYFchainのCEOであるアレクサンドル・ティモフェエフ氏が講演しました。 SKYFchainはドローンなどと関連のあるシステムで、これからさらに注目されると思います。 講演内容をまとめてみましたのでこれを機会に是非SKYFchainについて知ってみましょう! SKYFchain / SKYFT -世界初の重貨物用ドローンプラットフォームのプロジェクト- SKYFchain ゲストピッチ SKYFchainの概要 「今、物流界には革命が起きようとしています」 とSKYFchainのCEOのアレクサンドル・ティモフェエフ氏は語りだしました。 アレクサンドル氏によると物流界は無人化への動きが進んでいるようです。 しかし、人からロボットへの移行には様々な障壁があり、課題も沢山あるようです。 その障壁を乗り越えることができるのがSKYFchainというプロジェクトです。 SKYFchainはオペレーティングプラットフォームで、顧客がインターフェースを通じてSKYFchainとやり取りをするというシステムです。 説明によると、顧客が行いたいトランザクションをパズルのように直感的に選ぶことが可能になっています。SKYFchainを利用すれば配送会社が自社でシステムを作らずに貨物ロボットを操作することが可能になります。 また、SKYFchainの重要なポイントとしてアレクサンドル氏は決済方法を挙げていました。 SKYFchainのサービスを利用する側は、仮想通貨ではなく法廷通貨で支払いをすることが可能だそうです。 このシステムによってこれまで法廷通貨で取引していた企業もSKYFchainを使ってビジネスを展開することが可能となるようです。 また「SKYFchainはパブリックシステムとして独立しているため外部のシステムのラグやバグに影響を受けることがない」とアレクサンドル氏と話しました。 今月の2018年5月末にプラットフォームのプロトタイプがリリースするようです。 https://www.youtube.com/watch?v=0lmiHx0p-ZE SKYFchainの歴史 「SKYFchainは成功したプロジェクトのスピンオフです。」とアレクサンドル氏は語ります。 SKYFは、世界初の産業用重貨物ドローンを開発した企業で、実際に現在1台が運行をしているそうです。 6社の有名企業のクライアントが既にいて、現在も順調にプロジェクトが進んでいるそうです。 「ドローンの開発が成功した後、ドローンとビジネスの世界を繋げるシステムが無いことに気が付きました」とアレクサンドル氏は続けます。 自社のドローンを様々な企業に使ってもらおうとSKYFchainの開発を始めたようです。 ドローンの性能 SKYFのドローンの性能についても紹介されました。 「SKYFのドローンはヘリコプターとマルチコプターの間のものである」とアレクサンドル氏は言います。 ヘリコプターより安い費用、マルチコプターより重いもの(50kg~300kg)を運ぶことができるようです。 SKYFのドローンは農薬の散布、輸送、震災時の対応などに使われる予定のようです。 POINTマルチコプターとは複数のローターが回転することで飛ぶもののことを言います。ドローンとの違いは自立して動くがどうかです。現在日本で「ドローン」と呼ばれているものは操作して動かしているため本来の概念とは少しずれているところがあります。 Q&A 会場でアレクサンドル氏に対して、質問がなされました。そのうちのいくつかをピックアップしたいと思います。 Q1、このプロジェクトはどこの企業と業務提携をしていますか。 -「British Petroleum、ガスプローム、UPS、ロシアのトップ10の農業の企業全て、ITCというベトナムの港関係の企業」 Q2、なぜ、日本のドローン会社(DJI)ではなく、UPSと提携したのか -「DJIは小さいドローンを作っている会社。我々のドローンはもっと大きなもの。 競合に関して言えば、ドローンの会社よりもヘリコプターの会社。」 Q3、アメリカのSECの規準をパスしたと思うが、それはt0への上場を見越してのことか -「ドローンについてはアメリカには参入しないが、トークンに関してはアメリカにも関心はある。 オペレーターというアメリカの大手の車会社ともSKFchainの導入について交渉している。」 トークセッション SKYFchainの講演が終わった後、アレクサンドル氏とブロガーのコンソメ舐め太郎さん @Ether_takuya によるトークセッションが行われました。 日本やエストニアのドローンの課題 コンソメ太郎さんは自分でもドローンを持っているようですが、日本では人が住んでいるような場所はほとんどドローンを飛ばすことが法律で禁止されていると話しました。 これは、安全性やプライバシーの問題が関わっているためのようです。 「日本はビルが多く建っているのでドローンでの運送も実用化はなかなか厳しいと思う」と話していました。 一方エストニアでの課題として考えられるのは「安全性とコスト」とアレクサンドル氏は述べていました。 エストニアでは、ドローンでものを運ぶよりも車で運んだほうが安いそうです。 また、安全性に関しては「郊外だと安全性が増すため、都心では無人自動車、郊外ではドローンと分けて使われていくと思う。」と話していました。 SKYFchainにブロックチェーンの必要性 「SKYFchainにブロックチェーンを導入する意味は何なのか」という質問が上がりました。 これに対してアレクサンドル氏は 「SKYFchainにはトークンエコノミーと同じで分散型のデータベースが必要。」と答えていました。 例えばドローンが飛んだ時、飛ばした人、操作する人、メンテナンスする人、受け取る人などの多くの参加者の色んな情報が繋がっていないとSKYFchainのシステムは成り立たないと話していました。 トークンについて 「SKYFTというトークンを発行する必要性はあるのか」という質問もあがりました。 「SKYFchainの中にはトークンエコノミーという要素が重要です。」とアレクサンドル氏は話します。 独立したプラットフォームであるには自分がオーナーでない状態でもエコシステムが動いているようにしたかったため、トークンを発行したようです。 トークンの話が出たところで「SKYFchainは個人向けのサービスではないが私達がトークンを持つ意味はあるのか」という質問があがりました。 これに対してアレクサンドル氏は「直接的に使えるわけではない。個人にはトークンの価値があがることを期待して買ってもらう」と述べました。 個人が買う場合は投資として買ってくださいということでした。 投資というワードが出ましたがアレクサンドル氏は「これはギャンブルではないです。これから先ロボットもユーザーも増えるのは目に見えてますので価値が上がると思っています」とその将来性の高さをアピールしました。 スケラビリティーについて SKYFchainのスケラビリティーについても質問があがりました。 膨大のロボットがSKYFchainに繋がっているとスケラビリティーに問題がでてきそうと感じます。 それに対しての対策についてアレクサンドル氏は「オンラインプラットフォームではないのでそこまで膨大な取引はない。」と答えています。 また、全てのドローンを追跡しようとした場合出発点と最終点が分かれば良いシステムにしていると述べていました。 SKYFchainではスケラビリティーをしっかり考慮したシステム設計がされているようです。 まとめ SKYFは実際にドローンという実態を開発している実績もあり、ドローンやロボット市場のことを考えてもとても面白いプロジェクトだと思います。 これからのSKYFの動向にも要注目ですね! 以上、CRYPTO TIMES NIGHT #1のレポートでした!今回参加できなかった方は是非とも、次回のイベントに足を運んでくださいね!
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2018/05/10「いいね」がお金になる!? Likecoin(ライクコイン) CEOへインタビュー
フェイスブックやインスタグラムなどで今や当たり前の「いいね」。 「いいねの数だけお金がもらえたら...」という誰もが想う野望を叶えようとしているのが香港ベースのスタートアップであるLikeCoinです。 Crypto Timesでは、LikecoinのCEO Kin Ko氏とCMO Jacky Ko氏へインタビューを行いました。今回はそのインタビューの記事になります。 Likecoinの仕組み・特徴 Likecoinには、クリエイターのコンテンツを守りつつ派生作品の創作を促し、ライクを通してオリジナル・派生の両作者に報酬が入るという仕組みを実現しています。 LikeCoinホワイトペーパーでは、この仕組みがわかりやすく図式化されています。 まず、Aさんが男性を描いた作品、Bさんが夕日の海の写真を公開します。CさんはBさんの写真を編集して公開し、DさんはAさんとCさんの作品を組み合わせたものを公開します。 オリジナル作者であるAさんとBさんは、ライクに応じてLikeCoin(ティッカー: LIKE)で報酬を受け取ることができます。 しかし、ここで注目すべきはCさんやDさんの作品がライクされた場合です。この場合、CさんやDさんだけでなく、オリジナル作者のAさんとBさんにもLIKEでの報酬が出るのです。 つまり、自分の作品が他の作者たちにコラボされればされるほど報酬が多くなるということです。 LikeCoinが作品をクリエイティブ・コモンズ(無断商用使用可)での公開を進めているのはこのためです。 全ての作品は固有のキーと共にIPFSネットワーク上に保存されます。このキーは指紋に似たようなもので、世界でたった一つのものであるため、元作品の作者は必ず辿ることができます。 また、ライクは1~5まで段階付けられており、更に作品が気に入った場合直接作者にお金を落とす、ということも可能だそうです。 Proof of Creativity Likecoinは、proof of workやproof of stakeを使わず独自のプロトコルを使用しています。 Proof of creativityとは、LIKEの数が多い作品、また派生作品を多く輩出する作品の作者がより多くのLIKEを獲得できるというものです。 このシステムの裏にはLikeRank(ライクランク)というスコアリング法が大きく関わっています。 LikeRankとは作品につくスコアのことで、その作品に基づいた派生作品が多いほど高くなります。 例えば、上の画像で"High LikeRank"と示されている画像は多くの派生作品を生み出しているため、報酬としてもらえるLIKEが増えるわけです。 Q&A [caption id="" align="alignleft" width="280"] Kin Ko氏[/caption] [caption id="" align="alignnone" width="282"] Jacky Ko氏[/caption] LikeCoin CEOのKin Ko氏とCMOのJacky Ko氏がCRYPTO TIMESのインタビューに応じてくれました。 – – 今回はインタビューをさせていただき、ありがとうございます。Likecoinは、Allsparkのような競合と比べどのようにユーザーを勝ち取れると考えていますか? LikeCoin: 私たちのプロジェクトの一番の魅力はやはりProof of Creativityです。このプロトコルはライク獲得だけでなく他のクリエイターによる派生作品が生み出されることでも報酬が出ますから、他のクリエイターとのコラボレーションがインセンティブになります。 – – ではそのProof of Creativityについてですが、LikeRankは実際どのように計算されているのですか? LikeCoin: 大きく分けて二つあります。まず一つは派生作品の数です。派生作品が多ければ多いほど、そのオリジナル作品のLikeRankが上昇します。二つめは作品のライセンスです。クリエイティブ・コモンズのようなオープンなものであればあるほど、LikeRankが高くなります。 – – なるほど。それでは、LikeCoinは例えばどのような場面での活躍が期待されているのでしょうか? LikeCoin: ストックイメージ(写真素材)ですね。誰もが自分の撮った写真をアップロードすることができ、それが他のウェブサイト等で使用・ライクされればLIKEで報酬を受け取ることができます。またインターネットミーム等の場面でもLikeCoinの技術の活躍が期待されています。 – – 最後に、コインのミンティングが10年かけて行われるとのことですが、こうすると市場に出回るトークンの数がどんどん増えて一枚あたりの数が下がっていってしまいませんか? LikeCoin: 10年間同じペースではなく、最初の数年は少ない量がミンティングされるようになっています。この間にユーザーベースが伸びていくと考えていて、これが整ったところでミンティングと共に需要も上がっていくと計算しています。 – – 今回はありがとうございました。LikeRankやProof of Creativityなど面白い仕組みだと思いました!またよろしくお願いします。 LikeCoin: こちらこそ、ありがとうございました。 公式リンク LikeCoin公式サイト(英語) LikeCoin ホワイトペーパー(英語)
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2018/05/10【d10e】DateCoin CEO Nikitaへプロジェクトインタビュー
CRYPTO TIMESが今回メディアパートナーになったd10eに着ていたDateCoinというプロジェクトのCEOであるNikitaとマッチングアプリ談義をしていて、話が盛り上がったので、そのまま突撃でインタビューをしてまいりました。 残念ながら、マッチングアプリに関しての内容は全て割愛wしておりますが、DateCoinがどんなプロジェクトなのかをお読みいただけたらと思います。 Nikitaへのインタビュー -- マッチングアプリのお話面白かったです。ここからは真面目にインタビューさせてください(笑)自己紹介をお願いいたします。 Nikita : Nikitaです。大学時代にはロシアのフリースタイルというスポーツチームに入っていました。スキーがとてもうまいんですよ?(笑) フリースタイルは2年生になったときにやめて、その後は中国語の勉強をしてました。因みに18歳になった瞬間からFOREXというFXの取引所の口座を作って、日本円とかフランとか、金とかの取引を行っていて、20歳のときに20万ドルまで資産が増えました。ただ、2011年に、全てお金を失いました(笑) しょうがないので、普通に働きながら自営業も考えだしました。 -- なかなか波乱万丈ですね(笑)因みに当時はどういう事業をやっていたのでしょうか? Nikita : 2012年にはモバイルサイトを作っていました。早い段階から参入できたので、シェアはかなり多く取れていました。モバイルサイトも色々なサイトを作り、展開もかなりできたと思います。2015年にAlexy(共同創業者)が私のところに来て、オンラインデーティングのサービスを作りました。最初は収益の10%を貰って、受託として作っていたのですがサービスが徐々に大きくなっていき、一緒にやることにしました。Datecoinだけに目が行きがちですが、5個ほど事業もやっています。 -- DateCoinってどんなプロジェクトなんでしょうか? Nikita : DateCoinはいろんな地域に合わせたアプリをつくり、そのアプリ内でエコシステムを作りたいと考えています。 現在、マーケットにでているのはローカルのものか、グローバルで使えるけどローカライズされていないものしかないですよね。例えば、日本のPairsやOmiaiは海外では使えないですし、Tinderなんかは各国の仕様にあっていないです。 私たちは市場に合わせて、グローバルでもローカルでも利用できるようなアプリを作っていきたいと考えています。 -- 因みに日本で何かマッチングアプリとか使ってみたりしましたか? Nikita : Tinderを使ってみました(笑)ただ、全くマッチングしなくて、悩んでしまいますね(笑) 上海でもTinderを利用したけど、全くマッチングしなくて。しょうがないから有料でTinderを利用するといくらくらいかかるのか見ようと思って、課金ページに進みました。 半年間でかなりの料金が取られることがわかったから、スクリーンショットを取ろうと思ったら、そのまま間違って買ってしまいました。 ※iPhoneのスクリーンショットは電源+ホームボタンなので、ホームボタンを押して課金がされた模様 -- (爆笑) Nikita : 災難でした(笑) -- DateCoinは既にDENIMというプロダクトに実装されるてますが、コンセプトとかはありますか? Nikita : DateCoinでは3つのことをもとに作っています。ユーザーエクスペリエンス、トークンエコノミー、そして、ブロックチェーンです。 去年、FileCoinというICOが行われて、大量の資金を調達しましたが、全く使われてないですよね?私達のマッチングアプリは実際に使われています。 日本でも大量にマッチングアプリは使われていると思いますが、アラタも使ったことはありますよね? -- あります(照) Nikita : それが普通ですよ(笑) 私たちは現在DENIMにDateCoinを実装しています。利用されたトークンは徐々にBurnされていくので、ユーザーが利用すればするだけ、価値は上がっていきます。 -- それだと、最終的にトークンは0になりますがそうなったらどうなるのでしょうか? Nikita : 正直な話、0を目指しています。トークンがバーンされると、価格の価値は徐々に上がります。最終的にはフィアットにスイッチするかもしれませんが、そんなすぐになくなっていくという事は考えていません。 -- なるほど。トークンは、DENIMでしか使われないのでしょうか? Nikita : さっきも話したようにDENIMのようなアプリを現在、各地域70カ国に合わせて作る計画でいます。各アプリの中でDateCoinが利用することができます! 因みに日本版も今、力を入れて開発中です。DENIMの日本版と言われるのだけは嫌なので、日本に合わせたUI/UXを作っていて、日本だけの独特の機能も搭載予定です。 -- それでは、日本のマッチングアプリとかオンラインデーティングサービスの研究とかしました? Nikita : 色々と研究はしました。OmiaiとかPairsはかなりユーザー数も多く、UIも使いやすいですね。特徴的だなと思ったのは、これらのアプリは大体1ヶ月単位でしか課金できないのが厄介だなと思いました。例えば、DENIMでは3日間、2週間、1ヶ月のようなプランを用意してます。3日、2週間を利用するユーザーが全体の半分です。 -- 実際問題、僕も過去に利用してたことありますが、1ヶ月とかだと長くて、そんなに使わないんですよね...短いプランが用意されてるのは良いですね! Nikita : そうなんです。サブスクリプションモデルではないので、利用しないと料金も発生しません。自分の好みの女性にいっぺんにメールを送れる機能があったり、現在はパートナーが居るユーザー向けにアプリを開いても何もしてないダミー画面の機能とかも考えていますよ(笑) -- アハハ(笑)色々とユニークな機能も多いんですね。日本でも隠れてコソコソやってる人は多そうなので、ニーズはありそうですね。でも、このコンセプトならブロックチェーンを利用する意味ってあるんでしょうか?別に単なるマッチングアプリとしてのみで良いですよね? Nikita : トークンエコノミーを作るという以外にも、ブロックチェーンを利用するべきだなと考える点はあります。現状、マッチングアプリの最たる課題はサクラやフェイクアカウントが非常に多いことです。それらのユーザーが本当に実在する人間なのか、5年前の写真を使っていないかなどのような情報を全てブロックチェーンに書き込んでいきます。 実際に写真の人と同一人物で信頼できるという情報を、会ったユーザーから認証をしてもらって、3人以上から認証されるとその情報も記録に残ります。認証を受けた人だけを絞り込むとかもできます。 -- 確かに僕も過去に会った人が、何年前の写真使ってんのこれ?みたいなことは経験があります。。。 Nikita : そうなんです。なので、最初の登録時にもセルフィー写真を送ってもらい、こちらで全てチェックもしてますし、情報は全部ブロックチェーンにのせています。 ブロックチェーンは改ざんもできないので、信頼性も担保できると思っています。更に今後はIdentify系のサービスも利用していきたいと考えていて、Civicなどのツールも利用していきたいと考えています。 -- 色々とお話聞けて良かったです!良かったらDENIMも触ってみたいと思います!今回はありがとうございました! 公式リンク Webサイト(英語) Twitter Telegram(英語) Telegram(日本語) GitHub
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2018/05/02World Wi-Fi (ワールドワイファイ) へプロジェクトインタビュー
以前、CRYPTO TIMESでも紹介したWorld Wi-Fiというプロジェクトに関して、今回はチームのメンバーにプロジェクトのインタビューを行いました。 World Wi-Fiは世界中のWi-Fiを無料で使用できるようにするプロジェクトです。 彼らが、今、現在プロジェクトをどうやって実施しようとしているのか、ブロックチェーンを利用する意味などの内容に突っ込んで聞いてみました。 【ICO】World Wi-Fi(ワールドワイファイ) 世界中でWi-Fiを誰でも無料で利用できる社会を作るプロジェクト - CRYPTO TIMES World Wi-Fi インタビュー -- 今回はインタビューを引き受けていただきありがとうございます。World Wi-Fiはどんなプロジェクトなのか概要を教えてください Tim : 現在、ロシアではWi-Fiが公共の場所での利用が可能です。同じように、日本でもWi-Fiは自由に使うことができる場所は多いと思います。 しかし、まだ世界にはWi-Fiが普及してない国や地域が沢山有ります。そのような国でもユーザーが無料で自由にWi-Fiを利用できるようにするプロジェクトです。 -- 確かに海外に行っても専用のSIMカードの契約が必要だったり、Wi-Fiの整備がされていなかったり、電波が弱かったりと結構不便なことが多いですね。 Tim : その通りで、各国のWi-Fiの整備状況には現在、色々と問題があります。 因みに、日本においてはプロジェクトを進めていく上で、現在、非常に良い時期だと思っています。 理由としては、2020年にオリンピックが東京で開催されます。 その際に、海外の旅行者が日本に沢山押し寄せて来ることが考えられます。 いちいちSIMカードを契約したり、どこでもWi-Fiが使えないということは旅行者に取っては残念なことだと私たちは考えています。 私達のプロジェクトでは現在、消費者目線を最も念頭に考え、プロジェクトを進めています。 -- 日本の市場はかなり重要ということですね。因みにこのプロジェクトの仕組みを日本に取り入れることはできるのでしょうか? Tim : ロシアではWi-Fiが公共の場所で自由に使えます。どこでも自由に使えるようになったのは、ロシアにWi-Fiを提供する大きな会社が4つあって、それらの会社がWi-Fiを提供しています。 私たちはその会社のうちの1つで、既にWi-Fiを提供する技術を持っています。 なので、仕組み自体を日本に向けて取り入れることは容易であると考えています。 -- 最初はどのようにプロジェクトの普及を進めていくことを考えているのでしょうか? Tim : 最初に私達が考えているのは、World Wi-FiのポケットWi-Fiを空港において、それを貸し出すようにします。 私達のWi-Fiをどこかの会社に預け、会社から旅行者に提供する。 ポケットWi-Fiを利用すると、ユーザーは短い広告をみることで無料でWi-Fiを利用することが可能になります。 また、ユーザーがテザリングを利用することで、他人にWi-Fiをシェアすることもでき、さらにお金を稼ぐこともできます。 ※ユーザーがWi-Fiをシェアすることで仲介者にはインセンティブが入る仕組み -- ユーザーは無料でWi-Fiを利用することもでき、シェアすることで、インセンティブも入るなら非常に良いですね! Tim : はい。更に私達の提供するWi-Fiでは一度接続を行うと、その先、World Wi-FiのWi-Fiと提携しているお店に行けば自動的につながる仕組みになっています。 -- 質問ですが、日本では既にWi-Fiを提供しているお店は沢山有ります。そのお店がわざわざ新しく、World Wi-Fiにリプレイスすることによるメリットはあるのでしょうか? Tim : 基本的に、World Wi-FiのWi-Fiを提供する際に、お店側は余分なお金を払う必要はありません。 Wi-Fiを提供するお店はユーザーにWi-Fiを繋いでもらうことで、インセンティブが入ってくる仕組みとなっています。 -- 因みに今回、この仕組みをブロックチェーンを使ってやるのは何故でしょうか? Tim : 大きく理由は3つあります。1つ目に、マイクロトランザクション、2つ目は透明性、そして、3つ目はテレコムライセンスです。 例えば、1回のインセンティブで100円を得たとします。それをいちいち銀行に振り込むのは面倒ですよね。 ですが、ブロックチェーンを利用すればこれは容易に付与ができます。また、ブロックチェーンをユーザーも確認することができるので透明性が担保されています。 また、インターネットの回線を売る際は現状では、テレコムライセンスが必要になります。 しかし、ブロックチェーンを利用し、トークンを用いることで、シェアリングインターネットが可能になります。 基本的にWi-Fiのシェアだと、現在も各国のあらゆる場所で無料で提供されているので、法規制には引っかかりません。 -- シェアリングエコノミーとして、提供する際に、トークンが必須になるということですね。 Tim : その通りです。我々のこの仕組を利用するにはトークンを使うことが必要不可欠であると考えています。 また、Wi-Fiを利用するユーザーは仮想通貨の仕組みを知らなくても、広告を見るだけでWi-Fiが利用できるので仮想通貨を特に気にせずに使うことができます。 -- 因みに日本でこの仕組を取り入れるには許可とか必要ないのでしょうか? Tim : 私たちは日本に限らず、現在既に国から許可を受けている団体も含めて、パートナーを探しているところです。そして、公式な政府とも色々話を進めている段階です。 また、先程も話したようにWi-Fiを提供することは現状では特に問題はありません。 今後、NTT回線のようなインフラとして、もっと大規模に使われるようになったら、その際は考える必要があります。 -- World Wi-Fiの競合として、FONがあると思うのですが、どう考えているのでしょう Tim : FONは、ユーザー数もたくさんいますが、私たちは競合だとは考えていません。 FONではアプリのインストールが必要になりますが、World Wi-Fiではアプリのインストールも無く利用することができるので、ユーザーにとっては簡単に利用できます。 -- 色々と詳しくお答えいただいてありがとうございました。最後に日本に向けてコメントをお願いします。 Tim : 日本は仮想通貨においても、情報においても、技術においても先進国だと考えています。 しかし、Wi-Fiという面では、まだまだ改善点が有るように私たちは考えています。 私達が、このプロジェクトを提供することで、安心かつ無料なWi-Fiを日本全国に提供することができるようになります! -- 今回はありがとうございました!! 公式リンク Webサイト Twitter ホワイトペーパー Telegram ワンページサマリー Facebook ANNスレッド
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2018/04/27モバイルウォレットアプリ Trust CEO Viktor氏へ独占インタビュー
CRYPTO TIMESでは、TrustウォレットのViktor氏にインタビューを先日、行いました。 Trustウォレットとは、EthereumやERC20上のトークンなどを一括で管理することのできるウォレットアプリです。 本記事では、今回行ったインタビューでViktor氏に語っていただいたTrustウォレットの特徴や魅力などを詳しく紹介させていただきます。 今回インタビューを行ったViktor氏の紹介 Viktor Radchenko氏は、Trust Walletの創設者です。 彼は以前の会社で起業経験があったため、Trustウォレットの2人の正社員という少ない人数にも関わらず、現在彼がCEOを務めるTrustウォレット設立後、すぐに開発を進めることに成功しました。 Trust ウォレットの特徴 Trustウォレットは、ETHやETC、ERC20やERC223などのイーサリアム上の20000以上のトークンに対応するモバイルウォレットです。 このウォレットでは複数のアドレスを切り替えて使用することもできれば、一つのアドレスですべてのICO参加やエアドロップを済ませることができます。 開発は、以下の例にあるようにユーザーが直感的に使いやすいと感じるUXとシンプルなUIの提供を軸に行われています。 行われている/承認待ちのトランザクションが一目で確認が可能 データベースがローカルストレージに保存されるので極めて安全 Dappsのブラウザー搭載でMetamaskのように面倒な操作や設定なしでDappsの利用が可能 他のETHウォレットとの比較 イーサリアムのモバイルウォレットは他にもToshiやCipher、imTokenなど様々なものが存在します。 日本語対応 TouchID Dappブラウザ メッセージ機能 Toshi × × ○ ○ Trust ○ ○ ○ × Cipher × ○ ○ × imToken × ○ ○ × 上のテーブルは他のモバイルウォレットとの比較になります。 上の4つのモバイルウォレットのすべてを利用しましたが、それぞれが提供するサービス・機能に大きな差はない中でもTrustは圧倒的なユーザビリティを誇ります。 Viktor氏へのインタビュー - - 今回はインタビューありがとうございます。まず、Trustウォレットの概要を教えてください。 Viktor : TrustウォレットはETH、ETCやCalisto、ERC20やERC223のあらゆるトークンを扱うことのできるウォレットです。またERC721もcollectable(Dappsゲームのアイテムなど)として保管することができます。ここではすべてのERC20トークンに対応しているという点が極めて重要です。 - - 他のトークンは対応させないのでしょうか? Viktor : 現在ではその予定はありません。理由としてDappsのブラウザーが機能としてついており、0xやKyber NetowrkなどのDEXとリンクさせることでそこから他のトークンへと交換ができるからです。 - - 確かに、ユーザーとしてはERC20に全て対応していて、その他には対応していないと分かれば使いやすいですね。ToshiやCipher、imTokenなどの競合に関してはどう考えていますか? Viktor : それらのETH系のウォレットアプリは競合であると考えていません。まず開発のベクトルが、その他のウォレットは機能の拡充であるのに対して、Trustウォレットは(ユーザーが利用する)機能の拡充は現段階では既に完了しています。Toshiが現在の機能を実装するまでに2年間を費やしたのに対して、Trustは7ヵ月でこれを終え、現在では既にUI / UXの改善に努めています。 - - 今後はユーザーが利用する機能の追加は行わないのでしょうか? Viktor : 現段階では、それぞれが持つ長いアドレスだと個人を判別できないことが多いので、プロフィール機能のようなものの実装を考えています。アバターやプロフィール写真、ENS(Ethereum Name Service)を利用して、友人や家族などで利用するときに個人が判別できれば、皆がわかりやすく便利になると考えています。 また、EOSのメインネットのローンチ後にはEOSのウォレットへの追加も考えています。EOSのトランザクション速度や機能はユーザビリティを劇的に向上させることのできる可能性を秘めているためです。 - - 日本の市場に関してはどう考えていますか? Viktor : アメリカでは人口の約8%が仮想通貨を保有していると言われていますが、実際に利用している層はほぼ存在せず、仮想通貨は資産としてしか扱われないことがほとんどです。日本の市場はそういう意味では多くの店が決済に対応していて、仮想通貨を利用している人が多く魅力的です。先日、日本語化に対応したのもそれが一つの要因です。Dappsゲームへのアクセスがシンプルであれば、利用者の増加も十分に見込める市場だと思います。Crypto Tittiesなどのユーモアのあるゲームの登場もまた、Dappsゲームへの入り口を広げるものとなると考えています。 - - 日本は確かに子供から大人までスマホでゲームをプレイしているイメージですね。この点でDappsゲームの普及に関して、いまどのような展望がありますか? Viktor : Trustはユーザーが仮想通貨の使い道を見出すためのシンプルさを最も大事にした、にユーザーエクスペリエンスの向上を目指しています。POA NeworkやThunder Tokenなどを利用し、ゲーム内のトランザクションでのスケーラビリティ問題を解決しストレスを与えないことが一つ、さらにインターフェースにおいては既存のAppstoreなどで見かけるアプリと判別がつかないようなデザインを目指しています。 また、多くの機能をつけすぎてしまうとそれぞれの管理が面倒になり、それがユーザビリティの低下に繋がります。ユーザーが一目でこのウォレットで何ができるかを理解できるようなデザインに仕上げることで、それが最終的なユーザー獲得につながると考えています。 - - セキュリティに関してはどう考えていますか? Viktor : Trustウォレットはソースコードが全て公開されている(オープンソース)ため、ウォレット自体のセキュリティは問題ありません。更に他のプロトコルやPOA Networkなどの採用で個人の評価を加えることで、匿名であると同時に評価を組み込むことに成功した、より高度なセキュリティを保つことができると考えています。 - - 今回はありがとうございました! Trust ウォレットのダウンロード iPhoneはこちら Androidはこちら 公式リンク 公式サイト(英語) Twitter(英語) Telegram(英語) Medium Github
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2018/04/26メッセージアプリケーション NYNJA(ニンジャ)にプロジェクトインタビュー
Crypto Timesでは今回、d10eのメディアパートナーになりました。 d10eにも参加予定で基調講演を行うメッセンジャーアプリを開発しているアメリカ発のNYNJAというプロジェクトに今回は、お時間をいただきCRYPTO TIMESでの独占的なインタビューを行いました。 このプロジェクトは、グローバル規模でのメッセンジャーアプリにおけるイノベーションを目指しており、様々なユニークな機能を搭載・統合しUI/UXにこだわり抜いたアプリを生み出そうとしています。 インタビューの最初には10~15分を使って、プロジェクトの概要を説明をしていただきました。 NYNJA APPのプロジェクト概要 NYNJAは、既存のSNSやメッセンジャーのアプリの状況を客観的に分析し、それの何が問題であるかを改善しようとするアプローチをとっています。 世界のSNSやメッセンジャーの利用状況 現在、世界各国では様々なSNSやメッセンジャーが利用されています。 中国ならWechat、日本ならLINE、ロシアならTelegramなどが使われていますが、第一にこのように国により異なるメッセンジャーアプリが使われている状況は、2か国間でビジネスを行う際の障害となっています。 第二に、例えば日本国内だけで見ても、コミュニケーションの手段が用途によって、プライベートはLINE、仕事はGmailなどとそれぞれが複数のプラットフォームを使い分ける状況を我々は普通であると感じています。 第三に、これらのSNSやメッセンジャーのビジネスモデルは、ユーザーデータを利用した広告などによって成り立っており、個人のデータが知らない場所で利用されている結果となっています。 NYNJA APPはこれらの問題のなぜを考え抜き、以下の二つの機能を統合させることでこれを解決することができると考えました。 NYNJA APPの機能 このアプリには、CommunicatorとMarketplaceの2つの代表的な機能があります。 Communicator(メッセンジャー) NYNJA APPでは、NYNJA WHEEL(忍者ホイール)と呼ばれる画像のような独特なUIを採用しており、これまでにないユーザーエクスペリエンスを提供します。 さらに、メッセンジャー内で自身の秘密鍵から複数のアカウントをを作成することができ、これによりプライベートとビジネスでの使い分けが可能になります。 メッセンジャーアプリ(特にビジネスシーン)において不可欠な個人情報の認証は、uPortと呼ばれるEthereum上のプロトコルを用いたソリューションを採用しており、これにより自身のクレデンシャルを証明することも可能になります。 Marketplace(マーケットプレイス) Marketplaceでは、Gems Protocol(日本語解説)と呼ばれるプロトコルを使いサードパーティによる無駄なフリクションコストの発生を抑え、マイクロタスキングの効率化を実現させます。 画像左は、Built-in Freelance Marketと呼ばれ、α版リリース時では翻訳やその他サービスなどを世界各地のユーザーに依頼し、仲介者なしにこの取引を円滑に行うことができます。 更に独自のビッグデータを用いたアルゴリズムにより、各ユーザーに最も適していると考えられるマイクロタスクを自動で選別し提案します。 タスクの完了に対する報酬は共通でNYNトークンで支払われるようです。 その他の機能 これらの機能をよりグローバル規模で円滑にするために、メッセンジャーやマーケットプレイスには自動翻訳機能が搭載されています。 開発者の一人は7言語を話すことができたり、チームには言語に強い人を採用していくことでこれに関しても実現が可能と考えられます。 その他時間指定のメッセージ、ボイスメッセージを送ることもできます。 ビジネス面での大きな仕事であってもNYNJA APPを持っておくことで、相手の正体が一目でわかるので安心して安全に送金や金銭的なやり取りをすることができます。 インタビュー 今回は、NYNJA GROUPの共同経営者でありながら、Chief Strategy Officer である Marshall Taplits 氏にインタビューを行いました。 インタビューの中では実際にNYNJA のプロダクトのアルファバージョンのデモも見せてもらいながらの進行となりました。 - - 今回はインタビューをさせていただき、ありがとうございます。NYNJAのプロダクトにマーケットプレイスとメッセンジャーを組み合わせようと思った理由はなんですか? Marshall : データに基づくマクロな視点でのトレンド予測です。マイクロタスキングの人口が年々増え続け数百万、仮想通貨の認知度やメッセンジャーの利用もSNSを抜いて一日600億件以上のメッセージが送信されています。このトレンドを捉え、まずはビジネスサイドからのユーザーを獲得していくことで、長い目でユーザーを獲得できると考えています。 - 彼によれば、アプリの当初のターゲットは一般ユーザーというよりもビジネスユーザー向けとのことです。 - 彼らに対して適切なアプローチをとることができれば、やがてクリティカルマスに到達することができると考えているようです。 - - 国ごとに規制が異なると思うのですが、その中でNYNJA自体をグローバルに普及していくにはどう目指していこうと考えていますか?? Marshall : 確かにICOによる資金調達は、アメリカや中国では規制されていますが、サービスそのものの利用に関して、それらの国においては規制されていません。資金調達は法律で禁止・規制されていない国で行い、その後大衆へのマーケティングを中国やアメリカなどの国で行うことで、それらの国においても十分に認知されるプロダクトになると考えています。 - - NYNJAでは、アプリにおいて、ビッグデータやIoTの活用にも力を入れているみたいですね。 Marshall : はい。NYNJAのフリーランスやマイクロタスキングでは、ユーザーのニーズに合わせたタスクの提供ができるアルゴリズムの創造を目指してます。そのためには、ビッグデータやメタデータを洗練させることは極めて重要になります。また、IoTの方面では、アレクサやIFTTTとの互換性を搭載していく予定です。 - - 最後に、プロジェクトの名前はNYNJAですがこれに特別な理由はありますか? Marshall : アメリカで「ニンジャ」というと何事も素早くこなすというイメージがあります。私たちのアプリは操作性を向上させユーザーが何でもこなすことができるように、という意味でNYNJAと名付けました。 現在はエアドロップキャンペーンも開催中 NYNJAでは現在、Telegramの参加などを条件としたエアドロップキャンペーンを行っているようです。 このキャンペーンへの参加方法は以下になります。 キャンペーンへの参加方法 ①下記のの2つのTelegramに参加します。 https://t.me/nynjaJP https://t.me/nynjaEN ②こちらからリンク先のGoogleフォームで必要事項を入力します。 BitcointalkのユーザーIDとプロフィールのURL、Telegramの名前とETHアドレスを入力。 これで参加は完了となります。 公式リンク NYNJA Webサイト(英語) NYNJACoin Webサイト(英語) Telegram(英語) Telegram(日本語) GitHub ホワイトペーパー(英語)