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2020/01/19IOST2020年ロードマップを公開
2019年、私たちは以下の発展を遂げました。 ・メインネットが計画より6ヶ月も前にローンチされ、スムーズなオペレーションにより運営されています。 ・40億の投票数と400のパートナー・ノードで構成されステーキング・エコノミーとしては最大規模となりました。 ・ゲーム・エコノミーも形成されつつあります。 ・政府とマルチ・パートナーシップ提携を交わしました。 2020年には、よりオープンで効率的なブロックチェーンネットワークに貢献できるように前進していきます。 本日、我々IOSTの2020におけるロードマップをご紹介します。 クォーター1 1:IOST ノード・プログラム v2.0 2:クロス-チェーン技術の大規模実施とアプリケーション・ショーケース 3:IOST ステーキングメカニズム v3.0 4:日本、韓国、アメリカ、シンガポール、ベトナムなどでコンプライアンス・プログレス開始 5:世界23ヶ国でオフラインミートアップ開始 6:トップ・クオリティーなDAppsがローンチ 7:エコシステムとUXの改善 クオーター2 1:30ヶ国にIOSTパートナープログラムの拡大し、健康的な競争環境と世界との連結でエコシステムを形成 2:コンプライアンスの強化・標準化を日本、韓国、アメリカ、シンガポール、ベトナム等で推進 3:最低5つの世界企業とパートナーシップ提携 4:エコシステムの構築・維持 5:世界中80大学に対するキャンパス・キャンペーンの計画・始動 6:ブロックチェーン技術のアプリケーション拡大 7:エコシステムとUXの改善
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2020/01/15兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月15日】
みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。 新年明けましておめでとうございます!日に日に寒さが増してきておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 前回、年始ということもあり、更新をお休みさせていただきましたが、以降の推移はおおむね年末最後の分析通りの結果となりましたね。いやー、触れていないのが悔やまれます笑 さて、巷では国内取引所の更なるレバレッジ規制など、相変わらずネガティブファンダが続いておりますが、それをあざ笑うかのように価格はぐんぐんと急上昇を続けております。 ということで、今回もしっかり分析の方進めていこうと思います。ぜひ最後までお付き合いの程、よろしくお願いいたします。 それでは早速、BTCの分析から進めていきましょう。 BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) こちらが、現在のBTC(日足)になります。まずは、ここまでの流れをおさらいしてみましょう。 黄色チャネルの下限接触後、ピンクラインの通り、MACDのダイバージェンスが発生し、6600ドルにて二番底を固めて再度じわじわと上昇していきました。 その後、7700ドルに一時上昇を阻まれるも、結果的にアダムとイブ(白)を形成・成立させる形で7700ドルラインを突破。後、現在黄色チャネル上限周辺にて推移を続けております。 この状況ですと、まだ黄色チャネル上限で弾き返される可能性もあるため、ここから買いに向かうのはやや厳しく、買い急ぐことなく、「どこで落ち着くのか?」を見守ってからの判断が妥当でしょう。 では、次に中期足(4時間足)を見てみましょう。 BTCチャート(中期) こちらが中期チャート(4時間足)になります。 中期チャートを見てみますと、黄色チャネル上限に一時押さえつけられるも、4時間足ではすでに黄色チャネル上限を上抜けています。ここだけ見ると、長期・中期チャート的にも上目線が濃厚でしょうね。 しかしそんな状況下でも、楽観することなく、具体的な転換点を見定めておくことは非常に重要です。特に今回は、採掘難易度の大幅変動を控えての急上昇なので、難易度調整完了後に再度価格が折り返す可能性もあります。 そのため個人的には、とりあえず現状の中期上昇トレンドを見守りながら、「橙チャネル」ならびに「白ウェッジ」に注目し、これらを元に再度下目線転換時の判断を行っていこうと考えております。 先にもお話したとおり、現状は黄色チャネル上限も上抜けていますし、中期トレンドは間違いなく上に転換してきました。しかしながら、黄色チャネルブレイク時には、出来高が不足していたり、短期白ウェッジの形成など、現在の中期上昇トレンドをへし折りかねない要因が存在するのもまた事実です。 そのため、現状はこのまま中期上昇トレンドを見守り、局所的に押し目にてロングを狙いながら、常に上記2点に起因した再下降の可能性も視野に入れておくべきだと考えております。 では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。 BTCチャートの総評 さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回想定されるシナリオはざっくり以下の2通りです。 9400ドル到達 ⇒中期逆三尊成立へ 7700ドルまで下落 ⇒チャネル(橙)で押し目形成か? 現状から考えられるシナリオとしては、こちらの2通りでしょう。 上記でお話しした、長期上目線が継続すると仮定した場合の押し目候補としては、前回アダムとイブの成立トリガーとなった「7700ドル」ですね。 こちらのラインは橙チャネルだけでなく、長期黄色チャネルの上限がサポートラインに切り替わりうるポイントですから、押し目としてはかなり優秀であり、大規模な押し目買いも期待できると思われます。 逆に、それほど重要度が高いラインなわけですから、これを下抜けた際には当然、既存ロングポジションの解消なども考えられます。この場合には、再度5500ドル周辺まで大きく下落する展開も想定しておいた方がよいでしょう。 では、次にアルト市場を分析していきましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) このように、現状ビットコイン価格は綺麗な上昇トレンドを形成しておりますが、BTCドミナンスは下落傾向にありますね。 つまり、ビットコインから資金が抜けているにもかかわらず、ビットコイン価格が上昇しているわけですね。では少し拡大して、アルトコインのドミナンス推移を見てみましょう。 ここまで好調を続けてきたUSDT(紫)、Others(緑)らがビットコインの上昇と同時に下落推移へと転換しましたね。 またその裏で、BitcoinSV(赤)、Bitcoincash(黄色)のドミナンスが急上昇を見せています。どちらもビットコインが強い時に、連動して推移する傾向がある通貨ですが、出来高もさほど多いわけではないので、アルトには手を出しづらい状況ですね。 とはいえ、ビットコインのドミナンス下落・上記2通貨のドミナンス上昇を踏まえて考えると、現状資金がビットコインから上記2通貨へと移動しているものだと思われます。(恐らく、BTCの採掘難易度上昇に起因した資金移動でしょう) しかし、この2通貨しか大きな動きを見せていないという点を踏まえると、無理にアルトに手を出さず、買うとしてもBTCの中期上目線を踏まえた、メジャー通貨のドル建て押し目買い程度に留めておくべきですね。 それでは次に、主要アルトやマイナーコインの中でも比較的出来高の多い通貨、それぞれの価格推移を見てみましょう。 主要アルトコインの動向 こちらを見てもやはり、BitcoinSV(水色)、Bitcoincash(青)の推移は群を抜いていますね。 それに対して、その他のアルトはメジャー、マイナー問わず、微動だにしておりません。この2通貨が火付け役となって、再度下がりきった主要アルトが軒並み上昇を見せるような展開も考えられますが、それも「BTCがこの後押し目を作れるか?」次第でしょう。 とはいえ、ETHについては主要通貨でありながら、現状大きく下げてしまっているため、アルトの中でも比較的資金が入りやすい通貨だと思われます。 ということで、今回はETH(イーサリアム)、中でもBTCの中期上昇トレンドを加味して、ETHUSDに的を絞って分析を進めていきたいと思います。 ETHUSD こちらを見てわかるよう、現状ETHは大きく下げたままであり、依然直近安値から50ドルほどの位置にて停滞を続けています。 この様子を見た限り、先にもお話したようなBTC待ちの展開になると思われますが、先述したBitcoinSV、Bitcoincashを火種にした資金流入や、これら2通貨からの資金流入の可能性を踏まえると、状況によっては再度300ドル周辺までの上昇も考えられます。 では拡大して見てみましょう。 拡大して見て見ますと、現状非常に強い抵抗帯「157ドル」、そして橙チャネルの上限により、上昇を阻まれている状況ですね。 オシレーターは上にギチギチになっていますが、先述したようなETHへの資金流入、BTCの再上昇が確認されれば、一気にこれらを上抜けする可能性も考えられます。そのため個人的には、この157ドルのラインを注視し、その上抜けと同時に、少し強気に買ってみようと考えております。 総評(まとめ) さて、それでは最後にまとめに入りましょう。 【BTC】7700ドルor9400ドル →長期は上目線優勢か 【アルト】ETH157ドルに注目 →抜けたら300ドルも視野に 年末年始にかけて、一気に市場が動いてきましたが、その背景では始めにもお話した国内レバレッジの2倍規制やBTCの難易度調整(+10%)などとさまざまなファンダが飛び交っています。 ファンダを元に取引を行うのは決して悪いことではありませんが、ファンダ情報を元に売買が進められる背景もあるため、個人的には「価格はファンダなどの要因も常に織り込んで推移している」と考えています。 良材料・悪材料を元に考察を行い、それらを基準にしたトレードも良いですが、何を信じるにも、ご自身の中での軸をしっかり持ってトレードに取り組まれることをお勧めいたします。 少し短いですが、今回は以上とさせていただきます。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 現在、私えむけんが制作した動画教材『7日間でマスター!テクニカル分析とそれを元にしたトレード戦略』、好評販売中です! 今回のような、BTC分析やアルトコイン投資などの立ち回り方についても解説しておりますので、是非ご覧ください!(詳しくはコチラ)
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2020/01/08なぜ仮想通貨投資でマイナス・借金になるの?失敗するケースを紹介
「仮想通貨投資で資産がマイナス・借金になることってあるの?」 今回は誰もが一度は気にしたことがあるであろう、このような疑問に答えます。 本記事の内容は下記です。 ・仮想通貨でマイナス・借金になる2つのケース ・【初心者向け】トレードのコツ3選 この記事の筆者は2018年3月から仮想通貨メディアで働いており、仮想通貨にまつわる様々な知識を日々学習しています。 本記事では、仮想通貨取引で資産がマイナス・借金になってしまうケースやその対策、トレードのコツなどを分かりやすく解説していきます。 *本記事は3分ほどで読めます。 仮想通貨でマイナス・借金になる2つのケース ・レバレッジ取引で借金するケース ・前年度の税金が払えなくなるケース レバレッジ取引で借金するケース 1つ目のケースがこちらです。 レバレッジ取引とは、自分の資金にレバレッジ(=自己資金を担保に自己資金以上の取引を行う)をかけてトレードができる取引方法のことです。 このレバレッジ取引では証拠金以上の損失を出した場合「追証」という借金が発生してしまいます。 このケースへの対策は下記です。 ・現物取引をする ・追証がない取引所でレバレッジ取引をする 現物取引とは、自分のお金だけで仮想通貨の売買をする取引方法のこと。 現物取引だと自分のお金が無くなった時点で強制終了なので、借金を負うリスクはありません。 また、追証無しでレバレッジ取引ができる「BitMEX」のような取引所を使う方法もあります。 「借金は怖いけど、レバレッジ取引はしたい...」 という方は、是非「BitMEX」などの取引所を登録して使ってみましょう。 あわせて読みたいBitMEX(ビットメックス)の登録・使い方の初心者ガイド!ハイレバレッジ取引所を使いこなそう 前年度の税金が払えなくなるケース もう1つのパターンがこちらです。仮想通貨の税制は非常に複雑でゴチャゴチャとしています。 そして、仮想通貨の利益は「雑所得」に分類され、額によっては所得税が上がってしまうという可能性もあります。 「仮想通貨の利益」とみなされるのは下記です。 ①仮想通貨トレードの利益 ②仮想通貨で買い物をした時の利益 ③仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益 ①は、単純に仮想通貨トレードの利益です。 ②の「仮想通貨で買い物をした時の利益」では、仮想通貨での買い物で利益が発生した場合、その分が雑所得に分類されます。 分かりづらいので例を出しましょう。 例えば、あなたが80万円で買ったビットコインが100万円まで上がったので、100万円のテレビを買ったとします。 この行為は法律上では、 「ビットコインを日本円に戻してからテレビを買っている」 という扱いになるので、仮想通貨で20万円分の利益が出ていることになります。 ③の「仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益」は、仮想通貨を替えた時にあなたが得をしてた場合、その利益が雑所得に計算されるということです。 こちらはさきほどの②のケースと殆どが同じです。 仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入する場合「仮想通貨Aを一度日本円に戻して仮想通貨Bを購入する」という扱いになります。 仮想通貨Aを日本円に戻した時にもし利益が出ていた場合、その利益分が雑所得に分類されてしまいます。 この仕組みを知らずに年をまたいでしまうと「損してるのに税金を払わなければいけない」という事態になってしまうので要注意です。 ここまでのまとめ-仮想通貨で資産がマイナス・借金になるケース- ①レバレッジ取引で借金する ②前年度の税金が払えなくなる -抑えるべきポイント- ・借金を負わないためには現物取引や追証がない取引所を使う ・仮想通貨の利益は「雑所得」になり、場合によっては所得税がかかる ・仮想通貨の利益は以下の3つ 「仮想通貨トレードの利益」 「仮想通貨で買い物した時の利益」 「仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益」 ・どの行為に税金が発生するのか把握しておくのが重要 【初心者向け】トレードのコツ3選 「どうせなら儲かるためのコツも知りたい。」 と思った方のために、簡単なコツをいくつか紹介します。 トレードのコツ3選①自分のトレードスタイルを把握する ②マイルールを決める ③「指さればラッキー」戦法 自分のトレードスタイルを把握する 自分のトレードスタイルを把握していないと一時的な損失や損益に振り回されてしまいます。 トレードスタイルには下記があります。 ・スキャルピング (数秒から数分で売買) ・デイトレード (数時間で売買) ・スイングトレード (数日から数週間で売買) ・長期トレード (数週間から数年で売買) スキャルピングやデイトレードは、トレード時間を確保できてかつ、資金に余裕があり高レバレッジをかけられる人には、向いている手法と言えます。 なぜなら、この2つの手法は短い期間の小さな値動きで利益を出す手法となっているからです。 一方、スイングトレードや長期トレードは、トレードの時間を確保できない方に向いている手法。 これらを明確に分かっていないと「長期トレードの立ち回りをしているのに数時間の値動きに振り回される」という事態に陥るので注意しましょう。 ②マイルールを決める マイルールでは下記を決めます。 ・損切りポイント ・利確ポイント 損切りポイントとは「自分が決めているポイントよりも価格が下がったら(上がったら)良くないので、ここで一旦撤退しておこう」というポイントのことです。 一方、利確ポイントとは「ここまで価格が上がれば(下がれば)十分だな」と思えるポイントのことです。 トレードでは、ポジションを持つ前に損切りポイントと、利確ポイントをあらかじめ決めるのがセオリーとなっています。(以下画像参照) 初心者がやりがちなミスは、マイルールを決めずに雰囲気でトレードしてしまうパターンです。 このやり方だと、一時的に勝てたとしてもなぜ勝てたかが分からないので継続して勝つことはできません。 また、初心者のうちは根拠もないのにポジションを持ってしまう、通称ポジポジ病と言われるような、トレードをしたいあまりに、無駄にポジションを持ちすぎてしまうことがあります。 徹底してマイルールを作り、実行しましょう。 ③「指さればラッキー」戦法 これはかなり実践的なテクニックです。 トレードでは、以下のように自分で引いたライン付近でエントリーするのが基本。 しかし、ここでは「ラインからある程度離れた場所に指値を入れる」という作戦を取ります。 これにより良いポジションが取りやすくなります。 なぜこの作戦を取るかというと、ライン付近でヒゲだけが大きく超えることがよくあるからです。 自分が思っているラインよりも少し遠くに指値を置いておくことで、ヒゲ部分でエントリーでき有利なポジションを持ちやすくなります。 ただし、この方法だと指値がそもそも指さらないことも多いので、 「ここで指さればラッキー、無理だったらしょうがない」 という程度の心持ちでトレードを行いましょう。 まとめ -仮想通貨で資産がマイナス・借金になるケース- ・レバレッジ取引で追証が発生する ・前年度の税金が払えない -トレードのコツ- ①トレードスタイルを把握する ②マイルールを決める ③「ここで指さればラッキー」という場所でエントリーする 仮想通貨トレードで勝つためには、まずは最低限知識をつけることが重要です。 なので、 「仮想通貨って結局何がすごいの?」 と思っている方は、仮想通貨の可能性を知るために以下の記事を読んでおきましょう。 詳しくはこちら! >仮想通貨の5つのメリットとは|決済だけじゃないって知ってた?< 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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2020/01/06暗号資産古物商の世界を拓くプラットフォーム『和らしべ』とは
最近、仮想通貨界隈で新しい動きが活発化している。暗号通資産古物商となのる人々が増えてきている。 骨董品を扱うがごとくの古物商と暗号通貨の掛け合わせは何かミステリアスでもあるが、一般的にはわかりにくい感がある。 今回の記事では、先日新しい暗号通貨古物商のプラットフォームを発表した『和らしべ』の井元氏の活動を軸に、暗号通貨古物商がいまから仕掛けていこうとしていることを明らかにしていきたいと考えている。 暗号資産古物商とは? 暗号資産古物商は2019年にできた名前である。 古物商は、中古品を買い取る職業であり、街にあるブックオフやハードオフのような中古品買取販売が代表的な例。 暗号資産古物商は、中古品を扱う業務を現金ではなく暗号資産(仮想通貨)を用いて行う業態である。暗号資産による、物品の買取、販売を通して利益を得ていくのである。 仮想通貨交換業と暗号資産古物商の違い 暗号資産を扱うビジネスを行う上で、金融庁の認可が必要となる仮想通貨交換業のライセンスは取得が難しかった。 大手の会社であっても、このライセンスの取得に長い時間がかかり、期待するタイミングで暗号資産の取引所をオープンできない歴史が日本にはある。 2017年の大きな盛り上がりのタイミングで大手はこぞって取引所の開設を目論んでいたが、結局取引所の多くは、2018年にずれ込んでしまった感がある。 また金融庁の指導により、扱える暗号資産の種類が限られている。これは金融業に近い業態であるが故の厳しさなのだろうと筆者か考えている。 ところが、金融庁は法定通貨を扱う上で慎重にならざるおえない背景はあるが、一方で日本国自体が仮想通貨を禁止しているわけではないことに注目したい。 仮想通貨と物品の交換においては、金融業的な側面ではなく商売人としての側面のみがポイントとなるのである。つまり、以前から国家は仮想通貨の実使用についての規制はしてなかったのだ。 実際に必要なライセンスは古物商のライセンスとなる。暗号資産古物商というライセンスはなく、一般的な古物商のライセンスで活動を行うことができるのだ。公安委員会がライセンスを発行することとなり、取得もあまり厳しくない。 公安というとなかなか重々しい(公安9課とか思い出す)が、ライセンスの取得のハードルは高くないようである。必要書類と数万円程度の出費でライセンスの取得が可能だ。 暗号資産古物商の目指すもの 暗号資産古物商を発明した方々は一般社団法人 暗号資産古物商協会を2019年の秋に設立を行なった。彼らのミッションは、暗号資産古物商の活動を通して、暗号資産(仮想通貨)の発展を願っている。 そのために、暗号資産古物商という業態の活性化を行い、マーケットの開発を進めているのだ。 暗号資産古物商の活動をみていると、この業態を独り占めして利益を得るのではなく、多くの暗号資産古物商を業(なりわい)とする人を多く輩出し、単独では形成できない大きさのマーケットを形成して暗号資産の未来を築いていこうとされている感じを受ける。 協会においては、積極的な情報発信で実際に業として成り立たせ利益を得る、スキームについても懇切丁寧に説明を行っている。 また、継続的にメンバーの募集を行いマーケットの形成をおしすすめているのだ。 まだ、発足直後なので多くの取引が行われて大活況という状況ではないが、実験的な取引が、公の場積極的に行われはじめており、社会実験は今まさに始まったという状況となる。 これまで暗号資産の価格形成は、他の暗号資産との交換や未来の価格期待におけるマーケットメイクによるものが主であった。その担保として資産取引所は法定通貨との窓口となる役割をになっており、価格がゼロになることを防いでいたのだ。 同様なことは規模は小さくともNFTでも発生をしていると考えていますが、その論点については改めて筆を取ろう。 話は戻るが、暗号資産古物商は法定通貨をスキップして物品との交換ルートを確立したことにより、それぞれの物品の持つ価値を暗号資産に転換する触媒としての役割を担えるのではないかというのが大きなポイントとなる。 井元氏の仕掛ける和らしべとは 筆者も仲良くさせていただいている、井元 秀彰氏は暗号資産古物商協会の理事の一人である。理事の一人として協会の活動だけではなく、独自の活動を一古物商として行なっている。 彼は、暗号資産を用いたブログサービス ALIS MEDIAのアンバサダーとして暗号資産の界隈での活動を広く行なってきた。ALIS通貨を通じた活動を行い、暗号資産のコミュニティーへの貢献を行なってきた。 和らしべの活動前よりALISのコミュニティーに呼びかけ、暗号資産を用いたオークションを開催。 その第1回の落札者は何を隠そう私であった。その時はamazonでの代理購入権をALIS TOKENを用いて手に入れたのだ。 不幸なことにALISトークンは大手草コイン取引所の Coin Exchangeの閉鎖後により、安心して法定通貨に変換するすべをうしなっていた状態であり、彼の活動により、法定通貨への道がほぼ閉ざされていた、ALISトークンに価値が生まれた瞬間だと言ってもいいと思う。 これらの社会実験を通したあとに、和らしべはCTOの長澤智也氏を迎えプラットフォームの開発を開始。協会の設立が10月でプラットフォームのベーターサイト開始が12月という超特急の開発速度であり、この対応の速度には驚かざるを得ない。 https://warashibe.market/ プラットフォームのβバージョン https://youtu.be/54kjYpmihQ0 プラットフォームは、和らしべが提供し、一般ユーザーと暗号資産古物商をつなげる役割を担う。これらの機能は、いまだ社会実験の進んでいない領域であり、あらたな社会実験を我々は目の当たりにすることとなる。 このプラットフォームは、和らしべのみで使用するものではなく、広く一般ユーザーや暗号資産古物商が使えるプラットフォームとして提供される。 初期の機能として4つの機能が掲げられている 代理購入マッチング フリーマーケット 多通貨オークション 不用品一括買取 代理購入は仮想通貨で支払いができる買い物を実現する。古物商が、一般のユーザーが欲しいものを仮想通貨の支払いを持って代理で行う。 フリーマーケットは、メルカリに近い仕組みだと思っていいでしょう。不用品を仮想通貨に交換することが可能となる。 多通貨オークションは、他に類を見ない新しい取り組み。オークションを行う際に参加者は、オークショナーが提示した複数の仮想通貨のうち自分の好みの仮想通貨で価格の提示を行うことが可能。それぞれの仮想通貨で最高価格を提示した人に権利が与えられるが、最終的な落札者は、出品者が決定することとなる。 多通貨オークションが多く行われることにより通貨間の価値のアービトラージが行われ、仮想通貨どうしの価格形成が促進される狙いがある。この効果を発揮させるには、多くのオークションの開催が必要となりますが、興味深い社会実験となろう。 不用品一括買取は、町にもある、リサイクルショップとほぼ同じ機能を支払いを仮想通貨で行えると思えばわかりやすい。和らしべプラットフォームでは、仮想通貨での取引を望む暗号資産古物商と一般ユーザーをつなげる役割を果たす。 和らしべは現在テストネットの運用を開始している。実際のメインネットでの運用は2020年の春から夏になるとのことである。 和らしべへの質問と回答 この取材を通していくつか不明点についても突っ込んで確認させていただいた。CEOの井元氏は快く回答をしてくれた。 またCEOの井元氏とCTOの長澤氏からそれぞれ追加コメントもいただいたので最後に紹介しておこう Q.和しらべ自体は利益を得るのでしょうか?それとも市場形成をミッションとした非営利活動ですか? 和らしべは営利企業として活動予定ですので利益を得ます。利益を得ながら市場形成の一部を担いたいと考えています。 和らしべのプラットフォームは取引手数料を5%頂く予定です。和らしべはスマートコントラクトエスクローを採用しており、ユーザー間での取引時にETH又は和らしべポイント(WP)で手数料をお支払いいただくことになります。 WPは和らしべが前払式支払手段で発行するポイントで、事前に法定通貨で購入して頂く必要があります。ユーザーはETHで支払うかWPで支払うか選択が出来ますのでその時の懐事情に応じて選択頂ければと思います。 Q.テストネットを終了して実際の一般顧客、古物商へのオープンはいつを予定されていますか? 現在は開発資金や活動費用を得る為クラウドファンディングを予定しています。それらを経てメインネットへ移れるのは遅くとも春から夏頃を予定しています。 Q.暗号資産古物商の市場サイズはどれくらいなると予想していますか?そして何年くらいでの立ち上がりをよそくしていますでしょうか? 未来を予想する事は難しいですが、現在国内のEコマースの市場が約18兆円、国内仮想通貨市場が約2兆円となっており暗号資産古物商の市場はEコマース×仮想通貨交換所の市場規模に匹敵する可能性があります。 Eコマースの中でも古物商のプロマーケットだけでも2兆円近い市場規模があり、フリマアプリの影響でまだまだ伸びる可能性があります。 立ち上がりの予測はかなり難しく、規制も変わる可能性も秘めておりコメントしにくいにが現状です。 ですが、既に協会も立ち上がり、警察庁・金融庁へのロビイングや各仮想通貨交換業の協会への協力依頼も進めています。確実に一つの形として市場が形成される順序は進んでいますので一緒に市場を作りたい方は是非暗号資産古物商協会に起こし下さい コメント CEO 井元氏のコメント [caption id="attachment_47326" align="aligncenter" width="382"] 和らしべ 創業者 & CEO 井元秀彰氏[/caption] 明日家族と食べるお米を買う、お水を買う、野菜を買う、お肉を買う。私たちは法定通貨で支払う代わりにあらゆるサービスを享受します。その法定通貨は労働の対価として得る事が出来ます。 暗号資産も記事作成や歩く事で得る事が出来ます、今まで価値として評価されなかった人が価値を見出され暗号資産によって対価を得る事が可能になりました。 しかしながら、今までは暗号資産を発行するプロダクトはトークンエコノミーとしてプロダクト上でしか暗号資産を使う手段を用意できませんでした。 しかし、和らしべが出来た事によって暗号資産でお米を買う、お水を買う、野菜を買う、お肉を買うと言った生活基盤を支える事が可能になります。 それはすなわち発行体のサービスの基盤も支える事になり、様々なサービスを提供する第一歩となります。将来的に水道代や電気代、家賃などのインフラを暗号資産で支払る様になる為にこれからも鋭意努力します。 生活基盤を支える0〜100の順序があるとするならば、和らしべは0が1になったに過ぎません。過度に期待せず、暗号資産に関わる全ての人と一緒に経済圏を創っていきたいと思っています。 CTO 長澤氏のコメント [caption id="attachment_47327" align="aligncenter" width="389"] 和らしべ CTO 長澤智也氏[/caption] 暗号資産とそれを支えるブロックチェーン技術はAIと同様に研究開発で『A solution looking for a problem』の段階から実社会での経済活動を大きく変革させるのに使われるべきフェーズに入ってきていると思います。 和らしべはブロックチェーン技術を造る側ではなく実用的に活用する側として最低限必要な技術を最も効率の良い形で導入し、ひとつの大きな新規マーケットを創出できればと考えています。 ビジネスとしてスケールしたり巨大な市場を構築することが難しい完全分散型の方法ではなく、暗号資産古物商協会を通じて関係省庁と対話しながら和らしべプラットフォームが補助的にP2P取引に関与するセミ分散型に次世代の巨大マーケットを構築していきます。 和らしべで開発しているSSI、エスクロー、オークション、価格形成オラクル等のスマートコントラクト・ブロックチェーン関連技術はオープンにして後続プレイヤーにどんどんシェア・サポートすることで日本国の法規制を遵守した形で暗号資産Eコマース業界への技術的な参入障壁を下げ新しい市場の拡大を加速化させていきます。 まとめ ICOのあたりから積極的にこの世界に身を投じてきた。ICOの時代が終わったあとはNFTを活用したdAppsを中心として仮想通貨の実用実験が始まったと思っている。 dAppsはIT時代なりにオンラインの世界での発展をしてきている。 暗号資産古物商では商品というすでに価値の確立したものとのパスを確立しようとしている。この活動は日本における、暗号資産の資産性の形成に少なからず影響を及ぼすものだと信じている。 UI/UXは世界を変えると考えている。それぞれの暗号資産古物商がそれぞれの努力によりビジネスを展開していくのには限界がある。 和しらべのプラットフォームの市場への提供は、市場の活性化の大きな原動力になるとおもってまちがえはない。 和らしべのサイトを是非一度覗いてみてほしい https://warashibe.market/ 暗号資産古物商になりたい方向けのコミュニティー形成も行われている。下記のDiscordのサイトを訪問してみてほしい。 暗号資産側から来た方、古物商側から来た方がおり、活況を呈している。 https://discord.gg/qunVa6H また、さらなる活動の加速のためにクラウドファンディングを開始した。こちらもぜひ訪問してほしい。 https://camp-fire.jp/projects/view/220992
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2019/12/25兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【12月25日】
みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。 前回記事を見てくださった方はお気付きかもしれませんが、前回記事でのBTCシナリオ予想がドンピシャで決まりました!(仕事に終われてノーポジだったのが悔やまれますが・・・笑) 前回記事:『兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【12月16日】』 さて、世間は忘年会ムード真っ只中ということもあり、すでにトレード納めをされた方も多いと思いますが、今回も引き続き気合を入れて分析していこうと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいませ! それでは早速、BTCの分析から進めていきましょう。 BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) こちらが、現在のBTC(日足)になります。 前回記事でも取り上げましたが、日足では直近の安値ポイントにて、MACDのダイバージェンス(下げ止まり示唆)が出ていますね。以降、一時は安値更新を見せたものの、ダイバージェンスの影響もあってか、やはり安値更新によるツッコミ売りを引っ掛けるような展開となりました。 そして現状、価格は前回でも課題視していた抵抗帯、7700ドル周辺にて推移を続けております。すでに大きい動きを見せた後・・・、ということもありますし、ここからは再度「方向感を見せてくるまで静観」というのが無難でしょうね。 ざっくりですが、上も固ければ下も固い・・・、といった未だ決め手に欠ける状況のため、個人的にはまたしばらくは6700-7700ドル間でのレンジ展開になるのでは?、と見ています。 では、次に中期足(4時間足)を見てみましょう。 BTCチャート(中期) こちらが中期チャート(4時間足)になります。 こう見ると、やはり7700ドルの硬さが伺えますね。とはいえ、日足にてダイバージェンス(下げ止まり示唆)を見せた後、しっかりと二番底の形成を終えています。 これを踏まえますと、ここから想定される6700-7700ドル間でのレンジ推移によっては、再度8500ドル(黄色チャネル上限)に迫る展開も十分に考えられると思います。 またこのように、再度上を望む展開を想定した場合、せっかく綺麗な抵抗帯があるわけですから、7700ドルをネックラインとした「逆三尊の形成・成立」が最も理想的ですね。恐らくこれが決まれば、より明確な底形成、その決め手となり、黄色チャネル上限(8500ドル)、さらにはその上抜けも望める展開になるのでは?と見ています。 ということで移行は、この逆三尊形成・成立の可能性を踏まえて、押し目候補に的を絞ってのロングイン、もしくは6700-7700ドルのどちらかをブレイクするまで静観・・・といった立ち回りが最もローリスクかつ妥当性のあるものだと思われます。 では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。 BTCチャートの総評 さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回想定されるシナリオはざっくり2通りです。 7700ドルを上抜け(白) ⇒緑・黄色チャネル上限到達を視野に 再度6700ドル下抜けへ(橙) ⇒レンジ継続の可能性:高 現状から考えられるシナリオとしては、以上2通りでしょうか。 個人的には、長期足(日足)でMACDのダイバージェンス(下げ止まり)、そして二番底の形成を終えているところからも、やや上優勢と判断しています。 とはいえ、これも「ここからしっかりと押し目を作れるかどうか?」次第です。年末ということもあり、再度6700ドルまでグダグダと下げていく展開もないわけではありませんので、私同様上目線の方は楽観することなく、エントリーポイントを絞ってのインを心がけるようにしましょう! では、次にアルト市場を分析していきましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) 昨日のBTC上昇もあり、BTCドミナンスは再度70%を上回る推移を見せていますね。ドミナンス的には、直近最高値からそれほど大きく下落しているわけでもありませんし、ここから再度直近高値を更新・・・、という展開も考えられなくはないでしょう。 では少し拡大して、アルトコインのドミナンス推移を見てみましょう。 BTCのドミナンス上昇もあってか、主要アルトコインのドミナンスは軒並み大きな下落を見せていますね。そしてその中でも、USDT(紫)、Others(緑)に関しては、前回同様比較的安定的な推移を見せております。 とはいえ、BTCとは異なり、しっかり上昇しているわけではないので、特に価格変動が激しくなりがちなOthers(マイナーアルト)については、楽観は厳禁ですね。 それでは次に、主要アルトやマイナーコインの中でも比較的出来高の多い通貨、それぞれの価格推移を見てみましょう。 主要アルトコインの動向 黄色点線部がちょうどBTCが大きく跳ね上がる直前のポイントですね。 先ほどのドミナンス分析の際には、「BTCの上昇と同時に、主要アルトから資金が抜けた」というようにお話ししましたが、こちらを見てみますと「BTC急落と同時にアルトから資金が抜けた。しかしその後、BTCが急上昇を見せるも資金が戻ってきていない」という状況であることが推測できます。 このように、アルト急落がBTC急落に起因している場合、BTCのリバウンド(急上昇)とほぼ同時期にETHをはじめとした主要アルトが急激に回復を見せる・・・、といった展開になるケースが非常に多いです。 しかし現状の主要アルトには、そのリバウンドがまったく見られません。 恐らくアルトトレーダーも入念に底探りを行っているのだと思いますが、BTCがこれだけ転換の兆しを見せているにも関わらず、積極的な買いが入っていない以上、ここからアルトに資金を入れるのはかなり危険でしょう。 今後、アルト相場においては、「頭と尻尾はくれてやれ精神」で、明確な底着きまでは無理に手を出す必要もないと思います。ということで、今回も個別アルトの分析はお休みとさせていただきます。 総評(まとめ) さて、それでは最後にまとめに入りましょう。 【BTC】ダイバ+二番底形成 →長期目線では、上優勢 【BTC】6700-7700間のレンジ →ノーポジなら静観が無難 【アルト】資金の出戻りナシ →今は「様子見」が無難 先にも述べていますが、BTCは以降6700ドルを下抜けない限りは上目線ですね。ダイバージェンスだけでなく、その直後にしっかりと二番底を形成しているわけですから、再度6700ドルまで垂れてこない限りは、6700-7700ドルのレンジ間であっても比較的上目線優位に運ぶと見ています。 ただその反面、アルトにリバウンドが見られないのも若干怖いですね。純粋に、年をまたいぐことによる税務的な煩わしさ、それに伴った買い手減少の可能性もあり得ますが、このような不安要素を意識しておくことは、万が一のときの判断・逃げ足を早める効果もありますので、年末も頭の片隅に置いておくとよいと思います。 少し短いですが、今回は以上とさせていただきます。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 現在、私えむけんが制作した動画教材『7日間でマスター!テクニカル分析とそれを元にしたトレード戦略』、好評販売中です! 今回のような、BTC分析やアルトコイン投資などの立ち回り方についても解説しておりますので、是非ご覧ください!(詳しくはコチラ)
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2019/12/16兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【12月16日】
みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。 徐々に寒さも増し、年末が迫ってきていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 仮想通貨市場はあいも変わらず、大きく上がるわけでもなく、大きく下がるわけでもなく…、とやや地味な展開が続いていますね。 さて、これまでは日本の税制上、「年末には利食い・損切りが発生しやすい」と言われてきましたが、今年は一体どんな値動きを見せてくるのでしょうか?ということで今回は、「年末に向けたBTCの値動き」に重きを置いてお話しさせていただこうと思います。 それでは早速、BTCの分析から進めていきましょう。 BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) こちらが、現在のBTC(日足)になります。 前回記事でもお話しさせていただきましたが、現在黄色チャネルと緑チャネルの2つを基準にジワジワと下降推移を見せていますね。 「どちらを参考に立ち回るべきか?」、やや迷うところですが、直近の安値での推移を見るに、緑チャネル到達前に黄色チャネルを機に反発を見せているため、とりあえずは黄色チャネルに重きを置いて分析を進めていくのが妥当でしょう。 また、「2番底を形成して、ダブルボトム形成に向かったにも関わらずジワジワと下落…」、というように、直近の推移から力強さを感じられません。しかしその一方、より長期のスパンでは価格とMACDとでダイバージェンス(下げ止まり示唆)を発生させています。 このため、個人的には以降は「直近の推移が弱いから…」と売りに回るのではなく、しばらくは抵抗帯などを参考に、「落ちたら拾いにいく」というような立ち回り方針に切り替えて行こうと考えております。 では、次に中期足(4時間足)を見てみましょう。 BTCチャート(中期) こちらが中期チャート(4時間足)になります。 先ほどもお話したように、「日足スパンでのダイバージェンスを見せているため、今後は抵抗帯などを参考に、拾えるポイントで拾っていく」という方針で立ち回って行こうと考えているのですが、具体的にはどこで拾うのが妥当なのでしょうか? 個人的には、「白□周辺」あたりから拾っていこうと考えております。 この白□周辺というのは、純粋に黄色チャネル下限の周辺でもありますが、6700ドルの直近安値抜けや黄色チャネル下限をネックラインとした三尊による、ツッコミショートが期待されるポイントです。 このように、日足ダイバージェンスに従って、「仮に下げ止まるのであれば…」と仮定した場合、ツッコミポジションの損切りを誘発をしての転換というのが最も現実的なため、この白□周辺からの拾い始めてみよう、という結論に至りました。 では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。 BTCチャートの総評 さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回想定されるシナリオはざっくり2通りです。 黄色チャネル下限まで急落(青) ⇒ツッコミSの損切りを誘発し、7700ドルへ 黄色チャネル下限、下抜けへ(白) ⇒6000ドル周辺まで下落 現状から考えられるシナリオとしては、以上2通りでしょうか。 先述しているよう、個人的にはジワ下げとショート先行展開に加え、日足スパンでのダイバージェンス(下げ止まり示唆)が発生していることもあり、黄色チャネル下限や直近安値などを参考にしたツッコミショート、その損切りを巻き込んだ急上昇(青シナリオ)といった展開になるのでは?と見ています。 では、次にアルト市場を分析していきましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) ビットコインが大して動いていないのもあり、ドミナンスも前回からあまり変化ありませんね。 では少し拡大して見てみましょう。 やはり、BTCのジワ下げ展開もあり、Tether(紫)の上昇が目立ちますね。またそれと並行して、Others(緑)のドミナンスも堅調な推移を見せています。 Tetherについては、BTCのジワ下げに伴った、リスクオフによる資金流入だと思われますが、Othersのドミナンス上昇については未だ良くわかりません。 恐らくは、「BTC下げ止まりに期待するトレーダーが多い」といった背景によるものだと思いますが、個人的にはこれまで堅調に上げてきたMATICなどのマイナー通貨が下げに転じ始めたのもあり、今から触り出すというのはややリスキーでしょう。 それでは、主要アルトそれぞれの価格推移を見てみましょう。 主要アルトコインの動向 前回更新以降、BTCはジワジワと下落していきましたが、対する主要アルトはNEOやXRPなどの通貨を中心に小幅上昇を見せていますね。 現状、主要アルトに大きな動きはありませんが、これまでマイナー通貨(Others)の堅調な上昇、その下げ転換により、主要アルトが次回の資金流入先となる可能性も考えられます。 とはいえ、どのアルトを見てもチャート的にはお世辞にも「良好!」といえるものは少な炒め、個人的にはBTCの次の動きに対して、「BTCが上げたら、資金が抜けるのか?、それとも、資金が入ってくるのか?」を元に、以降アルトに手を出すべきか?を判断して行こうと考えております。 つきまして、今回はアルトの分析をおやすみさせていただこうと思います。 総評(まとめ) さて、それでは最後にまとめに入りましょう。 BTCは黄色チャネルに注目 →下ひげ転換の場合7700ドルへ →下抜けの場合6000ドルへ Othersから主要アルトへ(?) →MATICなどの堅調通貨の崩壊 →資金循環フェーズか? だいたいこんな感じでしょうか。 現状、主要アルトもマイナーアルトも小幅上昇を見せていますが、依然「BTCが大きく動いた時、アルトの資金がどう動くのか?」が不鮮明なため、BTC待ちといった状況ですね。 また導入でもお話しした通り、年末は現在の税制による影響もあり、現物が積極的に利食いされ、上値が重くなりやすいと言われております。 これを踏まえると、現在のしつこい売り、上値の重さは、今年に入って以降BTCが大きな上昇を見せたことによる利食いが起因しているのかもしれませんね。もし仮に、このような税制を踏まえた利食いがすでに始まっているのであれば、以降年内から年明けにかけて、利食い組を置いての上昇を見せる可能性もありうるでしょう。(勝手な予想ですが) 以上、少し短いですが、今回はここまでとさせていただきます。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 現在、私えむけんが制作した動画教材『7日間でマスター!テクニカル分析とそれを元にしたトレード戦略』、好評販売中です! 今回のような、BTC分析やアルトコイン投資などの立ち回り方についても解説しておりますので、是非ご覧ください!(詳しくはコチラ)
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2019/12/13なぜ仮想通貨はギャンブルと言われるの?3つの理由を解説!
「仮想通貨ってギャンブルなの?」という疑問を持っている方は多いと思います。 日々あらゆる場所で仮想通貨に関する情報が発信されていますが、その中で「仮想通貨なんてギャンブルと同じだ」という意見を耳にすることがあります。 そこで本記事では「仮想通貨は本当にギャンブルなのかどうか」ということについて説明していきます。 具体的には、 ・ギャンブルとはそもそも何か ・投資と投機の違い ・仮想通貨がギャンブルと言われる3つの理由 という順で説明していきます。 この記事を読んでいただければ、仮想通貨の実態について「本当に正しい」情報を知ることが出来ます。 2、3分ほどで読める内容となっているので是非最後まで読んでみてください! ギャンブルとは何か はじめに「ギャンブルとは何か」というところから説明していきましょう。 ギャンブルとは胴元が参加者から集めたお金をみんなで奪い合うゲームです。 この時、胴元は集めたお金から手数料としてガッツリお金を徴収していきます。 例えば、ギャンブルの一種である「宝くじ」では「客から集めたお金の55%を胴元が徴収して、残り45%を振り分ける」という構造になっているはご存知でしょうか。 この宝くじのように、胴元が手数料を抜くことで「参加者が賭けたお金の総額」より「参加者に還元されるお金の総額」が少なくなるゲームのことを"マイナスサムゲーム"と呼びます。 つまり、ギャンブルとは「胴元が儲かる」「マイナスサムゲームである」という2つの特徴を持っているのです。 では、仮想通貨の場合はどうなのでしょうか。 仮想通貨はギャンブルではない 結論から言うと、仮想通貨はギャンブルではありません。 なぜなら、仮想通貨には胴元が存在せず、加えて仮想通貨はゼロサムゲームだからです。 どういうことか順を追って解説していきます。 仮想通貨は胴元がいない&ゼロサムゲーム 仮想通貨にはギャンブルのように「胴元」と呼ばれる存在がいません。 ビットコインなどの仮想通貨は基本的に板取引と呼ばれる方法で売り買いされます。 板取引とは、売りたい人と買いたい人が直接マッチして売買する取引方法です。 板取引ではユーザー同士が直接やり取りするため、胴元がいるギャンブルとは構造が異なります。 また、板取引での仮想通貨の売買は「参加者が入れたお金」と「還元されるお金」がほぼ同じになります。 この仕組みをゼロサム・ゲームといいます。 ・ギャンブル →「胴元がいる」「マイナスサムゲーム」 ・仮想通貨 →「胴元がいない」「ゼロサムゲーム」 ということになるので「仮想通貨はギャンブルではない」と言うことができるわけです。 では、仮想通貨は一体なんなのでしょうか。 仮想通貨は「投資」であり「投機」 仮想通貨はギャンブルではなく「投資」や「投機」です。 投資と投機の違いは以下のようになります。 投資=対象の成長を願いつつ、長期目線でリターンを狙う行為 投機=対象の成長は考えず、短期目線でリターンを狙う行為 この定義でいくと、仮想通貨で長期目線でリターンを狙っている人は「投資」、短期目線のリターンを狙っている人は「投機」ということになります。 もう少し噛み砕いた言い方をすると、 ・仮想通貨の非中央集権的な思想に共感している人=投資 ・仮想通貨の未来はどうでもいいからとにかく儲けたい人=投機 ということになります。 このように、仮想通貨は考え方によって「投資」と「投機」の2種類に分かれるのです。 なぜ仮想通貨はギャンブルと言われるのか 仮想通貨がギャンブルでないことは分かりましたが、ではなぜ「仮想通貨はギャンブルだ」と言う人がいるのでしょうか。 ここを紐解いていくと仮想通貨の黒歴史を知ることができるので、もう少しお付き合いください。 理由1:値動きが激しいから 仮想通貨がギャンブルと言われる理由の1つ目は「値動きが激しいから」です。 2019年現在は価格変動が落ち着いている仮想通貨ですが、2017年末のバブル時にはあらゆる仮想通貨の価格が乱高下していました。 [caption id="attachment_46439" align="aligncenter" width="577"] 2017/12/27〜2018/1/29の価格変動[/caption] 当時は「+80%になったと思ったら、次の日は-50%、そして次の日また+70%」なんて値動きがあらゆる仮想通貨で起こってました。(あれはあれで楽しかったです笑) 主に株や為替トレードをしていた人達は当時の値動きを見て「仮想通貨なんてただのギャンブル」と言っていましたが、上の事例を考えるとこの意見も納得できますよね。 前項で説明した通り仮想通貨はギャンブルとは性質が異なりますが、バブル時の激しい値動きから「仮想通貨=ギャンブル」というイメージが付いてしまったのだと考えられます。 理由2:よく分からない草コインやICOが乱立したから(黒歴史) 2つ目の理由は「よく分からない草コインやICOが乱立したから」です。 2017年頃、仮想通貨は以下の3つに分類されていました。 ・ビットコイン →最初に誕生した仮想通貨。仮想通貨の王者。 ・アルトコイン →イーサリアムやリップルなど。ビットコイン以外の主要仮想通貨 ・草コイン →知名度も時価総額も低い仮想通貨。詐欺目的の通貨も沢山あった。 バブル時はビットコインやアルトコインだけでなく、使い道がはっきりしていない草コインにも大量のお金が流れ込みました。 [caption id="attachment_46441" align="aligncenter" width="577"] 2017/12/27〜2018/1/29の価格変動[/caption] この画像の白丸の部分がいわゆる「草コイン」と呼ばれるもので、四角の大きさは当時の時価総額の大きさを表しています。 いつ無価値なるか分からない草コインでも、お金をつぎ込む人達が大勢いたので「やっぱり仮想通貨ってギャンブルだよね」と言われてしまいました。 さらにさらに、当時はよく分からないICOにも大量のお金が集まっていました。 ICO(イニシアコインオファリング)とは、新規プロジェクトが発行した仮想通貨を、先行公開して売り出すという資金調達方法です。 かんたんに言えば「やりたいことがあるけどお金ないから、僕たちが作った仮想通貨に値段をつけて買ってください」という資金調達方法です。 ICO自体は悪い方法ではないのですが、これに便乗して「それっぽいビジョンを語り、売り抜け前提でICOをする」という悪い連中が登場しました。 そして、こんな連中が発行する謎のICOコインでもみんなが大金をはたいて買いました。 なぜなら、当時はICOで限定販売された仮想通貨が取引所に上場すると価格が10倍とかになっていたからです。 そのため当時は「詐欺って分かってるけど、どうせ売って儲かるから買う」という人もいました。 こんな状態だから「やっぱり仮想通貨なんてギャンブルじゃん」となってしまったわけです。 理由3:みんな仮想通貨が何かよく分かっていなかった これは完全に筆者の考えですが、仮想通貨がギャンブルと言われたのは「結局多くの人が仮想通貨が何か分かっていなかったから」だと思います。 私達が普段"ギャンブル"という言葉を使う時は、賭けという本来の意味以外にも「危険で怖いもの」というニュアンスを含んでいます。 人は「分からない状態が最も怖い」と感じる生き物なので「仮想通貨→よく分からない→怖い→ギャンブル!」という方程式が頭の中で出来上がってしまったのだと思われます。 2017年末は有識者を含め多くの人がブロックチェーン技術や仮想通貨が何なのかをしっかりと理解していませんでした。 そんな中で、バブルが起き連日ニュースで「ビットコイン」「億り人」「主婦が1000万円」などのワードが飛び交い、世間から大きな注目を集めました。 仮想通貨がギャンブルと言われたのは、注目を集めたものの、仮想通貨が何かを知っている人が少なかったからではないでしょうか。 まとめ まとめ・ギャンブル=胴元が儲かるマイナスサムゲーム ・仮想通貨=板取引でユーザー同士で売買するゼロサムゲーム- ・仮想通貨は「投資」か「投機」(人によって変わる) --仮想通貨がギャンブルと言われる理由-- ①価格変動が激しかったから ②謎の草コインやICOにお金が集まったから ③仮想通貨が何か理解していない人が多かったから 仮想通貨やブロックチェーン技術は「AIや5Gと並ぶような発明」とまで言われています。 今回は仮想通貨の悪いところを中心に話してきましたが、当然ながら仮想通貨がここまで騒がれているのには理由があります。 以下の記事では、仮想通貨の凄さについて説明しているので「なぜ仮想通貨が注目されているのか知りたい」という方はしっかりと目を通しておきましょう。 詳しくはこちら! >仮想通貨の5つのメリットとは|決済だけじゃないって知ってた?< 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2019/12/10【市場分析】MATICの大下落 アルトのマージン取引には要注意
今日は、バイナンスで取り扱われているアルトコインについて少し考察したいと思います。 今日午前10時頃、MATICが大幅に下落しました。 下のチャートを見ると、MATICを筆頭に他のアルトコインも下落していることがわかります。 ONEやFETなどは$MATICと同様、Binance LaunchpadでのIEO銘柄です。 最近BTCの値動きがパッとしない中、アルトコインはBTC建てで上昇している銘柄が数多くありました。 そういった中でこの値動きでしたので、困惑した方も多かったと思います。この下落は何故起こったのでしょうか。 まずは、下の表をみてみましょう。MATICの90%以上がバイナンスで取引されているのがわかります。 MATICは、レバレッジ3倍~5倍でのマージントレードも可能でした。 2週間程前から昨日にかけて4倍近い上昇を見せていた同銘柄ですが、これはマージントレードに大きく起因すると考えらえれます。 価格上昇を見てショートを入れているプレーヤーをひたすら踏み上げて、最後にロングポジションが溜まったとこで下落を引き越し、強制ロスカットの連鎖で70%近くの下落を引き起こしました。 実際に大量ロスカットによる売りがこのようになっていました。 この値動きは、流動性のないアルトコインにレバレッジをかけて取引してしまった結果によるものがかなり大きいと思います。 「これが仮想通貨の値動きである」と言ってしまえばそうですが、こんな値動きをしているようでは健全な市場であるとは全く言えません。 もちろん、このような下落では大きく利益を上げることもできますが、アルトコインにレバレッジをかけて取引することにはかなりの危険が伴います。 ビットコインでさえまだまだ上下にひどい値動きをするわけですから、アルトコインはそれの比ではありません。 今後もこういった値動きが起こる可能性は高いため、注意が必要です。特に、取引高がほぼバイナンスにあり、かつマージントレード可能なものの場合は、レバレッジをかけずに取引していても巻き込まれる可能性があります。 ストップリミットなどの特殊注文を使って必ず対策を取りましょう。 悲観的な話になってしまいましたが、こういった値動きがまた起こるとすれば、チャンスが転がっているのも確かです。 今回に関して言えば、このロスカットによる売り板が出てきてから売っても十分間に合いました。 このロスカットによる売り板がなくなり始めたらショートを買い戻します。このやり方が今後使えるかはわかりませんが、覚えておくと良いでしょう。 バイナンスでは、BTCUSDTの無期限型先物も出来高がかなり伸びています。USDTをウォレットにいれておくことがこういったチャンスを逃さない秘訣でもあります。 先物で使わないUSDTはレンディングで貸し出すことも可能ですし、様々な選択肢を取れるのはBitMEXにはないバイナンスの魅力だと言えます。 今回の一件に関し、界隈ではバイナンスやMATICのチームによる市場操作を疑う声が挙がりましたが、2社とも関与を否定し、データの分析を急いでいるとしています。 https://twitter.com/cz_binance/status/1204261531015188480
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2019/12/06兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析【12月6日】
みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。 前回記事更新後、国内大手取引所であるbitFlyerが対象者へのフォークコイン(BTGやBCHSV)返還を発表したり、これまで頑なに上場を拒んできたXRPを上場をさせたり…と、どちらかといえばポジティブな動きがあったにもかかわらず、それらによる値動きは見られずでしたね。 現状このように、ファンダ面においては若干ポジティブに傾いているにもかかわらず、値動きからそれらが感じられない状況となってしまっております。(ETHの大型アプデもそうですが…) そのため、現状の市場からあまりいい雰囲気を感じていませんが、今回もチャート分析を通して今後の値動きを見極めていきたいと思います。今回もぜひ最後までお付き合いください。 それでは早速、BTCの分析から進めていきましょう。 BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) こちらが、現在のBTC(日足)になります。 これまで長い間、緑チャネルを基準にした推移を見せてきましたが、直近の下げ止まりから「前回新たに紹介した黄色チャネルが有効」ということが確認できましたね。 しかしこれにより、緑チャネルと黄色チャネルが中途半端に重なって推移…と、かなり複雑な動きとなってしまいました。 どちらを見ればいいのか、やや判断に迷うところではありますが、とりあえずは「それぞれ内側のライン(レジスタンスは緑チャネル、サポートは黄色チャネル)」を参照する形で問題ないと思われます。 また、長期足で見てみると、レジスタンス2本に加えて、9400ドル、さらに200SMA(赤)と抵抗帯も多いため、仮に上がったとしてもなかなか厳しい展開を強いられるでしょう。 これらを踏まえると、長期足ではやや下目線優勢な展開に傾いていきそうですね。では次に、中期チャートを元に、より短い時間軸にて分析していきましょう。 BTCチャート(中期) こちらが中期チャート(4時間足)になります。 緑チャネルだけでなく、そのセンターライン(白)もしっかり機能していますね。そして現在、直近安値にてセンターラインでの押し目作りをちょうど終えたところです。 若干、押し目にしては押されすぎではありますが、安値を固めてのダブルボトムという展開であれば案外しっくりきますね。黄色チャネル、緑チャネルも重要ですが、とりあえずは「このダブルボトムを成立させるのか?」を見届け、そこから上下の押し引きをして行くのが妥当でしょう。 では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。 BTCチャートの総評 さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回想定されるシナリオはざっくり2通りです。 ダブルボトム成立(青) ⇒緑チャネル上限へ ダブルボトム非成立(白) ⇒再度黄色チャネル下限へ 今回、まず注目すべきは4時間足のダブルボトムでしょうね。恐らく、これを成立させるか否かが上記2パターンにおける「分岐点」になってくると見ています。 個人的な意見としては、現状青ラインのように安値を結んだポイントにて、MACDがダイバージェンス(下落に対する推進力の低下)を示していることもあり、上値が重い展開が想定されるものの、ダブルトップさえ成立させることができれば、今後はやや上目線優勢な展開に運ぶのでは?と見ています。 では、次にアルト市場を分析していきましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) このように、BTC価格がジワジワと安値更新しているにもかかわらず、BTCドミナンスは直近安値(68%)を割り込むことなく綺麗に反発し、その後緩やかな上昇を見せています。 つまり、「価格は下がっていれど、BTCから大きく資金が抜けているわけではない」ということですね。恐らく、BTCの下落により一部アルトが売却されたものの、BTCがその際の受け皿(退避先)となっているのだと思われます。 では少し拡大して見てみましょう。 拡大すると分かるように、アルトドミナンスのほとんどはズルズルと下落していますね。やはり、アルトからBTCへと資金が流れているのだと思われます。しかし、そんな「アルト→BTC」といった状況にもかかわらず、Others(緑)とUSDT(紫)だけは安定した上昇を見せています。 USDTのドミナンス上昇は、BTC価格が下落傾向にある背景もあり、トレーダーらの「Fiat建てでの損失を防ぐべく…」、といった意図が汲み取れますよね。しかし、この地合いでのOthers、つまりマイナーコインのドミナンス上昇はやや不可解です。 もちろん、「Othersに対する資金流入・流出がない状態だが、他の通貨のドミナンスが下落しているため、相対的に上昇してしまっている」という可能性もあります。しかし、仮にそうだったとしても、これほどにまで綺麗な上昇推移になるでしょうか? それでは、主要アルトやマイナーコインの中でも比較的出来高の多い通貨、それぞれの価格推移を見てみましょう。 主要アルトコインの動向 多くのアルトドミナンスが急落を見せた10月23日(黄色ライン)以降、ETH(緑太)やXRP(青太)などのメジャーアルトは、BTC同様に下落or停滞状況にありますが、ADA(赤)やNEO(緑)、TRX(橙)などのその他マイナー通貨は緩やかではありますが、安値・高値を共に更新しています。 恐らくですが、こういった仮想通貨市場における末端通貨への資金流入は、マイナー通貨における資金の抜け切りやBTCに対する一旦の底付きを予想しての動きだと思われます。 今回は分析対象に悩むところではありますが、今回も前回から引き続き、ETHを分析していきたいと思います。 ETH こちらがETHBTCの日足になります。 やはり前回の高値チャレンジで、0.022satsを上抜けれなかったのはかなり痛いですね…。これにより、直近の押し目である0.019satsをネックラインにした三尊のような形となってしまいました。 恐らく、好ファンダなどに対するポジティブな値動きも見られないため、徐々に撤退が相次いでいるのだと思われます。仮に下から持っているのであれば、ネックラインである0.019satsを割り込むまでホールドするのもありですが、今から買いに向かうというのは、なかなか難しいでしょうね。 総評(まとめ) さて、それでは最後にまとめに入りましょう。 BTCはダブルボトム形成に注目 →成立で緑チャネル上限へ →非成立で黄色チャネル下限へ アルトの動きが若干不可解 →今は「様子見」が無難か だいたいこんな感じでしょうか。 現状、様々な好ファンダが出てきているにもかかわらず、値動きが全くついてきていない状況が続いており、決していい地合いとは言えませんね。 上記でもお話ししたように、年末利食いなどによる下落なども想定されますし、しばらくは新規ポジを控えて、BTC・アルト共に、様子見に移るのが無難でしょう。 少し短いですが、今回は以上とさせていただきます。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 現在、私えむけんが制作した動画教材『7日間でマスター!テクニカル分析とそれを元にしたトレード戦略』、好評販売中です! 今回のような、BTC分析やアルトコイン投資などの立ち回り方についても解説しておりますので、是非ご覧ください!(詳しくはコチラ)
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2019/12/05【2020年3月版】仮想通貨を未成年でも始める方法を徹底解説
「仮想通貨って未成年でも始められるのだろうか....」という疑問を持っている方は多いと思います。 そこで本記事では「未成年が仮想通貨投資をやっても問題ないのか」や「仮想通貨投資を始める時の注意点」などを紹介しています。 未成年の方が仮想通貨を始める場合、しっかりとした知識がないと無駄な作業を増やしてしまう可能性があります。 この記事を読んでいただければ、未成年の方が仮想通貨投資を始めるにあたり必要な知識を得ることができます。 未成年でも仮想通貨は始められる 仮想通貨投資は未成年でも始めることができます。 ビットコインなどの仮想通貨は「取引所」と呼ばれる場所で口座開設することで購入できます。 しかし、未成年の登録を許可している取引所は少ないので登録する取引所をよく選ぶ必要があります。(後半でおすすめの取引所を紹介しています。) また、未成年者の取引所登録には「身分証明書」や「親権者同意書」が必要となってくるので、事前に家族に確認しておきましょう。 親権者同意書とは? 未成年が何かの契約を結ぶ時に、未成年者の親権者を法定代理人として契約を結ぶ際に必要な書類 仮想通貨投資が未成年におすすめな2つの理由 ①少額でも始められる ②金融の知識をつけられる ①少額でも始められる 仮想通貨は1000円程の少額から始めることができます。 というのも仮想通貨には以下の2つの特徴があるからです。 ・小数点以下で購入できる ・単価が安い通貨がある 例えば1BTC(ビットコイン)=100万円だった場合、0.001BTC=1000円から購入することができます。 また、単価が安いXEM(ネム)などの通貨では、1XEM=4円程から購入することができます。 未成年者の方であまり資金が無いという方でも「手数料を含めて1500円程準備すれば始められる」と思ってもらえればと思います。 ②金融・経済の知識をつけられる 仮想通貨投資を行うことで金融・経済の知識をつけることができます。 仮想通貨はその名の通り「通貨」なので、必然的に金融・経済の知識をつける必要が出てきます。 例えば先日、中国の習近平主席が「ブロックチェーンは重要である」と発言しただけで、中国に関連する仮想通貨が大きく上昇しました。 「仮想通貨をやらなくても学べる」と思った方もいるかも知れませんが自分のお金で仮想通貨を買うことで情報収集のアンテナが敏感になるのです。 未成年の方が仮想通貨投資始めることで金融・経済の情報を自分事として捉えることができるようになります。 次に未成年の方でも登録できるおすすめの取引所を紹介していきます。 おすすめ取引所 「BTCBOX」(国内) 人気・知名度 [star rating="2"] 特徴 ・未成年でも口座開設・取引ができる ・iOS/Android版のスマホアプリがある ・金融庁に正式に認可されている 取扱通貨 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) 国内仮想通貨取引所のBTCBOXには以下の3つの特徴があります。 ・未成年でも口座ができる(*条件あり) ・iOS/Android版のスマホアプリがある ・日本円で仮想通貨が買える BTCBOXは日本でも数少ない未成年でも口座が可能な国内取引所です。 ただし、下記の2つの条件に注意する必要があります。 ・未成年の申込者は同意する親権者と同居している ・未成年口座の取引主体者(取引等の操作を行う方)は取引責任者の親権者 上記の通り、BTCBOXでは未成年の方は自分の口座を持つことはできますが、取引は親に頼む必要があります。 とは言っても、毎回親に頼むのは面倒だったりしますよね。 なので「最初だけ親に頼んで仮想通貨を買ってもらい、後は海外取引所に送金して自分で売買する」という方法がおすすめです。 BTCBOXは知名度や人気度は低く、取引量・取扱通貨も少ないという欠点もあるため、次に紹介する海外取引所「Binance」を利用してみましょう。 公式HPを見る Binance(海外) 人気・知名度 [star rating="5"] 特徴 ・世界最大級の仮想通貨取引所 ・取扱通貨が150種類以上 ・未成年でも口座開設・取引ができる 取扱通貨(主要通貨のみ記載) ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) テザー(USDT)等 海外仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)には以下の3つの特徴があります。 ・世界最大手の仮想通貨取引所 ・取扱通貨が150種類以上 ・未成年でも口座開設・取引ができる Binanceは人気・知名度がとても高い世界最大手の仮想通貨取引所です。 通貨の種類は"150種類以上"と日本の取引所と比べてかなり多くの種類の通貨が取り扱われています。 また、口座開設・取引に年齢制限が無いので未成年の方でも利用できます。 ただし、日本円は入金することができないので、Binanceを利用する場合は「BTCBOXで仮想通貨を買う→Binanceへ送る」という手順を踏む必要があります。 色んな仮想通貨を触ってみたいというチャレンジ精神がある方は是非Binanceに登録してみましょう。 登録方法を確認する 公式HPで口座開設 仮想通貨投資をやる上での注意点 怪しいオンラインサロンに注意する 仮想通貨に関する怪しいオンラインサロンに注意しましょう。 なぜなら、有益ではないサロンに無駄なお金を支払ってしまう可能性があるからです。 Twitter上では仮想通貨の価格予想が当たった時だけ「ほらね。だから言ったでしょ?」と自分の力を誇張するようなツイートをしている人がいます。 そして、以外にもそういう人のフォロワーが1万人以上いたりすると「ひょっとしてすごい人なのかな?」と思ってしまうものです。 しかし実際には、 ・フォロワーを買って数字だけを増やしているケース ・儲かった時だけ過剰にツイートしているケース などがあるので、これから仮想通貨投資をしようと考えている方は仮想通貨系のオンラインサロンにはよく注意しましょう。 セルフGOXに気をつける 仮想通貨を自分のミスで無くしてしまう(=セルフGOX)に気をつけましょう。 仮想通貨を送金する場合、少しでも間違ったアドレスに自分の通貨を送ってしまうとその仮想通貨は二度と帰ってきません。 例えば、BTCBOX→Binanceと取引所間でビットコインを送る場合、Binance上のビットコインアドレス(例:1a4uh8ga82f8gyau73s4gs8)を送金画面で入力する必要があります。 ウォレットアドレスは規則性がない文字列のため、手で入力してしまうと間違えてしまう可能性が高くなります。 初心者の方は「手入力せずにコピー&ペーストかQRコードで入力する」「送る前にアドレスを確認する」という2点に気をつけましょう。 まとめ まとめ・仮想通貨は未成年でも始められる ・仮想通貨は「少額で始められる」「金融等の知識をつけられる」のでおすすめ ・おすすめ取引所は「BTCBOX」と「Binance」 ・怪しいオンラインサロンやセルフGOXに注意しよう 仮想通貨やブロックチェーン技術は「AIや5Gと並ぶような発明」と一部では言われています。 若い時にこのような技術革新に立ち会えるというのは滅多にないと思うので、是非この機会に仮想通貨投資を始めてみてはいかがでしょうか。 世界中が注目している仮想通貨ですが、その「今後」は一体どうなるのでしょうか。 以下の記事では、仮想通貨の「現在の市場」や「将来性」などについて詳しく解説しているのでこれから仮想通貨投資を考えてる方はしっかりと読んでおきましょう。 詳しくはこちら!>【初心者向け】参入はまだ遅くない?仮想通貨の将来性を徹底解説< 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。