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2024/02/16NFTの始め方|購入方法や稼ぎ方、注意点などを解説
NFTに興味があるけれど、どうやって始めればいいのかわからない… そんな方に向けて、この記事ではNFTの始め方や購入方法、利益を得る方法などについて解説します。 この記事でわかること NFTとはなにか? NFTを始める方法 NFTで利益を得る方法 NFTを始めるときに注意するべきこと NFTとは? NFTの概要:ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 ここで、NFTの代替不可能な価値についてもうすこし詳しく解説したいと思います。 「代替不可能な価値」とはどういうことか? 例えば、お財布に入っている一般的な千円札の価値は、交換したり所有者が変わったとしても同じ千円のまま、つまり代替可能(替えが効く)ということになります。 一方、例えば直筆サイン入りのグッズは、そうでない普通のグッズに比べて希少性をもつと考えられます。 さらに、同じ直筆サイン入りのグッズのなかでも同じ筆跡のものはないため、個々のアイテムに唯一性があるとも考えられます。 このような希少性や唯一性は代替不可能(替えが効かない)な価値と言えるでしょう。 つまり、NFTとは、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性を与えるためのハードルを下げることができ、代替不可能な価値を有する可能性が従来のデジタルデータより高まったものであると言えるでしょう。 改ざんが困難であるという特徴をもつブロックチェーン技術のおかげで、デジタルデータにも「直筆サイン入り」のような代替不可能な価値を与えることができるようになったのです。*ブロックチェーン上のデータとの紐付けにより、唯一性を証明できたところで、価値を感じられない人がほとんどのNFTも数多く存在します こうした特徴を持つNFTは認証・識別の手段として活用される他、ゲームのキャラクターやアイテム、アートコレクション、音楽データの著作権、不動産の所有証明など、様々な分野で広がりを見せています。 NFTを始める3つの方法 ここからはNFTを始める具体的な方法を3つ解説します。 NFTを購入する NFTを始める最も簡単な方法は、NFTを購入し、実際に所有してみることでしょう。 NFTの売買はマーケットプレイスと呼ばれるウェブサイトで行うことができます。 NFTマーケットプレイスとは? NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームのこと。国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがある。 OpenSeaやtofuNFTなど多くの主要マーケットプレイスではウェブウォレット(メタマスクなど)の接続が必要ですが、Coincheck NFTなど取引所が運営するマーケットプレイスであればウェブウォレットの接続は必要なく、アカウントさえあればマーケットプレイスを利用できます。 実際の購入手順やおすすめのマーケットプレイスについては下記の記事で解説しています。 NFTの購入方法|買い方や売り方、おすすめのマーケットプレイスを解説 NFTを作成・出品する NFTは購入するだけでなく、誰でも作成・出品することができます。 自分で描いたイラストをNFTアートとして発行し、マーケットプレイスに出品するといったことも可能です。 さらに、自分が作成したNFTやそのコレクションが人気になれば、NFTクリエイターとして収益を得るチャンスもあります(詳しくは後述)。 購入よりはすこしハードルが高く感じるかもしれませんが、誰でも簡単にできますので、ご興味のある方は下記の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。 NFTアートの作り方、初心者向け簡単ガイド ゲームのプレイ報酬でNFTを獲得する NFTゲームを楽しみながら、プレイ報酬でNFTを獲得することも可能です。 とくにゲーム内で上位にランクインした際に配布されるNFTなどはその価値も高い傾向があります。 そのNFTを使ってさらにゲームを楽しむもよし、マーケットプレイスで販売し売却益を得るもよし、さまざまな楽しみ方が考えられます。 NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、最新おすすめタイトルを解説 NFTの決済通貨を購入するなら「Bitget」 画像:Bitget 主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetの登録はこちら NFTで利益を出す方法 ここからはNFTで利益を出す方法について、大きく3つに分けて解説します。 購入・獲得したNFTの売却益を得る NFTは価格が変動するため、購入時よりも価格が上昇したタイミングで売却することで、売買差益を得ることができます。 また、ゲームのプレイ報酬などで獲得したNFTであっても、その価値が高ければマーケットプレイスに出品することで買い手が見つかることもあるでしょう。 NFTの売買はマーケットプレイスにて行いますが、すでに説明した通り主要なNFTマーケットプレイスでの決済には暗号資産が必要となります。 NFTの売買を検討している場合は、まずはBitgetで元手となる暗号資産を用意しましょう。 Bitgetの登録はこちら NFTクリエイターとしてロイヤリティを得る NFTは誰でも作成・出品することができることは説明しましたが、自分で作成・出品したNFTが二次流通することで手数料を得ることができます。 二次流通とは、NFTの購入者がさらに他者へ転売することを指します。NFT作成者は、そのNFTの二次流通が起きた場合、その価格の一部を手数料(ロイヤリティ)として得られるよう設定することができるのです。 二次流通が広く起きるような人気NFTコレクションとなれば、それだけたくさんの手数料(ロイヤリティ)を継続的に得ることも可能であり、NFTクリエイターとして収益を得るチャンスがあります。 NFTゲームで収益を得る NFTゲーム内のレアリティの高いキャラクターや需要の高いアイテムなどは高値で取引されるため、こうしたNFTを集めて売却することで収入源とすることも可能です。 また、所有するNFTを他のプレイヤーに貸し出すことで、借り受けたプレイヤーがゲームで得た収益の一部を受け取ることができるスカラーシップ制度というものもあります。 さらに、ゲーム内の実績に応じてトークンが分配されたり、大規模な賞金プールが用意されていたりと、まさにゲームをプレイして稼ぐ(P2E:Play to Earn)ことができるNFTゲームも多く流行しています。 過去には平均収入が比較的低い傾向にあるフィリピンなどの東南アジア地域で、「Axie Infinity」をはじめとするP2Eゲームの収益で生活費を稼ぐプレイヤーがいることなどが話題にもなりました。 Gas Heroで新PvPモード「Hero Mountain」が公開|合計1.27億円の報酬も NFTを始める場合に注意すべき点 ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。 投機性が高く、価格が不安定 現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。 そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。 偽プロジェクトや詐欺等のリスク 偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。 とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。 このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。 著作権はクリエイターに帰属する NFTを購入してもその著作権は原則としてクリエイターに帰属します。 また、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。 こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。 NFTの始め方 まとめ NFTの始め方や利益の出し方、注意点などについて解説してきました。 ゲームやアートなどの他に音楽や不動産といった業界でも活用実績があるなど、NFTはまさに今注目の市場となりつつあります。 記事でも解説した通り、難しいイメージとは裏腹にNFTを始めるのはとても簡単です。 この機会にぜひNFTを始めてみてはいかがでしょうか。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/02/14ビットコインETFとは?現物/先物の違いや注目理由を解説
この記事では、ビットコインETFについて解説しています。 ビットコインETFは、ビットコインを扱ったETFを指します。 2023年に入って以降、ビットコインETF(特に現物)に関するポジティブなニュースが多く、市場・価格への影響も注目されています。*2024年1月10日、ビットコイン現物ETFは米証券取引委員会(SEC)によって承認されました。 この記事では、そんなビットコインETFについて以下の点から解説しています。 この記事のまとめ ・ビットコインを扱ったETF ・先物と現物で特性が異なる ・先物はすでに承認 ・さまざまな影響が考えられる ビットコインETFとは? これから、ビットコインETFの大まかな特徴・仕組みについて、以下の点から解説していきます。 ・ETFの概要 ・ビットコインETFの概要 ETFの概要やビットコインETFの概要ついてチェックしていきましょう。 ETFの概要 ETFとは、上場している投資信託を指します。 通常の投資信託と異なって上場しているため、市場で活発に取引されており流動性も高いです。 ETFであっても投資信託の一種のため、各銘柄によって運用方法や扱っている資産は異なっています。 一般的にETFで扱われがちな資産は、以下のようなものです。 ・株式 ・債権 ・REIT(不動産を扱ったもの) ・商品(原油, 金, 農産物など) 上記のような資産が、ETFに組み込まれることで、投資家の利便性が向上します。 例えば、日本株全体に投資したい場合、個別の銘柄を大量に購入していくよりも、日本株式全体の指数を扱っているETFを購入した方が利便性が高いです。 また、商品であればETFを購入することで、金や原油を直接保有しなくとも気軽に取引可能になります。 ビットコインETFの概要 ビットコインETFは、その名の通り、ビットコインを扱ったETFのことです。 必ずしも連動するとは限りませんが、ビットコインを原資産として扱うため、概ねビットコインの価格変動などと連動することを目指します。 すでにビットコインは市場で取引可能ですが、ビットコインETFが登場することで、他のETF同様に既存の金融市場で取引できることを意味します。 伝統的な金融市場や機関投資家などとの親和性が高く、高いニーズがあると見られています。 ビットコインETFの種類 ETFは扱っている資産だけではなく、ETFが目的とする運用方法・持ち方などよっても、その特性が異なってきます。 これは、ビットコインETFについても同様です。 主にトピックとして挙げられやすいのが、以下の2つのビットコインETFです。 ・現物 ・先物 上記の2つに分かれるビットコインETFの特性についてチェックしていきましょう。 現物のビットコインETF 現物を扱っているビットコインETFでは、実際にビットコインを保有しているETFのタイプです。 現物を扱っているため、ETFを保有している投資家は、間接的にビットコインを保有している状態に近いです。 ビットコインの管理自体を行っているのは、ETFを扱っている規制下にある金融機関です。 ただ、実際に保有しているので、ビットコインETFの価格についても、実際の市場価格がダイレクトに反映されやすいです。 また、実際にビットコインを保有する場合と比較して手数料が発生し、コストがかかります。ちなみに現在米国で上場している現物型ビットコインETFでは、運用会社によって手数料が異なり、これは投資家にとって1つの選択材料となっています。 先物のビットコインETF 現物ETFに対してもう1つあるETFの種類が先物型のビットコインETFです。 先物のビットコインETFについては、米国やそのほかの国でもすでに上場している事例があります。 先物のビットコインETFは、先物契約を扱ったETFです。先物とは何らかの資産を予め決めた期日に、決まった価格で決済する契約を取引するものです。 現物の価格と異なる将来価格がついている通貨の取引を行うイメージを持つと良いでしょう。 ビットコインETFにおいても現物と異なり、間接的なビットコインの保有を意味せず、価格変動自体を取引します。 また、価格変動の要因が複雑になりがちで、直接的にビットコインの価格が反映されるとも限りません。 現物のビットコインETFが期待される理由 先物のビットコインETFがすでに承認されている一方で、現物のビットコインETFの承認が話題になりがちなのは、いくつか理由があります。 あくまで一般的な傾向ですが、先物の代表的なコストとして、満期(予め決まった期日)が近い契約は、満期が長い契約と比較して安い価格になりやすい点が挙げられます。 というのも、満期を迎えると買い替える必要があるので、満期が長いものの方が価格が高くなりがちです。 満期で買い替えが必要な先物は持っているだけでも、現物を保有している場合と比較してコストが高くなる傾向があります。 もちろん、あくまで傾向であり、市場の状況・資産やETF自体の特性によって変化してきます。 すでに上場しているBITOについては、こういった買い替えに伴うコストは懸念されるよりも低いという見解もあります。 一方で、現物のビットコインETFであれば手数料はあれど、買い替えをする必要はないので、そもそもそのようなコストは発生しません。 コストの面から見ると、現物のビットコインETFにはより需要がある可能性があり、シンプルな現物のビットコインへの需要や価格にも反映される可能性があります。 ビットコインETFが注目されている背景 これから、ビットコインETFが注目されている背景について、挙げられがちな以下から解説してきます。 ・ビットコインETFをめぐる一連の動向 ・投資家の広がり ・価格や流動性の向上 ビットコインETFが熱いトピックになっている理由をチェックしていきましょう。 ビットコインETFをめぐる一連の動向 主に米国を中心にビットコインETFの承認をめぐるさまざまなニュースが行き交っていることが、注目される背景の1つです。 米国では、SECという政府機関によって証券が規制されており、ETFを取引できるようにするには、SECによって承認される必要があります。 ただ、現物のビットコインETFについては却下されており、米国においては実現していません。*2024年1月10日、ビットコイン現物ETFは米証券取引委員会(SEC)によって承認されました。 著名な金融機関や著名な人物(ウィンクルボス兄弟など)が申請するごとに話題になり、ビットコインの価格にも少なからず影響を与えてきました。 特に、2023年に入って以降、ビットコインETF(現物)に対する有利なニュースが度々登場するようになりました。 6月に世界最大級の資産運用会社であるブラックロックが現物のビットコインETFを申請したり、現物のビットコインETF関連の訴訟で有利な判決が下るといった事例が出てくるようになります。 投資家の広がり ビットコインETFによってもたらされるもっとも挙げられがちなメリットは、投資家のバリエーションが広がる点です。 ビットコインETFであれば、直接的にビットコインを持つ必要はありません。 秘密鍵やウォレットといった概念や実際の管理は、多くの投資家にとって大きなハードルであると考えられています。 また、仮想通貨取引所に預けるという選択肢もありこちらの方が一般的ですが、伝統的な金融機関と比較すると信頼性は高くありません。 規制された信頼性が高い金融機関が扱っており、ビットコインの保有に伴うさまざまなハードルも存在しないビットコインETFは、ビットコインを扱いたい投資家にとってメリットの大きい商品です。 価格や流動性の向上 ビットコインETFの承認で、これまで以上に機関投資家の関心を招き、多額の資金がビットコインに流れ込む可能性があります。 こういった動きは、供給が絞られているビットコインにとっては、価格にポジティブな影響をもたらすかもしれません。 また、伝統的な金融市場には高い流動性があるので、ビットコインに流れてくるかもしれません。 価格や流動性は確かではない部分が多いですが、ポジティブな影響をもたらすという見方が多いです。 ビットコインETFは承認されるのか? 注目されているビットコインETFですが、現物のビットコインETFが承認されるか否か、承認されるとしてもその時期は不透明です。*2024年1月10日、ビットコイン現物ETFは米証券取引委員会(SEC)によって承認されました。 ポジティブなニュースが出てきているのは確かですが、SECは8月末に現在申請されている全ての現物のビットコインETFに関する判断を延期しています。 SECによるこういった動きが、いつ終わるのかは未知数です。 また、実際にビットコインETFが承認されたとしても、価格や市場に対してどのような影響を与えるかは未知数です。 期待されているほど、大きなインパクトを与えないかもしれません。 追記:ビットコインETF承認とその後の影響 2024年1月10日、ビットコイン現物ETFが米証券取引委員会(SEC)によって承認されました。 関連:現物型ビットコインETFが承認|市場への影響は数ヶ月後か ETF承認の期待からか、ビットコインの価格は2023年秋頃よりじわじわと上昇し、承認の一ヶ月ほど前には600万円を上回っていました。ETF承認の直後は一時680万円程度まで高騰するも、その後すぐに売りの圧力の高まったか、一時は580万円程度まで下げることとなりました。 期待された価格上昇は起きないという主張も見られましたが、その後ビットコインETFへの資金流入の兆しが報道されはじめるに伴いビットコイン価格はみるみる上昇し、2024年2月10日にはついに700万円を突破することとなりました。 今回SECによって承認された現物型ビットコインETFは、仕組み上需要が増加するほど運用会社は市場からビットコインを集める(購入)する必要があります。ファミリーオフィスや機関投資家などの扱う資産は、一般的なユーザーと比較し莫大な規模となるケースが多いため、今後さらにビットコインの需要が増す可能性は否めません。 ビットコインETFについてまとめ この記事では、ビットコインETFについて解説しました。 さまざまな可能性から期待されているビットコインETFですが、まだまだ不透明な点が多いです。 運用会社のビットコインを扱うアドレスもリサーチ会社によって特定されていたりするので、是非自分でも色々とチェックしてみましょう。 ビットコインレイヤー Part 2:ビットコイン経済の胎動および進化する論拠 [日本語版]
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2024/02/14DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説
「APY100%」といった高利回りの案件が散見されるDeFi。 高い利回りに注目が集まることが多い一方で、インパーマネントロス・税金・詐欺トークンなど、さまざまな「リスク」が存在しています。 しっかりと注意点を押さえておかないと、最悪の場合、大事な仮想通貨を失う可能性も否定できません。 この記事では、DeFiを利用するなら知っておきたい、DeFi関連のリスク・注意点について解説しています。 *下記動画でも同様のトピックを紹介しているので是非参考にしてください 利用者増の一方でDeFiはリスクだらけ?! 日々、さまざまなサービスが登場しており、進化が著しいDeFi。場合によっては年間数百%〜数千%といったリターンが狙える運用方法もあり、魅力的な面がクローズアップされがちです。 しかし、DeFiには無視できないリスクが多数存在しています。成長を続けるDeFiの現状とリスクの概要を押さえていきましょう。 期待がかかるDeFiの成長 2022年のFTXの破綻はDeFi領域へのさらなる流入と発展を予感させるものでしたが、CEXを大きく代替するほどの伸びを見せることはありませんでした。 続く2023年もDeFi領域のTVLは概ね横ばいとなりましたが、同年後半にはビットコインETF周辺の動きにより暗号資産相場全体の高騰が促され、10月以降のDeFi領域のTVLもじりじりと上昇を見せてきました。 米SECによるビットコインETFの承認で、従来の伝統的な金融領域のプレイヤーの仮想通貨への認識に変化が生じ、DeFi領域への参入がこれまで以上に進む可能性もあります。 2024年の仮想通貨市場の展望|50名の業界人が語る リスクや課題は多い DeFiへの期待が大きくなる中で、そのリスクや課題を指摘する声もあります。 身近なもので言えば、流動性プールに資金を預ける際のインパーマネントロスや、レンディングサービスを利用した際の担保の清算リスクなどが挙げられます。 この他にも、RugPullや税金問題など、DeFiに関する注意点・リスクは軽視できるものではありません。 利用者が増加し、どんな人にも身近になり得るDeFiですが、その一方で注意点・リスクは利用前に押さえておきたいと言えます。 DeFiにおける代表的な5つのリスク これから、DeFiにおける代表的なリスクを、5つの観点からご紹介していきます。 あくまで一例であって、以下の項目を確認すれば、リスクを全て押さえたとは言えません。 各サービスによって独自のリスクを持っていることも多いので、サービスを利用する前に予めリサーチしておくことを推奨します。 【持ち逃げ】RugPull DeFiにおける代表的なリスクのひとつが「RugPull」と呼ばれるものです。 DeFiにおけるRugPullとは、プロジェクトの運営・開発サイドの人間が、DEXの流動性プールなどから流動性 (プール内の資金) を奪うことを指しています。 つまり、運営・開発サイドによってプールを持ち逃げされるといったもので、DeFiの特性上、最も想像しやすいリスクのひとつではないでしょうか。 実際に過去にRugPullが発生した事例はいくつもあり、DeFiを利用する際に注意したい代表的なリスクと言えます。 【預けるだけで損失】インパーマネントロス DEXなどでリターンを目的として流動性の提供などを行う際に注意したいのがインパーマネントロスです。 多くのサービスに共通しているリスクなので、DeFiを利用する際は必ず押さえておいた方が良いでしょう。 インパーマネントロスの概要 インパーマネントロスとは、日本語で「変動損失」のことです。 通常、DEXなどに流動性を提供する際は、仮想通貨を2つのセット (ペア) で提供します。この際に、流動性プールに提供される仮想通貨のペアの価値は1:1である必要があります。 例えば「ETH = 10ドル」「BTC = 50ドル」というレートであった場合は「ETH 5枚・BTC 1枚」という枚数で、流動性を提供する必要があるということです。 しかし、仮想通貨は日々価格変動が発生しています。殆どのケースで、流動性の提供後に通貨ペア間において価格が変動し、価値のバランスが変わってしまいます。 そのような価格変動により発生する損失がインパーマネントロスです。 流動性の提供を行う際には、損失の大小はあるものの基本的にインパーマネントロスは発生します。 以下の動画では、インパーマネントロスが発生する原理について簡単に解説しています。 インパーマネントロスによる損失の例 気になるのはどの程度インパーマネントロスが発生するのか?という点でしょう。 DeFiは利回りが高いことが少なくないため、ある程度のインパーマネントロスは許容できるケースが多いです。 BINANCE ACADEMYのデータを参考にすると、一般的なインパーマネントロスの損失率は以下の通りです。 価格変動率に比例して損失率も増加していることが分かります。(価格の上下を問いません) また、インパーマネントロスというのは「通貨ペア間における価格変動」が問題であるため、仮に5倍の価格変動が発生したとしても、流動性を提供した通貨ペアのどちらも同じように5倍の価格変動が起こっているならインパーマネントロスは発生しません。 「片方の通貨だけに価格変動が発生した場合」にのみ、インパーマネントロスは発生します。 【多額の納税】税金関連のツールが整ってない 仮想通貨関連の税は複雑になりがちですが、DeFiを利用した運用となると殆どのケースでより複雑なものになります。 また、DeFiが流行して間もないため税金を計算するツールなども充実しておらず、非常に不便な状況が続いています。 現時点では、DeFiの利用に伴う以下のようなアクションにおいて納税の対象となる可能性が考えられます。 ・スワップ(換金) ・・・取得価格とスワップ時の差額によって損益が発生 ・ステーキングやレンディングによる利益 ・流動性提供における解除時の損益など DeFiを利用する際は、上記のようなアクションを何度も踏むことが少なくないため、法整備やツールが揃っていない現状ではかなり複雑です。 中には納税に対する認識が足らず、脱税のようなかたちになってしまうリスクも否定できません。 【価値が無くなる】トークンの価格が下落する SUSHIトークン、CAKEトークンなど、DeFiのエコシステムへの貢献に対するインセンティブとして独自のトークンが利用されることは少なくありません。 このようなトークンに共通しているのは「価格が下落するリスクがある」という点です。 例えば、著名なDEXであるSushiswapのSUSHIトークンは、創設者のSUSHIトークン売却によって価格が10分の1程度に下落したことがありました。(以下の記事で詳しく解説しています) DeFi市場におけるAMM DEX「Sushiswap」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! - CRYPTO TIMES Sushiswapの一件とは異なり、はっきりとした理由が分からない場合であっても、DeFiが発行しているトークンが下落するリスクは十分にあります。 それに加えて、仮想通貨全体のボラティリティが非常に大きいことも考慮しなくてはいけません。 インパーマネントロスなどの損失を被った上で、独自トークンの価格も下落するといった事態になると、かなりの損失が出ることも予測されます。 【元々価値が無い】詐欺的なトークンを購入してしまう 海外仮想通貨取引所の取扱通貨と比較すると、国内仮想通貨取引所の取扱通貨のバリエーションが著しく乏しいことが分かります。 国内取引所が新しく仮想通貨を上場させる際には厳しい手続きを踏む必要があり、不自由な反面、利用者にとっては安全が担保された仮想通貨を購入できるという側面があります。*価格の安定を約束するという意味ではありません 国内取引所から見ると、取扱数の多いバイナンス (Binance) などの海外取引所であっても、中央集権的な取引所であれば上場には一定のハードルが存在していることが多いです。 しかし、Uniswapなどに代表されるDEXに関しては、取扱・上場に際しての審査が設けられていない設計となっているケースが多いです。 このことから、詐欺的なプロジェクトのトークンから、勘違いによる購入を狙って明らかに既存の通貨を模倣したトークンが取引可能なケースもあります。 DEXは自由度が高く取扱通貨も多い反面、玉石混交な点が否めません。 DeFiにおけるリスクの対処法 「DeFiを利用するのが怖くなってきた・・・」といった方も居るかも知れません。 しかし、代表的なリスクに関しては、工夫やコツによってある程度軽減可能なものが多いです。 ひとつひとつチェックしていきましょう。 RugPullはリサーチを徹底的に行う RugPullを防ぐには、予めリサーチを徹底的に行なっておくのがおすすめです。 利用したいサービスの基本的な情報をチェックするのはもちろん、ネット上に公開されているさまざまな情報にアクセスしておきましょう。 日本語での情報源は少ない傾向にあるため、リサーチを行う際は英語ベースでのリサーチがおすすめです。 また、テレグラムやDiscordなどのコミュニティの盛り上がり具合や、各SNSのフォロワーなどをチェックしておきましょう。 詐欺的なプロジェクトの場合は中身が伴っていないことも少なくないため、様々な情報から総合的に判断する姿勢が必要です。 コードのスクリーニングを行うことで様々なDeFiを評価しているRugDocなどをチェックしてみても良いかもしれません。 ただし、各種情報を精査出来る自信がない方は、まずは既に知名度や実績を持っている代表的なサービスを利用することを推奨します。 インパーマネントロスは工夫次第でリスクを軽減 インパーマネントロスは構造上どうしても避けにくい損失ですが、工夫次第でかなりリスクを抑えた運用を行うことが可能です。 インパーマネントロスは通貨ペア間における価格変動によって発生するため、「通貨ペア間において価格変動が起こりにくい通貨」を利用することで損失を抑えられます。代表的なものでは「米ドルと価格が連動しているステーブルコイン (USDT・USDCなど) の流動性プールを利用する」といったものが挙げられます。 「インパーマネントロス = 通貨ペア間の価格変動による損失」という点を意識することで、リスクの低い運用方法が見つけやすいはずです。 ただし「ステーブルコイン同士のペア」といった流動性プールは、他のリスクが高い通貨ペアに比べるとAPYがあまり高くないことが多いです。そのため、大きなリターンを狙っている方の場合は、物足りない運用となってしまう可能性があるのは頭に入れておきましょう。 税金の知見を持っておく 税金に関するトピックについては、常に最新情報をキャッチして、知見を持っておくというのが最大の対策となるでしょう。 DeFiに対応しているという点をアピールしている確定申告関連のサービスもいくつか登場しています。(Gtaxなど) ただし、大きな規模 (数千万円~数億円) の運用を行っている方は、既にトップレベルの知見を持っている税理士などに相談するのがおすすめです。費用は掛かってしまいますが、税金関連の事故を出来る限り防ぐメリットを考慮すると安いものではないでしょうか。 独自のトークンは一定の頻度で換金しておく トークンの価格下落に伴うリスクに対応するには「トークンの換金を行っておく」のがおすすめです。「独自トークンの価格変動によるリスクを負いたくない」といった方は、できるだけ早く独自トークンを換金するのが一番でしょう。 高利回りを実現しやすい独自トークンのステーキングなども存在しており、一概に「換金を行う正しいタイミング」は存在していません。ただし、少なくとも「独自トークンを保有すればするほど、そのプロジェクトに関連するリスクを取っている」という認識は持っておいた方が良いです。 また、あまりにも高頻度でインセンティブを獲得・換金していると、多額のガス代が掛かるケースもあるため、さまざまなリスクやコストを考慮した上で利確タイミングを設定しておきましょう。 詐欺を避けるにはコントラクトアドレスなどを用いる DEXにおいて詐欺的なトークンを掴まされないためにおすすめの方法が「コントラクトアドレス」を用いることです。 コントラクトアドレスを予めチェックしてから取引を行うことで、詐欺的なトークンを掴まされる可能性はぐんと下がります。 コントラクトアドレスを用いた取引方法については、Uniswapを例に以下の動画で解説しています。 DeFiでの運用は余剰資金で この記事ではDeFiのリスクや注意点についてさまざまな観点から解説しました。 進化が著しく、どんどん利便性が高まるDeFi界隈ですが、リスクについては忘れがちです。DeFiにおいてはどんなことが起こるか分からないという点をおさえた上で運用を行っていきましょう。 「DeFiを利用するのが怖くなった・・・」「もっと簡単に、できるだけ安全に仮想通貨を運用したい!」という方には、コインチェック (Coincheck) の「貸暗号資産サービス」がおすすめです。 コインチェック「貸暗号資産サービス」のおすすめポイント 預けるだけで最大年5%のリターン コインチェックの口座開設&簡単な申し込みでスタート 安心の国内仮想通貨取引所が提供するレンディングサービス 販売所の銘柄ならどれでもOK 貸暗号資産サービスなら、DeFiが抱えているようなリスクや複雑さを抑えた上で、保有している仮想通貨を運用することが可能です。 「ガチホしている運用先を探しているものの、DeFiはハードルが高い…」と感じている方はコインチェックで運用をスタートさせましょう。
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2024/02/03Move to Earnとは?稼げる仕組みや代表サービス・ゲームを紹介!
Move to Earnとは「動いて稼ぐ」という意味で、歩いたり走ったり運動することで稼げるサービスのことです。 注目を集めているジャンルですが、まだ知られていない部分もあります。「おすすめのMove to Earnは?」「そもそもなぜ動くだけで稼げるの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。 そこで本記事ではMove to Earnについて、特徴や稼げる仕組み、おすすめのサービス、始め方など詳しく解説していきます。 実際に筆者がMove to Earnをプレイした結果も紹介しているので、Move to Earnに興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。 Move to Earnとは?仕組みや特徴を紹介! Move to Earnとは?仕組みや特徴を紹介! 歩く・走る・運動・移動でゲーム内通貨を獲得できるサービス ゲーム内で得た通貨は売買でき日本円にすることも可能 自然に運動習慣が身について健康になれる 運営は手数料や広告収入で収益を得ている 始めるには初期費用が必要な場合が多い まずは、Move to Earnについて詳しく知るために、特徴や仕組みを確認しておきましょう。 Move to Earnは「簡単に稼げるサービス」と勘違いされることも少なくありません。 しっかりとサービスの特徴を理解したうえで利用するべきなのか決めましょう。 歩く・走る・運動・移動でゲーム内通貨を獲得できるサービス 「Move to Earn」とは一言で言えば、動くことで稼げるサービスです。 もともとは「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」というジャンルの、ブロックチェーン技術を使ったゲームの誕生が発端です。 ブロックチェーン技術とは? 取引を分散的に処理・記録する技術。中央管理体と各端末の間で情報が行き来するのではなく、中央管理体が存在せず各端末同士で情報のやり取りできる。 ブロックチェーン技術は仮想通貨に用いられており、セキュリティが高く不正が発生しづらいという特徴があります。 さらに、このゲームジャンルは、遊ぶことでゲーム内通貨が獲得できるという大きな魅力ももっています。 今までゲームというのは「遊んでも何も残らない」と言われることがありましたが「Play to Earn」は、たとえサービスが終了しても獲得したゲーム内通貨は*自分のものでありつづけます。*ゲーム内で利用していたウォレットの管理権限を自分が保有している場合に限る 「Move to Earn」は、そんな「Play to Earn」から派生し、ゲームとブロックチェーン技術に、さらにGPS・歩数計といった技術を掛け合わせたものです。 ゲーム内で得た通貨は売買でき日本円にすることも可能 「Move to Earn」で得たゲーム内通貨は、先ほども紹介したように、たとえサービスが終了しても基本的に自分のものとして残りつづけます。 簡単に言えば、ゲーム外でも使える物がゲーム内にも存在しているというイメージです。 さらにこのゲーム内通貨は売買でき、日本円に換えることも可能です。*通貨によっては複数通貨を跨ぐ必要有 移動や運動を特定の通貨に転換できる「Move to Earn」は、普段通りに生活するだけでお金を稼げるようになるものと認識することができます。 自然に運動習慣が身について健康になれる 普段から運動習慣が身についていない場合は「Move to Earn」によってモチベーションを高めつつ、自然に運動習慣を見つけられます。 「動けば稼げる」という意識が生まれるので、自然に運動習慣を獲得できます。 近年の不健康改善に繋がる可能性も お金を稼ぎつつ健康にもなれる「Move to Earn」は、これからの世界で特に重要な位置づけとなる可能性があります。ネット社会やコロナ渦で運動不足が増加し、不健康になると医療のひっ迫にも繋がります。web上だけでなく現実世界も好転させるポテンシャルを秘めていると言えます。 運営は手数料や広告収入で収益を得ている Move to Earnの大まかな仕組み 利用者がMove to Earnによって通貨を稼ぐ 通貨を稼ぐ際の広告によって運営が収益を得る 利用者が通貨を換金するために運営の取引所を利用する 取引所の手数料によって運営が収益を得る Move to Earnの大まかな仕組みは上記のとおりです。 Move to Earnは動くだけで稼げますが、実際はアプリに広告を表示して、その広告によって運営は収益を得ています。 また、Move to Earnを運営しているところが、仮想通貨取引所も運営しており、Move to Earnによって取引所の集客を行い、取引所の手数料を得ることで収益を得ている場合もあります。 ほかにも、課金要素を作って収益を得たり、スポンサーから出資を受けたりと、運営の形態はさまざまです。 このような形で動くだけで稼げるという仕組みができています。 始めるには初期費用が必要な場合が多い Move to Earnを始めるには初期費用が必要な場合も少なくありません。 たとえば、STEPNは初期費用としてNFTスニーカー(ゲーム内アイテム)を購入しなければ利用できません。 必要な初期費用はMove to Earnによって異なりますが、高ければ10万円以上かかる場合もあるほどです。 もちろん無料のMove to Earnもありますが、無料だと稼ぎづらい傾向にあります。 本格的に稼ぎたいなら思い切って初期費用が必要なMove to Earnを選び、気軽に始めたいなら無料のものを選びましょう。 おすすめMove to Earnサービス・アプリを7つ紹介! おすすめMove to Earnサービス・アプリを7つ紹介! 1.STEPN 2.Calo Run 3.Sweatcoin 4.Fitmint 5.RUNBLOX 6.Genopets ここからはおすすめのMove to Earnサービス・アプリを7つ紹介していきます。 特徴や初期費用、日本語対応状況なども詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。 1.STEPN(ステップン) 初期費用 約5,000円~ 対応OS iOS/Android 日本語対応 非対応 STEPNの特徴 Move to Earnの代表的存在 初期費用としてNFTスニーカーを購入する必要がある スニーカーを育てながら効率よく稼ぐのが醍醐味 STEPNはMove to Earnの代表ともいえる存在で、Move to Earnの一大ブームを巻き起こしたゲームでもあります。 2024年1月時点ではゲーム内通貨が40円前後を推移していますが、最盛期はゲーム内通貨が500円ほど、つまり今の10倍以上の価値を持っており、一時期は1ヶ月で数10万円稼ぐことも難しくありませんでした。 現在はゲーム内通貨の価値は下がり、稼ぎづらくはなったものの未だ多くの人に利用されています。 NFTスニーカーを育てながら効率よく稼ぐという、ゲームとしての醍醐味もあり、コツコツ楽しみたい方におすすめです。 なお、初期費用は購入するNFTスニーカーによって大きく異なるものの、おおむね5,000円程度から始められます。 STEPNの公式サイトはこちら 2.Calo Run 初期費用 約1,000円~ 対応OS iOS/Android 日本語対応 非対応 Calo Runの特徴 STEPNと似たゲーム性 ガス代が安いBNBチェーンが基盤 ゲーム性やコレクション性重視の方におすすめ Calo RunはSTEPNと非常に良く似たゲーム性で、簡単に言えばスニーカーを育てながらより良いスニーカーを見つけて、効率よく稼いでいくのが醍醐味となっています。 STEPNとの違いを上げるなら、基盤のチェーンが異なるという点がありますが、ほぼ同じと考えて問題ありません。 初期費用の安さを重視しているならCalo Runを利用してみてはいかがでしょうか。 Calo Runの公式サイトはこちら 3.Sweatcoin 初期費用 無料 対応OS iOS/Android 日本語対応 対応 Sweatcoinの特徴 無料で遊べるMove to Earn ゲーム性は少なくほぼ歩数計と変わらない ポイ活のような形で稼ぎたい方におすすめ Sweatcoinは初期費用なし、無料で始められるMove to Earnです。Move to Earnにしては珍しく日本語に対応しています。 ゲーム性はほとんどなく、歩いた歩数に応じて通貨がもらえるという非常にシンプルな設計となっています。 遊び目的ではなく、ポイ活のような形でコツコツ通貨を貯めたい方におすすめのMove to Earnです。 Sweatcoinの公式サイトはこちら 4.Fitmint 初期費用 無料 対応OS iOS/Android 日本語対応 非対応 Fitmintの特徴 無料で利用できる 習慣システムによって歩く習慣を身に着けやすい 通貨の価格が比較的安定している Fitmintも無料で利用できるMove to Earnです。 STEPNやCalo Runと似たゲームシステムですが、最初にスニーカーをもらえるため初期費用なしでも始められます。 習慣システムというのがあり、毎日継続して運動を続けることでより多くの報酬を受け取れるようになります。 そのため「稼ぐというよりも運動を習慣化させたい」という方におすすめです。 Fitmintの公式サイトはこちら 5.RUNBLOX 初期費用 約3,000円~ 対応OS iOS/Android 日本語対応 非対応 RUNBLOXの特徴 通貨の価値があがりつつある STEPNと似たゲーム性でシンプルに楽しい 将来有望なMove to Earnをプレイしたい 多くのMove to Earnは、最初期が最もゲーム内通貨の価値が高く、そこからは価値が落ちていくのが一般的です。 RUNBLOXも例に漏れず、最初期に比べるとゲーム内通貨の価値が落ちていますが、2023年後半から価値が徐々に上がり始めています。 そして、2024年1月時点では2023年の底値に比べると3倍以上の価値となりました。 今後盛り上がりを見せる可能性は十分あるので、将来有望なMove to Earnをプレイしたい方はRUNBLOXを選んでみてはいかがでしょうか。 RUNBLOXの公式サイトはこちら 6.Genopets 初期費用 無料 対応OS iOS/Android 日本語対応 非対応 Genopetsの特徴 Play to Earnの要素も持っている ゲーム性が非常に高い 初期費用なしでも可能 GenopetsはMove to Earnですが、Play to Earnのような要素も持ち合わせています。 歩数に応じてペットを育ててバトルさせるというゲーム性で、身近なアプリで言えば、ポケモンGOやドラゴンクエストウォークに近いイメージです。 ゲーム性に優れたMove to Earnでありながらも無料でプレイできるので、気軽に始めてみましょう。 Genopetsの公式サイトはこちら Move to Earnの始め方を5STEPで解説! Move to Earnの始め方を5STEPで解説! 1.仮想通貨取引所で口座開設をする 2.Move to Earnを始めるために必要な仮想通貨を購入する 3.目当てのMove to Earnをダウンロードする 4.Move to Earnに仮想通貨を送金する 5.歩いてゲーム内通貨を獲得する Move to Earnの始め方を5STEPでまとめてみました。 ゲームによって始め方は多少異なりますが、大まかな流れを理解し、スムーズに稼げるようにしておきましょう。 1.仮想通貨取引所で口座開設をする まずは仮想通貨取引所の口座開設を行いましょう。口座開設が必要な取引所と、取引所の主な用途は以下のとおりです。 取引所 用途 日本の仮想通貨取引所 ・Move to Earnで得た仮想通貨を日本円に換金する ・初期費用を支払うため日本円を仮想通貨に換える ・海外取引所に仮想通貨を送金する 海外の仮想通貨取引所 ・Move to Earnで得た仮想通貨を日本の取引所でも取り扱える通貨に換える ・日本の取引所から送金した仮想通貨を初期費用の支払いに必要な仮想通貨に換える たとえば日本の取引所が扱っている通貨で初期費用の支払いができ、ゲーム内で得られる通貨も日本の取引所で扱っている場合は、日本の取引所のみ登録すれば問題ありません。 Move to Earnで得られる仮想通貨、初期費用で必要な仮想通貨が海外取引所でしか扱っていない場合は、海外の取引所の口座開設も必要です。 どのようなゲームであれ、今後日本円に換金するなら基本的に日本の仮想通貨取引所は必ず登録しなければいけません。 仮想通貨/ビットコインの購入にオススメな取引所を徹底比較 2.Move to Earnを始めるために必要な仮想通貨を購入する 初期費用が必要なMove to Earnを始めるなら、仮想通貨を購入しましょう。 日本の仮想通貨取引所での取り扱いがない仮想通貨なら、海外取引所にて以下の手順で購入を進めてください。 海外の取引所で仮想通貨を購入する方法 日本の取引所に日本円を送金する 海外の取引所に送金する用の仮想通貨(ETH)を購入する 海外取引所にETHを送金する 海外の取引所でETHを必要な仮想通貨と交換する 海外の取引所では日本円は使えないので、一度日本の取引所で仮想通貨に換えてから海外の取引所に送ります。 送金する用の仮想通貨に決まりはありませんが、使い勝手が良いETHがおすすめです。 3.目当てのMove to Earnをダウンロードする 初期費用が準備できたら目当てのMove to Earnをダウンロードしましょう。 なお、ダウンロードや初期設定などは初期費用がなくても行えます。 一度アプリの雰囲気を確認したい場合は、事前にアプリをダウンロードしても問題ありません。 初期費用が必要ない場合は、ダウンロード後すぐにMove to Earnを遊べます。 4.Move to Earnに仮想通貨を送金する 初期費用が必要な場合は、アプリに仮想通貨を送金して、任意のゲーム内アイテムを購入する必要があります。 アプリ内ウォレットへの送金は基本的にMove to Earnの初期設定後に行えます。 送金の手順は以下のとおりです。 仮想通貨の送金方法 送金先のウォレットのアドレスを表示してコピーする 送金元で送金したい通貨を選択する 送金先のアドレスを入力(ペースト)して送金処理を行う アドレスは間違えないように必ずコピペしましょう。 また、最初はミスがないように2回に分けて送金するのも一つの手です。 送金が完了したら、必要なアイテムを購入してMove to Earnを楽しみましょう。 5.歩いてゲーム内通貨を獲得する Move to Earnは基本的に歩いたり走ったりして、歩数を稼ぐことでゲーム内通貨を獲得できます。 獲得したゲーム内通貨を換金することはもちろん、さらにゲーム内で効率的に稼ぐために使うことも可能です。 Move to Earnによって楽しみ方はさまざまなので、自分なりに効率的に稼げる方法を模索してみましょう。 【実際にやってみた】Sweatcoinで歩いて稼いだ結果 ここからは実際に無料のMove to EarnであるSweatcoinをプレイした結果を紹介したいと思います。 結論から言えば、Sweatcoinはポイ活のような形で利用する分には優れていますが「稼ぐ」という目的には向いていないと言えます。 プレイしてみて感じたメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきますね。 実際にやってみた結果 Sweatcoinのメリット・良かった点 Sweatcoinのデメリット・注意点 結果:これから毎日5,000歩を1年続ければ250SWEATほど稼げる Sweatcoinのメリット・良かった点 Sweatcoinのメリット・良かった点 歩くだけで自動的に仮想通貨が貯まっていく 日本語対応で分かりやすい 良かった点としては、シンプルに歩くだけで自動的に通貨が貯まっていくという点です。 アプリを開くたび、貯まっていく通貨が目に見えて確認できます。 また、見てのとおり日本語対応なので、ストレスなく利用できました。 多くのMove to Earnは日本語非対応で、システムを理解するのに時間がかかりますが、Sweatcoinはこのようにさまざまな機能の説明が日本語でされています。 そのため、より効率的に通貨を稼げている感覚があります。 Sweatcoinのデメリット・注意点 Sweatcoinのデメリット・注意点 Sweat Walletと連動する必要がある Sweat Walletは日本語非対応 日本円に換えられるSWEATは獲得しづらい 日を追うごとにSWEATを獲得しづらくなる SWCの使い道が少ない デメリットとしては上記のとおりです。 特に注意したいのが、日本円に換金したいならSweat Walletと連動する必要があるという点です。 Sweatcoinにはゲーム内通貨である「Sweatcoin(SWC)」と、日本円に換金できる「Sweat Economy(SWEAT)」の2種類の通貨があります。 Sweat Walletと連動しないと、肝心の日本円に換金できるSWEATが獲得できないので、Sweatcoinを始めたらすぐに連動をしましょう。 また、日本円に換えられるSWEATはSWCと比べると獲得しづらく、先ほど紹介した2倍ブーストなどの機能はすべてSWCを獲得するための機能となっています。 SWCを使えばオークションやショッピングなどに参加でき、さまざまなアイテムを購入できますが、使い道は非常に少ないと言えます。 日本円に換えられるSWEATは基本的に歩いて稼ぐしかなく、また稼げる量も1日5,000歩分まで、そして1SWEATを獲得するには2024年1月時点では5,000歩以上必要です。 さらに今後、日を追うごとにSWEATは獲得しづらくなっていき、2025年1月には1SWEAT獲得には12,800歩が必要となります。 そのため、Sweatcoinは稼ぐというよりもポイ活のような形でコツコツ利用するのに適しています。 結果:これから毎日5,000歩を1年続ければ250SWEAT(おおよそ370円)ほど稼げる Sweatcoinをプレイした結果まとめ 2024年1月時点ではおおよそ1日1SWEAT獲得できる 1SWEATは2024年1月時点で1.5円程度 日を追うごとにSWEATを獲得しづらくなるため今後1年で稼げるのは250SWEAT程度 Sweat Walletと連動しなければSWEATは獲得できないので注意 SWCは現金化できず使い道が限られている 結果としては、Sweatcoinで毎日5000歩継続して歩けば、1年後には250SWEAT獲得できます。 ただし、1SWEATは2024年1月時点では1.5円程度の価値しかないため、今後価値が大きく変わらない場合は、1年後に獲得できる日本円は370円です。 そのため「Move to Earnでたくさん稼ぎたい!」と考えている人に向いていません。 とはいえ、ゲーム内で行うべきことはなく、無料で歩くだけで通貨を獲得できるため「放置しているだけで気づいたら通貨が貯まっている」という考え方ができれば利用価値は十分高いといえます。 今後SWEATの価値が上がれば、稼ぎやすくなるという可能性も考えられます。 利用する際はSweat Walletと連動することを忘れないようにしましょう。 Move to Earnの注意点・デメリットを3つ紹介 Move to Earnの注意点・デメリットを3つ紹介 1.初期費用以上に稼げず赤字になる場合がある 2.情報アップデートに追いつけない 3.通貨の変動が激しい Move to Earnをプレイする際は上記の注意点を理解しておきましょう。 特に大きな初期費用をかけてプレイする場合は、後悔する可能性が出てくるので、必ず注意点を確認したうえで始めてください。 1.初期費用以上に稼げず赤字になる場合がある これまで紹介しているように、Move to Earnによっては基本的に初期費用が必要です。 しかし、場合によっては初期費用以上に稼げず、赤字になってしまう可能性も十分あります。 ネット上には実際に「Move to Earnによって稼げた」という記事が多数ありますが、その多くは通貨の価値が高い初期段階のものばかりです。 Move to Earnで稼げる通貨の価値が軒並み下がっている2024年1月現在では、初期費用以上に稼ぐ難易度は高くなっています。 最初はできるだけ初期費用がかからない、もしくは初期費用が安いMove to Earnで感触を掴んでみましょう。 2.情報アップデートに追いつけない Move to Earnのプロジェクトによっては、ゲームの根幹となるルール部分が頻繁に突然変更される場合があります。 ある方法をもとにして、初期投資費用額から回収までの期間を算出していたとしてもある日ルール変更が適用され、その方法の収益率が著しく低下するパターンもあります。 主観的な意見ですが、市場が盛り下がりゲームの人気が衰えるほど、運営はゲームを維持しようとしユーザーに不利な状況となるルールを課してくるケースもあります。 一定の金額を投じようと考えている場合は、アップデートに追いつけるだけの余裕があるか確認しておくのも重要なことかもしれません。 3.通貨の変動が激しい 仮想通貨は価格が変動しやすいと良く言われますが、その中でもMove to Earnの通貨は特に価格の変動が激しいと言えます。 たとえばSTEPNのブーム時は、ゲーム内通貨のGMTに500円ほどの価値がありましたが、2024年1月時点では40円ほどになっています。 引用元:CoinMarketCap このように多くのMove to Earnは最盛期に比べると10分の1以下の価値になっている通貨がほとんどです。 長期にわたって効率的に稼ぎ続けるのは難しいということは理解しておき、単純に運動のためにゲームを行うなど目的を持ったうえで始めましょう。 Move to Earnに関するよくある質問 Move to Earnに関するよくある質問 Move to Earnの将来性は?今後も稼ぎ続けることができる? Move to Earnは無料・無課金でも稼げる? 複数のMove to Earnアプリを使って併用できる? Move to Earnはいくら稼げる? Move to Earnはなぜ稼げるの?どのようなビジネスモデル? 最後にMove to Earnに関するよくある質問に答えていきます。 疑問を解消したうえでMove to Earnを始めましょう。 Move to Earnの将来性は?今後も稼ぎ続けることができる? 主観的な意見ですが2024年1月時点では将来性のあるMove to Earnはないと言えます。 今後も一定数Move to Earnサービスは出てくると考えられますが、効率よく稼ぎ続けるのは難しいと言えるでしょう。 しかし、今のシステムとは大きく異なるMove to Earnが出てくれば、稼げるようになるかもしれません。 いろいろな○○ to earn 「Sleep to Earn」や「Learn to Earn」など、何かしながら稼げるシステムは続々と開発されています。近年では「AI to Earn」がトレンドになっています。 Move to Earnは無料・無課金でも稼げる? Move to Earnは無料・無課金で稼ぐのは非常に難しいと言えます。 無料・無課金でのMove to Earnは、ポイ活サイトのような形で、稼ぐというよりもアプリ内通貨をコツコツ貯めるような印象です。 複数のMove to Earnアプリを使って併用できる? Move to Earnは複数使って併用可能です。 どれだけたくさんのMove to Earnアプリをダウンロードしても、すべて同様に歩数をカウントしてもらえます。 少しでもたくさんの通貨を稼ぎたいなら、たくさんのMove to Earnを導入しましょう。 電池の消費は激しくなる 複数のアプリがバックで起動していると、スマホの充電も持ちが悪くなる可能性があるのでモバイルバッテリーの利用がおすすめです。 Move to Earnはいくら稼げる? Move to Earnで稼げる額は種類や歩く量、やりこみ内容によって変化します。 そのため、一概には言えませんが、無料のMove to Earnなら1日1円程度、有料のMove to Earnでやりこみをしている人なら1日10~30円程度を目安として考えるといいかもしれません。 Move to Earnはなぜ稼げるの?どのようなビジネスモデル? Move to Earnは無料でも一定の通貨が稼げるため「怪しい」と感じる方もいるかもしれませんが、意外にシンプルなビジネスモデルです。 特に無料のMove to Earnによくあるのが広告収入です。運営側はアプリにて広告を流し、それによって運営費用を得ています。 ほかにも運営はMove to Earnを始める際に必要な初期費用や、NFTを販売する際の手数料などを受け取って運営費用を得ています。 このように運営側はさまざまな方法で運営費用を得て、それを歩いたり走ったり運動している利用者に還元しているということです。 まとめ Move to Earnまとめ Move to Earnは歩いたり走ったりすることで通貨を得られるサービス 初期費用が必要なMove to Earnはやりこめば1日10円~30円程度稼げる 無料のMove to Earnは1日1円程度稼げる Move to Earnは歩いたり走ったりすることで、ゲーム内の通貨を得られます。 ゲーム内の通貨は日本円にも換えられるので、2022年4月ごろのブーム時には「楽に稼げる」と話題でした。 しかし、2024年1月時点でブームは過ぎ去っており、ほとんどのMove to Earnはゲーム内通貨の価値が暴落しています。 とはいえ、無料のMove to Earnは1日1円程度、初期費用が必要なMove to Earnでもやりこめば1日10円~30円程度稼ぐことは可能です。 Move to Earnは歩く習慣がついて健康にも良いという魅力を持っているので、まずはポイ活するような気持ちで気軽に始めてみてはいかがでしょうか。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/02/02分散型取引所パンケーキスワップ(PancakeSwap)の特徴と使い方を解説
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、ブロックチェーン上で稼働するスマートコントラクトによって自動的に運営されている分散型取引所(DEX)です。 先進的な金融サービスが多く提供されており注目を集めています。 しかし、従来の中央集権型の取引所とは異なる面が多く、使い始めるのを迷っている人は多いかもしれません。 PancakeSwapってどんな取引所? 分散型取引所(DEX)は中央集権型の取引所よりも使いにくい? PancakeSwapでの効率的な儲け方を知りたい こういった疑問を持っている人に向けて、この記事ではPancakeSwapの特徴や始め方・儲け方について解説しました。 最後まで読めば、PancakeSwapの使い方がしっかりイメージできて、不安なく利用開始できますよ。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?5つの特徴・仕組みを解説 PancakeSwapのスペック 名称 PancakeSwap(パンケーキスワップ) ブロックチェーン BNBチェーン ガバナンストークン CAKEトークン(CAKE) サービス開始 2020年9月 取引量 約215億円/日 (2024年1月8日時点のCoinMarketCapのデータによる) 公式サイト https://pancakeswap.finance/ 公式X https://twitter.com/pancakeswap 公式Instagram https://www.instagram.com/pancakeswap_official 公式Discord https://discord.com/invite/pancakeswap 公式YouTube https://www.youtube.com/@pancakeswap_official 最初にPancakeSwap(パンケーキスワップ)の基本的な事項について確認します。 特徴的な部分を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?5つの特徴・仕組みを解説 BNBチェーン上に作られたDEX(分散型取引所) 手数料(ガス代)が安くて処理が高速 登録や本人確認が不要でウォレットをつなぐだけで利用できる ファーミング・ステーキングやNFTの売買などの多様な方法で稼げる メタマスクを使えばスマホアプリからでも利用できる BNBチェーン上に作られたDEX(分散型取引所) PancakeSwapは2020年9月にサービスを始めた分散型取引所(DEX)です。 通常の仮想通貨取引所と異なり、分散型取引所はブロックチェーン上で稼働するスマートコントラクトによって自動的に運営されます。 中央集権的な仲介者や管理者の介在なしに仮想通貨の取引が可能な点が特徴的です。 PancakeSwapは、イーサリアムのブロックチェーン上で稼働するDEXであるUniwap(ユニスワップ)のオープンソースのコードをもとに作られました。 ただし、使用しているチェーンはBinanceが運営するBNBチェーンです。 DEXの中では流通量が常に10位圏内にあり、UniswapやdYdXなどのメジャーなDEXと並んで存在感を示しています。 CEXとDEX 法人などの管理組織が運営するのが中央集権型取引所(Centtralized Exchanges:CEX)です。これに対してPancakeSwapのような管理主体がないものは分散型取引所(Decentralized Exchanges:DEX)と呼ばれます。 分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」とは?始め方や使い方を解説 分散型取引所「dYdX」とは? 登録方法や使い方・手数料を徹底解説! 手数料(ガス代)が安くて処理が高速 DEXはスマートコントラクトにより自動的に運営されるため、中央集権型の取引所と比較して手数料が抑えられる点がメリットです。 中でもPancakeSwapはガス代が安いBNBチェーン上で稼働しているため、イーサリアムのチェーンで動いているUniswapやdYdXと比較しても少ない手数料で利用できます。 また、BNBチェーンは処理も高速なため、取引が数秒~数十秒で完了する点も大きなメリットですね。 登録や本人確認が不要でウォレットをつなぐだけで利用できる 中央集権型の取引所では、アカウント登録や本人確認など、利用を開始するまでにいくつかの手続きを完了する必要があります。 PancakeSwapを利用する際には、アカウント登録や本人確認などの手順は不要です。 メタマスクなどのウォレットを使用していれば、ウォレットをPancakeSwapに接続するだけで使い始めることができます。 また、個人情報を登録する必要もないので、プライバシーが守られるのも見逃せない点ですね。 ファーミング・ステーキングやNFTの売買などの多様な方法で稼げる PancakeSwapで稼ぐ主な方法 スワップ 保有する仮想通貨を別の仮想通貨に交換する パーペチュアル 仮想通貨の無期限先物取引 ファーミング 流動性プールに資金をプールしてDEXに流動性を付与することで報酬を得る ステーキング 保有する通貨をネットワークにあずけることで報酬を得る ロッタリー 12時間に1回実施される6桁の番号で構成される宝くじ NFTの売買 PancakeSwapのNFTマーケットプレイスでNFTを取引する PancakeSwapは仮想通貨の売買だけでなく様々なサービスが提供されており、多様な稼ぎ方が可能な点が特徴的です。 仮想通貨の売買機能では、仮想通貨同士を交換する「スワップ」や、ハイレバレッジの無期限先物取引ができる「パーペチュアル」などのサービスがあります。 また、PancakeSwapに流動性を付与して報酬を得る「ファーミング」や、保有する仮想通貨をネットワークに預ける「ステーキング」の機能も人気です。 さらには宝くじやNFTのマーケットプレイスもあります。 バリエーションに富んだ多様なサービスが提供されている、チャンスの多い取引所ですね。 メタマスクを使えばスマホアプリからでも利用できる PancakeSwapそのものにはスマホアプリがありません。 ウォレットのメタマスクのスマホアプリを使えば、アプリのブラウザ機能を経由して、PancakeSwapをスマホから利用できます。 PCからPancakeSwapを使うのと同じ機能がモバイル環境で使えるので、外出先など場所を選ばずにPancakeSwapのサービスを利用できます。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方 ここまでPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴を説明しました。中央集権型の仮想通貨取引所とは異なる点が多々ありましたね。 次はPancakeSwapの始め方を説明しましょう。こちらも中央集権型の仮想通貨取引所とはだいぶ違うので、しっかりチェックしておきましょう。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方 ウォレットはメタマスクがおすすめ PCのブラウザでPancakeSwapを使う場合の手順 メタマスクのスマホアプリからPancakeSwapを使う場合の手順 メタマスクにBNBを入金しておく PancakeSwapでのスワップ(交換)のやり方 ウォレットはメタマスクがおすすめ PancakeSwapに接続できる主なウォレット メタマスク(Metamask) TrustWallet Binance Wallet Token Pocket MathWallet PancakeSwapを使う際に、アカウントの登録や本人確認は不要です。 仮想通貨のウォレットをPancakeSwapに接続すれば、PancakeSwapを使い始めることができます。 PancakeSwapに接続可能なウォレットはいくつもありますが、上記の5つは日本語化もしっかりされているので使いやすい選択肢です。 中でもメタマスクはおすすめです。 PCからでもスマホアプリでも利用可能でPancakeSwapなどの多くのDEXやDeFiサービスに適しています。 この記事では、メタマスクを利用する場合を例にしてPancakeSwapの始め方を解説します。 おすすめの仮想通貨ウォレットを種類別に紹介!自分に合った選び方も解説 PCのブラウザでPancakeSwapを使う場合の手順 最初に、PCのブラウザでメタマスクを使ってPancakeSwapを利用する場合について説明しましょう。 メタマスクは、Chrome、Firefox、Edgeなど様々なブラウザから利用できます。 この記事ではChromeの拡張機能でメタマスクを使う場合を例に説明します。 PCへのメタマスクのインストール メタマスクをまだ使っていない人は、最初にメタマスクをインストールして、利用可能な状態にしましょう。 メタマスクをChromeブラウザから利用する場合は、メタマスクの公式ページを開いてダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。 メタマスクの設定の途中で12個の単語からなるリカバリーフレーズが表示されます。 リカバリーフレーズは、ウォレットを復元するのに必要な情報なので、なくさないように保管しましょう。 リカバリーフレーズを他人に預けるのも厳禁です。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 メタマスクをBNBチェーンに接続 PancakeSwapはBNBチェーン上で稼働しているので、メタマスクがBNBチェーンにアクセスすることは必須です。 そのため、メタマスクのインストールが完了したら、次はメタマスクをBNBチェーンに接続しましょう。 まず、Chromeブラウザの拡張機能のメタマスクを呼び出してログインします。 表示されたメタマスクのダイアログ左上のネットワークの選択メニューを開き、「BNBチェーン」が選択肢にあれば、それを選択しましょう。 BNBチェーンがない場合 「BNBチェーン」が選択肢にない場合は「ネットワークの追加」を選び、表示された候補の中の「BNBチェーン」を選択します。すると次回からネットワークの選択メニューで「BNB Chain」を選べるようになります。 メタマスクとPancakeSwapの接続 メタマスクがBNBチェーンに接続されたら、メタマスクとPancakeSwapを連携できるようになります。 PancakeSwapの公式ページをChromeブラウザで開いて、右上の「ウォレットを接続」を選択しましょう。 接続可能なウォレットのリストが表示されるのでメタマスクを選びましょう。メタマスクへのログインを求められた場合は、パスワードを入力してログインします。 これでメタマスクとPancakeSwapの接続は完了です。 メタマスクのスマホアプリからPancakeSwapを使う場合の手順 PancakeSwapにはスマホアプリがありませんが、メタマスクのスマホアプリからPancakeSwapを使えます。 次は、メタマスクのスマホアプリを使ってPancakeSwapを利用する手順について解説します。 メタマスクのスマホアプリのインストール メタマスクのスマホアプリを使用する場合は、Google PlayやApple Storeからメタマスクのアプリをダウンロードしてインストールします。 インストール後は、ウォレットのパスワード登録などがありますが、スマホアプリでも重要なのはリカバリーフレーズの扱いです。 スマホアプリで表示されるリカバリーフレーズをなくさないようにしっかり保管しておきましょう。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! メタマスクをBNBチェーンに接続 インストールと初期設定が完了したら、メタマスクとBNBチェーンを接続します。メタマスクのスマホアプリを起動してログインしましょう。 メタマスクのアプリ上部のネットワークの選択メニューを開き、「BNBチェーン」が選択肢にあればそれを選択しましょう。 「BNBチェーン」が選択肢にない場合は「ネットワークの追加」から「BNBチェーン」を選択します。 メタマスクとPancakeSwapの接続 メタマスクにBNBチェーンを追加したら、メタマスクとPancakeSwapを接続できるようになります。 メタマスクのスマホアプリを開いてログインし、下部のブラウザボタンをタップして、URLを入力する画面を開きましょう。 PancakeSwapの公式ページのURLを入力して開けば、PancakeSwapの画面に切り替わります。これでメタマスクとPancakeSwapの接続は完了です。 メタマスクにBNBを入金しておく メタマスクにBNBを入金する主な方法 他の仮想通貨取引所でBNBを購入してメタマスクに送金する メタマスクのクレジットカード決済でBNBを購入する PancakeSwapのガス代はBinanceが発行しているBNBで支払います。そのためPancakeSwapを使うにはメタマスクにBNBを入金しておく必要があります。 ひとつの方法は、他の仮想通貨取引所でBNBを購入してメタマスクのアドレス宛に送金することです。国内の取引所ではbitbankとBinance JapanでBNBを購入できます。 また、メタマスクにはクレジットカードで仮想通貨を購入する機能があります。BNBも購入できるので手軽ですよ。 PancakeSwapでのスワップ(交換)のやり方 メタマスクとPancakeSwapの接続が完了したら、メタマスクの機能中で最も基本的な仮想通貨のスワップをしてみましょう。スワップができれば、PancakeSwapを使って必要な通貨を入手できます。 スワップの方法はPCからでもスマホアプリからでも同様です。 PancakeSwapのトップページのトレードメニューを開いて、「スワップ」を選びましょう。 スワップを指示する画面に切り替わるので、スワップの交換元と交換先の通貨の種類と数量を入力し、「スワップ」を選択します。 スワップ内容の確認画面に切り替わるのでその確認を完了すると、次は使用するガス代の見積もりが表示されます。 表示されたガス代に問題が無いことをチェックし、「確認」を選択すればスワップは完了です。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)の稼ぎ方 PancakeSwapの始め方やシンプルなスワップの方法について理解した後は、PancakeSwapで利益を得るための方法について解説します。 多様な機能が用意されているので、ひとつひとつ確認していきましょう。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)の稼ぎ方 イールドファーミングにより流動性を提供する 高利率のステーキングで稼ぐ ハイレバレッジのパーペチュアル取引 マーケットプレイスでNFTを取引する ロッタリー(宝くじ)を購入する イールドファーミングにより流動性を提供する PancakeSwapを利用した稼ぎ方で特徴的なのは、イールドファーミングです。 DEXには中央集権的な管理者が存在しないため、取引に必要な仮想通貨を管理者が用意できません。 そのため、DEXの利用者が仮想通貨をDEXに預けて流動性を提供する仕組みが採用されています。利用者はその対価として報酬を受け取ることができます。 この仕組みをイールドファーミングまたは流動性マイニングといいます。 PancakeSwapでは、さまざまな通貨ペアを預けて流動性を提供し、その報酬としてCAKEトークンを得ることができます。 利回りは高い 利回りは通貨ペアによって異なり、流動性に不安があるペアほど高率な傾向がありますが、流動性が高くリスクが少ない通貨でも年20%以上の利回りが望めるものが多くあるので、魅力的な稼ぎ方です。 高利率のステーキングで稼ぐ PancakeSwapが提供するステーキングの種類 シンプルステーキング 仮想通貨をネットワークに預けてロックし、報酬を得る リキッドステーキング 資産がロックされず、他の投資に利用できる流動性のあるステーキング シロッププール CAKEトークンをステークして、報酬としてCAKEや他のトークンを受け取るステーキング 保有しているトークンを一定期間ネットワークに預けて報酬を得るステーキングは、仮想通貨を使ったポピュラーな稼ぎ方です。 PancakeSwapでは複数のタイプのステーキングを選べるのが特徴です。 預けた通貨が一定期間ロックされるシンプルステーキングはもちろん、ステーキングした後でも資産がロックされずに他の投資に利用できるリキッドステーキングも選択可能です。 また、PancakeSwapのガバナンストークンであるCAKEトークンを預けて、報酬としてCAKEトークンや他のトークンを得ることができるシロッププールもあります。 ステーキングできる仮想通貨の種類も豊富で選択肢が多いため、しっかりと比較して自分に適したステーキングを利用しましょう。 ハイレバレッジのパーペチュアル取引 PancakeSwapではシンプルなスワップ以外に、仮想通貨の無期限先物(パーペチュアル)取引が可能です。 最大250倍までの高いレバレッジが利用できるため、高いリターンが期待できる取引が可能です。 無期限先物(パーペチュアル)取引とは? 契約の終了日がない仮想通貨の先物取引のことを指します。ポジションを永続的に維持できる証拠金取引で、少額の証拠金で大きなポジションを持つことが可能です。 マーケットプレイスでNFTを取引する PancakeSwapには、NFTのマーケットプレイスが常設されています。 BNBチェーン上で稼働しているため、イーサリアムのネットワーク上で稼働している他のマーケットプレイスと比較して、安い手数料で取引できるのがメリットです。 決済に使用する仮想通貨はBNBなので、PancakeSwapに接続したウォレットにBNBを用意しておくことが必要です。 ゲーム系のNFTなら売買が盛んなので、二次取引で利益を得られる可能性が高いです。 ロッタリー(宝くじ)を購入する PancakeSwapでは12時間に一回の頻度でロッタリー(宝くじ)がおこなわれています。6桁の数字を当てる方式で、5ドル分のCAKEトークンで1枚購入できます。 ロッタリーの販売収益の内の80%が賞金として還元され、後の20%はCAKEトークンの価値を維持するためにバーンされます。 一般的な宝くじと比較して還元の比率が高いのが大きなメリットですね。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングによりCAKEトークンを得る方法 PancakeSwapではガバナンストークンとしてCAKEトークンを発行しています。 ここでは、CAKEトークンの概要と、PancakeSwapでCAKEトークンを獲得する方法について解説します。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングによりCAKEトークンを得る方法 CAKEトークンとは? ファーミングでCAKEトークンを効率的に獲得する手順 CAKEトークンとは? CAKEトークンのスペック 名称 PancakeSwap テッカーシンボル CAKE 総発行枚数 7.5億CAKE 時価総額 約1,000億円(2024年1月10日時点) 主な用途 PancakeSwapのガバナンストークン ファーミングの報酬として配布される ステーキングにより利回りを得ることができる ロッタリーのチケット購入に使用される 保有者はPancakeSwapの運営に関する投票が可能 CAKEトークンはPancakeSwapのガバナンストークンです。 イールドファーミングやステーキングでの報酬や取引の手数料など、PancakeSwapが提供する様々なサービスに使用され、PancakeSwapのエコシステムを支えます。 CAKEの保有者は運営に関する投票が可能で、PancakeSwapのガバナンスにかかわることができます。CAKEの総発行枚数の上限も2022年の投票によって決定しました。 国内の仮想通貨取引所では扱われていませんが、海外の仮想通貨取引所の多くでは売買されており、投資対象としても魅力的な仮想通貨です。 ファーミングでCAKEトークンを効率的に獲得する手順 PancakeSwapのファーミングの手順 STEP1:通貨ペアをPancakeSwapに預けて流動性を提供し、LPトークンを受け取る STEP2:LPトークンをステーキングしてCAKEトークンをためる STEP3:たまったCAKEトークンを収穫する PancakeSwapでCAKEトークンを効率的に得るには、通貨ペアをPancakeSwapに預けて流動性を付与するファーミングが最適です。 PancakeSwapのファーミングの手順は少し複雑です。流動性を提供する通貨ペアをPancakeSwapに預けてLPトークンをもらい、そのLPトークンをさらにステーキングする必要があります。 ファーミングの方法は、PCからWebサイトを利用する場合とスマホからの場合で同じです。以下では、実際にファーミングしてCAKEを稼ぐ操作画面を交えて手順を説明しましょう。 LPトークンとは? Liquidity Providerトークンの略です。通貨ペアをPancakeSwapに預けて流動性を提供した代わりに獲得できます。ステーキングしてCAKEトークンを得ることや、ファーミング解除時に元の通貨ペアに変換することができます。 STEP1:流動性を提供してLPトークンを受け取る ファーミングを行うには、PancakeSwapのトップ画面で「獲得」のメニューを開き「ファーム」を選びます。ファーミングできる通貨ペアがリストされているので、ファーミングする通貨ペアを決めましょう。 ファーミングでは、選んだ通貨ペアの両方の通貨をPancakeSwapに預ける必要があるため、自分がメタマスクのウォレット中に預ける金額を保有している通貨ペアを選びます。 選んだ通貨ペアの「流動性を追加」を選択すると、「流動性の追加」の画面が表示されます。 PancakeSwapに預ける金額を指定して「追加」を選びましょう。 メタマスクからファーミングの処理に必要なガス代の確認の画面が表示されるので、そこで「確認」を選べば流動性の提供は完了し、LPトークンが発行されます。 STEP2:LPトークンをステーキングする LPトークンが発行された状態では、まだCAKEトークンは獲得できません。LPトークンをステーキングしてはじめてCAKEトークンを得ることができます。 ステーキングするには、ファーミングしている通貨ペアを選んで、「ステーキング」を選択しましょう。 この処理でも手数料のガス代がかかるため、その確認が必要です。確認が完了すればステーキングが実行され、CAKEトークンがたまり始めます。 STEP3:CAKEトークンを収穫する CAKEトークンがたまってきたら、「収穫」を行ってたまっているCAKEトークンをとりだしましょう。 収穫する際にもガス代がかかります。CAKEトークンが十分にたまる前に収穫を行うと、獲得したCAKEトークンよりもガス代が高くつくことになり、いわゆる手数料負けの状態になります。 CAKEトークンの収穫時の手数料負けを防ぐには、頻繁に収穫を行わないことや、ファーミングの金額を大きくすることなどの方法が有効です。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)に関するよくある質問 ここまでPancakeSwapの特徴や使い方について解説してきました。PancakeSwapでどんなことができるかが、しっかりイメージできましたよね。 最後にPancakeSwapに関してよくある質問にまとめて答えていきましょう。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)に関するよくある質問 PancakeSwapとUniswap(ユニスワップ)の比較・違いは? PancakeSwapの手数料は高い?手数料負けしないで儲ける方法は? CAKEトークンの将来性は? ファーミングを解除するには? PancakeSwapの利益は税金の確定申告が必要? PancakeSwapとUniswap(ユニスワップ)の比較・違いは? PancakeSwapとユニスワップの比較 名称 PancakeSwap(パンケーキスワップ) Uniswap(ユニスワップ) ブロックチェーン BNBチェーン イーサリアムチェーン ガバナンストークン CAKEトークン UNIトークン サービス開始 2020年9月 2018年11月 取引量(2024年1月8日時点) 約950億円/日 約215億円/日 PancakeSwapと類似の機能を提供しているDEXにUniswapがあります。 PancakeSwapは、オープンソースになったUniswapのコードを参考に作られているため、機能的に似通った部分が多く、よく比較されます。 両者の大きな差は稼働しているブロックチェーンの違いです。Uniswapがイーサリアムのブロックチェーン上で稼働しているのに対して、PancakeSwapはBNBチェーン上に構築されています。 イーサリアムのチェーンと比較して、BNBのチェーンのガス代は大幅に安価なため、PancakeSwapはUniswapと比較して手数料が大きく抑えられます。 その結果、比較的小さな金額の投資でも手数料負けしにくい点が、PancakeSwapの大きな魅力になっています。 PancakeSwapの手数料は高い?手数料負けしないで儲ける方法は? PancakeSwapはガス代が安いBNBチェーン上で稼働しているため、安い手数料で使えます。 PancakeSwapでリスクの少ないファーミングやステーキングを行った場合の利回りは年数%以上で、手数料を差し引いても十分に利益が残ります。 しかし、CAKEトークンの収穫のたびにガス代がかかるなど頻繁に手数料が発生するのはPancakeSwapの欠点です。 頻繁な収穫を避けるなど、手数料が発生する処理をなるべく行わずPancakeSwapを使いこなすのが、手数料負けを防ぐコツです。 CAKEトークンの将来性は? これまでの価格 CAKEトークンの価格は2021年にピークをつけましたが、その後の仮想通貨全体の下降とともに、大きく下がっていきました。その後長く300円台を低迷していましたが、2023年の10月ごろから上昇の気配を見せています。 CAKEトークンが今後伸びていくためには、PancakeSwapが他のDEXとの差別化に成功するかどうかが重要なポイントです。 UniswapなどのイーサリアムチェーンのDEXと比較して、PancakeSwapは手数料的には有利な状態なので、提供される機能が魅力的であれば伸びる可能性は十分にあります。 また、CAKEトークンの総発行枚数を削減する案も議論されているので、これからの動向から目が離せない仮想通貨です。 ファーミングを解除するには? PancakeSwapのファーミングを解除する手順 STEP1:LPトークンのステーキングを解除 STEP2:LPトークンを分解して2つの通貨ペアに戻す PancakeSwapのファーミングをやめる場合には、LPトークンのステーキングを解除し、LPトークンをもとの2つの通貨ペアに戻すという、2段階の手続きが必要です。 ステーキングの解除のみでは、価値のないLPトークンが残るだけなので、LPトークンを分解する手続きを忘れないようにしましょう。 それぞれの作業に対してもガス代がかかるため、その点も頭に入れておきましょうね。 PancakeSwapの利益は税金の確定申告が必要? PancakeSwapはBNBチェーン上にある分散型取引所で、日本国内の取引所ではありません。 しかし、日本からPancakeSwapを利用して利益が出た場合は、日本の税制に基づいて所得税や住民税などの税金を納める必要があります。 そのため、仮想通貨の取引で得た利益に関しては基本的には確定申告が必要です。 PancakeSwapの公式サイトはこちら PancakeSwap(パンケーキスワップ)のまとめ PancakeSwap(パンケーキスワップ)のまとめ BNBチェーン上に作られた分散型取引所(DEX)で手数料が安い 登録作業は不要でPancakeSwapにウオレットを接続するだけで使える メタマスクを使えばスマホアプリからでも利用できる 仮想通貨の売買やステーキング、宝くじなど多様な方法で稼げる CAKEトークンはファーミングで効率的に獲得できる この記事ではPancakeSwapの特徴や使い方・儲け方について解説しました。 PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、通貨のスワップだけでなく、イールドファーミングやリキッドステーキングなど、先進的な金融サービスを提供している分散型仮想通貨取引所です。 手厚いユーザーサポートは期待できませんが、使い方をしっかり理解すればいろんな儲け方ができて面白いのがPancakeSwapです。 この記事の内容を参考にして、少額からPancakeSwapの金融サービスを使ってみてはいかがでしょうか。仮想通貨を使った儲け方のバリエーションが、きっと広がりますよ。 PancakeSwapの公式サイトはこちら
初心者向け
2024/02/01OpenSea(オープンシー)とは|使い方やNFTの出品/購入方法を完全解説
NFTへの関心の高まりに伴い、NFTの取引が行われる代表的なマーケットプレイスである「OpenSea (オープンシー) 」の利用者や取引量もますます増えています。 NFT取引を始める方が増えている一方で、「OpenSeaの使い方がよくわからない…」「そもそもNFTの始め方もわからない…」という方も少なくないのではないでしょうか。 そんな方に向けて、この記事ではNFTを始める第一歩となるOpenSeaの概要や特徴、始め方や使い方の具体的な手順をわかりやすく解説していきます。 また、以下の動画でもOpenSeaの基本的な使い方を解説しています。より詳しく知りたい方はぜひこの記事を最後までご覧ください。 OpenSeaとは? はじめにOpenSeaの概要について押さえていきましょう。 「OpenSeaがそもそも何かよく分かっていない」「どんなことができるのか分かっていない」といった方は、ぜひチェックしてください。 世界初かつ世界最大のNFTマーケットプレイス OpenSeaとは、世界初かつ世界最大のNFTマーケットプレイスです。 NFTマーケットプレイスとは? NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームのこと。国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがある。 取引されるものがNFTというだけで、メルカリやヤフオクのようなオンラインプラットフォームをイメージすると雰囲気がつかみやすいかと思います。 OpenSeaでは以下のような幅広いジャンルのNFTが取引されています。 アート, 音楽, 写真, PFP (プロフィール画像), ゲームアイテム, メンバーシップ ...など NFTの売買だけでなく、NFTの作成や、作成したNFTを出品することも可能です。 OpenSeaは数あるNFTマーケットプレイスのなかでも世界最大規模のプラットフォームなので、これからNFTをはじめる方はまず登録しておいて間違いはないでしょう。 OpenSeaでできること OpenSeaで何ができるのか、その基本的な機能について解説していきます。 また、それぞれの機能別の詳細な使い方についても後述しています。 NFTの検索 / 閲覧 検索ボックスからキーワードで検索したり、様々な要素で絞り込んだりと、あらゆる方法でお気に入りのNFTを見たり探したりすることができます。 NFTの購入 / オファー / 入札 気に入ったNFTが見つかったら、①購入、②オファー、③入札の3つの選択肢があります。 固定価格で出品されている場合、そのNFTをすぐに購入することができます。 また、設定されている固定価格に関わらず、出品者に対して購入希望価格を提示(オファー)することも可能です。出品者はオファーされた購入希望価格を承認または拒否することができます。 オークション形式で出品されるNFTコレクションもあり、その場合は設定された期間内に入札が行われ、最高額入札者に販売されることになります。 NFTの出品 自身で保有しているNFTを出品することができます。 出品する際には、価格や期間、販売形式などを設定する必要があります。 NFTの作成 自分でNFTを作成し、さらにそれを出品することも可能です。 自分で作成したデジタルアートなどのメディアファイルをアップロードし、名前や説明、販売上限数、特性などを設定します。 OpenSeaの特徴 OpenSeaの特徴を4つに分けて解説していきます。 1. 世界最大のNFTマーケットプレイス 繰り返しになりますが、OpenSeaは世界初かつ世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。 世界中のNFTが集まるプラットフォームなので、お気に入りのNFTコレクションが見つかる可能性もより高くなることでしょう。 2. 日本語対応なので安心 OpenSeaは海外のサービスですが、すでに日本語に対応しているため、英語表記に苦手意識のある方でも安心して利用できます。 また、公式ヘルプセンターも日本語に対応しているため、なにか困ったことがあったときも落ち着いて対応できる点も安心ですね。 3. マルチチェーン対応で便利 OpenSeaは複数のチェーンに対応しています。 OpenSeaが対応するチェーン Ethereum, Polygon, Klaytn, Solana, Arbitrum, Optimism, Avalanche, BNB, Zora, Base ※最新の対応状況は公式ヘルプセンターから確認してください OpenSeaが主に基盤とするイーサリアムチェーンは利用者が多いために、手数料高騰やネットワーク遅延などが課題として挙げられることがあります。 複数のチェーンに対応することで、手数料を低く抑え、ネットワークの混雑を解消することにもなり、より利便性の高いサービスとなることが期待されます。 4. 誰でも簡単にNFTが作成できる 先にも触れたように、OpenSeaでは誰でも簡単にNFTを作成できます。 NFTの取引に興味がある方だけでなく、クリエイターの方はもちろん、自作のデジタルアートをNFTアートとして販売してみたいという方にはピッタリのプラットフォームです。 初心者OK!OpenSeaの始め方・使い方を解説 ここからはOpenSeaの始め方や使い方を画像付きでわかりやすく解説していきます。 仮想通貨の購入といった基本的な部分から解説していくので、OpenSeaの利用にハードルを感じている方はぜひここからスタートしてみてください。 OpenSeaの始め方 OpenSeaの利用 (NFTの購入) には以下の手順が必要になります。 1. 仮想通貨の用意 2. ウォレットの作成 3. ウォレットへの送金 4. OpenSeaとウォレットを接続 ひとつずつ順番に確認していきましょう。 1. 仮想通貨の用意 OpenSeaでNFTを購入する場合、まずはその資金となる仮想通貨を購入を購入しておく必要があります。 OpenSeaではイーサリアム (ETH) という通貨で取引を行うことが多いため、はじめての方はまずイーサリアム (ETH) を購入しておくことをおすすめします。※ETHは日本円建てで価格変動リスクがあるのでご注意ください 仮想通貨の購入には、まず仮想通貨取引所の口座開設が必要です。 OpenSeaやNFTを利用する予定がない場合でも、今後仮想通貨の利用を検討されているのであれば取引所を利用することになりますので、まずはここから始めましょう。 まだ取引所の口座開設が済んでいないという方は、国内大手取引所である「OKCoinJapan (オーケーコインジャパン) 」がおすすめです。 画像:OKCoinJapan OKCoinJapan (オーケーコインジャパン) のおすすめポイント 24時間365日入出金に対応 取扱通貨が豊富 グローバル展開による高い流動性と高速取引 OKCoinJapanは大手海外取引所OKXを運営するOKGroupの日本法人であり、初心者向けの販売所に加え、トレードに慣れたユーザーを対象とする取引所などで、数十種類以上の通貨を取り扱っています。 NFTの売買によく活用されるイーサリアム (ETH) ももちろん取り扱っており、出金手数料も比較的低コストで便利です。 OKCoinJapanの登録方法・口座開設方法については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 2. ウォレットを作成する 資金となる仮想通貨の用意ができたら、次に必要なものは仮想通貨を保管したり外部サービスに接続するための「ウォレット」です。 OpenSeaは以下のような様々なウォレットに対応しています。 OpenSeaが対応するウォレット MetaMask, Coinbase Wallet, WalletConnect, Phantom, Ledger Live ...など ※最新の対応状況は公式ヘルプセンターから確認してください まだウォレットを作成していない場合は、先に述べたイーサリアム (ETH) はもちろん主要な通貨やサービスに幅広く対応できる「メタマスク」というウォレットがおすすめです。 利用者も多いため、もし何か困ったことがあったときもネット上で情報を見つけやすい点も安心です。 メタマスクの作成の手順や使い方については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 また、メタマスクの基本的な利用方法については以下の動画でも解説しています。 3. ウォレットに送金する 資金となる仮想通貨とウォレットの準備が完了したら、購入した資金を作成したウォレットへ送金しましょう。 取引所からウォレットへの送金手順は取引所ごとに異なりますが、それほど難しくはなく、多くの取引所では以下のような手順となっています。 1.資産の「送金」や「出庫」またはそれに該当するメニューを選択(「出金」の場合はウォレットへの送金ではなく日本円への出金である場合があるため注意) 2.送金したい通貨と金額を入力 3.送金先のウォレットアドレスを入力 4.送金内容を確認し、送金を実行 メタマスクに送金する場合、さきほどご紹介したメタマスクの記事にも受け取り方の操作解説がありますので、以下も参考にしてください。 関連:メタマスクで送金を受け取るための操作手順 4. ウォレットとOpenSeaを接続する ここまで完了したらついに最後のステップ、ウォレットとOpenSeaの接続です。 難しいことはありません。以下の手順で進めましょう。 1.OpenSeaへアクセス 2.英語表示になっている場合、トップ画面右上の人形のアカウントアイコンにホバーさせ、表示されるメニューから「Language (言語) 」を選択後、日本語を選択(日本語表示になっている場合はこの手順をスキップ) 2.右上の「ログイン」を選択 3.表示されるメニューからメタマスクを選択(他のウォレットを使用する場合は該当のものを選択) 4.ウォレット側で求められる操作を済ませる 5.トップ画面に戻り、右上の「ログイン」と表示されていた部分に、接続した自分のウォレットの残高などが表示されていることを確認 以上でOpenSeaとウォレットの接続が完了です。 必要に応じてアカウント情報を編集 ウォレットの接続まで完了すればOpenSeaの利用自体は可能ですが、必要に応じてアカウント情報を編集することが可能です。 手順は以下の通りです。 1. 右上のアカウントアイコンを選択 2. アカウントページ右側の「・・・」アイコンから、「Settings (設定) 」を選択 3. 表示される項目をお好みで編集し、「保存」を選択 以上でアカウント情報の登録は完了です。 OpenSeaの使い方 次にOpenSeaの具体的な使い方を機能別にご紹介していきます。 NFTを検索・閲覧する OpenSeaでは様々な方法でお気に入りのNFTコレクションを探すことができます。 まずはOpenSeaのサイトトップの見方から解説します。 ① 検索ボックス・・・任意のキーワードで検索が可能 ② ジャンル・・・特定のジャンルごとに絞り込みが可能 ③ ピックアップ・・・・注目のコレクション ④ ランキング / トレンド・・・コレクションのランキングやトレンド さらに、任意のNFTコレクションのページを開くと、画面左側に様々な絞り込み条件があります。 それぞれの項目で絞り込める条件は以下の通りです。 ステータス・・・出品状態 クリエイター収益・・・クリエイター収益の有無 所有者・・・所有者 価格・・・価格の最小額や最高額、またはその両方 通貨・・・取引に使用される通貨 特性・・・NFTに付与された特性(帽子, 眼鏡, 背景など) これらの機能を活用し、お気に入りのNFTコレクションを探してみましょう。 NFTを購入する お気に入りのコレクションが見つかったら、実際にNFTを購入してみましょう。 購入の手順は以下の通りです。 1. 購入したいNFTを選択 2. 情報を確認し、「今すぐ購入」もしくは「オファー」を選択(カートに入れる場合はカートアイコンを選択) 購入方法:購入とオファーの違い 今すぐ購入・・・表示された固定価格での即時購入。ウォレットでの承認とトランザクションが完了し次第購入が確定する。 オファーを提示・・・設定された固定価格に関わらず、購入希望価格を出品者に提示 (オファー) する。提示された価格に対して出品者が承認/拒否を行う。 3. 価格やガス代を確認し、ウォレット側での操作を済ませる(カートから購入する場合は画面右上のカートアイコンを選択した後「Complete purchase (購入を完了する) 」を選択) トランザクションが完了すると購入完了となります。 NFTを出品する OpenSeaでNFTを出品する手順は以下の通りです。 1. 画面右上のアカウントアイコンを選択 2. 所有するNFTの中から出品したいものを選択 3. 「販売のため出品」を選択 4. 販売方法の種類を選択し、必要な設定項目を入力した後、画面下部の「リスティングの掲載を完了」を選択 販売方法:固定価格とオークションの違い 固定価格・・・設定された固定価格で購入希望者が現れた場合に即時売却する。価格と期間を設定する必要がある。「その他のオプション」から特定の購入者のみへ販売予約することもできる。 最高額入札者に販売する・・・オークション形式で、設定した期間内の最高額入札者に売却する。開始金額と期間を設定する必要がある。「その他のオプション」から最低落札価格を設定することもできる。 これで出品(リスティング)が完了です。 NFTを作成する NFTを作成すると聞くと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。 OpenSeaでNFTを作成する手順は以下の通りです。 1. 画面右上のアカウントアイコンにホバーさせ、「Studio」を選択 2. 「作成」を選択 3. NFTの作成方法を選択(「コレクションをドロップ」はクリエイター向け機能なので、ここでは「NFTをミント」を選択することを想定して解説を進めます) NFT作成:ミントとドロップの違い NFTをミント・・・後で出品できる新たなNFTアイテムをウォレット内にミント (発行) する。 コレクションをドロップ・・・他のユーザーがミント (発行) できるNFTコレクションを作成する。各ドロップには固有のランディングページが生成される。※クリエイター向け 4. NFTにするメディアファイルを登録し、作成するNFTに関する以下の情報を入力した後、「作成」を選択(コレクションを作成する場合は「新しいコレクションを作成」を選択) 名前・・・NFTの名前 供給・・・NFTの供給上限数(販売上限数) 説明・・・NFTの説明 外部リンク・・・アイテムやコレクションに関する外部リンクなど 特性・・・NFTに付与されている特性を追加 これでNFTの作成が完了です。 作成したNFTはウォレット内に保存されるため、所有しているNFTの出品方法と同じ手順で出品することが可能です。 OpenSeaの利用に伴うリスクや注意点 これまではOpenSeaの利用方法について解説してきましたが、最後にOpenSeaの利用上のリスクや注意点について解説していきます。 著作権などの法的問題に注意 NFTに関する著作権などの法的枠組みは未だ整備されておらず、曖昧なポイントも多く残っているのも事実です。 著作権とは少し異なる部分かもしれませんが、過去にはbitFlyer社が商標権を持っているbitFlyer名義のENS(Ethereum Name Service)を他人が取得し、OpenSeaで販売したケースなどがありました。 他人の著作物をNFT化して公開することは非常にリスクが高いと言えます。当然ですが、作成するNFTには自身が創作したものを利用しましょう。 偽物のNFTが販売されている危険性 誰もが簡単に作成・販売できることがNFTの魅力である一方、NFTマーケットプレイスにおいて偽物のNFTが販売されている危険性があることも忘れてはなりません。 既存の人気NFTコレクションの名前やデザイン、ランディングページ等を模倣し、あたかも本物であるかのように販売されているケースなどが考えられます。 過去にはOpenSeaにおいて「The Sandbox」のNFTである「LAND」の偽物が販売さていたことなどがありました。 NFTを購入する際は、コレクションやプロジェクトの公式リンクを利用するなど、本物であることしっかりと確認するようにしましょう。 OpenSeaでNFTをはじめよう この記事ではOpenSeaの概要や特徴、始め方や使い方について解説してきました。 各種メディアでNFTが取り上げられる機会も増え、以前よりも多くの方がNFTに関心を持ち始めていることでしょう。 世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaで、NFTをはじめてみてはいかがでしょうか。
初心者向け
2024/01/31NFTアートの作り方、販売方法を解説【初心者向け簡単ガイド】
・「NFTアートを作ってみたいけど、作り方がわからない…」 ・「自分で作ったデジタルアートをNFTとして販売してみたいけど、販売方法がわからない…」 上記のような方向けに、この記事ではNFTアートの作り方や販売方法を解説しています。 これからNFTアートを始める方に必要な情報や手順をわかりやすくまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。 この記事のポイント NFTアートとは、唯一無二の価値を持つデジタルアート NFTアートの作成はPCやタブレット、スマホなどで誰でも手軽にできる 作成したNFTアートはマーケットプレイスで販売することができる NFTアートとは?= 唯一無二の価値を与えられるデジタルアート NFTアートとは、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)という技術により唯一無二の価値を持つデジタルアートです。 従来のデジタルアート(イラストや動画、音楽、ゲームなど)は複製や改ざんが可能なケースがあり、本物と偽物の見分けが難しく、希少価値も生まれにくいという背景があります。 一方、NFTアートではブロックチェーン技術を活用することで、デジタルアートにアナログアート(絵画や彫刻など)のような希少性や唯一性を付与することができるようになり、唯一無二の価値を持つことができるようになりました。 NFTの始め方|購入方法や稼ぎ方、注意点などを解説 NFTアートの作り方 NFTアートの作り方はデジタルアートとほとんど同じで、デジタルデバイスがあれば誰でも簡単に挑戦できます。 主な作り方は大きく分けると以下の3つがあります。 PCやタブレットの描画ソフト スマホアプリ クラウドソーシング 順番に解説していきます。 1. PCやタブレットの描画ソフト 以下に定番のソフトをいくつかご紹介します。 ▼有料ソフト ・Photoshop(フォトショップ) ・Illustrator(イラストレーター) ▼無料ソフト ・GIMP(ギンプ) ・MediBangPaint Pro(メディバンペイントプロ) よりハイクオリティなイラスト作成や編集を行いたい場合はこの方法がベストです。 一方、本格的なソフトの使用には相応の知識と技術が必要となるため、初心者の方にはすこしハードルが高い選択肢であると言えます。 この方法の特徴 メリット:本格的でハイクオリティなイラスト作成・編集が可能 デメリット:相応の知識と技術が必要 こんな人におすすめ:描画ソフトの使用経験があり、より本格的な作品を目指す方 2. スマホアプリ そこまで本格的なイラストを想定していない場合はスマホアプリでも作成できます。 とくにドット絵(ピクセルアート)はスマホアプリで手軽に作成することが可能です。 また、スマホでイラストを描きたいという場合も利用できるアプリがあります。 ▼ドット絵(ピクセルアート)向けアプリ ・8bit Painter ・DottableまたはPixelabel ▼イラスト向けアプリ ・ibisPaint(アイビスペイント) この方法の特徴 メリット:スマホで誰でも手軽に始められる デメリット:本格的なイラストの描画には不向き こんな人におすすめ:まずは手軽にデジタルアートを初めてみたい ③ クラウドソーシング NFTの販売はしてみたいが作成する技術や時間がない…という場合は、費用はかかりますが外部発注を検討してみてはいかがでしょうか。 以下のようなクラウドソーシングサービスであれば、技術や経験のあるイラストレーターに作成を依頼することが可能です。 外部のクリエイターに依頼をする場合は、依頼時に権利関係などを明確にしておくことも重要です。 定番のクラウドソーシングサービスは以下の通りです。 ・クラウドワークス ・ランサーズ ・ココナラ この方法の特徴 メリット:技術や経験のあるクリエイターに依頼できる、作成に自分の時間を割く必要がない デメリット:費用がかかる こんな人におすすめ:費用がかかってもいいのでハイクオリティな作品を依頼したい NFTアートの販売方法 デジタルアートが完成したら、NFTマーケットプレイスにアップロードし、NFTアートとして販売することができます。 NFTマーケットプレイスとは? NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームのこと。国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがある。 NFTアートを販売する方法は以下の通りです。 ウォレットを作成する 暗号資産を用意する NFTマーケットプレイスのアカウントを作成する 作品をアップロードする 作品を出品する 順番に解説していきます。 1. ウォレットを作成する まず仮想通貨ウォレットを用意しましょう。 まずは仮想通貨ウォレットを用意しましょう。 はじめてのウォレットには最もメジャーなメタマスクがおすすめです。 メタマスクのインストールから登録、使い方については以下の記事で解説しています。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 2. 暗号資産を用意する 作品のアップロードや出品に必要となる手数料の支払いのため、取引所で暗号資産を購入します。 はじめての取引所としてはOKCoinJapanがおすすめです。 また、NFTアートを始める場合は、多くのマーケットプレイスに対応するイーサリアム(ETH)を購入しておくとよいでしょう。 おおまかな手順としては以下の通りです。 OKCoinJapanの口座を開設する イーサリアム(ETH)を購入する 購入した資産をメタマスクに送金する 詳しい手順については以下の記事で解説しています。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 3. NFTマーケットプレイスのアカウントを作成する ウォレットと資産の用意が完了したら、NFTマーケットプレイスのアカウントを作成しましょう。 代表的なNFTマーケットプレイスにはOpenSea(オープンシー)などがあります。 OpenSeaの始め方や使い方については以下の記事で解説しています。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 4. 作品をアップロードする 用意した作品をNFTマーケットプレイスにアップロードしましょう。 作成したデジタルアートをNFTマーケットプレイスにアップロードすることで、ブロックチェーン上でNFTと紐付き、NFTアートとなります。 具体的なアップロード方法については手順3でご紹介した記事内で解説しています。 関連記事:OpenSeaでNFTを作成する 6. 作品を出品する 作品のアップロードが完了したら、NFTアートを出品しましょう。 価格、販売方法、通貨、スケジュールなどを設定する必要があります。 感覚としてはフリマアプリでの出品に近いものがあります。 具体的な出品方法については手順3でご紹介した記事内で解説しています。 関連記事:OpenSeaでNFTを出品する NFTアート取引の実例 ここからはNFTアート取引の興味深い実例をご紹介します。 史上最高額で落札されたNFT [caption id="attachment_105099" align="alignnone" width="834"] 画像引用元:CHRISTIE'S[/caption] 米国のデジタルアーティストであるBeeple(ビープル)氏による作品「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」は、2021年3月にNFTアートとして史上最高額となる約6,900万ドル(当時のレートで約75億円)で落札されました。 この落札は史上最高額であるということだけでなく、デジタルアートにこれだけの価値がついた事実として当時世界中のメディアで取り上げられ、その後のNFTブームを後押ししたことでも重要な出来事と言えるでしょう。 小学生の自由研究にまさかの高値 朝起きたら、、、、凄いことが起きてた。。。。。自由研究で描いた、8才息子(@ZombieZooArt ) の描いたドット絵が、、、二次流通でスティーブ青木さん(@steveaoki )に買われてた。しかも1個2ETH×2(約160万円)も。。。。。。。。。😂#nftアート #zombiezoo pic.twitter.com/sNfDWlVVId— Emi Kusano🌠 (@emikusano) September 16, 2021 2021年9月、当時小学3年生のお子さんが夏休みの自由研究で作ったドット絵のNFTアートが、なんと米国の音楽プロデューサーであるスティーブ・アオキ氏によって約160万円(当時)で購入されたという出来事がありました。 プロのイラストレーターやアーティストでなくても誰でも手軽に作れて販売できる、そんなNFTの魅力を表す出来事として、当時SNSで多くの話題を呼びました。 まとめ NFTアートの作り方や販売方法について解説しました。 NFTアートは著名人やアーティストだけでなく、一般の方でも誰でも手軽に作成し、販売することができます。 また、自分の好きなNFTクリエイターやその作品をコレクションしたり、実際にSNSやゲームで使用したりと、NFTアートの楽しみ方は様々です。 ぜひこの機会にスマホひとつからNFTアートに挑戦してみてはいかがでしょうか。 ● NFTの始め方|購入方法や稼ぎ方、注意点などを解説 ● NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説 ● NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、最新おすすめタイトルを解説
初心者向け
2024/01/12NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、おすすめタイトルを紹介
この記事ではNFTゲームに興味がある方に向けて、NFTゲーム(Web3ゲーム)の概要や特徴、始め方や稼ぎ方について解説します。 また、最新のおすすめゲームタイトルの紹介や、将来性や課題についても整理しています。 この記事でわかること NFTゲームとはなにか(概要と特徴) NFTゲームの始め方 NFTゲームの稼ぎ方 最新のおすすめのNFTゲームタイトル NFTゲームの将来性と課題 NFTゲームとは? NFTゲームとはブロックチェーン技術を基盤に開発されたゲームのことです。 ゲームをプレイすることで暗号資産を稼いだりNFTを獲得したりすることができる点で注目を集めています。 NFTとは? ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。 「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 最近ではNFTゲームの人気に伴い、レアリティや希少性の高いNFTは高値で取引されることも珍しくありません。 NFTについてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事もご覧ください。 NFTとは? ─ NFTの始め方|購入方法や稼ぎ方、注意点などを解説 NFTゲームの特徴、これまでのゲームとの違い NFTゲームの特徴について、従来のゲームとの違いにも着目しながら解説します。 集めたアイテムやキャラクターが資産になる NFTゲームでは、ゲーム内で獲得したNFT(キャラクターやアイテムなど)はマーケットプレイスで売買することが可能です。 とくに人気ゲームのNFTや希少価値の高いNFTであれば、高値で取引されることも珍しくありません。 また、従来のゲームであれば新作が発売されたりサービスが終了したりするとそれまで集めたキャラクターやアイテムは使えなくなってしまいますが、NFTゲームであれば資産として手元に残すことができます。 プレイすることで利益を得るチャンスがある NFTゲームではプレイ報酬としてNFTを獲得することができ、マーケットプレイスで売買することで売却益を得ることも可能です。 また、NFTを使用してプレイすることで暗号資産を獲得できる(P2E:Play-to-Earn)ゲームもあったりと、ゲームをプレイするだけで稼ぐチャンスがあります。 大きな利益を得るためにはゲーム内NFTへの一定の初期投資が必要になることもありますが、ゲームが好きな方やNFTの資産的価値に興味のある方には大きな特徴のひとつとなるでしょう。 チート等の不正行為ができない 従来のゲームではチートなどの不正行為が横行する場合もあり、そういった行為によってプレイを楽しめなくなってしまった経験のある方も少なくないのではないでしょうか。 NFTゲームは、改ざんに対する耐性の高いブロックチェーン技術を基盤に開発されており、従来のゲームに比べてチートなどの不正行為が横行する可能性は極めて低いと言えます。 誰もが純粋にプレイを楽しめる環境であることも、NFTゲームの特徴のひとつであると言えるでしょう。 NFTゲームで利益を得る方法 NFTゲームで利益を得る方法について、具体的な手法を解説します。 プレイ報酬として資産を獲得する 多くのNFTゲームではプレイ報酬としてNFTや暗号資産を獲得することができます。 とくに人気ゲームのNFTや高ランクの報酬であれば資産的価値も高くなる傾向にあります。 また、プレイ報酬として暗号資産やトークンを獲得できる場合、その価格変動によって大きな利益を得ることもできるかもしれません。 NFTの売却益を得る プレイ報酬として獲得したNFTをマーケットプレイスに出品することで、売却益を得ることもできます。 高ランク帯でしか手に入らないNFTや、ゲーム内での希少価値の高いNFTなどであれば、高値で取引されることも珍しくはないでしょう。 ゲームによっては無料でNFTを獲得できる場合もありますが、より資産的価値の高いプレイ報酬を得るためにはゲーム内NFTへの一定の初期費用が必要になる場合もあります。 スカラーシップ制度でレンタル料を得る NFTゲームにおけるスカラーシップとは、NFTの保有者(オーナー)がプレイヤーに対してゲーム内NFTを貸し出し、借り受けたプレイヤー(スカラー)がゲームプレイで得た収益の一部をオーナーに配分するという制度です。 借り受けるスカラーとしてはプレイに必要なNFTに対する初期費用をおさえることができ、貸し出すオーナーとしては自らプレイすることなく収益をあげることが可能になります。 また、このようなオーナーとスカラーのマッチングや収益の配分を行うコミュニティは「ギルド」と呼ばれます。 関連:国内最大級ゲームギルド「GuildQB」AMAの内容まとめ NFTゲームの始め方 ここからはNFTゲームの始め方について、具体的な手順を解説します。 1. 暗号資産の購入(Bitgetで取引所口座開設) NFTゲームを始めるためには、まずはNFT購入やネットワーク手数料支払の元手となる暗号資産を準備しましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetへの登録はこちら 購入する暗号資産は、様々なNFTゲームに対応する「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。 ただし、NFTゲームによっては他の通貨が必要になる可能性もあるため、プレイしたいゲームに必要な通貨を事前に確認しておきましょう。 2. ウォレットの作成 次に暗号資産やNFTの保管に必要なウォレットを作成しましょう。 様々な種類のウォレットがありますが、あらゆるサービスに幅広く対応する最もメジャーなウォレットである「メタマスク」を作成しておいて間違いはないでしょう。 メタマスクの作成手順については下記の記事で詳しく解説しています。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 NFTゲームによっては専用のウォレットが用意されている場合もあるので、その場合は別途準備する必要があります。 ウォレットの作成ができたら、必要な暗号資産やNFTをウォレットに送金/移動しておきましょう。 3. NFTの購入 ゲーム開始時に無料でNFTが配布される場合もありますので、必ず事前にNFTを購入しないといけないわけではありません。 NFTを購入しなければプレイできないゲームの場合や、初期投資をしてスタートダッシュをかけたい場合などは、NFTの購入が必要となります。 プレイに必要なNFTは、NFT取引のオンラインプラットフォームであるNFTマーケットプレイスで購入することができます。代表的なものには以下の2つがあります。 代表的なNFTマーケットプレイス Coincheck NFT・・・国内最大手、金融庁認可の取引所と一本化されており利用しやすい OpenSea・・・世界最大の取引量を誇る大手マーケットプレイス、メジャーなものからマイナーなものまで様々なタイトルを取り扱う それぞれマーケットプレイスの使い方については以下の記事で詳しく解説しています。 ・Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 ・NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 4. ゲームのアカウント登録とウォレット接続 準備が整ったら、プレイしたいゲームのウェブサイトからアカウント登録を行います。 アカウント登録が済んだら、案内に沿ってウォレットを接続します。 ここまでくればあとは実際にプレイするだけです。 おすすめのNFTゲーム5選 今注目のおすすめNFTゲームを5つご紹介します。 気になるものがあれば是非プレイしてみてください。 PROJECT XENO(プロジェクトゼノ) 画像:Project Xeno 名称 PROJECT XENO(プロジェクトゼノ) 公式ウェブサイト https://project-xeno.com/ 対応チェーン BSC(BNBチェーン) 独自トークン GXE UXE 日本発のNFTゲームとして、YouTuberのヒカル氏がアンバサダーに就任しテレビCMも放映されるなど、大きな盛り上がりを見せています。 ゲーム形式はユニークなNFTキャラクターを駆使して戦うPvPタクティクスバトルで、勝利することでキャラクターの強化や購入に使用できるトークンを獲得できます。 関連:正式サービス版ローンチで注目上昇中!PROJECT XENOのガバナンストークンGXEとは? Sorare 画像:Sorare 名称 Sorare(ソラーレ) 公式ウェブサイト https://sorare.com/football 対応チェーン イーサリアム 独自トークン なし サッカー、MLB、NBAで活躍する実在選手のNFTカードを集め、お気に入りの選手でチームを編成してスコアを競うファンタジースポーツゲームです。 現実の試合結果や成績がゲームのスコアに反映される特徴があり、上位にランクインするとレアカードなどが配布され、マーケットプレイスでも高値で取引されています。 関連:Sorare MLBとは?概要・遊び方を解説【大谷翔平も登場】 STEPN(ステップン) 画像:STEPN 名称 STEPN(ステップン) 公式ウェブサイト https://www.stepn.com/ 対応チェーン Solana BSC(BNBチェーン) イーサリアム 独自トークン GMT(グリーンメタバーストークン) GST(グリーンサトシトークン) NFTスニーカーコレクションを購入し、実際にウォーキングやランニングを行うことでトークンを獲得できるM2E(Move-to-Earn)ゲームです。 NFTのスニーカーはレベルやレアリティ、性能に違いがあり、デザインも異なります。運動するだけで暗号資産が手に入るということで注目を集めました。 関連:STEPNとは?概要や始め方について解説 Crypto Spells(クリプトスペルズ) 画像: Crypto Spells 名称 Crypto Spells(クリプトスペルズ) 公式ウェブサイト https://cryptospells.jp/ 対応チェーン イーサリアム Polygon 独自トークン MCH 国内最大級のNFTトレーディングカードゲームであり、様々なキャラクターのNFTカードを集め、デッキを組んで対戦し勝利を目指します。 ゲーム内で登場するカードはプレイヤー間で売買することが可能で、さらに大会を勝ちがあることでオリジナルカードの発行権を得ることもできます。 また、ゲーム内のカードのパラメーター調整にユーザー投票を取り入れるなど、従来のトレーディングカードゲームにはなかったユニークな取り組みも特徴です。 The Sandbox(ザ・サンドボックス) 画像:Sandbox 名称 The Sandbox(ザ・サンドボックス) 公式ウェブサイト https://www.sandbox.game/jp/ 対応チェーン イーサリアム Polygon 独自トークン SAND 仮想空間(メタバース)上で自由に活動できるマインクラフトのような世界観のシュミレーションゲームです。 アバターや建造物を作成したり、NFTアイテムを作成し売買したり、土地を購入してお店を出したりイベントを開催したり、さらにノーコードで3Dゲームの作成までできてしまいます。 ゲームや探索でのんびりと過ごすも良し、NFT売買で収益を上げるも良し、プレイヤー次第で様々な遊び方があるのが魅力です。 またここで紹介したゲーム以外にも、Gas HeroやMATR1X FIREなどスマホでも遊べるWeb3ゲームがたくさん登場しています。さらに、今年2024年は2,3年前より資金調達や開発を行ってきた注目タイトルが多くリリースされる年です。 是非、いろいろなゲームをチェックしてみましょう。 関連:Heros of Maviaが累計ダウンロード数100万を達成|トークン価格はローンチ時より2倍以上上昇 NFTゲームの将来性と課題 NFTゲームはプレイヤーだけでなくクリエイターにも新たな収益をもたらし、今後のさらなる開発を促進すると考えられます。 また、ゲームで扱われるNFTの資産的価値やその市場規模も相まって、国内外の大手ファンドがNFTゲーム分野への投資を行っています。 一方で、現状のNFTは投機性が強い傾向にあるため価値変動によりその資産価値が多きく下がるリスクもあります。 また、プロジェクトそのものが失敗してしまえばNFTの価値は無くなってしまう可能性もあります。 新しい分野であるがゆえに法的枠組みが不十分であり、今後の法整備がどのような影響をもたらすかにも注目する必要があるでしょう。 NFTゲームとは?まとめ NFTゲームの概要と特徴、始め方や稼ぎ方、おすすめゲームタイトル、将来性や課題について解説しました。 NFTゲームは、NFTそのものへの注目とともに、ゲーム業界の新たなトレンドとして今後もさらなる発展が進んでいくことでしょう。 この機会に今注目のNFTゲームをはじめてみてはいかがでしょうか。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/01/11イーサスキャン(Etherscan)の使い方 | メリットと活用方法を解説
Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンに関するさまざまな情報を閲覧できるツールです。 Etherscanを活用することで、トランザクションの履歴や詳細、ブロックチェーン全体の情報などを閲覧可能になり、リサーチに応用することもできます。 この記事では、そんなEtherscanの概要から利用例、使い方について解説しています。 Etherscanとは?イーサリアムのチェーンが分かるツール Etherscanは、イーサリアムの代表的なエクスプローラーです。 各ブロックチェーンには、ブロックチェーンの状態や各トランザクションの詳細が確認できるエクスプローラーが一般的です。 Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンを扱うエクスプローラーになっています。 Etherscanを活用することで、ウォレットの概要や過去のトランザクションの履歴を確認したり、各トークンやコントラクトのリサーチなどに活用することが可能です。 特にイーサリアムは、スマートコントラクトを通してさまざまなやり取りを行うことが多いため、DeFiなどの利用に伴って心強い存在になります。 【仮想通貨】Ethereum(イーサリアム)とは?根幹を支えるスマートコントラクト技術を含めて解説 Etherscanでできること・利用例 これから、Etherscanでできることや利用例について、以下の観点から解説していきます。 ・ブロックチェーン全体の確認 ・トランザクションの一覧と詳細 ・トークンやコントラクトの概要や詳細 Etherscanを利用するメリットや活用方法などをチェックしていきましょう。 ブロックチェーン全体の確認 Etherscanでは、イーサリアムのブロックチェーンの全体の状態をチェックすることができます。 例えば、直近のブロックやトランザクションなどから、1日あたりのトランザクション数の推移、ユニークなアドレス数、平均的なガス代の推移といったデータをチェック可能です。 「イーサリアムの利用がどのように広がっているのか?」といった点を確認するのに便利です。 トランザクションの一覧と詳細 Etherscanでは、イーサリアム上のトランザクションをアドレスごとに一覧表示させたり、各トランザクションの詳細を確認できます。 アドレスさえ入力すれば取得できるため、自身のウォレットのアドレスを入力することで、トランザクション履歴などを取得できます。 具体的には、各トランザクションの詳細をクリックすることで「トランザクションの状態」などをチェック可能です。 例えば、トランザクションの完了が遅い場合などに、Etherscanからトランザクションの詳細をチェックすることで、トランザクションが成功・保留・失敗しているのかといった点を確認できます。 トークンの概要や詳細 Etherscanでは、トランザクションのみならず、トークンやコントラクトの概要や詳細をチェック可能です。 コントラクトアドレスやトークンのティッカーを入力することで、トークン保有者の数や割合、供給量などを確認できます。 上記のような情報をチェックすることで、各プロジェクトのトークンがどのような挙動をしているのか?といったリサーチへ応用可能です。 例えば、大口の保有者(特にそのトークンを発行するプロジェクトの運営など)が、好ましくない動きをしていないか?などを確認できます。 Etherscanの使い方 これから、Etherscanの使い方について画像を用いて、以下のようなポイントから解説していきます。 ・Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する ・Etherscanでトランザクション履歴を取得する ・トランザクションの詳細と見方 ・リボークやトークンの追加 Etherscanのベーシックな機能を使えるようになっていきましょう。 Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する まず、はじめにEtherscanでガス代推移やブロックチェーンの状態を観察する手順について解説していきます。 Etherscanへアクセス 「Resources」の「Charts & Stats」へ チェックしたい項目へ Etherscanの「Charts & Statistic」では、大きく分けて以下のような項目ごとに、さまざまなチャートが表示されています。 項目 提供されているチャートの例 Market Data ETHの価格や時価総額など Blockchain Data 日次あたりのトランザクション数や、ユニークアドレス、ブロックサイズ、ガス代推移など DashBoards ビーコンチェーンのデポジットや、L2などへのブリッジのアクティビティなど Network Data ハッシュレートのチャート、各国のノード分付など アドレスのトランザクション履歴を取得する 次に、アドレスのトランザクション履歴を取得する方法をご紹介していきます。 Etherscanの検索枠に検索したいアドレスを入力 (自身のウォレットを検索したい場合は、MetaMaskなどからチェック可能) トランザクションの内容を確認する 「CSV Export」からダウンロード可能 各トランザクションの項目に表示されている意味は、以下のとおりです。 Txn Hash:トランザクションを特定可能な文字列 (各トランザクションに対して与えられる文字列) Method :トランザクションの概要 Block :トランザクションが追加されたブロック Age :日次 From :送付元のアドレス To :送付先のアドレス Value:価値 Txn Fee :手数料 上記のような履歴を取得することで、取引を振り返ったり、何らかの精算を行う際(税金など)に活用できます。 トランザクションの詳細と見方 Etherscanでは、前述したようにトランザクションを一覧表示できますが、トランザクションの内容をより詳細に確認することもできます。 以下の手順で、トランザクションの詳細をチェックしていきましょう。 確認したいトランザクションの「Txn Hash」へ トランザクションの情報を閲覧可能 さまざまな情報が表示されていますが、トランザクションの詳細をチェックすることで、特に注目したい項目に以下のようなものが挙げられます。 Status:トランザクションの状態 (Successと表示されていなければ完了していない) Transaction Action :トランザクションのより詳細な実行内容 リボークやトークンの追加 Etherscanでは、ブロックチェーン全体の情報ややトランザクションのみならず、リボーク・トークンの追加などに活用することができます。 リボークとは、トークンへの承認を取り消すアクションのことで、安全にウォレットを利用するに伴って、非常に重要な存在です。 (DeFiなどを利用したことがある方は、高確率でトークンへの承認を行っています) また、何らかのトークンをウォレットに送金している場合でも、MetaMaskなどでトークンの情報を追加していない場合は、表示されないケースがあります。 こういった場面でも、Etherscanを活用すると、コントラクトアドレスを調べてMetaMaskなどに追加していくことが可能です。 リボークとトークンの追加に関しては、以下の記事で解説しています。 【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! Etherscanについてまとめ この記事では、Etherscanについて解説しました。 Etherscanを用いることで、自身のウォレットで行ったさまざまな履歴や、各トークンのリサーチなどを円滑に進めていくことができます。 Etherscanを活用して、イーサリアムのDeFiなどを快適に利用していきましょう。 PolygonScan(ポリゴンスキャン)とは?概要や使い方を解説
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2024/01/05Bitget(ビットゲット)使い方まとめ!ログイン・入出金や取引方法を解説
Bitgetは海外の仮想通貨取引所です。パフォーマンスが高いトレーダーを簡単にコピートレードできるため、注目を集めています。 しかし、海外の取引所を使うのはちょっと敷居が高いイメージがありますよね。使ってみたいなと思っても、不安が先に立ってしまいなかなか手が出せません。 そんな人に向けて、この記事ではBitgetの使い方について解説しました。ログインの方法や入出金などの資産管理、さらにトレードの方法について操作画面の画像を交えて説明しています。 最後まで読めば、戸惑うことなくBitgetを使いこなせますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 最初にBitgetがどんな仮想通貨取引所かをおさらいします。 Bitgetの特徴的な部分を5つあげましたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 125倍までのハイレバレッジの取引ができる ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 Bitgetは2018年創設の海外の仮想通貨取引所です。 日本国内ではいまひとつ知名度が低いですが、CoinMarketCapのランキングでは世界トップ10前後にランクされるビックプレーヤーです。 取り扱い通貨数は600種を超える豊富さで、仮想通貨に関する現物・先物などの取引サービスだけでなく、ステーキングや元本保証型投資商品のスノーボールなど、多様なサービスがBitgetに集約されています。 125倍までのハイレバレッジの取引ができる 国内の仮想通貨取引所のレバレッジは最大2倍に抑えられていますが、海外の仮想通貨取引所にはこの制約がないため、ハイレバレッジの取引が可能です。 Bitgetでも高いレバレッジでの取引が可能で、現物のマージン取引では最大10倍、先物取引では最大125倍のレバレッジで取引できます。 リスクは大きいですが、その分チャンスも多い取引所です。 ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる Bitgetの大きな特徴に、コピートレードの機能が充実していることがあげられます。 コピートレードは、特定のトレーダーの売買の戦略をコピーしたトレードを自動的に行うものです。パフォーマンスの高いトレーダーをフォローしておけば、そのトレーダーと同じタイミングで注文・決済が行われます。 市場に張り付く時間のない人や、仮想通貨の取引に不慣れな人でも収益を上げることができる仕組みです。 Bitgetでは、高いレバレッジでハイリターンが望める先物取引のコピートレードと、現物の仮想通貨を売買するため比較的リスクが低い現物取引のコピートレードが可能ですよ。 Bitgetで注目のコピートレードをやってみた! 取引結果と使い方まとめ しっかり日本語対応された使いやすいサイト 海外の仮想通貨取引所を使う時に気になるのは、言語の問題です。日本語が使えない場合や、日本語表示が可能でも翻訳の精度が低くて使いにくいケースが多くあります。 Bitgetのサイトやスマホアプリは細かい部分まで日本語化されており、違和感なく使用できます。 オンラインのチャットサービスまでしっかりと日本語対応しているので、使いやすいですよ。 BGBトークンを使えばお得に取引可能 BGBの主なメリット 取引手数料の割引 ローンチパッドやローンチプールに参加できる BGBの売買で収益を得ることができる BGBはBitgetが発行しているトークンです。Bitgetのプラットフォーム内のエコシステムを支えるために、発行されています。 BGBは取引の対象として魅力的なだけでなく、BGBを保有しているとBitget上で様々なサービスを受けられる点がおおきなメリットです。 例えば、BGBで現物取引の取引手数料を支払う場合は、手数料率が20%オフになります。 BGBを保有していると、Bitgetのローンチパッド(IEOのプラットフォーム)やローンチプール(BGBをステーキングして新しい仮想通貨を獲得)にも参加できます。新規発行のトークンを有利に入手できますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetのログインを徹底解説! Bitgetの利用はログインから始まります。ログイン方法は、Webサイトを使う場合とスマホアプリの場合で画面構成が少し異なるので、戸惑いがちです。 ここではBitgetへのログイン方法についてブラウザ版とスマホ版の両方を解説するので、しっかり確認しておきましょう。 Bitgetの登録方法は「Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説」をチェックしてくださいね。 Bitgetのログインを徹底解説 Eメールアドレス・パスワード入力によるログイン手順 QRコードによるログイン手順 Eメールアドレス・パスワード入力によるログイン手順 最初にEメールアドレス・パスワード入力によるログインの手順について解説します。 難しい操作はないので安心してくださいね。 ブラウザでのEメールアドレス・パスワード入力によるログイン手順 Bitgetのサイトを開いて登録済みのEメールアドレスとパスワードを入力しましょう。 Capcha認証を求められた場合は、画面の指示に従って認証を完了します。 2要素認証が設定されている場合は、指示に従って認証コードを入力してログイン完了です。 キャプチャ(Captcha)認証とは? 「Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apart」の略です。応答者がコンピュータではないことを確認するための認証を指します。 スマホアプリでのEメールアドレス・パスワード入力によるログイン手順 スマホアプリの場合も、ブラウザの場合と手順は同様です。 アプリのトップ画面で「ログイン/登録」をタップするとログイン画面が開くので、Bitgetに登録済みのEメールアドレスとパスワードを入力しましょう。 その後にCapcha認証を求められた場合は、画面の指示に従って認証を完了します。 2要素認証が設定されている場合は、認証コードを入力してログインできます。 QRコードによるログイン手順 BitgetのWebサイトには、QRコードを利用した簡単なログイン方法が用意されています。 BitgetのWebサイトを開くと「コードをスキャンしてログイン」の部分にQRコードがあるので、ログイン済みの状態のBitgetのスマホアプリで読み込みましょう。 QRコードが正しく読み込みすれば、それだけでBitgetのWebサイトのログインが完了します。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetの資産管理の方法を徹底解説! Bitgetでは日本円を利用できないため、仮想通貨の取引をするには仮想通貨の入出金を行う必要があります。 ここではBitgetの仮想通貨の入出金手順について解説します。 Bitgetの資産管理の方法を徹底解説 仮想通貨の入金方法を解説 仮想通貨の出金方法を解説 仮想通貨の入金方法を解説 仮想通貨の入金は、BitgetのWebサイトあるいはスマホアプリから行うことができます。 操作手順はどちらも同様で、入金先アドレスの情報を取得して、そこに仮想通貨を送金するだけです。 Bitgetへの入金まとめ!手順の詳細や入金できない時の対処法を解説 ブラウザでの仮想通貨入金方法 個人のウオレットや他の取引所に預けて管理している仮想通貨をBitgetに送金するには、画面右上にある「アカウント」のメニューを開きましょう。 開いたメニューで「入金」を選択すれば、仮想通貨の入金の画面が開きます。 送金する仮想通貨の種類 送金に使用するネットワーク 上記2点を指定すると、入金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されます。 このアドレス宛に送金元のウオレットから仮想通貨を送金すれば、入金は完了です。 スマホアプリでの仮想通貨入金方法 Bitgetのスマホアプリから仮想通貨を入金する場合は、画面右下の「資産」を選択しましょう。 資産管理の画面が開くので、ここで「入金」のボタンを選択します。 仮想通貨の種類を選択する画面が表示されるので、入金する通貨を選び、使用するネットワークを選択しましょう。 出金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されるので、このアドレス宛に送金元のウオレットから仮想通貨を送金します。 仮想通貨の出金方法を解説 仮想通貨の出金は、BitgetのWebサイトからでもスマホアプリからでも行うことができます。 どちらも出金に利用するネットワークと出金数量を入力するだけなので、手順はシンプルですよ。 Bitgetの出金まとめ!手順や手数料、出金できないときのチェックポイントを解説 ブラウザでの仮想通貨出金方法 PC上からBitgetのWebサイトを使って仮想通貨を出金するには、まずBitgetのサイトにログインし、アカウントの管理メニューを開きましょう。 メニューで「出金」を選択して、仮想通貨の出金画面を呼び出します。 表示された出金画面で、出金する仮想通貨の種類や使用するネットワークを選択し、出金先のウオレットのアドレスを入力しましょう。 その後最下部の「次へ」を選ぶと出金額を入力するエリアが開くので、出金額を入力して「出金」をクリックすれば、仮想通貨の出金処理が始まります。 スマホアプリでの仮想通貨出金方法 Bitgetのスマホアプリから仮想通貨を出金する場合は、Bitgetのアプリにログインし、下部にある「資産」を選択します。 資産管理の画面が表示されるので、そこで「出金」を選択しましょう。 通貨の種類を選択する画面に切り替わるので、出金したい仮想通貨の種類を選択します。 出金画面で使用するネットワークや出金先のウオレットのアドレス、出金額を入力して実行すれば出金処理がスタートします。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetでの仮想通貨の取引方法を徹底解説! Bitgetでは仮想通貨の現物と先物の取引が可能です。またそれらに対するコピートレードを行うことができます。 次は、Bitgetで仮想通貨のトレードの方法について説明していきましょう。 Bitgetでの仮想通貨の取引方法を徹底解説 トレード画面の構成 現物の取引方法 先物の取引方法 トレード画面の構成 Bitgetのトレード画面の主な構成要素 通貨ペアの選択 取引する通貨ペアを選択するメニュー 注文エリア 注文の詳細を指定して注文を確定する領域 取引履歴 過去の取引の履歴を表示するエリア 取引板 現在の取引板の状況をリアルタイムで表示する領域 チャート チャートの状況をリアルタイムで表示する領域 まずBitgetのトレード画面の構成を確認しておきましょう。 Bitgetのトレード画面の基本的な構成は、ブラウザからWebサイトを使う場合でもスマホアプリでもほぼ同じです。 取引する通貨ペアを選択し、チャートや取引板の状況を確認してから注文エリアで注文する、というトレードの流れにそった構成になっています。 ただし、スマホアプリの場合は2画面で構成されるため、画面を遷移する必要がある点が異なります。 現物の取引方法 現物の注文での指定項目 「売り/買い」の選択 仮想通貨の売り注文か買い注文かを選択 注文方式 注文方式を指定する。 指定可能な方式は指値・成行・OCO・トリガー・TP/SL・トレーリングストップ。 注文価格 売買する価格 注文数量 売買する仮想通貨の数量 現物取引の注文は、トレード画面内の注文エリアで注文内容を指定し注文ボタンをクリックすれば、完了です。注文が受け付けられたら、取引履歴のエリアに発注した注文がリストされます。 Bitgetでは様々な注文方式を選択できるのが特徴です。指値や成行といった基本的なものだけでなく、トリガーやトレーリングストップなども選択できます。 選択した注文方法によって注文内容の記入項目が少し変わるので、気を付けましょう。 先物の取引方法 先物の注文での指定項目 レバレッジの設定 マージンモード(クロスマージン/分離マージン)とレバレッジの設定 「参入/決済」の選択 新規にポジションを持つ参入の注文か、既存ポジションの決済の注文かを指定 注文方式 注文方式を指定する。 指定可能な方式は指値・成行・トレーリング・トリガー・ポストオンリー。 注文価格 売買する価格 注文数量 売買する仮想通貨の数量 利確・損切り設定 利確や損切に関する設定 先物の取引をする場合も、トレード画面内の注文エリアで注文内容を指定し注文ボタンをクリックすれば、注文完了です。 レバレッジは最大125倍まで設定可能です。 新規にポジションを持つ「参入」、あるいは既存ポジションの「決済」のどちらかを指定して注文方式を選択し、注文価格や数量を入力しましょう。 最後に「買い」か「売り」の注文ボタンをクリックすると注文が完了し、取引履歴のエリアに発注した注文がリストされます。 Bitgetの先物取引でも様々な注文方式を選択可能です。指値や成行といった代表的なものだけでなく、トリガーやポストオンリーなどの注文方法も選択できます。 選択した注文方法によって注文内容の記入項目が少し変わるので、気を付けましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetでのコピートレードの方法を徹底解説! Bitgetの最大の特徴であるコピートレードは、フォローするトレーダーを決定して、そのトレーダーに対するコピートレードの設定を行えば、あとは自動的にトレードしてくれます。 具体的なコピートレードのやり方を、BitgetのWebサイトの場合とスマホアプリの場合に分けて解説しましょう。 Bitgetでのコピートレードの方法を徹底解説 ブラウザでのコピートレードの方法 スマホアプリでのコピートレードの方法 ブラウザでのコピートレードの方法 最初に、ブラウザからBitgetのWebサイトを使う場合のコピートレードの方法を確認しましょう。 Bitgetでは、コピーの対象となるトレーダーの情報が詳細まで公開されています。しっかり吟味して、信頼できるトレーダーを選ぶのが成功のコツです。 STEP1:フォローするトレーダーを選択する まずは、フォローするトレーダーをさがしましょう。 コピーの対象となるトレーダーの情報を参照するには、Bitgetのトップページで「コピートレード」のメニューを開き、「先物コピートレード」あるいは「現物コピートレード」を選択します。 それぞれのコピートレードの画面が開き、フォローできるトレーダーの情報が並んでいます。 「ROI上位」「利回り上位」などのランキング形式になっており、個々のトレーダーを選択するとそのトレーダーに関するより詳細な情報が確認可能です。 このページから、個々のトレーダーのさまざまな情報を得られます。しっかり確認してフォローするトレーダーを決めましょう。 STEP2:トレーダーごとのコピートレードの設定 フォローするトレーダーが決まったら、トレーダーの情報ページにある「コピー」をクリックしましょう。すると、コピートレードの設定画面に切り替わります。 取引する通貨ペアの選択 1回の注文での投資金額の設定 利食いや損切に関する設定 これらの項目を設定して「次へ」をクリックすれば、Bitgetのコピートレードの設定は終わります。 設定が終わった後は、フォローしたトレーダーの売買と同じタイミングで、自動的に売買が行われるようになります。 スマホアプリでのコピートレードの方法 次はスマホアプリでのコピートレードの方法を確認しましょう。 基本的な流れは、ブラウザを使った場合と同様ですよ。 STEP1:フォローするトレーダーを選択する フォローするトレーダーに関する情報を参照する場合は、Bitgetアプリのホーム画面で、下部の「コピトレ」をタップします。 コピートレードに関する画面が開くので、先物コピートレードの場合は「先物」、現物コピートレードの場合は「現物」を選択しましょう。 それぞれのコピートレードの画面が開き、そこにコピーできるトレーダーの情報がランキング形式で並んでいます。 この画面で個々のトレーダーを選択すると、そのトレーダーに関するより詳細な情報を見ることができます。 個々のトレーダーのROIや損益・勝率などの統計情報や、トレード履歴を確認できるので、しっかり吟味してフォローするトレーダーを決めましょう。 STEP2:トレーダーごとのコピートレードの設定 フォローするトレーダーが決まったら、トレーダーの情報にある「コピー」をクリックしましょう。 すると、コピートレードの設定に切り替わります。 取引する通貨ペアの選択 1回の注文での投資金額の設定 利食いや損切に関する設定 設定画面では、トレーダーのコピートレードに関するこれらの設定が可能です。 それぞれを設定して「フォロー」をタップすれば、Bitgetのコピートレードの設定は完了です。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら Bitgetについてのよくある質問 ここまでBitgetの使い方について、操作画面の画像を交えて解説しました。 次は、Bitgetの使い方に関してよくある質問にまとめて答えていきましょう。 Bitgetについてのよくある質問 Bitgetの手数料は高い?安い? Bitgetに日本円は入金できる? Bitgetへの仮想通貨の入金が遅いときはどうする? Bitgetからの仮想通貨の出金が遅いときはどうする? Bitgetのコピートレードは儲かるの? Bitgetの手数料は高い?安い? Bitgetの取引手数料や入出金手数料は、他の海外の仮想通貨取引所と比較して標準的な設定です。 ただし、コピートレードは通常の取引手数料以外にコピーしたトレーダーへの利益配分が必要になるので、トレードによって手に入る利益は通常のトレードよりも少なくなります。 現物取引の場合は、Bitgetが発行するBGBを使って手数料を支払えば20%割引になるのでお得ですよ。 Bitgetの手数料まとめ!手数料負けの防ぎ方や他の取引所の手数料も紹介 Bitgetに日本円は入金できる? Bitgetで利用できる法定通貨 ユーロ 英ポンド ロシアルーブル ウクライナフリヴニャ ブラジルレアル Bitgetに入出金できる法定通貨は、上記の5種です。またBTC/JPYなどの日本円に関する取引ペアもありません。 そのため、Bitgetに対して日本円を直接的には入金できませんし、Bitgetから日本円を引き出すこともできません。 日本国内からBitgetを使用するには、仮想通貨をBitgetに入出金して取引することが必要です。 Bitgetへの仮想通貨の入金が遅いときはどうする? Bitgetへの仮想通貨の入金がなかなかBitgetの口座に反映されない時には、まず送金元のウオレットの送金履歴を確認しましょう。 処理のステータス 入金先アドレスやネットワークの正しさ タグやメモなどの付加情報の正しさ これらの情報をチェックします。 仮想通貨の入金に時間がかかっている場合には、仮想通貨のトランザクションが立て混んでいて承認に時間がかかっている可能性があります。 通貨ごとにブロックチェーンの状態を確認できるサイトがあるので、入金に時間がかかっているなと感じたら、自分が出した送金のステータスを確認しましょう。 Bitgetからの仮想通貨の出金が遅いときはどうする? Bitgetからの仮想通貨の出金が出金先の口座になかなか反映されない時には、まずBitgetの出金履歴を確認しましょう。 処理のステータス 出金先アドレスやネットワークの正しさ タグやメモなどの付加情報の正しさ これらの情報をチェックします。 仮想通貨の入金同様、出金が遅れている場合でも、仮想通貨のトランザクションが立て混んでいて承認に時間がかかっている可能性があります。 ブロックチェーンの状態を確認できるサイトを開いて、自分が出した送金のステータスを確認しましょう。 Bitgetのコピートレードは儲かるの? Bitgetのコピートレードで安定的に稼ぐコツ 勝率などの統計情報だけでトレーダーを選ばない コピートレードの初期はトレーダーの傾向をしっかり確認する リスクを十分に抑えながらトレードする Bitgetのコピートレードは、優秀なトレーダーを選ぶことができれば、安定的に利益を得ることが期待できるトレード方法です。 ただし、トレーダーの勝率などの統計情報の上辺だけを見ずに、トレードの傾向をしっかり把握して選びましょう。 また、急な値動きやフォローしているトレーダーの突発的な動きに対応するため、十分にリスクを抑えた設定でコピートレードすることも重要です。 Bitgetで注目のコピートレードをやってみた! 取引結果と使い方まとめ Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら まとめ この記事では、最近注目を集めている仮想通貨取引所Bitgetの使い方について解説しました。 ログインの方法や入出金などの資産管理、さらにトレードの方法について操作画面の画像を交えて説明したので、しっかりイメージできましたよね。 Bitgetは、簡単にコピートレードができる面白い仮想通貨取引所です。うまく使いこなせば初心者でもしっかり利益を得ることができますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら 登録方法はこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)