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2024/01/01NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
NFTに興味があるけれど、どうやって買えばいいの? いろいろあるけど、どのサイトから買えるの? 上記のような方に向けて、NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説します。 また、NFT購入までの具体的な手順や準備、購入に際して注意したいことについても整理しています。 この記事でわかること NFTの購入方法、具体的な手順や準備 国内及び海外のおすすめマーケットプレイス NFT購入に際して注意するべきこと NFTとは? NFTの概要 ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。 「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。 NFTとは? ─ NFTの始め方|購入方法や稼ぎ方、注意点などを解説 NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値もまた大きな上昇を見せています。 下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という大人気NFTコレクションのフロア価格の推移をグラフにしたものです。(参照:NFT Price Floor) 2021年8月時点では約5ETHでしたが、そのわずか9ヶ月後の2022年5月には約128ETHまで上昇し、その上昇率はなんと25倍にもなります。 NFTのフロア価格上昇による含み益はアーリーアダプターに大きな利益を与え、現在のNFTの資産価値への注目の背景となっています。 NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。 NFTマーケットプレイスとは? NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームのこと。国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがある。 国内のNFTマーケットプレイス 1.Coincheck NFT(コインチェックNFT) 画像:Coincheck NFT 名称 Coincheck NFT(コインチェックNFT) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / トレーディングカード 決済対応通貨・手段 ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc. ガス代(手数料) 出品・購入:無料 販売:10% 出庫:0.01〜0.16ETH 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://coincheck.com/ja/nft 国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。 決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。 Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 2.Adam by GMO 画像:Adam by GMO 名称 Adam by GMO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート 決済対応通貨・手段 イーサリアム / 日本円 / クレジットカード ガス代(手数料) 二次販売:5% クレジットカード決済:3% 日本円決済:300円(振込手数料) 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://adam.jp/ GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。 著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。 3.HEXA(ヘキサ) 画像:HEXA 名称 HEXA(ヘキサ) 主な取扱NFTタイプ デジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc. 決済対応通貨 日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC ガス代(手数料) 購入・出品・出庫:無料 販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム / Polygon 公式サイト https://hexanft.com/ HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。 HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。 海外のNFTマーケットプレイス 1.OpenSea(オープンシー) 画像:OpenSea 名称 OpenSea(オープンシー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 イーサリアム / Polygon / Klaytn ガス代(手数料) 二次販売:2.5% 対応ウェブウォレット メタマスク / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc. 対応チェーン イーサリアム / Polygon / Klaytn / Solana / Arbitrum / BNB, etc. 公式サイト https://opensea.io/ja 世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。 スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 2.Blur(ブラー) 画像:BLUR 名称 BLUR(ブラー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 イーサリアム ガス代(手数料) 販売:0% 対応ウェブウォレット メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://blur.io/ 2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。 手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。 また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。 NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も 3.Rarible(ラリブル) 画像:Rarible 名称 Rarible(ラリブル) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート, etc. 決済対応通貨 イーサリアム / WETH / RARI ガス代(手数料) 販売:2.5% 対応ウェブウォレット メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet, GameStop. 対応チェーン イーサリアム / Polygon / Tezos / Immutable X 公式サイト https://rarible.com/ 前述の2つの大手マーケットプレイスが機能面の豊富さなどに優れているのに対し、こちらはシンプルで初心者でも馴染みやすいUIが特徴です。 また、一部日本語に対応しているため、海外マーケットプレイスのなかでも比較的馴染みやすいサービスとなっています。 NFTマーケットプレイス「Rarible」の使い方、出品から購入、Mint方法までを完全解説 NFTの購入方法 ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。 ① ウォレットの作成 ② 暗号資産の購入・送金 ③ NFTの購入 ① ウォレットの作成 まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。 数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。 くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう) シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了 ② 暗号資産の購入・送金 主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetの登録はこちら 購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。 また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。 Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。 関連:出金方法ガイド|Bitget ③ NFTの購入 ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。 NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する 購入したいNFTを見つける NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択 ウォレット側で承認して決済 今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。 Coincheck NFT Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 OpenSea NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 Blur NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も Rarible NFTマーケットプレイス「Rarible」の使い方、出品から購入、Mint方法までを完全解説 NFTの購入に際して注意するべきこと ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。 投機性が高く、価格が不安定 現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。 そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。 偽プロジェクトや詐欺等のリスク 偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。 とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。 このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。 著作権はクリエイターに帰属する NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。 しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。 こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。 NFTの購入方法 まとめ NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。 盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。 この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2023/12/31Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を解説!
Discord(ディスコード)は、チャットや音声通話ができる無料のコミュニケーションツールです。 仮想通貨やNFTに関する多くのプロジェクトのコミュニティがDiscord上で活動しており、最新の情報をキャッチするためには必須のツールになっています。 DiscordはPCやスマホのアプリとして提供されていますが、Webブラウザからも利用が可能です。本記事ではDiscordのブラウザ版について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説します。 ブラウザ版ならではのメリットもあるので、アプリ版とうまく使い分けて情報収集を効率化しましょう。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discord(ディスコード)とは? Discord(ディスコード)とは? チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discord(ディスコード)の使い方を説明する前に、Discordについておさらいします。 Discordに関する基本的な事項をまとめたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール Discordの基本情報 種別 チャットアプリ コミュニケーションツール 対応OS Windows, macOS, Android, iOS, Linux, ウェブブラウザ 初版 2015年5月 提供元 Discord Inc. 公式サイト https://discord.com Discordは、チャットや音声通話によるコミュニケーションツールで、基本的に無料で使えます。 フレンドとなったユーザー間でテキストや音声・ビデオ通信ができるだけでなく、コミュニティごとにサーバーを立てることができ、サーバーの参加者間で情報をやり取りすることが可能です。 提供しているのは米国のDiscord Inc.で、親しい友人での少人数の集まりから数千人規模のファンコミュニティまで、さまざまな規模のコミュニティが活動しています。 Infulencer Marketing Hubの調べでは、登録者数は3億9000万人、毎月のアクティブユーザー数は1.5億人、アクティブなサーバー数は1,900万を超える巨大なコミュニケーションプラットフォームです。 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 仮想通貨・NFTに関するおすすめDiscordコミュニティ コミュニティ名 海外/国内 説明 Axion Crypto-Community 海外 メンバー数が56,000人を超える大規模仮想通貨コミュニティ Cryptohub 海外 仮想通貨に関する初心者向けのコミュニティ Larva Labs 海外 NFTのグローバルな最新トレンドをフォローするのに最適 boarding bridge 国内 CryptoTimesの公式コミュニティで、DeFi・NFTなどのプロジェクトやエアドロップに関する情報共有を行う Discordは、当初はオンラインゲームでのコミュニケーションツールとして作られましたが、ゲーム以外のコミュニティへの浸透が著しいため、より汎用的なコミュニケーションツールとして2020年にリブランドされました。 現在は仮想通貨やNFTに関するコミュニティも多く活動しています。 参加者が限定されたコミュニティ内ならではのフレッシュな情報がいち早く入手できるのが特徴で、プロジェクトやNFTに関する新情報やトレーディングに役立つシグナルなどをキャッチするには外せない情報源になっています。 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discordには、携帯やPC向けにソフトウエアをダウンロードして使うアプリ版か、DiscordのURLにWebブラウザからアクセスして使用するブラウザ版があります。 アプリ版は多様なOSに対応したバージョンが容易されており、ダウンロード後にインストールして使用します。 ブラウザ版はWebブラウザ経由でDiscordにアクセスする方法で、ダウンロードやインストールなしに使うことができます。スマホのブラウザからでも使う事ができるので、スマホにアプリをインストールする必要はありません。 ブラウザ版はこちら>> iOS版/Android版/Windows版/Linux版/Mac版のダウンロードはこちら>> ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discord(ディスコード)のアプリ版とブラウザ版は、基本的な機能は同じですが細かい点で違いがあります。 こちらでは、アプリ版と比較した場合のブラウザ版の特徴を解説します。 両者の違いを理解してうまく使い分けると、Discordからの情報収集が楽になりますよ。 ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版の大きな特徴のひとつは、アプリをダウンロードする必要がない点です。 Discordはサイズの大きなアプリのため、ダウンロードするにはそれなりに大きな容量が必要です。 例えばiOS版やAndroid版では200MB近くのサイズを必要とします。 容量に十分余裕がある場合は問題ありませんが、ひっ迫しているスマホでは使いにくいアプリです。 ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 一般的には、ブラウザ版よりもアプリ版のほうが動作が軽い傾向があります。 十分ハイスペックなPCで使用する場合はアプリ版とブラウザ版に大きな差は感じませんが、スペックの低いPCやスマホで比較すると、アプリ版のほうが動作が軽いことに気がつきます。 ブラウザ版を使用して動作が重いなと感じたら、アプリ版の使用を検討しましょう。 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる Discordでは仮想通貨やNFTに関する発信の多くは英語で行わており、最新の情報に触れるためには英語がメインのサーバーに参加することが必要です。 Discord自体にはテキストチャットの内容を一括で翻訳してくれる機能がないため、日本語に翻訳したい場合は面倒なコピペを繰り返すことになります。 ただしブラウザ版の場合は、Google Chromeブラウザの拡張機能と翻訳機能を組み合わせて、テキストチャットの内容を一括で翻訳して表示することが可能です。 英語がメインのサーバーから素早く情報を取り出したいときには、ブラウザ版がおすすめです。 ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる Discordはアカウント登録をしてから利用するのが前提のツールです。 使用する前にメールアドレスなどの情報を入力して、アカウントの認証を終わらせておく必要があります。 ただしブラウザ版だけは、個人情報の登録が不要な仮アカウントで利用できます。 Discordを一時的に試してみたい場合に便利なので、本格的に利用するかどうかを迷っている場合には、ブラウザ版を仮アカウントで使ってみましょう。 ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discordには多くのショートカットキーが用意されており、短いキーアクションでDiscordのさまざまな機能を呼び出すことができます。 アプリ版のDiscordであれば、システム側で決まっているショートカットキー以外のものをユーザーが独自に定義する「カスタムキー割り当て」の機能があります。 Discordをより使いやすくする便利な機能ですが、残念ながらブラウザ版にはありません。 カスタムキー割り当てを使ってDiscordを便利に使い込みたい人は、アプリ版をおすすめします。 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 Discordへのアカウント登録 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする サーバーに参加する方法 ブラウザ版Discordの画面構成 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 ここからは、ブラウザ版Discord(ディスコード)の使い方を解説します。 操作画面のキャプチャ画像とともに説明するので、自分の環境で試しながら確認していきましょう。 Discordへのアカウント登録 Discordを使用するには、最初にアカウントを登録する必要があります。 アカウントの登録は、Discordの公式ページから行います。 公式ページを開いて最も下の部分までスクロールしましょう。 右側に「登録」のボタンがあるのでこれをクリックすると、「アカウント作成」のページが開きます。 「アカウント作成」のページで、アカウント登録に必要な諸情報を入力します。 メールアドレス・ユーザー名・パスワード・生年月日を入力して「はい」をクリックしましょう。 ここでユーザーがコンピューターでないことがCAPTCHAによって確認された後、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。Discordの画面が開き、使い始めることができます。 この後、登録したメールアドレス向けにアドレス確認のメールが届きます。 このメールを開いて「Eメールを確認します」をクリックすれば、アカウントの登録は終了です。 CAPTCHAとは 「Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apart」の略で、ユーザーがコンピューターではないことを確認する仕組みです。人間に絵の認識をさせるタイプのものが多く、ユーザー認証の際に多く使われています。 Discord(ディスコード)アカウント削除とアイコン変更の初心者向けガイド 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版のDiscordへのログインは、Discordの公式ページから行います。 公式ページの右上のログインを選択すれば、ログイン情報の入力画面が表示されます。 ログイン情報の入力画面にメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックすれば、Discordへのログイン完了です。 また、この画面のQRコードをスマホのDiscordアプリで読み込むだけでも、ログインが完了しますよ。 Discord(ディスコード)のパスワードを忘れたときの対処法を解説 ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする ブラウザ版のDiscordでは、正規のアカウントを登録することなく、仮アカウントでDiscordを使えるのが特徴です。 Discordがどんなものか試してみたい場合や、コミュニティ内での会話を一時的に覗きたい時に、手軽にDiscordを試すことができます。 それでは、仮アカウントでのログインの方法を説明していきましょう。 仮アカウントでログインするには、Discordの公式ページを開きます。 「Discordをブラウザで開く」のボタンがあるので、こちらを選択しましょう。まだDiscordにログインしていない状態であれば、仮のユーザー名を入力する画面が表示されます。 仮のユーザー名を入力して「→」をクリックしましょう。 CAPTCHAによって、ユーザーがコンピューターでないことの確認が行われます。 CAPTCHAによる確認が完了すると誕生日を入力する画面が開きます。 ここで誕生日を入力して「次へ」のボタンを選択すると、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。 Discordの画面が開き、使い始めることができます。 繰り返し利用するなら正規のアカウントを作ろう 仮アカウントは一時的な利用には便利ですが、永続性が無いので一度ログアウトすると再度ログインすることはできません。繰り返し利用したい場合は、正規のアカウントを作成しましょう。 サーバーに参加する方法 Discordにログインできたら、次は興味のあるサーバーに参加しましょう。サーバーに参加するための主な方法は3種あります。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーへの招待のダイレクトメッセージから参加する 公開サーバーを探して参加する それぞれの参加方法を個別に解説していきましょう。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーの招待リンクのURLを持っている場合は、それを使ってサーバーに参加することができます。 Discordにログインした状態で、まずは左側にある+のボタンを選択しましょう。 このボタンは新しいサーバーの作成や参加するサーバーを追加するボタンなので、「サーバーを作成する」の画面が開きます。 この画面で下部の「サーバーに参加」を選びましょう。 「サーバーに参加」の画面が開くので、招待リンクを入力して「サーバーに参加する」をクリックすれば、サーバーに参加できます。 ダイレクトメッセージによる招待から参加する フレンドからダイレクトメッセージで、サーバーへの招待が送られてくることもあります。 その場合は、ダイレクトメッセージを開いて「参加」をクリックするだけで、サーバーに参加することができます。 公開サーバーを探して参加する 全ての人に公開されているサーバーであれば、招待リンクが無くても参加することができます。 公開サーバーを検索するには、Discordにログインした状態で左側にある方位磁石の形のボタンを選択しましょう。 公開サーバーの検索機能の画面が表示されるので、キーワードを入力して検索を実行します。 検索の結果ヒットしたサーバーを選択すれば、サーバーに参加することができます。 ブラウザ版Discordの画面構成 サーバーに参加できたら、そこで発信されている情報を見たり、自分から発信したりすることができるようになります。 ブラウザ版Discordの基本的な画面構成と、各パーツの説明をまとめておきます。 ①ダイレクトメッセージの送受信画面の呼び出し ②参加しているサーバーのリスト ③新規サーバーの作成や参加するサーバーを追加する機能の呼び出し ④公開サーバーのサーチ ⑤Discordアプリのダウンロード ⑥アクセス中のサーバーに関するメニューの呼び出し ⑦アクセス中のチャンネル ⑧アクセス中のサーバーに含まれるチャンネルのリスト ⑨アクセス中のチャンネルに含まれるスレッドの表示 ⑩通知設定メニューの呼び出し ⑪チャンネルに含まれるピン止めされたメッセージの表示 ⑫メンバーリストの表示 ⑬発信の検索 ⑭自分宛てのメッセージの受信ボックス ⑮ヘルプセンターを開く ⑯ユーザーに関する情報表示 ⑰マイクとスピーカーの設定 ⑱ユーザー設定機能の呼び出し ⑲チャンネルの内容表示 ⑳チャンネルへのメッセージ送信 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 仮想通貨に関する情報は英語で発信されているものが多くあります。 アプリ版のDiscordには一括で翻訳して表示してくれる機能がないので、英語のDiscordコミュニティから情報を取得するのはとても面倒です。 ブラウザ版のDiscordなら、Chromeの拡張機能と翻訳機能を使って一括で日本語化して表示できます。この点は、ブラウザ版を利用する大きなメリットです。 ここからは、ブラウザ版Discordでの一括翻訳の使い方を説明します。 まずGoogle Chromeブラウザを開き、Google Chromeの拡張機能「Google Chrome™の右クリックを有効にする」をインストールします。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」のページを開き「Chromeに追加」をクリックすれば、インストールが完了します。 次に、翻訳したいページを開いてChromeブラウザの右上の、ジグソーパズルのピースのようなアイコンをクリックして、拡張機能の設定画面を開きます。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」の機能を選択して、ONのマークがつけば、一括翻訳の機能を呼び出すことができます。 翻訳したいページ上で右クリックしてメニューを開き、「日本語に翻訳」を選択すれば、翻訳された表示に変わります。 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 アカウントの乗っ取りに気を付ける 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discord(ディスコード)は、仮想通貨に関するフレッシュな情報をキャッチできるとても便利なツールですが、セキュリティ上のトラブルも多く発生しています。 ここからは、Discordを使う際に注意すべき点について確認しておきましょう。 アカウントの乗っ取りに気を付ける Discordのアカウントの乗っ取りへの対策 安全性の高いパスワードを使う。 定期的にパスワードを変更する。 二段階認証を使用する。 不信なメッセージに含まれるリンクをクリックしない。 Discordへのログインは公式ページから行う。 Discordでもアカウントの乗っ取りの事例は多く発生しています。 アカウントを乗っ取られると、自分の個人情報を抜き取られたり、不正な操作をされたりします。 乗っ取られたアカウントを踏み台にして他のユーザーへの詐欺行為が行われて被害が拡大することもあるので、十分注意しましょう。 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い Discordでの仮想通貨やNFTに関する詐欺への対策 無償で仮想通貨やNFTを配るといった内容を鵜呑みにしない。 信用できるサイト以外に、個人情報を入力しない。 ダイレクトメッセージの設定を変更して、不信なメッセージをフィルターする。 Discordでは、仮想通貨やNFTに関する詐欺も増えています。 公式アカウントからの仮想通貨のプレゼントやNFTの限定セールを装ったメッセージに、詐欺サイトへのURLを貼り付けておく、といった手段が多く使われます。 日ごろから対策を取って、大事な資産を詐欺から守りながら情報収集を進めましょう。 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discordを使用していると、知らないサーバーに参加している現象が起こる場合があります。 脱退してもまた知らないうちに参加していることが多く、サーバーから抜けられない状態にはまってしまいます。 この現象は、Discordと連携済みのアプリケーションが引き起こしている場合がほとんどです。 連携済アプリケーションは認証解除すれば動作しなくなります。「サーバーに参加する」権限を持つ連携アプリケーションがあったら、解除しましょう。 連携済アプリケーションの認証解除の方法 連携済アプリケーションの確認と認証解除は、「ユーザー設定」から呼び出すことができます。ブラウザ版Discordの画面左下の歯車のようなアイコンをクリックして「連携済アプリケーション」のメニューを選択しましょう。 まとめ この記事ではブラウザ版のDiscord(ディスコード)について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説しました。 ブラウザ版ではアプリ版とほぼ同様の機能を利用できますが、違いもあります。 特に日本語への一括翻訳が可能な点は、仮想通貨やNFTに関する多くのDiscordコミュニティが英語を中心に情報交換しているため、ブラウザ版の大きなメリットになっています。 アプリ版とブラウザ版をうまく使い分けて、フレッシュな情報を効率的に収集しましょう。
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2023/12/30おすすめの DEX(分散型取引所)とは?リスクや注意点も解説
この記事では、おすすめのDEX(分散型取引所)について解説しています。 DEXはブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、CEX(中央集権型取引所)には無い魅力を持っています。 しかし、各DEXによって持っている特徴や機能大きく異なっています。 この記事では、多種多様なDEXの中から自分にあったDEXを見つけるためのポイントを以下から解説していきます。 この記事のまとめ ・DEXは用途やチェーンなどに応じて選定 ・DEXによって仕様や機能は大きく異なる ・DEXでもショートやレバレッジは利用可能 ・DEXの利用にはさまざまな注意点があるため注意が必要 DEXとは?概要をおさらい DEX(分散型取引所)は、中央集権的な仲介者を排除し、スマートコントラクトなどを通して、ユーザー間での仮想通貨の取引を可能にするソリューションです。 DEXは、ブロックチェーンやスマートコントラクトを活用しているため、取引の透明性が高いことが特徴です。 また、ユーザーはDEXの利用に伴い、各自が管理するウォレットを通して取引を行うのが一般的なため、自身の資産を直接コントロール可能できます。 DEXは上記のようなブロックチェーンやスマートコントラクトのメリットを活かしつつ、仮想通貨のスワップや運用ができます。 DEXの選び方 これから、DEXの選び方について以下のポイントから解説していきます。 ・TVLや取引量の多さ ・展開しているチェーン ・用途別に必要な機能・取引 DEXの選ぶ際のポイントを、かんたんにチェックしていきましょう。 TVLや取引量の多さ DEXを選ぶ際、重要な指標の一つがTVL(Total Value Locked)です。 TVLは、DEXに預けられている・ロックされている資産の総額を指し、プラットフォームの人気や信頼性を示す指標の1つになります。 また、DEXを測る指標として取引量(取引ボリューム)も重要です。 取引量が多いことは、アクティブに利用しているユーザーが多いことを示すケースが多いため、プラットフォーム選びの際に重要な観点となります。 展開しているチェーン DEXが採用しているチェーンを確認するのも重要な要素です。 ブロックチェーンはそれぞれ独自の特性を持ち、取引の速度やコスト、セキュリティ面で異なる利点を有しています。 例えば、レイヤー1のEthereumは多くのDEXで採用されており、TVLも多い傾向にありますが、ガス代(手数料)が高いケースが多いです。 一方で、同じようなセキュリティを共有しているEthereumをベースとしたレイヤー2周りのプラットフォームでは、ガス代が低くなる傾向があります。 チェーンによって、ガス代として使用する仮想通貨も変わってくるケースが多いため、用途や各チェーンの特性を考慮した上で、用意する仮想通貨や使用するDEXを選定するのがおすすめです。 用途別に必要な機能・取引 DEXを選ぶ際には、目的や用途に合わせた機能や取引の種類を考慮しておきましょう。 例えば、シンプルにスポット取引を主に行う場合は、多様な通貨ペアや高い流動性を提供するDEXが適しています。 また、デリバティブ取引やレバレッジ取引に興味がある場合は、これらの取引をサポートするDEXを選ぶ必要があります。 さらに、ファーミングやステーキングを主な目的とする場合、何らかの形で高い利回りを提供するDEXや、独自のトークンを使ったインセンティブがあるDEXが適切かもしれません。 おすすめのDEXランキングTOP5 これから、おすすめのDEXランキングを、以下から解説していきます。 ・Uniswap ・Balancer ・dYdX ・GMX ・THORChain 主要なものや独自の特徴を持つDEXをチェックしていきましょう。 1.Uniswap [caption id="attachment_102111" align="aligncenter" width="800"] 引用元:Uniswap[/caption] はじめに挙げられるのが、Uniswapです。 Ethereum、主要なL2、Avalanche、BNB Chainなどに展開されています。 代表的なDEXの1つであり、もっとも取引が行われているAMMのDEXです。 Uniswapを模倣したDEXが多数でていますが、依然として最大級の規模を維持しています。 Uniswapは仕様上、かんたんに通貨を上場させることができるので、CEX(中央集権型取引所)に上場前のトークンであっても取引できるケースが多いです。 玉石混交な面がありますが、DEXに挙げられがちな特徴やメリットを多数体現しています。 2.Balancer [caption id="attachment_102112" align="aligncenter" width="800"] 引用元:Balancer[/caption] Balancerは、流動性プールに焦点を当てたプロトコルです。 Ethereum、L2,Avalancheなどにさまざまなチェーンに展開されています。 Balancerは、他のDEXと同様にスワップなどが可能なのはもちろん、流動性プールにおける柔軟性が高いです。 前述したUniswapや後述するような各DEXは、何らかの方法で流動性を確保しています。流動性を提供した主体に対して何らかの報酬を与えることが一般的で、自身が保有している仮想通貨を提供し報酬を得ることも可能です。 Balancerでは、独自の特性を持つ流動性プールを作成したり、すでにある多種多様な特性を持つ流動性プールに対して、流動性を提供したりすることが可能です。 代表的なメリットとして、各流動性プールに含まれる通貨を2つ以上設定したり、通貨間の割合を任意で設定・自動的に調節したりといった点が挙げられます。 ただし、多種多様なプールが存在する反面で、特定の仕様を持つ一部のプールに脆弱性が発見されたケースも見られるため、注意も必要です。 3.dYdX [caption id="attachment_102113" align="aligncenter" width="800"] 引用元:dYdX[/caption] dYdXは、デリバティブを扱っているDEXです。 バージョンによって採用しているチェーンや細かな仕様が異なっていますが、最新のV4についてはCosmos SDKベースで作成されています。 前述したようなDEXと異なって、デリバティブに焦点を当てているので、レバレッジやショート取引(空売り)の使用が可能です。 CoinMarketCapを参考にすると、dYdXはもっとも取引量の多いDEXになっています。 デリバティブを扱いたいという方は是非チェックしたいDEXです。 4.GMX [caption id="attachment_102114" align="aligncenter" width="800"] 引用元:GMX[/caption] GMXも、dYdXと同じようにデリバティブを扱っているDEXです。 Arbitrum・Avalancheに展開されています。 主要な機能はdYdXと大差ありませんが、GMXの場合は流動性を提供することで高いリターンを得られる可能性があります。 V1・V2で仕様が異なっており、最新のV2については複数の異なるプールが存在する仕様です。 タイミングによって異なってくるため一概には言えませんが、通貨によってはAPRが数十%になるものも見られます。 5.THORChain [caption id="attachment_102115" align="aligncenter" width="800"] 引用元:THORChain[/caption] THORChainは、クロスチェーンのスワップが可能なDEXに焦点を当てているプロジェクトです。 THORChainでは、RUNEという通貨をベースの決済通貨にして、異なるブロックチェーン間でのさまざまな資産の交換を可能にしています。 似たようなソリューションはいくつかありますが、複数のチェーンをまたがる交換をしたい場合、チェックしたいDEXの1つです。 DEXを利用するときの注意点 これから、DEXを利用するときの注意点について以下から解説していきます。 ・スワップと損失 ・ウォレットやコントラクトの管理 ・ファーミングや運用のリスク ・予期せぬトラブルへの心構え DEXには魅力的な利回りや利便性を提供をしているものが多いですが、いくつかある注意点チェックしていきましょう。 スワップと損失 当然ですが、仮想通貨の取引を行う場合は損失が発生する可能性があります。 これは、DEX・CEXに共通しているポイントです。 また、上記に加えて、DEXの場合は流動性の観点からそれほど大きくない取引であっても、価格に対して大きな影響を与えてレートが悪くなることがあります。 特にAMMのDEXで、流動性の低いプールを通した取引を行うと、レートが悪い状況で通貨の交換を行ってしまう事態が発生することが多いです。 管理が行き届いている傾向が高いCEXのように全ての通貨に対して、十分な流動性があるとは限りません。 ウォレットやコントラクトの管理 DEXを利用する際は、ウォレットのセキュリティとスマートコントラクトのリスク管理が必要です。 ユーザーは自身の秘密鍵を厳格に管理し、ウォレットのセキュリティを確保する必要があります。 また、秘密鍵のみならず、DEXはスマートコントラクトによって運用されているため、コントラクトのバグや脆弱性によるリスクも存在します。 利用しているDEXにおいて脆弱性が見られた場合、DEXにロックしている仮想通貨や、承認しているコントラクト経由からウォレットの資産にリスクが発生することもあります。 信頼できるDEXを選び、定期的にセキュリティのアップデートや情報を確認することが重要です。 また、仮に一般的に信頼できる・知名度があるDEXであっても、上記のようなトラブルが起こることがあるのは常に頭に入れておきましょう。 ファーミングや運用のリスク DEXに限らず、DeFi全体のファーミングや運用にはリスクが伴うことが一般的です。 高いリターンを提供するプラットフォームほど、リスクも高くなる傾向にあります。 しかし、そうでない場合でも前述したような脆弱性などのリスクがあります。 基本的に、ファーミング周りのトピックでは、何らかのリスクがあると考え、そのリスクが許容できるものであるかチェックするのがおすすめです。 予期せぬトラブルへの心構え 上記したようなものに加えて、DEXやDeFiの利用にはこれまで想定していなかったリスクやトラブルが発生することがあります。 その発端となるのはケアレスミスからプロトコルの根本的な脆弱性など幅広いです。 常に予期せぬトラブルが発生すると考えて使用しましょう。 おすすめのDEXまとめ この記事では、おすすめのDEXをテーマにさまざまなポイントについて解説しました。 前述したようにDEXには、さまざまな特性を持つ多種多様なプロトコルが存在しています。 用途などに応じて、必要なDEXを選定していきましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
初心者向け
2023/12/29仮想通貨ウォレットの使い方!取引所との違いなど分かりやすく解説
仮想通貨ウォレットを使えば、仮想通貨を自分で保管できるようになります。 たとえ取引所がハッキングされたとしても、仮想通貨ウォレットに保管していれば流出を防げます。 しかし、仮想通貨ウォレットは使い方によっては資金を紛失してしまう可能性もあるので、正しい手順で使うことが重要です。 そこで本記事では仮想通貨ウォレットの使い方について、初心者の方でも分かりやすく解説していきます。 ウォレットの始め方から仮想通貨の送受金、復元の仕方まで画像付きで紹介するのでぜひ参考にしてください。 仮想通貨ウォレットとは? まずは仮想通貨ウォレットの基礎知識をおさらいしておきましょう。 仮想通貨ウォレットがどのようなものなのか、有効活用できるのかなどを判断したうえで利用してください。 仮想通貨ウォレットとは? 仮想通貨を保管できるソフト・ハードのこと 仮想通貨ウォレットと取引所の違い 自分で安全に管理したい方におすすめ 仮想通貨を保管できるソフト・ハードのこと 仮想通貨ウォレットとは、仮想通貨を保管することができるものの総称です。 大きく分けるとソフトウェアウォレットとハードウェアウォレットの2種類があります。 ソフトウェアウォレット:アプリやブラウザなどにありネットに接続されたウォレット ハードウェアウォレット:ネットから遮断された端末や紙のウォレット ソフトウェアウォレットはスマホやパソコンにダウンロードし、スマホやパソコンからすぐにアクセスができるため利便性が高いです。 対してハードウェアウォレットは端末をパソコンに接続することで、仮想通貨の出し入れができるようになります。 ソフトウェアウォレットに比べると利便性が良いとは言えませんが、普段はオフラインの状態で保管することになるためセキュリティは抜群です。 仮想通貨ウォレットと一言でいっても、さまざまな種類があるということを理解しておきましょう。 どの仮想通貨ウォレットを使うのか決まっていない場合は、以下の記事を参考にしてください。 おすすめの仮想通貨ウォレットを種類別に紹介!自分に合った選び方も解説 仮想通貨ウォレットと取引所の違い 仮想通貨ウォレット 取引所 資金の管理 自分で行う 取引所が行う メリット ハッカーに狙われづらい すぐに取引ができる デメリット 取引をする際は資金を引き出す手間がある ハッカーに狙われることがある 用途 多額の仮想通貨を運用する場合に 気軽に仮想通貨を運用する場合に 仮想通貨ウォレットと取引所の違いは上記の通りです。 厳密な定義はありませんが、取引所も仮想通貨を保管できるため、仮想通貨ウォレットの一つと考えても問題はありません。 しかし、一般的には仮想通貨の自己管理ができるウォレットを仮想通貨ウォレットと呼ぶことが多いです。 取引所はハッカーに狙われる可能性があるものの、現状の国内取引所はセキュリティが高いですし、万が一流出した場合でも補填などができる体制が整っています。 そのため、国内取引所などで気軽に仮想通貨の運用をする人や、少額の運用をする人は取引所に仮想通貨を保管したままでも問題はありません。 自分で安全に管理したい方におすすめ 仮想通貨ウォレットを利用するべき人・セキュリティを取引所任せにせずに自分で管理したい人 ・海外取引所を使って本格的に仮想通貨の運用をする人 ・仮想通貨を安全に保管したい人 仮想通貨ウォレットがおすすめの人は上記の通りです。 取引所に比べると個人のウォレットはハッカーには狙われづらいので、より安全に仮想通貨を保管することができます。 特にハードウェアウォレットはネットから隔離された状態で仮想通貨を保管できるので、流出のリスクは非常に少ないです。 ただし、仮想通貨ウォレットは自分で管理をしなければいけない分、注意点も数多くあります。 使い方も正しく理解して、安全に保管できるようにしましょう。 仮想通貨ウォレットを使う際の注意点を紹介!各ウォレットの特徴も解説 仮想通貨ウォレットの使い方 仮想通貨ウォレットを使いこなすには、ウォレットを作成する方法だけでなく、仮想通貨の出し入れ方法なども理解しなければいけません。 また、仮想通貨ウォレットによっては、ほかのサービスと連携したり、復元したりする方法も覚える必要があります。 そこでここからは仮想通貨ウォレットの使い方をメタマスクを例に解説していきます。 なお、ほかの仮想通貨ウォレットでも、大まかな流れは同じなのでぜひ参考にしてください。 仮想通貨ウォレットの使い方 ウォレットを作成する方法 ウォレット管理画面の仕組みを確認する ネットワークを追加する方法 仮想通貨ウォレットに入金する方法 仮想通貨ウォレットから出金する方法 サービスと連携する方法 仮想通貨ウォレットの復元方法 ウォレットを作成する方法 仮想通貨ウォレットを利用するには、まずはウォレットを作成する必要があります。 ウォレットを作成する流れは以下のとおりです。 ウォレットを作成する方法 STEP1.仮想通貨ウォレットをダウンロード・購入する STEP2.ウォレットを新規作成する STEP3.初期設定でリカバリーフレーズのメモをとる STEP1.仮想通貨ウォレットをダウンロード・購入する まずは仮想通貨ウォレットをダウンロード・購入しましょう。 ソフトウェアウォレットなら、公式サイトでダウンロードしてください。ハードウェアウォレットは公式サイトから購入して端末が到着するのを待ちます。 公式サイト以外でダウンロード・購入すると、偽のウォレットを使ってしまい仮想通貨が流出してしまう可能性があります。 公式サイトに似せて作った偽サイトなども存在するので、URLに間違いがないかチェックしたうえでウォレットを手に入れてください。 STEP2.ウォレットを新規作成する ウォレットを手に入れたら、新規作成を行います。 メタマスクなら上の画像のように案内があるので、その内容に従って進めていきましょう。 STEP3.初期設定でリカバリーフレーズのメモをとる 設定を進めていくと、リカバリーフレーズの案内が表示されます。 リカバリーフレーズは仮想通貨ウォレットのパスワードのようなもので、複数の単語で形成されています。 リカバリーフレーズを忘れてしまうと、仮想通貨ウォレットの復元ができなくなり、場合によっては保管した仮想通貨が永久に取り出せなくなってしまいます。 そのため、必ずメモに取って紛失しないようにしましょう。 初期設定が終わったらウォレットの作成は完了です。 ウォレット管理画面の仕組みを確認する ウォレットの作成が完了したら、管理画面の仕組みやUIを理解しておきましょう。 メタマスクの場合は以下のような管理画面となっています。 ①現在接続のネットワーク名が表示される ②ウォレットのアカウント名が表示される ③ウォレットのアドレスが表示される ④仮想通貨の保有額が表示される ⑤購入売却・送金・スワップ・ブリッジ・ポートフォリオを実行・確認できる ⑥保有しているトークンを確認できる ⑦保有しているNFTを確認できる ⑧ウォレットのアクティビティ・履歴を確認できる ⑨アカウントの詳細や設定などを確認できる メタマスクは日本語に対応しているため、直感的に分かりやすい管理画面となっています。 日本語非対応のウォレットでも、基本的にはシンプルなUIとなっているので翻訳すればすぐに内容を理解できるでしょう。 ネットワークを追加する方法 メタマスクはイーサリアムだけでなくさまざまなネットワークに対応しています。 ネットワークの追加・変更をしたい場合は、管理画面右上のネットワークを選択して、任意のネットワークを選びましょう。 表示されていない場合は「ネットワークを追加」から選択してください。 仮想通貨ウォレットに入金する方法 別のウォレットから自分の仮想通貨ウォレットに送金する場合は、ウォレットのアドレスを確認する必要があります。 メタマスクなら、管理画面に表示されているアドレスをクリックすることでコピーができます。 アドレスの詳細を確認したい場合は、画面右上のアカウントの詳細をクリックしましょう。 なお、アドレスに入力ミスがあると送金した仮想通貨が紛失してしまう可能性があります。 そのため、アドレスは手入力ではなくコピペをするようにしましょう。 コピペしたアドレスを別のウォレットに貼り付けて送金すれば、仮想通貨を受取り(入金)できます。 仮想通貨ウォレットから出金する方法 仮想通貨ウォレットから別のウォレット・取引所などに出勤する場合は「送金」を選択します。 送金先のアドレスを入力し、出金したい仮想通貨・金額を入力しましょう。 仮想通貨ウォレットに送金する場合と同じように、アドレスの入力間違いのないようにしてください。 サービスと連携する方法 仮想通貨ウォレットと別のサービスを連携させる場合は、連携先のサイトにて設定を行います。 例えば、メタマスクとコインチェックを連携させる場合は、マイページから「MetaMaskに接続」をクリックします。 連携方法はウォレットや連携先によって異なるので、サイトの案内を確認しましょう。だいたい接続を承認するだけで完了します。 仮想通貨ウォレットの復元方法 仮想通貨ウォレットはスマホやパソコンを買い替えて新たにインストールしたり、新しくウォレット自体を購入したりする場合は、復元をすることになります。 メタマスクなら、インストール後に「ウォレットをインポート」を選択して、リカバリーフレーズを入力することで復元ができます。 リカバリーフレーズを忘れると復元はできないので、必ずリカバリーフレーズは忘れないようにメモをして大事に保管しておきましょう。 仮想通貨ウォレットに関するよくある質問 最後に仮想通貨ウォレットに関するよくある質問に答えていきます。 疑問点を解消したうえでウォレットの作成をしましょう。 仮想通貨ウォレットに関するよくある質問 取引所よりもウォレットに保管したほうが安全? どのウォレットがおすすめ? ウォレットに資金を移動したら税金はかかる? 取引所よりも仮想通貨ウォレットに保管したほうが安全? 取引所はハッカーに狙われやすいため、ウォレットに個人で保管したほうが安全と考えられています。 しかし、個人でウォレットに保管したとしても、個人のパソコンがハッカーに狙われてしまった場合は仮想通貨は盗まれてしまいます。 そのため、必ずしも取引所よりもウォレットのほうが安全とは言えません。 また、ソフトウェアウォレットの偽サイト、ウイルスなどが仕込まれたハードウェアウォレットなどもあるため、仮想通貨ウォレットに関する知識は正しく身に着けておく必要があります。 ウォレットに保管する場合は、ご自身でセキュリティ管理をすることも大事ということは理解しておきましょう。 仮想通貨ウォレットを使う際の注意点を紹介!各ウォレットの特徴も解説 どの仮想通貨ウォレットがおすすめ? 仮想通貨ウォレットによって、対応している仮想通貨や利便性などが異なるため、おすすめのウォレットは人によって異なります。 以下の記事を参考に、自分に合ったウォレットを見つけましょう。 おすすめの仮想通貨ウォレットを種類別に紹介!自分に合った選び方も解説 仮想通貨ウォレットに資金を移動したら税金はかかる? ウォレットに資金を移動しても、税金は発生しません。資金の場所が移っただけで、損益には影響がないためです。 ただし、他者のウォレットに資金を送った場合、もしくは他者から資金を受け取った場合は税金が発生する可能性があります。 なお、仮想通貨の運用で利益が発生した場合も税金は発生するので留意しておきましょう。 まとめ 仮想通貨ウォレットは正しい使い方を理解していないと、資金を紛失してしまう可能性があります。 安全に仮想通貨を保管するために仮想通貨ウォレットを利用して、資金を紛失してしまっては元も子もありません。 正しい使い方を理解して、トラブルのないようにしましょう。
初心者向け
2023/12/28DAO(分散型自律組織)とは?WEB3.0との関係や特徴などわかりやすく解説
DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationを略した言葉で、日本語では「分散型自律組織」と言います。 「スマホ1つで参加できるリーダーがいない会社のような組織」とイメージすると分かりやすいかもしれません。 DAOは現在の日本では未だ浸透しておらず定義もあいまいですが、民主的な構造で情報の透明性が高いことから、今後は株式会社などと並ぶメジャーな組織の1つになるのではないかと期待されています。 本記事ではそんな「DAO」について、特徴やメリット・注意点などを詳しく解説していきます。 DAOとは?特徴をわかりやすく解説! DAOの特徴 一般的な会社とは違った組織の新しい形態 中央管理者がおらず個々が提案し発展させていく 最終的にはルールやポリシーをコーディングして組織自体が自律した状態になる ブロックチェーン上で取引や意思決定が行われるため不正がない 誰でも参加できる ガバナンストークンが報酬となり株式に近い効力を持つ DAOとは日本語で「分散型自律組織」と言います。 会社のように上下関係がある組織ではありません。 参加者全員がフラットな関係にあり、全員の意思を集計して決定していく自律した組織です。 会社:役員が頂点にいるピラミッド式の組織 DAO:全員がフラットで役員(リーダー)がいない組織 端的に言うなら「これまでの一般的な会社などとは違った新しい形態の組織」と考えれば問題ありません。 DAOについて詳しく理解するためにも、以下の特徴を確認して行きましょう。 DAOの特徴 中央管理者がおらずフラットな組織 情報が公開されており誰でも参加可能 ガバナンストークンによって投票や分配が行われる 中央管理者がおらずフラットな組織 DAOの最も大きな特徴が、中央管理者がおらずそれぞれがフラットな立ち位置にいるということです。 一般的な組織、例えば会社は社長・専務・常務といったようなリーダーが存在し、そこからピラミッドのような形で成り立っています。 そしてリーダーが会社に関するさまざまな決定をして、それを全体に指示して会社を大きくしていくというのが一般的です。 対してDAOは、ピラミッドのような形ではなく、分散した形でそれぞれがフラットな立ち位置にいます。簡単に言えばリーダーがいません。 リーダーがいないため指示を出す人はおらず、ひとりひとりが率先して動いて組織を発展させていきます。最終的には、ルールやポリシーをコーディングして組織自体が自律した状態となります。 参加者が組織のためになる仕事をし、それによって報酬が分配される仕組みとなっています。 注意点 現状のDAOでは、立ち上げ当初はシステム自体がうまく出来上っていないことがほとんどです。そのため、結局立ち上げをした人がさまざまな決定権を持ったり指示を出したりすることが多いのが現状です。 情報が公開されており誰でも参加可能 DAOは情報の透明性が高いため不正や改ざんなどは高確率で防止できます。 基本的な交流はDiscrodなどのオンラインサービス上で行われ、DAOの意思決定をする際の投票・分配、またプロジェクトそのものもブロックチェーン上に刻まれていきます。 ブロックチェーンとは、記録がチェーンのようにつながっている構造のことです。簡単に言えば、改ざんや不正などが非常に難しい状態でさまざまな記録が保存されているイメージとなります。 また、ほとんどのDAOは誰でも参加ができます。 そのため、誰もが自由に平等な立ち位置で不正の心配なく働ける組織であるといえます。 ガバナンストークンによって投票や分配が行われる DAOを語るうえで欠かせないのが「ガバナンストークン」です。ガバナンストークンとは簡単に言えば、DAO内の仮想通貨のことです。 一般的な会社は働くとお金がもらえますが、DAOではガバナンストークンを受け取れます。 また、ガバナンストークンはDAO内でさまざまな効力を持ち、組織への提案ができたり、投票ができたりします。一般的な会社で言う株式に近いでしょう。 ガバナンストークンの例 UniSwapのガバナンストークン「UNI」 MakerDAOのガバナンストークン「MKR」 AAVEのガバナンストークン「AAVE」 実際のDAOの事例を紹介! DAOがどういったものなのかイメージしづらい方も多いかと思います。 そこで実際のDAOの事例を確認して、よりイメージを固めてみましょう。 DAOの事例 ビットコイン CityDAO Roopt神楽坂DAO MakerDAO ビットコイン DAOの最も代表的な事例と言えばビットコインです。 ビットコインは非常に規模の大きいDAOということもあって、一般的なDAOとは異なる部分が多々あります。 いわゆるリーダーは不在でブロックチェーン上で決められたルールに従って運営されているのが基本です。 ガバナンストークンはないものの、マイニングした際に受け取れるビットコイン自体が報酬の役割を担っています。 ただし、ビットコイン自体にいわゆる株式のような効力はありません。また、ビットコインの運営にかかわっても報酬などはないので留意しておきましょう。 CityDAO 海外の有名なDAOとして「CityDAO」というプロジェクトがあり、ブロックチェーン上にデジタルで都市を作っていくことを目的としています。 デジタルの土地が現実世界の土地と紐づいているのが大きな特徴で、参加者はNFTを購入してブロックチェーン上に作られた土地の市民になることができます。 市民になることで、土地に関するさまざまな決定権を持てるようになり、投票などにも参加可能です。 新しい形の都市運営・都市開発として、一部で大きな関心がもたれています。 Roopt神楽坂DAO 「Roopt神楽坂DAO」は日本で初のDAOを活用したシェアハウスです。 Roopt神楽坂DAOが発行しているNFTを購入することで、RooptDAOの提案・投票ができるほか、Roopt神楽坂のコワーキングが利用できるようになります。 また、NFTを消費することでRoopt神楽坂に一定期間入居する権利を得ることも可能です。 日本で数少ないDAOというだけでなく、仕組みも簡潔で分かりやすいので「DAOの運営をしてみたい」「関わってみたい」と考えているなら参加を検討してみましょう。 MakerDAO MakerDAOは仮想通貨DAIを発行する分散型プラットフォームです。 DAIは米ドルに連動したステーブルコインであり、安定性のある通貨として人気です。 DAIの発行や管理を行うのはMakerDAOですが、すでにMaker財団は解散しています。 MakerDAOの成長と共に分散型組織へ完全移行しました。 スマートコントラクトとトークンエコノミーが導入されており、MakerDAOの参加者の投票により意思決定しているDAOの成功事例です。 Makerプロトコルがガバナンスポリシーをアップデートを提案 DAOとWEB3.0の関係 DAOはWEB3.0と密接な関係にあります。 DAOに興味があるなら、今後「WEB3.0」というワードをたびたび目にすることになるので、この際に覚えておきましょう。 WEB3.0とは、簡単に言えば今後のインターネットの新しい形を指しています。 WEB1.0:「ネット(サービス提供者)→ユーザー」という形で「情報を閲覧するもの」 WEB2.0:「ネット(サービス提供者)⇔ユーザー」情報を閲覧するだけでなく発信できる WEB3.0:情報の流れが分散、ユーザーが主体となってサービスを管理し情報を交換する これはまさにDAOそのもので、今後WEB3.0が発展していくかはDAOが発展していくかに大きく関わっていきます。 DAOというのはWEB3.0というインターネットの新しい形の根幹となり得るものと理解しておきましょう。 DAOに参加するメリット5選! DAOの主なメリットをまとめると以下のとおりです。 各メリットをそれぞれ詳しく解説していきます。 DAOに参加するメリット 新しい副業の1つとして利用できる スマホ1つで参加できる 匿名でも参加可能 オフラインイベントで交流ができる 新しい知見が得られる 新しい副業の1つとして利用できる DAOではガバナンストークンを報酬として得られます。 そのため、DAOは考え方によっては副業の1つとして利用できます。 報酬が発生する条件や流れなどはDAOによって異なるものの、主な稼ぎ方としては以下のとおりです。 DAOの稼ぎ方・DAOに貢献して報酬を受け取る ・プログラマやマネージャーとして運営に密に携わって報酬を受け取る ・報酬の値上がり 本来DAOにはトップや管理者はいないものなのですが、現状のDAOのほとんどは発展途上で、プログラマやマネージャーなどの管理する側の人間が必要となっています。 そのため、発展途上のDAOで仕事を請け負えば、それだけ報酬を受け取ることができます。 また、報酬はガバナンストークンとなるので価値は常に変動し、場合によっては値上がりによって大きな恩恵を受けられることもあるでしょう。 スマホ1つで参加できる 基本的にDAOはDiscordというコミュニケーションサービスを使ってやりとりをします。 分かりやすい例で言えば、DiscordはLINEのようなものでスマホでも利用できます。 そして、DiscordにはDAO専用のグループチャットのようなものがあります。DAOに参加したい場合はそのグループに加入するだけです。 ただし、投票するにはDAOのガバナンストークンを保有しないといけないので無料で意思表示できるわけではありません。 注意点 ほとんどのDAOは誰でもDiscordに加入するだけで参加できますが、中には招待制で一般の人では参加できないDAOも存在します。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 匿名でも参加可能 Discordは匿名でも登録できるため、同時にDAOも匿名で参加できます。 一部例外はあるかもしれませんが、DAOの利用に本人確認などはなく性別や年齢関係なく誰でも参加可能です。そのため、そもそも本名は必要ありません。 人目を気にすることなく副業のような形で報酬を得られる機会ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。 オフラインイベントで交流ができる 一部のDAOではオフラインイベントを開催することがあります。 そのため、オフラインイベントで交流をして人脈を広げたり、単純に会話や食事を楽しんだりできます。 例えば、NFTコレクションDAOを展開する「CryptoNinja」は2022年7月に新宿で大規模のオフラインイベントを開催しました。 ほかにも、アビスパ福岡のDAO交流イベントとして試合観戦しながらディスカッションするイベントが2023年6月に行われました。 CT Analysis 『CNPの成功事例分析とNinja DAO全体概要』レポートの販売開始 新しい知見が得られる DAOはこれまでにない全く新しいスタイルの組織で、さらに現状日本ではDAOの認知度は低いといえます。 そのため、DAOに参加している人は探求心があり、知識が豊富でさまざまなスキルを有していることがほとんどです。 また、DAO自体も今までになかったプロジェクトを行っています。 DAOの参加者とさまざまな交流をすれば、新しい知見や発想が得られます。 DAOで得られる経験 分散化された組織の成功・失敗が見られる 投票による他者大勢の意見がわかる 自由度と透明性の高さを実感できる 世界中のメンバーと交流できる DAOに参加する際の注意点を3つ紹介! 非常に多くのメリットがあるDAOですが、注意点もいくつかあります。 注意点も正しく理解したうえでDAOに参加しましょう。 DAOに参加する際の注意点 仮想通貨に関する知識が必要 DAOで稼ぐにはスキルや知識を求められる 詐欺に遭う可能性もある 仮想通貨に関する知識が必要 DAOの報酬の受け渡しは基本的に仮想通貨を使います。そのため、仮想通貨に関するある程度の知識は必要です。 なお、DAOによってはNFTが報酬となる場合もあるため、NFTに関する知識も必要となります。 仮想通貨の保管方法、入金・送金方法、日本円換金方法など、基本的なことは事前に理解しないといけません。 以下記事でおすすめの取引所や入出金方法、NFTの使い方まで理解できるので目を通してください。 仮想通貨/ビットコインの購入にオススメな取引所を徹底比較 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 DAOで稼ぐにはスキルや知識を求められる DAOの種類にもよりますが、基本的にDAOに貢献して報酬を受け取るには、貢献するだけのスキルや知識が必要です。 一般的なバイトや会社員などは上司などから指示を受けてその通りに仕事をするだけで給料として仕事をもらえますが、DAOでは自ら仕事を探して提案していく必要があります。 Discordに参加をしただけで「○○をしてください」と指示があるわけでは基本的にはありません。 DAOはただDiscordに参加するだけで稼げるようになるわけではないということは理解しておきましょう。 DAOの稼ぎ方 プログラミングやマーケティングの仕事を受注する DAO内の限定NFTを購入・転売する ガバナンストークンの値上がりに期待するなど 詐欺に遭う可能性もある DAOの名を冠した詐欺や、DAOに関連するコミュニティを使った詐欺も中にはあるため注意が必要です。 例えば、DAOのDiscordグループで詐欺のリンクを貼り付けてアクセスさせたり、言葉巧みに仮想通貨のウォレットのパスワードを聞き出したりしてきます。 DAOは誰でも参加できるという特徴があるため、当然詐欺師もDAOに参加している可能性は考えられます。 また、管理者やリーダーとなる人がいないこともあって、詐欺師を排除するのも簡単ではありません。 そのため、ある程度のネットリテラシーを持っていない方は、安易にDAOに参加するべきではないと言えるでしょう。 DAOの始め方・参加方法 DAOを始める方法は非常にシンプルです。基本的には参加したいDAOを見つけて、そのDiscordに参加するだけです。 それぞれの手順を簡単に解説していきます。 DAOの始め方・参加方法 STEP1.参加したいDAOを見つける STEP2.Discordを使ってDAOに参加する STEP3.運営に携わる STEP1.参加したいDAOを見つける DAOと一言で言っても非常に多くの種類があるので、まずは参加したいDAOを見つけます。 前述したように、DAOは副業の1つとして稼ぐこともできますが、基本的に「お金が欲しいからDAOを始めたい」という安易な考えで参加しても成果を得るのは難しいです。 自分で率先してDAOに貢献していく必要があるため、DAOが掲げているプロジェクトに興味を持っている人や、DAOの報酬となる内容に魅力を感じている人でなければいけません。 お金目的ではなく自分が興味を持てる・魅力を感じるDAOに参加しましょう。 時価総額が高いDAO関連の仮想通貨 Ape Coin「APE」 Lido DAO「LDO」 Internet Computer「ICP」 Maker「MKR」 Arbitrum「ARB」 Aave「AAVE」 Curve DAO Token「CRV」 STEP2.Discordを使ってDAOに参加する 参加したいDAOが見つかったらDiscordに参加しましょう。 基本的にDAOを紹介しているページにはDiscordのグループに参加するリンクが掲載されています。そちらからアクセスすることでDiscordのグループに参加できるようになります。 Discord自体はDAOとは別のLINEのようなコミュニケーションサービスなので、Discordの会員登録は事前に終わらせておきましょう。 Discordの始め方・使い方はこちら STEP3.運営に携わる Discordに参加したら、そこでのルールに従って運営に携わりましょう。 基本的に最初は挨拶をして、分からないことがあれば質問をし、プロジェクトの理解を深めていくことになります。 何にせよ率先して交流していかないと分からないままなので、どのように意思決定してDAOが活動しているのか内部から実際に見ていきます。 海外のDAOでもDiscordは日本語訳できるので以下記事を参考にしてください。 Discord(ディスコード)の英文チャットを翻訳するおすすめの方法を解説! まとめ DAOはWEB3.0の時代に大きく飛躍していく組織と考えられており、場合によっては株式会社などと並ぶほどメジャーなものになっていきます。 そのため、今のうちにDAOについて深く理解を深めておけば、新しい時代に乗り遅れずについて行けるようになります。 国内のDAOならオフラインイベントなどで交流を深めて、新しい知見で本業に活かせる可能性も出てきます。 ただし、DAOは詐欺に遭う可能性があるので、ある程度のネットリテラシーを身に着けたうえでは始めるようにしましょう。
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2023/12/27金子勇さんはビットコインの生みの親?サトシ・ナカモトとWinnyも解説
金子勇さんはP2P技術を活用したファイル共有ソフト「Winny」の開発者として知られています。 2013年に逝去されましたが、その偉大な功績もあってか、未だにたびたび話題にあがります。 現在も真相が判明していないビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の正体は、金子勇さんではないのかと言われることも。 金子勇さんはどのような人物だったのか、なぜビットコインの生みの親と言われているのかなど、詳しく見ていきましょう。 金子勇さんとはどんな人? 金子勇さんは1970年生まれの、日本人プログラマーです。 当時では珍しい匿名性の高い分散型のファイル共有ソフトである「Winny」を2002年に開発したことで知られています。 しかし、Winnyは著作権侵害に利用されることも多く、金子勇さんは2004年に著作権法違反幇助の疑いで逮捕されています。 7年の時間をかけて無罪を勝ち取り、その後はソフトウェアの研究・開発、後進の育成などに力を入れていました。 金子勇さんはビットコインの生みの親なのか? 金子勇さんは、一部では「ビットコインの生みの親なのでは?」と言われています。 ビットコインの生みの親は現在も判明しておらず、また金子勇さんがビットコインの生みの親と考えられる理由は多数あり、現在も議論を呼んでいます。 金子勇さんがビットコインの生みの親と言われている理由を見ていきましょう。 金子勇さんがビットコインの生みの親と言われている理由 「サトシ・ナカモト」が日本人名 ピュアP2Pでファイル共有する「Winny」を開発した 2013年に亡くなった 「サトシ・ナカモト」が日本人名 ビットコインの生みの親の名前はサトシ・ナカモトですが、これはおそらく偽名として考えらえています。 しかし、見てのとおり日本人名となっています。 「サトシ・ナカモト」という名前は「ナカモト」が日本哲学者の富永仲基から、「サトシ」がポケモンのサトシ(海外ではサトシをアッシュと呼ぶ)ではないかという憶測もあります。 江戸時代の富永仲基を外国人の方が思いつくとは考えづらいので、やはり日本人ではないかと考えられますが、ポケモンは世界中で人気なので断定できません。 憶測の範囲にすぎませんが「サトシナカモト」はやはり日本人以外は選びにくい名前です。外国人の方が日本人名を偽名として使うなら、比較的シンプルな苗字になるのではと考えられます。 政府への不信感も? Winny事件は後述しますが、不当に逮捕されることで中央集権組織に不信感を抱き、国や政府にコントロールされない分散型のシステムを実現しようとしたのでは?と予想すると金子勇さんの可能性が上がります。 ピュアP2Pでファイル共有する「Winny」を開発した なぜ日本人の中でも特に金子勇さんがビットコインの生みの親と言われているのかというと「Winny」を開発した点が特に大きいです。 「Winny」はピュアP2Pでファイル共有をするソフトです。簡単に言えば、中央となるサーバーがなく、各コンピューターで情報のやり取りをするという仕組みとなっています。 この仕組みはビットコインの仕組みと酷似しています。 そのため、Winny=ビットコインと結び付けて、金子勇さんが生みの親と言われています。 2013年に亡くなった サトシ・ナカモトは2010年12月から活動の記録がないため、ビットコインの生みの親は亡くなっているのではないかと考えられています。金子勇さんは2013年に亡くなっていることから「サトシ・ナカモト=金子勇」と考える人もいるようです。 もちろんサトシ・ナカモトの活動記録がないだけで、ひっそりと生きている可能性は十分考えらえます。 なお、サトシ・ナカモトは約100万BTCもしくは60万~70万BTCを所持していると考えられています。2023年12月現在では1BTCが約600万円なので、100万BTCを所持しているなら単純計算で6兆円となります。 実際にはこれだけ大量のビットコインを売れば価値が変動するため、実際の価値はこれよりも低いですが、それでも非常に大きな金額です。 とはいえ、仮想通貨の研究者であるセルジオ・デミアン・ラーナーによると、サトシ・ナカモトは利他的な人とのことです。そのため、たとえ生きていたとしてもサトシ・ナカモトが保有しているビットコインは売られることはないと考えられています。 金子勇さんを語るうえで欠かせない「Winny事件」とは? これまで紹介しているように、金子勇さんは2002年にP2P技術をつかったファイル共有ソフトである「Winny」を公開しました。 Winnyのような匿名性の高い分散型のファイル共有システムは当時は特に珍しく、大きな注目を集めました。 しかし、Winnyは著作権侵害に利用されることが多く、Winnyを利用し著作物を送信したことで逮捕される人も。そして2004年には金子勇さんも著作権法違反幇助の疑いで逮捕されています。 著作物を送信した人が逮捕されるだけでなく、開発者である金子勇さんも逮捕されたことから大きく注目された事件となりました。最終的には金子勇さんが無罪を勝ち取っています。 しかし「Winny自体、合法目的に使うことは困難」「Winnyを公開すれば著作権侵害に利用されることは分かり切っている」「直接的な著作権法違反となるアップロードをしていないから無罪で当然」など、現在もさまざまな議論がされています。 なお、2023年3月にはこの事件を取り扱った「Winny」という映画も公開されています。興味のある方は鑑賞してみてはいかがでしょうか。 金子勇さん以外に噂されているサトシ・ナカモトの正体 金子勇さん以外にもサトシ・ナカモトの正体だと疑われている人物はいます。 それぞれの噂されている要因を確認しましょう。 金子勇さん以外に噂されているサトシ・ナカモトの正体 ジェド・マケーレブ クレイグ・スティーブン・ライト ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト ジェド・マケーレブ ジェド・マケーレブは世界一のビットコイン交換所となったこともある「マウントゴックス」を作った人です。 金子勇さんと同じように、P2Pのファイル共有ソフトを作っている点、さらに2010年という比較的早い段階でマウントゴックスというビットコイン交換所を作っている点が噂されている要因です。 ほかにも仮想通貨の開発や普及に力を注いでおり、仮想通貨界では特に大きな功績があります。 なお、本人からはサトシ・ナカモトだと噂されている件については、一切言及はされていません。 否定も肯定もしていないため、今後もサトシ・ナカモトだと考えられる人物の候補となりつづけるでしょう。 クレイグ・スティーブン・ライト オーストラリアの企業家であるクレイグ・スティーブン・ライトは自らサトシ・ナカモトであると表明していた人物です。 サトシ・ナカモトは所有しているビットコインからして、非常に多くの資産を有しています。 そのため、この表明によってクレイグ・スティーブン・ライトは自国のオーストラリアにて脱税容疑で調査をされました。 この調査があったためかクレイグ・スティーブン・ライトは、最終的に自身がサトシ・ナカモトであることを撤回しています。 「本人だが課税を逃れるために撤回した」「本人ではなく嘘だったから撤回した」「オーストラリアから撤回を強要された」などさまざまな憶測が飛んでいますが、真相は謎のままです。 ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモトは日本で生まれ、その後アメリカにてエンジニアとして働いてきた男性です。 さまざまな要因が重なって、アメリカのメディアが彼をビットコインの生みの親だと決めつけて記事を出しました。 この記事によって多くの人に注目されたため「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモトがビットコインの生みの親」という噂だけが一人歩きしている状態となりました。 実際「サトシ・ナカモト」で検索をすると「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト」の画像が表示されるほどです。 本人が否定していますし根拠も乏しいため「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト」さんは生みの親ではないと考えるのが妥当でしょう。 サトシ・ナカモトの正体をめぐる推測 これまで紹介しているように、サトシ・ナカモトの正体は金子勇さん以外にもさまざまな人が噂されています。 また、人物の特定はできていないものの、ある程度の推測はされています。 サトシ・ナカモトの正体をめぐる有力な推測についても紹介していきますね。 サトシ・ナカモトの正体をめぐる推測 サトシ・ナカモトは偽名である可能性が高い サトシ・ナカモトは個人ではなくグループ 北米中部~東部・南米・中米に住んでいる サトシ・ナカモトは偽名である可能性が高い サトシ・ナカモトという名前は、メーリングリストにて新しいデジタル通貨に関する論文がアップロードされた際に始めて一部の人に認知されることになりました。 メーリングリストとは大雑把に言えば、LINEのグループチャットのようなものです。参加者がそのグループに所属している人に対して情報を発信することができます。 メーリングリストの参加者はそれまでサトシ・ナカモトという名前は聞いたことがありませんでした。そのため、サトシ・ナカモトは過去の経歴は一切不明で、その論文がアップロードされて始めて認知されるようになったということです。 また当時は「サトシ・ナカモト」でGoogle検索をしても有力な情報がヒットしなかったことから、サトシ・ナカモトは偽名であると考えられています。 サトシ・ナカモトは個人ではなくグループ 確固たる証拠はないものの、サトシ・ナカモトの最初のソフトウェアは共同作業によるものという推測もされています。 そのため、一部では「サトシ・ナカモトは個人ではなくグループである」という見方もされています。 北米中部~東部・南米・中米に住んでいる サトシ・ナカモトがビットコインのフォーラムに投稿した時間帯を調べたところ、日本時間で14時から20時の間はほとんど投稿がないことが分かりました。 休日も日本時間で14時から20時に投稿がないため、この時間帯が睡眠時間であると考えられています。そのため、日本時間で14時から20時が一般的な睡眠時間となる地域に住んでいると推測できます。 日本時間の14時から20時が、23・24時から5時・6時となるのは「北米中部~東部」「南米」「中米」などのエリアです。 もしサトシ・ナカモトが一般的な生活リズムを送っていると考えるなら「北米中部~東部」「南米」「中米」に住んでいる人物と言えるでしょう。 まとめ 金子勇さんは2001年から、現在の最新の最先端ともいえるピュアP2Pに注目してWinnyの開発を進めました。 ビットコインもWinnyと同じP2Pで、さらにビットコインの生みの親は「サトシ・ナカモト」という日本人名ということも相まって、金子勇さんが開発者なのではと噂されています。 現在もビットコインの開発者が誰なのか判明していないため、真相は謎のままです。 しかし、開発者が謎のままというのは、まさにビットコインのようなP2Pというシステムだからこそ起こり得ることです。 ビットコインらしさを保つためにも開発者は謎のままでも良いかもしれませんね。
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2023/12/01仮想通貨ウォレットを使う際の注意点を紹介!各ウォレットの特徴も解説
仮想通貨ウォレットは仮想通貨を安全に保管できるため、利用者にとって非常に重要です。 しかし「仮想通貨ウォレットは良いもの」と安易に鵜呑みにしてしまうと、思わぬ後悔をしかねません。 場合によっては仮想通貨を保管するために使ったウォレットで、逆に仮想通貨が流出・紛失してしまう可能性も考えられます。 本記事では仮想通貨ウォレットを使ううえで覚えておきたい注意点を紹介していきます。 トラブルなく仮想通貨ウォレットを使えるように知識を身につけておきましょう。 仮想通貨ウォレットを使う際に覚えておきたい5つの注意点 冒頭でも紹介したように、仮想通貨ウォレットは本来仮想通貨を守るためのものですが、誤った使い方をすると資金がなくなってしまう可能性もあります。 以下の注意点をしっかりと理解して、トラブルを未然に防ぎましょう。 仮想通貨ウォレットを使う際に覚えておきたい5つの注意点 ウォレットによって安全性や保管できる通貨が異なる ウォレットに送金することで手数料が発生する可能性がある 送金方法を間違えると仮想通貨が紛失する可能性がある 悪質なウォレットも存在する 正しく管理をしないと仮想通貨が引き出せなくなる ウォレットによって安全性や保管できる通貨が異なる ホットウォレット コールドウォレット 意味 インターネットにつながっているウォレット インターネットにつながっていないウォレット 種類 取引所ウォレット(一部) ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット メリット 簡単に入出金ができる セキュリティが高い デメリット ハッキングのリスクがある ウォレットが手元にないと引き出せない 用途 頻繁に取引をする場合に 長期の保管をする場合に 仮想通貨ウォレットには非常に多くの種類がありますが、ウォレットによって安全性や保管できる通貨が異なります。 そのため、自分の利用環境に合わせてウォレットを選ぶ必要があります。 以下では、ホットウォレットとコールドウォレットの特徴を解説します。 ホットウォレット ホットウォレットは「取引所ウォレット(一部)」「ソフトウェアウォレット」などが該当します。 簡単に言えば、ネットに接続されているウォレットのことで入出金がしやすいという特徴があります。 頻繁に仮想通貨の取引をする場合は、ホットウォレットへの保管がおすすめです。 ただし、ネットに接続されている分ハッキングのリスクがある点に注意しなければいけません。 セキュリティをより高めたい方はホットウォレットではなく、コールドウォレットを選びましょう。 ホットウォレットの例 メタマスク ファントムウォレットなど コールドウォレット コールドウォレットは「ハードウェアウォレット」「ペーパーウォレット」などが該当します。 ホットウォレットの反対で、ネットに接続されていないためセキュリティが高いというメリットがあります。 セキュリティを強固にする場合におすすめですが、端末を購入したり、端末や紙を保管したりと現実で手間がかかる点は注意しましょう。 コールドウォレットの例 ビットフライヤーのウォレット(交換や送付に必要な最小限はホットウォレット) レッジャーナノ トレザー Bitaddressなど ウォレットに送金することで手数料が発生する可能性がある 取引所ウォレットを使う場合を除けば、基本的に仮想通貨ウォレットに資金を保管する際は取引所からウォレットへ仮想通貨を送金することになります。 取引所によっても変わりますが、ウォレットに仮想通貨を送金する際は手数料が発生する可能性があるので注意しましょう。 つまり、資金を守るために仮想通貨ウォレットを使っているのに、仮想通貨ウォレットを使うたびに資金が少なくなっていくとも言えます。 手数料で損をしたくないなら、仮想通貨は取引所のウォレットに入れたままにしておくのも一つの手です。 送金方法を間違えると仮想通貨が紛失する可能性がある 仮想通貨は送金先ウォレットのアドレスを入力することで、送金をすることができますが、送金先のアドレスを間違えると、仮想通貨が紛失する可能性があります。 そのため、送金アドレスは絶対に間違えないようにしましょう。 紛失のリスクを最低限に抑えるためにも、最初はテスト送金をすることをおすすめします。少額のテスト送金を行い、仮想通貨の送金が正しく行えていることが確認できたら、再度仮想通貨の送金を行いましょう。 1度仮想通貨の送金をすると、アドレスを登録することができるので今後はアドレス間違いをする心配はありません。 ネットワークの選択ミスも注意 アドレスの入力間違いだけでなく、別のネットワークの仮想通貨アドレスへ送信してしまうミスも起こりやすいです。例えば、イーサリアムクラシックを送金する場合に、イーサリアムのアドレスに送ってしまうと、仮想通貨が紛失してしまう可能性があります。 悪質なウォレットも存在する すべての仮想通貨ウォレットが安全とは限らず、一部では悪質なウォレットもあるため注意が必要です。 例えば、有名な仮想通貨ウォレットを模した偽サイトがあり、その偽サイトでウォレットをダウンロードしたら個人情報や仮想通貨を盗まれるという事例があります。 ほかにも通販サイトで非公式のウォレットを購入したら、ウォレットにウイルスが仕込まれていて個人情報や仮想通貨を盗まれるという例もあります。 安全に仮想通貨ウォレットを使うには、正しくウォレットの購入・ダウンロードすることが大事です。 過去の事例 2019年、ハードウェアウォレットのトレザーの偽アプリがGooglePlayに登場しました。2021年には海外取引所バイナンスの偽アプリも公開されています。接続して送金した場合は高確率で戻ってきません。 正しく管理をしないと仮想通貨が引き出せなくなる 正規で安全な仮想通貨ウォレットを使っていても、自分で正しく管理をすることは非常に重要です。 例えば、スマホやパソコンを買い替えた時に、リカバリーフレーズを忘れていると今まで保管していた仮想通貨は引き出せなくなってしまいます。 一般的なパスワードなどはパスワードを忘れたとしても、運営に問い合わせることで何らかの対処法があることが多いですが、仮想通貨ウォレットに関しては別です。 必要な場面でリカバリーフレーズを忘れると、仮想通貨ウォレットにアクセスすることは一切できなくなってしまうので注意しましょう。 注意点 リカバリーフレーズはパスワードのように変更・再設定することもできません。 仮想通貨ウォレットを安全に使うポイント これまで紹介したように、仮想通貨ウォレットは仮想通貨を紛失してしまうリスクなどがあります。 とはいえ、仮想通貨ウォレットは正しく使えば仮想通貨流出のリスクを防げる非常に有用なものです。 そこで、ここからは仮想通貨ウォレットを安全に使うポイント紹介していきます。 仮想通貨ウォレットを安全に使うポイント リカバリーフレーズは正しく管理する セキュリティを高めたいならコールドウォレットを活用する 取引所のウォレットを使うなら国内取引所を選ぶ ハードウェアウォレットは公式サイトから購入する ダウンロードする際はページに誤りがないか確認する リカバリーフレーズは正しく管理する 前述したように、必要な場面でリカバリーフレーズ(別名シードフレーズ)を忘れてしまうと、仮想通貨ウォレットにアクセスすることはできなくなります。 リカバリーフレーズを忘れたときの代替手段は一切なく、仮想通貨ウォレットに保管していた資金は今後一切手を付けられなくなります。 そのため、リカバリーフレーズは絶対に忘れないように正しく管理しましょう。 リカバリーフレーズを管理する方法は主に以下のとおりです。 リカバリーフレーズを管理する方法・紙にメモをする ・ハードウェアに保存する ・写真 or スクショを撮っておく リカバリーフレーズは絶対にオンラインで接続できる場所には保管しないでください。 パソコンやスマホのメモ帳などに保存すると、パソコンがハッキングされた際に簡単に仮想通貨ウォレットへアクセスできるようになってしまいます。 デジタルの媒体に保存するなら、オフラインのUSBやSDカードなどのハードウェアに保存しましょう。 紙にメモして保存する場合は、紛失しないように注意してください。可能であればメモした紙を金庫などに保管するのがベストです。 シードフレーズとは? | 管理方法、秘密鍵との違いを解説 セキュリティを高めたいならコールドウォレットを活用する ホットウォレットのセキュリティが低いわけではありませんが、よりセキュリティを高めたいならコールドウォレットのほうがおすすめです。 ホットウォレットはオンラインで接続された状態なので、ハッキングのリスクは否めません。 例えば、取引所のウォレットなら取引所がハッキングされてしまうと、仮想通貨が紛失してしまうリスクがあります。 また、ソフトウェアウォレットはご自身が所持しているスマホやパソコンがハッキングされると仮想通貨流出のリスクが出てきます。 コールドウォレットならオフラインで仮想通貨が保管されているため、ハッキングによって仮想通貨が流出する可能性はほぼありません。 注意点 コールドウォレットをパソコンに接続した際にハッキングをされることで仮想通貨が流出する可能性はわずかにあります。 取引所のウォレットを使うなら国内取引所を選ぶ 取引所のウォレットに仮想通貨を保管するなら、可能であれば国内取引所を選びましょう。 過去に国内取引所で仮想通貨流出事件が起きた際は、法定通貨での払い戻しや仮想通貨での補填などが行われています。 また、金融庁の指示により、仮想通貨の流出を防ぐために厳格な管理がされており、近年の国内取引所は特にセキュリティが厳重です。 もちろん海外取引所はセキュリティが低いわけではありませんし、流出した場合でも補填がされるケースはあります。しかし、そもそもとして海外取引所は日本に対してサービスを提供してはいけないことになっています。 そのため、海外取引所だと補填がされる保証はないということは理解しておきましょう。 ハードウェアウォレットは公式サイトから購入する ハードウェアウォレットは偽物や中古を使ってしまうと個人情報や仮想通貨が流出してしまう可能性があります。 特にありがちなトラブルとしては、Amazonやヤフオク、フリマサイトなどの通販サイトで購入したものが偽物というケースです。 Amazonやフリマサイトでは新品のように出品することは簡単です。また、一部では公式が出品しているように見せかけているショップも見られます。 このようなところから購入すると、ウォレットに事前にウイルスなどが仕込まれていて、流出する可能性があるので絶対に避けてください。 必ず公式サイトから購入して、新品のものを使いましょう。 ダウンロードする際はページに誤りがないか確認する ソフトウェアウォレットをダウンロードする際は、ページ・URLを確認することが大事です。 ソフトウェアウォレットの偽サイトは数多くあり、偽サイトにてウォレットをダウンロードして、送金などの手続きをしてしまうと、仮想通貨を盗まれてしまう可能性があります。 もしくはダウンロードをしただけで個人情報が抜かれてしまう可能性も考えられます。 そのため、正しく公式サイトにアクセスできているか確認することが大事です。 例えば、ウォレットを検索して、一番上位に出てくるサイトが本物であるとは限りません。 また、場合によっては公式のX(旧Twitter)が乗っ取られて、公式が偽サイトへ誘導するという事態も発生します。 そのため、公式サイトのURLをさまざまなサイトから情報収集して確認したうえでソフトウェアウォレットをダウンロードしましょう。 仮想通貨のハッキング事件が発生中、Twitter乗っ取りで偽サイトに誘導 まとめ 仮想通貨ウォレットは、仮想通貨を悪意から守るために重要なアイテムです。 しかし、使い方によっては手数料によって損をしてしまったり、利便性を損ねてしまったりします。 また、最悪の場合は、逆に仮想通貨を紛失するきっかけとなってしまいかねません。 本記事で紹介した注意点や安全に使うポイントをしっかりと理解したうえで、購入・ダウンロードに踏み切りましょう。
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2023/11/30NFT(Web3)ゲームおすすめランキング15選!特徴や稼ぎ方を解説
NFTゲーム(Web3ゲーム)は、ブロックチェーン技術を基盤にして作られたゲームです。 NFT化されたキャラクターやアイテムを使用し、遊びながら仮想通貨を得ることができるPlay to Earnが可能な、最近注目のゲームの種類の1つです。 どんなNFTゲームがあるの? みんながプレイしている有名なNFTはどれ? 楽しみながら稼げるおすすめのNFTゲームを知りたい! こんな疑問を持っている人に向けて、この記事ではおすすめのNFTゲームを紹介しています。 一般のゲームと同様に、NFTゲームにはいろんなジャンルがあります。自分が興味の持てるゲームがきっと見つかりますよ。 NFTゲームとは? 仕組みや特徴を解説 最初にNFTゲームの基本的な事項をおさらいします。 従来のゲームと異なる特徴的な点を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 NFTゲームとは? 仕組みや特徴を解説 ブロックチェーン技術でデータの改ざんや不正が困難 ゲーム内のアイテムやキャラクターがNFT化されており自分の資産になる ゲームをプレイして仮想通貨を獲得できる 初期費用がかかるものが多い 2029年までに36億米ドルの市場規模が見込まれる急成長市場 ブロックチェーン技術でデータの改ざんや不正が困難 NFTゲームの大きな特徴のひとつは、ゲームがブロックチェーンを基盤にして作られている点です。 ブロックチェーンは仮想通貨に使われている技術で、ブロックチェーン上に残されたデータの改ざんが困難な点がメリットです。 ブロックチェーン上にあるデータを自分に都合よく変えることは不可能です。また、不正なデータ操作を行った場合は、その履歴がブロックチェーン上に消えずに残ります。 この安全性により、現実世界で実際の価値を持つ資産をゲーム内で扱うことが可能になっています。 ゲーム内のアイテムやキャラクターがNFT化されており自分の資産になる 従来のゲームでは、ゲーム内で自分が保有しているアイテムやキャラクターは、自分の所有物ではないため、不当にアカウントデータを販売するなどの方法を除いてそれを他者に売却したり貸与したりすることはできませんでした。 これに対して、アイテムやキャラクターがNFT化されているNFTゲームでは、ゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターは自分の*資産になります。*アイテムに価値がついている場合に限る そのため、アイテムやキャラクターの売却や貸与によって利益を得ることが可能な点が、NFTゲームの大きな特徴です。 NFTとは? 「Non-Fungible Token」(非代替性トークン)の頭文字を取ったものです。個々が識別されており、所有者などの記録が改ざん不能な状態でブロックチェーンに書き込まれているトークンを指します。 ゲームをプレイして仮想通貨を獲得できる 多くのNFTゲームでは、ゲーム内でのミッションクリアやバトルの勝利報酬として、仮想通貨が獲得できます。 これをPlay to Earnと呼びます。一般的にゲームをやり込むほどより効果的に仮想通貨が手に入る傾向があります。 従来のゲームではゲームそのものの面白さがモチベーションでしたが、NFTゲームではそこに金銭的なメリットが新たに加わります。 初期費用がかかるものが多い NFTゲームの主な初期費用 NFTキャラクターやNFTアイテム、NFTトレーディングカードの購入費 ゲームに使用する仮想通貨の購入費用 取引所やウオレットへの送金費用 NFTゲームでは、ゲームを開始する時に初期費用が掛かるものが多いのが実情です。 例えばトレーディングカードゲームでは、ゲームを開始する時点でカードが必要なため、カードを購入しなければなりません。 NFTキャラクター同志のバトルゲームでも、必要なNFTキャラクターや最低限のアイテムをそろえるために、NFTを購入する必要があります。 無料でプレイが開始できるNFTゲームも多くありますが、無料で手に入るカードやキャラクターではバトルに勝つのが難しく、効率的にゲームを進めることはできないケースが多いです。 多くのNFTゲームでは、ある程度の初期費用が必要になることを認識しておきましょう。 2029年までに36億米ドルの市場規模が見込まれる急成長市場 NFTゲームは注目を集めている成長市場のひとつです。 QYResearchが発行した最新市場調査レポート「世界のNFTゲームPlay to Earning市場レポート 2023-2029年」によると、世界のNFTゲームPlay to Earning市場の規模は2022年には755百万米ドルでした。 今後は21.3%の年間平均成長率(CARG)で成長し、2029年には3618.4百万米ドルに達すると見込まれています。 現在稼働中のプロジェクトには多くの資金が集まり、新しいプロジェクトもたくさん立ち上がることが予想される、動きの激しい見逃せない領域です。 QYResearchのNFTゲーム市場調査レポートはこちら おすすめのNFTゲームランキング12選 NFTゲームの基本事項のおさらいが完了したので、次は実際のNFTゲームを見ていきましょう。 現在遊ぶことができるNFTゲームは多くありますが、その中でも楽しめてしっかり稼ぐことができるおすすめの12選を紹介します。 おすすめのNFTゲームランキング12選 Sorare Axie Infinity The sandbox 元素騎士オンライン Crypto Spells PROJECT XENO Illuvium STEPN Skyweaver My Crypto Heros THETAN ARENA MIR4 Sorare(ソラーレ) Sorareの基本情報 名称 Sorare ジャンル トレーディングカードゲーム 提供者 Sorare SAS(フランス) プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン イーサリアム ゲームで使用するトークン ETH 無料プレイ 可能 公式サイト https://sorare.com/ Sorareの特徴 実在のアスリートを対象にしたトレーディングカードゲーム 試合の戦績やカードの売買で利益が得られる 現実世界での戦績がゲームに影響する Sorareは、現実世界で活躍するアスリートを対象にしたトレーディングカードゲームです。ゲームのリリース当初はサッカーが対象でしたが、バスケット(NBA)や野球(MLB)のサービスも始まっています。 全世界で300万人以上の利用者がおり、NFTゲームの中では屈指のプレーヤー数です。 Sorareでは、個々のアスリートがトレーディングカードになっており、持っているカードでチームを作って他のチームと対戦します。 成績に応じて報酬が得られるので、よりレアリティが高くパフォーマンスがよいカードを集めて、戦績を上げていくのがこのゲームの基本的な遊び方です。 Sorareで特徴的なのが、現実世界でのアスリートの成績がゲームの勝敗に影響する点です。アスリートの現実世界の成績を継続的にフォローしてゲームでの戦略に生かすのが、Sorare独自のやり込み方です。 個々のカードはNFTになっており、レアリティに応じて発行枚数が限定されています。マーケットプレイスで売買されているので、集めたカードを売ることでも利益を得ることができます。 無課金で始められるゲームですが、強いチームを作るにはレアリティの高いカードを買う必要があります。無課金で利益を得るのはなかなか困難なゲームですね。 Sorareが3D選手カードをNFTとして発売|AR機能も導入 Sorareの公式サイトはこちら Axie Infinity(アクシーインフィニティ) Axie Infinityの基本情報 名称 Axie Infinity(アクシーインフィニティ) ジャンル 育成型バトルゲーム 提供者 SkyMavis社(ベトナム) プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン Roninサイドチェーン ゲームで使用するトークン ガバナンストークン:AXS ゲーム内通貨:SLP 無料プレイ 可能 公式サイト https://axieinfinity.com/ Axie Infinityの特徴 Play to EarnをメジャーにしたNFTゲームの代表格 アクシーと呼ばれるキャラクターを購入・繁殖・育成してバトルする育成ゲーム バトルの褒章やアクシーの売買で稼ぐことができる Axie Infinityは、アクシーと呼ばれるキャラクターを育てて他のプレーヤーのアクシーと戦う、育成型のバトルゲームです。 バトルの勝敗やクエストの完了によってゲーム内通貨のSLPや、ガバナンストークンのAXSが獲得できます。 また育成したアクシーはNFT化されており、マーケットプレイスで売買することができます。2体のアクシーからブリードによってより高額で売れるアクシーを作り出すことも可能です。 アクシーの所有者(オーナー)がアクシーを他のプレーヤー(スカラー)に貸し出すスカラーシップの仕組みもあります。スカラーがバトルで得たSLPを一定の割合でオーナーが受け取ることができます。 2018年にリリースされ、稼げるゲームとして東南アジアを中心に一気に広がり、Play to Earnの代表格のゲームになりました。フィリピンではAxie Infinityを中心に生計を立てる人が現れたのを覚えている人も多いでしょう。 Axie Infinity(アクシー)がiOSアプリをリリース、NFTのAxieが使用可能に Axie Infinityの公式サイトはこちら The sandbox(ザ・サンドボックス) The Sandboxの基本情報 名称 The Sandbox(ザ・サンドボックス) ジャンル メタバース 提供者 PIXOWL社(香港) プレイ環境 ブラウザ 基盤のブロックチェーン イーサリアム ゲームで使用するトークン SAND 無料プレイ 可能 公式サイト https://www.sandbox.game/ The Sandboxの特徴 ゲームというよりは、NFTで構成されたメタバース空間 NFT化された土地(LAND)上にボクセルアートやオリジナルゲームを構築できる LANDやボクセルアートの売買やオリジナルゲームの有料化で稼げる The Sandboxは、ゲームというよりはNFTで構成されたメタバース空間です。アバターを通じてThe Sandbox内を冒険し、世界中の人と交流することができます。 空間内は立方体を組み合わせたボクセルアートで構成されており、LANDと呼ばれる土地の上にボクセルアートやゲーム配置してエンターテイメント空間を作りあげます。 多くの人や企業が集まり、それぞれが作り上げた独自の空間の集積がThe Sandboxです。 The Sandboxで使用されているゲーム内通貨がSANDです。国内の仮想通貨取引所でも取引できます。 ゲーム内の土地であるLANDの売買やレンタル、自分で作ったボクセルアートの販売などで、SANDを得ることが可能です。 また、自分がLAND上に配置したゲームでもプレイヤーから収益を得ることができるので、オリジナリティのある空間を作れば大きな利益につながりますよ。 NFTメタバース、The SandBoxがスマホ版を開発中|2024年の公開を示唆 The Sandboxの公式サイトはこちら 元素騎士オンライン 元素騎士オンラインの基本情報 名称 元素騎士オンライン ジャンル ファンタジーRPGゲーム、メタバース 提供者 Metap,Inc. プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン Polygon ゲームで使用するトークン ガバナンストークン:MV ゲーム内通貨:ROND 無料プレイ 可能 公式サイト https://genso.game/ 元素騎士オンラインの特徴 実績のある3DMMORPGをベースにしたメタバース上のファンタジーRPGゲーム ゲームで収集したアイテムや装備を売買することで稼げる LANDを購入し、そこにオリジナルのマップを作成して入場料を徴収可能 元素騎士オンラインは、Web3.0×ファンタジー×メタバースを狙ったオンラインRPGゲームです。 累計800万ダウンロードを達成した3DMMORPGの「エレメンタルナイツ」をベースにしており、世界観を踏襲しながら、NFTゲームのPlay to Earnの要素がしっかり盛り込まれています。 元素騎士オンラインでは、ゲーム内で収集したアイテムや装備を販売することが可能です。 特に、キャラクターのステータスに大きく影響し見た目も変えることができるオシャレ装備は、高い価格で売買されています。 他のプレーヤーに一時的にオシャレ装備を貸し出して利益を得るスカラーシップ制度もあるので、ゲームを有利に進める上でも収益の面でもオシャレ装備は有効です。 さらにゲーム内の土地であるLANDを購入し、そこに敵やキャラクターを配置したオリジナルのマップを作成してプレーヤーから入場料を取ることもできます。 RPG好きの人ならやり込み要素が満載で利益も得られるNFTゲームですね。 元素騎士オンラインの公式サイトはこちら Crypto Spells(クリプトスペルズ) Crypto Spellsの基本情報 名称 Crypto Spells ジャンル トレーディングカードゲーム 提供者 CryptoGames Inc.(日本) プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン TCG VERSE(OasysのL2チェーン) ゲームで使用するトークン ゲーム内通貨:SPL ミッション報酬:MCHC 無料プレイ 可能 公式サイト https://cryptospells.jp/ Crypto Spellsの特徴 カードがNFT化され発行枚数が限定されたトレーディングカードゲーム カードは自由に売買でき、オリジナルカードを発行することもできる 日々のミッションをクリアするとMCHCトークンを得られる カードのレアリティが重要なトレーディングカードゲームは、NFTと最も親和性が高いゲームジャンルのひとつです。 Crypto Spellsは日本初のNFTトレーディングカードゲームです。集めたカードで自分だけのデッキを組んで対人・CPUと対戦します。 カードはNFT化されており、保有枚数と所有権がブロックチェーンで安全に管理されています。 そのため、自分のカードは自由に売買可能です。レアリティの高いカードは発行枚数が10枚以下に限定されており、高い価格で取引されます。 また、カード発行権を使えば、プレーヤーが自分のオリジナルカードを発行可能です。カード発行権はゲーム内で獲得できますよ。 カードの売買収入だけでなく、日々のミッションをクリアするとMCHCトークンを得られるPlay to Earnの要素も盛り込まれているので、稼ぎ方の幅が広いNFTゲームです。 Crypto Spellsの公式サイトはこちら PROJECT XENO(プロジェクト ゼノ) PROJECT XENOの基本情報 名称 PROJECT XENO ジャンル 育成型バトルゲーム 提供者 EPOCH FACTORY社(日本) プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン BSC(BNB Chain) ゲームで使用するトークン ガバナンストークン:GXE ユーティリティトークン:UXE 無料プレイ 可能 公式サイト http://project-xeno.com/ PROJECT XENOの特徴 NFTキャラクターを駆使した対人バトルゲーム NFT化されたキャラクター・アイテムの売買やバトル報酬で利益を得ることができる 人気Youtuberヒカルなどの著名人がアンバサダーとしてサポート PROJECT XENOは、NFT化されたキャラクターやアイテムを駆使して対人バトルを楽しむNFTゲームです。 2023年5月10日、プロジェクト発足から約一年の短い準備期間で正式サービス版をリリースし、ガバナンストークンGXEの国内取引所への上場も達成して、今勢いに乗っているゲームです。 XENOと呼ばれるNFTキャラクターを獲得・育成しWEAPONやCHARMといったNFTアイテムを装備させて、他のプレーヤーのXENOと戦います。 対人バトルの報酬として仮想通貨やNFTを得るだけでなく、PROJECT XENOのマーケットプレイスでのキャラクターやアイテムの売買で稼ぐことができます。 ROJCET XENOではワールドワイドでの認知度を上げるため、地域ごとに著名人と提携しています。 日本国内向けには、トップYouTuberのヒカルがPROJCET XENOのアンバサダーに就任しました。 ヒカルとPROJCET XENOがコラボしたNFTセールを行うなど、PROJECT XENOのマーケティングに大きく貢献しており、これからの一層の広がりが期待できるゲームです。 PROJECT XENOのガバナンストークンGXEとは? PROJECT XENOの公式サイトはこちら Illuvium(イルビウム) Illuviumの基本情報 名称 Illuvium ジャンル 育成型バトルゲーム 提供者 Illuvium社(オーストラリア) プレイ環境 スマホアプリ、ブラウザ 基盤のブロックチェーン immutable X(イーサリアムのレイヤー2ソリューション) ゲームで使用するトークン ILV 無料プレイ 可能 公式サイト https://illuvium.io/ Illuviumの特徴 SFファンタジーをモチーフにしたNFTゲーム NFT化されたモンスター(イルビアル)を捕獲・育成してバトル NFT化されたイルビアルやアイテムを売買して稼げる Illuviumは、SFファンタジーをモチーフにしたNFTゲームです。 荒廃した惑星を探索してイルビアルと呼ばれるモンスターを発見し、捕まえて仲間にします。そして仲間のイルビアルを育成して、他のプレーヤーのイルビアルと戦います。 ポケモンをイメージすればその雰囲気がわかるでしょう。 イルビアルはNFT化されており、売買が可能です。出現数が限定されているため、希少価値が高いイルビアルを捕獲できれば、大きな利益を得ることができます。 またゲーム内で見つけたアイテムも取引が可能です。 またIlluviumでは、ゲームが行われる土地(LAND)の売買も行われています。LANDから抽出される燃料を売却して利益が得られます。 ブロックチェーンゲーム『Illuvium』 / $ILV とは?プロジェクトの概要を徹底解説! Illuviumの公式サイトはこちら STEPN(ステップン) STEPNの基本情報 名称 STEPN(ステップン) ジャンル Move to Earn 提供者 Find Satoshi Lab プレイ環境 スマホアプリ(iOS、Android) 基盤のブロックチェーン Solanaチェーン BNBチェーン イーサリアム(ERC20)-APEチェーン ゲームで使用するトークン ユーティリティトークン:GST(グリーンサトシトークン) ガバナンストークン:GMT(グリーンメタバーストークン) 無料プレイ 不可 公式サイト https://www.stepn.com/ STEPNの特徴 ウォーキングやランニングによって仮想通貨を得るMove to Earn NFT化されたスニーカーを購入して移動するとGSTを獲得できる 所持しているNFTスニーカーはマーケットプレイスで売買可能 STEPNは現実世界でウォーキングやランニングをすることによって仮想通貨を得ることができるNFTゲームです。現実世界で移動して利益を獲得できるので、このジャンルのゲームをMove to Earnと呼びます。 STEPNのマーケットプレイスでNFTスニーカーを購入してウォーキングやランニングを行うと、ユーティリティトークンであるGST(グリーンサトシトークン)を獲得することができます。 効率よくGSTを得るには、NFTスニーカーのレベル上げが必要です。また、レアリティの高いスニーカーを使えばさらに効率的に稼ぐことができます。 所持しているNFTスニーカーはもちろん売却できます。性能の良いスニーカーは高い価格で取引されるので、大きな利益を獲得できます。 NFTスニーカーの購入費用はゲーム開始時に必要なため無料ではプレイできませんが、日々のウォーキングやランニングが報酬につながるので、モチベーションを上げるには効果的なゲームです。 STEPNとは?概要や始め方について解説 STEPNの公式サイトはこちら Skyweaver(スカイウィーバー) Skyweaverの基本情報 名称 Skyweaver(スカイウィーバー) ジャンル トレーディングカードゲーム 提供者 Horizon Blockchain Games(カナダ) プレイ環境 スマホアプリ(iOS、Android)、ブラウザ 基盤のブロックチェーン Polygonチェーン(イーサリアムブロックチェーンのレイヤー2) ゲームで使用するトークン USDC 無料プレイ 可能 公式サイト https://www.skyweaver.net/ Skyweaverの特徴 NFT化されたカードによるトレーディングカードゲーム カードはマーケットプレイスで取引可能 カード購入の初期費用が不要で、無料でプレイできる Skyweaverは、トレーディングカードゲームです。カードでデッキを組んで対戦し、勝利するとカードを獲得することができます。 カードはNFT化されており、マーケットプレイスで売買されています。強力なカードを購入してデッキを強化したり、不要なカードを売却して利益を得ることが可能です。 カードは「ベーシックカード」「シルバーカード」「ゴールドカード」3種類があり、このうちシルバーカードとゴールドカードのみが取引の対象です。 シルバーカードはランク戦で、より価値の高いゴールドカードは他のプレーヤーと3回線を行うコンクエストで獲得できます。 トレーディングカードゲームでは、カードを購入するための初期費用がかかる場合が多いですが、Skyweaverは完全に無料でプレイ可能です。 ゲームを開始したらベーシックカードが配布されるため、これだけでも十分にプレイすることができますよ。 Skyweaverの公式サイトはこちら My Crypto Heros(マイクリプトヒーローズ) My Crypto Herosの基本情報 名称 My Crypto Heros(マイクリプトヒーローズ) ジャンル MMORPG 提供者 MCH株式会社(日本) プレイ環境 スマホアプリ(iOS、Android)、ブラウザ 基盤のブロックチェーン Polygonチェーン(イーサリアムブロックチェーンのレイヤー2) ゲームで使用するトークン MCHC、ゲーム内通貨:GUM 無料プレイ 可能 公式サイト https://www.mycryptoheroes.net/ My Crypto Herosの特徴 歴史上のヒーローを使ってプレイできる2018年リリースのMMORPG キャラクターやアイテムはマーケットプレイスで取引可能 無課金でも遊べるが、効率は悪くなかなか稼げない My Crypto Herosは、NFTという言葉がメジャーになる前の2018年にリリースされた日本初のNFTゲームです。 「織田信長」や「アインシュタイン」といった歴史上のヒーローを使ってプレイできるMMORPGで、プレイヤー間の対人対戦も可能です。 キャラクターやアイテムはNFT化されており、マーケットプレイスで売買することができます。 特にレアなアイテムやキャラクターは成長させてレベルを上げてから売却するほうが、高い価格で売れます。 My Crypto Herosは無課金でも遊べます。ただし、効率的にゲームをすすめたい場合はキャラクターやアイテムを初期投資として購入しましょう。 My Crypto Herosの公式サイトはこちら THETAN ARENA(シータンアリーナ) THETAN ARENAの基本情報 名称 THETAN ARENA(シータンアリーナ) ジャンル MOVA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ) 提供者 Wolffun Game プレイ環境 スマホアプリ(iOS、Android)、Windows 基盤のブロックチェーン BNBチェーン ゲームで使用するトークン Thetan Coin(THC) Thetan Gem(THG) 無料プレイ 可能 公式サイト https://thetanarena.com/ THETAN ARENAの特徴 スマホでできるMOVAゲーム バトルの勝利でゲーム内通貨gTHCを獲得できる 無課金でも始められるが、キャラクターの購入がおすすめ THEATAN ARENAは、スマホでできるMOVA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ゲームです。MOVAはオンラインで繋がったプレイヤーとチームを組んで、限られた区域で戦うゲームのこと指します。 個々のプレーヤーが育成したキャラクターをチームに分けて対戦するのが基本のゲームで、勝利するとゲーム内通貨gTHCがもらえます。gTHCは仮想通貨THCと交換でき、THCは仮想通貨取引所で日本円に交換できます。 キャラクターはNFT化されているので、育成したものを売買やレンタルして収益を得ることが可能です。 キャラクターにはレベルがあり、レベルが高いほどgTHCの獲得量が増えるのでより高い価格で取引されます。 THEATAN ARENAは無課金でも始められるゲームです。しかし、無課金で入手できるキャラクターはgTHCの獲得量が低いため、キャラクターを購入してプレイしたほうが効率的にゲームを進めることができます。 THETAN ARENAの公式サイトはこちら MIR4(ミル4) MIR4の基本情報 名称 MIR4 ジャンル MMORPG 提供者 WEMADE Co., Ltd.(韓国) プレイ環境 スマホアプリ、Windows、Mac 基盤のブロックチェーン WEMIX ゲームで使用するトークン DRACO 無料プレイ 可能 公式サイト https://mir4global.com/ MIR4の特徴 韓国のWEMADE社が開発した東洋ファンタジー系MMORPG キャラクターやアイテムはNFT化されており売買可能 ゲーム内で収集した「黒鉄」から仮想通貨DRACOを生成できる MIR4は、韓国のWEMADE社が開発したMMORPGゲームです。「龍と人々の物語」がサブタイトルとなっており、東洋系ファンタジーを題材にした奥深い世界観がベースとなっています。 170ヵ国、12言語でリリースされており、ゲーム内のチャットも翻訳機能が連携しているため、世界中のプレイヤーと共にMIR4の世界を楽しむことができます。 ゲーム中に登場するキャラクターやアイテムはNFT化されており、売買が可能です。レアなアイテム等を入手した場合は大きな額を稼ぐことができます。 またMIR4は、キャラクターやアイテムの作り込みが詳細に行えるので、自由度が高いデザインのものが作り出せます。 さらにゲーム内で仮想通貨のDRACOを稼ぐことができます。ゲーム内で採掘やミッションクリアで得られる「黒鉄」からDRACOを生成することが可能で、他にはないMIR4の特徴です。 MIR4は無料でプレイすることもできます。「黒鉄」を集めるのは無料プレイでも可能なので、初期の投資がなくても比較的稼ぎやすいNFTゲームです。 MIR4の公式サイトはこちら 今後リリース予定の期待のNFTゲーム3選 NFTゲームには現在進行中のプロジェクトもたくさんあります。 その中で特に期待が高いものを3つ紹介しましょう。 今後リリース予定の期待のNFTゲーム3選 Chain Coloseum Phenix Gas Hero Genopets Chain Coloseum Phenix(チェインコロシアムフェニックス) Chain Coloseum Phenixの基本情報 名称 Chain Coloseum Phenix ジャンル ターン制バトルRPG 提供者 METAVERSE.INC リリース時期 2023 Q4 オープンベータ版リリース予定 プレイ環境 iOS,Android 基盤のブロックチェーン MCH Verse(Oasysのレイヤー2) ゲームで使用するトークン CCP(Chain Colosseum Phoenix)、OAS 無料プレイ 可能 公式サイト https://phoenix.chaincolosseum.org/ Chain Coloseum Phenixの特徴 ヒーローと敵モンスターによるターン制バトルがメインのゲーム ヒーローはNFT化されており売却することが可能 2023年4Qにはβテスト開始予定 Chain Coloseum Phenixは、プレーヤーが保有するヒーローと敵モンスターがターン制でバトルするRPGです。 バトルに勝利するとユーティリティトークンのCCPが獲得できます。CCPによりヒーローのレベルアップや新しいヒーローのミントができるなど、ゲームを有利に進めることが可能です。 Chain Coloseum PhenixではCCPの価値を安定的に保つための仕組みが数多く導入されています。CCPが暴落することにより収益の乱高下やゲームバランスが大きく変わることを防ぎます。 Chain Coloseum PhenixのヒーローはNFT化されており、取引で収益を得ることが可能です。よりレアリティの高いヒーローを集めて、より高い収益を得るのがChain Coloseum Phenixの稼ぎ方です。 現在closed-αのテストが完了し、2023年4Qにはβテストが始まります。これまでNFTのセールなどを重ねてきましたが、いよいよ本格的な始動を迎えて、期待が高まりますね。 Chain Coloseum Phenixの公式サイトはこちら Gas Hero(ガスヒーロー) GAS HEROの基本情報 名称 GAS HERO ジャンル web3ソーシャル&ストラテジーゲーム 提供者 Find Satoshi Lab リリース時期 2023年末にローンチ プレイ環境 スマホ、PC 基盤のブロックチェーン Polygon(ポリゴン) ゲームで使用するトークン GMT 無料プレイ 不明 公式サイト https://gashero.com/ GAS HEROの特徴 STEPNを開発したFind Satoshi Labが開発中のNFTゲーム AIによる攻撃後のディストピアがゲームの舞台 リリース時期は2023年末だが、ゲーム内容はまだ十分公開されていない GAS HEROは、STEPNを開発したFind Satoshi Labが現在開発中のNFTゲームです。 ストーリーは、2084年のAIによる攻撃を受けた後が舞台です。AIに対抗するため人間側が開発したGAS HEROによって人間社会が再興していく、そういう世界観でゲームが展開されます。 ChatGPTなどの生成AIが人間社会に浸透し始めてきた今だから、一層考えさせられる深さがありますね。 ゲーム内容は単なるバトルの勝ち負けが目的ではなく、権力、富、名声などを複合的に競い合うweb3ソーシャル&ストラテジーゲームであることが、Find Satoshi Labによって示唆されています。 2023年末にローンチされる予定ですが、まだ開発中の段階で、ゲームの内容は十分公開されていません。しかし、STEPNを産んだFind Satoshi Labらしい野心的なものになるのは確かなようですね。 STEPNを生んだFSLの新作ゲーム「Gas Hero」AMA内容まとめ GAS HEROの公式サイトはこちら Genopets(ジェノペッツ) Genopetsの基本情報 名称 Genopets ジャンル Move to Earn 提供者 GENOPETS リリース時期 2024年 プレイ環境 iPhone、Android 基盤のブロックチェーン Solana ゲームで使用するトークン ガバナンストークン:GENE ゲーム内トークン:KI 無料プレイ 可能 公式サイト https://www.genopets.me/ Genopetsの特徴 Move to EarnとPlay to Earnがリンクしたゲーム 歩いてジェノペットを育成し、バトルで仮想通貨を稼げる リリース時期は2024年を予定 Genopetsは、歩いて稼ぐMove to Earnとゲームをプレイして稼ぐPlay to Earnの両方がリンクしたゲームです。 現実世界のウォーキングやランニングでジェノペットと呼ばれるモンスターを育成し、ジェノペット同志のバトルで仮想通貨を得ることができます。 ジェノペットはNFT化されており、売買が可能です。レベルの高いジェノペットは高額で売却できるので、日常的に運動をするモチベーションになります。 ゲームの報酬はゲーム内トークンのKIで支払われます。KIは換金できませんが、いくつかの海外取引所に上場されているGENEに交換できます。 ゲームの開始時にジェノペットが一匹配布されるので、無料でプレイすることができるのもGenopetsの良い点です。 公式ページのロードマップによるとゲームのリリースは2024年です。最新の情報は公式Xから取得しましょう。 Genopetsの公式サイトはこちら NFTゲームについてよくある質問 ここまで、おすすめのNFTゲームについて紹介しました。楽しみながら稼げるゲームがたくさんありましたね。 ここからはNFTゲームについてよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 NFTゲームについてよくある質問 NFTゲームはスマホでもできますか? NFTゲームに年齢制限はありますか? NFTゲームは無課金で遊べますか? NFTゲームでどのぐらい稼げますか? NFTゲームで得た利益は税金が発生しますか? NFTゲームはスマホでもできますか? 多くのNFTゲームは、iOSやAndroid向けのアプリを提供しています。スマホから使いやすいような工夫をしているゲームもあります。 スマホからでも問題なくNFTゲームを遊べますよ。 NFTゲームに年齢制限はありますか? NFTゲームそのものが対象年齢を限定している場合があります。 NFTゲームが対象年齢を設定していない場合でも、NFTゲームの収益を現金化するために仮想通貨取引所を開設する必要があります。 国内では仮想通貨取引所の口座開設年齢が限定されている場合が多いので、こちらも年齢にかかわる制限事項になります。 NFTゲームは無課金で遊べますか? 多くのNFTゲームは無課金でも始められます。ゲーム開始時に最低限必要なキャラクターやアイテムが無料で提供され、ゲームを始めることは可能です。 ただし、ゲームを有利に進めて効率的に稼ぐためには、ある程度以上強力なNFTを購入する必要があります。 NFTゲームを楽しむには、それなりの初期投資が必要だと認識しておきましょう。 NFTゲームでどのぐらい稼げますか? どのぐらい稼げるかはNFTゲームによって異なります。また、ゲームを有利に進めるためにどの程度の初期投資を行ったかによっても変わります。 概して言えば、しっかりやり込んだ場合でも月額で数千円から数万円の収入が一般的でしょう。 以前は、Axie InfinityのようにNFTゲームが生計の中心になるような極端な場合もありましたが、現在はこういう状況はほとんど発生していません。 NFTゲームで得た利益は税金が発生しますか? NFTゲームで得た利益やNFTを売却した利益は、雑所得に区分され課税対象になります。 雑所得が20万円を超える場合には確定申告が必要になるので、NFTゲームで得た収入はしっかりと管理しておきましょう。 まとめ この記事では、数多くあるNFTゲームの中からおすすめのものを厳選して紹介しました。 NFTゲームは、ゲームをプレイしながら利益を得ることができます。バトルの勝利報酬が得られるだけでなく、ゲームで使用できるレアリティの高いNFTを売買すれば大きな利益になります。 でも、ゲームは楽しむためのものでもあります。この記事で紹介したNFTゲームは、どれも奥深いやり込み要素がいっぱいで、しっかり楽しめて稼げるものばかりです。 多くのゲームは無料プレイが可能なので、まずは無課金で試してみましょう。
初心者向け
2023/09/09「秋田県災害復興支援NFT」の購入ガイド【初心者向け】
本記事は、秋田県災害復興支援を目的とした「A Love Movement」の大久保 鉄三氏がデザインした「スマイルくん」のNFTを初めて購入する方向けの記事です。 関連:「自然災害復興支援NFTプロジェクト」立ち上げと「秋田県災害復興支援NFT」販売開始のお知らせ PCでNFTを購入するまでの過程をステップバイスッテプで分かりやすく解説しています。 NFT初心者の方でも手順に沿って一つ一つ行えば決して難しくありませんので、ぜひこの機会にNFTの世界に入ってみてください。 NFT「Smile-kun Akita」の概要 「自然災害復興支援NFTプロジェクト」では、ロサンゼルスの現代アーティスト、大久保 鉄三氏とコラボレートし、2023年7月の秋田県豪雨災害の復興を支援するNFTを販売致します。 今回のデザインでは、背景色を秋田県のシンボルカラーに近づけ、A Love Movementでも初期の頃から長く多くのお客様に愛されている「スマイルくん」を採用。秋田美人のようなキレイな「まつ毛」を従来のデザインに組み込みました。 寄付の方法として今回選択されたNFTとは、"Non Fungible Token ( ノンファンジブルトークン )の略で、直訳すると非代替性資産となります。 NFTではブロックチェーンの技術が活用されることで、デジタルデータに固有の価値が付くようになり、「誰 ( どのウォレット ) が所有しているのか。」、「 いつそのデータが他に譲与されたのかが」分かることで偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータとも言いかえれます。 今では、様々なシーンでNFTの活躍が始まりましたが、今回のチャリティ活動の参加により獲得できるNFTには、「秋田県への自然災害への復興支援の証明」、そして「その証明書で獲得したNFTは同じデザインではあるものの、唯一無二の偽造不可のデジタルアートである」と認識ください。 事前準備 まず、NFTを購入する前の事前準備として取引所の開設からウォレットに$ETHを送金するまでの手順をご案内します。 取引所と$ETH、ウォレットの準備が既にお済みの方は、NFTの購入方法まで飛んでください。 4つの事前準備 1、取引所の口座開設 2、ウォレットの準備 3、取引所へ入金 / $ETHの購入 4、ウォレットへの$ETH送金 取引所の口座開設 NFTの購入には仮想通貨$ETHを日本の取引所で購入する必要があります。おすすめの国内取引所はOKCoinJapanです。 OKCoinJapanは、日本の金融庁に、暗号資産交換業者の第00020号として登録されており、24時間365日、入出金に即時対応、セキュリティの高さや丁寧なカスタマーサポートが特徴の取引所です。また、現在はeKYCが主流のため、登録から入金までが最短即日で可能です。 本人確認と二段階認証の手順も併せて解説するのでぜひ目を通してください。 OKCoinJapanの登録方法 メールアドレスとパスワードでアカウント作成する まず、OKCoinJapanの公式サイトにアクセスします。 右上の「アカウント登録」をクリックしてください。 メールアドレスとパスワードを入力します。 メールアドレスを入力後、送信ボタンを押すと認証コードが届くのでこちらも入力してくださいね。 こちらでアカウント登録は完了です。そのままアカウント設定に進むをクリックしましょう。 携帯電話番号を登録する 続いて基本情報を入力していきます。携帯電話番号の右にある「設定」へ進みましょう。 日本が選択された状態で携帯電話番号を入力してください。SMS認証コードを送信して、届いたコードを入力します。同じくメール認証ももう一度行いましょう。 基本情報を入力する 住所や職業などの情報を入力していきます。この後、本人確認に進むので本人確認書類と同じ住所を入力してくださいね。 入力内容を確認したら「次へ」をクリックします。 次に取引目的を選択し、取引経緯やその他の情報を選択し「保存」→「次へ」をクリックします。 本人確認を完了する 続けて、本人確認を完了させましょう。本人確認は審査期間が短いeKYCのご利用をお勧めします。今回はeKYCのやり方を説明していきます。 eKYCにはOKCoinJapanのアプリが必要なので先にダウンロードしておきましょう。(OKCoinJapanアプリ:iOS/Android) まず、パソコンに表示されたQRコードをスマホで読み取ります。本人確認の作業が開始されるので手順にそってeKYCを進めましょう。 本人確認作業が済んで問題がなければそのまま「申し込む」→「提出」をクリックして完了です。 ウォレットの準備 - Memaskのインストール方法 取引所の口座開設の申請をしている間にウォレットの準備を行います。今回はウォレット「Metamask」を例にして実際の手順を解説していきます。 Metamaskのインストール方法 まずMetaMaskの公式ページにアクセスします。 (MetaMaskは現在Chrome、Brave、Firefox、Edgeの4つのブラウザに対応しており、今回はChromeを例にして解説します。) またスマホアプリからでも利用可能になります。ぜひこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! まず、公式HPの「Download for (Chrome)」をクリックしてブラウザに直接インストールしましょう。 下記のような画面が出てくるので、「Chromeに追加」をクリック。 画面が切り替わるので右側の「Chromeに追加」をクリックするとインストールされます。 ダウンロードが完了すると、サイト画面が切り替わり上記のような画像が表示されるので「開始」をクリックして、そのままウォレットを作成していきます。 次画面で「ウォレットを作成」をクリック。(インポート方法は後述しています。) 上記の項目に問題が無ければそのまま「同意する」を押して次に進みましょう。 次にパスワードを設定します。 *ここで作成したパスワードはMetaMaskにアクセスする際に今後必要となるので、忘れないよう紙に書いての保存するなどをしっかりと保管しておきましょう。 パスワードを入力し、利用規約に問題が無ければ「作成」をクリックします。 次の画面でシークレットリカバリーフレーズ(ウォレットを復元できるパスワード)の解説動画が流れます。 右下の設定から日本語字幕が選択できるので、知識に不安がある方は動画を見て勉強しておきましょう。問題無ければ「次へ」を押します。 上記のようなシークレットリカバリーフレーズの確認画面が表示されたら、赤枠の部分をクリックし、表示される英単語を紙にメモしましょう。 *シークレットリカバリーフレーズは金庫における「鍵」のような存在で、作成したウォレットにアクセス出来てしまう非常に重要なものです。必ずオフラインでしっかりと保管しておきましょう。 メモが終わり「次へ」をクリックすると、英単語が表示されるので先ほどメモした英単語を左上から順番に選択していきます。 上記画像のような画面が表示されれば、ウォレットの作成が完了となります。 MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法を覚えておこう 取引所への日本円入金 | $ETHの購入方法 取引所での口座開設が完了したら、取引所へ日本円を入金して$ETHを購入しましょう。入金時の手数料は無料です。 *こちらはOKCoinJapanの公式サイトより引用しております。 入出金口座の利用ガイド PC、スマホ、アプリからの3通りの方法が選択できますが、今回PC版からの入金方法について記載します。 *それ以外の方法については、OKCOIN JAPANのサイトよりご確認ください。 ①ホームページ右上にある「資産管理」より「日本円入金」をクリックします。 ②ページ中央にある「振込入金」をクリックし、ポップアップの「はい」をクリックします。 ※一度クリックすれば、入金が完了するまで③の振込先口座情報画面が表示され続けます。 ③振込先口座情報が表示されます。 内容を確認し、振込みをします。なお、振込先口座情報を登録したEメールアドレスに送信する場合は「メール送信」を押してください。 取引所で$ETHを購入する方法 *こちらはOKCoinJapanの公式サイトより引用しております。 1.ログイン後、画面上部の「現物取引」をクリックします。 2.画面左上①の「取引銘柄」より、取引したい銘柄(今回は$ETH)をクリックします。 3.画面中央②の「(暗号資産名)を購入」をクリックします。 4.③の注文タイプを選択のうえ、注文内容を入力してください。 5.④の「(暗号資産名)を購入」ボタンをクリック。取引パスワードを入力し、購入が完了します。 販売所/取引所のどちらで購入するべきか 販売所で購入する場合は、購入時の価格と売却時の価格でスプレッドが生じています。 もしトレード等を行わないで、今回のNFTのみを購入したいという方は販売所で写真のように5,000円と金額を指定して購入するのが簡便です。 販売所での購入方法はOKCOIN JAPANの、こちらをご確認ください。 取引所からウォレットアドレスへの$ETH出庫方法 まずは、自身のウォレットアドレスをコピーしましょう。 アカウントの下の英数字部分をクリックすると自動でアドレスがコピーされます。 また、設定ボタンから「アカウントの詳細」をクリックすると、QRコードが表示されるので、こちらを読み取れば送金画面で自動的にアドレスが入力されます。 次に、口座開設した取引所から、Metamaskへ購入した$ETHを出庫します。 *こちらはOKCoinJapanの公式サイトより引用しております。 取引所からの出庫手順 ホームページ右上にある「資産管理」より「暗号資産出庫」をクリックします。 出庫したい暗号資産の種類を選択します。 出庫先アドレスを入力します。( 先程コピーしたMetamaskのアドレスを貼り付けてください。) 受取人との関係を選択します。ご自身宛に出庫する場合は「本人」、それ以外の場合は「本人以外」を選択してください。 受取人所在国・地域を選択してください。※受取人との関係を「本人以外」と選択した場合のみ 受取人名を入力してください。 出庫先の取引所名を選択します。※該当する選択肢がない場合は「その他」を選択し、下に表示される枠に取引所名を入力してください。 当社指定取引禁止国および外国PEPsの内容を確認し、チェックを入れてください。 ラベルを入力します。(任意) 出庫数量を入力します。全て出庫する場合は「全て出庫」をタップしてください。※「入出金口座」と「取引口座」の利用可能な数量の範囲内で出庫可能です。 手数料を入力します。※手数料を高く設定するほど、より早く送付が完了します。 取引目的を選択します。 「実行」をクリックします。 出庫内容の確認ページが表示されますので、取引パスワードと認証コードを入力し、「確認」をクリックしてください。 出金申請が受付けられたら「確認」をクリックしてください。 NFTの購入 ( ミント ) 方法 ManifoldでA Love Movement のNFTを購入 ( ミント ) する方法 ウォレットに$ETHが反映された事を確認したら、NFTを購入してみましょう。 まず、こちらの販売ページにアクセスください。 アクセスしたら、下記の画面になります。 上記の画像赤枠内の「BUY NOW」をクリックしてください。 「BUY NOW」をクリックしたら、上記の確認ウィンドウが出てきます。 購入時の内訳は、下記になります。 NFT 代金 - こちらはNFTの金額になります。 Manifold Fee - こちらのプロジェクトでは、「Manifold」というNFTプラットフォームを利用しており、その利用手数料となります。 ガス代 - 後の画像で紹介しますが、当該取引を実施する際に利用するEthereum上で発生する手数料です。 上記の「BUY NOW 0.0062ETH」をクリックしたら、インストールしたMetamaskから上記のウィンドウが表示されます。「確認」というボタンを押して取引所「承認」しましょう。 そしたら、NFTの発行が完了します。 NFTの購入後 購入 ( ミント )したNFTの確認方法 - Openseaの使い方 購入したNFTは、複数のNFTプラットフォームで確認できます。 こちらで、「Opensea」というプラットフォームで確認する方法をご紹介します。 まずは、Openseaへアクセスください。 上記のトップ画面になったら、画面右上の「ウォレットを接続」を選択してクリック。 Metamaskから下記のウィンドウが表示されます。 「Sign In」をクリックしてください。 文字列が表示されたことを確認。 これで、OpenSeaとウォレットの接続は完了したことになります。 接続完了後、画面右上から「Profile」を選択すれば自身の保有しているNFTが一覧化して表示されます。 保有している「スマイルくん」のNFTをクリックしたら、上記の画面が表示されます。 その他、Openseaでは購入したNFTの売買などやメールアドレスの登録等が出来ます。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 トランザクションの確認方法 - DeBankの使い方 ここでは、DeBankというウォレットを一括で管理できる便利ツールをご紹介します。 このツールを用いれば、購入したNFTの取引履歴を確認する方法できますので、実際に発生したガス代なども正確に確認していただくことが可能です。 まずは、DeBankへアクセスください。 上記画面の、「Conect MetaMask」をクリックしてください。 「Conect Wallet」をクリックして、MetaMaskが起動したら接続をしてください。 アドレスが表示されれば、ウォレット接続は完了です。 「History」をクリックすると直近30日間のトランザクション履歴の確認ができます。画像はBSCのチェーンを選択した履歴になっています。 直近のトランザクションでは、上記のように表示されており、合計利用$ETHやガス代に使った$ETHを確認いただけます。 その他、DeBankの詳しい使い方は、こちらの記事をご覧ください。 FAQ NFTとは何ですか? A. NFTとは、"Non Fungible Token ( ノンファンジブルトークン )の略で、直訳すると非代替性資産となります。現在、様々なシーンで活用され始めていますが、今回のNFTは「秋田県への自然災害への復興支援の証明」及び「その証明書で獲得したNFTは同じデザインではあるものの、唯一無二の偽造不可のデジタルアート」と認識ください。 $ETHとは何ですか? A. 暗号資産の一種です。主にEthereum 上で利用される基軸通貨となります。 仮想通貨やNFTって危険じゃないの? A. 一部、詐欺行為などに利用するツールとしてNFTが活用されていますが、詐欺行為を助長するものではりません。ブロックチェーンの技術を活用したツールの一つで、正しく理解していただければこれから様々なシーンで既存のテクノロジーだけでは解決しなかった事が解決する事が予測されています。 販売価格は$10ですが、何ETHを準備しておけば良いでしょうか。 A. 暗号資産は日々価格が変動するため、明確な数字は出せません。CoinGeckoやCoin Market Capで現在のレートを確認してください。ガス代も考慮して$30程度のETHを保有しておくことを推奨します。 Openseaでの二次市場販売は可能ですか? A. 可能です。詳しくは「NFTの二次流通出品方法 – Opensea」記事をご参照ください。 今回のNFTはチャリティとのことですが、NFT購入で税制優遇はありますか? A. 税制優遇はありません。税制優遇を希望される方は直接、社会福祉法人 秋田県共同募金会の「秋田県大雨災害義援金」へ寄付をお願いいたします。 購入したNFTの画像をTシャツにプリントは可能ですか? A. 私的使用等の著作権法上許容される態様であれば可能です。商用利用目的でプリントする場合は認められませんのでご注意ください。 リンク 寄付先情報 NFT購入ページ プロジェクト公式サイト (日本語版) プロジェクト公式サイト(英語版) 「秋田県災害復興支援NFT」NFT販売に関して | 利用規約 Encrypto A Love Movement 公式オンラインストア A Love Movement 公式インスタグラム
初心者向け
2023/09/08Discord(ディスコード)の通知の設定方法を徹底解説!
Discord(ディスコード)はもともとオンラインゲームのユーザー同士のコミュニケーションツールとしてリリースされましたが、現在では仮想通貨やNFTの領域でも多く使われています。 参加者が限定されたコミュニティ内での情報発信がメインなので、他ではアクセスできない情報を収集するには必須のツールです。 この記事では、Discordの通知機能の設定について詳しく解説しています。 フレッシュな情報をいち早くキャッチするには、Discordを開いていない状態でも情報の発信がわかる通知機能が重要です。 最後まで読んで、Discordの通知機能を使いこなしましょう。 仮想通貨の情報収集ではDiscord(ディスコード)の通知機能が有効 仮想通貨やNFTの領域では、正確な情報をなるべく早いタイミングでキャッチすることが重要です。 仮想通貨やNFTのプロジェクトの動向に関する最新情報 仮想通貨のエアドロップやNFTのフリーミントの情報 仮想通貨やNFTの価格のトレーディングに役立つシグナル Discordのコミュニティの中ではこういった情報が世界中の参加者から発信されるので、重要なメッセージを見逃すと大きなチャンスを失う可能性があります。 そのため、仮想通貨やNFTの領域でDiscordを使う場合には通知機能が重要です。通知機能により、Discordにつながっていないときでも発信を逃さずキャッチすることができます。 ただし、選別することなく通知を受け続けると重要な情報がノイズに埋もれてしまうため、通知には適切にフィルターをかけなければなりません。 Discordの通知機能では通知するメッセージを絞るための細かい設定ができるので、重要な情報のみ通知を受けられるよう適切に設定しましょう。 Discord(ディスコード)の通知機能の特徴 Discord(ディスコード)の通知機能の特徴 アプリ版・ブラウザ版どちらからでも通知設定ができる サーバー・カテゴリー・チャンネルごとに通知設定が可能 @mentionを利用して通知するユーザーを限定できる @mentionを利用して通知受け取るメッセージを絞り込める PC版を利用中にはスマホにはプッシュ通知がされない Discord(ディスコード)の通知機能は、非常に細かく多様な設定が可能ですが、その分少し複雑に見えます。 ここでは、Discordの通知機能を理解するためにその特徴を5点にまとめました。ひとつひとつ確認していきましょう。 アプリ版・ブラウザ版どちらからでも通知設定ができる DiscordはWindows PCやスマホで利用可能なアプリ版と、Webブラウザ経由で利用するブラウザ版があります。 アプリ版でもブラウザ版でもどちらでも通知設定が可能なので、Discordを使用している環境ごとに適切な通知を行うようコントロール可能です。 ただし、PCのアプリとブラウザ、さらにスマホでもDiscordを使用している場合には、それぞれに設定しなければならないので少し手間がかかります。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を解説! サーバー・カテゴリー・チャンネルごとに通知設定が可能 Discordの通知設定の種類 ユーザー設定の中での通知設定 Discordの環境全体の通知を設定する サーバーの通知設定 参加している特定のサーバーの通知を設定する カテゴリーの通知設定 サーバー内の特定のカテゴリーの通知を設定する チャンネルの通知設定 サーバー内の特定のチャンネルの通知を設定する Discordの通知は、ユーザー、サーバー、サーバー内のカテゴリーやチャンネルごとに設定を行うことができます。 サーバーで通知をオンにしていていも、カテゴリーやチャンネルでオフにすれば、カテゴリーやチャンネルの設定が有効になります。 細かく設定すれば自分が注目しているチャンネルだけ通知をオンにすることが可能です。 @mentionを利用して通知するユーザーを限定できる @mentionsの種類 @+ユーザー名 指定されたユーザーにのみ通知を送る @+ロール名 指定されたロールにのみ通知を送る @everyone オフライン状態も含むすべてのユーザーに通知を送る @here 現在オフライン状態ではないすべてのユーザーに通知を送る Discordには、メッセージの前に「@+ユーザー名」や「@+ロール名」を付けることで、通知を送る相手を限定する機能があります。 この機能を@mentionsと呼びます。 メッセージの送信側から通知をする範囲を指定できるので、無用な通知を減らすことが可能な便利な機能です。 @mentionを利用して通知を受け取るメッセージを絞り込める Discordの通知設定では、通知を受ける側も@mentionsを使って通知を受けるメッセージを限定できます。 たとえば、自分がmentionされたメッセージのみ通知を受ける設定や、@everyoneや@hereの通知は受けないといった指定が可能です。 この機能をうまく使えばメッセージの受信側がより適切に通知を絞り込めるので、さらに有効に通知を利用することができます。 PC版を利用中にはスマホにはプッシュ通知がされない Discordは、PC版のアプリやブラウザ版を使用しているときにはスマホには通知を行いません。 通知の重複を防ぐことが目的で、PCとスマホを同時に使うことは多いので重要な機能です。 さらに、PC上で一定時間操作が無かった場合にスマホへの通知を再開する機能もあります。 利用者の実際の使い方に寄り添って、細かい点まで行き届いた通知制御の仕組みですね。 Discord(ディスコード)の通知の設定方法を徹底解説 Discord(ディスコード)の通知の設定方法 ユーザー設定の中での通知設定 サーバー・カテゴリー・チャンネルの通知設定 ここまでDiscord(ディスコード)の通知設定の特徴について説明しました。 きめ細かいコントロールが可能な点が、Discordの通知設定の強みでしたね。 ここからは、実際の通知設定の方法を操作画面のキャプチャ画像とともに説明します。 ユーザー設定の中での通知設定 まずはDiscordのユーザー設定から行う通知設定から解説していきましょう。 こちらでは、サーバー・カテゴリ・チャンネルによらない共通の通知設定が可能です。 PC向けのアプリやブラウザ版と、スマホ向けのアプリ版では設定内容が異なるので、個別に説明します。 PCアプリ版・ブラウザ版のユーザーの通知設定 PC向けのアプリやブラウザ版でユーザー設定を呼び出すには、Discordの画面下部のユーザー名の右にあるユーザー設定のアイコン(歯車の形)を選びましょう。 ユーザー設定の画面が開くので、画面左側のメニューで「通知」を選べば通知設定の画面に切り替わります。 ここでは、通知機能に関するさまざまな設定が可能です。主な設定項目を説明していきましょう。 デスクトップ通知を有効にする PCのデスクトップに表示される通知をオン・オフできます。 未読メッセージのバッジを有効にする 未読のメッセージがある場合に、Discordアプリのアイコンに赤色のバッジを表示するかどうかを、オン・オフできます。 タスクバーの点滅を有効化 通知が来たときに、タスクバーにあるアプリのアイコンを点滅させるかどうかを、コントロールします。 プッシュ通知非アクティブタイムアウト Discordでは、PC版のアプリ版やブラウザ版を使っているときは、スマホには通知をしません。ただし、一定時間以上PCの操作が無かった場合にはスマホへの通知を再開します。そのタイムアウト時間を設定できます。 テキスト読み上げによる通知 通知があった場合に内容を音声で読み上げるかどうかを設定できます。 画面を下にスクロールすると、通知音に関する設定項目が表示されます。 同じチャンネルのメッセージの通知を有効にする 開いているチャンネルで新たなメッセージがあったときに、通知音を鳴らすかどうかをオン・オフします。 通知音をすべて無効にする これをオンにすると、Discordの通知音がならなくなります。 その下には、イベントごとの通知音のオン・オフの設定が並んでいます。 スマホアプリ版のユーザーの通知設定 Discordのスマホアプリ版でユーザー設定を呼び出すには、Discordのアプリ画面右下部のユーザーのアイコンを選択してユーザー設定画面を呼び出します。 そこで「通知」を選べば、通知機能をコントロールする設定画面に変わります。 Discord内の通知を取得します。 Discordアプリを開いているときの通知をオン・オフします。 Discord外の通知を取得します。 アプリを開いていない状態でも通知を受け取るかどうかを設定します。iOSやAndroidのDiscordアプリに対する通知設定画面が開きます。 サーバー・カテゴリー・チャンネルの通知設定 次はサーバーごとや、サーバーに含まれるカテゴリー・チャンネルごとの通知設定の方法を解説します。 これらの設定方法は、PC向けのアプリ版・ブラウザ版とスマホ向けのアプリ版で共通です。 サーバーの通知設定 サーバーの通知設定を行うには、Discordの画面左にあるサーバーのアイコンを右クリックして、サーバーに関する設定メニューを呼び出します。 メニューの中で通知設定に関するものは、「サーバーを通知オン/オフ」「通知設定」の2つです。 そのサーバーで発信されたメッセージの通知の状態をオフからオンに変えるときには、「サーバーを通知オン」を選びましょう。すぐに通知が始まります。 メッセージの通知がオンの状態からオフにするには「サーバーを通知オフ」を選びます。 オンに戻るまでの時間設定がメニューで表示されるので、所望の時間を選びましょう。ずっとオフにしておきたい場合は「ミュート解除するまで」を選びます。 通知を受けるメッセージをコントロールしたい場合は、メニューから「通知設定」を選びましょう。 通知を受け取るメッセージの範囲を限定するメニューが開くので、ここで通知を受け取るメッセージを絞り込みます。 たとえば「@mentionsのみ」を選択すれば、自分宛ての@mentionsがついているメッセージのみ通知を受け取ることができます。 また「@everyoneと@hereの通知を行わない」を選べば、@mentionsがついているメッセージのうち@everyoneと@hereのものは通知されません。 カテゴリーの通知設定の方法 カテゴリーの通知設定を行うには、カテゴリー名を右クリックしてカテゴリーに関する設定メニューを呼び出します。 メニューの中で通知設定に関するものは、「カテゴリーを通知オン/オフ」「通知設定」の2つです。 そのカテゴリーのメッセージの通知をオフからオンに変えるときには、「カテゴリーを通知オン」を選びましょう。すぐに通知が始まります。 メッセージの通知がオンの状態からオフにするには「カテゴリーを通知オフ」を選びます。 サーバーの設定と同様にオンに戻るまでの時間設定がメニューで表示されるので、所望のものを選びましょう。 通知を受けるメッセージをコントロールしたい場合は、メニューから「通知設定」を選びましょう。 通知を受け取るメッセージの範囲を特定するメニューが開くので、ここで通知を受け取るメッセージを絞り込みます。ここで何も選ばなければ、サーバーに対する設定が踏襲されますよ。 チャンネルの通知設定の方法 チャンネルごとの通知設定も可能です。 チャンネル名を右クリックして、チャンネルに関する設定メニューを呼び出しましょう。 カテゴリーの通信設定と同様に、「チャンネルを通知オン/オフ」「通知設定」の2つのメニューが利用できます。 使い方もカテゴリーの通信設定と同様です。 こんなときどうする?Discord(ディスコード)で困ったときの通知設定 Discord(ディスコード)で困ったときの通知設定 Discordの通知が来ないときの対処法 Discordの通知を一時的にオフにするには? Discordの通知音を消したい! 通知音で相手を邪魔したくないときは? iPhoneでDiscordの通知をオン・オフに設定する方法は? Discord(ディスコード)を利用していると、思い通りに通知が来ない、欲しくないときに通知が来てしまう、といった状況がよく発生します。 ここでは、そんな困ったときの通知設定の方法について解説します。 Discordの通知が来ないときの対処法 Discordで通知が来ないときには、Discordの通知設定を確認しましょう。 通知は、「ユーザー設定」のなかで設定できるだけでなく、参加しているサーバーごと、さらにはサーバー内のカテゴリーやチャンネルごとに設定できます。 すべての通知が来ないのか、特定のサーバーやチャンネルの通知だけが来ないのかを見極めてチェックしましょう。 すべての通知が来ない場合は、WindowsやiOS・AndroidのOS自体の通知設定に問題があるかもしれないので、そちらの確認も必要です。 Discordの通知を一時的にオフにするには? ちょっと離席するなどでDiscordの通知を一時的にオフにしたいときは、自分のアカウントのステータスを「取り込み中」に変えましょう。 PC向けのアプリ版やブラウザ版では、画面左下のユーザー名の部分をクリックしてプロフィール画面を開いて、「オンライン」になっているステータスを「取り込み中」に変えます。 するとすべての通知がミュートされます。 スマホ用のアプリ版の場合は、アプリ画面右下のユーザーのアバター画像をタップすれば、ユーザー情報の設定画面が開くので、ここからステータスを「取り込み中」に変更しましょう。 離席が終了してDiscordでのコミュニケーションが再開可能になったら、ステータスを「オンライン」に戻せば通知が再開されます。 Discordの通知音を消したい! 通知は受けたいが通知音のみ消す方法は、PC向けのアプリやブラウザの場合と、スマホアプリ版では異なります。 PC向けのアプリ版やブラウザ版では、ユーザーの設定画面で「通知」を開き、「通知音をすべて無効にする」をONにしましょう。 通知は来ますが、通知音は鳴らない状態になります。 スマホアプリ版ではこれと同様の機能がないので、iOSやAndroidのマナーモードやサイレントモードで通知音を消すのが簡単です。 通知音で相手を邪魔したくないときは? 夜遅くメッセージするときや、相手が仕事中で忙しい場合には、不意の通知音で相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。 そういう場合は、メッセージの頭に「@silent」を付けましょう。 メッセージの相手に通知はされますが通知音は鳴らないので、相手の状況がわからないときでも安心です。 iPhoneでDiscordの通知をオン・オフに設定する方法は? iPhoneでDiscordの通知をオンあるいはオフにする最も簡単な方法は、iOSの通知設定でDiscordの通知をコントロールすることです。 iPhoneで「設定」→「通知」→「Discord」を選択して、Discordに対する通知設定を呼び出しましょう。 その画面で「通知を許可」をオン・オフすれば、Discordの通知を変更できます。 まとめ この記事ではDiscordの通知機能について、その特徴と使い方を解説しました。 仮想通貨やNFTの領域に関するフレッシュな情報を見逃さないためには、通知の機能はとても重要です。 しかし、うまく使わないと頻繁に通知が来てしまい、結果的に重要な情報が埋もれてしまうことになります。 Discordの通知設定を利用して通知を受け取るメッセージを適切にフィルターし、重要な情報を効率的に収集しましょう。 なお、Discordのアプリ版やブラウザ版の使い方については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を解説!