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2024/03/28Phantomの月間アクティブユーザーが500万に|ブリッジ総取引額は1億ドルを超え
Phantom、マルチチェーンウォレットの提供者が、月間アクティブユーザー数が500万に達したことを発表しました。 HIGHER 📈👻 pic.twitter.com/6n776hkkeS — Phantom (@phantom) March 27, 2024 Phantomは、Bitcoin、Ethereum、Solana、Polygonをサポートするマルチチェーンウォレットで、ユーザーはウォレット内でトークンの交換やブリッジなどの操作が可能です。(※手数料が違う可能性あり) また、対応NFTコレクションをMagic Edenで即時にオファーに対して、売却できる機能「Instant Sell」があり、初心者ユーザーも取引しやすい環境が整っています。(※最高額のオファーの即時売却機能なので、注意が必要) このウォレットは使いやすいUIを特徴としており、初心者でも親しみやすい設計になっています。 Need to bridge across ETH and SOL? Try our Cross-Chain Swapper. In just a few months, we've processed 90K transactions and crossed 100 million dollars in total volume 🙌🎉 pic.twitter.com/le8VzWWWav — Phantom (@phantom) March 26, 2024 さらに、EthereumとSolanaをつなぐブリッジ機能「Cross-Chain Swapper」は、数か月で90,000件のトランザクションを処理し、総取引額は1億ドルを超えたと報告されています。 元々Solana専用のウォレットとして提供されていたPhantomですが、現在では多様な機能を備えたマルチチェーンウォレットへと進化を遂げています。 Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説! 記事ソース:Phantom X
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2024/03/28ArbitrumとAzukiが提携|アニメファンのためのWeb3ネットワーク「AnimeChain」を立ち上げ
Arbitrumは、人気のNFTブランドAzukiとWeeb3 Foundationと提携し、アニメファンに新しい体験を提供するweb3ネットワーク「AnimeChain」の立ち上げを発表しました。 この提携によってAnimeChain上でアニメコンテンツ、ゲーム、商品、NFTを統合し、アニメの体験が一新されることが期待されます。 Introducing AnimeChain, an Arbitrum Orbit chain, in collaboration with @animecoin💙🪐 With @Azuki being the first launch partner, we’re excited to have Arbitrum technology back this incredible first step in bringing the anime culture onchain.https://t.co/X1rHdNTGS1 — Arbitrum (💙,🧡) (@arbitrum) March 27, 2024 AnimeChainは、Arbitrum関連の技術を活用してL3を構築するためのソリューションでL2をベースにしたL3(L2のL2のようなイメージ)を構築できるArbitrum Orbitによって作成されています。 AnimeChainでは、ArbitrumのL2技術を活かし低コストかつ高速なアニメ体験を実現することで、アニメのファンやクリエイターにとって、より豊かな体験が提供されることになります。 アニメの市場規模は過去に例を見ないほど高まっており、2030年までに約9兆円規模に到達すると予測されています。 Azukiとの提携 Animechianの最初のローンチパートナーとして発表されたのは、人気NFTプロジェクトの「Azuki」です。 AzukiはAnimeChain上でアニメ製作、ゲーム、グッズを展開し、IP(アニメ作品等から生まれたキャラクターやストーリーなどの知的財産権)を成長させるための分散型のモデルケースの実現を目指すとしています。 Azukiはネット上のコンテンツとリアルなグッツとの連携などオンライン/オフラインの両面でコミュニティの領域を開拓してきました。 関連:Azuki、NFTホルダーにアニメのカメオ出演の機会を提供 AzukiのCEOであるZagabond氏は今後の展開として、Azukiのアニメに魅了されたWeb2のファンがAzukiのサイトにE-mailでサインアップし即座にAnimeChainのウォレットを入手、PBT (Physical Backed Token) でグッツを購入するなどし、Azukiのネットワークがより強化されるイメージを思い描いているとしています。 Two years ago, Azuki set out to create an open anime universe. Today, we're taking a big step towards achieving that vision through our collaboration with @animecoin and @arbitrum in building AnimeChain. Our initial challenge two years ago was to prove that a decentralized anime… https://t.co/mqt08Duufk — ZAGABOND.ETH (@ZAGABOND) March 27, 2024 同氏によると、今後Azukiホルダーがどのように今回の取り組みに関わっていき、利益が得られるのかについては今後発表するとしています。 AnimeChainは、今後のアニメ文化運動とエコシステム形成の中核的プロジェクトとなることが期待できます。気になる方は公式Xアカウント@animecoinをフォローするなどして最新情報をチェックしましょう。 [no_toc]
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2024/03/27AltLayerがステーキングを開始|高速ファイナリティレイヤー「MACH Alpha」の段階的ローンチへ
開発者がOP Stack、Arbitrum Stack、ZK Stack、Polygon CDKなどのソフトウェアスタックからロールアップを構築できる分散型プロトコルであるAltLayerは、レイヤー2のロールアップソリューションである「MACH Alpha」のローンチを発表し、ユーザーが$ALTトークンをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティと効率を高めるステップを踏み出しました。 💥 ALT staking is now LIVE, kicking off a phased launch of MACH Alpha: our fast-finality layer 💥 With staking, ALT holders can participate & provide economic security 👉 https://t.co/EKc1YpZlSIhttps://t.co/oy5acht8OW Our vision for MACH Alpha 🧵👇https://t.co/eA5HQNRK9m pic.twitter.com/Hn0CgDczy1 — AltLayer (@alt_layer) March 27, 2024 ロールアップとは、トランザクションを圧縮してまとめるための技術で、セキュリティ上の理由から最終的にはイーサリアムのチェーンで承認される必要があり、その過程に時間がかかるのが課題でした。 MACH Alphaは、この課題を解決するサービスとして計画されています。EigenLayerのrestakingの仕組みを活用し、ステーキングした資産をロールアップのセキュリティに活用することで、ロールアップのトランザクションをより早く最終承認(ファイナリティ)できるようにします。 そのために、ユーザーがイーサリアムやALTトークンをMACH Alphaのオペレーターにステーキングします。その資産が担保となり、ロールアップの状態を検証・承認する働きをします。これにより高速ファイナリティが実現できます。 最初はOP MainnetとArbitrum Oneを対象にMACH Alphaが導入されます。 [caption id="attachment_110596" align="aligncenter" width="760"] 画像引用元:https://blog.altlayer.io[/caption] MACH Alphaは4段階に分けて徐々に導入されていき、最終的にはEigenLayerが本格稼働した後に、分散型のアクティブ検証サービス(AVS)として運用される予定です。展開の過程でシステムの安全性などが確認されていきます。 AltLayerは今後、MACH Alphaの運営オペレーターの募集などを呼びかける予定で、より分散化を進めていく考えです。 AltLayerのエアドロップが開始|プロジェクト概要と配布条件を紹介 記事ソース:Medium
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2024/03/27Web3ゲーム「Illuvium」シリーズAで1200万ドルを調達
Web3ゲームプロジェクト「Illuvium」がシリーズAで1,200万ドル(約18.2億円)の資金調達を実施しました。今回の資金調達はArrington Capital、King River、Animoca Capital、Spartanによって主導されています。 🤝Series A Funding Raise Closed 🎉 We’ve successfully closed our Series A funding, raising $12M from top industry firms! This allows us to expand our game offerings and build on our player experiences. We want to thank our investors: - @Arrington_Cap - @KingRiverVC -… pic.twitter.com/UyKgKV02mJ — Illuvium (@illuviumio) March 26, 2024 報道によると、今回の資金調達はIlluviumエコシステム内の新しいゲームタイトルの開発に充てられるとしています。 Illuviumは複数のゲームタイトルや独自トークン、マーケットプレイスなどを提供するWeb3ゲームプロジェクトで、NFTコレクションを特定のゲーム以外でも使用できるような設計を採用することで多面的なエコシステムの形成を目指しています。レイヤー2ソリューションであるImmutable Xを統合していることも特徴として挙げられます。 エコシステムを支える$ILVトークンは現在時価総額は9.62億ドルで117位を記録しています。 Illuviumエコシステム内のゲームタイトル Illuvium Overworld - 3人称視点のアドベンチャーゲーム Illuvium Arena - 対戦型オートバトルゲーム Illuvium Zero - モバイル用の建築ゲーム Illuvium Beyond - 対戦型コレクションカードゲーム Illuviumエコシステムのメインゲームとして期待され、フィールド探索やアイテム、ゲーム内のモンスターIlluvialを捕まえることを目的とするIlluvium Overworldは現在ベータ版として公開されています。今年3月7日に公開された情報では、クラフトやフュージングなど幅広いゲーム機能が提供されていることが分かります。 💥 Sneak Peek into Illuvium: Overworld's Upcoming Beta Features! The Overworld has a fist-full of features being implemented, including Illuvial Hunting, movement tech, harvesting, crafting, fusing, and fighting. 🎯 Are you Ready to join the hunt, Ranger? 🎥#Illuvium #Web3Gaming… pic.twitter.com/QDYID5vPgf — Illuvium (@illuviumio) March 7, 2024 BIGTIMEなどより一般的なゲームと似通ったブロックチェーンゲームが台頭するなか、これまでに6,000万ドル以上の資金調達を行ってきたIlluviumの今後の動向に注目です。 記事ソース:Coindesk、Whitepaper
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2024/03/27仮想通貨取引所Kucoin、24時間で約1800億円が出金|米規制当局が告発
本日3月27日午後12時時点で海外仮想通貨取引所Kucoinから過去24時間で11.9億ドル(約1,800億円)規模の仮想通貨が出金されたことが分かりました。この金額は、Binance、OKX、Bybit、Bitfinex、Crypto.com、Kraken、HTX、Bitgetといった他の海外取引所と比較しても最大規模となっています。 For the last 24 hours, #KuCoin has seen an outflow of $1.197B due to the news. Include: 274M $USDT 19866 $ETH ($72M) Users started to withdraw assets to avoid potential risks, for example, a whale withdrew 532B $PEPE ($4.35M) $PEPE 6 hours ago. Data:https://t.co/PMnxW0etPY pic.twitter.com/hhXw0orG0f — Scopescan (@0xScopescan) March 27, 2024 最新のオンチェーンデータ分析によると、大口の保有者が自身の資産をKucoinから他の取引所に移動していることが確認されています。 「0x1abc~」で始まる大口のアドレスはKucoinから5400万USDTを引き出しOKXに送金、また「0x5212~」で始まる大口は3200万USDTを引き出し、Bybitに送金しています。 Due to the negative news of #KuCoin, whales are transferring assets from #KuCoin to other exchanges. Whale"0x1abc" withdrew 54M $USDT from #KuCoin and transferred it to #OKX in the past 9 hours. Whale"0x5212" withdrew 32M $USDT from #KuCoin and transferred it to #Bybit 50 mins… pic.twitter.com/7A74OrdtE7 — Lookonchain (@lookonchain) March 27, 2024 3月27日13時時点でのKucoinにある資産残高は61億ドル(約9,250億円)を超えていることが報告されています。CryptoQuantの創設者兼CEOであるKi Young Ju氏は、Kucoinで増加しているBTCやETHの引き出しは主に小口のリテールユーザーによるものであり、全体的な準備金に与える影響は小さいと指摘しています。 On-chain wise, @kucoincom is fine.$BTC and $ETH withdrawals surged, driven mainly by retail users, with a small impact on the overall reserve. They appear to not commingle customers' funds and have sufficient reserves to process user withdrawals. pic.twitter.com/p4bJJpwnFJ — Ki Young Ju (@ki_young_ju) March 27, 2024 米規制当局がKucoinを告発 米国時間の火曜日、米司法省は、KuCoinおよびその創設者(Chun Gan氏とKe Tang氏)に対してマネーロンダリング防止法に違反したとして告発を行いました。 司法省の主張によると、KuCoinは米国に多くの顧客基盤を築いているにもかかわらず「米国の顧客は存在しない」と虚偽の表現を行い米国のAML(マネーロンダリング防止)およびKYC(顧客確認)規制を意図的に回避したことが指摘されています。また、KuCoinのプラットフォームが90億ドル以上の資金洗浄に使用されていると同機関は述べています。 さらに、米国商品先物取引委員会(CFTC)もKuCoinに対して民事訴訟を起こしました。CFTCは、Kucoinが先物取引業者(FCM)としてCFTCに登録することなく、商品先物、スワップ、レバレッジ取引、マージン取引、または融資付きリテール商品取引の注文を勧誘し、引き受けたと主張。 実際には米国内人にKucoinの各種プラットフォームサービスを提供しているにもかかわらず「米国人は利用できない」と偽っているとの指摘を行いました。 KuCoinは公式Xアカウントを通じて「KuCoinは順調に運営されており、ユーザーの資産は完全に安全です。当社は関連する報道を認識しており、現在弁護士を通じて詳細を調査中です。KuCoinはさまざまな国の法律と規制を尊重し、コンプライアンス基準を厳格に遵守します。」とコメントを出しています。 記事ソース:Scopescan、justice.gov、CFTC
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2024/03/27WAXとAmazon Web Services(AWS)が提携|Web3ゲーミング開発を促進
Web3ゲームやNFTに特化したブロックチェーンエコシステムを運営するWAXとAmazon Web Services(AWS)の提携を発表しました。このパートナーシップは、ゲーム業界におけるブロックチェーン機能の統合を容易にし、分散型アプリケーションの進化に大きな一歩を踏み出すことを目指しています。 📢 BREAKING! @Amazon AWS x WAX: The Future of #Web3! Prepare yourself for a new era with #Layer2 chains on WAX. Deploy side-chains, akin to how Polygon operates on Ethereum, powered by Amazon AWS & WAX. Explore the significance of this partnership: https://t.co/PTHKjp4pwE. — WAX (@WAX_io) March 26, 2024 開発者向けの新機能 - WAX AWS Cloud Development Kit (CDK) この連携によりAWSの Amazon Managed Blockchain (AMB)がWAXの提供する「WAX AWS Cloud Development Kit (CDK)」をサポートします。このツールを使えば、ゲームやプロジェクト向けにカスタマイズされたチェーンをWAX上に直接デプロイが可能です。これは、例えばPolygonがEthereumで動作しているように、WAXの独自の機能に基づいてレイヤー2ソリューションを展開できることを意味します。 WAXの影響力の拡大 WAXは、140以上のWeb3ゲームをサポートし、毎月数百万件のトランザクションを処理しており、Web3エコシステムにおける重要な役割を果たしています。AWSとの連携は、WAXがゲーム業界における革新を推進し、Web3アプリケーションの普及を促進するというコミットメントを強化しています。 このパートナーシップは、開発者がブロックチェーン技術をより簡単に利用できるようにすることで、ゲーム業界におけるイノベーションを加速します。WAXのツールキットは、開発者がブロックチェーンのメインネットとテストネットの両方で効率的に作業できるように設計されており、開発プロセスを合理化します。 さらに、WAXの高速かつ安全なブロックチェーン技術によって開発者だけでなくゲーマーもシームレスなゲーム体験ができるようになるとしています。 今後の展望 WAXとAWSのパートナーシップは、Web3技術の将来における重要なステップと言えます。この提携が後にゲーム開発者だけでなく、広範なアプリケーション開発者にもメリットをもたらし、ブロックチェーン技術の普及と採用を促進することが期待されます。 記事ソース:Medium、AWS [no_toc]
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2024/03/27ApeironのトークンがRoninに登場|近日DEXにも登場予定
Apeironのエコシステムトークンである$APRSが、Roninブロックチェーンに登場しました。 The $APRS token is LIVE Ronin! Claim your allocation now if you participated in the public token sale ⚔️ • $APRS is @apeironnft’s ecosystem token • Token sale participants can claim their allocation on the Apeiron Vesting Portal • Swap or provide liquidity for $APRS on… pic.twitter.com/v0MQKvLTuT — Ronin (@Ronin_Network) March 26, 2024 $APRSのパブリックトークンセール、あるいはRoninコミュニティラウンドに参加したユーザーは、Apeiron Vestingポータルを通じて割り当てられたトークンをClaimすることができるようになりました。このセールは、Ronin Launchpadを介して行われました。 関連:BCG:ApeironがRoninで、トークンセールを開始予定 すべてが順調に進めば、$APRSは今週中にKatana DEXで取り扱われる予定と言われています。現在は、流動性プールがリリースされるまでは、Katana DEXでのスワップや流動性の提供などはできません。 $APRSがKatana DEXにリストされるまで、もう少し時間がかかるようです。 $APRS LFG! pic.twitter.com/SRyBYB3YJR — Apeiron (@ApeironNFT) March 26, 2024 一方、Bybitでは3月26日午前9時(UTC)にTGEが実施され、$APRSの取引が既に始まっています。 今回のApeironのトークンは、Ronin Launchpadを介して販売された初めてのトークンとなっています。大きな問題がなくKatana DEXにリストされることが今後の動きとして重要になってきます。リスト後、どこくらい流動性提供されるのか、注目です。 記事ソース:Apeiron X、Ronin blog 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/03/260G Labs、モジュラー型AIブロックチェーンの構築に向け3,500万ドルのプレシード資金調達を実施
Web3インフラストラクチャ企業の0G Labs.(ゼログラビティ)が、モジュラー型のAIブロックチェーンを開発するために、3,500万ドルのプレシード資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。同社は、Web3エコシステムにおけるオンチェーンAIアプリケーションの課題である速度とコスト効率の問題を、モジュール性を活用することで解決することを目指しています。 We are so excited to announce our pre-seed fundraise completion: https://t.co/EPxayZDjzP At @0G_labs, we are building the first modular AI chain, and it has been our delight from day 1 to build the fastest programmable data availability solution for high-performance DApps. 🥳 — 0G Labs (@0G_labs) March 26, 2024 0G Labsは、ブロックチェーンシステムやアプリケーションの構築に使用するコンポーネントを開発者が選択できるようにすることで、カスタマイズ性の高いソリューションを提供することを目指しています。これにより、Ethereumのような単一のブロックチェーンでは実現が難しかった、柔軟性と拡張性を備えたインフラストラクチャの構築が可能になります。モジュラー型のアプローチは、ブロックチェーン技術の大規模な採用と応用を促進する上で重要な役割を果たすと期待されている領域です。 TechCrunchの情報によると0G Labs.は当初500万ドルの調達を目指していたものの、Hack VCがリードインベスターとなった後、40以上のクリプトネイティブな機関投資家から高い関心を集め、最終的には1億ドル以上の投資意向を受けたようです。0G Labsは、最も支援を得られると考えた投資家を選定し、3,500万ドルの資金調達を達成したことを発表しています。 調達した資金の使い道として、エンジニアの採用やマーケット機能の強化、コミュニティおよびエコシステムの拡大に使用される予定となっています。0G Labsは、2023年第3四半期にメインネットを立ち上げ、Layer-2ブロックチェーンや大規模なユーザーベースを持つDAppsをターゲットとする計画を明らかにしています。同社のモジュラー型AIブロックチェーンが、オンチェーンAIやゲーミング、高頻度のDeFiなど、これまで実現が難しかった新しいユースケースを可能にすることが期待されています。 0G Labsの共同創設者であるHeinrich氏は、「0G Labsプラットフォーム上では、どのようなアプリケーションも構築可能ですが、特に多くのオンチェーンインタラクションを必要とする高性能なDApps、例えばオンチェーンAI、オンチェーンゲーミング、高頻度DeFi、データマーケットプレイスなどで真価を発揮します」とコメントしています。 また、Heinrich氏は日本市場についても言及し、「グローバルなコミュニティをサポートできることを嬉しく思います。日本のWeb3コミュニティとのコラボレーションにも期待しています。近日中に、コミュニティが利用可能なパブリックテストネットを公開する予定です」と述べました。 0G Labsの革新的な技術開発が進むにつれ、モジュラー型AIブロックチェーンがWeb3の領域を超えてもたらす潜在的な影響力は、今後も注目に値するエキサイティングな分野であり続けるでしょう。 記事ソース : TechCrunch
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2024/03/26ジャスミー株式会社、パナソニックアドバンスドテクノロジー株式会社と提携を発表
ジャスミー株式会社とパナソニックアドバンストテクノロジー株式会社は、2024年2月より個人が生み出す情報とモノが生み出す情報を融合させ、安全性の高い処理を可能にするWeb3ベースのプラットフォーム開発に向けて協業を開始しました。 提携の背景と目的 近年、IoTデバイスの急速な普及によりモノからも大量のデータが生成されるようになり、これらのデータを人間側の個人データと組み合わせて活用する必要性が高まっています。しかし従来は、個人データがIT企業に囲い込まれがちで、データの主権が本来の持ち主から離れてしまうという課題がありました。 そこで両社は、ジャスミー株式会社の個人データ管理プラットフォーム「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」とパナソニックアドバンストテクノロジー株式会社のIoT技術を掛け合わせ、個人とモノの情報を安全かつ自由に連携できるWeb3ベースのプラットフォームを開発することになりました。 このプラットフォームでは、ブロックチェーン技術を駆使してデータの権限の管理や分散化の実現を目指しています。 そのために、ユーザーが自身の意思でデータを管理でき、安心して様々なサービスやアプリに個人データを開示できる環境を整備します。また、アジャイル開発によりスピード感のある開発を行い、オープンなプラットフォームとして広く一般に公開される予定です。 これにより、高い互換性と汎用性を持つサービスの効率的な開発が可能になるだけでなく、「人とモノ」「人と人」「モノとモノ」の新たな信頼関係を築くことができます。両社はこのプラットフォームを通じて、「データの民主化」を推進し、ユーザー本位の真のデータ活用社会の実現を目指していきます。 具体的な協業内容については順次発表されるので、革新的な新プラットフォームの誕生に期待が高まります。 $JASMYの価格にも好反応 この提携のニュースを受けジャスミー株式会社が発行する暗号資産$JASMYの価格も執筆時で前日比の+10%を超える値上がりを見せています。 [caption id="attachment_110502" align="aligncenter" width="772"] 出典:Coinmarketcap[/caption] 記事ソース:PR Times 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら) [no_toc]
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2024/03/26ビットコインETF、資金流入量が減少傾向に|GBTCは約530億円が流出
米国で上場している現物型ビットコインETFへの資金の流れに変化が見られています。 米SECによって昨年承認された10社のビットコインETFでは、先週3月18日から22日にかけての5日間で今年1月の上場以来初めて資金流出額が流入額を上回りました。 流出の多くを占めるグレースケール社のGBTCからは、依然として資金のアウトフローが続いており、3月25日の最新データでは約3億5000万ドル(約530億円)が流出しています。 Bitcoin ETF Flow (US$ million) - 2024-03-25 TOTAL NET FLOW: 15.4 (Provisional data) IBIT: 35.5 FBTC: 261.8 BITB: 14 ARKB: 0 BTCO: 18.5 EZBC: 20.5 BRRR: 11.2 HODL: 4 BTCW: 0 GBTC: -350.1 For all the data & disclaimers visit:https://t.co/4ISlrCgZdk — Farside Investors (@FarsideUK) March 26, 2024 一方、先週、最大で約3960万ドル(約54億円)の資金が流入するなど流入スピードが鈍化傾向にあったフィデリティのFBTCには、3月25日に2億6100万ドル(約356億円)の大型の資金流入がありました。 GBTCに次ぐ規模となっているIBIT(ブラックロック運用)とFBTCでは、数百万~数千万ドル/日単位での資金流入が基本となっており、ときおり数億ドル規模の大型資金が流入する動きがここ数日の傾向となっています。 3月25日で全体として10社のETFにて資金流入額が流出額を1540万ドル(約23億円)上回っているものの、3月中旬以前までの1日の流入額と比較し流入スピードは鈍化しています。 ビットコインETFへの資金流出入が大きく変動する中、一時6万ドル前後まで下落していたビットコイン価格は、再び上昇に転じ7万ドルを突破するなど勢いを見せています。