DogeコインのモデルのKabosuちゃんNFTが約4億円で落札
Crypto Times 編集部
Dogeコインのモデルとなった柴犬の画像NFTが、約4億円で落札されました。
落札者は、エドワード・スノーデンやTorプロジェクトのNFTなどをコレクションしている投資家グループであるPleasrDAOです。落札価格は、ETH建で1696.9ETHとなっています。
I made a thing: https://t.co/nxirMUsCvb #NFTs #Cryptoart @ourZORA
— Mike Shinoda (@mikeshinoda) February 6, 2021
今回のオークションは、過去にリンキン・パークのマイクシノダやダンスミュージックユニットDisclosureなどがNFTをリリースしたZORAで開催されました。
全部で7種類のNFT画像がオークションに出品されています。残りの6種類はまだオークション中であり、現在の入札価格は約1.3ETHほどになっています。6月15日頃に終了予定です。オークション中の6種類はモデルのKabosuちゃんの様々な表情を写した画像NFTです。可愛い姿が拝見できます。
オークションの収益の一部は、世界中の慈善団体に寄付される予定です。どこに寄付されるのか、下記のURLに記載されていますので、気になる方はご覧ください。
1枚のNFTが数億円で落札される例は、Cryptopunks以外だと久しぶりな事例になるかと思われます。NFTが最も注目された3月、4月では数億円の取引は頻繁にされていた記憶がありますが、最近は少なかったです。
Googleトレンドを見てみると、4月から減少傾向にあり徐々に検索されることも減ってきています。こんな中、4億円以上の値で落札されたKabosuちゃんはすごいことです。おそらく、収益の一部が寄付されるということも影響したと考えられます。
「NFT」のワードを日本だけで絞ってみると、同様に4月、5月を境に注目度は減ってきているのがわかります。ただ、不完全なデータではありますが、2021年6月6日~12日までの間で注目度が復活している傾向が見られます。テレビニュースでの放送、Perfumeの参加などが影響していると考えられます。
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NFT市場の注目度はこのようになっていますが、まだKabosuちゃんNFTのオークションは続いているので、もしかしたら全7種で10億円を超えるかもしれません。6月15日までオークションの経過を注目してみてください。
記事ソース:Kabosuちゃんオークションページ
画像:shutterstock