リップル(XRP)、日足で弱気トレンド鮮明ー下落圧力続く【仮想通貨チャート分析】

記事の要点
▪️日足チャートにおいて明確な下降トレンド
▪️両EMA（特に7期間EMA）を価格が上抜けできない限り下降トレンドは継続か

暗号資産リップル（XRP）の価格が日足チャートにおいて、明確な下降トレンドを示しています。短期的な反発も移動平均線に阻まれ下落圧力が依然として強いことが確認されます

XRP/USD – TradingView

XRPの日足チャートを分析すると、短期の7期間指数平滑移動平均線（EMA）（緑線）が、中期の28期間EMA（青線）を明確に下回る「デスクロス」の状態が継続しています。

価格も両EMAのはるか下で推移しており、これらの移動平均線が強力なレジスタンス（抵抗線）として上値を抑え込んでいることがわかります。

◆今後のシナリオ分析

日足チャートで明確な弱気シグナルが点灯していることから、引き続き慎重な見方が必要です。

弱気シナリオ

このまま両EMA（特に7期間EMA）を価格が上抜けできない限り、下降トレンドは継続すると見られます。

強気シナリオ

この弱気トレンドを転換させるにはまず価格が7期間EMAを、次に28期間EMAを日足の実体で力強く上抜ける必要があります。しかし、現状のチャート形状からはその兆候は見られません。

まとめ

リップル（XRP）は日足という長期的な視点において、明確な下降トレンドの最中にあります。移動平均線が抵抗として機能している限りテクニカル的には下値警戒が続く局面であり、本格的な反発には時間がかかると考えられます。