【仮想通貨初心者向け】ビットコイン取引の始め方とおすすめの取引所
   公開日 : 2023/02/25

【仮想通貨初心者向け】ビットコイン取引の始め方とおすすめの取引所

Crypto Times 編集部

ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES編集部です。CRYPTO TIMESのニュース、コラム、インタビューなど全ての編集を行っています。 元エンジニア出身なので、ブロックチェーンのノードを建てたり、簡単なスマコンの実装まで対応できます。Twitterもよろしく。

「ビットコインで大きな利益を狙いたいけど始め方がわからない」などと悩んでいませんか。注目を集めているため、始め方を知りたいと考えている方は多いでしょう。

結論から述べると、取引の始め方はそれほど難しくありません。仮想通貨交換業者を選べば、短時間でビットコインを購入できることもあります。ただし、注意点などを理解しないまま始めることはおすすめできません。リターンだけでなくリスクも大きいため、知識がないまま始めると思わぬ結果に至ることがあるからです。

この記事では、取引を始める流れや取引にあたり注意したいポイント、仮想通貨交換業者の選び方など、ビットコインの始め方を詳しく解説しています。興味のある方は、参考にしてください。

目次

ビットコイン(仮想通貨)の始め方と買い方

ビットコインの始め方は事業者により異なります。取引を始めるときは、口座を開設する事業者で詳細を確認しましょう。ここでは、一般的な始め方を解説します。

ビットコインの取引所に口座開設の申込みを行う

ビットコインは、基本的に仮想通貨交換業者(取引所)で購入します。最初に、取引で使用する口座を開設しなければなりません。仮想通貨の取り扱い銘柄は事業者で異なりますが、ビットコインは仮想通貨の基軸通貨と位置付けられるためほぼすべての事業者が扱っていると考えてよいでしょう。取引条件などを確認して、目的に合致する事業者が見つかったら口座開設申し込みを行います。一般的な流れは次の通りです。

【申し込みの流れ】

  1. メールアドレスを登録
  2. 確認メールの受信
  3. パスワードを設定
  4. ログイン後、SMS認証を行う
  5. 利用規約などを確認して同意
  6. 口座開設フォームで基本情報を入力
  7. 本人確認
  8. 口座開設審査の実施
  9. 口座開設完了

SMS認証は本人確認の一環です。具体的には、登録した携帯電話番号へ認証コードを記載したSMSを送信し、これを認証フォームへ入力させることにより本人確認を行います。口座開設審査の主な内容は「国内に居住する満20歳以上満75歳未満であるか」「反社会勢力と関係がないか」「成年被後見人などではないか」などです。申し込み情報と本人確認書類に誤りがなければ、基本的には問題ないでしょう。

口座開設に必要なもの

口座開設で躓きやすいのが本人確認です。事前に必要書類を用意しておくと、手続きをスムーズに進めやすくなります。提出を求められる必要書類は次の通りです。

【書類】

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード

本人確認の方法はオンラインと郵送にわかれます。オンラインの場合、上記書類のいずれか1点と顔写真をスマホで撮影して仮想通貨交換業者へ送信することが一般的です。郵送の場合は、本人確認書類2点をアップロードしたのち、認証コード(郵便物)の受け取りなどが必要です。本人確認書類は、以上の書類に加えて健康保険証・住民票の写し・戸籍の附票などを使用できることが多いでしょう。手軽さとスピードは、郵送物の到着を待たなくてよいオンラインが優れています。

二段階認証を設定する

仮想通貨交換業者の中には、二段階認証を導入しているところがあります。二段階認証は、IDとパスワードによる認証に、新たな認証方法を加えてセキュリティを高める仕組みです。具体的には、IDとパスワードを入力してからアプリでもう一度認証する、ID・パスワードとは別のセキュリティーコードでもう一度認証するなどの方法が用いられています。事業者によっては、同一のブラウザから接続した場合、2回目以降の2段階認証を省略できる場合もあります。面倒だと感じるかもしれませんが、大切な資産を守るため重要な取り組みです。自分で設定できる場合は、積極的に利用しましょう。

取引口座に日本円を入金する

口座を開設できたら、取引に使用する日本円を入金します。一般的な入金方法は以下の通りです。

【入金方法】

  • 銀行振込
  • 即時入金
  • コンビニ入金

銀行振り込みは、指定の入金口座へATMなどから振り込む方法です。反映時間はケースで異なりますが、16時以降は翌営業日の9時以降になることが多いでしょう。

即時決済は、インターネットバンキングで振り込む方法です。クイック入金などと呼ばれることもあります。特徴は、一部の時間帯を除きいつでも入金できて、入金後すぐに余力へ反映されることです。できるだけ早く取引を始めたいときに適しています。即時決済に利用できるのは、事業者と提携しているインターネットバンキングです。仮想通貨交換業者の口座開設前に提携サービスを調べておくと手続きを滞りなく進められます。

コンビニ決済は、コンビニのレジなどで入金する方法です。仮想通貨交換業者が発行したURLに記載されているバーコードをレジで読み取って入金するなどの方法がとられています。URLはSMSなどで届けられます。

ビットコインを購入する

入金額が余力に反映されてから、ビットコインを購入します。主な購入方法は次の2種類です。

【購入方法】

  • 販売所
  • 取引所

両者の違いは取引相手です。販売所は仮想通貨交換業者、取引所はユーザーが取引相手になります。販売所は仮想通貨交換業者からビットコインを購入する方法、取引所はビットコインを売りたい人と買いたい人の条件が一致すれば購入できる方法と考えればよいでしょう。それぞれの強みと弱みは以下の通りです。

購入方法強み弱み
販売所仕組みがわかりやすい
注文すると取引が成立する
手数料が割高
取引所手数料が割安取引が成立しないことがある

 

それぞれに強みと弱みがあるため、一概にどちらが優れているということはできません。一般的には、販売所のほうが初心者に向いているといわれています。ビットコインの数量を指定するだけで購入できるからです。

ビットコインを売却する

価格の推移などを見守り、タイミングを計って購入したビットコインを売却します。売却方法も、販売所と取引所にわかれます。販売所の売却価格は仮想通貨交換業者が提示する金額です。したがって、日本円の金額または売却する数量を決定するだけで売却できます。取引所で売却する場合は、レート・注文量を指定します。金額にこだわりがなければ、価格を指定しない成り行き注文を出すこともできます。この場合の売却価格は、相場の状況により異なります。以上からわかる通り、基本的な流れは購入するときと大きく変わりません。購入するときと同じく、初心者には仕組みがわかりやすい販売所が向いていると考えられています。

ビットコイン(仮想通貨)の取引所を選ぶ際のポイント

ビットコインの取引で利用する仮想通貨交換業者は慎重に選ばなければなりません。適当に選ぶと、快適に取引できないことやトラブルに巻き込まれることがあります。ここでは、仮想通貨交換業者の選び方を解説します。

①金融庁が認可している仮想通貨取引所を選ぶ

最も基本的なポイントは、金融庁・財務局へ登録を済ませた事業者を選ぶことです。2017年4月に施行された資金決済法・犯罪収益移転防止法等の改正で、仮想通貨交換業者に対する登録制が導入されています。ここでいう交換業者は、仮想通貨と法定通貨の交換、仮想通貨同士の交換などをサービスとして提供する事業者、仮想通貨の管理を行う事業者です。資金・体制・コンプライアンスに関するハードルが設けられているため、登録済の事業者であれば一定の水準を満たしていると考えられます。過去には、無登録の業者を利用してトラブルに巻き込まれているケースもあります。これから取引を始める方は注意したいポイントといえるでしょう。登録を済ませている事業者、無登録で警告を受けている業者は、金融庁公式サイトで確認できます。

②高いセキュリティを実現している

ビットコインそのもののセキュリティは非常に高いと考えられています。しかし、これを扱う事業者のセキュリティレベルはさまざまです。セキュリティが脆弱だと、ハッカーなどの攻撃により仮想通貨が流出する恐れがあります。基本的に、金融庁・財務局の登録を受けている事業者のセキュリティレベルは高いと考えられますが、それでも安全が保証されているわけではありません。口座を開設する前に、セキュリティについて確認しておくほうがよいでしょう。一般的には、大手事業者のほうがセキュリティレベルは高いと考えられています。高度なセキュリティを実現するため、潤沢な資金力が必要になるからです。また、自分でできる対策を講じておくことも欠かせません。代表的な対策として2段階認証があげられます。万が一に備えて、利用できる場合は設定しておきましょう。

③ツール・アプリの使いやすいさ

ツールやアプリの使いやすさも必ずチェックしておきたいポイントです。ビットコインの取引を始めると、机の前に座っているとき以外も値動きが気になります。スマートフォンで、チャートを確認したり注文をだしたりしたくなるでしょう。アプリなどの使い勝手が悪いと快適に取引を行えません。それどころか、事業者によっては希望する操作をアプリから行えないこともあります。利益や損失を確定する機会を逃してしまうかもしれません。したがって、ツールやアプリの使いやすさを確認してから仮想通貨交換業者を選ぶことが重要なのです。ただし、口座開設前に実際の使い心地を確かめられないこともあります。このようなときは、サンプル画像などをもとに使いやすそうな事業者を選ぶとよいでしょう。あるいは、複数の事業者で口座を開設して、実際に使いながら比較してみることもおすすめです。

④手数料が安い取引所を選ぶ

当然ながら手数料も確認しておきたいポイントです。手数料が高いと、利益を手元に残しにくくなります。主な手数料は、取引手数料と送金・入金手数料です。具体的な設定は事業者で異なります。取引スタイルや入金・出金の頻度などをもとに評価すると、自分に合っている事業者を選びやすくなります。ここからは、これらの手数料について解説します。

取引手数料

取引手数料は、販売所でかかるものと取引所でかかるものにわかれます。

販売所の手数料は無料になっていることが多いですが、実際は実質的な手数料にあたるスプレッドを支払っています。スプレッドは、仮想通貨の売値と買値の差額です。販売所は、売値よりも買値を高く設定しています。つまり、事業者は仮想通貨を安く買って高く売っているのです(事業者の収入)。例えば、ビットコインの売値が2,000,000円、買値が1,890,000円であれば、スプレッドは110,000円になります(買値に対するスプレッドの割合は5.82%)。ユーザーは、110,000円以上値上がりしないと利益を出せません。このケースでは、実質的に110,000円の手数料を支払っていると考えられます。取引に与える影響が大きいためしっかりと比較しておきたいポイントです。

取引所は、売りたい人と買いたい人の条件が一致すると取引が成立する仕組みです。ただし、ユーザー同士が直接取引をするわけではありません。仮想通貨交換業者が場所を提供して取引を仲介します。このときに発生する仲介手数料が、取引所の取引にかかる手数料です(事業者の収入)。また、少額ですが取引所の取引でもスプレッドは発生します。ただし、販売所のスプレッドに比べると非常に小さなものです。仲介手数料と合計しても、販売所のスプレッドより基本的には割安になります。取引所を利用する場合、仲介手数料を中心に確認しておくとよいでしょう。

送金・入金手数料

以上のほかでは、送金手数料や入出金手数料もかかります。送金手数料は、他の事業者やウォレットに仮想通貨を送るときにかかる手数料です。具体的な金額は、価格などにより変動します。おおよその目安は0.0004~0.001BTC程度といえるでしょう。例えば、1 BTC=2,000,000円であれば1回の送金に800~2,000円かかります。入出金手数料は、入出金時にかかる手数料です。入金に関しては手数料無料としている事業者が少なくありません。即時入金やコンビニ入金に対して一定の手数料を設定している事業者もあります。ちなみに、銀行振り込みの手数料はユーザー負担が基本です。出金手数料の目安は400~800円程度になります。仮想通貨交換業者の中には、これらの手数料を無料にしているところもあります。他の条件に注意は必要ですが、予算が限られている場合は利用を検討するとよいでしょう。

⑤取り扱い銘柄の多さ

仮想通貨の取り扱い銘柄も事業者を選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。世界には10,000種類程度の仮想通貨が存在するといわれています。うち、国内事業者(登録済み)が扱っている仮想通貨は40種類程度です。ただし、全ての事業者が40種類の仮想通貨を扱っているわけではありません。5種類のところ、10種類のところ、15種類のところなどがあるのです。仮想通貨の基軸通貨として位置づけられているビットコインは、ほぼすべての事業者が扱っていると考えてよいでしょう。違いがでるのはアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の種類です。興味をもっているアルトコインがある方は、取り扱いのある事業者を選ばなければなりません。また、投資の選択肢を増やしたい方も、取り扱い銘柄が多い事業者を選ぶとよいでしょう。

⑥取引できる方法の多さ

仮想通貨の取引方法にはいくつかの種類があります。代表的な取引方法としてあげられるのが現物取引とレバレッジ取引です。詳しくは後述しますが、リスクを限定したい場合は現物取引、リスク(リターンを含む)を大きくしたい場合はレバレッジ取引が向いているといえるでしょう。目的により、適している取引方法は異なります。したがって、仮想通貨交換業者を選ぶときは、選択できる取引方法を確認しておくことも欠かせません。基本的には、取引方法が豊富な事業者のほうが、取引を長く続けやすいといえます。目標や環境の変化にあわせて、取引方法を選択できるからです。

ビットコイン(仮想通貨)を始める初心者におすすめの取引所

仮想通貨交換業者には、さまざまな選択肢があります。ここからは初心者におすすめの事業者を紹介します。

bitFlyer(ビットフライヤー)

画像引用元:bitFlyer

「ビットコイン取引量6年連続NO.1(Bitcoin日本語情報サイト調べ。2016~2021年の年間出来高(差金決済・先物取引を含む))」を謳っている事業者です。安定した環境で取引しやすいと考えられます。取り扱い仮想通貨は、ビットコイン・イーサリアム・リップルなど19種類です。販売所におけるビットコインの最小発注数量は0.00000001BTC、取引所におけるビットコインの最小発注数量は0.001BTCとなっています。手数料は、住信SBIネット銀行からのクイック入金と販売所の売買手数料(要スプレッド)が無料です。住信SBIネット銀行以外からのクイック入金は1件あたり330円、日本円の出金手数料は220~770円、取引所の売買手数料(ビットコイン)は「約定数量×0.01~0.15%(BTC)」となっています。7年以上にわたりハッキング0を実現しているセキュリティの強固さも見逃せません。少額から取引を始めたい初心者に向いている安定感抜群の仮想通貨交換業者です。

出典:bitFlyer公式サイト

ビットフライヤーで口座開設をする

Coincheck(コインチェック)

画像引用元:Coincheck

マネックスグループが運営している仮想通貨交換業者です。国内暗号資産取引アプリダウンロード数NO.1(対象期間:2020年。データ協力AppTweak)に輝いたアプリが魅力といえるでしょう。利用しやすい取引環境を実現しています。取り扱い仮想通貨は18種類です。ビットコインに加えて、イーサリアム、リスクなどを扱っています。取引所におけるビットコインの最小発注数量は0.005BTC以上かつ500円以上、販売所におけるビットコインの最小発注数量はビットコイン建てで0.001BTC、円建てで500円相当額です。手数料は、取引所の手数料(ビットコインの場合)と仮想通貨/入金手数料が無料となっています。販売所は0.1~5.0%の手数料相当額、クイック入金は入金額に応じて770円~入金額×0.11%+495円(入金額50万円以上の場合)の手数料がかかります。アプリの使い勝手を重視したい方や取引所の手数料が気になる方に向いています。

出典:コインチェック公式サイト

GMOコイン

画像引用元:GMOコイン

2年連続オリコン顧客満足度NO.1(2022年オリコン顧客満足度調査暗号資産取引所現物取引第1位)に輝いた事業者です。受付完了から最短10分で取引を始められる手軽さと直感的に操作できるアプリを特徴としています。取り扱い銘柄は国内最多級の23種類です。もちろん、ビットコインも扱っています。最小発注数量は0.00001BTCです。出入金手数料は仮想通貨を含み出入金(大口出金は400円)とも無料、取引手数料は販売所が無料、取引所はMaker-0.01%、Taker0.05%となっています(Maker:板に並ぶ注文。Taker:板の注文を約定する注文。)オフラインで資産を管理するコールドウォレット管理を導入するなどセキュリティ面の充実を図っている点も見逃せません。初心者でも取引を始めやすいと評価できるでしょう。

出典:GMOコイン公式サイト

GMOコインで口座開設をする

bitbank(ビットバンク)

画像引用元:bitbank

国内セキュリティNO.1(2018年10月3日ICORating調べ)に輝いた事業者です。コールドウォレットやマルチシグ(仮想通貨を売買などするときに電子署名(鍵)を複数利用する方式)を採用するなどセキュリティの充実に努めています。CoinMarketCap調べで国内NO.1取引量となっている点も見逃せません。取り扱い銘柄は国内最多級の24種類です。ビットコインに加え、リップル、ライトコイン、イーサリアムなど多彩なアルトコインを扱っています。販売所におけるビットコインの最小発注数量は0.00000001 BTC、取引所における最小発注数量は0.0001BTCです。取引手数料は、Maker-0.02%、Taker0.12%となっています。日本円・ビットコインの入金手数料は無料、日本円の出金手数料は550~770円、ビットコインの出金手数料は0.0006BTCです。値動きにあわせて取引を繰り返したい方やアルトコインに興味がある方に向いています。

出典:bitbank公式サイト

bitbankで口座開設をする

DMM Bitcoin

画像引用元:DMM Bitcoin

DMM.comでお馴染みのDMMグループに属する事業者です。土日祝日を含めた365日対応のサポート体制を構築するなどユーザーの満足度向上に努めています。取り扱い銘柄は、bitbankを上回る25種類です。レバレッジ取引における取り扱い銘柄数は国内NO.1(2023年1月時点。国内暗号資産交換業者WEBサイト調べ)となっています。ビットコイン・イーサリアム・ポリゴンなど幅広い銘柄がレバレッジ取引に対応しています。現物取引におけるビットコインの最小発注数量は0.0001BTCです。クイック入金手数料・出金手数料・仮想通貨入出金手数料(マイナーへの手数料はユーザー負担)などは無料となっています。資産保全のリスクを4つあげて、これらの対策を講じている点も特徴です。具体的には、コールドウォレット、信託保全などによりセキュリティを高めています。取引環境が整っている事業者といえるでしょう。

出典:DMM Bitcoin公式サイト

楽天ウォレット

画像引用元:楽天ウォレット

楽天市場を運営する楽天グループに属する事業者です。楽天ポイントを仮想通貨に交換できる点(100ポイントから)が大きな特徴といえるでしょう。交換した仮想通貨は、楽天市場のお買い物などに使えます。もちろん、現物取引(販売所)・証拠金取引(販売所・取引所)も可能です。ビットコイン・イーサリアム・ビットキャッシュなど9種類の仮想通貨を扱っています(現物取引に対応していない銘柄有)。証拠金取引におけるビットコインの最小注文数量は0.01BTCです。証拠金取引(取引所・ビットコイン)の手数料は、Maker-0.01%・Taker0.03%となっています。現物取引・証拠金取引とも、入金手数料は無料、出金手数料は300円です。ビットコイン取引を始めたい楽天ユーザーに向いていると考えられます。

出典:楽天ウォレット公式サイト

ビットコイン・仮想通貨の取引方法

ビットコインや仮想通貨はいくつかの方法で取引できます。主な取引方法の概要は次の通りです。

現物取引

販売所または取引所で、暗号通貨を実際に売買する方法です。食品や洋服を売買する代わりに、仮想通貨を売買すると考えればよいでしょう。購入した仮想通貨は、保有していることになります。当然ながら売却するには、仮想通貨を保有していなければなりません。したがって、現物取引は購入から始めることになります。仮想通貨の対価は、基本的に円をはじめとする法定通貨です。現物取引で、手元資金を超える暗号通貨を購入することはできません。見方を変えると、現物取引で発生しうる損失は手元資金が上限です。リスクをコントロールしやすい取引方法といえるでしょう。

積立投資

決まったタイミングで決まった金額分の仮想通貨を自動的に購入する方法です。例えば、毎月5,000円分のビットコインを購入し続けるなどが該当します。積立投資のメリットは、投資のリスクを抑えやすいことです。決まった金額分だけ定期的に購入するため、仮想通貨の価格が上昇したときは取引量が少なく、仮想通貨の価格が下落したときは取引量が多くなります。以上の特徴があるため、同じ数量ずつ定期的に購入する場合よりも平均購入単価を抑えられます。まとまった資金を必要としない点、購入に手間がかかりにくい点も魅力です。リスクを管理したいときに検討したい取引方法といえるでしょう。

レバレッジ取引

決済したときに売買で生じた差額のみやり取りする方法です。売買のたびに仮想通貨を受け渡すことはしません。したがって、手元資金よりも大きな取引を行えます。ただし、損失に備えて、担保の役割を担う資金を預けなければなりません。これを証拠金といいます。レバレッジ取引は、預けた証拠金よりも大きな取引を行える方法といえるでしょう。仮想通貨の個人向け取引で設定できる証拠金倍率(レバレッジ倍率)は2倍です。つまり、預けた証拠金が100,000円であれば200,000円分まで取引を行えます。手元資金を効率よく活用できますが、同時にリスクも大きくなります。よく考えて採用したい取引方法です。

レンディング

自身が保有する仮想通貨を、一定期間、仮想通貨交換業者などへ貸して、利用料を受け取る方法です。利用料は、銘柄・貸出期間・貸出数量・年率などで異なります。これらの設定も、全事業者で共通しているわけではありません。利用料は、貸した仮想通貨で支払われることが一般的です。保有中の仮想通貨を有効活用できる点が魅力といえるでしょう。ただし、途中解約不可の場合、貸出中に価格が大きく変動しても対応できません。例えば、急騰したタイミング、暴落したタイミングで売却できないなどが考えられます。基本的には、長期取引を前提としている場合に検討したい手法といえます。

ビットコイン(仮想通貨)の価格推移と買い時

一般的に、ビットコインは値動きの幅が大きいと考えられています。例えば、2020年6月から12月にかけて、1BTC=1,000,000円程度から1BTC=3,000,000円程度に急騰しています。その後、上下を繰り返しながら2021年11月には1BTC=7,000,000円を突破しました。ちなみに、2023年2月時点の価格は1BTC=3,000,000円程度です。

基本的な買い時は、値下がりしたタイミングです。とはいえ、底値の見極めは簡単ではありません。購入後も価格が下がった場合は、損切りをするか値上がりを待つとよいでしょう。値動きの幅が大きいため、トレンドが変わると買値よりも高くなるかもしれません。あるいは、定期的に一定金額分のビットコインを買うこともおすすめです。リスクを分散できるため、初心者に向いていると考えられています。

ビットコイン(仮想通貨)を買う際に知っておきたい成功ポイント

ここからは、ビットコインを購入するときに意識したいポイントを解説します。

基本的な稼ぎ方・取引方法を知る

ビットコインの最も基本的な稼ぎ方は、買ったときよりも高く売ることです。例えば、購入時の価格が1,000,000円で売却時の価格が2,000,000円であれば1,000,000円の利益になります。夢のような話に思えますが、値動きの幅が大きい仮想通貨ではこのようなことが短期間で起こりえます。ただし、さまざまな要因から影響を受けるため、将来の価格を簡単に予想することはできません。

同様に取引方法の特徴を理解しておくことも重要です。目的や手元資金などにより、適している取引方法は異なります。まずは、この記事で紹介した現物取引・積立投資・レバレッジ取引・レンディングなどについて理解を深めておくとよいでしょう。

初心者は少額から時間を分散させて投資する

一般的に、仮想通貨はハイリスクハイリターンな金融商品と考えられています。したがって、余剰資金を活用することが重要です。また、取引に慣れていない初心者は少額投資が基本になります。まずは、お小遣い程度からはじめてみてはいかがでしょうか。購入時期を分散させることもおすすめです。定期的に一定金額分だけ購入し続けると、平均購入額を抑えられる可能性があります。

初心者は短期売買より長期投資を行う

初心者には、短期取引よりも長期取引が向いています。短期間で利益を出そうとすると、一時的な相場の動きに影響されやすくなるからです。判断を誤って、大きな損失を出してしまう可能性が高くなります。長期取引でも大きな含み損を出すことはありますが、値上がりを待つ余裕があるため、一時的な相場の動きには影響されにくくなります。例えば、これまでの価格推移をもとにトレンドの転換点を予想して値上がりを待つなども可能です。余裕をもって取引を行いましょう。

複数の取引所を開設しておく

仮想通貨交換業者の取り扱い銘柄・取引方法・手数料設定などは事業者で異なります。ビットコインの取引を始める前に、複数の事業者で口座を開設して詳細を確かめておくと、自分に合っているところを選びやすくなります。ただし、最初から複数の口座を使って取引をすることはおすすめできません。単一の口座で取引するよりも、資産管理が難しくなるからです。複数の口座を使った取引は、ある程度、慣れてから始めましょう。ちなみに、複数口座を活用する主なメリットは、投資の選択肢が増えることです。さまざまな状況に対応しやすくなります。

余剰資金で取引を行う

前述の通り、仮想通貨はリスク・リターンとも大きな金融商品です。生活に必要な資金を取引に活用することはおすすめできません。余裕をもって取引を行えないうえ、損失を出すと生活に支障が生じるからです。例えば、反転が予想されている状況で、わずかな値下がりに反応して売り注文を出してしまうなどが考えられます。冷静な判断を下すため、ビットコインの取引には余剰資金を活用しましょう。ここでいう余剰資金は、しばらく使う予定のないお金です。ただし、万が一に備えて貯えているお金は除きます。

初心者はレバレッジ取引を避ける

レバレッジをかければ、自己資金の2倍の取引を行えます。例えば、自己資金10万円であれば20万円分まで取引を行えます。効率よく資金を活用できますが、初心者にはおすすめできません。想定される利益とともに想定される損失も2倍になってしまうからです。慎重に取引しないと、自己資金をすぐに失う恐れがあります。また、取引の仕組みも現物取引より複雑です。理解が不足していると、想定外の結果になることも考えられます。取引に慣れていない方には、仕組みが単純で損失を自己資金に限定できる現物取引がおすすめです。

自分で取引ルールを作って守る

安定した結果を得るため重要になるのが自分で決めた投資のルールです。ルールを設定していないと、感情に影響されて適切な判断を下しにくくなります。例えば、欲を出しすぎて利益を逃してしまう、パニックになって損失を拡大させてしまうなどが考えられます。設定するべきルールは取引の目的などで異なりますが、価格が上昇したとき、価格が下落したときの対応は決めておかなければなりません。具体的には「〇%上昇したら売却する」「〇%下落したら売却する」などが考えられます。同様に、自分で作ったルールを守って取引することも重要です。実際に取引を始めると「今回だけは特別」と考えてしまうことが少なくありません。例外を認める場合は、第三者が納得できる根拠を提示しましょう。

ビットコイン(仮想通貨)を始める前に知るべき注意点

ビットコインを購入する前に知っておきたい注意点を解説します。

価格変動の大きさに注意しよう

ビットコインを含む仮想通貨は、価格変動の幅が非常に大きいといえます。数カ月で倍の価格になること、半分の価格になることも珍しくありません。価格が大きく動く主な理由は、歴史が浅いため取引量が少ないから、ストップ高・ストップ安がないからと考えられます。何かしらの材料が出ると、一方向へ動く傾向があります。流れをうまく捉えられれば大きな利益を狙えますが、流れをうまく捉えられないと大きな損失を出してしまいます。ハイリスク・ハイリターンな金融商品であることを理解したうえで、取引を始めることが重要です。

サーバーダウンやシステムトラブルのリスクに注意する

口座を開設した仮想通貨交換業者が、サーバーダウンなどのトラブルを起こすと取引を継続できません。利益を確定できないことや損失が膨らんでしまうことがあるため注意が必要です。トラブルは値動きが大きくなると起こりやすくなります。多くのユーザーが取引を行うためです。複数の事業者で口座を開設しておくと、トラブルが起きたときも取引を行えます。リスクに備えた対策を講じておきましょう。

資産の盗難やハッキングリスクに備えよう

仮想通貨はハッキングを受けて盗難されることがあります。過去にはオンラインウォレットに対するハッキングで、ユーザーの資産が流出する事件などが起きています。基本の対策は、高度なセキュリティ対策を講じている事業者を選ぶことです。同様に、2段階認証を設定する、IDやパスワードを使いまわさない、フィッシング詐欺に注意するなど、個人でできる対策も重要です。

海外の仮想通貨取引所の利用は避けよう

海外の事業者には、ハイレバレッジをかけられるなどの特徴があります。魅力的に思えますが利用はおすすめできません。ハイレバレッジをきかせると、大きな損失を被ることがあるからです。また、海外の事業者は国内とは異なる規制に従い運営しています。したがって、一定の基準を満たして運営している国内事業者よりも、セキュリティ面で劣る恐れがあります。無登録で営業している事業者に対し、金融庁が警告を発している点にも注意が必要です。日本語のサイトや日本人の登録・利用が停止されることもあり得ます。海外の事業者は、国内の事業者よりも多くのリスクを抱えているといえます。基本的には、国内の事業者を利用しましょう。

詐欺被害が増えているので注意する

仮想通貨に関するさまざまな詐欺が起きています。代表例としてあげられるのが、新規発行された仮想通貨が大手事業者に上場されるなどと語ってお金をだまし取る詐欺です。あるいは、高利回りを条件に仮想通貨を購入させておきながら連絡が取れなくなるなどの詐欺も起きています。うまい話には裏があると考えて、投資話などを持ちかけられたときは冷静に判断することが重要です。

仮想通貨FXは取引に慣れてから始める

一般的に仮想通貨FXと呼ばれている取引方法は仮想通貨証拠金取引を指します。仮想通貨証拠金取引は、証拠金を預けて売買で生じた差額のみやり取りする方法です。すなわち、この記事で説明したレバレッジ取引を指します。預けた証拠金の2倍まで取引できる点は魅力ですが、レバレッジをかけると想定される損失も大きくなります。証拠金以上の損失を被ることもあるため、取引に慣れるまではおすすめできません。繰り返しになりますが、まずは現物取引で経験を積みましょう。

ビットコインの始め方は簡単です

この記事では、ビットコインの取引を始めるにあたり押さえておきたいポイントを解説しました。取引を開始する手続きはそれほど難しくありません。金融庁に登録している事業者で、口座を開設すれば始められます。ただし、取引を始めても利益を得られる保証はありません。取引方法などを理解していないと、想定と異なる結果になることも考えられます。したがって、この記事を参考に取引方法などについて理解を深めておくことが欠かせません。リスクがある一方で、大きな利益が狙えることも事実です。短期間で手元の資金を大きく増やせるケースもあります。興味がある方は、初心者におすすめの事業者で口座を開設して、勉強を重ねながら経験を積んでいくとよいでしょう。

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