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2024/04/28イーサスキャン(Etherscan)の使い方 | メリットと活用方法を解説
Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンに関するさまざまな情報を閲覧できるツールです。 Etherscanを活用することで、トランザクションの履歴や詳細、ブロックチェーン全体の情報などを閲覧可能になり、リサーチに応用することもできます。 この記事では、そんなEtherscanの概要から利用例、使い方について解説しています。 Etherscanとは?イーサリアムチェーン上の情報が分かるツール Etherscanは、イーサリアムの代表的なエクスプローラーです。 各ブロックチェーンには、ブロックチェーンの状態や各トランザクションの詳細が確認できるエクスプローラーがあるのが一般的です。 Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンを扱うエクスプローラーになっています。 Etherscanを活用することで、ウォレットの概要や過去のトランザクションの履歴を確認したり、各トークンやコントラクトのリサーチなどに活用することが可能です。 特にイーサリアムは、スマートコントラクトを通してさまざまなやり取りを行うことが多いため、DeFiなどの利用に伴って心強い存在になります。 Etherscanでできること・利用例 これから、Etherscanでできることや利用例について、以下の観点から解説していきます。 ・ブロックチェーン全体の確認 ・トランザクションの一覧と詳細 ・トークンやコントラクトの概要や詳細 Etherscanを利用するメリットや活用方法などをチェックしていきましょう。 ブロックチェーン全体の確認 Etherscanでは、イーサリアムのブロックチェーンの全体の状態をチェックすることができます。 例えば、直近のブロックやトランザクションなどから、1日あたりのトランザクション数の推移、ユニークなアドレス数、平均的なガス代の推移といったデータをチェック可能です。 「イーサリアムの利用がどのように広がっているのか?」といった点を確認するのに便利です。 トランザクションの一覧と詳細 Etherscanでは、イーサリアム上のトランザクションをアドレスごとに一覧表示させたり、各トランザクションの詳細を確認できます。 アドレスさえ入力すれば取得できるため、自身のウォレットのアドレスを入力することで、トランザクション履歴などを取得できます。 具体的には、各トランザクションの詳細をクリックすることで「トランザクションの状態」などをチェック可能です。 例えば、トランザクションの完了が遅い場合などに、Etherscanからトランザクションの詳細をチェックすることで、トランザクションが成功・保留・失敗しているのかといった点を確認できます。 トークンの概要や詳細 Etherscanでは、トランザクションのみならず、トークンやコントラクトの概要や詳細をチェック可能です。 コントラクトアドレスやトークンのティッカーを入力することで、トークン保有者の数や割合、供給量などを確認できます。 上記のような情報をチェックすることで、各プロジェクトのトークンがどのような挙動をしているのか?といったリサーチへ応用可能です。 例えば、大口の保有者(特にそのトークンを発行するプロジェクトの運営など)が、好ましくない動きをしていないか?などを確認できます。 Etherscanの使い方 これから、Etherscanの使い方について画像を用いて、以下のようなポイントから解説していきます。 ・Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する ・Etherscanでトランザクション履歴を取得する ・トランザクションの詳細と見方 ・リボークやトークンの追加 Etherscanのベーシックな機能を使えるようになっていきましょう。 Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する まず、はじめにEtherscanでガス代推移やブロックチェーンの状態を観察する手順について解説していきます。 Etherscanへアクセス 「Resources」の「Charts & Stats」へ チェックしたい項目へ Etherscanの「Charts & Statistic」では、大きく分けて以下のような項目ごとに、さまざまなチャートが表示されています。 項目 提供されているチャートの例 Market Data ETHの価格や時価総額など Blockchain Data 日次あたりのトランザクション数や、ユニークアドレス、ブロックサイズ、ガス代推移など DashBoards ビーコンチェーンのデポジットや、L2などへのブリッジのアクティビティなど Network Data ハッシュレートのチャート、各国のノード分付など アドレスのトランザクション履歴を取得する 次に、アドレスのトランザクション履歴を取得する方法をご紹介していきます。 Etherscanの検索枠に検索したいアドレスを入力 (自身のウォレットを検索したい場合は、MetaMaskなどからチェック可能) トランザクションの内容を確認する 「CSV Export」からダウンロード可能 各トランザクションの項目に表示されている意味は、以下のとおりです。 Txn Hash:トランザクションを特定可能な文字列 (各トランザクションに対して与えられる文字列) Method :トランザクションの概要 Block :トランザクションが追加されたブロック Age :日次 From :送付元のアドレス To :送付先のアドレス Value:価値 Txn Fee :手数料 上記のような履歴を取得することで、取引を振り返ったり、何らかの精算を行う際(税金など)に活用できます。 トランザクションの詳細と見方 Etherscanでは、前述したようにトランザクションを一覧表示できますが、トランザクションの内容をより詳細に確認することもできます。 以下の手順で、トランザクションの詳細をチェックしていきましょう。 確認したいトランザクションの「Txn Hash」へ トランザクションの情報を閲覧可能 さまざまな情報が表示されていますが、トランザクションの詳細をチェックすることで、特に注目したい項目に以下のようなものが挙げられます。 Status:トランザクションの状態 (Successと表示されていなければ完了していない) Transaction Action :トランザクションのより詳細な実行内容 リボークやトークンの追加 Etherscanでは、ブロックチェーン全体の情報ややトランザクションのみならず、リボーク・トークンの追加などに活用することができます。 リボークとは、トークンへの承認を取り消すアクションのことで、安全にウォレットを利用するに伴って、非常に重要な存在です。(DeFiなどを利用したことがある方は、高確率でトークンへの承認を行っています) また、何らかのトークンをウォレットに送金している場合でも、MetaMaskなどでトークンの情報を追加していない場合は、表示されないケースがあります。 こういった場面でも、Etherscanを活用すると、コントラクトアドレスを調べてMetaMaskなどに追加していくことが可能です。 リボークとトークンの追加に関しては、以下の記事で解説しています。 ・【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 ・MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! Etherscanについてまとめ この記事では、Etherscanについて解説しました。 Etherscanを用いることで、自身のウォレットで行ったさまざまな履歴や、各トークンのリサーチなどを円滑に進めていくことができます。 Etherscanを活用して、イーサリアムのDeFiなどを快適に利用していきましょう。 PolygonScan(ポリゴンスキャン)とは?概要や使い方を解説
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2024/04/25おすすめの DEX(分散型取引所)とは?リスクや注意点も解説
この記事では、おすすめのDEX(分散型取引所)について解説しています。 DEXはブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、CEX(中央集権型取引所)には無い魅力を持っています。 しかし、各DEXによって持っている特徴や機能大きく異なっています。 この記事では、多種多様なDEXの中から自分にあったDEXを見つけるためのポイントを以下から解説していきます。 この記事のまとめ ・DEXは用途やチェーンなどに応じて選定 ・DEXによって仕様や機能は大きく異なる ・DEXでもショートやレバレッジは利用可能 ・DEXの利用にはさまざまな注意点があるため注意が必要 DEXとは?概要をおさらい DEX(分散型取引所)は、中央集権的な仲介者を排除し、スマートコントラクトなどを通して、ユーザー間での仮想通貨の取引を可能にするソリューションです。 DEXは、ブロックチェーンやスマートコントラクトを活用しているため、取引の透明性が高いことが特徴です。 また、ユーザーはDEXの利用に伴い、各自が管理するウォレットを通して取引を行うのが一般的なため、自身の資産を直接コントロール可能できます。 DEXは上記のようなブロックチェーンやスマートコントラクトのメリットを活かしつつ、仮想通貨のスワップや運用ができます。 DEXの選び方 これから、DEXの選び方について以下のポイントから解説していきます。 ・TVLや取引量の多さ ・展開しているチェーン ・用途別に必要な機能・取引 ・エアドロップの有無 DEXの選ぶ際のポイントを、かんたんにチェックしていきましょう。 TVLや取引量の多さ DEXを選ぶ際、重要な指標の一つがTVL(Total Value Locked)です。 TVLは、DEXに預けられている・ロックされている資産の総額を指し、プラットフォームの人気や信頼性を示す指標の1つになります。 また、DEXを測る指標として取引量(取引ボリューム)も重要です。 取引量が多いことは、アクティブに利用しているユーザーが多いことを示すケースが多いため、プラットフォーム選びの際に重要な観点となります。 展開しているチェーン DEXが採用しているチェーンを確認するのも重要な要素です。 ブロックチェーンはそれぞれ独自の特性を持ち、取引の速度やコスト、セキュリティ面で異なる利点を有しています。 例えば、レイヤー1のEthereumは多くのDEXで採用されており、TVLも多い傾向にありますが、ガス代(手数料)が高いケースが多いです。 一方で、同じようなセキュリティを共有しているEthereumをベースとしたレイヤー2周りのプラットフォームでは、ガス代が低くなる傾向があります。 チェーンによって、ガス代として使用する仮想通貨も変わってくるケースが多いため、用途や各チェーンの特性を考慮した上で、用意する仮想通貨や使用するDEXを選定するのがおすすめです。 用途別に必要な機能・取引 DEXを選ぶ際には、目的や用途に合わせた機能や取引の種類を考慮しておきましょう。 例えば、シンプルにスポット取引を主に行う場合は、多様な通貨ペアや高い流動性を提供するDEXが適しています。 また、デリバティブ取引やレバレッジ取引に興味がある場合は、これらの取引をサポートするDEXを選ぶ必要があります。 さらに、ファーミングやステーキングを主な目的とする場合、何らかの形で高い利回りを提供するDEXや、独自のトークンを使ったインセンティブがあるDEXが適切かもしれません。 おすすめのDEXランキングTOP5 これから、おすすめのDEXランキングを、以下から解説していきます。 Hyperliquid Logx Satori Finance IntentX Hyperliquid 実施元 Hyperliquid 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 2023年11月~2024年4月の利用量に置応じてポイント付与 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://hyperliquid.xyz/(こちらから登録でテイカー手数料が4%割引) Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の無期限先物の板取引を行うDEXです。 オリジナルネットワークのHyperliquid L1で稼働しているので、注文や清算などの処理速度が高速で、快適に利用できます。 Hyperliquidは2023年11月から半年間にわたりエアドロップに繋がるポイントプログラムを開始しており、トレードや流動性提供をするとポイントが付与されます。 ポイントの売買ができるプレマーケットサイト「Whales」では、Hyperliquidのポイントが一時7ドル以上で取引された経緯もあり期待値の高さがわかります。 ネイティブトークンのローンチ後にはステーキングも予定していて、エアドロップによるトークンの活用法にも注目です。 【Hyperliquidの特徴・使い方】ポイント獲得でエアドロップの可能性!? Logx 実施元 LogX 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 毎週金曜日に2,000,000トークンプールから付与 配布トークン LOGX 公式サイト https://www.logx.trade/ (こちらから登録で取引手数料が5%還元) Log X(ログエックス)は、シームレスで効率的なレバレッジ取引を提供するDEXで、すでに総取引高は50億ドルを超え、11万人以上のユーザーが利用しています。 USDTまたはUSDCを担保としてトレードでき、USDC・USDTの流動性提供の引き換えに、LLPトークンを獲得して報酬を得ることも可能です。 エアドロップに関して、毎週金曜日に2,000,000トークンプールから$LOGXが付与されます。獲得した$LOGXはトークンのローンチタイミングで請求可能となり、このプログラムはトークン販売まで継続されます。 また、LogX (pro) を利用すると、Orderly Networkという別の注目プロジェクトのエアドロップも狙えるのもおすすめのポイントです。 LogXは、これまでSEQUOIAやCoinbace Venturesなどの有名VCから合計610万ドルの資金調達を実施しており、期待値の高さをが窺えます。 DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介! Satori Finance 実施元 Satori Finance 獲得方法 DEXでのトレード、TVL入金額、取引完了額に応じてポイントを貯める 期間 シーズン1が2024年4月1日スタート 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://satori.finance/ Satori Finance(サトリ ファイナンス)は、L2チェーンに対応する無期限先物のDEXです。 取引処理をオフチェーンで行うPolygon zkEVMやzkSync Eraなどの5つのL2チェーンに接続して取引可能です。 オフチェーン集約とオンチェーン決済によって、両方の良いとこ取りをしてユーザーの選択肢を広げます。 独自のポイントプログラムは2023年3月からスタートしていて、取引や流動性提供によってポイントが貯まり、後のエアドロップに繋がると予想されています。 プロジェクトはシードラウンドで1,000万ドルの資金調達を実施しており、Polychain Capitalなどの有名VCが価値を見込んでいることもあり、エアドロップへの期待値も高いです。 DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能 IntentX 実施元 Intent X 獲得方法 Base、Blastで取引する 配布トークン $xINTX 公式サイト https://intentx.io/(こちらから登録でエアドロポイントを獲得) IntentX(インテントエックス)は、最大60倍のレバレッジで250種類以上の通貨を取引できる無期限先物取引を提供するDEXです。 価格決定をAMMやオラクルに依存せず、CEXの流動性を取り込むことで低コストと流動性の高い取引を実現しています。これをインテントベースの取引と呼び、競合がなく快適に利用できるのがメリットです。 ガバナンストークンである$INTXをステーキングすると得られるのが$xINTXです。エアドロップでは、この$xINTXがポイントの獲得量に応じて配布されます。 ポイントはIntentXでの取引量に応じて配られるので、取引ボリュームを稼いでエアドロップ獲得の流れです。 シードラウンドと資金調達ラウンドで合計4,300,000ドルを実施していて、Magnus Capitalなどの有名VCなどから注目されていることもあり、エアドロップの期待値も高いですね。 DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう DEXを利用するときの注意点 これから、DEXを利用するときの注意点について以下から解説していきます。 ・スワップと損失 ・ウォレットやコントラクトの管理 ・ファーミングや運用のリスク ・予期せぬトラブルへの心構え DEXには魅力的な利回りや利便性を提供をしているものが多いですが、いくつかある注意点チェックしていきましょう。 スワップと損失 当然ですが、仮想通貨の取引を行う場合は損失が発生する可能性があります。 これは、DEX・CEXに共通しているポイントです。 また、上記に加えて、DEXの場合は流動性の観点からそれほど大きくない取引であっても、価格に対して大きな影響を与えてレートが悪くなることがあります。 特にAMMのDEXで、流動性の低いプールを通した取引を行うと、レートが悪い状況で通貨の交換を行ってしまう事態が発生することが多いです。 管理が行き届いている傾向が高いCEXのように全ての通貨に対して、十分な流動性があるとは限りません。 ウォレットやコントラクトの管理 DEXを利用する際は、ウォレットのセキュリティとスマートコントラクトのリスク管理が必要です。 ユーザーは自身の秘密鍵を厳格に管理し、ウォレットのセキュリティを確保する必要があります。 また、秘密鍵のみならず、DEXはスマートコントラクトによって運用されているため、コントラクトのバグや脆弱性によるリスクも存在します。 利用しているDEXにおいて脆弱性が見られた場合、DEXにロックしている仮想通貨や、承認しているコントラクト経由からウォレットの資産にリスクが発生することもあります。 信頼できるDEXを選び、定期的にセキュリティのアップデートや情報を確認することが重要です。 また、仮に一般的に信頼できる・知名度があるDEXであっても、上記のようなトラブルが起こることがあるのは常に頭に入れておきましょう。 ファーミングや運用のリスク DEXに限らず、DeFi全体のファーミングや運用にはリスクが伴うことが一般的です。 高いリターンを提供するプラットフォームほど、リスクも高くなる傾向にあります。 しかし、そうでない場合でも前述したような脆弱性などのリスクがあります。 基本的に、ファーミング周りのトピックでは、何らかのリスクがあると考え、そのリスクが許容できるものであるかチェックするのがおすすめです。 予期せぬトラブルへの心構え 上記したようなものに加えて、DEXやDeFiの利用にはこれまで想定していなかったリスクやトラブルが発生することがあります。 その発端となるのはケアレスミスからプロトコルの根本的な脆弱性など幅広いです。 常に予期せぬトラブルが発生すると考えて使用しましょう。 おすすめのDEXまとめ この記事では、おすすめのDEXをテーマにさまざまなポイントについて解説しました。 前述したようにDEXには、さまざまな特性を持つ多種多様なプロトコルが存在しています。 用途などに応じて、必要なDEXを選定していきましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/04/25仮想通貨のエアドロップとは?最新注目プロジェクトも紹介【2024年4月版】
仮想通貨のエアドロップとは「指定のタスク達成や条件を満たした場合に無料でトークンを受け取れるイベント」です。 条件を満たすだけで、仮想通貨やNFTを受け取ることができるので、仮想通貨運用をするのであれば、エアドロップの情報収集は非常に重要です。 しかし、エアドロップに関する知識を正しく身に着けないと、逆にエアドロップに振り回されて損をしてしまう可能性もあります。 そこで、本記事ではエアドロップの特徴や、注目のエアドロップ最新情報をまとめました。ぜひ参考にしましょう。 【2024年4月時点】最新のエアドロップ情報まとめ 現在行われているエアドロップの中でも、比較的多くの仮想通貨ユーザーが取り組みやすいトレード系の情報をまとめました。(2024年4月時点) 以下で紹介するものは、何十万円もの仮想通貨を半年以上預けたりする必要もなく、普段仮想通貨取引所でトレードをする方であれば、プラットフォームを移すだけでエアドロップ獲得のチャンスが得られます。 最新の内容をチェックして、仮想通貨を手に入れましょう。 最新のエアドロップ情報まとめ Hyperliquid Logx Satori Finance IntentX Hyperliquid 実施元 Hyperliquid 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 2023年11月~2024年4月の利用量に置応じてポイント付与 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://hyperliquid.xyz/(こちらから登録でテイカー手数料が4%割引) Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の無期限先物の板取引を行うDEXです。 オリジナルネットワークのHyperliquid L1で稼働しているので、注文や清算などの処理速度が高速で、快適に利用できます。 Hyperliquidは2023年11月から半年間にわたりエアドロップに繋がるポイントプログラムを開始しており、トレードや流動性提供をするとポイントが付与されます。 ポイントの売買ができるプレマーケットサイト「Whales」では、Hyperliquidのポイントが一時7ドル以上で取引された経緯もあり期待値の高さがわかります。 ネイティブトークンのローンチ後にはステーキングも予定していて、エアドロップによるトークンの活用法にも注目です。 【Hyperliquidの特徴・使い方】ポイント獲得でエアドロップの可能性!? Logx 実施元 LogX 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 毎週金曜日に2,000,000トークンプールから付与 配布トークン LOGX 公式サイト https://www.logx.trade/ (こちらから登録で取引手数料が5%還元) Log X(ログエックス)は、シームレスで効率的なレバレッジ取引を提供するDEXで、すでに総取引高は50億ドルを超え、11万人以上のユーザーが利用しています。 USDTまたはUSDCを担保としてトレードでき、USDC・USDTの流動性提供の引き換えに、LLPトークンを獲得して報酬を得ることも可能です。 エアドロップに関して、毎週金曜日に2,000,000トークンプールから$LOGXが付与されます。獲得した$LOGXはトークンのローンチタイミングで請求可能となり、このプログラムはトークン販売まで継続されます。 また、LogX (pro) を利用すると、Orderly Networkという別の注目プロジェクトのエアドロップも狙えるのもおすすめのポイントです。 LogXは、これまでSEQUOIAやCoinbace Venturesなどの有名VCから合計610万ドルの資金調達を実施しており、期待値の高さをが窺えます。 DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介! Satori Finance 実施元 Satori Finance 獲得方法 DEXでのトレード、TVL入金額、取引完了額に応じてポイントを貯める 期間 シーズン1が2024年4月1日スタート 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://satori.finance/ Satori Finance(サトリ ファイナンス)は、L2チェーンに対応する無期限先物のDEXです。 取引処理をオフチェーンで行うPolygon zkEVMやzkSync Eraなどの5つのL2チェーンに接続して取引可能です。 オフチェーン集約とオンチェーン決済によって、両方の良いとこ取りをしてユーザーの選択肢を広げます。 独自のポイントプログラムは2023年3月からスタートしていて、取引や流動性提供によってポイントが貯まり、後のエアドロップに繋がると予想されています。 プロジェクトはシードラウンドで1,000万ドルの資金調達を実施しており、Polychain Capitalなどの有名VCが価値を見込んでいることもあり、エアドロップへの期待値も高いです。 DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能 IntentX 実施元 Intent X 獲得方法 Base、Blastで取引する 配布トークン $xINTX 公式サイト https://intentx.io/(こちらから登録でエアドロポイントを獲得) IntentX(インテントエックス)は、最大60倍のレバレッジで250種類以上の通貨を取引できる無期限先物取引を提供するDEXです。 価格決定をAMMやオラクルに依存せず、CEXの流動性を取り込むことで低コストと流動性の高い取引を実現しています。これをインテントベースの取引と呼び、競合がなく快適に利用できるのがメリットです。 ガバナンストークンである$INTXをステーキングすると得られるのが$xINTXです。エアドロップでは、この$xINTXがポイントの獲得量に応じて配布されます。 ポイントはIntentXでの取引量に応じて配られるので、取引ボリュームを稼いでエアドロップ獲得の流れです。 シードラウンドと資金調達ラウンドで合計4,300,000ドルを実施していて、Magnus Capitalなどの有名VCなどから注目されていることもあり、エアドロップの期待値も高いですね。 DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう 仮想通貨のエアドロップとは?特徴を解説 仮想通貨のエアドロップには以下のような特徴、注意点があります。 ただ単に「無料で仮想通貨がもらえる」とだけ考えてしまうと思わぬ後悔をしかねません。 正しい知識を身に着けて、上手に運用できるようにしておきましょう。 エアドロップの特徴 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる 多額の仮想通貨の獲得も狙える 必ずしも得をするとは限らない 詐欺の可能性もある 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる エアドロップを一言で表すなら「条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえるキャンペーン・イベント」です。 そのため、仮想通貨の発行元、開発者は知名度を上げて多くの人に知ってもらうために、エアドロップを行います。また、仮想通貨/ブロックチェーンの特徴としてアドレス上の過去のアクティビティや保有するトークンやNFTは可視化されているため、エアドロップを実施するプロジェクト側が望む顧客を囲うことも出来ます。 利用者としてはエアドロップによって無料で仮想通貨がもらえればお得ですし、発行元・開発者としてはユーザー数の増加により、市場の流動性が増えたり宣伝になったりするというメリットがあります。 条件を満たせば無料で仮想通貨やNFTがもらえますが、条件を満たすために仮想通貨を新たに保有する必要はあるので、ある程度の資金は必要となるケースが多いです。 多額の仮想通貨の獲得も狙える プロジェクトによってはエアドロップの実施を先に明言し、トークンの設計としてエアドロップの割合を多くしておくことで、プロダクト公開初期時から多くのユーザーを惹きつける戦略が採用されています。 そのため、エアドロップを実施するプロジェクトが市場で評価され、トークンの値段があがれば多く割り当てられていたエアドロップの価値もその分上昇します。 例えば、DEX「Aevo」では、トレードを行ったユーザーなどに対して総供給量の3%にあたる3,000万枚の$AEVOトークンのエアドロップを配布するエコノミクス設計となっており、すでに実施された初期のエアドロップでは、数十万円〜数千万円のエアドロップを獲得したユーザーがいます。 注意点 エアドロップで得た仮想通貨でも確実に価値が高くなるとは限りません。すぐに売られてしまい逆に価値が下がってしまうこともあることは留意しておきましょう。 必ずしも得をするとは限らない エアドロップに参加するには、提示されている条件を満たす必要があります。条件としては特定のNFTの保有やプロダクトの利用歴、ポイントプログラムのポイント数など様々です。 エアドロップを狙ってNFTや仮想通貨を購入しても、エアドロップの対象外となってしまったり、エアドロップは獲得したものの用意したNFTや仮想通貨が暴落するケース、手数料を支払ってポイントを集めたにも関わらずエアドロップの価値が手数料を下回る事例なども発生します。 将来性や価値も確認する エアドロップで得られた仮想通貨自体の価値が少なく、実質的にほとんど利益が得られないケースがあります。エアドロップのためだけに特定のNFTや仮想通貨を大量に購入する方法などはなるべく避け、購入する仮想通貨自体の将来性、エアドロップによって得られる仮想通貨の価値なども考えるようにしましょう。 詐欺の可能性もある エアドロップの名を冠して、詐欺行為が行われることがあるので注意しましょう。 エアドロップは「無料で仮想通貨をもらえる」という響きから、仮想通貨運用の初心者が興味を引きやすく、ここに付け込んでざまざまな手を使って詐欺行為が行われやすいです。 エアドロップを関した詐欺で起こり得ること 「エアドロップで仮想通貨を送るため」といってシードフレーズを聞き出そうとしてくる エアドロップの条件が「指定の口座に振り込みをする」という内容で現金を振込させる 偽サイトへ誘導されウイルス感染し情報が抜き取られる 少しでも不安に感じた場合は、利用は避けるようにしましょう。 特にエアドロップをアナウンスする公式アカウントが乗っ取られた場合に、偽サイトへの誘導を避けるのは非常に難しいです。 そのため、普段からSNSで情報収集して、危機回避をできるようにしておくことが大事です。 過去の注目エアドロップまとめ これまで配布された大型エアドロップをいくつか紹介します。 各プロジェクトによって参加条件は異なりますが、数万円が数百万円に化けるという期待値の高さは同じです。 今後、大型エアドロップの波に乗れるように目を通してみてください。 過去の注目エアドロップ Ribbon finance dydx Optimism Jito Flare Network Starknet Ribbon finance 実施元 Ribbon finance 対象者 Ribbon製品の既存ユーザー、イーサリアム上の既存のオプションプロトコル:Hegic、Opin、Charm、Primitiveのユーザーなど 配布トークン RBN 配布量 30,000,000RBN RibbonFinanceはリブランドしていて現在の名称は「Aevo」です。 AevoはDEX上のデリバティブ取引所であり、OPStackを利用した独自のブロックチェーンです。 2021年に高額のエアドロップを配布したことで話題になりました。 たとえば、Ribbonのオプションプロトコルのユーザーでは各アドレス5772RBN配布され、エアドロップ時のRBN価格は4ドル程度であると考えると、日本円で300万円を超える配布量です。また、リブランドされたAevoでも、ユーザーに対して多額のエアドロップが実施されました。 dydx 実施元 dydxFoundation 対象者 dYdXプロトコルの過去の全てのユーザー スナップショット 2021年7月26日 配布トークン dydx 配布量 総供給の7.5%(7,500,000dydx) dYdXは、DeFiトークンのデリバティブ商品を扱う分散型取引所です。 イーサリアム上のスマートコントラクトですべての取引が実行されています。 dYdXは2021年に高額のエアドロップを配布していて、数ドルデポジットしていたユーザーに対して310DYDX(341,000円)、1ドル以上トレード実績があるユーザーは1,163DYDX(1,279,300円)が配布されました。 当時のDYDX価格1,100円程度で計算していますがかなりの金額です。 1億円以上取引していたユーザには9529DYDXだったので10,000,000円を超えます。それほど高額のエアドロップでした。 Optimism 実施元 Optimism 対象者 「Optimism Collective」のDAO投票に参加 スナップショット 2023年1月20日から7月20日 配布トークン OP 配布量 19,411,313 OP Optimismは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンであり、手数料低減や処理速度向上を目的として人気のプロジェクトです。 これまでOptimismは何度もエアドロップを配布していて、2023年9月には3回目のエアドロップが開始されました。 最小180OPを100日以上委任していれば配布対象であり、アドレスごとに600OP程度が配られています。 当時のOPは200円程度だったので120,000円相当になります。 Jito 実施元 Jito Labs 対象者 長期的なJitoSOLホルダー、JitoSOLと関わっているユーザー、Jito-Solana MEVクライアントを運用しているSolanaバリデータなど スナップショット 2023年1月1日~11月25日 配布トークン JTO 配布量 1,000,000,000JTO SolanaのリキッドステーキングプロダクトであるJitoは、2023年11月、ガバナンストークンJTOの発表と同時にエアドロップも発表しました。 10億JTOの内訳は、JitoSOLユーザーは8,000万JTO、JitoSolanaのバリデーターは1,500万JTO、JitoMEVサーチャーズは500万JTOが割り当てられました。 たとえば、JitoSOLホルダーの対象者のうち4,930人は4,941JTOを受け取っています。JTOが450円だとして220万円を超えます。 数万円程度の取引で数百万円に上るエアドロップがもらえる高配当です。 Starknet 実施元 Starknet 参加条件 「The Crown of Stark」の保有者 配布トークン STRK 配布量 40,000STRK レイヤー2ソリューションの1つである「Starknet」は、STRKトークンのエアドロップを2024年3月に実施しました。 Starknet Questで発行したThe Crown of Starkの保有者へ合計40,000STRKトークンを配布し、96,522のウォレットが受け取っています。 1STRKが330円程度だったので、配布数によってはそこそこのエアドロップを獲得できたイベントです。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 続いて、仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問に答えていきます。 最後まで確認していただき、疑問を解消したうえでエアドロップに参加しましょう。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? エアドロップを受け取ると税金は発生する? 日本の取引所でエアドロップはある? ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? 基本的にギブアウェイもエアドロップも同じと考えて問題ありませんが、以下のような使い分けがされています。 エアドロップとギブアウェイの違い エアドロップ...一定のタイミングで指定の仮想通貨を保有することで報酬を得られる ギブアウェイ...イベントやキャンペーンに参加することで報酬を得られる どちらにしても、無料で仮想通貨やNFTといったトークンが報酬として得られる点に違いはありません。 エアドロップもギブアウェイも上手に活用して、お得に仮想通貨の運用をしましょう。 エアドロップを受け取ると税金は発生する? エアドロップを受け取った時点で、通貨が上場しており価格が付いているか否かで判断基準が変化するとされています。 例えば、すでに上場している仮想通貨Aをエアドロップで100万円分獲得したとすると、それは所得して計上されます。対して、どの取引所にも見上場でトークンの価格が付く前にエアドロップを受け取った場合、それらは他の通貨に変換、または日本円等に利確した瞬間に利益として認定されます。 エアドロップについて明確な言及はなされていないため、気になる方は税務署や税理士などの専門家に相談しましょう。 まとめ 仮想通貨のエアドロップを活用すれば、無料で仮想通貨を受け取れて場合によっては一攫千金を狙うことができます。 ただし、仮想通貨のエアドロップ情報は常に収集していないと、条件を満たすことができず乗り遅れてしまうことも少なくありません。 また、エアドロップを冠した詐欺がある点にも注意しなければいけません。 常にSNSなどで情報収集をして、スマートにエアドロップを活用しましょう。
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2024/04/16Discord(ディスコード)の複数アカウントの設定方法を徹底解説!
「仕事用とプライベート用にDiscordのアカウントを分けたい」「Discordで複数のアカウントを使い分けたい」 こういった悩みを持っている人に向けて、この記事ではDiscordの複数アカウントについて紹介しています。 Discordは仮想通貨やNFTの領域の情報収集に欠かせないツールですが、これらの分野のグループチャットは情報量が膨大になるため、複数のアカウントを使って情報を整理した方が使いやすくなります。 この記事を最後まで読んで、Discordの複数アカウントについての知識を深めましょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントが必要な理由 [caption id="attachment_110771" align="aligncenter" width="651"] 画像引用元: Ink Drop / Shutterstock.com[/caption] Discordで複数アカウントが必要な理由 コミュニティに適したアイデンティティが用意できる 仮想通貨のエアドロップ活動が捗る Discordで複数のアカウントがあった方がよい理由を解説します。 複数アカウントの保有は切り替え作業に一手間必要となるため、理由を確認し自分に必要な作業をチェックしましょう。 コミュニティに適したアイデンティティを用意できる 複数アカウントを保有することで、ネット上で複数のアイデンティティを保有できます。 1つのアカウントで異なる分野の複数のコミュニティを横断すると、キャラクターのアイデンティティに一貫性がなく、コミュニティ内で立場を作ったり、他のユーザーと有効なコミュニケーションを図ったりすることが難しくなります。 趣味、学業、仕事など、異なる目的で複数のコミュニティに参加する場合、それぞれのコミュニティに適したアイデンティティを保持するために複数のアカウントを作成した方が良いでしょう。 仮想通貨のエアドロップ活動が捗る 複数のアカウントの保有により、仮想通貨のエアドロップ(一定の条件を果たしたユーザーが仮想通貨を獲得できる事象)を多く受け取れる可能性があります。 仮想通貨プロジェクトのエアドロップでは、Discordのロール(役職)によって通貨が獲得できるなどの条件が設定されることがあります。 複数アカウントでの活動はプロジェクト側が望まないケースもありますが、より多くのエアドロップ獲得を目指す方は選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントを切り替える方法 Discordでアカウントを切り替える仕組み Webブラウザ、Webアプリの場合 スマホアプリの場合 実際にDisordで複数アカウントを切り替える方法を解説します。 Webかスマホかによって若干の違いがあるため、自分のよく使う方で実際の設定方法を確認しましょう。 Webブラウザ、Webアプリの場合 Webブラウザ、Webアプリの場合は自分のプロフィール設定画面からアカウントの切り替えが可能です。 画面左下のアカウント部分をクリックして、アカウントの切り替えを選択します。 Discordでは、"アカウントスイッチャー"という仕組みで一度に5つのアカウントまで簡単に切り替えられるようになっています。 5個以上のアカウントを使用する場合は、再度ログインの手続きが必要になるので注意しましょう。 スマホアプリの場合 スマホアプリの場合はアカウントを簡単に切り替えることが出来ません。 そのため、一度、設定画面からログアウトしてから使いたいアカウントの情報で再度ログインする必要があります。 ログアウトするには、画面下のメニューバーの一番右のアカウント画面を開き、右上の設定マークをクリック。その後ログアウトを選択しましょう。 その後、切り替えたいアカウントのログイン情報を入力することで、アカウントの切り替えが可能となります。 Discord(ディスコード)のアカウントの仕組み Discordのアカウントの仕組み アカウントの基本構造 サーバーとの関連性 プライバシー設定 次にDiscodの基本的なアカウントの仕組みについて解説します。 以下の内容を把握すると、複数アカウントを作成する時の悩みや疑問が解消されますよ。 アカウントの基本構造 アカウントは、以下の基本情報によって構成されています。 表示名 ユーザー名 タグ番号 Eメールアドレス パスワード このうち、タグ番号とは、旧ユーザーについているユーザー名の末尾についている4桁の番号を指します。*2023年5月からはタグ番号の設定がなくなっています。 サーバーとの関連性 アカウントがサーバーに参加すると、役割や権限が割り当てられる仕組みになっています。 役割や権限によって、サーバー内のチャンネルの閲覧が可能になったり、チャンネルの編集が可能になったりします。 プライバシー設定 自分のアカウントが他人に知られるのは、以下の5つのアクションを起こしたときです。 サーバーに参加したとき サーバー内でチャットやスタンプを送ったとき メンバーにDMやフレンド申請を送ったとき 連絡先を同期したとき SNSに電話番号やメールアドレスを公開したとき 4の「連絡先の同期」について、設定から連絡先を同期すると、携帯電話に登録されている連絡先の情報の中からDiscordを使用しているユーザーの情報がフレンド候補として表示されるようになります。 5の「SNSに電話番号やメールアドレスを公開したとき」について、電話やメールアドレスの検索をオンに設定すると、電話番号やメールアドレスから他のユーザーがあなたのアカウントを発見できるようになるのでこちらも注意しましょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントを安全に管理する方法 [caption id="attachment_111404" align="aligncenter" width="653"] JOCA_PH / Shutterstock.com[/caption] Discordで複数アカウントを安全に管理する方法 強力なパスワードを使用する 二段階認証を活用する 強力なパスワードを使用する Discordの複数アカウントを安全に管理する1つ目の手段は、各アカウント毎に異なる強力なパスワードの設定する方法です。 Discordのパスワードは8文字以上である必要があります。同じパスワードの利用を避け、できるだけ長めで単純でないパスワードを設定して下さい。 パスワードを忘れてしまうとログインができなくなり、パスワードをリセットする必要が出てくるので、忘れないようにメモなどに記録を残しておきましょう。 二段階認証を活用する Discordの複数アカウントを安全に管理する2つ目の方法は、二段階認証の活用です。 スマホアプリ「Google Authenticator」を活用するためあらかじめ自分のスマホでアプリをダウンロードしておきましょう。(iOS/Android) Web版とモバイル版それぞれでの設定方法を紹介します。 Webブラウザ、WEBアプリの場合 ユーザー設定のマイアカウント画面から、"Enable Authenticator App"のボタンを押します。 すると、認証用アプリをダウンロードして認証コードを入力する手順が表示されるので、Google AuthenticatorのアプリでQRコード読み取って、認証コードを入力して下さい。 入力が完了すると2段階認証が設定されます。 SMS認証の有効化やバックアップコードのダウンロードもできますので、必要な場合こちらもあわせて完了させてください。 スマホアプリの場合 アカウント設定画面から、「アカウント」を選択し「Enable Authenticator App」をタップして下さい。 次にアカウントのパスワードを入力し、次の画面で「次へ」をタップ、2FAコードをコピーしましょう。 Google Authenticatorのアプリを開いたら、コピーした2FAコードを入力していきます。 アプリのホーム画面右下の+マークをタップし、「セットアップキーを入力」をタップ、その後アカウント名(お好きなもの)を設定し「鍵」の部分に2FAコードを入力しましょう。 問題が無ければ「二要素認証がアクティベートされました!」と表示され、二段階認証が完了します。 Discord(ディスコード)の複数アカウントに関するよくある質問 Discord(ディスコード)の複数アカウントに関するよくある質問を紹介します。 -「Discordで複数アカウントを持つことは許可されていますか?」 はい、Discordではユーザーが複数のアカウントを持つことが許可されています。ただし、すべてのアカウントがDiscordのコミュニティガイドラインと利用規約に従う必要があります。 -「複数のアカウントを切り替えるにはどうすればいいですか?」 公式にサポートされている方法は、ログアウトして別のアカウントに再ログインすることです。サードパーティ製のアカウント管理ツールも存在しますが、セキュリティやプライバシーのリスクが伴うため、使用する際には注意が必要です。 -「複数アカウントの使用にはどんなリスクがありますか?」 アカウント情報の管理が複雑になり、セキュリティリスクが高まる可能性があります。また、サードパーティ製のツールを使用する場合、アカウントが乗っ取られるリスクや、Discordの利用規約に違反する可能性があります。 -「二段階認証は複数アカウントにも設定できますか?」 各アカウントに対して個別に二段階認証を設定することが推奨されます。これにより、アカウントのセキュリティを強化することができます。 -「複数のアカウントを効率的に管理する方法はありますか?」 効率的な管理のためには、強力なパスワードの設定、二段階認証の使用、そして必要なアカウント情報を安全な場所に記録しておくことが重要です。サードパーティ製のツールを使用する場合は、その信頼性とセキュリティを慎重に評価してください。 -「アカウント間で情報を共有する方法はありますか?」 Discordでは直接的なアカウント間の情報共有機能は提供されていません。情報を共有するには、メッセージの転送や、共有可能なリンクを使用するなどの方法があります。 -「複数のアカウントを同時にオンラインにすることは可能ですか?」 一つのデバイスで複数のアカウントを同時にオンラインにすることは公式にはサポートされていません。異なるデバイスを使用するか、サードパーティ製のツールを使うことで可能になる場合がありますが、これらの方法にはリスクが伴います。 まとめ この記事ではDiscordの複数アカウントについて解説しました。 Discordで情報収集をする上で、異なるコミュニティごとに複数のアカウントを使い分けることができると便利です。 複数のアカウントを使い分けることによって、情報を整理できたり、一貫性のあるキャラクターとしてアイデンティティを保ったりすることが出来ます。 この記事で解説した複数アカウントの管理方法を使って、快適なDiscordライフを目指してみましょう。 なお、Discordのアプリ版やブラウザ版の使い方については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。 ・Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する ・Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を解説!
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2024/04/11ビットコインの積立投資は儲かるのか|デメリットやシュミレーション結果を紹介
仮想通貨ビットコインの積立投資なら、比較的リスクを抑えて運用できます。時価総額が高く、安定感と人気のある通貨なので、将来性に期待して積立すれば、数十年後に大きな利益を得られるかもしれません。 また、米SECによって現物型ビットコインETFが承認され、"デジタルゴールド"と呼ばれるビットコインの資産ブランドは年々向上しつつあります。 しかし、「ビットコインの積立って本当に安全なの?」「どうやってやればいいの?」と疑問の方も少なくないでしょう。 そこで、本記事ではビットコイン積立の特徴や安全性、始め方、シュミレーション結果などを詳しく解説していきます。ビットコイン積立を正しく理解し、より安全に仮想通貨運用を始めましょう。 仮想通貨ビットコインの積立投資は毎月一定額を自動購入できる! [caption id="attachment_104834" align="aligncenter" width="800"] コインチェックのつみたてシミュレーションより[/caption] ビットコインの積立投資は、一言で言えば「毎月一定額のビットコインを自動で購入する」投資方法です。 通常、ビットコインのような仮想通貨で投資をする場合は、仮想通貨に関する知識や専門的なテクニックが必要ですが、積立投資なら専門知識は必要ありません。 自分で金額を決めて毎月購入しても良いですし、仮想通貨取引所の自動積立サービスを使うのも便利です。 上の画像のように、数年積み立てるだけで価格上昇による利益が得られます。保有し続けるだけで良いので初心者でも簡単にできます。 誰でも始められるので、興味のある方はメリットとデメリットを理解したうえで、ぜひ検討してみてください。 仮想通貨ビットコインの積立投資のメリット3選! ビットコインの積立投資のメリット3選! 1.リスクを抑えて仮想通貨の投資ができる 2.仮想通貨に関する知識が不要 3.手間がほとんどかからない ビットコインの積立投資のメリットは上記のとおりです。 後述するデメリットも併せて確認し、自分に合った投資方法なのか判断しましょう。 1.リスクを抑えて仮想通貨の投資ができる ビットコイン積立投資の最大のメリットは、リスクを抑えられるという点です。 ビットコインは価格の変動が激しく、1日で10%以上の値動きをすることも珍しくありません。 そのため、たとえば100万円の投資資金があり、一気にビットコインを100万円分購入したその日にマイナス10%の値動きがあれば、購入したビットコインの価値は一気に90万円となり、1日で10万円を損したことになります。 積立投資は毎月(もしくは毎日)少しずつ投資するため、このような大きな値動きがあっても損をしづらくなっています。 ビットコインは長期的に見ると右肩上がりに価値は上がっているため、たとえ積立によってたくさんの投資をした後に暴落があったとしても、その後も着実に積み立てをしていけば結果として利益を得やすくなるという考え方です。 2.仮想通貨に関する知識が不要 通常のビットコインの投資で必要な知識・情報 直近のビットコインの値動き 取引所のハッキング情報 世界情勢 各国の仮想通貨の規制情報 通常のビットコインの投資方法だと、上記のようなさまざまな知識や情報を考慮してビットコインを売買し、利益を得ます。 そのため、通常の投資方法なら、仮想通貨に関する情報がなければ利益を得るのは難しいと言えます。 対してビットコインの積立投資は「長期的に見ると価値が上がる」という判断のもと行うので、仮想通貨に関する情報を細かく取り入れる必要はありません。 最初に「ビットコインの未来は明るい」と判断したのなら、その後は何も考えずに積立を続けましょう。 一時的に値段が下がることもありますが、長期にわたって続けていればビットコインが普及していき、最終的に価値が上がって利益を得られる可能性が高いです。 3.手間がほとんどかからない ビットコインの積立投資は、取引所の積立サービスを使えば毎月自動的に仮想通貨を購入してくれます。 取引所によっては定期的な入金が必要になることもありますが、ビットコインの購入自体は自動で行われます。 そのため、ほとんど手間がかかりません。 自分で購入もOK 自動購入に抵抗がある場合は、毎月決まった日付に自分で決めた額のビットコインを購入するのも良いですね。積立と同じです。 仮想通貨ビットコインの積立投資のデメリット・注意点を3つ紹介! ビットコインの積立投資のデメリット・注意点を3つ紹介! 1.短期間では大きな利益を得られない 2.価格変動が大きいため損をする可能性もある 3.得た利益には税金が発生するので確定申告が必要 ビットコインの積立投資をするデメリットは上記のとおりです。 当然ですが、たとえ積立投資でも必ず勝てる投資というのは存在しません。 しっかりと注意点も理解したうえで始めましょう。 1.短期間では大きな利益を得られない ビットコインの積立投資は、ビットコインの長期的な成長を見込んで行います。 そのため、短期間に大きな利益は得られません。 まだビットコインの積立投資は歴史が浅いため積立期間に目安はないものの、少なくとも1年程度の積立では利益を得られないと考えておきましょう。 長期運用が必須なので、5年・10年スパンで積立するのが基本です。 2.価格変動が大きいため損をする可能性もある ビットコインは価格変動が大きく歴史も浅いため、不確定な要素が非常に多くあります。 たとえば国も推奨している積立投資である「つみたてNISA」で購入できる金融商品は、これまでの実績からして不確定要素が少なく、20年~30年の長期間積立をすれば非常に高い確率で利益を得られるという仕組みとなっています。 対してビットコインが通貨として取引に始めて使われたのは2010年、知名度が高くなり盛り上がりを見せ始めたのは2017年です。 そのため、今のビットコインはただの一時的な盛り上がりに過ぎない可能性も捨てきれず、今後なにかのきっかけによって一気に廃れる恐れがあります。 ビットコインの積立投資はリスクが少ないとはいえ、必ずしも損をしない投資方法とは言えないことは理解しておきましょう。 3.得た利益には税金が発生するので確定申告が必要 ビットコインの積立投資で得た利益は、副業をして得た収入と同じです。 そのため、ビットコインの積立投資で得た利益には税金が発生します。 確定申告は、年間の所得金額が20万円を超える場合に必要です。 もし、ビットコインの積立投資で20万円以上の利益が発生する場合は、確定申告を忘れないようにしましょう。 仮想通貨の利益が出るタイミングは? 仮想通貨の利益は、仮想通貨を売却したタイミングで発生します。売却前の含み益が20万円以上になっても、売却しない限りは確定申告する必要はありません。 仮想通貨ビットコインの積立投資シミュレーションを3例紹介! ビットコインの積立投資シミュレーションを3例紹介! 例①:2017年から7年間積立した場合 例②:2020年から4年間積立した場合 例③:2023年から1年間積立した場合 ここからは上記の3つのパターンに分けて、これまでビットコインの積立投資をしていた場合、どれくらいの利益を得ているのか、シミュレーションして紹介していきます。 もちろん、これから積立をしても、今まで通りの結果になるとは限りませんが、1つの参考材料として確認しておきましょう。 例①:2017年から7年間積立した場合 ビットコインを2017年から7年間積立した場合 毎月の積立額 2023年12月までの積立額 2023年12月時点の評価額 500円 42,000円 302,125円 1,000円 84,000円 604,252円 5,000円 420,000円 3,021,260円 10,000円 840,000円 6,042,520円 30,000円 2,520,000円 18,127,562円 参考:GMOコインつみたて暗号資産シミュレーション ビットコインは2017年にメディアでも紹介されることが多くなり、知名度が非常に高くなりました。 その後、年を超えた2018年あたりからビットコインの価値は大きく下がり、メディアで紹介されることは少なくなりました。 しかし、ビットコインは2020年後半からさらに大きな盛り上がりを見せ、2021年後半には2017年のビットコインバブル時の最高値よりもさらに4倍の価値を持っていました。 その後、何度か暴落を起こしているものの、結果として2024年1月時点では全盛期に近い盛り上がりを見せています。 そのため、もしメディアで紹介され始めた2017年の1月にビットコインの積立をした場合は、複利による恩恵もあり、現在は7倍近くの利益を得ているということになります。 例②:2020年から4年間積立した場合 ビットコインを2020年から4年間積立した場合 毎月の積立額 2023年12月までの積立額 2023年12月時点の評価額 500円 24,000円 58,668円 1,000円 48,000円 117,336円 5,000円 240,000円 586,684円 10,000円 480,000円 1,173,368円 30,000円 1,440,000円 3,520,105円 参考:GMOコインつみたて暗号資産シミュレーション 2020年から4年間積立した場合のシミュレーション結果は上記のとおりです。 積立投資は複利による恩恵が大きいため、短期間では利益が出にくいという特徴があります。 しかし、2020年から積立をした場合は、その後に仮想通貨の価値が大きく上昇したこともあって、積立額の2倍以上の利益を得られています。 例③:2023年から1年間積立した場合 ビットコインを2023年の1年間積立した場合 毎月の積立額 2023年12月までの積立額 2023年12月時点の評価額 500円 6,000円 8,829円 1,000円 12,000円 17,658円 5,000円 60,000円 88,290円 10,000円 120,000円 176,581円 30,000円 360,000円 529,745円 参考:GMOコインつみたて暗号資産シミュレーション 2023年から1年間積立した場合のシミュレーション結果は上記のとおりです。 2023年はビットコインが1年を通して右肩上がりに価値が上がった年でもあります。 そのため、たった1年間の積立投資でも高い利益を得られています。 しかし、2023年のように1年間で積立投資がうまくいくケースは多いわけではありません。 1年では積立投資で損する可能性も十分あるので、あくまで短期間ではなく長期間の投資をすることを念頭におきましょう。 仮想通貨ビットコインの積立投資のやり方を3STEPで解説! ビットコインの積立投資のやり方を3STEPで解説! STEP1.積立ができる仮想通貨取引所を登録する STEP2.積立方法・金額を選ぶ STEP3.必要に応じて入金し積立を続ける ビットコインの積立投資を行う流れは上記のとおりです。 基本的には自動的に積立してもらえるため、難しいことはありません。 STEP1.積立ができる仮想通貨取引所を登録する まずは、ビットコインの積立ができる仮想通貨取引所に登録しましょう。 後ほど「ビットコインの積立投資ができるおすすめの取引所3選」を紹介するので、そちらも参考にしてください。 なお、会員登録の主な流れは以下のとおりです。 仮想通貨取引所で会員登録する流れ ホームページにある「会員登録」を選択する メールアドレスの認証を行う 電話番号認証を行う 名前や住所などの個人情報を入力する 本人確認書類の提出・アップロードをする 審査結果を待つ 仮想通貨取引所によって多少流れは異なりますが、審査通過後に利用できるという点は、日本の取引所ならどこも同じです 審査通過まで数週間の時間がかかることもあるので、留意しておきましょう。 STEP2.積立方法・金額を選ぶ 審査通過したらビットコインの積立ができるようになります。 仮想通貨取引所によって異なりますが、基本的に積立ページから積立方法・金額を選べるようになっています。 仮想通貨取引所ごとに積立サービスの名称がある(Coincheckつみたて・つみたて暗号資産など)ので、メニューなどから積立サービスを選択して申込をしましょう。 STEP3.必要に応じて入金し積立を続ける 積立の方法は仮想通貨取引所によって異なります。 たとえば、Coincheckは登録した銀行口座から引き落としをしてもらい、積立を続けられます。 銀行口座から引き落としできない場合は、自分で仮想通貨取引所に入金をしておく必要があるので注意しましょう。 あとは、長期にわたって積立を行い、任意のタイミングでビットコインを売り利益を得ましょう。 仮想通貨ビットコインの積立投資ができるおすすめの取引所3選 ビットコインの積立投資ができるおすすめの取引所3選 1.Coincheck(コインチェック) 2.GMOコイン 3.SBI VC Trade ビットコインの積立投資ができるおすすめの取引所は上記のとおりです。 それぞれの特徴を詳しく解説していきます。 1.Coincheck(コインチェック) 積立頻度 毎日・毎月 最低積立額 月10,000円から(毎日の額は月額を日割した額) 銀行口座引き落としによる積立 可能 ビットコイン以外で積立できる仮想通貨 ETH・XRP・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・BAT・IOST・SAND・DOT・CHZ・LINK・MKR・MATIC・APE・AXS・IMX・WBTC・SHIB・AVAX Coincheckのおすすめポイント 銀行口座引き落としによる積立が可能 ビットコイン以外の通貨数が多い アプリの使いやすさに定評がある Coincheckは銀行口座引き落としによる積立ができるのが大きな魅力です。 わざわざ取引所に日本円を入金する手間がないので、完全に放置して積立ができます。 また、ビットコイン以外の通貨を積立できるのも魅力の一つです。 途中でほかの通貨に将来性を感じた場合も、追加で積立ができますよ。 Coincheckの公式サイトはこちら 2.GMOコイン 積立頻度 毎日・毎月 最低積立額 500円 銀行口座引き落としによる積立 不可 ビットコイン以外で積立できる仮想通貨 ETH・BCH・LTC・XRP・XLM・BAT・XTZ・QTUM・ENJ・DOT・ATOM・ADA・MKR・DAI・LINK・DOGE・SOL・FIL・SAND・CHZ GMOコインのおすすめポイント 500円から積立ができる 日本円の入出金手数料無料 仮想通貨だけでなくFXにも対応 GMOコインは500円から積立ができるのが大きな魅力です。 毎月500円からでも問題ないので、少量ずつ低リスクで積立できます。 先のシミュレーションでも紹介したように、2017年から毎月500円ずつ積立をしていた場合、ビットコインは2023年12月時点で積立額の7倍以上となる30万円を超えます。 そのため、少量の積立でも今後大きく化けるかもしれませんよ。 銀行口座引き落としによる積立はできませんが、日本円の入出金手数料は無料なので、負担には感じません。 GMOコインの公式サイトはこちら 3.SBI VC Trade 積立頻度 毎日・毎週・毎月 最低積立額 500円 銀行口座引き落としによる積立 不可 ビットコイン以外で積立できる仮想通貨 ETH・XRP・LTC・BCH・DOT・LINK・ADA・DOGE・XLM・XTZ・SOL・AVAX・MATIC・FLR・OAS・XDC・SHIB・DAI・ATOM SBI VC Tradeのおすすめポイント 毎週の積み立てができる 最大積立額は2,000,000円 SBIグループの100%子会社で安心 SBI VC Tradeは毎週の積み立てができる点や最大200万円まで一度に積立ができる点が魅力です。 前述のGMOコインは最大積立額が5万円なので、一度にたくさんの積立をしたい方には向いていません。 そのため、お金に余裕があり、できるだけ多くの資金を積立に使いたい場合はSBI VC Tradeを利用しましょう。 SBI VC Tradeの公式サイトはこちら ビットコインの積立に関するよくある質問 ビットコインの積立に関するよくある質問 やめとけって意見も多いけど大丈夫? 楽天ウォレットでビットコインの積立投資はできる? いくらで積立すればいい? 毎日と毎月どっちがいい? ビットコイン積立の利回りは高い? 最後にビットコインの積立に関するよくある質問に答えていきます。 不安要素・疑問がある方は、しっかりと解消したうえで積立を始めましょう。 やめとけって意見も多いけど大丈夫? ビットコインは価格変動が大きく歴史も浅いため、やめとけという意見があるのも当然です。 特に、資産形成としてビットコインにすべてをかけてしまうのは得策とは言えません。 ビットコインの積立は、さまざまな投資先の中にある一つの選択肢として考えてリスクの分散をしましょう。 楽天ウォレットでビットコインの積立投資はできる? 楽天ウォレットはビットコインの取引はできますが、自動積立投資サービスは行っていません。 そのため、先ほど紹介した取引所を利用しましょう。 手動で積立は可能 どうしても楽天ウォレットを利用したい場合は、楽天ウォレットにてご自身で定期的にビットコインの購入をしてください。自動ではないため手間はかかりますが、ご自身で定期的に購入しても自動積立投資サービスと変わらないリスクの少ない積立を行えます。 いくらで積立すればいい? ビットコインは価格変動が大きく歴史も浅いため、今後の予想が立てづらい商品です。 2024年1月時点では、全体的に見れば価格は上昇傾向にありますが、今後もこのまま好調に続くとは限りません。 そのため、自分の余裕資金を使って積立をしましょう。 毎日と毎月どっちがいい? 長期的な視点で言えば、毎日と毎月どちらを選んでも大差はありません。 しかし、ビットコインは値動きが激しいため、毎日を選んだほうが良いという見方もあります。 毎月だと投資計画・家計管理がしやすいという側面もあります。 どちらが正解とは一概には言えませんが、特にこだわりがない場合は、値動きが激しい時でも敏感に対応できる毎日の積立投資がおすすめです。 ビットコイン積立の利回りは高い? これまでの実績からして、ビットコイン積立は数ある投資商品の中でも特に高い利回りと言えます。 しかし、値動きが非常に激しく、歴史が浅いこともあって今後の価格も予想が難しい投資商品です。 そのため、今後はこの高い利回りがなくなってしまう可能性も少なくありません。 あくまで、これまでの実績で利回りが高いというだけで、今後も利回りが高い状態が維持されるとは限らないということは理解しておきましょう。 まとめ ビットコインの積立まとめ ビットコインの積立なら比較的リスクを抑えて運用できる 2017年から7年間積立をしていた場合は7倍近くの利益を得られている 価格変動が大きく歴史が浅いため損をする可能性もある 仮想通貨取引はリスクが高いと言われていますが、ビットコインの積立投資なら比較的リスクを抑えられます。 専門的な知識は必要ないため、仮想通貨取引初心者の方にもおすすめです。 もし、2017年から7年間積立をしていた場合は、2023年12月には7倍近くの利益を得られているシミュレーション結果も出ており、今後にも期待が持てます。 ただし、価格変動が大きく歴史も浅いため、必ずしも利益を得られるとは限らないということは理解しておきましょう。 あくまで余裕資金を使って、さまざまな投資先の中にある一つの選択肢としてビットコインの積立を選ぶようにしてください。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/04/07Discord(ディスコード)の既読は気付かれる?機能を徹底解説!
「Discordで自分が既読したのが相手に知られているか把握したい」「相手が自分のメッセージを読んだか知りたい」 こういった悩みを持っている人に向けて、この記事ではDiscordの既読機能の有無や既読を確認する手段について紹介します。 Discordは仮想通貨やNFTの領域の情報収集に欠かせないツールですが、既読機能を上手く使えるか使えないかでコミュニケーションの質も変わってきます。 この記事を最後まで読んで、Discordの既読機能についての知識を深めましょう。 Discord(ディスコード)の既読機能 [caption id="attachment_110625" align="aligncenter" width="696"] 画像引用元:rafapress / Shutterstock.com[/caption] Discordにおける既読機能の有無や、自分の既読を相手に伝えるための方法を紹介します。 相手に知られる既読機能は「存在しない」 Discordには、LINEのように相手に知られる既読機能やマークは存在しません。 そのため、文章を表示し既読しても、既読したことが相手に伝わることはありません。 これはDM(ダイレクトメッセージ)でもルーム内でのチャットでも同様です。 ただし、ログイン状態を示す機能はDiscordには存在するので、相手に「ログインしているのに返信がないな」と思われる場合はありますので注意してください。 自分に対する既読機能は存在する Discordでは、自分がまだ読んでいない未読の文章には、赤線が表示されます。(下記画像参照) 既読した文章には、赤線は表示されていないので、赤線の有無で自分がすでに既読したかどうかが分かります。また、未読のメッセージがある場合は、メニュー左側の各チャットの部屋の名前が白くなるので、こちらでも自分が確認していないメッセージがあることが分かります。 スマホ版のアプリだと自分がまだ読んでいない未読メッセージがある場合、通常のSNSと同様に通知が届きます。こちらから相手にメンション(特定の人に知らせるコマンド)を入れたメッセージを送った場合やDMなどをした場合は、相手のスマホに通知がいくので注意してください。 [caption id="attachment_108808" align="aligncenter" width="404"] Discordの通知の様子。通常のSNSと同様に通知が届く[/caption] 膨大な量のチャットのなかで、有益な情報を見逃さないためにも、自分がどこまでチャットを読んだのか把握できるようにしておきましょう。 Discord(ディスコード)で既読機能の代わりになるアクション [caption id="attachment_110639" align="aligncenter" width="653"] 画像引用元:Peter Galleghan / Shutterstock.com[/caption] 既読機能の代わりになるアクション ・その①「スタンプを押す」 ・その②「メンションを入れて返信する」 ここでは既読機能がないDiscordで、既読機能の代わりになるアクションについて紹介します。 Discordでコミュニケーションを取る上でどれも必要な知識になってきますのでしっかりと理解を深めていってください。 その①「スタンプを押す」 既読機能がないDiscordでは、リアクションスタンプが既読機能の代わりとして使われます。 リアクションは、Discordの文章の右上にある顔マークの部分から選べます。(スマホアプリの場合はリアクションしたいメッセージを長押しすると同様の表示が出てきます) 他の人が既に自分が押したいリアクションスタンプを使用している場合はメッセージ下部から異なるスタンプを選択可能です。 また、メニューの「(アカウント設定ボタン)」→「Nitro」と選択し、課金するとスーパーリアクションと呼ばれる追加機能ボタンが押せるようになり、スタンプのバリエーションが増えます。 Discord Nitro BASICには月々350円から加入できるので、他の人と違ったリアクションスタンプを使いたい人は検討してみましょう。 [caption id="attachment_110628" align="aligncenter" width="1136"] Nitroに加入するまでの手順(Web)[/caption] *スマホアプリの場合は、下部のメニューバー→一番右の自身のアカウント→「Nitroを入手する」を選択することで、課金画面に辿り着けます。 その②「メンションを入れて返信する」 メンションを入れての返信も自分の既読を相手に伝える有効な方法です。 メンションとは、「@ユーザー名」のようなコマンドをメッセージ内に含めることで相手に通知を届くようにする機能です。 ただし、公開されているチャンネルでは、特定の相手にメンションを入れたメッセージでも他の人にも表示されてしまうため注意しましょう。 主なメンションの種類は下記の4種類です。 メンションの種類 宛先 @ユーザー 個人に向けたメンション @here オンラインの全てのユーザーに向けたメンション @everyone オフラインのユーザーも含む全てのユーザーに向けたメンション @(ロール) ロールに向けたメンション 「ロール」はルーム内での役職やポジションを示す言葉です。特定の役職に向けて一斉メッセージを送りたい場合は、@ロールを入れてメッセージを作成しましょう。 *コミュニティによってロールは異なるため、事前に確認してからメッセージを送信しましょう。 Discord(ディスコード)で既読機能が必要な場面 Discordで既読機能が必要な場面 ・場面①「自分がメッセージを読んだことを相手に伝えたい」 ・場面②「相手がメッセージを読んだか確認したい」 場面①「自分がメッセージを読んだことを相手に伝えたい」 Discordには既読機能がないので、自分がメッセージを読んだかどうか、相手に伝わることはありません。 そのため既読したことを相手に伝えたい場合は、リアクションスタンプを押す必要があります。 または、相手へのメンション(@ユーザー名)を入れて返信をする方法も有効です。 下記の画像の紫色になっているグッドマークのところが実際に押したリアクションスタンプです。返信する場合は、下記画像のようにチャット内に@ユーザー名を入れましょう。 場面②「相手がメッセージを読んだか確認したい」 相手がメッセージを読んだかどうか確認したい場合はどうすれば良いでしょうか? メッセージを読んだら、スタンプを押すように伝えるか、もしくは、返信をするように伝えると良いでしょう。 もしも、相手からリアクションがあった場合は、メニューバーに表示が出る仕組みになっています。 iPhoneのDiscordモバイルアプリなどで通知設定をオンにしている場合は、一般的なSNS同様に通知が届くため、相手からリアクションがあった場合は把握することが可能です。 Discord(ディスコード)の既読機能についてのよくある質問 -「Discordには既読機能がありますか?」 DiscordにはLINEのような既読機能はありません。 -「メッセージが読まれたかどうかはどうやったら確認できますか?」 相手がメッセージを読んだらリアクションスタンプを押すように促すか、返信をもらうようにしましょう。 Discordではスタンプや返信の有無でのみ相手がメッセージを既読したかどうかが分かります。 -「既読したことを相手に知られない方法はありますか?」 Discordでは既読情報は相手に知らされないので、何もしなければ、相手に既読したことを気付かれることはありません。 メッセージにリアクションスタンプや返信を送ると、相手に既読したことが知られるので注意してください。 -「Discordで既読無視をしたい場合、どうすれば良いですか?」 メッセージに対して、リアクションスタンプの送信や返信を行わず、そのまま放置すれば大丈夫です。 ただし、ログイン状態などを示すステータスは表示されるので注意しましょう。 -「サーバー管理者として、メンバーのメッセージ読了状況を確認する方法はありますか?」 グループのお知らせスレッドや、規則スレッドなどで、メッセージを読んだらリアクションスタンプを押すように呼びかけておくと、表示されるスタンプの数から「今、何人がメッセージを読了したか?」を確認することができます。 送付するメッセージに「読んだらスタンプを押してください」と記載しておくことも有効です。 - 「メッセージに反応がない場合、それは既読無視されているということですか?」 既読無視の可能性もありますが、他にもメッセージを未読の状態の可能性があります。 また、既読していても、相手がDiscordに既読機能がないことを知らない場合やリアクションスタンプを押し忘れている場合なども考えられます。 特に重要なメッセージなどに反応がない場合は、相手に再度確認してみましょう。 まとめ Discord(ディスコード)の既読機能について解説してきました。 LINEやinstagramなどのメッセージでは一般的な既読機能ですが、Discordに同様の機能が存在しません。 そのため、重要なメッセージを相手が確認したかどうか確かめたい場合、反対に自分が読んだことを相手に知らせたい場合は記事で紹介したスタンプやメンション機能を活用しましょう。
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2024/04/07仮想通貨は今後どうなる?将来性があるおすすめ銘柄を紹介!【初心者向け】
2009年に最初の仮想通貨であるビットコインが誕生してから15年以上が経過しました。 その間、仮想通貨の市場は何度かの拡大と縮小を重ねつつも、長期的な観点からみれば成長しています。 しかし、仮想通貨の種類も数えきれない程になり、中には投資に適さないものも多く含まれています。 今から仮想通貨を買っても、価格が伸びないのでは? 仮想通貨の種類が多すぎて、どれを買えばよいかがわからない これから仮想通貨に投資するので、おすすめの銘柄を知りたい こんな疑問や要望をお持ちの方に向けて、この記事では仮想通貨全体の将来性や、今後伸びることが期待されるおすすめの銘柄について初心者の方向けに解説しています。 最後まで読めば、今後投資する仮想通貨の候補がしっかり絞り込めますよ。 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 最初に、仮想通貨全体の今後について解説します。 仮想通貨全体の伸びを左右するポイントを5つあげたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 ビットコインが4回目の半減期を迎える ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 ビットコインが4回目の半減期を迎える Tradingviewからの引用に筆者加筆 2024年2月4日の時点で仮想通貨の数はCoinMarketCapにリストされているものだけで9,000種近くにのぼりますが、そのなかでもビットコインの影響力は格別です。 仮想通貨全体の時価総額の半分以上を占め(2024年2月時点)、仮想通貨の取引において基軸通貨の役割を担うビットコインの動向は、仮想通貨全体のトレンドを大きく左右します。 ビットコインに関する直近の大きなイベントとしては、2024年の4月に半減期が予定されています。 過去の3度の半減期では、発生前後からビットコインの価格が大きく上昇し始め、それにつられるように多くの仮想通貨の価格が上がって行きました。 例えば、2020年5月の半減期では価格の上昇が1年半続き、ビットコインは2021年11月に最高値をつけました。そして、他の多くの仮想通貨の過去のピークも同じ時期に発生しています。 4回目の半減期が同様のトレンドをたどるかは未知数ですが、仮想通貨全体に影響する最大のファンダメンタルがビットコインの半減期です。 ビットコインの半減期とは? マイニング報酬として支払われるビットコインの新規発行額が、半減するタイミングのことを指します。ビットコインの新規発行枚数が減少するため、価格を押し上げる要因になると言われています。 ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 仮想通貨市場全体に影響力のあるビットコインに関しては、2024年の1月10日に現物のETFがついにアメリカの証券取引委員会(SEC)によって承認されたというニュースがありました。 さらに、ビットコインに次ぐ時価総額を持ち、DAppsやDeFiのプラットフォームとして影響力が大きいイーサリアムの現物ETFも審査中です。こちらは2024年5月にも承認されるとの予想がでており、遠からずETFが売買できるようになるでしょう。 ETF化されることにより、仮想通貨特有の知識や面倒な資産管理が不要で、通常の株式と同様に取引が可能になります。 これまで仮想通貨に踏み込むのをためらっていた一般の投資家が多く参入し、多くの資金が流入するとともに、これまで無関心だった層から注目を集めることが予想されます。 ビットコインとイーサリアムの現物ETFの登場は、仮想通貨全体のこれからの盛り上がりを支える大きな要因になるでしょう。 ETFとは? ETFはExchanged Trade Fund(上場投資信託)の略です。株式・債券や金などの商品に連動した株式市場で取引可能な投資商品で、通常の株式と同様に手軽で低コストに取引できます。 現物型ビットコインETFが承認|市場への影響は数ヶ月後か DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨が今後大きく伸びるためには、将来性のある応用分野が多岐に広がっていることが重要です。 仮想通貨を基盤にして多くの具体的なアプリケーションが立ち上がり、成長していくことで、仮想通貨の健全な成長が見込めます。 DeFi(分散型金融)は、多くの実現例が出てきた注目の分野です。通常の中央集権的な金融機関を介さない新たな金融の形として、今後も広がっていくでしょう。 仮想空間上での新たな社会の基盤となるメタバースは、その基軸通貨として仮想通貨を採用しています。メタバースの中でのビジネスが広がるにつれて、仮想通貨の成長も加速されるでしょう。 デジタルアセットの所有権を確立したNFT(Non Fancible Token)は、ブロックチェーン上で仮想通貨と親密につながっているアプリケーションです。 2021年の盛り上がり以来NFTに対する注目度は低下していますが、その存在意義に疑いはなく、NFTゲームやメタバースの進展に伴い、再び注目が集まることが予想されます。 これらのアプリケーションは、今後も実例を増やして徐々に大きな領域に拡大します。仮想通貨全体も、それにともなって淘汰を繰り返しながら成長していくはずです。 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 仮想通貨に対する主要国の規制 米国 CFTC(商品先物取引委員会)およびSEC(証券取引委員会)による監視と規制 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 EU 仮想通貨関連業者に対するライセンス制度 マネーロンダリング対策のための指令強化 中国 仮想通貨取引所による取引の禁止 ICO(Initial Coin Offering)の禁止 CBDC(中央銀行デジタル通貨)の推進 日本 仮想通貨交換業者の登録制度 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 ICO(初期コインオファリング)の認可制度 仮想通貨の将来性に対する大きなリスクのひとつが、各国の規制方針の変更です。 消費者保護や、詐欺・マネーロンダリングなどの犯罪行為防止の観点から、それぞれの国が独自のルールで仮想通貨そのものやその関連事業を規制しています。 仮想通貨の関連活動が盛んな国で規制に関する大きな方針転換があった場合、仮想通貨全体に影響が出る場合がよくあります。 例えば、中国政府は2017年以降仮想通貨に対して厳しい規制をかけるようになりました。これにより中国国内で活動していた多くの仮想通貨関連事業が撤退したり拠点を海外に移したりして、混乱を招いています。 また、2023年には、米国証券取引委員会(SEC)が多くの仮想通貨を未登録の証券と判断して上場廃止を求めたことにより、大手の仮想通貨取引所がそれに応じて複数の通貨ペアの上場を廃止するといった事例もありました。 規制がすべてマイナスに働くわけではありませんが、影響力が大きな国による規制方針の転換には敏感になっておく必要があります。 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 主な仮想通貨不正流出事件や大規模破綻 名称 発生時期 被害内容 マウントゴックス事件 2014年 約85万BTC(当時の価格で約4億5,000万ドル)が流出 マウントゴックス社は破綻 ビットフィニックス事件 2016年 約12万BTC(当時の価格で約7,200万ドル)が流出 コインチェック事件 2018年 約5億ドルが流出 バイナンス事件 2019年 約7,000BTC(当時の価格で約300万ドル)が流出 FTX破綻 2022年 数兆円規模の負債を抱えて破綻 仮想通貨のこれからの成長にマイナスとなる重要なリスクに、大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻などがあげられます。 2020年以前はまだ仮想通貨取引所のセキュリティ対策が未熟で、当局の規制も十分ではなかったため、大規模な流出事件がたびたび発生しました。 特に、最初の大規模不正流出となったマウントゴックス事件は、その後の仮想通貨価格低迷の引き金となりました。 2020年以降は大規模な不正流出事件は少なくなりましたが、FTXによる数兆円規模の破綻があり、こちらも仮想通貨に対する深刻な信用不安につながっています。 これらの事件の発生を事前に察知することは困難ですが、今後もいつ発生してもおかしくないので、日ごろから頭に入れておくことは重要です。 これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 今後仮想通貨全体に注目が集まり大きく伸びた場合でも、すべての銘柄が同様の傾向になるわけではありません。 仮想通貨全体が上昇する中でも、多くの仮想通貨は停滞し、淘汰されていくので、投資する具体的な銘柄は慎重に決める必要があります。 ここでは、これから伸びていく具体的な銘柄を予想するためのポイントを5つ紹介します。 これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる プロジェクトのロードマップが明示されている 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 時価総額が高い仮想通貨TOP5 順位 銘柄 時価総額 1位 ビットコイン(BTC) 約125兆円 2位 イーサリアム(ETH) 約41.3兆円 3位 テザー(USDT) 約14.3兆円 4位 ビルドアンドビルド(BNB) 約6.7兆円 5位 ソラナ(SOL) 約6.3兆円 2024年2月5日のCoinMarketCapのデータによる これから伸びる可能性の高い仮想通貨を見極めるための最初のポイントは、時価総額です。 時価総額が高ければ、それだけ広く使われており市場の認知と信頼を受けている証明になります。機関投資家の注目を集めることも多く、仮想通貨全体の動きを牽引する存在です。 また、時価総額が高い通貨は流動性が確保できているため、突発的な値動きが起こりにくく、取引所での正常な取引が維持されやすいというメリットもあります。 特に、初心者は時価総額を十分意識して仮想通貨を選びましょう。 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 仮想通貨が安定的に成長するためには、その仮想通貨を使用する具体的なアプリケーションが存在し、それにしっかりとした将来性が見込めることが重要です。 イーサリアムが良い事例で、時価総額は*60兆円にまで届いています。*2024年4月時点 これに対してミームコインのように、具体的なアプリケーションが存在しない通貨も多くありますが、著名人の発言などの表面的な動きに左右される不安定な存在にとどまります。 DeFiやDEX、メタバースやNFTそしてゲームなど、仮想通貨が関わるアプリケーションは無数にあります。銘柄の選定には入念なリサーチが必須となるため自分が関心のある分野を中心に仮想通貨を選ぶのがおすすめです。 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである 伸びる仮想通貨を選ぶための次のポイントは、多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームになっているかです。例えば、以下のネットワークです。 イーサリアム ソラナ また、最近ではビットコインでもOrdinalsやレイヤー2(サイドチェーン)なども登場しており、エコシステムの拡大が期待されています。 単一の用途を担う仮想通貨は、広がりが限定されるので成長の速度も規模も小さい割に、リスクが大きい傾向があります。 これに対してプラットフォームとなっている仮想通貨は、その上でより多くのプロジェクトが相互に連携しながら成長していくことで、大きな規模で加速度的に成長していく可能性が高いと言えます。ここ数年を見ても2020年に50~60万円代だったビットコインは2024年4月時点で1,000万円を超えており、15倍~20倍のパフォーマンスを出しています。 プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる 仮想通貨プロジェクトの主な資金調達方法 コミュニティからの寄付などの支援 トークンセール 特定の企業・団体からの出資 特定の企業・団体とのパートナーシップ契約 仮想通貨のエコシステムからの流入(手数料など) 仮想通貨のプロジェクトが活発に活動するためには、十分な資金が集まっていることが必須です。資金調達に苦慮したプロジェクトは活動が停滞し、注目度も落ちて下落していきます。 資金調達の方法は様々です。それぞれの仮想通貨によって採用している方法が異なります。 例えば、ビットコインは、Bitcoin Coreとして知られるオープンソースソフトウェアプロジェクトが中心となり、コミュニティの支援によって成り立っています。 イーサリアムは、立ち上がりはクラウドファンディングでした。その後はイーサリアム財団が中心となり、企業・団体とのパートナーシップを進めています。 立ち上がり時はベンチャーキャピタルなどからの出資を受け、初期のトークンセールで勢いがあっても、しばらくすると資金調達に苦しんで停滞してしまうのは、よくある状況です。 資金が豊富であれば開発者や一般ユーザーを呼ぶこむための施策も打てるケースもあるため、プロジェクトがどれくらいの資金を持っているのかは常にチェックしておきましょう。 プロジェクトのロードマップが明示されている 仮想通貨のプロジェクトは、通貨が発行されたらそれで終わりではありません。さまざまな課題や市場の要求に答えて常に改善を継続していくことが必要です。 優良な仮想通貨の多くは、改善の計画を具体的なロードマップに落とし込み、それを達成する活動を継続しています。計画の進捗は頻繁にレビューされ、ロードマップは常に更新されていきます。 プロジェクトのロードマップに具体性が欠けていたり、ロードマップはあっても古いままだったりする場合は、投資するのは避けましょう。 発行当初は勢いがあった通貨でも、活動が長期間停滞していたり、休眠状態だったりすることはよくあります。 今後上がる見通しの初心者におすすめの仮想通貨 ここまでは、これから伸びる銘柄を見極めるためのポイントを説明してきました。 投資する銘柄を選ぶときに確認すべき項目が、イメージできてきましたよね。 ここからは、今後伸びる可能性の高いおすすめの銘柄を紹介していきましょう。 今後上がる見通しの初心者におすすめ仮想通貨 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ソラナ(SOL) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) ビットコイン(BTC) ビットコイン(BTC)のスペック 名称 ビットコイン テッカーシンボル BTC 発行上限 2,100万BTC 発行済 約1,956万BTC 発行日 2009年1月3日 時価総額ランキング 1位(2024年2月6日時点) 時価総額 約125兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 決済手段 価値保全手段 送金手段 仮想通貨取引の基軸通貨 一部国家の法定通貨や代替通貨 ビットコインは最初の仮想通貨で、最大の時価総額を持ち最も影響力があります。 2009年の発行開始以来、単なる決済手段としてだけでなく、重要な価値保全手段として金と比較されるまでに成長しました。 現在では多くの仮想通貨取引所での取引の基軸通貨になっており、エルサルバドルなどの一部の国ではビットコインを法定通貨にしています。 2024年1月に米国でビットコインの現物ETFが初めて認められたのは、記憶に新しいニュースです。今後、これまで仮想通貨には踏み込んでこなかった一般投資家の資金がビットコインに流入してくることが見込まれます。 2024年4月に4回目の半減期を迎え、新規のビットコインの発行量が半減します。過去の事例では、半減前後から価格が大きく上昇しているため、今回もその再現が期待されています。 イーサリアム(ETH) イーサリアム(ETH)のスペック 名称 イーサリアム テッカーシンボル ETH 発行上限 限定無し 発行済 約1.2億ETH 発行日 2014年 時価総額ランキング 2位(2024年2月6日時点) 時価総額 約41.6兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 分散型組織(DAO)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 新規トークンの発行と流通 イーサリアムは、DAppsやスマートコントラクトのプラットフォームとして開発されました。新規のトークンを発行する機能も備えており、さまざまなアプリケーションを構築する基盤になっています。 イーサリアムを使って構築されたサービスは多種多様です。 Uniswapなどの分散型取引所(DEX)、AaveなどのDeFi(分散金融)、NFTの発行や取引、数多くのNFTゲームなど、イーサリアムの上で展開されているプロジェクトは数えきれません。 トランザクションが集中するとガス手数料の高騰やパフォーマンスの低下が起こる課題(スケーラビリティの問題)を長く抱えていますが、継続的な開発により徐々に改善されつつあります。 イーサリアムの現物ETFが、2024年の5月にも米国で承認される可能性も取りざたされており、これからさらに伸びることが見込まれています。 ソラナ(SOL) ソラナ(SOL)のスペック 名称 ソラナ テッカーシンボル SOL 発行上限 限定無し 発行済 約5.6億SOL 発行日 2020年 時価総額ランキング 5位(2024年2月6日時点) 時価総額 約4.2兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 分散型ストレージ ソラナは、イーサリアム同様にDAppsやスマートコントラクトのプラットフォームを目指して開発されています。 イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消したいわゆるイーサリアムキラーで、高速かつ低コストで利用可能です。イーサリアムをはじめとしたさまざまなブロックチェーンとは、ブリッジ機能による相互連携を目指しています。 分散型取引所(DEX)のJupiter、NFTマーケットプレイスのMagic Eden、音楽配信のAudiusなど、ソラナ上で稼働するアプリケーションは多岐にわたっています。 2020年に発行された比較的新しい仮想通貨ですが、イーサリアムキラーの中では最も注目されている仮想通貨です。 チェーンリンク(LINK) チェーンリンク(LINK)のスペック 名称 チェーンリンク テッカーシンボル LINK 発行上限 10億LINK 発行済 10億LINK 発行日 2017年 時価総額ランキング 10位(2024年2月6日時点) 時価総額 約1.7兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 分散型オラクルネットワーク ブロックチェーンの最大の課題の一つに、ブロックチェーン外のデータへのアクセスができない点があります。 現実世界とブロックチェーンを連携させるには現実世界のデータを信頼できる形でブロックチェーンに取り込むことが必要です。これを可能にする仕組みがオラクルです。 チェーンリンクはこのオラクルの仕組みを分散型で提供するネットワークで、そこで使用される通貨がLINKです。同様の用途を持つものの中では最も広がっており、保険やサプライチェーンの領域で利用されています。 仮想通貨の応用領域が広がるにつれてオラクルの役割は今後一層重要になることが予想されます。仮想通貨全体の進展とともにチェーンリンクが伸びる可能性は高いと言えます。 ポリゴン(MATIC) ポリゴン(MATIC)のスペック 名称 ポリゴン テッカーシンボル MATIC 発行上限 100億MATIC 発行済 100億MATIC 発行日 2017年11月 時価総額ランキング 14位(2024年2月6日時点) 時価総額 約1.1兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 DAppsの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 NFTの発行・取引 分散型組織(DAO)の構築 イーサリアムの課題を解決する方式には、ソラナのようなイーサリアムキラーではなく、ポリゴンのような「レイヤー2」と呼ばれる別の方法があります。 レイヤー2は、レイヤー1であるイーサリアムと連携してイーサリアムの負荷を軽減することで、ネットワーク全体のパフォーマンスを上げることを目指します。 ポリゴンはレイヤー2ソリューションの中で現在最も成功しているもののひとつです。分散型取引所(DEX)のQuickSwap やDeFiのPlycatFinanceなど、さまざまなアプリケーションがポリゴン上で稼働しています。 ポリゴンで使用される基軸通貨がMATICです。ポリゴンのネットワーク内での支払いやガバナンスに使用されており、今後ポリゴンに注目が集まるにつれて伸びていくことが期待できる仮想通貨です。 仮想通貨は無数に存在する ここまで紹介してきたプロジェクトは、大手のプロジェクトとなっており、時価総額が低くポテンシャルの高いプロジェクトはまだ他に多数あります。 初心者の方は、まず代表的な通貨を購入し、実際にWeb3のエコシステムを体験してみてから、さらに選択肢の幅を広げても良いかもしれません。 Crypto Timesでは、最先端のリサーチ情報を提供するCT Analysisというレポートサービスを提供しています。 「代表的なプロジェクトだけでなくもっとマニアックで優れたプロジェクトを知りたい」といった方はぜひ登録してみてください。(CT Analysisを見る) おすすめの仮想通貨取引所 様々な仮想通貨を取引できるおすすめの仮想通貨取引所はBitgetです。 Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 125倍までのハイレバレッジの取引ができる ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 Bitgetは2018年創設の海外の仮想通貨取引所で、取り扱い通貨数は600種を超える豊富さとなっており仮想通貨に関する現物・先物などの取引サービスだけでなく、ステーキングなど、多様なサービスがBitgetに集約されています。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ 仮想通貨の将来性とおすすめ銘柄のまとめ ビットコインの半減期やETF化が仮想通貨全体の追い風になる DeFi・メタバース・NFTなどの応用事例の拡大が仮想通貨全体を牽引する 各国の規制の動きや不正流通・大規模破綻などがリスク要因 銘柄を絞る際は、時価総額の大きさや将来性のある用途が明確なものを選ぶ 特定の銘柄を選ぶときは、ロードマップや開発資金についても確認する この記事では、仮想通貨全体の将来性や、今後伸びることが期待されるおすすめの銘柄について解説しました。 仮想通貨の領域全体は、これまでも様々な状況の変化にもまれながらも、応用事例を積み重ねて着実に成長しています。多少の浮き沈みがあっても、このトレンドは今後も維持されると期待してよいでしょう。 しかし、個別の銘柄がすべて同じように成長するわけではありません。あまたある仮想通貨のほとんどは停滞し、消えていく運命にあります。 仮想通貨全体のトレンドを踏まえながら、個々の銘柄の特性をしっかり見極めて、投資する仮想通貨を選びましょう。
初心者向け
2024/04/06仮想通貨ウォレットを種類別に解説!おすすめ8選も紹介
仮想通貨ウォレットは非常に多くの種類があり、ウォレットによってセキュリティや利便性など大きく異なります。そのため自分のセキュリティに対する意識や利用環境に合わせて正しく選ぶことが肝心です。 そこで本記事では、おすすめの仮想通貨ウォレットやその選び方などについてご紹介していきます。ぜひ参考にしていただき、自分に合った仮想通貨ウォレットを見つけてください。 おすすめ仮想通貨ウォレットをすぐに見る 仮想通貨ウォレットとは? 仮想通貨ウォレットとは、その名のとおり仮想通貨を保管する財布です。 特に定義があるわけではありませんが、基本的に仮想通貨が保管できるサイトや機器などはすべて仮想通貨ウォレットと考えて問題ありません。 現金を銀行や財布などに保管できるのと同じで、仮想通貨もさまざまなところに保管できます。 主に以下の4種類に分けられるので、それぞれの仮想通貨ウォレットの特徴を解説します。 仮想通貨ウォレットの種類 取引所ウォレット ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット 取引所ウォレット 国内取引所ウォレット OKCoinJapan コインチェック ビットフライヤー ビットバンクなど 取引所ウォレットとは、仮想通貨取引所にあるウォレットです。国内で言えば「OKCoinJapan」や「bitFlyer」などが挙げられます。 基本的に仮想通貨取引所の口座開設をすると取引所ウォレットができるため、仮想通貨取引所を利用している人はみな取引所ウォレットを所持しています。そのため、仮想通貨の運用をする場合は、ウォレットを個別で作る必要はありません。 しかし、取引所はハッキングなどによって攻撃をされる可能性もゼロとは言い切れません。実際に国内外の取引所でハッキング被害が発生しています。 このような事情から、多くの人が取引所ウォレットだけでなく、ほかのウォレットも作成しリスクの分散をしています。盗難やハッキングなどのリスクを抑えたい場合は次に紹介する「ソフトウェアウォレット」「ハードウェアウォレット」「ペーパーウォレット」を活用しましょう。 ソフトウェアウォレット ソフトウェアウォレット メタマスク ファントムウォレット ギンコなど ソフトウェアウォレットとは、仮想通貨を保管できるソフトウェアのことです。主に「MetaMask」や「Phantom Wallet」などが挙げられます。 取引所ウォレットとは違って、基本的には仮想通貨の保管をメインとしており種類は非常に豊富です。 ソフトウェアウォレットの主な種類・スマホにインストールするタイプ ・パソコンにインストールするタイプ ・ブラウザにインストールするタイプ インターネットに接続されているため、利便性が高く比較的容易に資金の出し入れが可能です。頻繁に資金を出し入れする方はソフトウェアウォレットの利用がおすすめです。 ハードウェアウォレット ハードウェアウォレット レッジャーナノ セーフパル※ソフトもあり トレザーなど ハードウェアウォレットとは、仮想通貨を保管できる端末のことです。ネット上に保管するのではなく専用の端末内に保管します。 仮想通貨を一般的なファイルに置き換えて考えるなら「ソフトウェアウォレットはクラウドに保存している状態」「ハードウェアウォレットはSDカードやUSBなどに保存している状態」というイメージです。 注意点 厳密に言えばハードウェアウォレットには仮想通貨そのものが保管されているのではなく、仮想通貨を管理するために必要な暗号が保管されています。 ソフトウェアウォレットはネットに接続された状態で仮想通貨を保存しますが、ハードウェアウォレットはネットに接続せずに保存するためより安全性が高くなっています。ネットに繋がっていないためハッキングなどのリスクはありません。 ただし、端末を購入しなければいけないため、初期費用が必要になるのがデメリットです。また、端末がなければ仮想通貨を引き出すことができない点にも注意が必要です。 ペーパーウォレット ペーパーウォレットとは、仮想通貨を保管できる紙です。仮想通貨を管理するために必要な暗号が紙に印刷されており、それを読み取ることで仮想通貨の出し入れができるようになります。 ペーパーウォレットの作成は「Bitaddress」などのサイトで無料で行えます。 オフラインで作成できるためハッキングのリスクが極めて低く、よりセキュリティを強固にしたい方におすすめです。 ただし、紙で保存するという性質上、湿気などによる劣化、火災などによる紛失のリスクがあります。また、入出庫に手間や時間がかかるというデメリットもあります。 頻繁に出し入れする仮想通貨ではなく、長期間保管する仮想通貨の保存に向いていると言えるでしょう。 自分に合った仮想通貨ウォレットの選び方 これまで紹介したように、仮想通貨ウォレットにはさまざまな種類があります。以下の選び方を参考にして、自分に合った仮想通貨ウォレットを選びましょう。 仮想通貨ウォレットの選び方 まずはホットウォレット・コールドウォレットから選ぶ 自分の利用環境に合わせてウォレットの種類を選ぶ 対応の仮想通貨を確認する まずはホットウォレット・コールドウォレットから選ぶ ホットウォレット コールドウォレット 意味 インターネットにつながっているウォレット インターネットにつながっていないウォレット 種類 取引所ウォレット(一部) ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット メリット 簡単に入出金ができる セキュリティが高い デメリット ハッキングのリスクがある ウォレットが手元にないと引き出せない 用途 頻繁に取引をする場合に 長期の保管をする場合に まずは大まかに分けて、ホットウォレットを利用するのか、コールドウォレットを利用するのか決めましょう。 基本的に頻繁に仮想通貨の取引をする場合はホットウォレット、仮想通貨を長期間保管する場合はコールドウォレットがおすすめです。 自分の利用環境に合わせてウォレットの種類を選ぶ 取引所ウォレット ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット メリット すぐに取引ができる ネットに繋がっており入出金がしやすい セキュリティが高く持ち運びも可能 ハッキングのリスクほぼゼロ デメリット セキュリティが取引所任せになる セキュリティが特別高いわけではない 初期費用がかかる 紙という不安定な媒体に保存することになる 続いて、ウォレットの種類を選びましょう。 取引所ウォレットを選ぶなら選択肢としては「Coincheck」や「bitFlyer」などがありますし、ソフトウェアウォレットに関しても「MetaMask」や「Phantom Wallet」などさまざまです。 取引所ウォレットなら、取引所によって使い勝手は異なりますし、ソフトウェアウォレットもセキュリティや機能性は大きく異なります。 ハードウェアウォレットを選ぶなら持ち運びやすさや見た目、費用などにも注目したいですね。 自分の利用環境に合ったウォレットを選択しましょう。 対応の仮想通貨を確認する 仮想通貨ウォレットによって保管できる仮想通貨は異なります。 たとえ機能性やセキュリティ、その他の要素などが自分に合っていても、運用している仮想通貨に対応していなければ意味がありません。 自分の保有している仮想通貨、もしくは今後保有する予定の仮想通貨に対応しているのか必ず確認しておきましょう。 国内取引所ウォレットはマイナーコインを扱っていない DeFiやステーキングなどでマイナーな仮想通貨を保管したい人は多いです。しかし、国内取引所は金融庁に許可された仮想通貨しか扱っていないので取扱数が少ないです。BNBやUSDTなどメジャーな通貨もないので、海外取引所や別のウォレットが必要です。 おすすめの仮想通貨ウォレット8選! 「取引所ウォレット」「ソフトウェアウォレット」「ハードウェアウォレット」から、特におすすめの仮想通貨ウォレットを10種類、厳選して紹介していきます。 それぞれの特徴をチェックして、より利便性高く安全に仮想通貨を保管できるウォレットを見つけてください。 おすすめの仮想通貨ウォレット10選 【取引所ウォレット】OKCoinJapan 【取引所ウォレット】bitFlyer 【ソフトウェアウォレット】MetaMask 【ソフトウェアウォレット】Phantom Wallet 【ソフトウェアウォレット】Uniswap Wallet 【ソフトウェア/ハードウェアウォレット】Safepal 【ハードウェアウォレット】Ledger 【ハードウェアウォレット】Trezor 【取引所ウォレット】bitFlyer 画像:bitFlyer ウォレット名 bitFlyer 種類 取引所ウォレット 対応通貨 28種類(2024年2月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://bitflyer.com/ja-jp/ 取引所ウォレットとしてはbitFlyerも非常におすすめの選択肢の一つとなります。 対応通貨は前述のCoincheckに比べると少ないものの、bitFlyerは業界最長の7年以上ハッキング0という実績を持っています。ハッキング事件のないbitFlyerなら安心して仮想通貨を保管できるでしょう。 ビットコインの取引量が多い点や、1円から取引ができる点もメリットの一つです。仮想通貨の運用が初めての方にもおすすめです。 【最新版】取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の登録方法・使い方まとめ! 【ソフトウェアウォレット】メタマスク 画像:MetaMask ウォレット名 メタマスク 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 イーサリアムとERCトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://metamask.io/ メタマスクはソフトウェアウォレットの一つで、イーサリアム系のトークンの保管に適しており、仮想通貨やNFTを一括で管理できます。 ブラウザ拡張機能版とモバイルアプリ版の2種類を展開しており、資金の出し入れがしやすいのも魅力となっています。 イーサリアム系トークンを管理できるウォレットを探しているならメタマスクを利用しましょう。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 【ソフトウェアウォレット】Phantom Wallet(ファントムウォレット) 画像:Phantom ウォレット名 Phantom Wallet 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 SPLトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://phantom.app/ Phantom Wallet(ファントムウォレット)はSolanaやSPLトークンを保管・管理できるソフトウェアウォレットです。 NFTも管理でき、さらにブラウザでもアプリでも使えるため、前述のメタマスクのSolana版と考えて差し支えありません。 SPL規格のトークンを管理したい場合はPhantom Walletを利用しましょう。 【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説! 【ソフトウェアウォレット】Uniswap Wallet(ユニスワップウォレット) 画像:Uniswap Wallet ウォレット名 Uniswap Wallet 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 100種類以上 アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://wallet.uniswap.org/ Uniswap Wallet(ユニスワップウォレット)は分散型取引所であるUniswapによるソフトウェアウォレットです。スマホアプリを提供しており、Android・iPhoneともに利用できます。 「Ethereum」「Polygon」「Arbitrum」「Optimism」「Base」「BNB」の6つのネットワークの仮想通貨をまとめて管理できます。スワップ機能もあり、スムーズにウォレット内の仮想通貨を別の仮想通貨に交換することも可能です。 複数のネットワークの仮想通貨をまとめて管理したい方はUniswap Walletがおすすめです。 ユニスワップウォレットとは?機能や特徴、使い方を徹底解説【NFT対応】 【ソフトウェア/ハードウェアウォレット】Safepal(セーフパル) 画像:Safepal ウォレット名 Safepal 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 20万種類以上 アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.safepal.com/en/ Safepal(セーフパル)は非常に多くのブロックチェーンネットワークに対応しており、対応通貨は20万種類以上にものぼります。 アプリではBinanceと連携することが可能で、仮想通貨の売買もできます。また、ハードウェアウォレットも提供しているため、より安全に仮想通貨を保管することも可能です。 利便性と安全性を兼ね備えた万能型のウォレットなので幅広い人におすすめです。 SafePalの使い方を徹底解説!DeFiユーザー必見の万能スマホウォレット 【ハードウェアウォレット】Ledger 画像:Ledger ウォレット名 Ledger 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 5000種類以上 価格 13,499円~(2024年2月時点) 日本語 対応 公式サイト https://www.ledger.com/ja Ledgerはハードウェアウォレットを提供している会社で、本記事執筆時点ではUSB接続ができる「Ledger Nano S Plus」、Bluetoothにも対応した「Ledger Nano X」、そしてタッチスクリーン型の「Ledger Stax」の3種類を提供しています。 非常にシンプルな設計で、数多くの種類の仮想通貨を安全に保管することができます。 ハードウェアウォレットとしてこれといった欠点は特にないので、ハードウェアウォレットを探しているなら候補の一つになることは間違いないでしょう。 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説! 【ハードウェアウォレット】Trezor 画像:Trezor ウォレット名 Trezor 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 8,000種類以上 価格 $59〜(2024年2月時点) 日本語 対応 公式サイト https://trezor.io/ ハードウェアウォレットを探しているなら、前述のLedgerに加えてTREZORもおすすめです。 TREZORはLedgerと同じようにパソコンとUSB接続して仮想通貨を保管できます。 値段や使い勝手に関してもTREZORはLedgerと大きな違いはないので、対応の仮想通貨を確認してより自分に合ったほうを選びましょう。 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! まとめ 仮想通貨ウォレットには非常に数多くの種類があります。 セキュリティを重視するならハードウェアウォレットやペーパーウォレットに仮想通貨を保存すると良いですが、オフラインで保存をするため利便性には優れていません。 対してソフトウェアウォレットはオンラインで保存をするため気軽に仮想通貨の出し入れができますが、セキュリティ面に懸念があります。 また、取引所のウォレットは資金の出し入れをすることなくすぐに取引ができるのが魅力ですが、個人で管理をするわけではないためセキュリティが取引所任せになってしまいます。 どれも一長一短あるので、自分に合ったウォレットを選びましょう。
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2024/03/23Discord(ディスコード)アカウント削除とアイコン変更の初心者向けガイド
この記事ではDiscordのアカウント削除とアイコン変更のやり方を解説します。 この記事のポイント Discordのアカウント削除のやり方 Discordのアイコン変更のやり方 Discordの使い方に関しては、下記の記事でまとめてありますので、こちらもあわせてご覧ください。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discordのアカウント削除方法 Discordのアカウント削除は以下の手順で可能です。(※モバイルアプリ版をもとに説明します) ① 左上のメニューアイコン(≡)をタップ ② 右下の顔のアイコンをタップ ③ 「アカウント」をタップ(下につづく) ④ 下にスクロールし「アカウントを削除する」をタップ ⑤ アカウントのパスワードを入力し「OK」をタップ 画像内の番号は前述の操作手順の番号と対応しています 以上の手順でアカウントの削除を進めることができます。 パスワードを忘れてしまった場合は、パスワードリセットを行う必要があります。 登録しているメールアドレスを覚えていれば、ブラウザ版ログインページ<discord.com/login>にアクセスして「パスワードをお忘れですか?(Forgot your password?)」をクリックすることで、パスワードリセットを進めることができます。 関連:パスワードを忘れました!どうやって新しいのを作るんですか?|Discord Discordのアイコン変更方法 Discordのアイコン変更は以下の手順で可能です。(※モバイルアプリ版をもとに説明します) ① 左上のメニューアイコン(≡)をタップ ② 右下の顔のアイコンをタップ ③ 「プロフィール」をタップ(下につづく) ④ 「ユーザープロフィール」が選択されていることを確認 ⑤ アイコン画像をタップ(背景画像も同じ操作で変更可能) ⑥ 「アバターをアップロード」をタップし、アップロードする画像(JPGまたはPNG)を選択 画像内の番号は前述の操作手順の番号と対応しています 以上でアイコンの変更を進めることができます。 「ユーザープロフィール」の画面からはアイコン画像だけでなく、背景画像や自己紹介も編集することができます。 また、Nitro(有料プラン)を利用すればアイコンにGIFを設定することもできるようになります。 仮想通貨の勉強をするなら「boarding bridge」 上記のような勉強法と並行して、仮想通貨関連のコミュニティを活用するのもおすすめです。 仮想通貨を用いた運用やプロダクトの利用には、障害や疑問など小さな問題が発生するすることも少なくありません。 そういった諸問題は、コミュニティを活用することで案外かんたんに解決できるかもしれません。 主にDiscordやTelegramなどで運用されていることが一般的で、国内だけでも多数のコミュニティが存在しています。 CryptoTimesでも、公式コミュニティ「boarding bridge」を運用しているので、ぜひ気軽に参加してみてください。 boarding bridgeの各種リンク Twitter @bb_jpdao Discord discord.com/invite/boarding-bridge Medium medium.com/boarding-bridge まとめ Discordのアカウント削除とアイコン変更のやり方を解説しました。 アカウント削除についてはパスワードを忘れがちですので要注意です。 アイコン画像や背景画像、自己紹介などは自分好みに編集することで、Discordをもっと楽しむことができるでしょう。 Daichi Discordの始め方や使い方については下の記事でくわしく解説しています! Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する 画像:Sergei Elagin / Shutterstock.com
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2024/03/21Discord(ディスコード)サーバーの作り方|検索・削除の方法も解説
「Discord(ディスコード)のサーバーはどうやって作るの?」「Discordのサーバーを自分で運営するのは難しそう…」 こういった悩みを持っている人に向けて、この記事ではDiscordのサーバー使い方について紹介しています。サーバーの作成方法やおすすめの設定、既存のサーバーの検索や不要なサーバーの削除の手順を詳細に解説しました。 Discord上では仮想通貨やNFTに関するサーバーが数多く活動しており、貴重な情報が日々発信・共有されています。 この記事を最後まで読んでサーバーの使い方をマスターし、質の高い情報を効率的に収集しましょう。 Discord(ディスコード)のサーバーとは? Discord(ディスコード)のサーバーとは? 興味が同じ複数人でテキストや音声でチャットができるスペース 仮想通貨やNFTに関するサーバーが多数活動中 新規のサーバーを作成するのはとても簡単 運営方針に応じてサーバーのカスタマイズが可能 botによる機能拡張が容易 最初にDiscord(ディスコード)のサーバーの概要を説明します。 サーバーの特徴的な点をまとめたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 興味が同じ複数人でテキストや音声でチャットができるスペース Discordのサーバーは、興味や目的を共有する参加者がテキストや音声でチャットし、情報を共有できるDiscord上のスペースです。 同時に複数の話題について対話することができ、その内容をサーバーの参加者の中で共有することが可能です。 少人数のグループから大人数のファンコミュニティまで、さまざまな規模のサーバーが活動しており、 Infulencer Marketing Hubの調べでは、登録者数は3億9000万人、アクティブなサーバー数は1,900万を超えています。 仮想通貨やNFTに関するサーバーが多数活動中 仮想通貨・NFTに関するおすすめDiscordサーバー サーバー名 海外/国内 説明 Axion Crypto-Community 海外 メンバー数が56,000人を超える大規模仮想通貨サーバー Cryptohub 海外 仮想通貨に関する初心者向けのサーバー Larva Labs 海外 NFTのグローバルな最新トレンドをフォローするのに最適 boarding bridge 国内 CryptoTimesの公式サーバーで、DeFi・NFTなどのプロジェクトやエアドロップに関する情報共有を行う 仮想通貨やNFTに関するサーバーも数多く運営されており、世界中のDiscordユーザーが情報を交換しています。 限定されたメンバーの中でのコミュニケーションが多く、質の高い情報がいち早く手に入るため、仮想通貨やNFTの領域での情報収集には関連するサーバーに参加するのが必須になっています。 海外発のサーバーが多いので英語がメインのため、ブラウザの翻訳機能などを活用して効率的に情報を収集することが重要です。 Discord(ディスコード)の英文チャットを翻訳するおすすめの方法を解説! 新規のサーバーを作成するのはとても簡単 Discordのサーバーは、ユーザーであれば誰でも作成することができます。 有料プランに加入していない無料ユーザーでも問題なくサーバーを作ることが可能です。 サーバーを作成するのもとても簡単で、最も基本的な部分であれば数分程度の手間でサーバーが立ち上がります。 運営方針に応じてサーバーのカスタマイズが可能 Discordのサーバーは、使い方や運営方針に応じてさまざまにカスタマイズできる点が特徴です。サーバーの基本部分の作成が簡単な分、どうカスタマイズするかが重要になります。 チャットのチャンネルを複数作ることができ、それぞれのチャンネルに対してテキストベースか音声によるコミュニケ―ションかを選ぶことができます。 チャンネルへの参加者もコントロールできるので、用途に応じたチャンネルの使い分けが可能です。 メンバーの認証レベルを制限したり二要素認証を必須にしたりといった、サーバーへの参加者を限定する機能が用意されています。 細かい設定も可能 サーバーのセキュリティも細かい点まで設定できます。また、連続投稿などによる荒らし行為を防ぐための設定も効果的です。 botによる機能拡張が容易 Discordでおすすめのbot botの名称 説明 Vortex 荒らしなどの迷惑行為の対策を自動で行うbot Auttaja スパム対策やVPNからのアクセスの防止など、サーバーを守る多機能bot Statbot メンバー数・メッセージ数やチャンネルのアクティビティなど、サーバーの統計情報をまとめてくれるbot MEE6 新規ユーザーへのウエルカムメッセージやロールの自動付与などのモデレーター機能が豊富 Jokie Music 最もメジャーな音楽botで、1つのサーバー内で最大4つのチャンネルで音楽を再生できる点が便利 Discordのサーバー機能を拡張できる外部サイトがbotです。 サーバー内のコミュニケーションを円滑に進めるモデレーター機能を提供するものや、セキュリティ向上のための対策を実施するものなど、多様な機能のbotが存在します。 多くのbotが無料で利用でき、サーバーへの導入も簡単なため、botにより機能拡張するのがDiscordのサーバー運営では標準になっています。 Discord(ディスコード)のサーバーの作り方とおすすめ初期設定 Discord(ディスコード)のサーバーの作り方とおすすめ初期設定 Discordのサーバーの作成手順 サーバーの設定変更は「サーバーメニュー」と「サーバー設定」から コミュニティサーバーへ切り替えておこう 基本的なカテゴリーやチャンネルを用意しておく 便利なbotを導入しよう 次にDiscord(ディスコード)のサーバーの作り方と初期設定について解説します。 サーバーの作成そのものはとても簡単ですが、作っただけでは使い勝手のよいサーバーにはなりません。作成後に適切な設定を行うことが必須です。 Discordのサーバーの作成手順 サーバー作成の手順はシンプルで、時間も数分で終了します。PCのアプリやブラウザからでもスマホアプリ版でも同様の手順でサーバーが作成可能です。 サーバーを新規に作成するには、「サーバーを追加」のボタンを選択しましょう。操作画面では「+」のアイコンのボタンで、既存のサーバーへの参加や新規サーバーを立ち上げる機能を呼び出します。 「サーバーを作成」の画面が開くので「オリジナルの作成」を選ぶか、サーバーの用途が決まっていればそれに応じたものを選択しましょう。 ここで「オリジナルの作成」以外の「ゲーム」「学校のクラブ」などを選ぶと、それぞれの用途に応じたチャンネルが用意されたサーバーが作成できます。 次に「あなたのサーバーについてもう少し詳しく教えてください」というタイトルの画面が出ます。 「クラブやコミュニティのため」「自分と友達のため」の2種の選択肢がありますが、これはどちらを選んでも大きな違いはありません。 そして「サーバーをカスタマイズ」の画面が出たら、サーバー名を入力し、サーバーのアイコンになる画像をアップロードして「新規作成」をクリックすると、新しいサーバーができます。 新しいサーバーには、最低限のチャンネルとカテゴリーがすでに作成された状態になっており、このままでも使い始めることができます。 チャンネルとカテゴリー チャンネルはテキストや音声でコミュニケーションできるチャットルームです。サーバーの中で議論されるサブテーマごとに用意されます。カテゴリーは複数のチャンネルをまとめたグループです。 サーバーの設定変更は「サーバーメニュー」と「サーバー設定」から サーバーは作成直後の状態でも使うことができますが、メンバーを招待する前にできれば最低限の初期的な設定は済ませておきましょう。 サーバーに関する各種設定の変更は、サーバーに関するメニューである「サーバーメニュー」と、「サーバーメニュー」から呼び出せる「サーバー設定」で行うことができます。 PCのアプリやブラウザからDiscordを利用するときと、スマホアプリ版を使うときでは、少しUIが違うので個別に説明します。 「サーバーメニュー」と「サーバー設定」はサーバーを使う上で多用するので、しっかり理解しておきましょう。 PC版での「サーバーメニュー」と「サーバー設定」の開き方 PC版のアプリやブラウザでは、設定したいサーバーを開いて左上のサーバー名をクリックすればサーバーメニューが開きます。 このメニューで「サーバー設定」を選べば、サーバー設定の画面が開きます。 スマホアプリ版での「サーバーメニュー」と「サーバー設定」の開き方 スマホアプリ版でも、サーバーを開いて上部にあるサーバー名をタップすると「サーバーメニュー」が表示されます。 サーバーメニュー上で歯車のアイコンの「設定」を選べば、「サーバー設定」画面を呼び出すことができます。 コミュニティサーバーへ切り替えておこう コミュニティサーバー化によって実行される主な設定変更 参加できるユーザーの認証レベルの変更 ルールやガイドラインをメンバーに明示するチャンネルの設置 サーバーへの新規参加者のスムーズな立ち上がりを促す「ようこそ画面」の設置 Discordのアッププデート情報の自動アナウンスチャンネルを設置 メンバーの動向を分析できるサーバーインサイト機能の追加 通知設定を「メンションのみ」に変更 作成したサーバーの用途が中規模以上のコミュニティ向けの場合は、サーバーをコミュニティサーバーに切り替えておきましょう。 切り替えれば、コミュニティサーバーを運営するために必要なチャンネルの設置や機能の追加、最低限必要なセキュリティ設定の変更が実行されます。 コミュニティサーバーに切り替えるには、「サーバー設定」を開いて「コミュニティを有効にする」を選択しましょう。 コミュニティサーバー向けの設定ウイザード画面が開くので、指示の通りに進めていけば切り替えが完了します。 基本的なカテゴリーやチャンネルを用意しておく サーバーの用途に応じて必要なチャンネルやカテゴリーを事前に用意しておきましょう。 チャンネルを作成するには、サーバーメニューから「チャンネルを作成」を選びます。 チャンネル作成の画面が開くので、チャンネルの種類(Textか音声か)やチャンネル名を設定して「チャンネルを作成」をクリックすれば、新しいチャンネルの作成は完了です。 カテゴリーを作成するときにも、サーバーメニューから「カテゴリーを作成」を選びましょう。 カテゴリー作成の画面が開くので、カテゴリー名を入力して「カテゴリーを作成」をクリックすれば、新たなカテゴリーを作成できます。 どういうチャンネルやカテゴリーを用意しておくかは、サーバーの用途によります。類似の用途をもつ他のサーバーの構成を見ると、とても参考になりますよ。 便利なbotを導入しよう Discordのサーバーに機能を追加できるbotの導入も重要なサーバー設定です。 botを導入するためには、使いたいbotの紹介ページを探して、自分のサーバーに招待するだけです。 botを探すには例えばDiscord Botsのようなbotの検索ページを利用するのが近道です。 使いたいbotを検索して、「サーバーに追加する」ことを意味するボタンをクリックすれば、botの認証画面が表示されるので認証しましょう。 botのアカウントがサーバーのメンバーのリストに追加されれば、botの導入は完了です。 悪意のあるbotに注意する botの中には、情報漏洩や荒らしなどのリスクを含むものもあります。botの評判や他のサーバーでの使用状況をしっかり確認して、信用できるものを採用しましょう。 Discord(ディスコード)のサーバーへ招待する手順 他のユーザーをサーバーに招待するには、招待リンクを作成して参加してほしい相手に送るのが簡単です。 送る方法はなんでも問題ありません。Discordのダイレクトメッセージでもよいですし、他のSNSでもメールでもOKです。 招待リンクを入手したユーザーが招待リンクを開けば、サーバーに参加することができます。 招待リンクを作成するには、招待したいサーバーのサーバーメニューを開いて「友達を招待」を選びましょう。 招待リンクが記載された画面が表示されるので、コピーして招待する相手に送ります。 Discord(ディスコード)のサーバー検索・参加の手順 Discord(ディスコード)のサーバー検索・参加の手順 公開サーバーを検索して参加する 招待リンクからサーバーへ参加する サーバーから抜けるには? Discord(ディスコード)のサーバーに参加するには、サーバーを検索して参加する方法と、招待リンクから参加する方法があります。 サーバーの参加手順と、サーバーから抜ける方法について説明しましょう。 公開サーバーを検索して参加する Discordユーザーであれば誰でも参加できる公開サーバーなら、「サーバーの発見」からサーバーを検索して参加することができます。 画面左に並んでいるサーバーのアイコンの列から、「サーバーの発見」のボタン(コンパスのアイコン)を選びましょう。 公開サーバーの検索画面が表示されるので、こちらで参加したいサーバーを探します。サーバーが見つかったらそこをクリックすれば、サーバーに参加できますよ。 招待リンクからサーバーへ参加する サーバーの招待リンクのURLを持っている場合は、それを使ってサーバーに参加できます。 Discordにログインした状態で、まずは左側にある+のボタンを選択しましょう。 このボタンは新しいサーバーの作成や参加するサーバーを追加するボタンなので、「サーバーを作成する」の画面が開きます。 この画面で下部の「サーバーに参加」を選びましょう。 「サーバーに参加」の画面が開くので、招待リンクを入力して「サーバーに参加する」をクリックすれば、サーバーに参加できます。 サーバーから抜けるには? 参加しているサーバーから抜けるには、サーバーを選んでサーバーメニューを開き、「サーバーから脱退」を選択しましょう。 脱退の確認画面が表示されて、確認が完了したらサーバーから脱退します。 一度脱退すると、再度参加するにはまた招待してもらう必要があることが多いので、脱退は慎重に行いましょう。 Discord(ディスコード)のサーバーを削除する方法 Discord(ディスコード)のサーバーを削除する方法 PCアプリ版・ブラウザ版でサーバーを削除する方法 スマホアプリ版でサーバーを削除する方法 サーバーの所有者であればサーバーを削除することが可能です。 こちらでは、サーバーの削除についてPCのアプリやブラウザから行う方法と、スマホアプリ版のDiscordから実行する方法を説明します。 サーバーの削除はとても簡単な手順ですが、削除してしまったサーバーの内容は復元できないため、慎重に行いましょう。 PCアプリ版・ブラウザ版でサーバーを削除する方法 PCのDiscordアプリやブラウザでは、「サーバーの削除」は「サーバー設定」画面のメニューの最下段にあります。 これを選択すると削除の確認画面が表示されるので、削除するサーバー名を入力しましょう。 そして、「サーバーを削除」をクリックすれば削除は完了です。 スマホアプリ版でサーバーを削除する方法 スマホアプリ版でのサーバー削除は、PC版とはUIが少し異なります。 削除するサーバーを開いて、上部にあるサーバー名をタップしてサーバーメニューを開きましょう。 歯車のアイコンである「設定」を選んで「サーバー設定」を呼び出し、さらに「概要」を選びます。 概要のページの最下部に「サーバーを削除」があるので、これを選択すればサーバーが削除されます。 Discord(ディスコード)のサーバーに関するよくある質問 Discord(ディスコード)のサーバーに関するよくある質問 Discordのサーバーブーストとは? ユーザープロフィールとサーバープロフィールは何が違う? Discordのサーバー名は変更できる? ここまでDiscord(ディスコード)のサーバーについて、作成やメンバーの招待、検索や削除を説明してきました。 Discordのサーバーの使い方がだいぶイメージできてきましたね。 最後に、Discordのサーバーに関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 Discordのサーバーブーストとは? サーバーブーストは、有料でサーバーの機能を強化できるDiscordの仕組みです。 サーバーの参加者が料金を払って好みのサーバーをブーストでき、ブーストの数によってサーバーのレベルがアップして、追加機能が利用できるようになります。 レベルが上がると、ボイスチャットの音質が向上したり、ファイルのアップロードサイズの上限が上がったりといったメリットがあります。 人気の高いサーバー程たくさんのブーストを集め、その結果としてサーバーのすべての参加者が機能強化のメリットを受けることが可能です。Discordならではの特徴的なシステムですね。 サーバーブーストができるのはNitro加入者のみ Discordは無料で使えますが、有料プランのNitroもあり、加入者には様々な追加機能が用意されています。サーバーブーストが可能なのも、Nitroの加入者のみです。 ユーザープロフィールとサーバープロフィールは何が違う? Discordにはユーザーのプロフィール情報に「ユーザープロフィール」と「サーバープロフィール」の2種があります。 ユーザープロフィールはDiscordの1アカウントにひとつのみですが、サーバープロフィールはサーバーごとに設定可能です。 無料でDiscordを利用しているユーザーがサーバーごとに変えられるのはニックネームのみですが、有料プランNitroに加入していれば、アバターや自己紹介文もサーバーごとに設定することができますよ。 Discordのサーバー名は変更できる? Discordでのサーバー名の変更は簡単です。 PCのアプリやブラウザからでもスマホアプリ版でも、「サーバー設定」の「概要」を開けば、そこからサーバー名を変更することができます。 ただし、参加者が多いサーバーで予告なくサーバー名を変えると混乱を招くので、変更は慎重に行いましょう。 まとめ この記事では、Discordのサーバーの使い方について解説しました。 操作画面のサンプルも添えたので、戸惑わずにサーバーを使いこなせますよね。 Discord上では、仮想通貨やNFTに関する様々なコミュニティが活動しているので、サーバーに参加して情報収集をするのは良い方法です。 ですが、より一歩進んで自らサーバーを立てて情報交換の場を提供することも、仮想通貨やNFTに関する価値の高い情報を収集するためには有効です。 Discordのサーバーを新たに立てることはとても簡単です。既存のサーバーを参考にしながら、自分もサーバーを作成することから始めてみましょう。