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AerodromeのTVLが2億ドルを突破し、BaseのTVL約半分を占領

2023/09/03・

あどまん

AerodromeのTVLが2億ドルを突破し、BaseのTVL約半分を占領

8月29日にBase上でローンチした「Aerodrome」のTVLが2億ドルを超え、Base上で最もTVLの高いプロトコルとなっています。

この数字はCompoundやUniswapを上回り、Base全体のTVLも+100%以上増加し、現在は3億9,000万ドルに達しています。AerodromeはBaseの中央流動性ハブを目指し、Optimism上で構築されたDEX「Velodrome」のフォークプロジェクトです。

Aerodromeの主な仕組み

Aerodromeは、CurveのveTokenやOlympusの流動性モデル、賄賂モデルなど様々な仕組みを駆使して、流動性を集めています。

このプロトコルでは、流動性提供者にAEROトークンの報酬が与えられ、毎週の流動性プールへの分配が行われます。報酬を得るために、AEROをロックする必要があります。AEROをロックすることで、プロトコルの流動性プールへの報酬分配に投票でき、プールはエポックごとに毎週、取引手数料を得ることができます。ロック期間が長いほど、保有者はより多くの議決権を得ることができ、最長で4年間ロックできます。

また、veAEROホルダーは、投票に対するインセンティブトークンだけでなく、veAEROのリベースによる配当も毎週受け取ります。

引用:https://aerodrome.finance/docs

AerodromeはOlympusDAOのリベースメカニズムを使用しており、トークンをロックした者はロックしたトークンに比例した報酬を受け取ることができます。これにより、AEROトークンをロックした人々は、常に同じ割合を保持できるため、新しく鋳造された報酬トークンによる希釈を心配することはありません。

このような仕組みにすることで、Aerodromeは、流動性が集まりやすくなり、低スリッページによるスワップが可能となることで、より資金が集まりやすくなります。

現在、AerodromeのTVLは9月3日現在で1億8,700万ドルと、Base上ではトップのTVLを記録しています。

この結果に伴い、Base全体のTVLも急速に増加し、現在では3億9,000万ドルに達しています。これにより、全てのチェーン内で8番目に高いTVLを記録し、L2チェーン内では4番目に位置しています。

AerodromeはBase上のTVLをしばらく牽引していくでしょう。

Baseは、メインネットローンチ直後にmemecoin「$BALD」による急激な資金流入があり、その後、ユーザーがトークン株を発行し取引できるプラットフォーム「Friend.tech」がローンチしました。ピーク時には、Friend.techの収益が全Dapps中1位を記録するなど、Baseはローンチ以降、常に注目の的となっており、今後もその動向から目が離せません。

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