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2024/12/21ハイブリッド型仮想通貨取引所「GRVT」、メインネットアルファ版をローンチ
ハイブリッド型仮想通貨取引所GRVTがメインネットアルファをローンチしました。分散型取引所 (DEX) と中央集権型取引所 (CEX) の利点を組み合わせたCeDeFiプロジェクトであるGRVTは、公開後1時間で1500万ドルを超える取引量を記録しています。 It’s here: GRVT Mainnet Alpha is LIVE Welcome to the world's first compliant and licensed DEX Where TradFi meets DeFi Where barriers fall Where opportunities rise Our vision: redesign finance on blockchain Our mission: be the first true CeDeFi ◆ Build a hybrid, compliant,… pic.twitter.com/T6mCueHRIy — GRVT (@grvt_io) December 20, 2024 すでに3万人のKYC済ユーザーが登録しているGRVTでは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の先物取引が可能で、今後数週間で更なる取引ペア、機能、報酬プログラムが追加予定となっています。 [caption id="attachment_126765" align="aligncenter" width="758"] GRVTの取引画面[/caption] GRVTの共同設立者兼CEOであるホン・イー氏は「今日はGRVTにとって歴史的な日です。私たちは、世界初のコンプライアンスに準拠し、認可を受けたブロックチェーン決済取引所を構築し、CeDeFiの世界を構築する先駆者となっています。私たちのビジョンは常に世界の金融システムをブロックチェーン上で再設計し再構築することでありそれは困難な道のりでした。このマイルストーンは、私たちのチーム、信頼できるパートナー、そして私たちが築いているものに信頼を寄せてくれているリテールユーザーの揺るぎないサポートと献身なしには実現しなかったでしょう」と述べています。 GRVTは、ZKsyncのElastic ChainとしてハイパーチェーンL3として構築されています。ZKsyncの共同発明者であるAlex Gluchowski氏は「GRVTのような革新的で規制されたDEXがZKsyncの技術を利用し、Elastic Networkへの参加に成功したことは素晴らしいことです。GRVTのオンチェーンファイナンスに対する革新的なアプローチと世界初の規制されたDEXとしての地位はイーサリアムのエコシステム内で進化する金融アプリケーションに力を与えるZKsyncのスケーラブルでコンプライアントなインフラの能力を例証するものです。」とコメントしています。 現在、GRVTではユーザー招待、取引、流動性提供でポイントを獲得できるプログラムが実施中です。 GRVT公式リンク 公式サイト X LinkedIn Telegram Discord 記事ソース:GRVT
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2024/12/20Solv Protocol、ネイティブトークン$SOLVをHyperliquidで上場へ
ビットコインに焦点を当てたDeFiプラットフォームSolv Protocolは、分散型取引所Hyperliquidでネイティブトークン$SOLVを上場します。 関連:BTCFiの未来を切り開く「Solv Protocol」AMAレポート ₿m.$SOLV will be on @HyperliquidX. pic.twitter.com/5bMRX3TAy9 — Solv Protocol (@SolvProtocol) December 16, 2024 $SOLVは13万ドルのオークション価格でスロットを確保し、Hyperliquidの現物取引所で上場される最初のトークンの一つとなりました。具体的なローンチ時期や取引の詳細は不明です。 [caption id="attachment_126675" align="aligncenter" width="1197"] Hyperliquid|DeFiLlama[/caption] Hyperliquidは現在多くの注目を集めているレイヤー1ブロックチェーンおよび取引所であり、取引所のTVLは24億ドルを超えています。また、直近の24時間取引高は130億ドルを記録しました。 ネイティブトークンの$HYPEの価格も堅調に推移しており、トークンローンチから約20日間で6倍の上昇を記録。CoinGeckoのデータによると、第24位の時価総額を有しています。 Hyperliquidは最も多くの注目を集めているチェーンの一つであり、$SOLVの価格上昇に寄与することが期待されています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインをクレジットカード経由でも購入だけるだけでなく、0.5~4%の年利で運用できるサービスが提供されています。 [caption id="attachment_126665" align="aligncenter" width="966"] Bitget公式サイトのBTC運用画面[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 情報ソース:DeFiLlama、X(Hyperliquid)、CoinGecko
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2024/12/19トランプ氏支援のDeFiプロジェクト「WLFI」、Ethenaと提携
トランプ氏支援のDeFiプロジェクト「World Liberty Financial (WLFI)」がEthena Labsと提携することが発表されました。 Ethena has entered into a strategic partnership with @worldlibertyfi A governance proposal has been submitted to add sUSDe to WLFI's upcoming Aave instance as a core collateral asset pic.twitter.com/jgjd8QGWDS — Ethena Labs (@ethena_labs) December 18, 2024 WLFIのAaveインスタンスにEthenaが手掛ける利回り付きステーブルコイン「sUSDe」をコア担保資産として追加するガバナンス提案が現在出されています。可決された場合、WLFIユーザーはsUSDeとWLFトークンで報酬を獲得できるようになります。 Ethenaはデルタニュートラル戦略によって裏付けられるステーブルコイン「USDe」を発行するプロジェクトで、ユーザーはUSDeをステーキングすることで、利回り付きステーブルコインsUSDeを獲得できます。 米国債や現金同等物を担保に発行されるステーブルコインが主流となる中、Ethenaは利回りのある通貨(stETH等)やETH、BTCなどのロングポジションと、それと同量の取引所でのショートポジションを組み合わせてUSDeを発行しています。 Ethenaにおける利回りは、担保資産が生み出す利回りと無期限先物(PERP)でショートポジションを構築する際の資金調達率から得られています。 [caption id="attachment_126596" align="aligncenter" width="645"] 仕組みのイメージ|画像引用元:Ethena[/caption] EthenaのUSDeは現在、ステーブルコイン市場で第3位の時価総額を誇り、登場から1年以内に急激な成長を遂げています。
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2024/12/18ビットコインのレイヤー2プロジェクト「Stacks」がsBTCをローンチ
ビットコインのレイヤー2プロジェクトであるStacksがビットコインに1:1で裏付けされたトークン「sBTC」をメインネットでローンチしました。sBTCはStacks上で実質的にBTCと同価値の通貨としてDeFi、NFT、その他のアプリケーションで利用できます。 sBTC is live on Stacks Mainnet 🟧 The first step towards a decentralized, on-chain Bitcoin economy has begun. sBTC unlocks access to Bitcoin DeFi while maintaining Bitcoin’s core principles: trust, security, & transparency. Learn how to earn up to ~5% annual BTC rewards. 1/5 pic.twitter.com/rSvRtm9bac — stacks.btc (@Stacks) December 17, 2024 sBTCのローンチに伴いStacksは「sBTC リワードプログラム」を開始。このプログラムでは以下の3つのステップで報酬を獲得できます。 ウォレットアプリケーション「Xverse」または「Leather」を用意 sBTCダッシュボードでBTCを入金しsBTCを取得 プログラムに登録し2週間ごとに自動で報酬を獲得 ユーザーはsBTCを保有することで報酬を得られるだけでなく、DeFiでの運用など様々な活用方法も模索できます。初期の流動性キャップは1000BTCに設定されており、sBTCの引き出しは2025年3月に開始予定です。 Stacksはビットコインのブロックチェーンを基盤として処理能力を向上させ、スマートコントラクトとアプリケーションの実装に焦点を当てたレイヤー2プロジェクトです。独自のコンセンサスメカニズム「PoX (Proof of Transfer)」を採用し、ガス代やネットワーク保護のユーティリティを持つネイティブトークン$STXを発行しています。 Stacksの特徴的な仕組みとして「スタッキング」があります。これはSTXを一定期間ロックすることでコンセンサスに参加し、報酬としてBTCを獲得できる仕組みです。一般的なステーキングとは異なり、預け入れる通貨 (STX) と報酬として受け取る通貨 (BTC) が異なる点が特徴です。 Electric Capitalが公開したレポートによると、毎月約1,200人のアクティブなbitcoinの開発者数は過去1年間ほぼ一定となるなか、スケーリングソリューションへの関心が高まっています。 ビットコインのステーキングプロトコル「Babylon」では記事執筆時点で57,290BTC(約9160億円)がステーキングされるなど、ビットコインから利回りを発生させようとする取り組みに関心が集まっていることが窺えます。 記事ソース:bitcoinismore.org、Babylon
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2024/12/13グレースケール元CEO、「BUIDL」で注目のSecuritize最高執行責任者に就任
現物型ビットコイン/イーサリアムETFなどを手掛ける大手資産運用会社グレースケールの元CEOマイケル・ソネンシャイン氏が、トークン化ファンド「BUIDL」を展開するSecuritizeの最高執行責任者 (COO) に就任しました。 NEW: Michael Sonnenshein joins Securitize as COO We’re thrilled to welcome Michael Sonnenshein, former CEO of Grayscale Investments, as Securitize’s new Chief Operating Officer. 🎉@Sonnenshein’s arrival strengthens Securitize’s position as the leader in real-world asset… pic.twitter.com/HjeYIARRE0 — Securitize (@Securitize) December 12, 2024 2014年にグレースケールに入社したソネンシャイン氏は2021年からCEOを務め、CEO在任中には同社の運用資産額を6,000万ドルから300億ドルへと大きく成長させました。そんな同氏は今年5月にグレースケールCEOを退任、そして今回SecuritizeのCOOに就任しました。 Securitizeが手掛けるEthereum上で発行されるトークン化ファンド「BUIDL」は、近年注目を集めています。先月にはAptos、Arbitrum、Avalanche、Optimism、Polygonといった複数のブロックチェーン上での展開が発表されました。また、ステーブルコインUSDCでの投資を可能にするなど、数千億ドル規模のステーブルコイン市場へのアプローチも強化しています。 Securitizeは先月、ERC-4626を活用した「sToken」を発表。DeFiプロトコル「Elixir」の「deUSD RWA Institutional Program」との提携により、Securitizeが発行したRWAのホルダーはdeUSDの流動性にアクセス可能になります。deUSDの主要な流動性拠点としてCurve Financeが選定されるなど、既存金融と分散型金融の融合が進んでいることが窺えます。 🌐 Introducing sToken Vault Functionality, Unlocking Enhanced Liquidity for RWAs in DeFi Securitize is proud to announce the launch of sToken, powered by ERC-4626 vault technology, through Securitize Credit in partnership with @Elixir’s “deUSD RWA Institutional Program.” Read… pic.twitter.com/5U4U4gzRBg — Securitize (@Securitize) November 19, 2024 不動産や貴金属、美術品といった実物資産や債権、株式などの金融資産をブロックチェーン上でデジタル証券に変換するソリューションを指す「RWA」は、従来の金融の枠組みを超えた新たな投資分野として注目を集めています。 今年9月にCoinMetricsが公開したレポートによると、イーサリアムを中心に、不動産、コモディティ、株式など多岐にわたる資産のトークン化が進展しており、DeFiプロトコルとの統合や新たな取引所の登場も相まり市場はさらなる成長を遂げようとしているといいます。 In this week's issue of @coinmetrics' #StateOfTheNetwork, we explore the emergence of the real-world asset #tokenization sector, examining the current landscape, sectors and networks gaining adoption, regulatory implications and market opportunities. Read the full >>>>… pic.twitter.com/pPv63TksCj — CoinMetrics.io (@coinmetrics) September 24, 2024 RWAは、従来の金融システムが抱える課題を解決しよりオープンな金融サービスを提供する可能性を秘めている分野として引き続き注目が集まります。 記事ソース:Securitize (1)、(2)、Coinmetrics
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2024/12/07ソラナ上のDEX「Orca」の仮想通貨$ORCA、1日で3.2倍を記録
Solana(ソラナ)ブロックチェーン上の分散型取引所(DEX)「Orca」の$ORCAトークンが、1日で3.9ドルから一時12.7ドルまで急騰しました。 この価格急騰と同時期に$ORCAは海外大手仮想通貨取引所Binanceに上場しています。 #Binance will list @AcrossProtocol $ACX and @orca_so $ORCA with Seed Tag applied. ➡️ https://t.co/3Dbajf3wR4 pic.twitter.com/hDphH8cliB — Binance (@binance) December 6, 2024 Orcaは本日、新しいトークン作成ツールを発表。このツールではSolanaとEthereumのレイヤー2であるEclipse上でのトークン作成を簡素化し、パーミッションレスで通貨を作成できます。 Introducing Orca's New Token Creation Tool—a gateway to simplified, permissionless token creation on both @solana and @EclipseFND. ✅ No coding required ✅ Full customization (name, symbol, supply) ✅ Built-in security features for mint authority & metadata Build your own token… pic.twitter.com/gBOmrEPcJG — Orca ☀️ (@orca_so) December 6, 2024 ユーザーはコーディング知識不要でトークンの名前、シンボル、供給量を自由に設定できるようになっています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、$ORCAの現物取引と最大20倍のレバレッジが可能な先物取引が可能です。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] Bitgetでは現在、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/12/06グレースケールがDeFiファンドの構成を発表|Uniswapが割合の58%に
デジタル資産運用会社グレースケールは、DeFiファンド (DEFG) の最新構成情報を公式Xで発表しました。 At the end of the day, on 12/4/2024, Grayscale DeFi Fund’s Fund Components were a basket of the following assets and weightings. No new tokens were added or removed. $UNI $AAVE $MKR $LDO $SNX Learn more, read important disclosures, and reach out to us: https://t.co/PA8iZYgZ3O pic.twitter.com/tyz0ogEZKa — Grayscale (@Grayscale) December 5, 2024 最新情報によると、同ファンドはUniswap(UNI)、Aave(AAVE)、Maker(MKR)、Lido(LDO)、Synthetix(SNX)の5つのトークンで構成されており、特にUniswap(UNI)は全体の58.07%を占め、最大の構成比率となっています。 Aave(AAVE)は18.65%で2番目に大きな割合を占めています。残りのMaker(MKR)は9.31%、Lido(LDO)が9.18%、Synthetix(SNX)は4.79%となっています。 グレースケールは、今回の発表においてトークンの追加や削除を行わず、現状のポートフォリオを維持する方針を示しました。 グレースケールのDeFiファンドはDeFi市場へのアクセス手段として投資家に提供されています。特にファンド内で大きな割合を占めるUniswapのような主要DeFiプロジェクトへの投資を通じて、分散型金融の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。 $UNIトークンは過去1年間で160%の価格上昇を見せ、堅調な値動きを見せています。 今年10月、Uniswap LabsはEthereumのレイヤー2「Unichain」を発表しました。 Introducing @unichain — a new L2 designed for DeFi ✨ Fast blocks (250ms), cross-chain interoperability, and a decentralized validator network Built to be the home for liquidity across chains pic.twitter.com/lqfJh6Ltio — Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) October 10, 2024 UnichainはSuperchain内外との相互運用性の向上を目指しており、メインネットのローンチ後は通常のUniswapアプリケーション (DEX)とUniswapウォレットにてクロスチェーンスワップを導入予定。Superchain外のチェーンに関してはクロスチェーンインテント(あるブロックチェーン上でユーザーがアクションを起こした結果、別のブロックチェーン上で結果が得られること)をベースとするERC-7683規格の採用で対応するとしています。 Superchainとは Superchainは、OP Stack上で開発されるブロックチェーン同士をシームレスに接続し、資産やデータの共有を可能にすることを目的とした構想。現在、OPメインネット、Zora、Base、Soneiumなど、複数のプロジェクトがOP Stackを用いてブロックチェーンを構築している。 Uniswapが独自チェーンに軸足を移行することで、Ethereumのバリデーターは推定年間4億ドルから5億ドルを失う可能性があるとの指摘がなされています。さらに、UniswapはEthereumのガス料金の14%近くを占めており16億ドル相当の$ETHがバーンされる状況の中、UniswapのUnichainへの移行は$ETHのデフレメカニズムに大きな影響を与える可能性が一部で懸念されています。 サイバー・キャピタルの創設者兼CIOであるジャスティン・ボンズ氏はEthereumからL2へとユーザーやプロダクトが移行する流れは、Ethereumに深刻な問題をもたらすとしL2構想を批判しています。 Ethereum is in deep trouble UNI moving off-chain is only the final nail in the coffin, all apps are moving to competing L1s & L2s instead Collapsing ETH revenue, UNI was ETH's biggest fee-paying customer! Now ETH is being left behind, irrelevant & broken; Ethereum is cooked 🧵… pic.twitter.com/AY55IShcoD — Justin Bons (@Justin_Bons) October 14, 2024 直近では歴史的なエアドロップを実施したDEXのHyperliquidなど、新興のDeFiプロジェクトも注目を集めており、今後の強気相場においても重要な領域となることが予想されます。 記事ソース:Grayscale、Forbes
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2024/12/06Lidoの$wstETHがStarkNetで対応開始
流動性ステーキングプロトコルLidoは、$wstETHトークンがEthereumのレイヤー2であるStarknetに対応すると発表しました。 wstETH is now live on @Starknet! Users can now bridge their wstETH tokens to Starknet and access the network's growing DeFi ecosystem, all while benefiting from L2’s lower gas costs and faster transactions. 👇 pic.twitter.com/hjLa1aDRnA — Lido (@LidoFinance) December 5, 2024 この統合によりユーザーは$wstETHをStarknetにブリッジすることが可能になります。具体的にはSTARKGATEにて、EthereumとStarkNetの両方のウォレットを接続しトークンの移行が可能です。 Lidoでは$ETHをステーキングすると$stETHが獲得できます。これによりユーザーは資産の流動性を維持しながら利回りを得ることが可能。利回りは$stETHの残高が増えることで実現する仕組みとなっています。 しかし、$stETHには一部のDeFiプロトコルは対応しておらず、$stETHで流動性を提供すると本来獲得できるはずのステーキング報酬の一部を失う可能性があるという欠点があります。 上記に対するソリューションとして考案されたのが今回StarkNetに対応した$wstETHで、これは$stETHをラップすることで獲得できる仕組みになっており、利回りは$wstETHの価格上昇で得られます。($stETHと異なり残高は増えない) $wstETHは、DeFiプロトコル全体でシームレスな統合が実現されており$stETHの課題が解決されています。$wstETHは現在、ArbitrumやBase、Optimismといったチェーンで大きなシェアを持っています。 [caption id="attachment_125964" align="aligncenter" width="637"] 画像引用元:https://dune.com/lido/multichain[/caption] 現在、$ETHの28%以上がLidoを通じてステーキング行われています。従来の32 $ETHが必要だったEthereumのステーキングにおいて、これらの流動性ステーキングソリューションはユーザーに大きなメリットをもたらしました。その一方で中央集権的な構造が強まることについて一部からは懸念の声があがっています。 先日、イーサリアム財団のジャスティン・ドレイク氏によって提案されたコンセンサスレイヤーの再設計案「ビームチェーン (Beam Chain)」では、ソロでのステーキングを促進するためにステーキング要件を1 ETHに減らすことを目指しています。 上記とは別のトピックとして、$ETHのインフレを抑えるためにトークノミクスを再設計を求める声も挙がっています。 ヴィタリック・ブテリン氏は自身のブログの中でステーキング率が高くなった際にETHの発行量を減らす提案を行っています。 Possible futures of the Ethereum protocol, part 3: The Scourgehttps://t.co/mtzH1ZxTak (I tried my best to be fair to all sides of the debates here!) — vitalik.eth (@VitalikButerin) October 20, 2024 記事ソース:Dune、vitalik.eth.limo
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2024/12/05DeFi市場のTVL、2000億ドルを突破|過去最高水準
[no_toc] ビットコインが10万ドルを突破し、強気相場が続く中、DeFi(分散型金融)市場も活況を呈しています。 DeFiプロトコルにおける流動性ステーキングを含むTVL(Total Value Locked:預け入れ資産総額)は2000億ドルを超え、2021年の「DeFiサマー」を大きく上回る過去最高水準を記録したことが、DeFiLlamaによって報告されました。 [caption id="attachment_125907" align="aligncenter" width="2228"] DeFiLlama[/caption] 現在、TVLの約6割をイーサリアムが占めており、今年9月以降で50%以上の増加を示しています。次いでソラナやトロンが続き、いずれも過去最高のTVLを記録しています。これらのチェーンのネイティブ通貨が過去最高値を更新したことも、TVLの伸びに寄与しています。 Curve FinanceがDeFiのゲートウェイとして機能か DeFi領域の注目プロジェクトとして、Curve Financeが挙げられます。同プロトコルは直近1か月で価格が3.8倍に上昇し、低迷していた価格帯から抜け出す動きを見せています。 有識者によれば、Curve FinanceはDeFiエコシステムへのゲートウェイとして注目されています。 In 1 month, $CRV is pumped from $0.2 to $1.1, what happened? TLDR: @CurveFinance is becoming the gateway for institutions to enter into DeFi, and $crvUSD could potentially scale exponentially due to enormous institutional capital inflow 👇👇👇 pic.twitter.com/16hlkhQrLE — DeFi Cheetah - e/acc (@DeFi_Cheetah) December 4, 2024 BlackRockのトークン化ファンド$BUIDLに関連し、Elixirを介して$sBUIDLから生成される$deUSDの主要流動性拠点にCurve Financeが選定。この動きは、機関投資家のDeFi参入を後押しするものであり、トークン化された米国債の市場規模が拡大する中、この資金流入の大部分は$crvUSDの利子収入から得られる利回りを得るために、$crvUSDを購入し、ステークする可能性が高いといいます。そうなると、また別の価格上昇効果が発生すると見られています。 さらに、Ethena Labsのステーブルコイン$USDEがわずか1年で$DAIを超える規模に成長するなど新たな動きも報告されています。 市場全体では、ミームコインなどキャッチーなトークンが注目されがちですがDeFi領域でも大規模な進展が期待されています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/11/29Uniswapのレイヤー2月間取引高、過去最高を記録
Uniswapプロトコルの月間レイヤー2取引高が、過去最高を記録しました。 Onchain history is being made 🦄 New all-time high for monthly L2 volume on the Uniswap Protocol pic.twitter.com/egGOyj8di9 — Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) November 27, 2024 これまでの最高額は、当時ビットコインがATHを更新した3月の約340億ドルでしたが、10月は約390億ドルとなりました。 もっとも大きな伸びを見せたレイヤー2は、Coinbaseが開発する「Base」であり、94億ドルから134億ドルにまで40%以上の取引高増を記録しました。 現在、レイヤー2のエアドロップが一通り行われ、主要レイヤー2の中で未だエアドロップが行われていないのがBaseとなっています。Baseに資金が流入し、それに伴い取引高が上がっているのは、それが要因と見られています。 また、Base上のミームコイン発行プラットフォーム「Clanker」が稼働し始めたこともあり、最近のミームコインブームによるさらなる取引高の上昇が期待されています。 情報ソース:Dune