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2024/10/21【PC版】MetaMask(メタマスク)とは|ログイン・送金・トークン追加方法を解説
メタマスク (MetaMask) は、イーサリアムなどの仮想通貨を管理するためのウォレットであり、Web3の世界への入り口となる重要なツールです。 近年、NFTやDeFiといったWeb3サービスが急速に普及し、メタマスクの利用者も増加しています。しかし、初心者の方にとっては、メタマスクのインストールや初期設定、基本的な使い方などが難しく感じるかもしれません。 そこで今回は、メタマスクとは何か、インストール方法、ウォレットの作成、送金・受取方法、そしてアプリケーションへの接続方法まで図解を交えながら分かりやすく解説していきます。 動画で確認したい方は以下をチェック! MetaMask(メタマスク)とは? メタマスクとは、ブラウザ拡張機能として動作する仮想通貨ウォレットアプリケーションです。イーサリアムやERC-20トークンといった仮想通貨を保管・管理できるだけでなく、NFTの保管や、DeFiなどのWeb3アプリケーションと接続して利用することも可能です。 従来のWebサービスでは、ユーザーはサービス提供者に個人情報を預け、サービスを利用していました。しかしWeb3ではメタマスクのようなウォレットを通じて、ユーザー自身が自分のデータや資産を管理できるようになります。 メタマスクを使うメリット 「Web3アプリケーションを簡単に利用できる」:NFTの売買、DeFiへの参加など、メタマスクを介することで様々なWeb3サービスを利用できるようになります 「セキュリティが高い」:秘密鍵を自分で管理するため、セキュリティ面で安心感があります 「無料で利用開始できる」:メタマスクは無料でダウンロードして利用することができます 「様々なデバイスに対応」:パソコンのブラウザだけでなく、スマホアプリとしても利用可能です MetaMask(メタマスク)のインストール方法を解説 メタマスクは、Chrome、Firefox、Brave、Edgeといった主要なブラウザに対応しています。ここでは、Chromeブラウザへのインストール方法を例に解説していきます。 またスマホアプリからでも利用可能になります。ぜひこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! 1. メタマスク公式サイトにアクセスする メタマスク公式サイトにアクセスし、「Download(ダウンロード)」をクリックします。 2. Chromeウェブストアで追加する ダウンロードをクリックすると、Chromeウェブストアのメタマスクページに遷移します。右上の「Chromeに追加」をクリックします。 「MetaMaskを追加しますか?」というポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。 3. インストール完了 インストールが完了すると、ブラウザ上にキツネのアイコンが表示されます。これでメタマスクのインストールは完了です。 メタマスクの初期設定:ウォレットを作成する メタマスクをインストールしたら、次はウォレットを作成しましょう。 ブラウザの右上にあるキツネのアイコンをクリックすると、メタマスクが起動します。 利用規約の同意にチェックを入れ、「新規ウォレットを作成」をクリックします。(既存ウォレットのインポート方法は後述します) その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、パスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「新規ウォレットを作成」をクリックします。 *ここで作成したパスワードは今後同じデバイスでMetaMaskのロックを解除する際に必要となるので、忘れないよう紙に書いて保存するなど、しっかりと保管しておきましょう。 パスワード作成が完了すると、ウォレット保護のための重要な案内が表示されます。表示される動画を視聴し、画面下部の説明文を読み、シークレットリカバリーフレーズの保管とウォレットの保護について理解しましょう。完了したら「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリックします。 次に、シークレットリカバリーフレーズの表示と書き留めを行います。表示されている注意書きをよく読み、「シークレットリカバリーフレーズを確認」をクリックします。12個の英単語から成るシークレットリカバリーが表示されるので、正確に書き留めましょう。 *このフレーズは、絶対に誰にも教えないようにし、安全な場所に保管してください。紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなり、資産を失ってしまう可能性があります。 書き留めが完了したら、次の画面ではシークレットリカバリーフレーズの確認を行います。画面の指示に従って確認を行いましょう。 問題なく確認できたら、ウォレットの作成が完了となります。ここでも表示される注意書きをあらためて確認しておきましょう。 ウォレット作成完了の画面で「了解」をクリックすると、以下のようなホーム画面が表示されるはずです。これでMetaMaskを利用できるようになりました。おつかれさまでした! MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法を覚えておこう MetaMaskが無事にインストールできたら、次は万が一の時のバックアップ方法を覚えておきましょう。 これを知らなければ万が一PCが壊れた時、買い換えた時に対応できなくなってしまいます。 MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法!SEEDを必ず控えよう MetaMask自体のバックアップは、インストールしたときの12単語(SEED)がすべてです。MetaMaskはGoogleChromeの拡張機能なので、誤って削除してしまうと残高などが全て消えてしまいます。 では、実際に12単語を使用して復元してみます。 まず前述の方法でMetaMaskをインストールします。 MetaMaskが起動したら「既存のウォレットをインポート」をクリックします。 その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、シークレットリカバリーフレーズを確認します。12個の英単語を入力し、「シークレットリカバリーフレーズの確認」をクリックします。 *12個の単語はウォレットにアクセスできる鍵の役割を果たすので、自分がアクセスしているサイトがMetaMaskの公式サイトかどうかを今一度確認することを推奨します。 問題なく進んだら、新規ウォレット作成時と同じくパスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「ウォレットをインポート」をクリックします。 これでウォレットの復元(インポート)が完了です。「了解」をクリックすると、MetaMaskのホーム画面へ移ります。 MetaMask(メタマスク)で管理している各ウォレットのバックアップ・復元方法も知っておくと安心 MetaMaskで管理している、各ウォレットの復元方法を紹介します。 秘密鍵をエクスポートする 最初にウォレットアカウントの秘密鍵をエクスポートします。 アカウント名右横の「︙」アイコンをクリックして、表示されるメニューの中から「アカウントの詳細」をクリックし、次の画面で「秘密鍵を表示」を押しましょう。 続いてパスワードを入力し「確認」をクリックすると、秘密鍵に関する注意書きが表示されます。内容を確認したら、「長押しして秘密鍵を表示します」をクリックします。秘密鍵が表示されるため、安全に保管しましょう。*紛失した場合、復元不可能となるなので注意が必要です ウォレットをインポートする 各ウォレットの復元方法です。 上部のアカウント名(デフォルトでは「Account 1」)をクリックしてから、「Add account or hardware wallet(アカウントもしくはハードウェアウォレットを追加)」をクリックします。 続いて、「アカウントをインポート」をクリックしたら、「秘密鍵」を選択し、下の入力ボックスに秘密鍵を入力して、「インポート」をクリックします。これでインポートが完了です。 MetaMask(メタマスク)の基本的な使い方を解説!シンプルで使いやすい MetaMaskのインストール、バックアップのための基本操作ができたら、実際に使ってみましょう。 一番基本になる入金・出金の方法についてまとめています。 MetaMask(メタマスク)にETH・トークンを入金(アドレスを確認)する方法を確認しよう アカウントの下の英数字部分をクリックすると自動でアドレスがコピーされます。 また、「︙」アイコンの設定ボタンから「アカウントの詳細」をクリックすると表示されるQRコードを読み取ることで、送金画面で自動的にアドレスが入力されます。 Point ERCトークンも上記のアドレスに入金して問題ありません。 MetaMask(メタマスク)から送金(出金)する方法を確認しよう メタマスクを開き「送金」をクリックします。 表示される入力ボックスに送金先アドレスを入力します。右側のスキャンアイコンをクリックすると、PCのカメラを使用してQRコード読み込みによる送金先アドレス入力が可能です。 送金先アドレスが入力されると、自動的に送金内容設定の画面に移行します。アセット(送金する通貨)と金額を入力し、ガス代(手数料)や合計金額をよく確認し、問題なければ「次へ」をクリックします。その後トランザクションが作成されれば送金は完了となります。 MetaMask(メタマスク)にERCトークンを追加してみよう MetaMaskはイーサリアムのウォレットを管理できるため、当然ERCトークンの保管も可能です。 しかし、MetaMaskに入金すれば自動的に残高が反映されるわけではなく、自分でトークンを追加する必要があります。 ここからはMetaMaskでイーサリアム系トークンの残高を確認する方法について紹介していきます。 EtherScanで必要な情報を取得する こちらでは例としてCrust Network (CRU) のトークンを追加してみます。 まずはEtherScanというサイトからトークンを追加するために必要な情報を取得します。サイトトップの検索ボックスからトークンの名前を検索しましょう。 トークンを検索すると、以下の画像のような画面になります。MetaMaskにトークンを追加するために必要なのが赤枠で囲んでいる「TOKEN CONTRACT」に続くアドレスですので、こちらをコピーしましょう。アドレスの右横にあるアイコンをクリックすれば自動でコピーされます。 EtherScanの情報を入力してトークンを追加する コントラクトアドレスのコピーができたら、MetaMaskを開き、トークン残高一覧を下にスクロールして「トークンをインポート」をクリックします。 「カスタムトークン」を選択し、「トークンコントラクトアドレス」と表示されている入力ボックスに先ほどコピーしたコントラクトアドレスをペーストします。入力できたら「次へ」をクリックします。 最後にトークン追加の確認をされるので、間違いなければ「インポート」をクリックしましょう。 トークンがきちんと反映されていると、残高とシンボルが表示されるようになります。もしうまくいかない場合は、入力にミスがないかを確認してみてください。 また、「カスタムトークン」を選択した手順で、そちらを選ばずに「検索」からそのままトークンが追加できるケースもあります。ある程度メジャーなトークンの場合は「検索」から追加するとEtherScanへアクセスする手間が省けますよ。 【補足】トークンを追加するタイミングについて MetaMaskへのトークンの反映(追加)自体は、あとから(入金後に)行っても大丈夫です。 先に入金してしまったけどどうしよう…と焦る必要はありません。 MetaMask(メタマスク)でアプリケーションに接続してみよう メタマスクは、様々なWeb3アプリケーションと接続して利用することができます。ここでは、分散型取引所 (DEX) のUniswapを例に、メタマスクを接続する手順を解説していきます。 1. Uniswapにアクセスしてウォレットを接続 UniswapのWebサイトにアクセスし、画面右上の接続からメタマスクを選択します。 2. 接続を承認する メタマスクのポップアップが表示されるので、「次へ」をクリックし、接続を承認します。 3. 接続完了 これで、Uniswapとメタマスクが接続されました。 メタマスク利用時の注意点 メタマスクは、非常に便利なツールですが、使い方を間違えると資産を失ってしまう可能性があります。以下の点に注意して、安全に利用しましょう。 信頼できるサイトからのみダウンロードする メタマスクは、必ず公式サイトや公式のアプリストアからダウンロードしましょう。偽のサイトからダウンロードすると、マルウェアに感染する可能性があります。 シークレットリカバリーフレーズは厳重に管理する シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットを復元するために必要な非常に重要な情報です。**絶対に誰にも教えず、安全な場所に保管しましょう。**紙に書き写して保管するのがおすすめです。 フィッシングサイトに注意する Web3の世界には、偽のサイトやアプリケーションが存在します。メタマスクを接続する際は、URLやサイトのデザインをよく確認し、信頼できるサイトであることを確認しましょう。 不審なトランザクションを承認しない メタマスクからトランザクションを承認する際は、送金先アドレス、送金する暗号資産、送金する金額などを必ず確認しましょう。 不審なトランザクションは承認しないようにしてください。 関連:【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 まとめ:MetaMask (メタマスク) でWeb3を使いこなそう 今回は、メタマスクの初期設定から使い方まで、図解を交えながら解説しました。 メタマスクはWeb3の世界を体験するためには必要不可欠なツールと言えます。使い方をしっかり理解し注意点を踏まえて安全に利用しましょう。
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2024/09/02仮想通貨ウォレットを種類別に解説!おすすめ8選も紹介
仮想通貨ウォレットには多くの種類があります。それぞれ特徴が異なるので、ウォレットを使う目的や必要なセキュリティレベルに合わせて正しく選ぶことが肝心です。 仮想通貨ウォレットの種類と特徴を知りたい 自分に適したウォレットを選びたい おすすめのウォレットを教えてほしい このような疑問・要望をお持ちの人に向けて、この記事では仮想通貨ウォレットの種類や特徴とその選び方について解説します。 おすすめのウォレットも紹介するので、自分に適した仮想通貨ウォレットを見つけて、仮想通貨の保管・トレードに活用してくださいね。 おすすめ仮想通貨ウォレットをすぐに見る 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)が管理するウォレットでは、500種類以上の仮想通貨取引、20倍のレバレッジ取引などを行うことが可能です。 [caption id="attachment_120184" align="aligncenter" width="879"] Bitget公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中です。 仮想通貨取引に興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetをチェックしておきましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 仮想通貨ウォレットとは?種類とメリット・デメリットを解説 仮想通貨ウォレットとは、仮想通貨を保管・管理するためのソフトウェアやハードウェアのことです。 皆さんが普段利用している日本円や米ドルなどの法定通貨にも、日常的に持ち歩くための財布や、まとまった金額を保管する銀行口座など、複数の管理手段がありますよね? 仮想通貨ウォレットにも、これらと同様に様々な種類があり、それぞれに特徴があります。そのため、自分に合ったウォレットを選ぶことが重要になります。 これから、仮想通貨ウォレットの種類と特徴について分かりやすく解説していきます。 仮想通貨ウォレットの種類とメリット・デメリット 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される 仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレット 仮想通貨を個人で管理できるソフトウェアウォレット オフラインの資産管理でハッキングに強いハードウェアウォレット セキュリティリスクを極限まで回避したペーパーウォレット 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される ホットウォレットとコールドウォレットの比較 大分類 ホットウォレット コールドウォレット 説明 インターネットに接続されており、ネットを通じてアクセス可能な状態のウォレット インターネットに接続されていないウォレット メリット 仮想通貨の決済や送金に即応できる PCやスマホから利用できて手軽 ネット経由のハッキングやウイルス感染のリスクが低い デメリット ネット経由のハッキングやウイルス感染などのリスクがある 決済や送金がすぐにできず取引への即応性がない 仮想通貨のウォレットは大きく分けて、「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類に分けられます。 「ホットウォレット」はインターネットに接続された状態で利用するウォレットです。インターネットに接続されたパソコンやスマートフォン上で動作するソフトウェアとして提供されています。仮想通貨取引所が顧客に提供する取引所ウォレットや、パソコンやスマートフォンにインストールして利用するソフトウェアウォレットなどが、このホットウォレットに該当します。 ホットウォレットは常にインターネットに接続されているため、資金の移動や決済にリアルタイムで対応でき、仮想通貨の取引をスムーズに行えます。つまり、ホットウォレットは、日常的に仮想通貨の取引や決済を行うアクティブなユーザーにとって利便性の高い選択肢と言えるでしょう。 ホットウォレットのリスク ネットを経由したハッキングやウィルス感染の可能性を排除できない点が大きなリスクになっています。取引所ウォレットは頻繁にハッキングされておりリスクがわかります。 インターネットに接続されていないウォレットは、ホットウォレットとは対照的に「コールドウォレット」と呼ばれます。コールドウォレットは、インターネットから遮断されたハードウェアを利用するハードウェアウォレットや、紙媒体上にウォレットの秘密鍵をメモしたペーパーウォレットなどが代表例です。 コールドウォレットはインターネットに接続していないため、ハッキングやウイルス感染などのセキュリティリスクが低い点が大きなメリットです。一方、インターネットに接続していないということは、資金の移動を頻繁に行う取引や決済には不向きであることも意味します。 このように、ホットウォレットとコールドウォレットは、安全性と利便性においてトレードオフの関係にあります。資金の移動を頻繁に行う場合はホットウォレットを、長期間保有し続ける資産の管理にはコールドウォレットをと、目的に応じて使い分けることが重要です。 仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレット 取引所ウォレットのメリット 仮想通貨取引所が提供する各種取引の機能とシームレスに連携 スマホやPCがあればどこでも利用できる ユーザー自身による管理負荷が少ない 取引所ウォレットのデメリット 取引所に対するハッキングやウイルス感染などのセキュリティリスクが不可避 取引所内部の不正や破綻により被害を受ける危険がある 取引所が扱っている仮想通貨以外は管理できない 仮想通貨取引所は、顧客が仮想通貨の取引を行うためのサービスを提供するだけでなく、顧客一人ひとりの資産を管理するウォレットも提供しています。これを「取引所ウォレット」と呼びます。 仮想通貨取引所の口座を開設すると、自動的に自分専用の取引所ウォレットが作成され、ユーザーはウェブサイトやスマートフォンアプリを通じてアクセスし、利用できます。 取引所ウォレットは、仮想通貨取引所のコンピュータシステム上で動作する典型的なホットウォレットです。取引所が提供する様々な機能とシームレスに連携しており、ユーザー自身で複雑な管理を行う必要がないため、非常に使い勝手が良い点が魅力です。 しかし、取引所ウォレットは基本的にインターネットに常時接続されているため、ハッキングやウイルス感染といったセキュリティリスクを完全に払拭することはできません。 直近のハッキング例 DMMビットコインから480億円以上のビットコインが不正流出した事件(2024年5月発生)は、記憶に新しい所です。 また、取引所ウォレットに預けた資産は、すべて取引所が管理することになります。そのため、取引所内部の人員による不正流出や、取引所自体の経営破綻といったカウンターパーティリスクも考慮する必要があります。 仮想通貨取引を始めたばかりで、資産規模がまだ小さいうちは、利便性の高い取引所ウォレットは有力な選択肢となりえます。 しかし、仮想通貨への理解を深め、資産規模が大きくなってきたら、複数の取引所ウォレットへの分散や、より安全性の高いコールドウォレットとの併用など、リスクヘッジ手段を検討することをおすすめします。 仮想通貨取引所Bitgetはこちら 仮想通貨を個人で管理できるソフトウェアウォレット ソフトウェアウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる スマホやPCがあればどこでも利用できる 各種DeFiサービス、DAppsとの連携が容易 ソフトウェアウォレットのデメリット PCやスマホへのハッキングやウイルス感染などのリスクがある ウォレットの秘密鍵やキーフレーズを自分管理する必要がある 「ソフトウェアウォレット」とは、仮想通貨を管理するための専用ソフトウェアを指します。パソコンにインストールして使用するデスクトップ型、スマートフォンにインストールして使用するモバイルアプリ型など、様々な形式で提供されています。 ソフトウェアウォレットは、インターネットに常時接続されたホットウォレットに分類されます。そのため、仮想通貨のブロックチェーンにいつでもアクセスできる状態にあり、仮想通貨の送受信や取引をスムーズに行うことができます。スマートフォンやパソコンさえあれば、場所を問わずに利用できるため、資金の移動や決済にリアルタイムで対応できる点が大きなメリットです。 さらに、ブロックチェーン上で展開されているDeFi(分散型金融)サービスやDApps(分散型アプリケーション)の多くは、ブロックチェーンに直接接続できるソフトウェアウォレットとの連携を前提としています。これらのサービスを利用したい場合は、ソフトウェアウォレットが必須となります。 取引所ウォレットと比較して、ソフトウェアウォレットは、特定の取引所に資産を預ける必要がなく、ユーザー自身が資産管理の全責任を負うことになります。そのため、しっかりと自己管理ができるユーザーにとっては、より高いレベルの資産管理を実現できる手段と言えるでしょう。 ソフトウェアウォレットのリスク ウォレットの秘密鍵や回復用のキーフレーズなどのクリティカルな情報が紛失・流出しないよう自分で管理しなければならない点はデメリットです。また、ネットにつながった状態のホットウォレットなので、PCやスマホに対するハッキングやウイルス感染のリスクには、常に気を付けることが必要です。 オフラインの資産管理でハッキングに強いハードウェアウォレット ハードウェアウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる ネットから分離されたハードウェアなので、ハッキングやウイルス感染のリスクが低い ハードウェアウォレットのデメリット ウォレットのハードウェアを自己管理する必要がある ウォレットのハードウェアの購入費用がかかる ネットに常時接続されておらず、送金や決済に即応できない ウォレットのコアである秘密鍵をインターネットから分離されたハードウェアで管理するのが、ハードウェアウォレットです。 通常状態ではウォレットをPCやスマホに接続せず、送金や決済の時だけ接続して利用する仕組みのため、ハッキングやウイルス感染のリスクが低いのがメリットです。ハードウェア自体も攻撃が困難になるよう構成されているため、一層安全です。 仮想通貨取引所などに資産の管理を委託することなく自分で管理できるのもメリットですが、ハードウェアの購入費用がかかる上にハードウェアウォレットの自己管理を徹底する必要があるのは大きな欠点です。 また、常時インターネットに接続されていないため、リアルタイムの取引や決済には使いにくいのもデメリットです。長期間動かすことのない大きな資産を管理するのに適したウォレットですね。 セキュリティリスクを極限まで回避したペーパーウォレット ペーパーウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる ネットから分離されているため、ハッキングやウイルス感染のリスクがとても低い ペーパーウォレットのデメリット 秘密鍵を記載した紙を自己管理する必要がある ネットに常時接続されておらず、送金や決済に即応できない ペーパーウォレットは、ウォレットのコアである公開鍵と秘密鍵を紙にプリントしたコールドウォレットです。 ネットから分離された状態でウォレットを作成して紙にプリントするため、ネット上に秘密鍵が漏れる可能性が最も少ない安全性の高いウォレットです。 紙で保存するという性質上、湿気などによる劣化、火災などによる紛失のリスクがあります。また、ペーパーウォレットから送金する場合には秘密鍵をPCやスマホアプリに入力する必要があるため取引や決済への即応性がない点がデメリットです。 頻繁に出し入れする仮想通貨ではなく、長期間移動することのない仮想通貨の保存に向いているウォレットです。 ペーパーウォレットはBitaddressなどのサイトを使って無料で作成できるので、思ったより手軽に作ることができますよ。 自分に適した仮想通貨ウォレットの選び方 これまで紹介したように、仮想通貨ウォレットにはさまざまな種類があります。どういう目的でウォレットを使うか?何を重視して選ぶか?で、最適なウォレットは異なります。 以下のポイントを参考にして、自分に適した仮想通貨ウォレットを選びましょう。異なるタイプのウォレットを組み合わせて使うのもアリですよ。 仮想通貨ウォレットの選び方 利用目的に合わせてウォレットの種類を選ぶ 必要なセキュリティレベルを検討する 管理する仮想通貨の種類からウォレットを選ぶ 利用目的に合わせてウォレットの種類を選ぶ 利用目的に適したウォレットの種類 ウォレットの利用目的 適したウォレットの種類 取引所で仮想通貨を取引したい 取引所が提供する各種サービスを使いたい 取引所ウォレット DeFiやDAppsで稼ぎたい ソフトウェアウォレット 小口の資金の送金や決済を頻繁に行う 取引所ウォレット ソフトウェアウォレット 資産管理を他者にまかせたい 取引所ウォレット 資産を自分自身で管理したい ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット ウォレット選びの際に最初に考慮するのは、ウォレットの利用目的です。ウォレットを使って何をしたいかで、適したウォレットの種類が決まります。 仮想通貨取引所が提供する取引やステーキング・レンディングなどの各種サービスを使いこなしたいなら、取引所ウォレットを使うのが有効です。取引所ウォレットは取引所が提供する各種サービスと高度に連携しているため、使い勝手がもっともよい選択肢です。 DeFiやDAppsを使いたい場合は、PC上のソフトウェアやスマホアプリになっているソフトウェアウォレットを使う場合がほとんどです。使いたいDeFiやDAppsが対応しているソフトウェアウォレットを利用しましょう。 資産管理を他者にまかせるのが不安な場合は、ソフトウェアウォレット・ハードウェアウォレット・ペーパーウォレットを使いましょう。ウォレットの秘密鍵やキーフレーズの管理を自分で行う必要がありますが、取引所のカウンターパーティリスクからは逃れることができます。 必要なセキュリティレベルを検討する ウォレットのセキュリティレベル ウォレットの種類 セキュリティレベル ホット ウォレット 取引所ウォレット 低 取引所へのハッキングやウイルス感染のリスクがある 取引所の内部不正や破綻のリスクがある ソフトウェアウォレット やや低 自分の資産を自己管理できる 使用しているPCやスマホのハッキングやウイルス感染のリスクがある コールド ウォレット ハードウェアウォレット やや高 自分の資産を自己管理できる ウォレットのハッキングやウイルス感染のリスクは低い ペーパーウォレット 高 自分の資産を自己管理できる ウォレットのハッキングやウイルス感染のリスクはほとんどない 利用目的による検討が終わったら、次は必要とするセキュリティレベルからウォレットを絞り込んでいきましょう。 セキュリティレベルが高いウォレットは、資金の移動に手間がかかり使い勝手が悪い傾向があるため、利用目的とのバランスを考えて適切なセキュリティレベルのものを選ぶのがコツです。 取引などで資金の移動が多いのであれば、取引所ウォレットやソフトウェアウォレットを選択するのがおすすめです。コールドウォレットと比較してセキュリティレベルは多少劣りますが、日々の使い勝手を考えればホットウォレットを選ぶのが妥当です。 長期間移動することのない大口の資産であれば、セキュリティを重視してハードウェアウォレットやペーパーウォレットを選びましょう。 資産を用途別に分割して、複数種のウォレットで管理するのもよい方法ですよ。 管理する仮想通貨の種類からウォレットを選ぶ 仮想通貨ウォレットによって保管できる仮想通貨は異なります。使用するウォレットを決める際には、自分が管理したい通貨を扱えるかどうかをしっかり確認しましょう。 取引所ウォレットは、提供元の仮想通貨取引所が取り扱っている仮想通貨のみが管理対象です。取引所ウォレットを選ぶ際には、仮想通貨取引所が扱っている仮想通貨の種類を確認しましょう。 ソフトウェアウォレットは対応可能なブロックチェーンが決まっており、管理できる仮想通貨の範囲もそれによって限定されています。自分が管理したい仮想通貨が扱えるウォレットを選びましょう。 国内取引所ウォレットはマイナーコインを扱っていない 国内取引所は金融庁に許可された仮想通貨しか扱っていないため、取引所ウォレットで扱える通貨の種類が多くありません。USDT・USDCなどのステーブルコインやマイナーなアルトコインを管理したい場合は、海外取引所のウォレットや他のウォレットを検討しましょう。 おすすめの仮想通貨ウォレット8選! ここまでは仮想通貨ウォレットの種類と特徴、自分に適したウォレットの選び方について解説しました。どういう選択肢があるのか、だいぶイメージできるようになりましたよね。 次は具体的な仮想通貨ウォレットを紹介しましょう。「取引所ウォレット」「ソフトウェアウォレット」「ハードウェアウォレット」から特におすすめのウォレットを8点厳選しました。 それぞれの特徴をしっかりチェックして、自分に適した仮想通貨ウォレットを見つけてくださいね。 おすすめの仮想通貨ウォレット 取引とのスムーズな連携ができる取引所ウォレット3選 DeFiやDAppsを使いこなせるソフトウェアウォレット3選 資産の保護と自己管理できるハードウェアウォレット2選 取引とのスムーズな連携ができる取引所ウォレット3選 仮想通貨取引所で取引を行ったり、ステーキングやレンディングを利用したりする場合は、取引所のサービスと高度に連携している取引所ウォレットがもっとも適した選択です。 おすすめは海外の仮想通貨取引所Bitgetのウォレットです。国内の取引所ではOKCoin JapanとbitFlyerのウォレットが使いやすいですよ。 【おすすめ取引所ウォレット①】Bitget 画像:Bitget ウォレット名 Bitget 種類 取引所ウォレット 対応通貨 800種以上(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.bitget.com/ 海外の仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレットでおすすめなのが、Bitgetが提供しているウォレットです。 Bitgetは1日の取引量が2,000億円を超える規模の大手仮想通貨取引所で、2024年6月の時点で800種以上の仮想通貨の売買が可能です。国内の仮想通貨取引所では扱っていない通貨でも、Bitgetのウォレットなら管理できます。 PCからBitgetのウェブサイト経由で利用できるウォレットと、スマホアプリが用意されています。仮想通貨の取引やステーキングなどの多様なサービスがウォレットに連携しているので、使い勝手がとてもよいのが特徴です。 細部まで丁寧に日本語化されているので、違和感なく使えますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 【おすすめ取引所ウォレット②】OKCoinJapan 画像:OKCoin Japan ウォレット名 OKCoinJapan 種類 取引所ウォレット 対応通貨 40種類(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.okcoin.jp/ OKCoin Japanは、世界top3に入る規模の仮想通貨取引所OK Groupの日本法人です。OKCoin Japanが提供している取引所ウォレットは、使いやすくておすすめです。 OKCoin Japanは国内の取引所としては多い40種類(2024年6月時点)の通貨を取り扱っており、それらの通貨をウォレットでも管理することができます。仮想通貨の取引だけでなくステーキングのサービスもウォレットから使うことが可能です。 顧客から預かっている仮想通貨は、取引所内部のコールドウォレットで管理しているため、外部からのハッキングなどの影響を最小限におさえています。 また、2段階認証による不正利用対策も充実しているので、安心して利用できる取引所ウォレットですね。 OKCoinJapanの公式サイトはこちら OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 【おすすめ取引所ウォレット③】Coincheck【PR】 [caption id="attachment_122959" align="aligncenter" width="600"] 画像引用元:Coincheck[/caption] ウォレット名 Coincheck 種類 取引所ウォレット 対応通貨 30種類(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://coincheck.com/ja/ 取引所ウォレットとしてはCoincheckもおすすめの選択肢です。 マネックスグループが運営しているCoincheckは国内暗号資産取引アプリダウンロード数No.1(対象期間:2020年, データ協力AppTweak)を記録し、アプリの使い勝手を重視したい方や取引所の手数料が気になる方に向いています。 一部の通貨を除き、ビットコインやイーサリアムなど多くの主要通貨の取引手数料が無料となっているため、初心者で少ない資金でトレードしたい方にもおすすめな取引所です。 Coincheckの公式サイトはこちら DeFiやDAppsを使いこなせるソフトウェアウォレット3選 仮想通貨の取引や各種サービスを利用するには、仮想通貨取引所だけでなく、ブロックチェーン上に構築されたDeFiやDAppsを使う場合も多くあります。日々多くの先進的なサービスが生まれているので、とても魅力的な領域ですね。 DeFiやDAppsを利用する場合には、PC上のソフトウェアやスマホアプリとして実現されたソフトウェアウォレットを使うのが一般的です。 ここからは、数あるソフトウェアウォレットの中でも特におすすめなメタマスク、Phantom Wallet(ファントムウォレット)、Safepal(セーフパル)の3つを紹介します。 【おすすめソフトウェアウォレット①】メタマスク 画像:MetaMask ウォレット名 メタマスク 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 イーサリアムとERCトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://metamask.io/ メタマスクは、最も広く利用されているソフトウェアウォレットです。イーサリアム互換およびL2のブロックチェーンに対応しており、イーサリアム系のトークンやNFTを一括で管理できます。 ブラウザ拡張機能版とスマホアプリ版の2種類を展開しており、資金の出し入れがしやすいのが魅力となっています。 多くのDeFiやDAppsがイーサリアム系のネットワーク上で稼働しており、そのほとんどがメタマスクと連携可能です。PCやスマホにインストールしておけばいろいろなシーンで利用できて、とても便利なウォレットです。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 【おすすめソフトウェアウォレット②】Phantom Wallet(ファントムウォレット) 画像:Phantom ウォレット名 Phantom Wallet 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 SPLトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://phantom.app/ Phantom Wallet(ファントムウォレット)はSolanaやSolanaチェーンのトークン規格に準拠したSPLトークンを保管・管理できるソフトウェアウォレットです。 Phantom Walletはブラウザ版とスマホアプリ版が提供されており、Solanaとその関連プロジェクトが注目を集めるにつれて利用が大きく広がりました。 NFTを管理することもできるので、前述のメタマスクのSolana版と考えるとわかりやすいですね。 【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説! 【おすすめソフトウェアウォレット③】Safepal(セーフパル) 画像:Safepal ウォレット名 Safepal 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 20万種類以上 アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.safepal.com/en/ Safepal(セーフパル)は非常に多くのブロックチェーンに対応しており、対応通貨は20万種類以上にものぼります。 アプリではBinanceと連携することが可能で、仮想通貨の売買もできます。また、ハードウェアウォレットも提供しているため、より安全に仮想通貨を保管することも可能です。 利便性と安全性を兼ね備えた万能型のウォレットなので幅広い人におすすめですね。 SafePalの使い方を徹底解説!DeFiユーザー必見の万能スマホウォレット 資産の保護と自己管理できるハードウェアウォレット2選 頻繁に移動することのない資産を安全に長期間保管する場合は、ハードウェアウォレットの使用を検討しましょう。 ウォレットのコアである秘密鍵を専用のハードウェアに格納してインターネットと分離しておくため、ハッキングやウイルス感染のリスクが大きく低減します。 ここではおすすめのハードウェアウォレットであるLedgerとTREZORを紹介します。 【おすすめハードウェアウォレット①】Ledger 画像:Ledger ウォレット名 Ledger 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 5000種類以上 価格 13,499円~(2024年6月時点) 日本語 対応 公式サイト https://www.ledger.com/ja Ledgerはハードウェアウォレットを提供しているメーカーの中で最もメジャーな存在です。 2024年6月時点ではUSB接続ができる「Ledger Nano S Plus」、Bluetoothにも対応した「Ledger Nano X」、そしてタッチスクリーン型の「Ledger Stax」の3種類を提供しています。 数千種の仮想通貨を安全に保管でき、トラブル時にウォレットを復元するリカバリーフレーズのバックアップ機能も備えているので、安心して利用できます。 数あるハードウェアウォレットの中では最も実績があるので、ハードウェアウォレットを探しているなら候補の一つになることは間違いないでしょう。 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説! 【おすすめハードウェアウォレット②】TREZOR 画像:TREZOR ウォレット名 TREZOR 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 8,000種類以上 価格 14,800円〜(2024年6月時点) 日本語 対応 公式サイト https://trezor.io/ ハードウェアウォレットを探しているなら、前述のLedgerに加えてTREZORもおすすめです。 TREZORはLedgerと同じようにパソコンとUSB接続して仮想通貨を保管するウォレットで、9,000種以上のトークンを管理できます。 200万以上の顧客数を誇っており、実績の点でも十分に信頼できるウォレットです。 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! 【まとめ】仮想通貨のトレードを始めるなら取引所ウォレット 仮想通貨ウォレットのまとめ 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される 取引所とのスムーズな連携を重視するなら取引所ウォレット DeFiやDAppsを使いこなすならソフトウェアウォレット 資産の保護と自己管理を重視するならコールドウォレット 利用目的と必要なセキュリティレベルを勘案して、自分に適したウォレットを選ぶ この記事では仮想通貨ウォレットの種類と特徴や、選び方について解説しました。おすすめのウォレットも具体的に紹介したので、自分に適したウォレットがイメージできてきましたよね。 仮想通貨の取引を始めたばかり、あるいはこれから始める人は、最初はいずれかの仮想通貨取引所にアカウントを作り、取引所ウォレットを使ってみましょう。 この記事で紹介したBitgetやOKCoin Japanの取引所ウォレットであれば、取引所の各種サービスと高度に連携しているので、戸惑うことなく仮想通貨を管理できます。 取引所ウォレットで慣れてきたら、次はソフトウェアウォレットをインストールして、DeFiやDAppsを使ってみるのがおすすめです。 資産額が大きくなってきたら、活発に動かす予定のない資産を安全に管理する方法を検討しましょう。この場合はハードウォレットやペーパーウォレットなどのコールドウォレットが有効です。 この記事で紹介したウォレットの種類と特徴をしっかり検討して、自分に適したウォレットを選びましょうね。
ウォレット
2024/08/09仮想通貨L2スマートウォレット「Soul Wallet」がソフトローンチ|Optimismで展開
イーサリアムのレイヤー2向けに開発された新しいスマートウォレット「Soul Wallet」が、Optimismネットワーク上でソフトローンチされました。 We're soft launching @soulwallet_eth v1 on Optimism today. - Social recovery via wallet and email h/t @zkemail - Gasless h/t @pimlicoHQ - Web first (PWA) with passkey DM if you want an invite. — zjj.eth 曾嘉俊 (@zengjiajun_eth) August 8, 2024 Soul Walletは、リカバリーフレーズを必要としないソーシャルリカバリー機能を備えています。これは、ユーザーが自身のソーシャルネットワークから信頼できる個人を任命し、万が一ウォレットにアクセスできなくなった場合でも、任命者の承認を得ることでアクセスを回復できるというものです。 さらに、Soul Walletは指紋認証や顔認証、PINコードでアクセスを可能とするパスキー機能にも対応しており、ユーザーはパスキーでトランザクションに署名することが可能になります。 イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏もSoul Walletに注目しており「ERC-4337(アカウント抽象化)が台頭した時、Soul Walletはこの技術をユーザーフレンドリーにするでしょう」とコメント。今回のソフトローンチに対しても、同氏は期待を込めてコメントを寄せています。 Glad to see @zkemail starting to make major steps toward real world adoption. It feels like the different pieces of social recovery are coming together! https://t.co/sI5BTpGcsj — vitalik.eth (@VitalikButerin) August 8, 2024 Soul WalletはOptimismだけでなく、Arbitrum、Base、Scroll、Taikoなど、他の主要なL2への対応も今後予定されています。 記事ソース:soulwallet.io
ウォレット
2024/06/20Backpack Walletが対応チェーン拡大|Arbitrumに対応
プラットフォーム兼ウォレットサービスを提供する「Backpack Wallet」は、新たにArbitrum、Solana Devnet、Ethereum Sepoliaへの対応を発表しました。このアップデートにより、ユーザーはこれらのネットワークでの取引や操作が可能になりました。 Backpack Wallet just got another big update 🎒 Here are all the new features 👇 pic.twitter.com/W5radLdeBh — Backpack 🎒 (@Backpack) June 19, 2024 Arbitrumは、「Add Network」から追加することが可能となっています。 Solana Devnet、Ethereum Sepoliaを使用するには、まず設定で開発者モードを有効にする必要があります。 手順は以下の通りです: 「Setting」メニューに移動 「Preferences」を選択 「Developer Mode」をオンにする 開発者モードを有効にした後、「Add Network」からSolana DevnetとEthereum Sepoliaを追加することができます。こちらのネットワークは、所謂テストネットワークと呼ばれるもので、主に開発者向けのネットワークになります。 今回のアップデートでは、アクティビティタブにおいても改良が施されました。EVMトランザクションに関する情報が以前よりも詳細に表示されるようになりました。Solanaのアクティビティタブもマイナーアップデートが行われ、ユーザーエクスペリエンスの向上が図られています。 Backpack Walletは最近、スイッチャー機能やNFTタブの検索窓などのアップデートも行っており、ユーザーがより便利に利用できるよう努めています。Backpack Walletは、マルチチェーンウォレットとして対応チェーンを拡大し続けています。 関連:Backpackがウォレット機能のアップデートを発表 対応するチェーンが増えたことで、より多くの取引や操作が一つのウォレットで管理できるようになります。これからもユーザーのニーズに応じた機能拡張や改良が期待されます。これからも新しいアップデート情報を注目していきたいところです。 記事ソース:Backpack X
ウォレット
2024/06/06Magic Eden、iOSモバイルウォレットをテスト版でリリース
NFTマーケットプレイスとして知られるMagic Edenが、ウォレットアプリケーション「Magic Eden Wallet」のiOS版をテストリリースしました。現在、このテストアプリはTestFlight(テストフライト)から利用可能となっています。 Magic Eden Mobile Wallet iOS testing is now live. Codes coming from @MagicEdenWallet soon 🔔 https://t.co/k74zCmtzFI — Magic Eden 🪄 (@MagicEden) June 5, 2024 今回のリリースはテストアプリとしての提供であり、最初の2000人のみがダウンロード可能です。これ以降のユーザーはベータコードが必要になると記載がありました。TestFlightのURLは、Magic Eden WalletのX(旧Twitter)アカウントの投稿にて確認できます。(※既に上限に達している可能性あり) なお、Android版のMagic Eden Walletも近日中に登場予定であるとXにて、発表されています。 これまでMagic Edenは、Chrome拡張機能としてPC版のMagic Eden Walletを提供してきました。このウォレットは、各プロジェクトと提携して無料で獲得できるNFTをユーザーにこれまで、提供しています。多くのユーザーからミントされている実績があります。 関連:Magic EdenとNyanHeroesがフリーミントNFTを提供 iOS版のMagic Eden Walletのテストリリースは、同社のサービス拡充の一環として重要なステップとなります。Android版の登場も控えているため、今後さらに多くのユーザーがMagic Edenのウォレットアプリを利用する可能性があります。 Magic Eden Walletの詳細については、公式Xアカウントの投稿をチェックしてください。 記事ソース:Magic Eden X
ウォレット
2024/05/22PhantomがBitskiを買収|ウォレット利用のシンプル化を目指す
マルチチェーンウォレットを提供するPhantomが、組み込み型ウォレットのプロバイダーであるBitskiを買収したことを発表しました。この買収により、Phantomはウォレットのオンボーディングプロセスをよりシンプルにすることを目指しています。 We’ve got big news… We’ve acquired @bitski, a leading provider of embedded wallets 🎉 pic.twitter.com/4nnyHdA3Bw — Phantom (@phantom) May 21, 2024 Bitskiは、リリース以来Web3ツールを構築し、Adidas、メジャーリーグサッカー(MLS)、WWEなどの大手ブランドと連携してきた実績があります。 Phantomが今回の買収を行った主な目的は、ウォレットのオンボーディングプロセスを簡素化することです。具体的には、ユーザーが電子メールアドレスやApple、Google、Xアカウントを使用してアプリにサインインできるようにすることを目指しています。これにより、Web3エコシステムへのアクセスがより手軽になり、多くのユーザーが簡単に利用できる可能性があります。 Phantomの公式ブログにて、コンセプト画像が公開されていますので、気になる方はご覧ください。 Phantomは今後数週間でBitskiチームとその製品を自社のチームおよび製品に完全に統合する予定です。また、Bitskiの既存の製品は今後数か月以内に廃止される予定と公式ブログにて記載されていました。PhantomはBitskiチームと協力し、独自の組み込みウォレットのリリースを目指しています。 この買収は、Phantomのマルチチェーンウォレットアプリの成長と発展にとって重要なステップと考えられます。ユーザーエクスペリエンスの向上を図り、Web3の普及を促進するための大きな一歩になる可能性があります。 PhantomとBitskiの融合により、さらに進化したウォレット体験を提供し、ユーザーにとってより使いやすく、便利なソリューションが実現していくのか、注目です。 記事ソース:Phantom X、Phantom Blog
ウォレット
2024/04/28イーサスキャン(Etherscan)の使い方 | メリットと活用方法を解説
Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンに関するさまざまな情報を閲覧できるツールです。 Etherscanを活用することで、トランザクションの履歴や詳細、ブロックチェーン全体の情報などを閲覧可能になり、リサーチに応用することもできます。 この記事では、そんなEtherscanの概要から利用例、使い方について解説しています。 Etherscanとは?イーサリアムチェーン上の情報が分かるツール Etherscanは、イーサリアムの代表的なエクスプローラーです。 各ブロックチェーンには、ブロックチェーンの状態や各トランザクションの詳細が確認できるエクスプローラーがあるのが一般的です。 Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンを扱うエクスプローラーになっています。 Etherscanを活用することで、ウォレットの概要や過去のトランザクションの履歴を確認したり、各トークンやコントラクトのリサーチなどに活用することが可能です。 特にイーサリアムは、スマートコントラクトを通してさまざまなやり取りを行うことが多いため、DeFiなどの利用に伴って心強い存在になります。 Etherscanでできること・利用例 これから、Etherscanでできることや利用例について、以下の観点から解説していきます。 ・ブロックチェーン全体の確認 ・トランザクションの一覧と詳細 ・トークンやコントラクトの概要や詳細 Etherscanを利用するメリットや活用方法などをチェックしていきましょう。 ブロックチェーン全体の確認 Etherscanでは、イーサリアムのブロックチェーンの全体の状態をチェックすることができます。 例えば、直近のブロックやトランザクションなどから、1日あたりのトランザクション数の推移、ユニークなアドレス数、平均的なガス代の推移といったデータをチェック可能です。 「イーサリアムの利用がどのように広がっているのか?」といった点を確認するのに便利です。 トランザクションの一覧と詳細 Etherscanでは、イーサリアム上のトランザクションをアドレスごとに一覧表示させたり、各トランザクションの詳細を確認できます。 アドレスさえ入力すれば取得できるため、自身のウォレットのアドレスを入力することで、トランザクション履歴などを取得できます。 具体的には、各トランザクションの詳細をクリックすることで「トランザクションの状態」などをチェック可能です。 例えば、トランザクションの完了が遅い場合などに、Etherscanからトランザクションの詳細をチェックすることで、トランザクションが成功・保留・失敗しているのかといった点を確認できます。 トークンの概要や詳細 Etherscanでは、トランザクションのみならず、トークンやコントラクトの概要や詳細をチェック可能です。 コントラクトアドレスやトークンのティッカーを入力することで、トークン保有者の数や割合、供給量などを確認できます。 上記のような情報をチェックすることで、各プロジェクトのトークンがどのような挙動をしているのか?といったリサーチへ応用可能です。 例えば、大口の保有者(特にそのトークンを発行するプロジェクトの運営など)が、好ましくない動きをしていないか?などを確認できます。 Etherscanの使い方 これから、Etherscanの使い方について画像を用いて、以下のようなポイントから解説していきます。 ・Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する ・Etherscanでトランザクション履歴を取得する ・トランザクションの詳細と見方 ・リボークやトークンの追加 Etherscanのベーシックな機能を使えるようになっていきましょう。 Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する まず、はじめにEtherscanでガス代推移やブロックチェーンの状態を観察する手順について解説していきます。 Etherscanへアクセス 「Resources」の「Charts & Stats」へ チェックしたい項目へ Etherscanの「Charts & Statistic」では、大きく分けて以下のような項目ごとに、さまざまなチャートが表示されています。 項目 提供されているチャートの例 Market Data ETHの価格や時価総額など Blockchain Data 日次あたりのトランザクション数や、ユニークアドレス、ブロックサイズ、ガス代推移など DashBoards ビーコンチェーンのデポジットや、L2などへのブリッジのアクティビティなど Network Data ハッシュレートのチャート、各国のノード分付など アドレスのトランザクション履歴を取得する 次に、アドレスのトランザクション履歴を取得する方法をご紹介していきます。 Etherscanの検索枠に検索したいアドレスを入力 (自身のウォレットを検索したい場合は、MetaMaskなどからチェック可能) トランザクションの内容を確認する 「CSV Export」からダウンロード可能 各トランザクションの項目に表示されている意味は、以下のとおりです。 Txn Hash:トランザクションを特定可能な文字列 (各トランザクションに対して与えられる文字列) Method :トランザクションの概要 Block :トランザクションが追加されたブロック Age :日次 From :送付元のアドレス To :送付先のアドレス Value:価値 Txn Fee :手数料 上記のような履歴を取得することで、取引を振り返ったり、何らかの精算を行う際(税金など)に活用できます。 トランザクションの詳細と見方 Etherscanでは、前述したようにトランザクションを一覧表示できますが、トランザクションの内容をより詳細に確認することもできます。 以下の手順で、トランザクションの詳細をチェックしていきましょう。 確認したいトランザクションの「Txn Hash」へ トランザクションの情報を閲覧可能 さまざまな情報が表示されていますが、トランザクションの詳細をチェックすることで、特に注目したい項目に以下のようなものが挙げられます。 Status:トランザクションの状態 (Successと表示されていなければ完了していない) Transaction Action :トランザクションのより詳細な実行内容 リボークやトークンの追加 Etherscanでは、ブロックチェーン全体の情報ややトランザクションのみならず、リボーク・トークンの追加などに活用することができます。 リボークとは、トークンへの承認を取り消すアクションのことで、安全にウォレットを利用するに伴って、非常に重要な存在です。(DeFiなどを利用したことがある方は、高確率でトークンへの承認を行っています) また、何らかのトークンをウォレットに送金している場合でも、MetaMaskなどでトークンの情報を追加していない場合は、表示されないケースがあります。 こういった場面でも、Etherscanを活用すると、コントラクトアドレスを調べてMetaMaskなどに追加していくことが可能です。 リボークとトークンの追加に関しては、以下の記事で解説しています。 ・【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 ・MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! Etherscanについてまとめ この記事では、Etherscanについて解説しました。 Etherscanを用いることで、自身のウォレットで行ったさまざまな履歴や、各トークンのリサーチなどを円滑に進めていくことができます。 Etherscanを活用して、イーサリアムのDeFiなどを快適に利用していきましょう。 PolygonScan(ポリゴンスキャン)とは?概要や使い方を解説
ウォレット
2024/04/26大手仮想通貨取引所クラーケンが独自ウォレットを発表
仮想通貨取引所大手のクラーケンが、新しい自己管理型(セルフカストディアル)モバイルウォレットの「Kraken Wallet」をリリースしました Meet the brand new Kraken Wallet: simple, secure, powerful. 🗝️ Manage multiple wallets 🌐 Multi-chain support 📊 Manage NFTs & DeFi positions 🔒 IP privacy & Encryption 📖 No client side tracking Download now ⤵️https://t.co/EYHweJGDzV pic.twitter.com/jLbldh9j6k — Kraken Exchange (@krakenfx) April 17, 2024 [no_toc] Kraken Walletの特徴 Kraken Walletは、ユーザー自身がプライベートキーを管理できるようデザインされたマルチチェーン対応のウォレットです。 シンプルで直感的な操作性:ネットワーク切り替えや複雑な設定なしに、主要8つのブロックチェーン(Bitcoin、Ethereum、Solana、Optimism、Base、Arbitrum、Polygon、Dogecoin)に接続が可能です。デジタル資産の総合管理やdAppへのアクセスも簡単です。 業界最高水準のセキュリティ:Krakenの取引所としての実績があるセキュリティチームが監修。生体認証とパスワード暗号化で秘密鍵を守ります。オープンソース化により、第三者による検証とセキュリティ向上が可能になります。 徹底的なプライバシー保護 :ユーザー情報の収集は必要最小限に抑えられ、IPアドレスやその他の個人情報の外部への露出も防がれます。 主要取引所の動向 過去1年を通し、主要取引所が独自ウォレットやネットワークの構築に力を入れています。OKXが独自のL2ネットワークの「X Layer」の発表や、記録的な取引高の増加を見せているCoinbaseの「Base」は話題を読んでいます。 去年の11月頃にはKrakenもイーサリアムL2の開発を計画しているという噂が上がっていました。(参考記事)このウォレット発表をきっかけにKrakenのあらたなWeb3 戦略が始まるのかどうか、期待が寄せられています 記事ソース:Kraken
ウォレット
2024/04/10MetaMaskでエアドロップの確認/請求が可能に|Daylightと提携で
主要仮想通貨ウォレットであるMetamaskはDeylight APIと提携することでMetaMask のポートフォリオのExploreページ上の「Eligible Airdrops」よりエアドロップの資格の確認、クレームができるようになりました。 🪂Verify airdrop eligibility in seconds! We’ve partnered with @Daylight to help users check if they qualify for any airdrops in the ecosystem. ☀️ Head over to the Explore tab on MetaMask Portfolio to get started. 👀 https://t.co/0iwJO634H6 pic.twitter.com/Oidr5l2eIL — MetaMask 🦊🫰 (@MetaMask) April 9, 2024 また、NFTに関してもユーザーの様々な情報を基に、ユーザーのおすすめのNFTを提案してくれるようになりました。 例えば、過去にミントしたことのあるクリエイターによるNFTや、フォローしているインフルエンサーが関わったNFT、Forcasterでフォローしている人がmintしたNFTなどが「Trending NFT Mints」に表示されるようになります。 また、自身のウォレットが条件に必要なトークンを保有しておりallowlistに登録されている場合などは、それらもおすすめとして表示され、ミントページへそのまま移行することができます。 マルチチェーンにも対応しており、Ethereum、Optimism、Arbitrum、Base、Zora、Polygon上資格を確認できます。 この機能の追加によって、ユーザーが気がつかなかったエアドロップを発見したり、トレンドの NFTや人気クリエイターのコレクションなども見つけやすくなるため自身のコレクションを広げるきっかけが与えれることが見込まれます。 記事ソース;Metamask
ウォレット
2024/04/101inch ×マスターカード、Web3デビットカードを発表
分散型取引所アグリゲーターの1inch Networkが、Web3デビットカード「1inchカード」の提供を発表しました。このカードはマスターカードとCrypto Lifeのパートナーシップによって実現したものです。 1/ Hot off the press! We're unveiling the groundbreaking 💳 #1inchCard in partnership with @Mastercard and @CL_Technology! Your #crypto is about to go from hodl to spend, online and in-person, wrapped in an exclusive design. 👉 Get early access: https://t.co/SHaFiOj7u4#DeFi pic.twitter.com/ldX5K5b0ap — 1inch Network (@1inch) April 8, 2024 常に最先端のユーザーエクスペリエンスを提供することを目指す1inchが手がける今回のWeb3デビットカードでは、ユーザーは1inchウォレットから手軽に暗号資産を使った決済やキャッシングなどが可能となります。 1inchカードの主な特徴 クリプトから法定通貨への即時換金により、オンラインやリアル店舗での支払い、ATMでの現金引き出しが可能 物理カードとバーチャルカードの2形態を提供 マスターカード加盟店にて世界中で利用可能 タッチ決済にも対応 ユーザーは自身の資金を保持したままで決済できる 各社のコメント 1inchの共同創設者Sergej Kunz氏は、「これはDeFiへの大規模ユーザー導入への重要な一歩です。1inchカードにより、ユーザーはDeFiと伝統的金融の双方の利点を享受できます」と語っています。 マスターカードのChristian Rau氏は、「お客様のニーズに合ったソリューションを提供し、どこでも使用でき、安心、そして最高水準のセキュリティを実現することを推進してきました。1inchカードはWeb2とWeb3の世界の橋渡しになります」と語りました。 Baanx及びCrypto LifeのチーフコマーシャルオフィサーのSimon Jones氏は、「1inchはDEX分野のパイオニアであり、優れたブランドと評判を築いています。Baanxはマスターカードと連携して1inchユーザーエコシステムにCrypto Lifeカードを統合できることを嬉しく思っています」と述べています。 1inchカードは初めに、イギリスとEEA(欧州経済領域)ユーザーに向けて発行されることが決まっています。 法的課題がある日本国内での短期的な導入は難しい見通しですが、Web3デビットカードの世界的な普及は、暗号資産の実用化と大規模ユーザー獲得につながる重要な一歩となるでしょう。 記事ソース:1inch [no_toc]