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2025/03/17揺れ動く仮想通貨市場、バブルは近いのか?トランプ大統領が考えている狙いを解説|2025年
2025年、ビットコインをはじめとする暗号資産市場は、再び激動の渦中にあります。暗号通貨の市場も非常にボラティリティが高く、これは大統領になったトランプの鶴の一声で動いていることがしばしばあります。 トランプ前大統領の再選、FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策、そして世界経済の不確実性…。これらの要因が複雑に絡み合い、市場は先の読めない展開を見せています。かつてのような熱狂的な「仮想通貨バブル」は再来するのでしょうか? それとも、我々は新たな局面を迎えているのでしょうか? 今回の記事では、昨年末からの市場の動きを詳細に分析をおこないます。そして、激しい値動きの背景にある要因を深掘りし、今後の投資戦略を考える上で不可欠な情報をお届けします。 - 以下の同様のテーマを扱った動画も併せてご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=KwMD3HjtrOI 現在、仮想通貨取引所のBitgetでは10万円相当のビットコインが獲得できるチャンスがある当選率100%の抽選キャンペーンが実施中です。是非、参加しましょう。 キャンペーンに参加 2025年3月現在|暗号通貨市場はクラッシュ〜その要因と現状分析〜 2025年3月現在、仮想通貨市場は、トランプ前大統領の発言などにより、大混乱、クラッシュしている状況です。市場全体の時価総額はピーク時から大幅に下落し、2.7兆ドルにまで落ち込んでいます。 主要通貨の動向は下記のとおりです。 ビットコイン(BTC): 一時7万7000ドル台まで下落。以前のような急激な価格上昇は見られず、市場全体の低迷に影響を受けています。 イーサリアム(ETH): 一時1,700ドル台まで下落。DeFi(分散型金融)市場の成長鈍化や、他のレイヤー1ブロックチェーンとの競争激化などが考えられます。さらにEthereum Foundationの大規模かつ定期的な売り圧力なども影響している可能性があります。 市場クラッシュの主な要因 トランプ前大統領の発言: FOXニュースでの「リセッション(景気後退)を受け入れる」という趣旨の発言が、市場に大きな衝撃を与えました。この発言は、投資家心理を急速に悪化させ、リスク資産からの資金引き上げを加速させました。「鶴の一声」と動画内で表現されているように、この発言が相場を動かす大きな要因になったと見られています。 アメリカの金融政策: FRB(連邦準備制度理事会)の金融引き締め政策(利上げ)が、市場全体の資金流動性を低下させています。FRBはインフレ抑制を優先しており、利下げに慎重な姿勢を崩していません。高金利環境下では、投資家はリスクの高い資産への投資を控える傾向があります。 世界経済の不確実性: アメリカだけでなく、世界的に景気後退懸念が高まっています。この不確実性が、投資家のリスク回避姿勢を強め、仮想通貨市場からの資金流出を促しています。 ゴールドへの資金移動 このような状況下で、安全資産とされるゴールド(金)への資金移動が顕著になっています。ゴールド価格は昨年12月から9%上昇しており、リスクオフの動きが強まっていることを示しています。金は、伝統的に「価値の保存手段」とみなされており、経済の不確実性が高まると投資家の資金が向かいやすくなります。 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からビットコイン (BTC) の積立購入サービスを提供しています。OKJは金融庁に登録された正式な取引所となっており、使いやすいUI/UXなどを理由に人気の取引所となっています。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する 何故ここまで、市場は混乱しているのか? 今回、暗号通貨市場だけでなく、多くの経済指標がクラッシュしていますが、これらの原因はトランプ氏の発言だけではありません。より複合的な要因が絡み合っている事が考えられます。 アメリカ政府の巨額債務問題 2025年に満期を迎える米国債の額は、実に9.2兆ドル(約1380兆円 執筆時点のレートで換算)という天文学的な数字に達します。これは、単に満期が来るというだけでなく、米国政府がこの巨額の借金をどのように処理するのか、という大きな問題を突き付けています。満期を迎えた国債は、通常、新たな国債を発行して借り換え(ロールオーバー)を行います。しかし、現在の状況は、この借り換えを非常に困難なものにしています。 問題は、金利です。 FRBはインフレを抑え込むために、政策金利を大幅に引き上げました。その結果、市場金利も上昇し、新たに発行される米国債の金利も高くなっています。 具体的に数字を見てみましょう。動画内でも紹介されていた例を参考にすると、 2021年に発行された米国債の金利が0.5%だった場合、1兆ドルの借入に対する年間利息は50億ドルでした。 しかし、2025年に同じ額を借り換える場合、金利が5.0%になっていれば、年間利息はなんと500億ドルに跳ね上がります。 これは、米国政府の財政にとって、極めて大きな負担増となります。利払い費が増えれば、他の政策に使える予算が減り、経済成長を阻害する要因にもなりかねません。 さらに、この問題は、単年度の予算だけでなく、長期的な財政の持続可能性にも関わってきます。高金利での借り換えが続けば、雪だるま式に債務残高が増加し、最終的には国の信用を失墜させ、デフォルト(債務不履行)のリスクを高めることにもつながりかねません。 FRBの「ソフトランディング」失敗の可能性:インフレと景気の狭間で FRBは、2022年以降、急激なインフレを抑制するために、政策金利を段階的に引き上げてきました。この金融引き締め政策の目的は、経済を過熱させずに物価上昇を抑え込む、「ソフトランディング」(軟着陸)を実現することでした。しかし、現実はFRBの思惑通りには進んでいません。 インフレは依然として高水準: 消費者物価指数(CPI)は、FRBの目標値である2%を大きく上回る水準で推移しています。 景気後退の兆候: 一方で、GDP成長率は鈍化し、一部の経済指標には景気後退の兆候が見られます。 つまり、FRBは、インフレを十分に抑え込めていないにもかかわらず、景気を冷やし過ぎてしまうリスクに直面しているのです。これは、「ソフトランディング」の失敗、すなわち「ハードランディング」(景気の急激な悪化)を意味します。 FRBが難しい舵取りを迫られているのは、金融政策の効果が現れるまでにタイムラグがあるためです。利上げの効果が経済全体に行き渡るには、数ヶ月から1年程度の時間がかかると言われています。このため、FRBは、現在の経済指標だけでなく、将来の経済動向を予測しながら政策を決定する必要がありますが、これが極めて困難な作業なのです。 止まらないインフレ:物価上昇圧力とトランプ政権の思惑 アメリカ国内のインフレは、依然として収束の兆しを見せていません。その背景には、 供給制約: パンデミックやウクライナ情勢などによるサプライチェーンの混乱が、モノ不足を引き起こし、物価を押し上げている。 労働力不足: 企業は人手を確保するために賃上げを迫られており、これがサービス価格の上昇につながっている。 エネルギー価格の高騰: 原油価格の高騰は、ガソリン価格だけでなく、さまざまな製品やサービスのコストを押し上げている。 これらの要因が複合的に絡み合い、物価上昇圧力が根強く残っています。このような状況下で、トランプ前大統領は、「リセッションを受け入れてでも金利を下げるべきだ」という趣旨の発言をしています。これは、 景気刺激を優先: 金利を下げれば、企業の借り入れコストが下がり、設備投資や雇用が促進される可能性があります。 株価対策: 金利低下は、一般的に株価を押し上げる要因となります。 といった狙いがあると見られます。しかし、この戦略は、インフレをさらに加速させるリスクを孕んでいます。金利を下げれば、市場に出回るお金の量が増え、物価上昇圧力がさらに強まる可能性があるからです。 トランプ政権が、本当に景気後退を容認してまでインフレ対策を放棄するのか、それとも別の戦略を打ち出すのか、今後の政策判断が注目されます。これらの状況をふまえて、今後の金融市場、そして暗号通貨がどう動くのか、注視していく必要があるでしょう。 今後の注目ポイント:市場の行方を左右する3つの要素 今後の仮想通貨市場、ひいては金融市場全体の動向を予測する上で、以下の3つのポイントは極めて重要です。それぞれを詳しく見ていきましょう。 FRBの金融政策:利下げはいつ、どの程度行われるのか? [caption id="attachment_131899" align="aligncenter" width="956"] 米国10年債の金利[/caption] 市場関係者が最も注目しているのは、FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策、特に利下げのタイミングと規模です。 なぜ利下げが重要なのか?: 景気刺激効果: 利下げは、企業の借入コストを低下させ、設備投資や雇用を促進する効果があります。これにより、景気後退懸念を和らげ、リスク資産への投資を促す可能性があります。 ドル安誘導: 一般的に、利下げは通貨の価値を下げるため、ドル安が進む可能性があります。ドル安は、相対的に仮想通貨の価値を高める要因となります。 市場心理の改善: FRBが利下げに踏み切ることは、「FRBが景気を支えるために動いている」というメッセージを市場に送ることになります。これにより、投資家心理が改善し、リスク資産への投資意欲が高まる可能性があります。 市場は、2025年5月にも利下げが開始されると予測していますが、FRBは慎重な姿勢を崩していません。FRBは、インフレが十分に抑制されるまで、利下げには踏み切らない可能性もあります。今後のFOMC(連邦公開市場委員会)での議論や、パウエル議長の発言に注目が集まります。また、仮に利下げが行われるとしても、その規模が問題となります。 小幅な利下げでは、市場へのインパクトは限定的かもしれません。一方、大幅な利下げが行われれば、リスクオン市場にも資金流入がおこり、市場は大きく反応する可能性があります。 トランプ大統領の言動:市場を揺さぶる「鶴の一声」 良くも悪くも、仮想通貨市場は、トランプ大統領の発言に大きく影響を受ける傾向があります。これは、彼がSNSなどを通じて、市場に直接メッセージを発信するスタイルを取っているためです。 過去にも、トランプ氏の発言が、ビットコイン価格の急騰や急落を引き起こした例が多数あります。彼の発言は、市場心理に直接影響を与えるだけでなく、政策変更の可能性を示唆することもあるため、投資家は常に彼の言動に注意を払っています。今後、トランプ氏が、仮想通貨に対してどのようなスタンスを取るのか、具体的な政策を打ち出すのか、あるいは、FRBの金融政策に対してどのようなコメントをするのか、といった点が注目されます。特に、景気後退やインフレに関する発言は、市場を大きく動かす可能性があります。 トランプ氏の発言は、しばしば予測不能であり、市場にサプライズをもたらします。この予測不能性が、市場のボラティリティ(価格変動)を高める要因となっています。 ゴールドと債券市場の動向:リスクオフ(安全資産)への資金シフトは続くのか? 経済の不確実性が高まると、投資家はリスクを回避し、安全資産とされるゴールド(金)や債券に資金を移動させる傾向があります。 ゴールドは、「価値の保存手段」としての役割が期待され、インフレや経済危機に強いとされています。現在のゴールド価格の上昇は、市場のリスク回避姿勢の表れと言えるでしょう。債券は、国や企業が発行する借用証書であり、満期まで保有すれば、元本と利息が支払われることが保証されています(発行体が破綻しない限り)。このため、株式や仮想通貨に比べてリスクが低いとされています。 今後の注目点として、金利の低下とともに債券価格は上昇します。今後、本当にFRBが利下げを開始した場合、債券価格が上昇する可能性があります。そうなった場合に、ゴールドや債券に資金が集中するのか、それとも、利下げによってリスク許容度が回復した投資家の資金が、ふたたびリスク資産である仮想通貨に戻ってくるのか、その資金の流れの変化を見極めることが重要です。 まとめ 最も重要なことは過去のバブルの事例にとらわれることなく、最新の規制動向や経済動向、技術の進展などを踏まえて、最も可能性の高い資金流入経路を予測することです。 過去のように一時的な価格高騰を狙うのではなく、長期的に安定した成長を目指す投資家が増えていくことが今後の市場を形作っていくでしょう。 現在、仮想通貨取引所のBitgetでは10万円相当のビットコインが獲得できるチャンスがある当選率100%の抽選キャンペーンが実施中です。本格的なバブルの到来に備えてお得なキャンペーンは是非活用しましょう。 キャンペーンに参加
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2025/03/14ビットコインは400~500倍に?Strike創設者が描く未来とは
ビットコイン決済アプリを手掛けるStrikeの創設者兼CEOを務めるジャック・マラーズ氏はビットコインは購買力ベースで400~500倍の成長余地があると主張しています。 この主張の背景には、ビットコインを単なる決済手段ではなく世界経済の根幹を揺るがす可能性を秘めた資産として捉えるマラーズ氏の見解があります。 [ad_area] 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からビットコイン (BTC) の積立購入サービスを提供しています。 OKJは金融庁に登録された正式な取引所となっており、使いやすいUI/UXなどを理由に人気の取引所となっています。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する [/ad_area] ビットコインは400~500倍に? 2025年3月、米ニューヨークのイベントに登場したマラーズ氏は、ビットコインを取り巻く現状と未来について持論を展開しました。エルサルバドルのビットコイン法定通貨化を支援した経験を持つ同氏は、国家の法定通貨としてのビットコイン採用は特殊な条件が揃う必要があるとしたものの、米国でのビットコインの推進は従来以上に同通貨の価値や地位を向上させると指摘しています。 マラーズ氏の主張の核心はビットコインの「価値保存手段」としての需要にあります。通貨や不動産、株式、貴金属、美術品など世界の資産総額を約900兆ドルと推定した際、その約半分は消費目的ではなく価値の保全を目的として保有されていると同氏は指摘。人々はインフレや経済の不確実性から資産を守るために様々な手段を用いてきており、ビットコインはこの巨大な「価値保存」市場に新たな選択肢を提供する存在だとマラーズ氏は説明します。 購買力ベースでビットコインの価格が現在から400~500倍になるポテンシャルがあるとする同氏の考えは、現在2.7兆ドルのビットコイン市場が400~500兆ドル規模の価値保存市場を席巻した場合を想定しているといいます。 [ad_area] 仮想通貨取引所「Bitget」では現在、当選率100%で仮想通貨がもらえる特別キャンペーンが当メディア限定で開催されています。 約10万円分のビットコインや約3万円のBGB (Bitget Token) 、約1万5,000円のソラナなどの獲得チャンスがBitgetの口座を開設して特定タスクをこなすことで得られます。 [caption id="attachment_131742" align="aligncenter" width="733"] Bitgetキャンペーン参加の流れ[/caption] 以下のボタンから、キャンペーンページに飛び「参加する」をクリック後、アカウント登録を行うことが参加条件となります。是非お得なキャンペーンを活用しましょう! Bitgetのキャンペーンに参加する [/ad_area] 世界の基軸通貨である米ドルが衰退する可能性 ビットコインのさらなる普及に関して、世界の基軸通貨としての役割を担う米ドルの衰退もこれを後押しする可能性にマラーズ氏は触れています。 第二次世界大戦以降、荒廃した世界経済の中で米国は比較的強い立場にありました。米国は疲弊した国々に対して復興のための支援を申し出ます。具体的には、米国がこれらの国々の製品を購入することで彼らに経済活動の機会を提供しその代わりに米ドルを支払うというものでした。 これは、敗戦国や戦争により荒廃した国にとっては必要な顧客を確保できるメリットがあり、米国にとっても国内生産だけでは賄えない物資を輸入できるメリットがありました。こうして米ドルは世界準備通貨としての地位を確立してきたとマラーズ氏は説明します。 マラーズ氏はこのシステムを「米国が実物財を輸入し、実物財ではないもの(米ドル)を輸出する」構図だと表現。そして、この構図は米ドルを発行し続けることで実質的に債務を輸出している状態であり、本質的に持続不可能で長期的には世界経済の不安定化につながるといいます。 同氏は現在の世界経済がこの第二次世界大戦後の体制からの脱却期にあると見ています。ロシアや中国といった国々が米国債の保有を減らし、BRICSのような米ドルに依存しない経済圏の構築を模索している現状はまさにこの脱却の兆候であるとマラーズ氏は考えています。 そして、この転換期においてビットコインは世界経済の新たな基軸通貨となる可能性を秘めていると彼は主張します。ビットコインは国家や中央銀行の管理を受けない独立した通貨であり、世界中の人々が自由に利用できるグローバルな資産です。これは、既存の金融システムが抱える問題を解決し、より公正で安定した世界経済を実現するための鍵となる可能性があるとマラーズ氏は考えているのです。 米ドルの危機は米国内でも指摘されている マラーズ氏が指摘する米ドルの衰退について、他の米国内事業者からも懸念の声が上がっています。ステーブルコインUSDC発行元のCircle社CEO、ジェレミー・アレール氏は一昨年の米下院公聴会で「米ドルは岐路に立っている」と警告を発しました。 My written testimony for @FinancialCmte Congressional hearing tomorrow. https://t.co/NBMbOvSZ07 — Jeremy Allaire - jda.eth / jdallaire.sol (@jerallaire) June 12, 2023 アレール氏によれば、世界の外貨準備高に占める米ドルの割合は過去6年間、毎年平均1%減少しており、第二次世界大戦後に築かれた米ドル基軸体制は地政学的な要因によって圧力を受けているといいます。適切な対策を講じなければ米国にとって壊滅的な結果をもたらす可能性があると同氏は警鐘を鳴らしました。 アレール氏は、1990年代には米国が圧倒的な技術的優位性を持っていたものの、現在では中国などの国々がその差を縮めてきていると指摘。「通貨競争は今やインターネット上の技術競争」であるとし、議員に対して米国の技術革新を促進するための法整備の重要性を訴えていました。 まとめ 一見、非現実的と思えるビットコインの価格が400~500倍になるというマラーズ氏の予想ですが、米ドルが衰退した結果、米ドル建てで示されることが一般的なビットコインの価値が相対的に上昇する点や、昨今の不安定な世界情勢の中でより強固な価値保存手段への需要が高まっている点を踏まえると、実現不可能な数字とも言えないかもしれません。 最も重要なことは、ビットコインが数年前の「決済手段」としての文脈ではなく「価値保存」としての文脈が強まっていることです。そして、その流れは先物やオプション取引の開始、現物型ETFの承認を理由とする大手既存金融プレイヤーの参入によってさらに強化されています。 このような状況の中、個人投資家は価値保存手段や通貨の歴史、最新の世界情勢、仮想通貨やブロックチェーンの技術的な知識など幅広い情報の収集が求められるでしょう。 仮想通貨取引所「Bitget」では現在、約10万円分のビットコインなどが当たる、当選率100%の仮想通貨獲得キャンペーンが実施中です。 Bitgetのキャンペーンに参加する 記事ソース:Youtube 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2025/03/13ビットコイン価格上昇の鍵?米ヘルスケア企業のBTC保有戦略
ビットコインを企業の財務戦略の柱に据える動きが広がる中、米国のヘルスケア企業Semler Scientificは最先端な戦略を取っています。同社は2024年5月からビットコインの購入を開始し、現在3192 BTC(約390億円相当)を保有しています。企業によるビットコイン保有戦略を主導するMicroStrategyに続き、公開企業として世界で2番目にビットコインを購入した企業として注目を集めています。 この戦略の背景には、同社の会長エリック・セムラー氏の決断があります。セムラー氏は、Semler Scientificの業績が鈍化していたことを理由に挙げ、ビットコインの購入を決定したと説明しました。当初、同社は年間2000万ドル以上の利益を上げていましたが、その後業績の伸びが停滞していたといいます。 企業によるビットコイン購入の課題と可能性 セムラー氏によると、企業がビットコインの購入戦略を採用する際には、会計や法律に関する多くの課題をクリアする必要があります。特に公開企業の場合、米国証券取引委員会(SEC)による厳しい審査が行われるため(前体制では特に)、その対応に時間を要することがあると述べています。Semler Scientificもビットコインの購入を決定した当初、SECから多数の質問を受け、プロセスが大幅に遅延したと同氏は説明しています。 ビットコインの購入戦略を進めるには、企業の経営陣や取締役会の理解が不可欠です。特に、従来の経営スタイルを重視する年配の取締役が多い大企業では、ビットコインのような新しい資産を財務に組み込む決断を下すのは難しいと考えられています。一方で、創業者が経営の主導権を握っている企業では、ビットコインの購入を決定しやすい傾向にあるとセムラー氏は指摘しました。 具体的な企業としてセムラー氏はZoom Video Communications Inc.を挙げています。Zoomは約250億ドル規模の企業でありながら、80億ドルのキャッシュを保有していること、また創業者が経営を主導していること、さらに業績が横ばいであることを理由にビットコインの購入戦略を採用するのに適した企業だと同氏は述べています。 [ad_area] 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からビットコイン (BTC) の積立購入サービスを提供しています。OKJは金融庁に登録された正式な取引所となっており、使いやすいUI/UXなどを理由に人気の取引所となっています。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する [/ad_area] Semler Scientificのビットコイン保有戦略 Semler Scientificは転換社債などを活用し、レバレッジをかけながらビットコインの保有を進めています。そのレバレッジ・エクイティ比率はMicroStrategyの2倍以上に達しており、より積極的な資本戦略を採用している点が特徴です。セムラー氏はここがMicroStrategyとの大きな違いであり、同社はさらにレバレッジを活用した保有構造になっていると説明しました。 ただし、ビットコイン価格が取得単価を下回り、株主が株の売却を始めるとレバレッジ比率がさらに高まりリスクが増大する可能性があります。これに対してセムラー氏はSemler Scientificの債務返済期限は5年半後であるため短期的な問題にはならないとの見解を示しました。 今後のビットコイン市場について、セムラー氏はビットコインが「デジタルゴールド」として金と同等、あるいはそれ以上の価値を持つと考えており10倍以上のポテンシャルがあると強気の姿勢を示しました。そのため、長期的な視点で見ればわざわざ売却する理由はないと述べています。 このように、Semler Scientificのビットコイン購入戦略は単なる投資という枠を超え、企業財務の新たな形を模索する動きとして注目されています。 企業によるビットコイン採用が価格上昇の鍵? ビットコインの普及が進むにつれ、企業や機関投資家によるビットコインの購入が市場全体に与える影響がますます大きくなっています。特に公開企業や大手金融機関がビットコインを資産として保有する動きは、価格上昇の重要な要因となる可能性が高いと考えられています。 著名なビットコイン投資家であるアンソニー・ポンプリアーノ氏は、自身の番組で「ビットコインが伝統金融の世界に深く組み込まれつつある」と指摘し、将来的に1 BTC = 100万ドルに到達する可能性があると述べています。彼の主張の背景には、企業や金融機関による新たなビットコイン活用の動きがあるからです。 金融市場とビットコインの融合が進む たとえば、不動産企業Newmarkは住宅ローンの組み直し時に修繕費だけでなく、ビットコインの購入資金も調達できる仕組みを提案しました。この提案により住宅購入者がビットコインを担保の一部として利用できるようになり、不動産市場とビットコイン市場の融合が進む可能性が出てきました。 また、Cardone Capitalが昨年末に発表した不動産ビットコインハイブリッドファンドも新たな投資の流れを生み出す可能性を持っているとポンプリアーノ氏は指摘。このファンドは不動産の安定性とビットコインの成長可能性を組み合わせ、キャッシュフローの一部をビットコイン購入に充てる仕組みを採用しています。これにより不動産市場に流れる資金の一部が継続的にビットコイン市場へと流れ込むことが期待されています。 さらに、世界最大級の資産運用会社ブラックロックが運営する債権ファンド「BlackRock Strategic Income Opportunities Fund(BSIIX)」がビットコインETFに投資したことも大きな注目を集めました。この動きは、ビットコインが従来の債権市場と統合され、より多くの機関投資家がポートフォリオにビットコインを組み込む兆候とされています。 生命保険業界にも広がるビットコイン活用 生命保険業界においてもビットコインの活用が進んでいます。Meanwhile社が提供するビットコイン生命保険では、保険料や保険金の支払いがビットコインで行われる仕組みが採用されており、価格上昇時の利益だけでなく、税制面でのメリットも考慮されています。 現在、米国の投資家はポートフォリオの1~5%しかビットコインに割り当てていない一方で、不動産や債権、生命保険には5%以上の資産を投じているとされています。こうした状況が続く中、金融商品を通じたビットコインへの資金流入が加速すれば、ビットコインの価格はさらに上昇する可能性があると考えられています。 企業や金融機関がビットコインを資産として組み込む流れは、今後も拡大するでしょう。特に、ビットコインをバランスシートに組み込む公開企業が増えれば、供給がさらに逼迫し、市場価格の上昇を後押しすることになると予想されます。 記事ソース:Youtube (1)、(2) [no_toc]
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2025/03/12仮想通貨バブルは終わったのか?市場動向を振り返る|2025年
2025年、仮想通貨市場はさまざまな要因によって揺れ動いています。過去に経験したような「仮想通貨バブル」が再来するのか、それともすでに終焉を迎えたのか、投資家にとっては大きな疑問です。 本記事では昨年末から2025年3月現在までの仮想通貨市場の状況を分析していきます。 - 以下の同様のテーマを扱った動画も併せてご覧ください。 現在、仮想通貨取引所のBitgetでは10万円相当のビットコインが獲得できるチャンスがある当選率100%の抽選キャンペーンが実施中です。是非、参加しましょう。 キャンペーンに参加 2025年3月現在|市場は停滞気味 2025年3月現在、仮想通貨市場の時価総額は約2.7兆ドルとなっています。これは昨年末のピーク時に記録された3.9兆ドルから20%減の数字で市場全体の調整局面が続いていることを意味しています。 代表的な仮想通貨であるビットコイン(BTC)は過去最高値を上回るものの、以前のような急激な暴騰は見られていません。ビットコインは市場の中で健闘を続けており、堅実な上昇を示しているものの過去のバブル相場に見られたような急激な価格変動は見られません。 イーサリアム(ETH)は過去1年間で52%の大幅な下落を記録しており、以前の高騰からはかなり遠い位置にあります。また、ソラナ(SOL)も15%の下落を見せ、他の主力通貨と同様に弱気な市場環境に直面しています。XRP(エックスアールピー)などは一定の市場での支持を維持していますが過去最高値を更新するには至っていません。 昨年大きな注目を集めたミームコインについては、DOGE(ドージコイン)が過去1年間で1%の下落を見せ昨年の高騰をほぼ打ち消す形となっています。SHIB(シバイヌ)も過去1年間で62%の大幅な下落を記録しており、ミームコインの盛り上がりは一時的なものであったことが窺えます。 トランプ大統領率いる米政権がビットコインやその他の仮想通貨による戦略的準備金の創設に向けた動きを進めている点や、過剰な規制を行ってきたとされるSEC(米国の生規制当局)の体制が変えられ規制整備からWeb3事業を推進する流れなどポジティブな側面も見られるなか、今後の相場の動向に注目が集まっています。 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からビットコイン (BTC) の積立購入サービスを提供しています。OKJは金融庁に登録された正式な取引所となっており、使いやすいUI/UXなどを理由に人気の取引所となっています。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する 昨年末から発生した強気相場を振り返る トランプ氏の再選と市場の反応 2024年11月、アメリカの大統領選挙で仮想通貨に親和的なドナルド・トランプ氏が再選を果たし、その後、ビットコイン価格が一時的に上昇しました。この動きは仮想通貨に親和的なトランプ政権が仮想通貨に対してどのような政策を採るかに対する期待感から来ていました。 しかし、2025年1月中旬にトランプ氏が大統領に就任した後、すぐに仮想通貨関連の政策が実行されることは少なく、市場は徐々に不信感を抱き始めました。ビットコインはトランプ氏就任までの一連のストーリーの中で過去最高値を突破したものの、2017年末のような暴騰は見られませんでした。 トランプ夫妻がミームコイン発行で市場は混乱 また、トランプ氏とパートナーのメラニア夫人が大統領就任前後にミームコイン「$TRUMP」と「$MELANIA」の発行を発表したことも現在の投資家心理に影響を与えています。 $TRUMPは発行から一夜で340億ドルの時価総額を記録するなど大きな注目を集めました。また、メラニア夫人が発行した$MELANIAも大きな話題となりました。 [caption id="attachment_131672" align="aligncenter" width="568"] トランプ氏による$TRUMP発行のアナウンス[/caption] しかし、仮想通貨市場に循環する資金の量は大幅に増加することなく、ビットコインやイーサリアムを含む多くの仮想通貨の価格は下落。結果的に他の通貨から$TRUMPに資金が移動した結果となり、盛り上がりは市場全体に波及するものではなく局所的な現象となりました。 「米大統領によるミームコインの発行」という誰もが予想しない異例事態が発生したことや市場全体の資金が増加しなかったことなどから、投資家の間ではさらなる不信感が着々と高まっていたことが窺えます。 また、セレブリティ(有名人)による仮想通貨発行ブームの到来を予想する声も挙がっていたものの、$MELANIAが大暴落を見せたことや2025年2月に発行され運営チームが売りさばいたとされるミームコイン$LIBRAの宣伝にアルゼンチン大統領が関わったことなどから、新たなナラティブの誕生も果たせませんでした。 「ディープシークショック」到来|米株市場も弱気に 2025年1月末には「ディープシークショック」が発生し、仮想通貨市場にとっても大きな打撃となりました。これは中国発の安価なAIプロダクト「ディープシーク」が登場し、それがNVIDIAや他のハイテク株の急落を引き起こした現象です。 この影響で金融市場全体が不安定となり、ビットコインの価格も10万ドルを割り込む事態に。加えてアメリカの利下げ期待が後退したことも市場にとってはネガティブな材料となりました。利下げの見込みが低くなることで投資家心理は冷え込み、仮想通貨市場にも資金流入が減少しました。 さらに、FOMC(連邦公開市場委員会)が利下げ回数の減少や見送りを示唆したことがさらなる市場の下落要因となったことも注目です。 トランプ政権、関税強化の姿勢で市場はリスク回避へ 2025年2月25日には、トランプ政権が3月からのカナダ、メキシコへの関税強化を発表したことを背景に米国株市場は調整局面を迎え、仮想通貨市場も急落に見舞われました。 ビットコインは一時91,000ドルを割り込み約5%の下落、イーサリアムは2,500ドルを下回り8%以上急落するなど、主要コインが軒並み大幅な値下がりを記録しました。 さらに、同時期に大手取引所Bybitがハッキング被害を受け、約40万ETHが流出したことも市場のセンチメントを悪化させた可能性があります。 これらの一連の流れにより2025年3月現在はビットコインは80,000ドル前後を推移し、トランプ大統領就任までの市場の勢いは完全に衰えています。 仮想通貨のバブルは終わったのか? 昨年のミームコインの高騰や年末からのビットコインを中心とする主要通貨の高騰から暴落を見せている昨今の市況から、一部では「仮想通貨のバブルは終わった」と指摘する声もあります。しかし、多くの通貨が最高値を更新できていない現状や過去のバブル相場と言われた時のように価格が非常識なほどに高騰するような現象は見受けられない点から、依然として仮想通貨のバブルは発生していないと考えられます。 もしくは、バブルの定義自体が変わった可能性もあります。多くの人々が記憶する2017年末のバブル当時から、現在市場に存在する仮想通貨の数は10倍以上に*増加しています。*極小のミームコインを除く 市場規模が拡大するにつれ、過去のような全ての通貨が暴騰するような相場は訪れないかもしれません。今後は特定の分野の特定の通貨だけが大きく値を上げるような現象が続く可能性が高いと考えられます。 仮想通貨市場の成熟と投資家の変化 また、現在の仮想通貨市場に参入している投資家のレベルが格段に向上している可能性もあります。ETFをきっかけとする機関投資家などの大口投資家の参入も、市場全体が以前よりも賢くなった要因と言えるでしょう。価格の動きはより計算されたものとなり、無謀な価格高騰のような現象は今後減少する可能性があります。 このような状況下で今後注目すべきはどこから資金が流入してくるかという点です。 資金流入経路とその可能性 まず、ビットコインとイーサリアムを対象にした現物型ETFの拡大が考えられます。現在、ビットコインとイーサリアムに対応した現物型ETFはすでに存在しており、今後さらに対応通貨が増えることでこれらのETFが新たな資金流入の起点となる可能性があります。 また、イーサリアムに関しては利回りが得られるステーキングをETFに組み込む流れも進んでいる点も注目です。 加えて、米政府を筆頭に政府単位で本格的なビットコインなどの仮想通貨を戦略的準備金として保有する可能性も十分にあります。 ユニークな視点としては、債券、不動産、生命保険などを提供する伝統金融市場の企業がビットコイン等を商品に組み入れることで、間接的な資金流入が発生する可能性もあります。このような流れが進むことで特定の分野の通貨が非常識的な高騰を見せる可能性も否定できません。 まとめ 最も重要なことは過去のバブルの事例にとらわれることなく、最新の規制動向や経済動向、技術の進展などを踏まえて、最も可能性の高い資金流入経路を予測することです。 過去のように一時的な価格高騰を狙うのではなく、長期的に安定した成長を目指す投資家が増えていくことが今後の市場を形作っていくでしょう。 現在、仮想通貨取引所のBitgetでは10万円相当のビットコインが獲得できるチャンスがある当選率100%の抽選キャンペーンが実施中です。本格的なバブルの到来に備えてお得なキャンペーンは是非活用しましょう。 キャンペーンに参加
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2025/02/27Kaito Connectに掲載された9つのプロジェクトを紹介
InfoFiプロジェクト「Kaito AI」の$KAITOトークンが昨今高値更新を続けており、大きな注目を集めています。 同プロジェクトが手掛ける投票プラットフォーム「Kaito Connect」では、連日新しいプロジェクトが登場し、ユーザーはYapsや$sKAITOを活用して投票力を行使できます。選出されたプロジェクトが投票したユーザーに報酬を用意する事例も見られています。 Our vision is clear. Skate will enable any app to run natively on Solana, Ethereum, TON, Base, Movement, Eclipse and more. @_kaitoai Connect is a chance for people to learn about our ambitious vision. We're giving away 50M Ollies to yappers who vote for Skate, WIN OR LOSE. pic.twitter.com/3CSoSkZnpQ — Skate (@skate_chain) January 23, 2025 Kaito Connectではこれまでに「MegaETH」「Infinex」「Lombard」「Hyperbolic」など多くの注目プロジェクトがリストされてきました。 本記事では先日新たに追加された9つのプロジェクトについて紹介していきます。 Kaito Connect新掲載の9つのプロジェクト 2月26日から新たに以下9つのプロジェクトがKaito Connectに掲載されています。 Allora Network Succinct Labs Morph Common Sophon Fogo Chain Somnia Network MapleStory Universe Fableborne プロジェクトによっては投票者に対してエアドロップを実施する可能性もあるため、是非概要をチェックしておきましょう。 Allora Network X:@AlloraNetwork Website:https://www.allora.network/ Allora Networkは、Cosmosベースのレイヤー1ブロックチェーン上に構築された分散型AIプラットフォームです。このプロジェクトは、ブロックチェーンとAIを融合させ、自己改善型ネットワークを提供することで、AIモデル間の協力的な学習を可能にすることを目的としています。従来の孤立したAIシステムを超える新しい形の分散型インテリジェンスの構築を目指しています。 ネットワーク参加者は、「ワーカー」と「レピュター」という二つの役割を持ちます。ワーカーはAI推論を生成し、レピュターはその推論の質を評価し、$ALLOトークンをステーキングすることで、クラウドソース型の信頼メカニズムを構築します。この仕組みによってより精度の高いAI推論を実現し、信頼性のあるAIサービスを提供することが可能になると説明されています。 Alloraは様々なプロジェクトとの統合/提携計画を発表しており、Plume NetworkのRWA価格フィード、Sotry ProtocolのIP価値評価、Monadの流動性が低い資産のための価格フィード、Virtuals Protocolのフレームワーク (G.A.M.E) との統合、ElizaOSのフレームワークとの統合など注目プロジェクトとの連携が予定されています。 Alloraは、Polychain Capital、Framework Ventures、Blockchain Capital、CoinFund、Delphi Digital、CMS Holdingsなどの著名なベンチャーキャピタルからの支援を受けています。 Kaito AIへの言及 gML yappers, This week marks a exciting moment as Allora is up for a dedicated @KaitoAI Leaderboard spot. Everything you need to know about voting for Allora 👇 pic.twitter.com/SZZmRQVWku — Allora (@AlloraNetwork) February 25, 2025 ・リーダーボード(Yapper Leaderboard)に掲載された場合、上位500名の投票者はポイントプールをシェア可能 ・リーダーボードに掲載された後、トップメンバーに報酬を与える Succinct Network X:@SuccinctLabs Website:https://www.succinct.xyz/ Succinctは、ゼロ知識証明(ZK)を利用して、ブロックチェーンアプリケーションにおける信頼性を「証明可能な真実」として提供することを目指しているインフラストラクチャープロジェクトです。同プロジェクトは、分散型プロバーネットワークを構築し、暗号学的証明の生成を簡単に行えるようにすることで、信頼に依存せずにブロックチェーン技術を保護します。 同プロジェクトの主力技術はゼロ知識仮想マシン (zkVM) の「SP1」であり、任意のプログラム実行の証明を迅速に生成できるオープンソース技術です。開発者は、RustやLLVM互換言語でスマートコントラクトやプログラムを記述し、SP1を使用してその正当性を証明できます。 Succinct Labsの技術的アプローチは、ゼロ知識証明を統合する過程をシンプルにし、プラグアンドプレイ型のツールを提供することで、開発者が深い暗号学的知識を持たなくてもプライバシーや妥当性の証明をアプリケーションに統合できるようにしています。PolygonやCelestia、Optimismといったネットワークと積極的に協力し、より広範なエコシステムでの導入が進められています。 Succinct Labsは、ブロックチェーンのスケーラビリティやセキュリティ向上に貢献するだけでなく、DeFiやクロスチェーンインフラストラクチャでも活用され、さらにゼロ知識証明技術はクラウドコンピューティングやAIモデル検証にも利用可能です。 同プロジェクトは、2024年にはParadigmをはじめとした投資家から5500万ドルの資金調達を行いました。PolygonのSandeep Nailwal氏など著名人物も支援に参加しています。 Kaito AIへの言及 [caption id="attachment_130814" align="aligncenter" width="634"] Succinctの公式Discordより[/caption] ・投票者への報酬に関する公式アナウンスはなし ・コミュニティ内では、KaitoのユーザーよりもSuccinctコミュニティ内のユーザーを優先する旨のコメントがなされている Morph X:@MorphLayer Website:https://www.morphl2.io/ Morphは、Ethereumのレイヤー2ブロックチェーンプロジェクトです。オプティミスティック(楽観的)ロールアップとゼロ知識ロールアップの要素を組み合わせたハイブリッドなアプローチを採用しており、ユーザーと開発者にとって非常に使いやすい環境を提供しています。 Morphのコア技術は、ハイブリッドロールアップアーキテクチャです。このアーキテクチャは、スピードとセキュリティのバランスを取ることに成功しており、Ethereum Virtual Machine(EVM)互換性を持つため、開発者は既存のSolidityスマートコントラクトやDAppを最小限の変更で展開することができます。さらに、高スループットと低レイテンシにより、ゲームや金融、ソーシャルメディア、エンターテイメントなど、リアルタイムユースケースにも対応しています。これにより、従来のEthereumのスケーリングの限界を超えた性能の実現を目指しています。 Morphは、Dragonfly Capital、Pantera Capital、Spartan Group、Foresight Ventures、Everyrealm、Symbolic Capital、Bitgetなどからの出資を受けています。 Kaito AIへの言及 ✊ It’s Time to VOTE! The @KaitoAI Pre-TGE Arena is now LIVE and the battle has begun! Morph is counting on your vote to emerge victorious. Your vote makes all the difference. Here’s why you should vote for Morph ↓ pic.twitter.com/r9I17CirO5 — Morph 🐨 (@MorphLayer) February 26, 2025 ・投票の呼びかけ Common X:@commondotxyz Website:https://www.common.xyz/ Commonは、分散型自律組織(DAO)の運営を支援するためのガバナンスおよびコミュニティ管理プラットフォームです。トークンのローンチや議論や投票、財務管理などが行えます。 さらに、CommonはDAOの財務管理を支援するために、資金調達や助成金の管理をサポートする「財務および資金管理」機能も提供します。これにより、コミュニティが資金を効率的に管理し、適切な使い道を決定することができます。 Commonは、Dragonfly Capital、ParaFi Capital、Polychain Capitalなどから出資を受けています。 Kaito AIへの言及 特になし Sophon X:@sophon Website:https://sophon.xyz/ Sophonは、エンターテインメントに特化したZKsyncのElastic Chain、ハイパーチェーンL3を提供するプロジェクトです。Sophonが提供する技術には、zkSyncのZKスタック、Availを活用したValidium、モジュール型ロールアップアーキテクチャがあります。 Sophonは、ベッティングやゲームの立ち上げツールサービスであるAzuro、Web3チケットインフラプロジェクトOPEN Ticketingなどと提携しており、よりコンシューマー向けのチェーンを目指していることがわかります。 Sophonは、Huobi Ventures、Spartan Group、Maven11、Binance Labsなどから1000万ドルの資金調達を行っています。 Kaito AIへの言及 ・投票に対するインセンティブの提示は特になし ・リーダーボード(Yapper Leaderboard)に掲載された場合、ロイヤリティの高いユーザーやOGは報酬が稼げるとコメント Fogo Chain X:@FogoChain Website:https://www.fogo.io/ Fogoは、Solana Virtual Machine(SVM)アーキテクチャを基盤にした新しいレイヤー1ブロックチェーンです。FogoはJump Cryptoによって開発された高速Solanaクライアント「Firedancer」に特化しておりスループットと低レイテンシを実現しています。 Fogoは、Firedancerを活用して600,000TPS以上を処理できる性能を提供しており、実際のDevnetでは54,000TPS以上のトランザクションを記録しています。これにより、非常に高いトランザクション処理能力を誇り、金融機関や高頻度取引、決済ネットワークなど、特に大量のトランザクションを処理する必要がある分野に強みを持っています。 Fogoは、Echoプラットフォームを通じて800万ドルを調達しました。投資家としては、Cobie(The Echonomistファンド)、CMS Holdings、Big Brain Holdingsなどが参加しています。 Kaito AIへの言及 特になし Somnia Network X:@Somnia_Network Website:https://www.somnia.network/ Somnia Networkは、ゲーム、ソーシャル、メタバース向けアプリケーションの構築に適したEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンを提供しています。 Somnia Networkは「SOM0、SOM1」というオムニチェーンプロトコルを提供しています。これにより、異なる仮想世界やゲーム間で、NFTやアバターをシームレスに移動・利用することが可能となり、ユーザーにとって非常に便利な環境を提供します。 同プロジェクトはa16z、SoftBank、Mirana、SIG、Digital Currency Group、CMT Digitalなどの投資家から合計で2.7億ドルの資金調達を実施したと報告しています。 Kaito AIへの言及 🚀 Somnia is coming to Kaito! Hey yappers and somniacs! Guess who’s joining the party on @KaitoAI? 😏 That’s right, WE’RE UP NEXT! 🎉https://t.co/bdhUO3Dru5 🗳️ We are currently in the pre-voting arena, and voting kicks off NEXT WEEK. This is YOUR chance to show some love and… pic.twitter.com/rV8WNxNemN — Somnia - a Fully Onchain World (@Somnia_Network) February 17, 2025 ・投票の呼びかけのみ MapleStory Universe MapleStory Universe(MSU)は、韓国のゲーム大手Nexonが開発した、Web3領域にMapleStory IPを拡張するためのブロックチェーンベースのゲームエコシステムです。MSUは、Avalancheブロックチェーン上に構築され、NFTやプレイヤー所有の資産を活用し、複数のゲームとサービスを統合した仮想世界を提供することを目指しています。 MSUの中心となるのは、MapleStory Nというブロックチェーンゲームで、従来のMapleStoryのサイドスクロールMMO体験をNFT機能を組み込んだ状態で提供しています。 MSUのエコシステムでは、MapleStory NFTと$NXPCが重要な役割を果たします。ゲーム内アイテムやキャラクターはNFTとしてプレイヤー間で取引され、$NXPCというネイティブトークンがエコシステム内で使用され、コンテンツ作成者やプレイヤーの活動に報酬を支払う仕組みが提供されます。 MapleStory UniverseはNEXONから1億ドルの出資を受けています。 X:@MaplestoryU Website:https://www.msu.io Kaito AIへの言及 https://t.co/fNf3amTo1r — MSU Boss 🍄🤡 (@MSU_Boss) February 17, 2025 ・投票の呼びかけ ・Kaito AIのプラットフォームを重視する意見 Fableborne X:@fableborne Website:https://fableborne.com/ Fableborneは、Pixion Gamesによって開発されたモバイルファーストのWeb3ゲームです。アクションRPG(ARPG)と基地建設戦略の要素を融合させた本作は、プレイヤーが自らの基地(島)を建設し、他のプレイヤーの基地をレイドする非同期PvPバトルを楽しむことができます。 ゲーム内で重要なアセットとなるヒーローや一部の建物、装飾などはNFTとなり、プレイヤーはこれらを完全に所有し、取引することができます。また、ネイティブトークン「$POWER」を使った経済システムが組み込まれており、プレイヤーがゲーム内で獲得したアセットを自由に取引できる「プレイ・トゥ・オウン(Play-to-Own)」のアプローチが特徴です。 Fableborne (Pixion Games)は、これまでにDELPHI DIGITAL、Animoca Brands、SkyMavisなとから合計1790万ドルの資金調達を行っています。 Kaito AIへの言及 We’re live on the @KaitoAI leaderboards! 💥 A vote for Fableborne is a vote for grassroots web3 gaming; For the builders, for the players, for all. If you want to see web3 gaming compete with AI, L1's and 2's, and DeFi, you know what to do. Vote now 👉https://t.co/xNGJ6B2CwC pic.twitter.com/EjTIC0Ccc7 — Fableborne (@fableborne) February 26, 2025 投票呼びかけのみ
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2025/02/26Fracton Incubation Demo Dayが東京で開催、革新的なプロジェクトが続々登場
2月14日、Fracton Venturesが主催するインキュベーションプログラム「Fracton Incubation Cohort 3」のDemo Dayが東京都内で開催されました。このプログラムはイーサリアムエコシステムの中核である分散化に焦点を当てたものです。 2024年12月にキックオフした今回のCohort 3では、約3ヶ月間にわたり国内外の開発者・起業家9チームが参加し、専門家によるレクチャーやメンタリングを受けながらプロジェクトを磨き上げてきました。 今回の記事はDemo Dayのイベントレポートとなります。 Fracton Venturesとは Fracton Venturesは「Protocol Studio for Ethereum」を掲げる、日本初のクリプト特化型インキュベーターです。2021年の創業以来、同年および翌2022年にインキュベーションプログラムを実施し、累計18のCryptoプロトコル/プロジェクトを育成してグローバルに送り出した実績があります。 またイーサリアムエコシステムの重要性を背景に、国内外のDAOやWeb3コミュニティとのネットワーク構築にも積極的に取り組み、2023年にはDAO TOKYOカンファレンスの開催やアジアのDAOとの連携を進めるなど、日本発のWeb3エコシステム推進に重要な役割を果たしています。 こうした実績から、本インキュベーションプログラムも国内外から高い注目を集めていました。 Demo Dayがついに開催 イベントは会場案内やオンライン参加者への説明から始まりました。その後、Fracton Ventures共同創業者である鈴木雄大氏が登壇。同社のインキュベーションプログラムを紹介しました。 鈴木氏は、Fracton Venturesを「ハードコア」な暗号資産インキュベーターと表現し、分散化、スマートコントラクト、オープンソース文化に深く根ざした独自のアプローチを強調しました。Web3という言葉が広まる前の2021年から、日本のプロジェクトやプロトコルをインキュベートし、オープンソース中心のスタートアップシーンを育成してきた実績を語りました。 多数の応募があったCohort 3では、最終的に9チーム(日本から8チーム、インドから1チーム)が選出されました。 鈴木氏はまた、イーサリアム共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏のブログ投稿を引用しながら、イーサリアムエコシステム全体の長期的な成長のためにもインキュベーションプログラムを提供し続ける必要があると強調しました。 過去のインキュベーションの成功例として、Web2企業からWeb3に移行しつつあるYAYやFracton Venturesの元従業員が設立したDeFiプロトコルNapier Financeが紹介されました。 スポンサー企業からのメッセージ 今回のプログラムにはSMBC日興証券、TECHFUND、そしてAWS(Amazon Web Services)がスポンサーとして参加しました。Demo Day当日は、AWS提供の会場であるAWS Startup Loft Tokyoにて最終ピッチイベントが行われ、オープニングではスポンサー各社からWeb3スタートアップ支援への意気込みが語られました。 AWSからは「革新的な分散型アプリケーションにはスケーラブルなインフラが不可欠であり、AWSはその土台を支えることでエコシステムの成長に貢献したい」といった主旨のメッセージが送られました。また、SMBC日興証券からは「地域のデジタル化とトークンエコノミーに焦点を当てた日本独自の伝統文化とNFTを組み合わせた取り組み」が紹介されました。 両社のサポートは、イーサリアムにとどまらないWeb3エコシステムの発展に向けた産業界の関心の高さを示したものと言えるでしょう。 9つのプロジェクトが登壇 今回のFracton Incubation Cohort 3には、計9つのスタートアップ・プロジェクトが採択されました。いずれもイーサリアムをはじめとするWeb3技術を活用し、分散化技術の革新や社会課題の解決に挑む意欲的なチームでした。 Demo Day当日は各チームが制限時間10分でプロジェクトのピッチ(プレゼンテーション)を行い、ビジネスモデルや市場開拓戦略、技術的アプローチなどを競い合いました。また、各プロジェクトのプレゼンテーション後には質疑応答の時間が設けられ、参加者はプロジェクトのビジョン、技術、将来計画についてさらに深く掘り下げることができました。 プロジェクトピッチの終了後には、YAYやObol Collectiveからスペシャルコメントが提供され、さらなるWeb3エコシステムの充実へ向けた取り組みが紹介されました。 プロジェクトの概要と技術的特徴、そして業界へのインパクトの狙いは以下の通りです。 RaffleCast Web3ソーシャルプロトコル向けのトラストレスで透明性の高い抽選ツール。クリエイターやコミュニティがオーディエンスを構築し、エンゲージメントを促進するためのコンポーザブルなソリューションを提供することで、断片化への対処や公平でオープンな環境構築を目指す。現在は設計とプロトタイピングの段階。 scoop.fun 緊急時における誤報の問題に対し、予測市場を利用して正確な報道を奨励するプロジェクト。2004年の中越地震とその後の誤報、サンフランシスコにおける誤った津波警報を例に挙げながら、市場によって推進される次世代のメディアとなることを目指すscoop.funのビジョンが概説される。 第1四半期にパブリックベータを開始し、第2四半期にバージョン1をリリースする予定。 Comoris DAO 都市部の分散型グリーンインフラの設計に焦点を当てた再生金融(ReFi)サービス。ますます不快になっている都市の生活の質を向上させることを目指し、Comorisは炭素から生物多様性への焦点を移すことや、自然保護における地域コミュニティのエンパワーメントなどの課題に対処中。 今年の目標としてNFTセールを開始してコミュニティを広く拡大することを掲げる。 KON(Open source Award受賞) Webブラウザで動作するPWA(Progressive Web App)形式で、コミュニティ向けアプリを容易に構築および展開するためのフレームワークを開発。Konのコア機能には、認証、アプリ構成、ユーザー管理、ロール管理、メッセージ通知などを搭載しているとのこと。 現在、イベントアプリ、NFTアーティストとそのファン向けのアプリ、コミュニティ管理用のショップアプリの3つのテンプレートアプリを作成中。 byteStream AI 駆動型の暗号投資パーソナルガイドであり、DeFiおよびNFTポートフォリオ管理のワンストップソリューション。部分的な概要を把握するためだけにソーシャルメディアアグリゲーターとニュースサイトに基づいて市場を判断しすぎていることや、データが多くのプラットフォームに分散しているためタイムリーな意思決定が困難といった課題に対処することを目的とする。 ベータ版の製品画面が共有。DeFi重視の投資家とNFT志向のトレーダーの2つのペルソナに対応しているとのこと。 NetSepio(Decentralization Award受賞) 安全でプライベートなインターネット体験を提供する分散型VPN(dVPN)ソリューション。エージェント型インターネットの構築を目指しており、企業はVPNロールアップを用いることでアプリやユーザー、従業員に安全なインターネットアクセスを提供可能に。 このプラットフォームでは、DNSファイアウォールを追加してどのようなアプリケーションがインターネットにアクセスできるのかを完全に制御することも可能。また、AIエージェントの調整レイヤーとしても機能。Libp2p、ZK証明、WireGuardを使用しておりSIONへの移行も予定しているとのこと。 Heterod0x 「Make something your friends use」をビジョンに掲げるプロダクト開発スタジオであり、消費者重視のアプローチを採用していることが特徴。様々なフィードバックを参考に製品改良をしており、優れたフィードバックを提供するユーザーにはインセンティブ与える仕組みを導入。 Toban(Positive-sum Award受賞) スケーラブルなオープンソースコミュニティを構築する際の最大の課題として作業負荷のボトルネックを挙げ、運用分散化の必要性を強調。長期的な関与にはインセンティブが必要とし、正当な報酬を与えるために役割と貢献の視覚化を実施。 現在、3 つのアルファバージョンのデモを実施しており、グローバルなユースケースを含む5つのプロジェクトにデモを拡大する予定。第3四半期には少なくとも月額1万ドルを配布し、第4四半期にはプロトコルとしてTobanをローンチするとのこと。現在パイロットプロジェクトが進行中。 Assetify プライベートクレジット市場に焦点を当てたプロジェクト。成長資金を提供できるのは機関のみであり企業と投資家の両方のアクセスが制限されている中、暗号資産と個人投資家の力を活用することで変革をもたらす。 AssetifyのP2Pセカンダリーマーケットは競合他社と比較して優れた流動性を提供しているだけでなく、既存のディープテック企業をターゲットにすることで安定性を優先しているとのこと。 受賞プロジェクト 全てのプレゼンテーション終了後、審査員による評価を踏まえて、「Positive-sum Award」「Open source Award」「Decentralization Award」の3つの賞が発表されました。 Positive-sum AwardにはTobanが、Open source AwardにはKonが、Decentralization AwardにはNetSepioがそれぞれ選出されました。 今回のアワード受賞結果は単なる技術競争の優劣ではなく、いかにWeb3エコシステム全体にポジティブな波及効果をもたらすかが重視されたように筆者は感じました。 Fracton Venturesは今後も同様の観点でプロジェクト支援と表彰を続け、Crypto/Web3コミュニティの発展に貢献していく方針としています。 Fracton Venturesの今後の展望 Cohort 3の成功を受けて、Fracton Venturesは早くも次回インキュベーションプログラムの準備を進めているとのことであり、「Cohort 4」は2025年3月に開始される予定です。 「Cohort 4」ではテーマを「DeFi(分散型金融)」に特化し、より金融領域に踏み込んだプロジェクト支援を行うものとされています。さらに夏には大阪で開催される万博(EXPO 2025)に合わせて、短期集中型の特別プログラム「Cohort 5 – Growth」を実施し、グローバル市場での成長支援や政府・企業とのネットワーキング機会を提供するとのことです。 筆者の感想 今回のFracton Incubation Demo Dayは、日本発のWeb3インキュベーションが持つ可能性と熱量を強く印象づけるイベントのように感じました。 イーサリアムエコシステムの未来を担うスタートアップたちが一堂に会し互いに競い高め合う姿からは、国内外のクリプトコミュニティに向けた力強いメッセージが発信されたと言えるでしょう。 今回披露されたアイデアの数々が今後どのように花開いていくのか、そして次回以降のインキュベーションでどんな新星が現れるのか今後も追いかけていきたいと思います。 Fracton Ventures各種infomation Fracton Ventures 公式X:https://x.com/wecandaoit Fracton Ventures公式サイト:https://fracton.ventures/ Fracton Incubation Program 2024:https://fine2024.framer.website/
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2025/02/20加賀市ワーケーションNFT体験レポート|加賀市で感じた新しい働き方と地方創生
北陸地方に位置する石川県は、豊かな自然と歴史的な文化が融合する地域です。金沢をはじめとする観光地のイメージが強いですが、加賀市もまた、温泉や伝統工芸といった魅力を持つエリアとして知られています。 そんな加賀市では、近年、地方創生とデジタル技術の融合を推進する動きが活発化しており、その一環として「ワーケーションNFT」が導入されました。 ワーケーションNFTとは、特定の地域でワーケーションを体験できる権利をNFTとして取得し、地域の活性化や新しい働き方の促進に貢献するプロジェクトです。しかしながら、その具体的な仕組みや魅力について詳しく知っている方はまだ多くないかもしれません。 今回の記事では、ワーケーションNFTの概要を解説するとともに、筆者が実際に石川県加賀市で体験した感想をお伝えします。 ワーケーションNFTとは? ワーケーションNFTは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた新しい働き方を促進するプロジェクトです。NFTを活用することで、特定の地域でワーケーションを体験できる権利を取得できる仕組みとなっています。 今回の滞在では、加賀市のコワーキングスペースやホテルを活用しながら、仕事とリラックスのバランスを体験しました。地方での働き方に興味がある人々にとって、このプロジェクトは新たな選択肢となるかもしれません。 今回利用したのは「ワーケーションNFT_2025春」です。5000円で販売されており、加賀温泉郷が誇る最高峰のホテル・アローレに宿泊可能になるものでした。 詳細については、こちらからご覧ください。 Web3に注力する加賀市の取り組み 加賀市は、国家戦略特区としてさまざまな最先端テクノロジーの導入を積極的に進めています。 [caption id="attachment_130193" align="aligncenter" width="2560"] e-加賀市民[/caption] 例えば、マイナンバーカードを用いた公的個人認証によるWeb3ウォレット管理機能を付帯した「e-加賀市民証」や、ドローンによる次世代エアモビリティ物流システムの構築、メタバース空間を活用した自治体サービスの拡張など、多様なプロジェクトが展開されています。また、AI技術を搭載したタクシーの運行も実証実験が進められており、交通の利便性向上にも取り組んでいます。 ワーケーションNFTもこのような技術革新の一環として実施され、都市部のビジネスパーソンが地方で働く新たな可能性を模索するための場となっています。 加賀市の多様な取り組みに関しては、Crypto Timesでも地方創生特集としてこちらで記事化していますのでご覧ください。 1日目:ホテルへ移動 加賀市への移動 [caption id="attachment_130190" align="aligncenter" width="1000"] TimeDepot.Twn / Shutterstock.com[/caption] 福岡から加賀市へ向かうには、新幹線を乗り継ぎ約5時間を要しました。京都で乗り換え、福井県敦賀までサンダーバードで移動し、そこから北陸新幹線へと乗り継ぐ形となりました。 以前は関西から石川県までサンダーバード一本で行くことができましたが、北陸新幹線の延伸に伴い敦賀での乗り換えが必須となり、少し手間が増えた印象を受けました。移動の効率を考えると、小松空港まで飛行機で行く方法も選択肢に入れるべきだったかもしれません。 加賀温泉駅に到着後、今回の宿泊先であるホテルアローレへ向かいました。駅からの距離があるため、レンタカーの利用が便利です。加賀市は観光地が点在しているため、移動手段の確保が快適な滞在の鍵となります。 ホテルアローレの印象 今回の宿泊先であるホテルアローレは、宿泊費5,000円とは思えないほど美しく快適なホテルでした。館内には温泉施設も完備されており、仕事の合間に温泉でリラックスできる贅沢な環境が整っていました。 また、このホテルは結婚式場としても利用されることがあり、有名アーティストが福井でライブを行う際に宿泊することも多いとのこと。加賀市の中でも特に評判の高いホテルであることがうかがえました。 2日目:ワーケーション体験 加賀市イノベーションセンターでのワークスペース体験 2日目は、ホテルではなく加賀市が運営するコワーキングスペース「加賀市イノベーションセンター」で仕事をしました。 この施設は、元々病院だった建物を改装して整備されたもので、外観には歴史を感じさせる要素が残りつつも、内部は最新の設備が整えられており、現代的なワークスペースとして機能しています。 [caption id="attachment_130195" align="aligncenter" width="2000"] 加賀市イノベーションセンター(ものづくりルーム)[/caption] 加賀市は北陸で初めて「国家戦略特区」に指定され、このセンターもビジネス促進のための拠点として整備されました。ものづくりルームやインキュベーションルーム、セミナールームなど、多目的な利用が可能な施設が充実しています。 今回の作業スペースとして使用したオープンスペースは、開放感があり、自然光が差し込む快適な環境でした。 3日目:金沢観光 3日目は加賀市から福岡へ戻らず、そのまま金沢市に一泊することにしました。金曜日は仕事をし土曜日は午前中から昼過ぎまで自由時間があったため、ひがし茶屋街や兼六園を訪れました。 ひがし茶屋街は、江戸時代の風情が色濃く残る町並みで、趣のある町家が立ち並んでいます。金沢の伝統工芸である金箔を使ったスイーツも楽しむことができ、観光客にも人気のスポットでした。兼六園は日本三名園の一つとされており、四季折々の美しい景色が広がる庭園です。訪れた日は冬の名残を感じる景色が広がり、静寂の中にも趣のある雰囲気が漂っていました。 石川県を去る前にラーメンを食べて帰路につきました。 体験を通じて感じたこと 今回の滞在を通じて、加賀市の地方創生への取り組みを肌で感じることができました。 加賀市は「消滅可能性都市」に指定されており、現地ではバブル期に建てられた商業施設や温泉が廃墟化している様子も見受けられました。その一方で、「人を誘致し、街を活性化させたい」という自治体の皆さんの熱意が強く伝わってきました。 滞在中、自治体の担当者であるホリさんが移動の際にさまざまな話を聞かせてくださり、加賀市の現状や今後の展望について深く知ることができたのも貴重な経験でした。また、学生時代を京都で過ごし、社会人になってからも大阪に住んでいた私にとって、北陸への訪問はこれまでほとんどなかったため、新しい視点を得られる機会となりました。 ワーケーションやリモートワークに興味がある人には、加賀市はぜひおすすめしたい場所です。今後もこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。 今回のワーケーションNFTは3月末までの期間が対象となっています。今回の記事で加賀市およびワーケーションNFTに興味を持った方がいれば、是非この機会に利用してみてはいかがでしょうか? ワーケーションNFTの詳細はこちらからどうぞ!
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2025/01/042025年注目の仮想通貨のテーマは?60名近くの業界人が予想
昨年(2024年)は、現物型ビットコイン・イーサリアムETFの承認やビットコインの最高値更新など、数多くの注目トピックが誕生しました。仮想通貨市場は毎年、さまざまな形で新たな盛り上がりを見せていますが今年(2025年)はいったいどの分野・テーマが注目されるのでしょうか? 本記事では業界の方々約60名を対象に実施したアンケートを元に、有識者が期待/注目する分野やトピックについてのコメントを紹介していきます。 ※掲載順はランダムツールによって決定されており順不同となっています。また敬称は文字数の関係で省略させていただいております。 紫竹佑騎|合同会社 暗号屋 代表 ▶️プロフィール:@79yuuki 社員。新潟出身で福岡在住。サイバーエージェント社でエンジニアとして様々なプロジェクトを担当し2017年に独立。後に福岡で仮想通貨取引所 Mr. Exchange を CTO として設立、退職後はブロックチェーン事業に特化した合同会社暗号屋を設立。マーケットメーク事業やブロックチェーンを活用したプロトコルの社会実装を中心に、医療、アート、ゲーム等の分野で複数企業へのテクニカルディレクションや研究開発を行なっている。 2025年に期待/注目する分野「デジタルゴールドとしてのビットコイン」 2025年に期待するクリプトの分野は「デジタルゴールドとしてのビットコイン」です。アメリカ政府が100万BTCを戦略的に購入することを検討していたり、これに続いて他の国々もBTC購入に踏み出すとなるとETFの次のブームが来るはずです。ゴールドよりも管理が簡単で安全で、グローバルな価値を維持しているアセットとしてビットコインは他のクリプトに無い別格の価値を持つことになるでしょう。 全力まん| NFT KOL ▶️プロフィール:@zenryoku_eth 2021年よりNFT市場やクリプト関連情報をXにて投稿しています 2025年に期待/注目する分野「AI agent」 今年すでにAIが秘密鍵を保有し自由にウォレット操作を行い、Xのアカウントを保有し投稿する時代になりましたが、2025年では様々なユースケースが増えていくと思います。特にクリプトが大衆化されるためのユースケースとしてコミュニティ分野で活用されていくと思います。具体的には、DAOガバナンスやコミュニティ議論のファシリテーション、コミュニケーション仲裁(トロール行為の抑制など)です。特に100人以上の大人数がオンラインで議論する場があった場合、メンバー全員の理解度や議論の脱線など人ではまともにファシリテーションできないという問題が発生します。AI agentがこの点を解決し、DAOでの意思決定がスピーディーに円滑になることは明白です。 また、NFT・トークンインセンティブの配布の仕掛けでもAIの自動配布や有益な情報や創作物を提供したユーザーを見逃さないなど考えられますし、結果としてコミュニティの適切な運用とアクティブ度があがり、大規模なコミュニティの運用が可能となるとマス拡大に向けての動きを期待しております。 信玄 ▶️プロフィール:@shingen_crypto 主にEthereum周りを広く浅く調べて発信しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 BlackrockがSecuritiesを通じて発行する米国債トークンのBUIDLは資金流入こそ地味であるものの、最近では様々なDeFiサービスを通してDeFi上で誰でも間接的な利用ができる様になってきています。まだ時間は掛かるでしょうがこうした実績を積み上げ需要を拡大させていく事は将来的な金融サービスのトークン化を進める上で非常に重要です。 短期的な値上がりだけでなく長期的な需要を作っていく事という視点で考えた時にRWAは有望な領域として引き続き見ていきたいと考えています。 渡辺創太|スターテイル・グループ CEO ▶️プロフィール:@Sota_Web3 スターテイル・グループ CEO。Web3 for BillionsをミッションにAstar Networkや、Startale Cloud Servicesのプロダクト開発、ソニーグループとの合弁会社でSoneiumの開発や博報堂との合弁会社である博報堂KEY3の設立している。 2025年に期待/注目する分野「エンタメ」 Web3はDeFiなどを通してすでに「金融のインターネット」を実現していると思います。Web3が社会に浸透し、人々が当たり前に使う世界を実現するためには「銀行しか使ってない人たち」がWeb3や技術を全く意識せず実は裏側でWeb3が使われている世界を作る必要があります。最も、相性が良い領域がエンタメです。スターテイルもエンタメに注力してプロダクト開発をします。 arata|株式会社ロクブンノニ代表 ▶️プロフィール:@cry_curr_ar Crypto Timesを運営する株式会社ロクブンノニ代表。2017年5月より暗号通貨を購入、2018年より株式会社ロクブンノニを創業。 2025年に期待/注目する分野「BTCとその周りのエコシステム」 ビットコインは、2025年にかけてさらなる価格上昇と成熟を期待できる筆頭銘柄だと考えています。 既にスポットETF上場による巨額の資金流入が実証されたように、今後は多くの機関投資家や大手企業に加え、アメリカのような国がポートフォリオにビットコインを組み込む動きが加速する可能性があると考えています。加えて、主要国の金融緩和策やドル安傾向、米大統領選後の政策転換などにより、市場全体が再びリスクオンへとシフトする余地が大きい点も追い風です。時価総額が拡大しつつも依然として成長余地が残されており、“世界的なインフレヘッジ”としての地位を確立していく点も見逃せません。 さらに、ビットコインはベースレイヤーとしての安定性やセキュリティの高さを活かし、レイヤー2技術の発展が注目されています。代表的な事例であるLightning Networkは、送金速度や手数料負担の大幅な削減を可能にし、実用的な決済システムとしてのポテンシャルを高めています。他にもビットコインの技術を利用したStacksのようなレイヤー2やメタプロトコル的なレイヤー2なども多く登場し、DeFiやNFTの領域でも活用を模索する動きがあり、今後はオフチェーンやサイドチェーンのソリューションと組み合わせることで、ビットコイン上のエコシステムは一層拡大すると期待されます。また、Babylon Networkのように他のチェーンとの連携やビットコインの高いセキュリティを利用して最終性(Finality)を担保する仕組みを提案しており、ビットコインが“他チェーンの最終的な信頼の拠り所”として活用される流れは、BTCの価値をさらに裏付ける一因となるでしょう。 魔LUCIAN ▶️プロフィール:@lucianlampdefi OtakuLabs Co-Founder。DeFiやWeb3ゲームからMemeまで幅広く触れながら、コミュニティを運営。また、Web3プロジェクトとのAMAの開催も行っており、2024年は計46回のAMAをホスト。一部アドバイザーとしても活動中。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンゲーム」 2025年には、個人的にオンチェーンゲームの進化に期待したい。特に重要なのは、トークン発行量のインフレを抑え、需要を維持する経済設計。ミームトークンの成功例がヒントであり、供給を適切に管理し、コミュニティを形成することがポイント。 また、トレンドでもあるAIエージェントの導入は、新たな可能性をもたらすはず。AIがNPCとして環境を変化させ、新たなクエストやイベントを生成することでゲームの深みを増し、プレイヤーの資産を活用して自律的にゲームを進めることでプレイ時間やスキルの制約を補う役割も期待される。さらに、AIを活用したスカラーシップにより、投資家の収益機会が拡大し、ゲーム内経済の活性化も見込まれる。 加えて、コンシューマーレイヤーの導入がマスアダプションを促進する鍵となる。直感的で使いやすい仕組みを提供することで、ブロックチェーンに馴染みのないユーザーでもオンチェーンゲームに参加しやすくなるだろう。 どらどら@アルトコインとweb3 ▶️プロフィール:@todfkdfsergrr 2016年からアルトコイントレードに人生を捧げています。 2025年に期待/注目する分野「トランプ・アメリカ関連銘柄」 マイクロストラテジーがBTCを購入し、驚異的な成長を遂げた事例を思い出してみましょう。彼らは高値圏でも積極的にBTCを買い増しその姿勢を貫き続けました。その結果、企業としての規模と価値を大きく飛躍させたのです。 2025年からはトランプ陣営の影響を受けたアルトコインを、彼らよりも安価に購入できる絶好のチャンスが訪れる可能性があります。このような局面で、マイクロストラテジーの成功事例を参考に、少量のBTCやUSDTをアルトコインに分散投資するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。結果的に、BTCをさらに増やすことにつながる可能性を秘めた賢明な戦略になりえるかもしれないと私は考えています。2025年も宜しくお願い致します。 ビニール|Fracton Ventures Operation Lead ▶️プロフィール:@vvinyll 2017年より暗号資産への投資を開始。海外プロジェクトの日本アンバサダーなどを務め、日本コミュニティの拡大や運営を担当。2022年よりクリプトネイティブなインキュベーターであるFracton Venturesにジョイン。 2025年に期待/注目する分野「ICOの再評価と投資の民主化」 2024年は比較的相場が好調だったこともあり、これまでのIDOやIEOとは異なる方法としてNode Saleが多く実施されたように思います。NodeのライセンスキーをNFTとして販売していましたが、みなさんお気付きのように実質的にはICOです。そして、下半期にはfjord、Echo、Legionなどが少しずつ注目を集めました。 2025年にはこれらのプラットフォームがさらに注目を集めると同時に、多くの人がかつてのICOバブル時代のように投資する機会を獲得するように思います。この現象を投資の民主化の再来として捉えることもできますが、スキャムプロジェクトも増えることが予想されるので、試練の1年になるかもしれません。VCトークンなどと揶揄されることもあるかもしれないですが、今後は一般投資家にもフェアな条件が一般化することを願います。 まーふぃー@ビットコイン ▶️プロフィール:@TN90803803 クリプト投資家&トレーダー。2018年にトレードを開始し、現在は熱海のWeb3.0鍋焼きラーメン店『貝心のいち撃』のオーナーを務める。World ID認証と$WLD決済を導入し、次世代型の飲食店モデルを推進中。 2025年に期待/注目する分野「Sonic」 2025年に期待するプロジェクトは、Phantomからリブランディングした「Sonic」です。SonicはEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンであり、処理速度はSolanaの2倍とされています。現時点でチェーン全体のTVLは10Mと小規模ながらも、将来性を見据えてコミットする価値があると考えています。また、来年6月に予定されている約2億枚規模の大型エアドロップにも注目しています。現在はDeFiを中心にリサーチを進めており、成長の可能性を追求しています。 hunisan|Bridged Network ▶️プロフィール:@huni_crypto Bridged NetworkおよびBuzzBridge Capitalの共同創業者。日本と海外の架け橋になるべく日々web3活動しております。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 ブラックロックCEOが「ファイナンスの革命」と地上波放送で力説していることもあり、AIとともに2025年はさらに大きく盛り上がっていくのではないかと期待しています。アジア圏よりも欧米のほうが先に大きな盛り上がりを見せる傾向にあると思うのでウォッチしています。 Joe Takayama ▶️プロフィール:@TakayamaJoe クリプトYouTuber兼投資家。仮想通貨から経済ニュース全般、起業家のインタビュー、注目のプロジェクトの紹介動画などを毎日配信しています。元ヘッジファンドのキャリアを活かし、マクロ経済とクリプト市場の関係性の観点から市場分析をするのが好きです。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン/RWA」 ウォール街のクリプト本格参入により幅広い資産のトークン化ニーズが急拡大している。今後は金利・クレジット商品のトークン化に加えて、コモディティ、ドル以外の法定通貨のステーブルコインも続々誕生し、クリプトでの資産運用にかなり幅が出てくると期待している。 しゅーまい|OtakuLabs Admin ▶️プロフィール:@maishumai 現代の錬金術を求めてCryptoにたどり着き、破滅的運用を楽しんでいたが、Defi/NFT/エアドロバブルを経験し、面構えが変化。リサーチャーとしてXでトレンドやプロジェクトを解説、時にマーケ•コミュニティアドバイザーも行う。Otakulabsのテレグラムの住人で圧倒的発言量を誇ることから、しゅーまいはshumAIではないかと噂(?)。ちなみに焼売より餃子が好き。 2025年に期待/注目する分野「トークン発行プラットフォーム(異領域分野技術 x クリプトの新潮流の根幹)」 2024年で記憶に新しいのがミームコインバブルですが、これのブレイクスルーにトークン発行プラットフォームの躍進があったと思います。前述のpump.funなどミームコインにとどまらず、Farcasterのようなソーシャルプラットフォーム、AIエージェントやDeSci分野へと拡大し、いずれも大手VCが投資方針を転換するほどの注目分野です。トークンの発行・流通の敷居が下がることで、クリプトと関係ない産官学の異領域領技術からトークンが発行されていく可能性は高く、それに従いトークン発行プラットフォームの存在はさらに拡大していくと私は思います。 個別のトークンの成長を予想するのは困難ですが、核となるプラットフォームに注目することで、市場のトレンドを捉えることができ、さらにプラットフォーム自体のトークン価値の上昇やエアドロップの期待できると思うので、引き続き注目しています。 SHIN ⚡️Slash Vision Labs ▶️プロフィール:@0xShin0310 Slash Vision Labsファウンダー。2023年より暗号通貨決済分野で活動。Meme大好き。AIも好き。 2025年に期待/注目する分野「Based Agent」 2025年、Coinbaseが開発する「Based Agent」のように、AIエージェントとWeb3技術が融合し、ウォレットをAIエージェントが自律的に管理する時代が到来します。この革新は、これまでの「Meme」文化の枠組みを大きく超える影響をもたらし、クリプト業界だけでなく社会全体を揺るがす可能性があると思っています。 この進化が人類にとって良い方向に進むのか、それとも新たな課題を生むのかは、まだ未知数。それでも、このような可能性に満ちた瞬間を目の当たりにできる今の時代に生きていることは、とてもエキサイティングだと感じています。 noob botter|金融 x Blockchain アナリスト ▶️プロフィール:@noobbotter3 パタヤガイド3級。東南アジアMaxi。Team Kendrick。世界中のブロックチェーンの金融機関活用についてのリサーチをしています。好きなBISのプロジェクトはRosalind。好きな組織はBIS Innovation Hub。次世代のFMI(金融市場インフラ)について探求しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA/On-Chain Privacy」 去年の11月にシンガポールフィンテックフェスティバル(SFF)において、J.P. Morgan(JPM)が、Onyxというトークン化プラットフォームにて、AIとブロックチェーンを活用した金融商品のオートリバランスについてのPoCを発表しました。その一年後の今年のSFFにおいて、テーマは「AI x ブロックチェーン」でした。では、今年のSFFでJPMは何をテーマにしたのでしょうか。それは「オンチェーン上のプライバシー」です。そうです。一年遅れで他の金融機関が追従しているのです。 JPMは今年、Onxyの製品版であるKinexysを発表しましたが、すでにKinexysは稼働してから1.5兆ドルの決済を実施しており、日次で平均20億ドルの決済が行われています。金融機関は着実に動き出しており、その市場規模は今のクリプト市場を大きく上回るものです。 仮想戦士ロイ|Ava Labs Head of Japan ▶️プロフィール:@RoiSarak 早稲田大学中退。メルボルン大学物理学部卒。元プロゲーマー。E-sports x Lifestyle のブランド立ち上げやクラウドファンディングを経て、2020年にクリプトに参入。2021年にブロックチェーンオラクルプロバイダーChainlinkのアジア日本地域の公式アンバサダーに就任。2023年1月にAvalancheの開発会社Ava LabsのHead of Japanに就任。 2025年に期待/注目する分野「プライバシーソリューション」 2024年はブラックロックのBUIDLなど既存金融発のサービスがパブリック且つマルチチェーンで展開していく大きな転換点になりました。2025年は本格的にステーブルコインをはじめとした金融領域や実ユースケースが伸びていくと予想していますが、その為には最適なプライバシーソリューションが必要不可欠です。 ブロックチェーンのプライバシーソリューションはAIプライバシー問題も解決する大事なパズルピースの一つでもあり今後のAI x Blockchainという文脈でも核となる部分です。2025年はプライバシー問題を柔軟かつ低コストで解決出来るインフラに期待したいです。 あとい(無職) ▶️プロフィール:@arisatoyo_jp 豊崎亜里紗。2022年1月に暗号資産による分散型金融プロジェクトのCEGAを創業後 2024年11月に売却。日本ブロックチェーン協会理事。 2025年に期待/注目する分野「ミームコインとAI」 いよいよブルマーケットが到来しましたが、今回はAIの活用により創造性の幅が広がったことから、AIを用いたトークンプロジェクトが増加すると予想されます。一方で、VCが関与するプロジェクトへの不信感が高まる中、ミームコインなどのグラスルーツ(草の根)プロジェクトが中心的な役割を果たす展開になると思われます。AI同士のインセンティブスキームなどにクリプトが利用されると期待しています。 大塚 雄介|コインチェック株式会社 執行役員CBDO ▶️プロフィール:@yusuke_56 早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社(現コインチェック株式会社)に参画、2014年2月に取締役に就任。2018年4月コインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となり、同年同月執行役員に就任。2024年9月より執行役員CBDO。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者 2025年に期待/注目する分野「暗号資産、特にビットコインのポジション・役割・使われ方の変化が加速すること」 ビットコインが4回目の半減期を迎えた2024年、ビットコイン価格は大きな節目を通過しました。価格の動き以上に注目しているのは、ビットコインをはじめとした暗号資産のポジション/役割/使われ方の変化が加速していることです。トランプ次期大統領が就任後に2,000億ドルの米国財務省の資金を活用してビットコインの準備金を設立する意向を示していること、米SECの次期委員長が暗号資産推進派となり米国において暗号資産関連の規制の明確化が進むことが予想されるなど、米国での動きはグローバルな暗号資産業界に波及的な影響をもたらすでしょう。 また、世界各国で事業会社が暗号資産を為替ヘッジやインフレヘッジなど財務戦略的な目的で保有したり資産として保有する会社が出てきていることにも注目しています。2025年、暗号資産がその存在意義をさらに前進させる1年になることを期待しています。 Taka|boarding bridge ▶️プロフィール:@taka_eth 2022年1月にweb3コミュニティ「boarding bridge」を創設。現在、Discordメンバー数は3万人に上り、これまでグローバルプロジェクトと100以上のAMAを開催。また、実践型ブロックチェーン講座「web3ワークショップ」を新宿GOXにて定期開催。 2025年に期待/注目する分野「Movement」 Movementの仕組みはユニークで、AvalancheのSnowmanコンセンサスと並列実行を組み合わせた分散型シーケンサーのM1、Move言語ベースでDAにCelestiaを採用したモジュラーブロックチェーンのM2が存在します。M1がセキュリティを担い、M2がスマートコントラクトプラットフォームとして機能します。 例えるならMovementは、過去登場したキャラクターの強スペックを全て取り込んだような高性能のEthereum L2です。昨年Move言語ベースのSUIが盛り上がった背景からも、今年はMovementの躍進に期待しています。 Ⓜ️.btc ▶️プロフィール:@badhop0603 暗号資産コミュニティCrypto Currency Collectorファウンダー。BitcoinとSolanaを繋ぐ通信レイヤーZeus Networkアンバサダー。株式会社Pacific Metaマーケティング部所属。 2025年に期待/注目する分野「ビットコインレイヤー2」 近年、ビットコインETFをキッカケに多くの資金がビットコイン市場に流入しました。一方、ビットコインにはいくつかの問題があります。1つ目は、トランザクション処理能力を超える取引が行われると手数料が上昇するスケーラビリティ問題。2つ目は、価値保存手段としたユースケースはあるが、オンチェーンでの生産的な資産運用が少ないこと。 Stacksを基盤としたsBTC、Zeus Network上のAPOLLOが発行するzBTCなどによりビットコインの流動性が向上しています。2025年には、更に生産的になる見通しがあり、今後のビットコインレイヤー2市場の成長に期待しています。 毛根女子/暗号資産評論家 ▶️プロフィール:@moukon_genius 暗号資産に関わらず様々な分野で活動するスーパークリエイター。歴史に名を刻む日本人として大谷翔平並の期待を寄せられているとかいないとか 2025年に期待/注目する分野 まずは来年の話をする前に2024年をおさらいしておきましょう。BTCはもちろんのこと暗号資産界隈は最高値更新の連続で大いに盛り上がりました。ただこれをバブルとするのか、まだ序章にすぎないのか、はたまたもう天井なのかそれは私には分かりません。 そんな難しい環境ですが来年私が期待していること、それは体重、肝臓の数値の減少です。私は2024年度の健康診断においてBTCを追いかけるように体重や肝臓の数値が最高値を更新しました。所謂ATHというやつです。さらに今現在においても強い上昇トレンドを保った状態と言って問題ないと考えています。 残念ながらこの環境は健全な状態とは言えません。適切な調整を行わなくてはいずれ崩壊することは間違いありません。そこで私は日々のアルコールを減らし、朝ごはんに食べる菓子パンの代わりに野菜ジュースの導入などあらゆる方向からアプローチを……え?暗号資産の話をしろ?もちろんします。話したいことは山ほどありますからね。あ、でも文字数制限が迫ってるのでまた来年。良いお年を miin@NFT情報コレクター ▶️プロフィール:@NFTPinuts 2021年よりNFTについてXやnoteで情報発信。国内外のNFTについてのニュースやプロジェクトの解説、インタビューなどをおこなっています。主にNFTを実務として活用したい企業やクリエイター・エンジニアに向けた発信を心がけています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AI agent」 2021年からのNFTブーム以降、非クリプト民までも巻き込む暗号資産の新ジャンルは生まれていませんでした。24年下半期からのWeb3×AIエージェントには、大きな渦を巻き起こす可能性があると感じています。例えば、AIが私たちの代わりに投資を行ったり、DAO中心になったりする未来はすぐそこにきています。 AIはまだまだ発展途上です。いまはできないことも多いですが、これからの開発によりもっと賢くなり、将来的には実現するでしょう。NFTのように誰でも簡単に発行や模造ができるという要素や、コードのようにAIのプロセスも検証可能でオープンである点にクリプトとの相性のよさを感じています。Web3 AIエージェントが暗号資産のあたらしい景色をひろげてくれることを期待しています。2025年にはわたしのXアカウントもAIが投稿するようになっているかもしれませんね。 ikehaya ▶️プロフィール:@ihayato Web3時代のIP「クリプトニンジャ」Co-Founderです。 2025年に期待/注目する分野「コンテンツレイヤー」 2024年前半はインフラ、プロトコルレイヤーが大いに発展しました。後半からはミームコイン、AIミームが盛り上がり、現在もその流れは続いています。2025年は引き続きコンテンツレイヤーに市場の注目が集まり、より高度なWeb3ゲームが増加し、既存のIP産業との接続が加速すると見ています。 コンテンツレイヤーは日本に強みがあります。クリプトニンジャとしても、グローバルな打ち手も含めて、展開を強化していく予定です。 Zentsu ▶️プロフィール:@0xZentsu ブロックチェーンの技術、DeFiの仕組みを追っています。 2025年に期待/注目する分野「金利を中心にしたエコシステム」 2024年は、リキッドステーキングトークン、FR (Funding Rate) やRWA(リアルワールド資産)を活用したステーブルコイン、ダウンサイドリスクをヘッジするVaultといった革新的な利回り生成の仕組みを持つ製品が次々と登場しました。 2025年には、これらを基盤にした次世代のプロダクトやプロトコルがさらに出現するでしょう。 特に勢いのあるHyperliquidのFRや流動性を活かすエコシステムには期待しています。 また、金利や潜在的期待を取引するPendleは、次のサイクルにおいても重要な役割を果たすと考えており、トレンドを捉える為にも積極的に活用していきたいです。 辻拓也|コインムスメプロデューサー ▶️プロフィール:@tsujitakuya2 2009年東京大学法学部卒。同年、株式会社テクロスを創業。テクロスグループは従業員300名、ゲームの売上は年間100億。過去50タイトル以上のゲームタイトルの立ち上げに0から関わる。2022年にシンガポール移住。2024年、コインムスメリリース。MSMトークン上場。 2025年に期待/注目する分野「LINEミニアプリ」 2024年はブロックチェーンゲームでいうとテレグラムのミニアプリが時代を築いた年でした。今までにクリプトを触ったことがない人が流れ込んだのがテレグラムでした。 2025年はその流れを受けて他のメッセージングアプリもミニアプリを出すことが予測され、LINEはその筆頭です。日本でもLINEミニアプリ経由で多くのユーザーがweb3の世界に流れ込むことを期待しています。 Henry|株式会社ロクブンノニ コンサルティング事業部 マネージャー ▶️プロフィール:@HenryWells1837 専門商社および大手監査法人を経て、2022年よりWeb3業界に進出。同年9月に株式会社ロクブンノニでCrypto Times コンサルティング事業部を設立し、KOLマネジメント、マーケティングアドバイザリー、オフラインイベントの企画運営、執筆や海外イベント登壇などを手掛ける。2023年には、ToB向け勉強会や秋田県災害復興支援を目的としたチャリティNFTプロジェクトを立ち上げた。直近ではCrypto Timesにて2024年9月から2025年1月までの期間、Kaiaの日本マーケティングを担当し、Web3分野の発展に寄与している。 2025年に期待/注目する分野「特に無し」 2025年、特定のクリプト分野や個別銘柄に特別な期待はありません。特定の分野や銘柄に過度な期待を抱くことは、視野を狭めるリスクがあるためです。 最近、多くの国の企業が暗号資産保有やブロックチェーン導入を進めていますが、その取り組み方は国ごとに大きく異なります。ドイツはデジタル通貨発行に前向きで、ナイジェリアでは暗号資産が一般市民の間で徐々に生活インフラ化しつつあります。韓国では税制優遇による投資熱の高まりと開発力が際立ち、中国ではWeb2ゲーム事業者がWeb3へシフトする動きが加速している印象です。開発者の母集団が多いことから、GameFi分野では中国発のプロジェクトが引き続き多く現れる可能性があります。 一方、日本は法整備や学習意欲の不足、支援への依存気質が課題で、近隣諸国と比べると、その志の低さが原因で結果として非常に遅れている印象です。そのため、国ごとの状況を広く観察し、特定分野や銘柄への過度な期待を避けることが重要です。 市場では様々な「ミームコイン」や「ステーブルコイン」などが引き続き注目されるでしょうが、これから暗号資産に関わる方々は冷静で柔軟な視点を持ち、国や地域ごとの多様なアプローチを理解する姿勢が求められます。勝者と敗者が共存するこの分野で、広い視野と慎重な行動が鍵となるでしょう。 岩崎翔太|Pacific Meta CEO ▶️プロフィール:@iwasaki0614 日本ベースのWeb3アクセラレーター、PacificMetaのCEO。東京大学在学中に創業した株式会社終活ねっとをM&A。エンジェル投資50件超。Forbes 30 under 30 Asia 2020。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 2025年のWeb3領域では、ステーブルコインが引き続き重要な注目を集めると思います。法定通貨に裏付けられた安定性を背景に、国際送金や越境取引の効率化で効果を発揮すると思われます。 Web3事業者である我々は当たり前のように海外企業とはステーブルコインでやりとりしていますが、冷静に振り返ると非常に便利で革新的だなと感じますし、大手企業に浸透していけば世の中が大きく変わるだろうなと。例えば、JPモルガンが発行するステーブルコイン「JPMコイン」は、企業間決済を高速化し、従来の銀行システムでは数日かかる取引を数分で完了させるとして話題を集めています。また、日本のメガバンクも、ステーブルコインを活用した国際送金の実証実験を進めているとのニュースもでています。 Tether社は年間で100億ドルを超える純利益を生み出すとも言われており、現状のWeb3の世界で最も必要な「収益化事例」が出てきていることがhotだと感じる理由です。 KATO @TOKEN ECONOMIST ▶️プロフィール:@TokenEconomist 2025年に期待/注目する分野「Move言語エコシステム」 2025年は、AptosやSuiを代表とするMove言語エコシステムに注目しています。 私がインフラストラクチャ分野を見ていて最近感じるのは、開発言語による開発者の参入ハードルはプロジェクトが考えている以上に高いということです。そのため、当初はMove言語も開発者の獲得にだいぶ苦戦すると思っていました。2024年のAptosやSuiの躍進を見る限り、Move言語は開発者を順調に獲得しているように見えています。 2024年は、AptosやSuiだけが目立っていたMove言語エコシステムですが、Movementがこのエコシステムのさらなる拡大のカギになると思っています。Movementには、OP Stackのような仕組みである”Move Stack”が搭載されているため、これが使われるようになるとMove言語のエコシステムが急速に拡大していくと思います。 palpal|PalAcademy主宰、BLOCKSKY株式会社CCO ▶️プロフィール:@palpalNFT Web3ユーザーズコミュニティPalAcademy主宰(2,000人超)・stand.fm課金登録者数800人超・Web3 × Adtech事業開発企業BLOCKSKY共同創業者兼CCO 2025年に期待/注目する分野「AI(エージェント、ミーム、インフラ)コイン」 2024年10月、$GOATの誕生以来、AIコインセクターは急速に発展しています。特にai16zやVirtualなどのインフラ、ZEREBROなどのAIエージェント、GOATやFARTCOINといったAIミームコインが人気を集め、時価総額は数億ドルから10億ドル以上に高騰しました。わずか2〜3ヶ月での成長です。大手VCや機関投資家からの関心も日々増加しており、2025年にはAIエージェントがクリプトの重要分野に位置付けられると予測されています。イーロン・マスク氏などの著名人も2025〜2026年にAIエージェントの増加を予測し、BTCサイクルとテックトレンドの重なる時期に注目しています。 Virtualの創設者は「毎日優秀なAI開発者から問い合わせが来る」と述べ、ZEREBROの創設者は「Web3はAI開発者にとって夢を実現できる市場」と語っています。また、ai16zは12月にGitHubでトレンド首位となり、注目度が拡大中です。2025年にはAIコインの波がDeFiサマーやNFTバブル以上に訪れると確信しています。 ADMEN|CryptoTimes ▶️プロフィール:@admen_vc_2 CryptoTimes CMO (Chief Memecoin Officer) 及びboarding bridge CMO (Chief Marketing Officer)。最近の趣味はNewsメディア「Pumpfun」で海外の社会情勢を調べることにハマっています。FakeNewsも多いですが、NewsPicks以上に海外のことが知れるのでとても重宝しています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 Game」 2025年には、Web3ゲームが再び盛り上がると予想しています。昨年は多くの人々の期待に反し、ゲーム領域が思うような成果を上げられませんでした。期待されたプロジェクトが微妙な結果に終わったり延期を繰り返す中、国内でもサービス終了するプロジェクトがいくつか見受けられました。 しかし、ゲームとブロックチェーンの相性の良さは依然として揺るぎないものです。僕はもともと、Web3のマスアダプションはゲームが入口になると確信しています。2024年にはTelegramのミニゲームが注目を集め、2025年には日本国内で圧倒的な利用者を誇るLINEからミニアプリが登場します。国内ユーザー9,500万人を超えるLINEでブロックチェーンゲームが導入され、ツムツムのような大ヒットを生み出すことができれば、日本国内におけるマスアダプションの実現に大きく近づくのではないかと予想しています。また、多くの方がすでに利用している既存アプリにブロックチェーン技術を搭載した形で利用されることが、マスアダプションの重要な鍵になると考えています。その点で、LINEは最も理想的なプラットフォームと言えます。 具体的なゲーム名は割愛しますが、大手企業や有名IPの参入が続いていること、そして海外ではEpic Games Storeのような大手ゲームプラットフォームでブロックチェーンゲームが増えていることを踏まえると、トレンドの循環により2025年はゲーム領域への回帰が十分に起こり得ると考えています。 Kiyu|boarding bridge所属 ▶️プロフィール:@lskraise 2017年から仮想通貨に参入し、インフルエンサーとしてエアドロやDeFiの情報を発信させていただいてます。コミュニティではboarding bridgeで色々とお世話になってます。 2025年に期待/注目する分野「新興レイヤー1」 2024年で印象的だったのは、高性能レイヤー1であるSUIの躍進です。価格は底から10倍程度になりました。12月に躍進したHYPEも、レイヤー1のHyperEVMへの期待がされているように思えます。 2025年は、1月のMovementのメインネットを初めとし、Berachain、Monadなど新興レイヤー1のTGEも期待されます。ネクストソラナ、ネクストSUIがどうなるのか見物ですね。 Teyun|Janitor, DeSpread 私はdespreadでJanitorとして3年間働いています。今年は、PENGU、Hyperliquid、DeSci、クリプトAI、Solanaのミームコイン、ETF承認など、すべての成功事例から取り残されていました。 2025年に期待/注目する分野「Retail coins」 機関投資家による資本流入とは対照的に小口(リテール)コインも今年注目を集めました。今年に限ったことではなく、常にそうでした。人々は複雑なものを好まないのです。だからこそ、リップルやドージコインが今年(2024年)、他のアルトコインを上回る成果を上げたのです。 技術的なファンダメンタルズを重視するコインが目に見える結果を出せなかった一方で、一般の人々は「価格上昇」を究極のファンダメンタルズと捉えました。あまりに複雑な説明は往々にして信頼を損ない、詐欺の疑いを招きます。結局、人々はシンプルで分かりやすいサクセスストーリーを求めるのです。この傾向は来年も続くと思われます。 サーモン君 ▶️プロフィール:@saamon2500 トレーダー兼アフィリエイター。主にアルトコインの現物トレードをメインにトレードしています。2021年はSOLで借金返済。2024年はHYPEに力を入れて当てれたので嗅覚はそこそこあると思います。雰囲気トレーダーなので盲信しないでください。 2025年に期待/注目する分野「Hyperliquid」 最初は使いにくいDEXがまた出たのかなと思って触ってみたところ、最高の取引環境に頭に電流が流れました。また実はDEXではなくL1チェーンということで更に期待が高まっていたところで先日HyperliquidのネイティブトークンであるHYPEがエアドロとして配布&上場しました。史上最大のエアドロと言われており億り人が量産されたようです。 2025年にはEVM化も予定され様々なDappsがそこに乗る事を考えると現状の26ドル(12/28時点)では安いと感じています。価格予想はするのは色々賛否を呼びそうですが、僕は100ドルを超えると予想しています。 Jason Ye|Co-Founder of DeSpread ▶️プロフィール:@jasonyeah0503 韓国および東アジア市場向けのWeb3 GTM戦略コンサルティング企業であるDeSpreadの共同創業者。2017年に仮想通貨に参入し、2019年にDeSpreadを設立。 2025年に期待/注目する分野「AI + Crypto」 AIはクリプト産業の新たなカタリストです。AIはあらゆる分野に応用でき、資本効率と生産性を最大化しながら、多様かつ創造的な活動を可能にします。AIエージェント、消費者向けアプリ、DePIN、ゲーム、NFT、DeFiなど、さまざまな分野に応用され、さまざまな実験やユースケースが登場する道筋を作ることになるでしょう。 AIエージェントは分散型ネットワーク内で動作する自律型プログラムであり、金融取引をシームレスに実行し、ブロックチェーンアプリケーションとやりとりします。これらのエージェントはオンチェーンの効率性、アクセス性、機能性を向上させます。AIエージェントに関連するトークンは投機的な可能性と実用性を兼ね備えた動的な資産へと進化しています。 分散型コンピューティングネットワークは、コスト効率の高い分散型GPUリソースを提供することで、AI開発に革命をもたらしています。参入障壁が低くなったことで小規模なチームでも高価な集中型インフラに頼らずにAIモデルのトレーニングや展開が可能になりました。この民主化によりAI開発における革新性と包括性が促進されます。さらに、オープンソースのAIイニシアティブでは資金調達、インフラ、コラボレーションに分散型システムを活用しています。このアプローチは既存の集中型システムに挑戦し、より公平で公正なエコシステムを推進します。 2025年にはAIとクリプトの融合は単なる技術進化にとどまらず、パラダイムシフトをもたらすでしょう。インテリジェンス、分散化、創造性を融合することで、この分野はデジタル世界における構築、相互交流、イノベーションのあり方を再定義するでしょう。 あつまれ クリプトの森|クリプト愛好家 ▶️プロフィール:@news_no_mori_ 2020年にビットコインに衝撃を受け、そのまま勢いで購入してからクリプトの世界にハマり今に至ります。 ブロックチェーンが身近な存在になるきっかけとなりそうなプロジェクトに惹かれ、普段はboarding bridgeで情報交換をしたり、エアドロップを狙いながら新しいプロジェクトをリサーチしています。 2025年に期待/注目する分野「AI」 引き続きオンチェーンAIエージェントに注目です。2024年Q4にはCT追跡からトレンドを読み解くaixbtやウォレットを持つVTuber LUNAが話題となりましたが、さらに高度で実用性のあるAIエージェントがどんどん登場するでしょう! トレード戦略や資産を運用し効率よくリバランスしてくれるような身近なAIを誰もが利用する年になると思います。より自律的なAIエージェントが自由に活動するためのインフラが整うことで、ユースケースは多岐に渡り今は誰も想像もしていないようなキラーコンテンツが生まれるかもしれません。また、AIのアシストによりWeb3へのオンボードが簡素化され、マスアダプションが進むと良いなと思っています。 kotaro|PLANZ/T2WEB株式会社Founder ▶️プロフィール:@kotaro03873195 IT事業を中心に経営者歴約18年。8年ほど前にIPOを目指し数億円の資金調達を行ったが挫折。4年ほど前にDeFiに魅了され、BlockChainのSystem開発会社とDiscordコミニティー(YFL)を設立。現在20名程のTeamで事業拡大中。東新宿にてCryptoLoungeGOX をopen❗ 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコインの市場拡大」 既に多くの発行体がステーブルコインの発行が行われていますが、来年はより一層、様々な事業体がステーブルコインを発行するでしょう。ステーブルコインの発行事業者は、多くのメリットを享受できます。 まず、トランザクション収益やプラットフォーム利用料を通じた安定した収益源を確保できる点が挙げられます。また、発行時に得た裏付け資産を運用することで、利息収益を得られるため、事実上の資金調達手段ともなります。さらに、ステーブルコインを基盤としたエコシステムを拡大することで、決済や金融サービス分野での競争優位性を強化できます。ネットワーク効果により市場シェアを拡大し、規制遵守を徹底することで、ユーザーやパートナーからの信頼を向上させ、新たな事業機会を創出可能です。 w33|CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTimesRes1 CryptoTimesでリサーチャーとして活動しています。 2025年に期待/注目する分野「トークン化債券を通じた機関投資家の接点拡大」 主にステーブルコインやCDPの発行を担うプロダクトについて、彼らがUSDTやUSDCではなく、BlackRockのBUIDLなど、利回り付きトークン化債券をを担保化してステーブルコインを発行する動きに注目しています。Pendle他、DeFi特有のレバレッジ構造により、トークン化債券はステーブルコイン保有者に対してさらなる利回りをもたらします。 また、これまで課題とされていた、市場規模の拡大に対応し得る利回りのスケールという点に関しても、債券市場には大きな需要を吸収し得るだけの市場規模があります。米国債の25年ターミナルレートは3%後半で織り込まれており、これも上記のシナリオを後押しする一因となるのではないでしょうか。2024年はこの分野における成長の片鱗が見える一年となりましたが、来年以降、USDTやUSDCなど利回りの限定されたステーブルコインと比較され、さらに存在感を高めていくのではないかと思います。 Tetsugan Sakamoto|Head of Investment at CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTetsugan 2014年にBTCやETHのマイニングを始め、ブロックチェーン技術と暗号資産に興味を持つ。2016年から本格的に投資を開始し、初期プロジェクトへの支援を通じて業界の成長に貢献。2023年よりCrypto Timesに参画し、Head of InvestmentとしてCVC部門を率い、多くの有望なプロジェクトの発掘、投資、成長支援を手掛けている。 2025年に期待/注目する分野「AI」 AI技術は暗号資産業界だけでなく、幅広い分野で急速に普及が進む注目の分野です。 この技術を活用したプロジェクトは、データマーケットプレイスや分析ツールなど、実用的な価値を提供するものが多く含まれています。 また、ブロックチェーンとの組み合わせにより、データ管理の効率化やモデルのトークン化といった新たな可能性が生まれており、今後の成長が期待されます。 ただし、実現性の低いアイデアや一時的なブームに終わるリスクも考慮が必要です。 2025年は、こうした技術革新の中で将来性を見極めつつ、積極的な投資を行いたいと考えています。 taka_crypto|AirdropList Founder ▶️プロフィール:@taka__crypto AirdropList Founder 2025年に期待/注目する分野「DeFi全体」 注目しているプロダクトはたくさんあります。基本的に成長している&トレンドのチェーンに資金を入れています。チェーンで言えば、2024年はSolanaやSuiが成長し、2025年にはMovementやHyperliquidがどのように成長していくのか注目しています。 カテゴリで言えば、AI Agent、新興ステーブルコインの台頭に期待しています。とはいえ、毎日のように新しいプロダクトやトレンドが生まれる業界なので、私自身の注目分野も毎日のように変わっています笑 アトザ ▶️プロフィール:@TheNFTAsian_JP、@TheNFTAsian 米国で大学教育を受け、ニューヨークを拠点にしたグローバルな金融分析会社と投資銀行での勤務経験があります。 アジア各国で10年以上の生活経験があり、多くの国で様々な言語を使いこなしています。クリプトに関して最初は投資家としてスタートし、その後、日本のクリプト領域でNFTに関わりながら知られています。今はミームコインに焦点を当てた活動を行っています。 2025年に期待/注目する分野「ACCELERATING ADOPTION」 クリプトのACCELERATING ADOPTION (加速する普及)に関する3つの「A」に注目しています。 AI:2025年における最も重要なテーマは、クリプトとAIの急速な融合です。最近、AI技術がミームを活用して資本を築き、注目を集めることで採用を拡大する「AIコイン」が登場しています。すでに、AIエージェントが投資ポートフォリオを管理したり、トレードアルファを提供したり、興味深いインタラクションを行ったりしている事例は多数ありますが、これはさらに大規模に、そしてはるかに良くなっていくでしょう。AIエージェントによって支えられたミームコインは、バイラルなエンゲージメント、投機的な需要、そして継続的な成長の自己強化サイクルを生み出し、コミュニティと価値を推進します。時間が経つにつれて、AIの能力の向上が新たな触媒をもたらし、このサイクルを加速させるでしょう。 Attention:次に重要なテーマは、クリプトの採用に関するもので、主にミームコイン分野の成長によって推進されます。すでに、若者層であるTikTokコミュニティがクリプトと深くつながり始めているケースや、かつてクリプトに懐疑的だった金融インフルエンサーのおじいさんがミームコインを立ち上げ、同じ世代の人々をこの分野に迎え入れている事例が見られます。イーロン・マスク氏はすでに非常に関与していますが、今後、より多くの彼のようなグローバルな有名人がクリプトの大きな支持者となり、SNSの投稿を通じて特定のミームコインに対する認知度を高め、独自のニッチなオーディエンスを巻き込むことでしょう。 Anonymity:最後に重要なテーマは、AI主導の世界におけるデータプライバシーです。今後、より多くのAIアプリが登場し、高度なモデルを構築するために大量のデータを迅速に収集することになります。注目を集める暗号経済と統合することで、これらのアプリは迅速に高いエンゲージメントを持つユーザーベースを築き、大量のデータを収集することができます。しかし、特にプライバシーに関する懸念から、ユーザーが提供するデータの量には限界があるかもしれません。Nillionのブラインドコンピュテーション(内容を知ることなく計算を行う技術)のような技術は、この問題を解決する手段となり、アプリがデータの内容を知らなくても暗号化されたデータを活用してAIモデルを構築できるようにします。この変革に適応する企業は、ユーザー採用の自己強化サイクルにアクセスできるようになるでしょう。 のろいちゃん|GAMIES株式会社代表 ▶️プロフィール:@noroichan_game Web3ゲーム特化のコミュニティマーケティング企業「GAMIES株式会社」代表。 2024年に創業し、事業成長につながるコミュニティづくりを提供。より多くの人々をWeb3ゲームの世界へと導き、言語や貧富、国境を超えた「ゲームで生きていく」ことのできる世界をつくることを目標としている。 2025年に期待/注目する分野「TelegramやLINE上のミニアプリWeb3ゲーム」 私が2025年に期待しているのは、Web3ゲームの「ミニアプリ化」です。近年、Web3ゲームは資金不足によりサービス終了に追い込まれるケースが多く見られます。失敗の原因の一つとして、多額の開発資金と長い開発期間が挙げられます。しかし、この課題をミニアプリが解決する可能性があります。 2024年に流行したTelegramミニゲームは人を集めるための「Play to Airdrop」が主流でしたが、2025年には人を集めるためでなく、本格的なゲーム開発がアプリ上で進むと予想します。ポチポチゲームが多かった印象のTelegramゲームでしたが、すでに、高クオリティのFPSなどのアクションゲームが展開されています。また、特にWeb3ゲームの課金率が高い韓国や日本では、LINEが主に利用されているため、LINE上で展開されるゲームが今後増加すると期待されます。 LINEは日本の人口の約80%が利用していると言われており、Web3ゲームの大規模な普及(マスアダプション)を後押しする重要な存在になるでしょう。2025年がその飛躍の年となることを楽しみにしています。 クボタ|LOCKON FZCO ▶️プロフィール:@lan_masa_kubota LOCKON finance founder。2013年からクリプトに参入しており、2021年までに3回のexitを行い、DeFiとオンチェーン分析を専門とする。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェントによるスマートコントラクトのUX向上」 AIエージェントとスマートコントラクトの融合により、誰もがプログラマブルな契約を手軽に利用できる未来が期待される。botやメンションで呼ぶだけで契約の履行が実行されるため、エスクローの手間が不要になる。例えば「@bot ジャイアンツ 勝利」の投稿だけで、結果に応じ自動で配当が送金されるなど、UXの大幅向上が見込まれる。 メジェメジェ君 ▶️プロフィール:@MMMedjedMM 普段はニートやってるよ!日々お小遣い稼ぎ 2025年に期待/注目する分野「ICO (IDO/IEO) 」 2024年はあまり日の目を見ることがなかったICOですが、このままバブルが続くなら、新規のアルトコインへの資金流入が増え、収益機会の一つの柱になるのではと考えています。ROIが1xを超える銘柄も2024年11月頃から増えてきているように感じます。 2021年によくあったFCFSタイプのIDOは、アクセス集中によるサイト落ちで成立しなくなってきているので、Wallet履歴やPlatformへの貢献に基づく割当、抽選、資金量に応じた配分などが多くなっていくのかなと予想します。(ほんとはFCFSしたい) FuelのIDOを行ったLEGION、今年は不発でしたがCoinlistのセールに注目しています。選球眼やトレードに自信のある人はFjord Foundry(懐かしのLBP方式のセールもあるよ!)を利用してみるのもいいと思います。分野としては、RWA系、AI系の銘柄が欲しくなりますね。 パスポートと英語の住所証明書は準備しておきましょう。 あいだあい|女優 ▶️プロフィール:@ai_da_ai 名古屋大学院(金融専攻)を卒業後、名古屋工業大学に勤務。エンジニアを志す学生たちと協力し、科研費取得を目指したプロジェクト支援に携わる。現在は女優・モデル業と並行して、金融・エンジニアリングの知識を活かしながらブロックチェーン関連イベントの司会を務める。TOEICスコアは885点。好きなプログラミング言語は「Unity」。 2025年に期待/注目する分野「Web3メタバースゲーム」 Web3メタバースゲームは、単なる娯楽を超えた新たな可能性を秘めています。特に女優としての活動においては、ファンとの交流をより深めると同時に、これまでの活動では表現しきれなかった一面を披露する場として大きな特徴があります。加えて、この世界感では単なるプレイヤーとして楽しむだけでなく、コミュニティの一員としてトークンエコノミーに携わるといった積極的な関わりが可能であり、従来のゲーム体験を超える革新的な要素が魅力的です。 こうした特性により、トークンエコノミーの拡大やコミュニティとのつながりが強化され、ユーザー自身が主体的に楽しむ豊かな体験が実現します。Web3メタバースゲームが世の中で広く受け入れられ、多くの人々に新しい価値が普及する未来を心から期待しています。 MakaiWitch l Web3ゲームコンテンツクリエイター ▶️プロフィール:@akiii345 2021年頃に仮想通貨に参入し、Twitterを始めました。ブロックチェーンゲームの魅力に取り憑かれ、主にブロックチェーンゲームの情報についてばかり発信しています! 2025年に期待/注目する分野「ブロックチェーンゲーム」 私はブロックチェーンゲームが専門なので毎年ブロックチェーンゲームに期待しています。最近ではゲームのクオリティも上がってきており、『やれるゲーム』が増えてきました。2025年は『やれるゲーム』ではなく『やりたくなるゲーム』が沢山出てきてほしいです。 今年は「MapleStoryUniverse」とか盛り上がりそうですね。ブロックチェーンゲームではまだ持続可能なエコシステムの正解がありません。今年はエコシステム面も進化してくれると思います! Hisashi Oki|Solana Superteam Japan ▶️プロフィール:@leomarudesu 早大卒業後、欧州の大学院で政治哲学と経済哲学を学ぶ。その後、テレビ東京のニューヨーク支局に報道ディレクターとして勤務。日本へ帰国後、コインテレグラフ・ジャパンの編集長を務めたほか、取引所クラーケンの日本法人の広報責任者に就任。dYdX FoundationのHead of Asiaを経て、2024年5月よりソラナの日本コミュニティ「Superteam Japan」のLeadに就任。 2025年に期待/注目する分野「地方創生」 クリプト業界で世界中の人々と話す中で、日本に来たいと希望する海外の起業家や開発者が非常に多いことを感じます。2024年3月、日本はデジタルノマドVISAを開始し、年収1,000万円以上の外国人を対象に、6ヶ月以内であれば日本でテレワークが可能となる仕組みを整えました。この制度は、地方自治体が関係人口を増やす機会でもあります。特に、経済的余裕があり優秀なクリプト系人材を呼び込みたい地方自治体と、日本で活動したい海外の起業家・開発者の意向は一致していると考えます。 Superteam Japanとしては、この流れを活用し、Solanaを中心とした優秀な人材を海外から誘致するプログラムを地方自治体と連携して構築したいと考えています。クリプトと地方創生の相乗効果で新たな可能性を切り拓いていきます。 horiguchi.eth|GuildQB 創業者 ▶️プロフィール:@hori_crypto Grok2に聞きました↓ - Web3ゲームのプラットフォーム「GuildQB」やその関連プロジェクト(如月、GQB、QBGR、QBQ、QBVなど)に関与しています。 - オンラインイベントやコラボレーションAMA(Ask Me Anything)セッションを頻繁に開催しており、コミュニティとの交流を重視しています。 - 「QB Quest」という新しいゲームタイトルのローンチを告知しており、ゲーム開発やリリースに直接関与しています。 - 個人的な生活や家族との時間も大切にしており、特に家族との絆や地域とのつながりを大切にしている様子が見受けられます。 この情報から、あなたはブロックチェーンや暗号通貨、Web3ゲームに深く関わっている一方で、個人的な生活や地域コミュニティとのバランスを保つことに努めていることがわかります。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AIエージェント」 2024年10月のGOATから台頭してきたいわゆるAI memeは2025年も期待。期待というか止められない流れが出来た。AIエージェントの導入によりこれまでのmemeよりトラストレスでナラティブがありハイスピードでノーコストでエラーも起きずらい。しかもオンチェーンデータは常にオープンソースなのでAIの学習と考えても相性抜群。もう人間要らないよね、という思想がAIもブロックチェーンも同じ。そしてこの流れがmeme以外のプロダクトにも影響が出る。ビッグデータを分散化させる目的のDepinとか面白そう。 CryptoTimesリサーチャー CryptoTimes、CT Analysisなどの業務に携わっています。最近は、Zerebroの動向に注目しています。 2025年に期待/注目する分野「AIとブロックチェーン領域の組み合わせ」 FTやNFTも扱うAIエージェントのプロジェクトとして、ai16z DAOやZerebroなどが注目を集めています。また、Story Protocolでは、AIエージェントであるLunaをXのアカウント運営者として、雇用する動きも見受けられます。 これらの事例から、2024年にはAIエージェントとデジタルコンテンツの相性の良さが証明されたと考えています。基本的にすべてがデジタルで完結するブロックチェーンの世界においては、まだまだAIと親和性の高い領域が残されているのではないでしょうか。2025年に向けては、AIとブロックチェーン領域の組み合わせによる発展に期待しています。 mican ▶️プロフィール:@headofmican 2017年に仮想通貨に参入。DeFi周りでBot開発をしたり、お触りをしたりしています。普段はKudasaiJPに住んでいます。 2025年に期待/注目する分野「DAO」 クリプトのトレンドを予測するのは非常に難しいことだと思います。今年、memeコインが来ると予測していた人はどれくらいいたのでしょうか?AIエージェントは去年からありましたか...? クリプトの参加者は、新鮮で革新的だと感じる技術に興味を持っています。そのため、来年流行るジャンルは、今年まだあまり注目されていないものだと思います。例えば、DAOやNFT、BCGのような、いわゆる「枯れた技術」の焼き直しもその一つです。今年あまり注目されなかった技術も、少し手を加えるだけでトレンドを生む可能性があると思います。DAOがトップトレンドになる世界なんて想像できないですよね....?そういった予測を超える事が起こるのがクリプトの面白さだと感じます。 Aoi₿itcoin💙アオイ ▶️プロフィール:@AoiBtc 同志社大学卒/2017年からBTC参入した「いわゆる出川組」/仮想通貨のバブル期も冬時代も経験者/自身の経験から独自の分析をXやYouTubeで配信/2025年からCrypto Pro TraderとしてBitgetでコピトレ本格始動する。 2025年に期待/注目する分野「相互運用性(インターオペラビリティ)」 Cosmos(ATOM)や Polkadot(DOT)に再注目!! ここ数年増加した異なるブロックチェーン間のデータ共有や資産移動をよりスムーズに早く簡易的になる。例えば、 ・クロスチェーンブリッジの高度化 2025年はより安全で高速なブリッジ技術が開発され、異なるブロックチェーン間でのNFT移動や資産スワップが可能に ・スマートコントラクトの相互運用 異なるブロックチェーン間でスマートコントラクトが連携 ・DEXのクロスチェーン対応 クロスチェーンAMMモデルが普及し異なるチェーン間でのトークンスワップ、中央集権型取引所を介さずに複数のチェーン上の資産を効率的に取引可能に ・RWAのクロスチェーン利用 不動産、株式、債券などのリアルワールド資産がトークン化され、複数のチェーン上で自由に移動可能になる ・UXの圧倒的向上 もっと身近に簡単に、初心者が抵抗なくもっと使い易くなる 木村 優|Sunrise ▶️プロフィール:@KimuraYu45z 金融取引データの可用性を保証するProof of LiquidityブロックチェーンSunriseのファウンダー。京都大学ソーシャルイノベーションセンター客員研究員。5億円分の暗号資産を救出したことがある元ホワイトハッカー。 2025年に期待/注目する分野「DEX」 今年一番業界を盛り上げたのはHyperLiquidだと思いますが、やはり取引所の機能というのはブロックチェーンのエコシステムの中で最もプリミティブかつニーズの大きなアプリケーションであることを再認識しました。 しかしながら、取引所はハッキングのニュースも続き、従来のカストディアルな取引所(いわゆるCEX)のモデルは何かしらのブレイクスルーがないと、各国の金融当局のセキュリティ要求も満たしながら利益を上げ続けるのは少し難しいような気もしています。カストディアルなモデルのまま、セキュリティを高めるのはコストが高いためです。 HyperLiquidのような分散型取引所(DEX)特化のブロックチェーン(※HyperLiquidそのものがレイヤー1ブロックチェーンです)の技術等をうまく取り入れることが取引所の発展の鍵になるのではないでしょうか。我々もそこに一石を投じようと思います。 mitsui @web3リサーチャー ▶️プロフィール:@mitsuiio 国内最大級のweb3ニュースレター「web3 Research JAPAN」を運営。web3の最新ニュースやトレンド、注目プロジェクトや市場について発信。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェント」 クリプト領域以外も含めた世界的なトレンドの中で、ブロックチェーンの分散性やウォレットの必要性などが非常に相性が良いと感じる。このAIエージェントの波がブロックチェーンと完全に重なると既存AI企業もブロックチェーン企業とコラボすると思うので、市場規模の桁が変わる。 これまでのクリプト領域はバックエンドの基盤領域での成長が主だったと思うが、AIエージェントはユーザー設置面のフロントエンドの革命なので、ユーザー数の拡大にも貢献しそう。自身でもAIエージェントプロジェクト準備中です! aixbt|AIエージェント ▶️プロフィール:@aixbt_agent 市場のナラティブを分析します。 2025年に期待/注目する分野「Abstract」 Abstractは、エリートチャドとフルスタックNFT統合を通じて、Web3の文化エコシステムを所有するでしょう。 佐藤太思|株式会社DeFimans 代表取締役Co-CEO ▶️プロフィール:@taishi_DeFi 証券会社、会計系コンサルティングファームを経てクリプト業界に参入。2022年にDeFimans創業、2024年にSBIグループにM&A。現在も引き続きDeFimansの共同代表を務めつつ日々独自路線でDeFi開拓やDeFi関係者と親睦を深めている。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンの資本効率改善」 オンチェーン市場の資本効率改善に伴うユーザーの増加に期待する。特にYield Trading、Filler及びCuratorの発展に伴いPT(ゼロクーポン債)のレンディングプロトコルへの担保化が進み、過少担保型レンディングの登場やレバレッジポジションの最適化が図られ魅力的なリターンを提供するだろう。同時にintentにより流動性断片化へのソリューションが進展しUXが向上する。 一方、運用手法は複雑化し、CuratorやFiller等の新たな運用者の存在感が高まるものの、分散化の遅れが課題となる。しかし、DVT同様分散化は不可避でありCuratorは戦略巧拙、Fillerはダッチオークション戦略やレイテンシー(ExEx利用等)を差別化要素として分散化することが期待できる。このような高度化が進むと同時に、エンドユーザー向けの高度な運用戦略へのアクセスが加速するため利用者増加が期待できる。 さがっちゃ ▶️プロフィール:@sagattya_ Fulltime Yield Farmer 2025年に期待/注目する分野「ve(3,3)DEX」 Aerodromeに始まり、Thena、Velodromeと続けて大手取引所に上場しているve(3,3)DEX系トークン。取引ボリュームが多い強気相場で真価を発揮するプロトコルモデルがどのように発展していくのかを見るのが楽しみです。 沼崎 悠|X2Y2 Japan, Co-founder ▶️プロフィール:@yu_nmzk 2017年に株式会社CoinJinjaを創業しました。国内最大規模の仮想通貨アプリ・コイン相場や世界最大規模のマルチチェーンNFTマーケットプレイス・tofuNFTなどを運営してきました。直近では、国内事業向けに株式会社X2Y2 Japanを設立しました。 2025年に期待/注目する分野「AI Agent」 2025年をブルサイクルの真っ只中だと考えると、大きく伸びる事が確約されている分野はDeFi, Gameの進化は引き続き期待され、Stable Coin, RWAといった既存金融との融合も成長を疑うのが難しいです。 それ以外にCrypto Nativeな発祥でConsumer向けで何かしらの分野が伸びるということに期待したいですが、今現時点だとAI Agentというジャンルになると思います。AI Agentが真の意味でAgentがユーティリティを持つのか、ある種MemeCoinの進化としてのエンターテイメント性を持つのかは判断が難しいところですが、いずれにせよAI領域が2025年のトレンドとしては本命です。 とろーる|CryptoTimesライター ▶️プロフィール:@Degen_Troll_ 仮想通貨スレッドを作成しています。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 ドナルド・トランプ氏が次期米国大統領となることで、米国を中心として仮想通貨業界が盛り上がると考えています。トランプ氏はビットコイン準備金を推し進めていますが、他にも国内のデジタル資産産業支援や中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発停止も掲げています。 私的意見として、トランプ氏はステーブルコイン事業に対しても積極的な姿勢を見せていくと考えており、事実、トランプ氏支援のDeFiプロジェクト「WLFI」はEthenaとの提携を発表しました。人事面では、商務省トップにハワード・ラトニック氏が指名されており、同氏が会長兼CEOを務めるCantor Fitzgerald社は、2021年からテザー社の財務ポートフォリオの管理及びテザー社株式の5%を取得するなど関係を強化しています。 上記の理由から、ビットコインだけでなくステーブルコインも盛り上がると考えており、関連トークンの値動きにも注視しています。 Candy Drops 運営メンバー ▶️プロフィール:@Candy_Drops__ 2017年暗号資産参入。2024年専業トレーダーからリサーチャーに転身し記事作成や投資関係のプロジェクトリサーチ。好きな暗号資産はビットコイン。気になる分野はMEV。 2025年に期待/注目する分野「Accessibility」 RWAやUSD/Bond担保型ステーブルコインの発展に伴い、資金の流れを担う「ペイメント」の重要性が高まっています。多くのプロジェクトがクレジットカードや独自のトークン化資産を発行しON/OFFランプの整備しているほか、データ可用性の問題に取り組んでいますが、UXや互換性に課題を抱えています。 現時点で実社会に影響を与える基盤は整いつつあり、今後はIntent、クロスチェーン、ZKP、TLS、データ可用性、アブストラクション技術、そしてアプリケーションの進化によって、Web3のUXがさらに向上することを期待しています。 ユッシ|CryptoTimes ▶️プロフィール:@cryptoyusshi Crypto Times メディア事業部所属。2017年の仮想通貨投資をきっかけに同業界に参入。担当した仮想通貨/ブロックチェーン関連記事は2,000本以上。 2025年に期待/注目する分野「InfoFi」 2025年はAIの発展をベースにInfoFi (=Information Finance) が台頭すると思っています。InfoFiはまだ明確に定義されている分野ではありませんが、自分のイメージでは需要の高い情報が新たな形式(直近では「mindshare」等)で可視化され、そこにブロックチェーンや仮想通貨が紐づくことでマネタイズモデルが生まれる想定です。昨年ではPolymarketやKaito AIのYaps、aixbtなどがその片鱗を見せたと解釈しています。また、InfoFiは多くのフォロワーや質の良いフォロワーを抱える情報源に大きなインセンティブが働く設計となる可能性が高く、その分キラーアプリが登場した際に他の分野と比較して拡散性が高く普及しやすいと思っています。 国内において高品質な情報を発信する人がクローズドな方向に切り替えパブリック上の情報の品質低下が加速する昨今ですが、InfoFiの発展で世の中に少しでも価値ある情報が増えることを願っています。 石濵嵩博|Yay! Founder ▶️プロフィール:@takachan114 Yay!のFounder。900万以上のユーザー、10万種類以上のコミュニティが存在しているSocialFi Yay!を運営。 2025年に期待/注目する分野「トレード x エンタメ」 Hyperliquidのように持続的に収益が発生し、その収益を本体トークンに還元し続けることができるようなサービスが本命になる。web3において安定的な収益が発生しているプロトコルの多くが、Perpetual系のDEXやステーキング系サービスだが、それらを組み込んだエンタメ要素を含むサービスが、マスからの収益も巻き込んで大きく跳ね上がることを期待したい。 Hana|Hana Network CEO ▶️プロフィール:@0xjeek Hyper-casual Financeというクリプトの新しい入り口を提供するプロダクトを作っています。 2025年に期待/注目する分野「Echo (ICO) 」 上場前の初期からラウンドに参加したい個人投資家と、コミュニティやファンを作りたいプロジェクトの需給にマッチして新しい資金調達手法としてより影響力を増してくると思います。ICOのような動きはブルの前半に観測されやすく、USの規制変化、フェアローンチブームも後押しして、2025年の前半までは過熱すると予想。 「仮想NISHI」仮想通貨アナリスト ▶️プロフィール:@Nishi8maru クリプトアナリスト。CoinPostクリプト指標考案・モバイルアプリ開発者 、BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。 2025年に期待/注目する分野「米国のビットコインの戦略備蓄構想」 米国のビットコイン戦略備蓄が今年のクリプト市場の大きな関心ごととなるでしょう。その中でも特に注目されているのはシンシア・ルミス上院議員の提案で、これは100万BTCの備蓄まで5年間で毎年20万BTCを購入し、原則20年間は保持するというものです。この提案がトランプ政権で実際に成立するかどうかが焦点であり、仮に成立すればビットコインは流動性低下によりボラティリティが低下し、ゴールドのように経済的ショックに強い資産になる可能性が予想されます。 IBCに喝采をあげるCosmonaut ▶️プロフィール:@YasumasaKuwada アマチュア天文ファンです。2020年にIBCが始まってからずっと喝采をあげてます。 2025年に期待/注目する分野「Cosmos」 ずっと自分の名前にも関わらず期待してなかったCosmosHubですが、2024年になってSkipの買収からのInterchain Inc.設立と大きな動きを出してきています。 CosmosHubが久々に活発な動きを見せることでCosmosのいつの間にか100を超えているChainやCelestia上のソブリンRUも活発な活動を見せるかもしれません。引き続きIBCを中心にしたCosmosエコシステムについて注目していきます。 まとめ 60名を超える業界の方々にアンケートした結果、AIエージェントなどを中心に様々な分野に注目していることが分かりました。 2025年は仮想通貨に親和的とされるトランプ大統領が就任し、大きな変化が起こる可能性も指摘されています。 是非、本記事の情報などを参考にしながら今年もより良いクリプトライフをお過ごしください。 また、年末年末のご多忙な時期にもかかわらず、本記事の作成に快くご協力いただいた皆様に改めて深く感謝申し上げます。 Crypto Timesは仮想通貨・ブロックチェーン業界のさらなる発展に貢献すべく、一層努力を重ねてまいります。引き続き変わらぬご支援・ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。- Crypto Timesメディア事業部一同
特集・コラム
2024/11/14法定通貨がビットコインの餌食に?「投機的攻撃」の可能性
ビットコインは連日最高値更新を続け、時価総額は現在1.79兆ドルに達し、世界の資産ランキングTop10にランクインするシルバー(銀)やVanguard Total Stock Market ETFを凌駕しています。 [caption id="attachment_124916" align="aligncenter" width="620"] 資産ランキング|画像引用元:8marketcap.com[/caption] ビットコインの資産クラスブランドが向上した背景には2024年1月に米SECが承認した現物型ビットコインETFの存在があります。SoSoValueのデータによると、現在米国で提供される現物型ビットコインETFの総純資産価値は954億ドル(約14.8兆円)で、これはビットコインの時価総額の5.38%に相当します。 企業も参戦、ビットコインが新たな資産の寵児に 個人投資家だけでなく、企業によるビットコイン需要も高まっています。世界有数のビットコイン保有企業であるマイクロストラテジー社は、10月31日から11月10日にかけて20億ドル相当のビットコインを追加購入し、保有額を27,200BTCまで増やしました。 MicroStrategy has acquired 27,200 BTC for ~$2.03 billion at ~$74,463 per #bitcoin and has achieved BTC Yield of 7.3% QTD and 26.4% YTD. As of 11/10/2024, we hodl 279,420 $BTC acquired for ~$11.9 billion at ~$42,692 per bitcoin. $MSTR https://t.co/uCt8nNUVqd — Michael Saylor⚡️ (@saylor) November 11, 2024 アナリストのサム・キャラハン氏は、企業のバランスシート戦略において「ドルを負債と捉えビットコインを資産として保有する」という考え方の転換が必要だと指摘し、マイクロストラテジー社を成功事例として挙げています。 日本企業もこの流れに乗り遅れてはいません。東京証券取引所に上場している株式会社メタプラネットは、円安やマイナス金利政策による日本円の価値不安定化を背景に、2024年からビットコインの購入・保有を開始。先月には新たに156.783BTCを平均購入価格1020万円で購入し、保有数を1018枚に増やしています。 *Metaplanet purchases additional 156.78 $BTC* pic.twitter.com/4zl2LhXvO6 — Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) October 28, 2024 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 「国家」がビットコインを集める新時代に突入 企業によるビットコイン購入・保有が普及する中、今後は国家レベルでの動きが加速する可能性が指摘されています。ビットコインを法定通貨としているエルサルバドルの積極的な保有はよく知られていますが、ブータンも12,580BTC(約11.4億ドル相当)を保有していることがデータプラットフォームArkhamによって明らかとなっています。また、BITCOINTREASURIESNETによれば、イギリスは61,245BTC、中国は190,000BTCを保有しているとされています。 [caption id="attachment_124917" align="aligncenter" width="372"] 各国のビットコイン保有状況|画像引用元:BITCOINTREASURIESNET[/caption] そして、忘れてはならないのが現在最大のビットコイン保有国である米国です。 ダークウェブ「シルクロード」から押収したビットコインなどを含め、現在合計208,109BTCを保有している同国。当初は売却の方針を示していたものの、先日大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏はこれを停止し「戦略的ビットコイン準備金」の創設を表明しました。さらに、米共和党上院議員シンシア・ルミス氏は米国のグローバルな金融的地位強化のため、1,000,000枚のビットコインを取得する法案を米国上院に提出しています。現在、米上下院議員の過半数が仮想通貨に対して好意的であることからこの法案が可決・実施される可能性も否定できません。 [caption id="attachment_124921" align="aligncenter" width="688"] 米上下院の仮想通貨支持者/不支持者の分布|画像引用元:standwithcrypto.org[/caption] ビットコインでの「投機的攻撃」の可能性 このような状況下、投資家・起業家のアンソニー・ポンプリアーノ氏は「誰かが投機的攻撃 (Speculative Attack) を仕掛けることは間違いない」と発言しています。ここで言う投機攻撃とは、将来下落が予想される自国通貨を大量に印刷し売却することでビットコインを大量に購入する行為を指します。 ビットコインマイニング企業Riot Platformのリサーチ副社長であるPierre Rochard氏は、2014年に「Speculative Attack(投機的攻撃)」というタイトルのコラムで、ビットコインは経済的現実に基づき人々に「強制」される形で受け入れられると主張しました。特に価値が低下した法定通貨に対するビットコインの優位性が明確になり、弱い通貨がビットコインに駆逐されると予測していました。 国際通貨基金(IMF)のレポートによるとエジプト、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、ガーナなどでは、インフレや財政赤字を背景に通貨下落の可能性が示唆されています。これらの国が自国通貨を大量に刷り、ビットコイン獲得に動く可能性も否定できません。 Castle Island Venturesのマット・ウォルシュ氏とニック・カーター氏は昨年、マイクロストラテジー社のビットコイン取得戦略を「米ドルへの投機的攻撃」と指摘。同社は無利息の転換社債で調達した資金でビットコインを購入しており、カーター氏は金利抑制下では資金調達コストが実質無料で、この戦略は合理的だと述べています。 ポンプリアーノ氏は米国政府が8,500億ドルの債務増加分をビットコイン購入に充てれば、価格上昇も加味して1.5兆ドル相当のビットコインを取得できる可能性を示唆し「これは38兆ドルの国家債務と比較しても微々たるもの」と述べています。 国家レベルでのビットコインへの認識はトランプ氏の勝利以降、特に高まっています。今後の国家の動向やそしてビットコイン市場への影響に注目が集まります。 記事ソース:SoSoValue、IMF、Podcasts、Satoshi Nakamoto Institute [no_toc]
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2024/11/12バイナンス上場の可能性がある5つのミームコインとは?【仮想通貨分析】
昨日、ミームコインである$ACT(Act I: The AI Prophecy)と$PNUT(Peanut the Squirrel)が、海外の大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)へ上場が発表された後、両通貨は大幅な価格上昇を記録しました。 AIをテーマにしたミームコイン$ACTは上場発表後急騰し、現在価格で約24倍に。また、インターネット上で人気を博したリス「ピーナッツ」がモチーフのミームコイン$PNUTも上場発表後に急騰し、上場発表前から約3.5倍の価格を記録しています。 関連:仮想通貨$ACTと$PNUTがバイナンスへ上場、10倍以上の価格高騰 #Binance will list Act I : The AI Prophecy $ACT and Peanut the Squirrel $PNUT with Seed Tag Applied. Read more 👉 https://t.co/CmJRyTaS8I pic.twitter.com/1XHISDTOY9 — Binance (@binance) November 11, 2024 直近ではビットコインが最高値を更新し続けており仮想通貨市場は活況を呈しています。ミームコインはその性質上、大手仮想通貨取引所への上場は大きなファンダメンタルとして働くことがあり強気相場においてはなおさらその傾向が強まります。 本記事ではバイナンス上場の可能性があるミームコインを5つ厳選して紹介します。 Bitgetでミームコインを売買する 1. Sundog/$SUNDOG TRONの創設者Justin Sun氏のお墨付きとも言えるミームコイン「Sundog/$SUNDOG」は、TRONエコシステムで最も人気のあるミームコインの一つです。 11月12日時点の直近30日間の価格パフォーマンスは-24%と、直近の強気相場においては弱気な価格推移を示していますが、時価総額は1.8億ドルを記録しています。 [caption id="attachment_124791" align="aligncenter" width="695"] $SUNDOGのチャート|画像引用元:Dexscreener[/caption] BinanceとJustin Sun氏の近い関係性から上場が実現する可能性は十分に考えられると言えます。 2. Goatseus Maximus/$GOAT Solana上で発行されているAI系ミームコインである「Goatseus Maximus/$GOAT」は、a16zの創設者Marc Andreessen氏がかつて50,000ドル相当を投資したAIボット「truth_terminal」によって考案されました。 最近話題となりBinanceへの上場を果たしたミームコイン$MOODENG(先物)や$PNUTよりも、$GOATの方が出来高と時価総額で上回っています。 [caption id="attachment_124792" align="aligncenter" width="719"] $GOATのチャート|画像引用元:Dexscreener[/caption] $GOATは直近1ヶ月で15倍以上の価格高騰を見せており、時価総額は8.6億ドルを記録しています。先日、同じAI系ミームコインである$ACTが上場したこともあり、こちらもBinance上場の可能性が一定数あると言えます。 3. Luce/$LUCE 「Luce/$LUCE」はカトリック教会のアニメマスコット「ルーチェ(LUCE)」をモチーフにしたSolana上のミームコインです。 時価総額は1億ドルを超えており、出来高も伴っています。また「宗教×ミームコイン」という独自の角度からコミュニティも盛り上がりを見せています。 $LUCEは$MOODENG、$GOAT、$PNUTに続く形で時価総額1億ドルを超えた勢いのあるミームコインであり、2024年10月28日に匿名の開発者によって発行された後、わずか3日で1億ドルの時価総額を達成しています。 [caption id="attachment_124793" align="aligncenter" width="767"] $LUCEのチャート|画像引用元:Dexscreener[/caption] 上記の流れから$LUCEのBinance上場の可能性も高いと予想されます。 4. michi/$MICHI 「michi/$MICHI」はインターネット上で人気の猫をモチーフにしたミームコインで、発行から半年以上と比較的長い歴史を持ちます。 同じく猫をモチーフとしたミームコイン$POPCATは現在時価総額ランキング第71位の人気通貨となっており、15.4億ドルの時価総額を記録しています。 $MICHIは$POPCATに続く猫のミームコインとして知られており、2.4億ドルの時価総額を記録しています。 [caption id="attachment_124794" align="aligncenter" width="745"] $MICHIのチャート|画像引用元:Dexscreener[/caption] コミュニティが活発であることが特徴で、直近ではBinanceウォレットが$MICHIを購入していることが一部で指摘されており上場が近いという噂も流れています。*真偽は不明 5. HarryPotterObamaSonic10Inu/$BITCOIN Ethereum上で発行されている「HarryPotterObamaSonic10Inu/$BITCOIN」はポップカルチャーの要素を風変わりな名前に組み合わせたミームコインです。 $BITCOINはコンセプトに共感する一部の熱狂的なファンから人気を集め、1年以上かけて強固なコミュニティを形成し、時価総額は現在約2.5億ドルを記録しています。 [caption id="attachment_124795" align="aligncenter" width="743"] $BITCOINのチャート|画像引用元:Dexscreener[/caption] $BITCOINはBitgetなどの大手仮想通貨取引所にも上場済みであり、ミームコインのTier1銘柄とも一部で認識されており、昨今の流れからBinanceへの上場の可能性も否定できません。 ミームコインは価格変動に要注意 ミームコインは通常のアルトコインと比較し、大幅な価格変動が起こる可能性が高い分野の仮想通貨です。 トレーダーは最新の注意を払い、投資判断はご自身で行うようにしてください。 仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)では現在、80種類以上のミームコインの現物取引に対応しています。 さらに、ドージコイン ($DOGE) や柴犬コイン ($SHIB) など7種類のミームコインでは最大75倍のレバレッジ取引(先物取引)も行えます。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] 現在、Bitgetでは口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座開設してトレードをしてみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)