【インタビュー】BlockCloud CEO 明さんにプロジェクトインタビュー
アラタ | Shingo Arai
今回は、国内外でも注目を浴びているICO BlockCloudに関してCEOである明さんにインタビューを実施いたしました。
BlockCloudが現状どういうことを課題としているのか、そして、それに対するソリューションとは?CoDAGとは?などに関してインタビューを実施しました。
BlockCloudとは?
BlockCloudは、ブロックチェーン x IoTのエコシステムを作ろうとしているプロジェクトです。
現在のIoTでは拡張性とセキュリティに課題があると言えます。この信頼性のソリューションとして提供を目標としているのがBlockCloudになります。
従来のIoTネットワークでは、ほとんどのプラットフォームが、接続されたすべてのデバイス、データ、およびサービスを集約するための中央集権的なサーバーを提供しています。これには課題があり、最終的に、スケーリング問題という課題が残ります。
これらの問題のソリューションとして、BlockCloudでは、相互接続されたIoTスマートデバイスに実行可能なスケーラビリティとセキュリティのために設計された、IoTサービスのインセンティブ駆動プロトコルを提供します。
BlockCloud CEO 明さんにインタビュー
— 今回はインタビューを引き受けていただきありがとうございます。自己紹介をお願いします。
明 : CRYPTO TIMESを御覧の皆様はじめまして。BlockCloudというプロジェクトで代表をやっている明といいます。BlockCloudはブロックチェーン×IoTのエコシステムを確立することを目標にしています。
— IoTに関してのプロジェクトが最近では増えてきていて、IOTAとかもまさにその一つだとおもうのですが、BlockCloudが考える競合はどこでしょうか?
明 : 現状、競合するプレイヤーというのはないと考えています。なぜなら、私達のプロジェクトはいわゆるレイヤー0の分野で独特な分野となっています。
話にも上がったIOTAなどとも我々は共存することが可能となっており、全部のIoTのプロジェクトをサポートするのがBlockCloudだと言えます。
— IoTのプロジェクトをサポートする仕組みがBlockCloudであるということですね。
明 : BlockCloudとしての技術を証明するために、WaltonChain(WTC)のようなプロジェクトも投資をしています。私達は全てのIoT系のプロジェクトをサポートするためのプロジェクトで、いわゆるプロトコルレベルのソリューションであるといえます。
— ありがとうございます。現状、いただいてる資料だとパートナーシップもかなり多いですね。
明 : 現状、NDAが結ばれているものが多いのであまり言えないのですが、Walton Chainのようなプロジェクトや研究機関、会社などのような多くのパートナーを締結しています。今後順次発表していくのでこちらに関しても楽しみにしてください。
— このCoDAGという技術に関してですが、現状どこのプロジェクトでもDAGという技術も実装が追いついていない気がしています。そこからさらに発展形のCoDAGという技術ですが、実装は可能なのでしょうか?
明 : 現状、IOTAはTangleという技術に対して一部しかDAGの実装をしていません。我々のBlockCloudでは、データストラクチャのみでDAGを利用しているので、ThunderTokenのようなモデルに似ていると思います。
データストラクチャはDAG、コンセンサスアルゴリズムはハイブリッドというモデルになっています。また、我々のチームはIoT分野でもトップクラスと言っても過言ではない知見を持っています。
ロードマップ的にもちょっと長いロードマップにはなっていますが、そういう意味でもバックグラウンドは強いチームなので、ほかは追い付いてこれないはずです。
— ありがとうございます。最後にコメントをお願いします!
明 : 日本市場は、テクノロジー、ブロックチェーンの両面でも世界有数の先進国だと考えています。今後の我々の狙う市場としてもとても重要な市場であると考えています!
— 本日はありがとうございました!
最後に
BlockCloudの明さんへのインタビューとなりました。現在、BlockCloudではICOの前のKYCの期間となっております。
国内外でも注目のICOプロジェクトとなっているので、興味のある方は是非とも自分でも調べた上でKYCを行ってみてはいかがでしょうか。
https://twitter.com/BlockcloudTeam/status/1034284334218272768