「いいね」がお金になる!? Likecoin(ライクコイン) CEOへインタビュー
   公開日 : 2018/05/10

「いいね」がお金になる!? Likecoin(ライクコイン) CEOへインタビュー

Yuya【CRYPTO TIMES公式ライター】

YuyaCRYPTO TIMES公式ライター

フェイスブックやインスタグラムなどで今や当たり前の「いいね」。

いいねの数だけお金がもらえたら…」という誰もが想う野望を叶えようとしているのが香港ベースのスタートアップであるLikeCoinです。

Crypto Timesでは、LikecoinのCEO Kin Ko氏とCMO Jacky Ko氏へインタビューを行いました。今回はそのインタビューの記事になります。

Likecoinの仕組み・特徴

Likecoinには、クリエイターのコンテンツを守りつつ派生作品の創作を促し、ライクを通してオリジナル・派生の両作者に報酬が入るという仕組みを実現しています。

LikeCoinホワイトペーパーでは、この仕組みがわかりやすく図式化されています。

まず、Aさんが男性を描いた作品Bさんが夕日の海の写真を公開します。CさんはBさんの写真を編集して公開し、DさんはAさんとCさんの作品を組み合わせたものを公開します。

オリジナル作者であるAさんBさんは、ライクに応じてLikeCoin(ティッカー: LIKE)で報酬を受け取ることができます。

しかし、ここで注目すべきはCさんDさんの作品がライクされた場合です。この場合、CさんやDさんだけでなく、オリジナル作者のAさんとBさんにもLIKEでの報酬が出るのです。

つまり、自分の作品が他の作者たちにコラボされればされるほど報酬が多くなるということです。

LikeCoinが作品をクリエイティブ・コモンズ(無断商用使用可)での公開を進めているのはこのためです。

全ての作品は固有のキーと共にIPFSネットワーク上に保存されます。このキーは指紋に似たようなもので、世界でたった一つのものであるため、元作品の作者は必ず辿ることができます。

また、ライクは1~5まで段階付けられており、更に作品が気に入った場合直接作者にお金を落とす、ということも可能だそうです。

Proof of Creativity

Likecoinは、proof of workやproof of stakeを使わず独自のプロトコルを使用しています。

Proof of creativityとは、LIKEの数が多い作品、また派生作品を多く輩出する作品の作者がより多くのLIKEを獲得できるというものです。

このシステムの裏にはLikeRank(ライクランク)というスコアリング法が大きく関わっています。

LikeRankとは作品につくスコアのことで、その作品に基づいた派生作品が多いほど高くなります

例えば、上の画像で”High LikeRank”と示されている画像は多くの派生作品を生み出しているため、報酬としてもらえるLIKEが増えるわけです。

Q&A

Kin Ko氏

Jacky Ko氏

 

LikeCoin CEOのKin Ko氏とCMOのJacky Ko氏がCRYPTO TIMESのインタビューに応じてくれました。

– – 今回はインタビューをさせていただき、ありがとうございます。Likecoinは、Allsparkのような競合と比べどのようにユーザーを勝ち取れると考えていますか?

LikeCoin: 私たちのプロジェクトの一番の魅力はやはりProof of Creativityです。このプロトコルはライク獲得だけでなく他のクリエイターによる派生作品が生み出されることでも報酬が出ますから、他のクリエイターとのコラボレーションがインセンティブになります

– – ではそのProof of Creativityについてですが、LikeRankは実際どのように計算されているのですか?

LikeCoin: 大きく分けて二つあります。まず一つは派生作品の数です。派生作品が多ければ多いほど、そのオリジナル作品のLikeRankが上昇します。二つめは作品のライセンスです。クリエイティブ・コモンズのようなオープンなものであればあるほど、LikeRankが高くなります。

– – なるほど。それでは、LikeCoinは例えばどのような場面での活躍が期待されているのでしょうか?

LikeCoin: ストックイメージ(写真素材)ですね。誰もが自分の撮った写真をアップロードすることができ、それが他のウェブサイト等で使用・ライクされればLIKEで報酬を受け取ることができます。またインターネットミーム等の場面でもLikeCoinの技術の活躍が期待されています。

– – 最後に、コインのミンティングが10年かけて行われるとのことですが、こうすると市場に出回るトークンの数がどんどん増えて一枚あたりの数が下がっていってしまいませんか?

LikeCoin: 10年間同じペースではなく、最初の数年は少ない量がミンティングされるようになっていますこの間にユーザーベースが伸びていくと考えていて、これが整ったところでミンティングと共に需要も上がっていくと計算しています。

– – 今回はありがとうございました。LikeRankやProof of Creativityなど面白い仕組みだと思いました!またよろしくお願いします。

LikeCoin: こちらこそ、ありがとうございました。

公式リンク

LikeCoin公式サイト(英語)

LikeCoin ホワイトペーパー(英語)

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