Animoca Brandsが2,000万ドルの資金調達を実施|「Mocaverse」開発へ
あどまん
香港のブロックチェーンゲーム開発企業であるアニモカブランズ(Animoca Brands)は、9月11日、2,000万ドル(約29億円)の資金調達を実施したことを発表しました。
この資金は、Animoca Brandsが手がけるモカバース(Mocaverse)の開発に使用される予定です。
Mocaverse has raised $20M via our mothership, @animocabrands 👁👁👁#MocaFam, we’re about to level up from all fronts:
🛠️ Product development
🤝 Web2 and Web3 adoption
🎮 Redefining web3 culture and entertainment ecosystemFull press release: https://t.co/lybQtUH5iY
— Mocaverse💼🪐 (@MocaverseNFT) September 10, 2023
今回の資金調達は、香港のベンチャーキャピタルグループのCMCCグローバル(CMCC Global)が主導し、Kingsway Capital、Liberty City Ventures、GameFi Venturesからの出資も含まれています。共同創業者兼会長のヤット・シウ(Yat Siu)氏も個人的な立場で参加しています。
Animoca Brandsは、ブロックチェーンゲームやNFT、Web3関連の企業やプロジェクトに投資するベンチャーキャピタル企業であり、Axie InfinityやThe Sandboxなどの有名なブロックチェーンゲームの投資先でもあります。また、自身でもゲームやNFTの開発や運営を手掛けています。
今回の資金調達は、Animoca BrandsのメンバーシップNFTコレクションである「モカバース(Mocaverse)」の株式発行を通じて行われており、1:1ドル基準で投資家に対するユーティリティトークンのワラントが無償付与されています。
調達された資金は主に製品開発、Web3の普及、およびAnimoca Brandsの約450のWeb3関連企業とプロジェクトへの投資に使用されます。目的は、ゲーム、文化、エンターテインメントのエコシステムを拡大するためのパートナーシップを確保することです。
また、まもなく発表される予定のモカID(Moca ID)というNFTコレクションを通じて、ホルダーには特別なアクセスとロイヤリティポイントが提供されます。このプロジェクトは、ロイヤリティシステムを分散化し、サードパーティとの統合を容易にすることで、Web3の普及と成長を促進することを目標としています。
Mocaverse NFTは独自マーケットプレイスですでに売買可能
Mocaverse NFTは独自マーケットプレイスで取引され、現在の価格は0.75ETHです。
このNFTはAMA、限定ゲームパスと特別なゲーム内アセット、エアドロップ、Web3開発のためのリソースとツールへのアクセス等の多様なユーティリティを提供します。
加えて、「Moca XP」というポイントシステムがあり、これはNFTホルダーのMocaverseへの参加度を記録します。ステーキング、アクティベーションパートナーとの体験、ソーシャル参加、Moca DAOへの貢献などでMoca XPを獲得できます。XPが多いほど、より多くの報酬と利益が享受できます。