Mt Goxの破産管財人がBTC売却について語る
Shota
3月17日、Mt Goxの破産財官人であり”Mt Gox Whale”と揶揄される小林氏は彼の所持するBTCとBCHの売却に関しての重要な情報を明らかにしました。
小林氏によれば、BTCの売却は仮想通貨の専門家の意見を参考に、市場価格に影響が出ないような形で行われていたようです。
この記事の3つのポイント!
- BTCとBCHの売却がどのような形で行われたのかを公にした
- 売却は専門家の相談の元、市場価格への影響を避ける形で通常とは違った方法で行われた
- 残るBTCとBCHの将来的な売却の目途は立っていない
本記事引用元:The ‘Mt Gox Whale’ Explains His Crypto-Selling Strategy
売却は相談の元で慎重に行われていた
17日土曜日、財官人である小林氏は、彼の保有するBTCとBCHをどのような形で売却を行ったかを公にしました。また、彼は現在も約1900億円相当のBTCとBCHを保有しているようです。
仮想通貨のトレーダー達は、この巨額のBTCとBCHが売り払われた際に、それらの市場価値を大きく落とす可能性があることを懸念しています。
彼によれば、BTCとBCHの売却は仮想通貨の専門家への相談の元で行われ、通常の取引所を介しての売却は行っていないとしています。
更に、『大衆によるこの売却に対しての動きは無意味である。なぜなら、12月と2月の特定の日時に売却が行われたわけではないからだ』と続けています。
この売却は、市場価格への影響を避ける形で、できる限りのトランザクションの安全性も考慮して行われました。
また、『この手段は法廷にも認可されているが、将来的な売却が難しくなること考えるとここでそれを公にはしない。現在のところ、残るBTCとBCHの売却に関しての目途は立っていない』と話しました。
彼は、約1900億円相当の仮想通貨資産のほかに、前回までの売却で得た日本円約440億円を監督しています。債権者が具体的にいつ返済の和解を受けることになるのか、という点に関しても近い将来決定されるだろうとのことです。