総資産額で中東2位を誇るサウジアラビアのナショナルコマーシャル銀行(NCB)が、リップル社(XRP)のプロダクトを軸に決済円滑化を目指すリップルネット(RippleNet)に参加したことがわかりました。
NCBは今後、リップル社の分散型台帳技術(DLT)を活用することで、他の金融機関とのやり取りにかかるコストを大幅に削減できるとされています。
また、同銀行を利用する顧客は従来より速く、透明性の高い決済サービスを享受できるというメリットもあるもようです。
サウジアラビアには海外からの労働者や中小企業が多く集まっており、2016年の調査では、サウジアラビアへの海外送金は3億800万ドル、同国からの海外送金は370億ドルを記録しています。
NCBは、RippleNetを利用した海外機関とのやり取りをシンガポールから開始し、その後北米・アジアへと展開していくとされています。
中東地域では他にも、アラブ首長国連邦やオマーン、クウェートの金融機関がRippleNetに参加しており、リップル社が今後さらに中東市場に進出する可能性は大いにあると考えられます。
記事ソース:National Commercial Bank of Saudi Arabia Joins RippleNet
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