Access Protocol Ver.2.0のアップグレードを発表、新時代のコンテンツマネタイズへの挑戦
アラタ | Shingo Arai
Access Lab.社がAccess Protocolのversion 2.0へのアップグレードを発表しました。
Access Protocolは9ヶ月の運用を経て得られた知見を活かして、クリエイターとそのオーディエンスが求めるあらゆる収益化ケースに対応できる強固なプロトコルの構築を目指すものとし、デジタルコンテンツのマネタイズ方法に革命をもたらす可能性を秘めておいます。
Access Protocol Ver2.0.新機能の概要
Access Protocolの新バージョンでは、ユーザーのオンボーディングを容易にします。
具体的には、以下が新機能として実装されます。
- 譲渡可能なサブスクリプション(ACSでラップされたNFT)
- 「永久サブスクリプション」の導入
- プロトコルネイティブのリファラルシステム
これらの機能は、クリエイターとエンドユーザーからのフィードバックに基づいて設計されており、Access Protocolのサブスクライバー数を現在の4倍に拡大させることを目指しています。
譲渡可能なサブスクリプション
譲渡可能なサブスクリプションは、cNFT(クリエイターNFT)として表現され、ユーザーが決定した量のACS(Access Protocolのネイティブトークン)をクリエイターのプールにロックすることをでき、ユーザーやクリエイターは、ACSをロックして他のアドレスに送ることができ、受取人はクリエイターをサポートするためにコンテンツのロックを解除できます。
- クリエイター主導のユーザー獲得
- ユーザー主導のサブスクリプション共有 (紹介)
- 対面イベントのユーザーエンゲージメント
- マーケットプレイスでの二次サブスクリプション販売
永久サブスクリプション
永久サブスクリプションは、クリエイターのプールに永続的にロックされるACSを通じて、クリエイターへの支援を永続化します。
これは、最も熱心なサポーターに対して特別な認識を提供し、クリエイターはフォーエバー・サブスクライバーに対してボーナス機能や特典を提供することができます。
リファラルシステム
プロトコルネイティブの紹介システムを通じて、ユーザーはコンテンツの共有により、紹介したサブスクライバーからの将来のACS報酬の一部を受け取ることができます。
これにより、プロトコルの成長をサポートするユーザーを奨励し、プロトコルとそのユーザー間の成功の連携を強化します。
分散化への移行
Access Protocolの Version 2.0では、プロトコルが完全に分散化されることを目指しています。これにより、プロトコルのコントロールはコミュニティに移譲され、ユーザーがプロトコルのパラメータやアップデートを決定することが可能になります。
新機能の導入と分散化の進行は、デジタルコンテンツのモネタイズ方法を大きく変革し、クリエイターとオーディエンスの関係を再定義する可能性を秘めています。
記事ソース: Access Protocol Blog