フランス・パリの街中に約12万円相当の賞金が隠されたビットコインパズルアートが出現
2019/01/10・
Yuya
ニュース
Pascal Boyartと名乗るフランスのグラフィティアーティストが、約12万円相当の賞金が隠された「ビットコインパズルアート」をパリのどこかに描いたことを発表しました。
“Liberté guidant le peuple 2019 (民衆を導く自由の女神2019)“と名付けられた同パズルアートには、約0.28BTC(12万円相当)の賞金を得るための手がかりが隠されているといいます。
作者は同ウォレットのアドレスを公開しており、ツイッターなどで賞金プールへの寄付を呼びかけています。賞金は記事執筆現在0.2874245BTC、日本円で約12万5千円ほどとなっています。
同作品はパリ市内のどこかの壁に描かれており、パズルを解くためには実際にその場所を訪れなければならないといいます。
「民衆を導く自由の女神2019」は、19世紀の画家であるウジェーヌ・ドラクロワがフランス革命を描いた作品「民衆を導く自由の女神」に基づいたものとなっています。
Boyart氏の作品に描かれている黄色いベストを着た「民衆」は、昨年末にフランス各地で始まり、他のヨーロッパ諸国にも広がっているデモ活動「ジレジョンヌ」に参加する人々を表しています。
賞金の入ったビットコインウォレットのプライベートキーをアートや画像に隠し込む「ビットコインパズル」は近頃流行しており、昨年には2.15億円の賞金が隠されたパズルが解かれました。