Stake TechnologiesがToyCash、Parityと共同で Braveにパブリックブロックチェーンを用いた広告報酬システムを提案
アラタ | Shingo Arai
Plasm Networkの開発を行うStake Technoloiges Pte Ltdが、株式会社ToyCash日置玲於奈氏とParity Technologiesと共同で、Braveブラウザを提供する Brave Software, Inc.に対しパブリックブロックチェーンを用いたBraveの広告報酬システムの提案を行ったことを発表しました。
Braveに対しての提案は、Stake Technologies以外にも、Ava Labs, Aztec、IMDEA Software Institute、NEAR &Zero Pool、O(1)Labs、Parity and Polkadot、SKALE network、Solana、StarkWare などのプロジェクトから行われており、こちらで提案の内容を確認することが可能です。
Brave社は研究チームが、BraveAdsインフラストラクチャを段階的に分散化するプロトコルであるTHEMISで行っている作業を今年発表しています。
今回の提案に関してのRFC&Cイベントは、研究チームが複数のチームと積極的に協力してTHEMISプロトコルを改善する実践的なイベントで構成され、数か月にわたる技術的な議論とコーディングの後、いくつかの提案がTHEMIS仕様に追加されることとなります。
3社による提案
今回StakeがParity及び、日置氏と共同で提出した提案は、Parityが作成した拡張性の優れたブロックチェーンフレームワークであるSubstrate及び、Polkadot ・Ethereumのスケーリング技術やゼロ知識証明を含む秘匿化技術を用いスケーラブルな分散広告プラットフォームを作成するといったものになっています。
代表である渡辺創太氏は次のようにコメントをしています。
現在は提案段階ですが「インターネットをより素晴らしくする」というグローバルでの取り組の一貫にブロックチェーン技術を用いて日本人および日本人の技術者が関わっていけることを嬉しく思います。
最先端のプロジェクトに参加する日本人、世界で通用するプロダクトを作る日本人の数がまだまだ足りていないので、我々自身も引き続きパブリックブロックチェーンをグローバルで頑張っていきたいと思います。」
今回の提案内容はこちらのGithubからも確認することが可能です。