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2024/11/13Sunriseが新たにテストネットv2を開始|Proof of Liquidityに特化したデータ可用性チェーン
レイヤー1ブロックチェーン「Sunrise」を開発するCauchye Asia PTE. LTD.は、2024年11月9日よりインセンティブ付きテストネットの第2弾を開始しました。 . The birb has landed. RISE up: https://t.co/3vHEDBDcMx pic.twitter.com/CdU9144bUo — Sunrise (@SunriseLayer) November 8, 2024 今回のSunrise Testnet v2では、ガバナンス関連の新機能やゲーム性が追加され、カスタマイズ可能なSunriseマスコットのHARUも登場しています。 また、テストネットに参加したユーザーは$RISEトークンのエアドロップ対象になるとの発表もされています。 Sunriseとは? [caption id="attachment_124591" align="aligncenter" width="1024"] 画像引用元:https://sunriselayer.io/[/caption] Sunriseは、Proof of LiquidityとFee Abstractionに特化したデータ可用性 (DA) レイヤーのプロジェクトです。 セキュリティと流動性を持つロールアップやアプリを開発者が構築できるようにすることで、モジュラーパラダイムをサポートします。 初回のテストネットv1公開後は、わずか3週間で10万人、6週間で20万人のアクティブユーザーを達成するなど、日本発のプロジェクトながらグローバルな成長を遂げています。 Proof of Liquidityの仕組み Proof of Liquidity (PoL) の仕組みは、流動性を提供することによってネットワークのセキュリティを確保するという、新しいコンセプトです。 SunriseはBerachainのProof of Liquidityを拡張し、独自のガバナンスを実現しています。Sunriseに存在するプールのLPトークンを保有することで$vRISEを受け取ることができ、Sunriseのガバナンスに使用可能です。 また、SunriseはProof of LiquidityメカニズムをSovereign Rollupとネイティブに連携するように拡張することで、流動性と安全性の相互向上を実現します。これはSovereign Proof of Liquidityと呼ばれています。 データ可用性 (Data Availability) の仕組み データ可用性 (Data Availability) とは、ブロックチェーン上のトランザクションが正しく公開されているかどうかを確認し保証するための仕組みです。 データ可用性レイヤーを提供するプロジェクトには、Celestia、Avail、Near、EigenDAなどがあります。 Sunriseは、データ可用性の面ではCelestiaやAvailに似ていますが、仕組みとしてはProof of Liquidityを使っている点でBerachainに近いプロジェクトです。ただし、EVM採用のBerachainと異なり、Sunriseは独自のブロックチェーンを採用しています。 Sunrise DAについて [caption id="attachment_124803" align="aligncenter" width="1024"] Sunrise's Features[/caption] Sunrise DAは、Proof of LiquidityとオフチェーンBlobに対応した世界唯一のData Availability Layer(データ可用性レイヤー)です。 モジュラーブロックチェーンのスケーラビリティとアクセシビリティを飛躍的に向上させる次世代インフラとして注目を集めています。 また、Sunrise DAを活用した独自チェーン構築・運用を支援するサービスを提供しています。 Sunriseテストネットv2 Sunriseは以前からインセンティブ付きのテストネットを実施していましたが、今回は新たな機能が追加されたSunrise Testnet v2をリリースしました。 本日、Sunriseテストネットv2が開始されました! Sunrise Testnet v2:https://t.co/tWfiOQHuoP 今回は新たにシマエナガをモデルにしたマスコットキャラクター、Haruが登場します pic.twitter.com/LV3Jeml7le — Sunrise Japan (@SunriseLayerJP) November 9, 2024 日本発のプロジェクトということもあり、日本の鳥であるシマエナガをモチーフとした公式キャラクターも登場しています。 テストネットへの参加方法 Sunriseテストネットv2に参加するには、EVMウォレット(Metamaskなど)およびCosmosウォレット(Keplr、Leapなど)の2つの別々のウォレットを接続する必要があります。 シビル抑止力としてはGitcoin Passportを使用しており、リンクされているEVMウォレットのGitcoinパスポートスコアが16以上必要です。 詳しい参加方法と必要なアクティビティについては「Sunriseテストネットv2ガイド」をご覧ください。 公式キャラクターのHARU 今回のテストネットv2より、北海道の野鳥であるシマエナガをモチーフにした「HARU」がSunriseエコシステムの案内役として登場します。 日本の著名なNFTクリエイターである城島ジョージ氏をチームに招き、Dev/Bizチーム一丸となって作成した、Sunrise初の公式IPです。 テストネットv2では、HARUを通して、ユーザーは下記のような特典を享受できます。 Haru Yenを獲得してアイテムを購入 HARUの着せ替えでカスタマイズ 将来的にNFTとしてミント可能 リワードと実施期間 テストネットユーザー向けのリワードとしては、 $RISEトークンエアドロップWave 4の対象になると発表されています。 また、テストネットv1で獲得したポイントについては保存されており、v1とv2でそれぞれエアドロップリワードの配分があります。その他の詳しいエアドロップの情報については「Sunriseエアドロップガイド」をご覧ください。 テストネットv2の実施期間についてはまだ発表されていませんが、Sunriseチームが正式リリースに向けて取り組んでいるため、v2の期間はv1よりも短くなる予定とされています。 まとめ 今回発表されたテストネットv2はゲーム性やキャラクターも追加され、ユーザーが親しみやすい仕様となっています。まだテストネットに触れていない方はぜひこの機会に触れてみてはいかがでしょうか。 Sunriseは日本発のプロジェクトであり、Proof of Liquidityに特化したプロジェクトとしても期待が寄せられています。プロジェクトチームや技術面について詳しくは、以前実施されたAMAのまとめである「インセンティブテストネット実施中のPoL特化型DAレイヤー『Sunrise』 AMAレポート」の記事も併せてご覧ください。 Sunrise基本情報 テストネット公開日:2024年7月1日 本社所在地:Singapore 代表者:木村優 Investors:Gumi, Gumi Cryptos, Coincheck, Hyperithm, MZ Web3 Fund, Arriba Studio etc. (2024年11月時点) 事業内容:L1チェーン「Sunrise」の開発・運営を行っています。および、Sunrise DAを活用した独自チェーン構築・運用の導入支援サービス「MyLayer」を提供しています。 Sunriseチームへのお問い合わせ Sunriseへの協業や出資、取材などご希望の企業さまは、下記よりお問い合わせください。 お問い合わせフォーム:https://forms.gle/V5LniyGBDorRQcNb6 また、Sunriseは独自チェーン構築に関心をお持ちの企業様に対して、企画から開発、運用、エコシステム創出まで幅広く支援するパッケージを提供しています。 特にチェーン間相互運用性(インターオペラビリティ)の分野において豊富な研究開発実績を有しており、CEO&CTOの木村優やSolution Architectの伊藤匡平はじめ、複数のWeb3企業で技術顧問を歴任してきた専門家が在籍しています。まずはお気軽にご相談ください。 Sunrise関連リンク 公式サイト:https://sunriselayer.io/ X (JP):https://x.com/SunriseLayerJP X (Global): https://x.com/SunriseLayer medium (JP):https://medium.com/@sunrise-jp Discord:https://discord.gg/sunrise Docs:https://sunriselayer.io/ Sponsored Article by Sunrise ※本記事は有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2024/08/27Optimism、Superchainの収益が14,000ETH超え|BaseやSoneiumも採用
イーサリアムのレイヤー2ソリューションOptimismが提唱するSuperchainの収益が、14,000ETHを超えたことが明らかになりました。 🔄The Superchain is pioneering a new, shared approach to scaling in a sustainable way that benefits everyone. To date, revenue contributions from OP Chains in the Superchain... 14,000+ ETH and 📈 pic.twitter.com/piWGmXPVXT — Optimism (@Optimism) August 26, 2024 Superchainは、OP Stack上で開発されるブロックチェーン同士で、セキュリティ、ガバナンス、価値観などを共有するブロックチェーンのネットワークです。 Base、Zora、Worldcoinや、先日発表されたソニーグループ開発のSoneiumなど、複数のプロジェクトがすでにこのOp Stackを用いたSuperchain構想を採用しています。 Superchainの収益分配モデルは、すべてのチェーンが公平に貢献することを保証する仕組みです。各チェーンは、ネットワーク全体で手数料を共有し、その一部をOptimism Collectiveに還元します。 手数料分割は、手数料収益からL1ガス料金を差し引いたものとして定義されるチェーン収益の2.5%またはオンチェーン利益の15%のいずれか大きい方として計算されます。この収益は、Superchainの開発やエコシステムの成長に活用されます。 現在までにOptimism Collectiveは14,000ETHを超える収益を生み出しており、スーパーチェーンが拡大するにつれてその数は増え続けています。今後、より多くのプロジェクトがSuperchainに参加することで、イーサリアムのエコシステムがますます活気付いていくことが期待されます。 記事ソース:Optimism mirror
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2024/08/24DMMグループが独自ステーブルコイン発行を検討、Seamoon Protocolでの活用へ
合同会社DMM.comおよび株式会社DMM Cryptoは、Progmat社との共同で、改正資金決済法に準拠した新たなステーブルコインの発行に向けた検討を開始しました。 このステーブルコインは、DMMグループが構想するデジタル経済圏「Seamoon Protocol」において、独自のトークン「Seamoon Protocol(SMP)」と合わせて活用され、トークン経済圏の拡大とSMPの価値上昇に貢献することが期待されています。 🪼Seamoon Protocolの新たな展開 🚀 Progmat(@progmat_en)社との協業により、Seamoon Protocolの経済圏がさらに安定化・拡大へ! 🔑 ポイント: • 改正資金決済法に準拠した独自ステーブルコインの発行を検討🪙 • Progmat Coin基盤を活用し、透明性と安定性を両立👀 •… pic.twitter.com/sFdYs6hMsB — Seamoon Protocol JP🇯🇵 (@Seamoon_JP) August 23, 2024 DMMグループは、独自トークンを軸としたWeb3経済圏の構築を目指しており、Seamoon Protocolにおいて、決済手段としてのトークンSMPのユースケースを段階的に拡張していく予定です。しかし、暗号資産は価格変動が大きいという特性があり、SMPの価格安定化が課題となっていました。 そこで、Progmat社の「Progmat Coin」基盤を活用し、新たなステーブルコインを発行することで、SMPの価格安定化を図るとともに、Seamoon Protocol経済圏の発展に貢献することを目指しています。 今後は独自ステーブルコインを2024年度内に発行することを目標に、テストネット上での発行・検証を開始する予定とのことです。 Seamoon Protocolとは 「Seamoon Protocol」は、DMMグループが提供するWeb3プロジェクトであり、独自のトークンを含む異なる種類の通貨・アセットを組み合わせたマルチチェーン上のデジタル経済圏構想です。 将来的にはこの構想に多くの事業者や個人のクリエイターが参加することで、盤石でサステナブルな経済圏が確立することが目指されています。 記事ソース:Seamoon Protocol
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2024/08/20Babylon、ビットコインステーキングのメインネット開始日を発表
ビットコインステーキングプロジェクトのBabylon(バビロン)が、メインネットの開始に関するアナウンスを発表しました。 🚀 Get ready for the Babylon Bitcoin Staking Mainnet Launch: Phase-1! 🎉 Next week, we're kicking off Phase-1 where Bitcoin holders can start locking their BTC for staking. Make sure to read our blog so you're fully prepared 👉 https://t.co/awTMV1c5Q6#BabylonMainnet… pic.twitter.com/UZnOSCByuv — Babylon (@babylonlabs_io) August 16, 2024 Babylonのメインネットは2024年8月22日に開始が予定されており、3つのフェーズに分けて実施されます。 フェーズ1においてビットコイン保有者は、ビットコインステーキングのトランザクションを送信することで、ビットコインをスマートコントラクトにロックします。初期総ステーキングキャップとして、最初の合計ステーキング上限は1,000ビットコインとなり、この上限はフェーズ 1 が進むにつれて緩和されるとのことです。 また、ステーキング上限に加えてステーキング取引ごとの制限もあり、最小ステークは0.005ビットコイン、最大ステークは0.05ビットコインであるとの発表です。 Babylonのステーキングダッシュボードは既に公開されており、ローンチまでのカウントダウンに加え、サポートされているウォレットやリキッドステーキングプロジェクトのリストが掲載されています。 [caption id="attachment_119886" align="aligncenter" width="800"] 画像参照元:Babylonステーキングダッシュボード[/caption] リキッドステーキングプロジェクトのリストには、SolvやLombardなど、Babylonと同じビットコインステーキング関連のプロジェクトが名を連ねています。 今回のメインネット始動は、今後Babylonが中心となって様々なプロジェクトが関わりながら、ビットコインステーキングのエコシステムが活発になっていく初動となることが期待されます。 記事ソース:Babylon
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2024/08/17TRONチェーン上のミームコインプラットフォームSunPump、ジャスティン・サン氏が支援
Sun.ioは、TRONブロックチェーンにおけるミームコインのローンチや取引のためのSunPumpプラットフォームを8月12日に立ち上げました。 TRON創設者のジャスティン・サン(Justin Sun)氏は、自身のXアカウントにてSunPumpを積極的に支援する姿勢を見せています。 以下のツイートにおいてジャスティン・サン氏は、SunPumpによって得られたプロトコル収益はすべて、分散型の方法でSUNトークンを買い戻した後に完全にバーンして、プロトコルに価値をリターンするために使用されるとの旨を示しました。 All 100% protocol revenue earned by @sunpumpmeme will be used to buy back #SUN in a decentralized manner and then completely burn it, thereby returning the value to the protocol. 🌞 — H.E. Justin Sun 孙宇晨 (@justinsuntron) August 16, 2024 SunPumpはジャスティン・サン氏が所有する暗号資産取引所ポロニエックス(Poloniex)ともパートナーシップを発表しており、SunPumpでローンチされたプロジェクトをPoloniexにてリスティングさせる方針を示しています。 🥳 Excited to announce the partnership between @sunpumpmeme and @Poloniex! 🚀 Projects that launch on SunPump, maintain a $1M daily trading volume for 3 consecutive days, and get listed on Poloniex within 72 hrs!🔥 🌞 Stay tuned—big things are coming! pic.twitter.com/B0cSbxSXz1 — SunPump (@sunpumpmeme) August 14, 2024 ジャスティン・サン氏は現在、自身のXアカウントにてSunPumpに関する情報を連続で発信し、固定ポストもSunPumpに関するものであるなど、TRONブロックチェーンの更なる盛り上げのためにSunPumpを中心としたミームコインを活用する姿勢が伺えます。
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2024/08/13バイナンス、CVPやREEFなど6銘柄を上場廃止へ|XYMなど15銘柄をUSDCに変換も
仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は、2024年8月26日より、CVP、EPX、FOR、LOOM、REEF、VGXの6つの暗号資産を上場廃止することを発表しました。 Binanceは、上場するデジタル資産を定期的に見直し、高い水準の基準を維持しているか確認しています。今回の上場廃止は、これらの資産がBinanceの基準を満たさなくなったか、業界の状況が変化したことが理由として挙げられています。 2024年8月26日に、以下のトークンのすべてのスポット取引ペアの上場廃止と取引停止が行われる予定です。 PowerPool (CVP) Ellipsis (EPX) ForTube (FOR) Loom Network (LOOM) Reef (REEF) VGX Token (VGX) また、Binanceは2024年9月2日時点でのユーザーのウォレット内の、ビットコインゴールド(BTG)、シンボル(XYM)など15種類のトークンを、USDC(米ドルにペッグされたステーブルコイン)に自動変換することを発表しました。 これらはこれまでにエアドロップもしくは上場廃止されたトークンであり、ユーザーは、2024年9月1日まではこれらのトークンを引き出すことができるとのことです。影響を受けるトークンのリストは以下の通りです。 Bitcoin Gold (BTG) Bitcoin Standard Hashrate Token (BTCST) Bitshares (BTS) District0x (DNT) Groestlcoin (GRS) Hegic (HEGIC) MobileCoin (MOB) Monero (XMR) Monetha (MTH) Multichain (MULTI) Navcoin (NAV) Sologenic (SOLO) Spartan Protocol (SPARTA) Symbol (XYM) Tribe (TRIBE) なお、今回の発表はグローバル版のBinance(バイナンス)取引所のアナウンスであり、日本版のBinance Japanのサービスとは別途のものであることはご留意ください。 記事ソース:Binance
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2024/08/10リップル社がステーブルコインRipple USD (RLUSD) のテストを開始
リップル社は、XRP Ledger (XRPL) とEthereumメインネットの両方にて、ステーブルコインRipple USD (RLUSD) のベータテストを開始したことを発表しました。 Testing, testing…RLUSD! We’re excited to share that Ripple USD (RLUSD) is now in private beta on XRP Ledger and Ethereum mainnet. RLUSD has not yet received regulatory approval and therefore is not available for purchase or trading – please be cautious of scammers who claim they… — Ripple (@Ripple) August 9, 2024 RLUSDは、米ドルに1:1でペッグされたステーブルコインです。つまり、1RLUSDは常に1米ドルと等しい価値を持つように設計されています。この安定性は、米ドル預金、短期米国政府国債など、信頼性の高い資産によって裏付けられているとのことです。 現在のベータテストは、RLUSDのセキュリティ、効率性、信頼性を徹底的に検証するためのものです。リップル社は、企業パートナーと協力し、幅広いテストを実施することで、RLUSDが実用化された際に最高水準の品質を満たせるよう努めています。 リップル社は、RLUSDをEthereumだけでなく、他のブロックチェーンやDeFiプロトコルにも展開していく計画です。また、RLUSDの利用が可能になると、世界中の顧客により良い金融サービスを提供できるようになると期待されています。 記事ソース:Ripple
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2024/08/06日経平均株価が史上最大の下落、ビットコインは5万ドル割れの後に反発か
8月5日の東京株式市場で、日経平均株価が前週末比4451円の大幅下落を記録し、史上最大の下げ幅となりました。一方、暗号資産市場でも、ビットコインが5万ドルを割り込むなど、大幅な下落が見られました。 追記:現在は日経平均は1日で10%以上のプラスとなっています。 今回の日経平均株価の下落は、米国の景気悪化懸念に、日銀の金利引き上げや急激な円高といった要因が重なり、投資家のリスク回避姿勢を強めた結果ではないかと見られています。 株式市場と暗号資産市場とでは異なる特性を持つため一概に比較することはできないものの、今回のビットコインの下落の要因もまた、日銀の利上げなど株式市場の下落の要因と共通するものではないかという声もあります。 ビットコイン価格は8月5日の午後に5万ドルを下回りましたが、その後は数回5万ドルを割り込んでは反発を続け、日付が変わるころには54000ドル超えまで上昇しました。 [caption id="attachment_118896" align="aligncenter" width="800"] 画像参照元:CoinGecko[/caption] 今回のように株価とビットコイン価格が連動して下落する様子は、2020年に起きたコロナウイルスを原因とする下落、いわゆるコロナショックの際にも見られました。 過去のコロナショックでは、株式市場も暗号資産市場も共に調整期間を経た後、相場が回復してきた歴史があります。長期投資の視点を持っていても、今回の下落にショックを受けた個人投資家は多く見受けられますが、ネット上の情報に振り回されすぎず、冷静に自分の投資計画を見直すことが必要だといえそうです。 記事ソース:日本経済新聞
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2024/08/03マイクロストラテジー、ビットコインの追加購入により保有量を226,500BTCに増加へ
ナスダック上場企業のマイクロストラテジーは、2024年第2四半期の決算を発表し、ビットコイン戦略が順調に進んでいることを明らかにしました。同社は、7月のビットコインの追加購入によって保有量を226,500BTCに増やしています。 マイクロストラテジーのCEOであるマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏は、自身のXアカウントにて以下のように述べ、7月に1140万ドルで169BTCを取得したことを明らかにしました。 In July, @MicroStrategy acquired an additional 169 BTC for $11.4 million and now holds 226,500 BTC. Please join us at 5pm ET as we discuss our Q2 2024 financial results, the outlook for $BTC, and our #Bitcoin development strategy. $MSTRhttps://t.co/cfGPc42jfM — Michael Saylor⚡️ (@saylor) August 1, 2024 マイケル・セイラー氏は今年2月のインタビューにて、「自分は永遠にビットコインの購入を続けていく」との意見を示しています。 その言葉通り、マイクロストラテジーはプレスリリースにて、「ビットコイン開発戦略に引き続き注力しており、今後3年間、毎年4~8%を目標とする新しいKPIである『BTC利回り』をプラスに維持していくつもりです」と述べています。 このマイクロストラテジーが示すKPI「BTC利回り」について、現在では「年初来12.2%を達成している」と発表しており、今後も転換社債の発行などにより、ビットコインの追加購入資金を確保していく方針を示しています。 マイクロストラテジーはビットコインの最大の企業保有者であり、同社のビットコイン戦略は機関投資家や企業にとって、ビットコインへの投資が新たな選択肢となり得ることを示す先行事例となりそうです。 記事ソース:MicroStrategy
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2024/07/30ミームコイン市場でNeiroトークンが乱立、詐欺プロジェクトへの注意喚起も
ミームコイン市場で数多くのNeiroトークンが誕生し、短期間で巨額の取引が行われています。 有名なミームコイン$DOGEのモデルとなった柴犬、かぼすちゃんの飼い主が最近「ねいろ」という名前の保護犬を引き取ったことを自身のXアカウントで投稿しました。その一件が話題となり、ミームコイン市場にて様々なNeiroトークンが発行されました。 Lookonchainによると、Solanaチェーンで作成されたミームコインNeiroの開発者は、わずか3SOL (552ドル) の使用によって15,508SOL (285万ドル) を獲得したとのことです。 The dev of $Neiro has made 15,508 $SOL($2.85M) with only 3 $SOL($552), a gain of 5,169x!😱 He spent 3 $SOL($552) to buy 97.5M $Neiro when deploying $Neiro. Then he sold 68M $Neiro for 15,511 $SOL($2.85M) through multiple wallets, with a realized profit of 15,508 $SOL($2.85M).… pic.twitter.com/0PBP6gpJ0e — Lookonchain (@lookonchain) July 28, 2024 NeiroトークンはSolanaチェーン上だけでなくイーサリアムチェーン上でも作成されており、様々なNeiroトークンが乱立している状況です。 そのような状況に「かぼすママ(@kabosumama)」氏は自身のXアカウントにて、以下の投稿により、Own The Dogeの$DOG以外のいかなる暗号通貨プロジェクトも支持していないことを明確にしました。 I see many tokens related to Kabosu and Neiro. To clarify, I do not endorse any crypto project except @ownthedoge $dog because they own the original Doge photo and IP (which I gave to them) and are committed to doing only good everyday, charitable works, and Doge culture. pic.twitter.com/9qsycpdQGV — かぼすママ (@kabosumama) July 28, 2024 また、この投稿に続けて「Please watch out for token scams.(トークン詐欺にご注意ください。)」との注意喚起の投稿も行っています。 ミームコイン市場は実際にScam(スキャム)と呼ばれる詐欺トークンも多く、開発者が突然アカウントを停止したり、悪意あるシステムによって保有者が売れなくなってしまうものも多く存在します。 Neiroトークンの乱立は、ミームコイン市場を活況にしている反面、詐欺プロジェクトが横行する温床となるリスクがあります。これらのプロジェクトへの投資に際しては、十分な注意と慎重な判断が必要です。