日経平均株価が史上最大の下落、ビットコインは5万ドル割れの後に反発か

2024/08/06・

kiyu

日経平均株価が史上最大の下落、ビットコインは5万ドル割れの後に反発か

8月5日の東京株式市場で、日経平均株価が前週末比4451円の大幅下落を記録し、史上最大の下げ幅となりました。一方、暗号資産市場でも、ビットコインが5万ドルを割り込むなど、大幅な下落が見られました。

追記:現在は日経平均は1日で10%以上のプラスとなっています。

今回の日経平均株価の下落は、米国の景気悪化懸念に、日銀の金利引き上げや急激な円高といった要因が重なり、投資家のリスク回避姿勢を強めた結果ではないかと見られています。

株式市場と暗号資産市場とでは異なる特性を持つため一概に比較することはできないものの、今回のビットコインの下落の要因もまた、日銀の利上げなど株式市場の下落の要因と共通するものではないかという声もあります。

ビットコイン価格は8月5日の午後に5万ドルを下回りましたが、その後は数回5万ドルを割り込んでは反発を続け、日付が変わるころには54000ドル超えまで上昇しました。

画像参照元:CoinGecko

今回のように株価とビットコイン価格が連動して下落する様子は、2020年に起きたコロナウイルスを原因とする下落、いわゆるコロナショックの際にも見られました。

過去のコロナショックでは、株式市場も暗号資産市場も共に調整期間を経た後、相場が回復してきた歴史があります。長期投資の視点を持っていても、今回の下落にショックを受けた個人投資家は多く見受けられますが、ネット上の情報に振り回されすぎず、冷静に自分の投資計画を見直すことが必要だといえそうです。

記事ソース:日本経済新聞

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks