a16zが英国オフィスの開設を発表 | 首相も英国がweb3イノベーションのハブになる可能性を示唆
あどまん
アメリカを代表するベンチャー投資会社Andreessen Howoritz(a16z)がイギリスオフィスの開設を発表しました。
現在米国では、米国証券取引委員会(SEC)がBinanceとCoinbaseを提訴しており、暗号資産の取り締まりを強化している中で、今年後半に英国に初の海外事務所を開設する予定です。
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https://twitter.com/cdixon/status/1668031647671885827?s=20
a16zのゼネラルパートナーであるChris Dixonは、ブログの中で、「世界中の政策立案者や規制当局と協議を重ねてきましたが、その中で、英国政府がweb3の有望性を認識していることが明らかになった」と述べ、イギリスへの事業拡大が決定したとのこと。
英国当局は、スタートアップ企業が分散化を追求するインセンティブとなるような政策を業界と協力して作り上げることに意欲的であり、リシ・スナック首相も英国がweb3イノベーションのハブになる可能性を示唆しています。
a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)について
a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)は、2009年にマーク・アンドリーセン氏とベン・ホロウィッツ氏によって設立されたカリフォルニア州メンロパークに本社を置くベンチャーキャピタル。
マーク・アンドリーセン氏は世界初のウェブブラウザの「Mosaic」や「Netscape Navigator」のソフトウェア開発者としての経歴を持っており、マーク・アンドリーセン氏とベン・ホロウィッツ氏が始めた「ラウドクラウド」が16億ドルで買収された後に、「創業者を助けるような、企業を作りたい」という想いをもって2009年に「Andreessen Horowitz」を創業。
主な投資先はアーリーステージの新興企業と既存の成長企業。モバイル、ゲーム、ソーシャル、eコマース、教育、企業向けIT(クラウドコンピューティング、セキュリティ、SaaS) が主な投資領域。
a16z ポートフォリオからa16zが投資している暗号資産も確認することができます。
記事ソース:a16z crypto