Coinbase(コインベース)「英国に注力」
Crypto Times 編集部
米仮想通貨取引所取引コインベース(Coinbase)がイギリスでの活動に注力していくことを明かしました。
The UK and Europe are vital to the Coinbase mission. We may be a US-listed company, but if we’re to succeed in creating more economic freedom in the world, we have to be active globally.
https://t.co/D8R8Tu6wla pic.twitter.com/QGPMNK2e89— Coinbase (@coinbase) April 17, 2023
EUで今週採択予定の*MiCAに注目しているとする同社は「ヨーロッパでは、デジタルエコノミーを取り入れるという点で、お金の使い方や考え方に激震が走るような変化が起きている」と述べ、その根拠としてイギリスでの下記4つの調査結果を示しました。*MiCA = EUが2020年に発表した暗号資産の規制に関するフレームワーク(法案)
- 成人の22%が暗号通貨を所有
- 成人の28%が今後12ヶ月に購入や取引をする可能性がある
- 成人の84%は、世界の金融システムが強力な利益を不当に支持していると考えている
- 成人の65%は、金融システムに大きな変化や全面的な見直しが必要だと考えている
Coinbase CEOのブライアン・アームストロング氏は、英銀行の一部が仮想通貨関連企業に法定通貨での決済を禁止していることや、MiCAで消費者保護として24時間のクーリングオフ制度を含むことなどに関して、否定的な見解を示しています。
A few points we shared:
1. Some UK banks are blocking fiat payments to crypto companies which is not ok.
Good fraud controls make sense, a blanket ban does not (and is likely not lawful). Needs further education and collaboration.2. The Financial Promotion regime goes too far…
— Brian Armstrong (@brian_armstrong) April 17, 2023
同社は、イギリスがWeb3経済で成功するための要素として、銀行とフィンテックが協力してクリプト分野の発展を加速させることや、ステーブルコインや税金に関する法整備などに関する9つの助言をブログ内で公開。
先日、米SECから執行措置を取る可能性を示す書簡(Wells Notice)を受け取ったCoinbaseは、カナダへの進出計画も進めていることが明らかとなるなど、グローバルな展開への動きを見せています。
「カナダは協力と成長の態勢を整えた」コインベースが進出計画を公開
記事ソース:Coinbase