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2025/10/29Bitget、Doppler Financeと提携し、機関投資家向けXRP利回りソリューションを拡充
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 2025年10月28日セーシェル共和国ビクトリア市 — 世界最大のユニバーサル取引所(UEX)であるBitgetは本日、機関投資家向けの流動性および検証機能を備えたXRP Ledgerネイティブの利回りプラットフォーム「Doppler Finance」との提携を発表しました。この提携により、Bitget Earnに高度なXRP利回りインフラが導入され、活発に取引されるデジタル資産銘柄の一つであるXRP向けに、安全かつ透明性の高い利回り機会の範囲が拡大します。 この提携は、XRPが長年抱えてきた「ネイティブなステーキング機能を欠く」という市場課題に対応するものです。Doppler Financeのテクノロジーは、規制下のカストディ、完全監査済みの準備金、リアルタイム検証システムを通じて、堅牢な代替手段を提供します。そのインフラは、利回りボールトおよび準備金の証明を統合し、XRPのような非ステーキング資産に特化した、安全性・コンプライアンス・リスク管理を重視した利回り戦略を実現します。 「XRPはBitgetにおいて常に主要な資産の一つであり、そのユーティリティをさらに拡大できることを嬉しく思います」と、Bitget CEOのGracy Chenは述べています。「Doppler Financeとの提携により、安全な利回り機会を通じてXRPのユーティリティを拡張しつつ、Bitgetエコシステムの成長を加速させることができます」 Dopplerの利回りボールト構造を取り入れることで、Bitget Earnユーザーは透明性と資本効率を高めたXRP関連商品にアクセスできるようになります。この統合は、Bitgetのユニバーサル取引所(UEX)フレームワークと整合しており、伝統的な金融構造とオンチェーン資産の機会を単一の相互運用可能なエコシステムでつなぐものです。BitgetとDopplerは協力して、安全性・検証性・機関投資家水準のガバナンスを重視した、持続可能な利回り生成モデルを推進しています。 「当社は、非ステーキング資産としてのXRPの特性に特化したインフラを構築しました」と、Doppler FinanceアドバイザーのMax Zheng氏は述べています。「Bitgetとの提携により、機関投資家レベルの利回りソリューションをより幅広いユーザー層に提供し、XRPホルダーが求める安全性と検証性に焦点を当てることができます」 この提携は、BitgetがUEXモデルのもとで金融アクセスを変革するという長期戦略における新たな一歩を示しています。トークン化、機関投資家による採用、利回り重視型プロダクトが市場構造を変革する中、Bitgetはコンプライアンス対応のインフラ、リアルタイムの透明性、オンチェーン革新を単一のグローバルプラットフォームで結びつけ、自社エコシステムを拡大し続けています。今回のDoppler Financeとの統合により、Bitgetは伝統的金融とデジタル資産の架け橋としての役割をさらに強化し、統合的かつインテリジェントな次世代取引時代の基盤を築いていきます。 企業情報 2018年に設立されたBitgetは、世界最大のユニバーサル取引所(UEX)です。Bitgetは海外など150以上の国と地域で1億2千万人以上のユーザーにサービスを提供しており、仮想通貨業界の中で先駆けて実装したコピートレード機能などのさまざまな取引ソリューションにより、ユーザーによるスマートな取引を支援することに尽力しています。さらに、ビットコイン価格、イーサリアム価格、その他の仮想通貨の価格へのリアルタイムアクセスも提供しています。Bitget Walletは、130以上のブロックチェーンと数百万のトークンをサポートする、主要なノンカストディアル型仮想通貨ウォレットです。マルチチェーン取引、ステーキング、支払い、20,000以上のDAppへの直接アクセスを提供し、高度なスワップと市場分析が単一のプラットフォームに組み込まれています。 Bitgetは、戦略的なパートナーシップを通じて仮想通貨の普及を推進しています。EASTERN、SEA、LATAM市場において、世界最高峰のサッカーリーグであるラ・リーガの公式暗号資産パートナーとしての役割を果たしています。Bitgetはグローバルインパクト戦略に基づき、2027年までに110万人へのブロックチェーン教育支援を目的としてUNICEF(ユニセフ)と提携しました。またモータースポーツの分野では、世界有数の迫力あるチャンピオンシップ、MotoGP™の暗号資産取引所パートナーを務めています。 詳細はこちらをご覧ください:ウェブサイト | X(Twitter) | Telegram | LinkedIn | Discord | Bitget Wallet メディア関係者のお問い合わせ先:[email protected] リスク警告:デジタル資産価格は変動しやすく、大きなボラティリティに見舞われる可能性があります。投資家は、損失を許容できる範囲の資金のみを投資対象に割り当てるよう推奨されます。投資の価値は影響を受けることがあり、財務目標が達成されなかったり、投資元本を回収できなかったりする可能性があります。必ず専門家のアドバイスを受け、ご自身の投資経験や財務状況を考慮した上で慎重に判断してください。過去のパフォーマンスは、今後の成果を保証するものではありません。Bitgetは、発生する可能性のある損失について一切の責任を負いません。ここに記載されているいかなる内容も、財務上の助言として解釈されるべきものではありません。詳しくは利用規約をご覧ください。

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2025/10/29ビットコインの勢いは本物か?FRB会合が運命の分かれ道に
ビットコイン(BTC)の価格が一時11万6000ドルを突破し、2週間ぶりの高値を記録しました。この上昇の背景には米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和的な姿勢を示すとの市場の期待感と、破綻した暗号資産取引所マウントゴックス(Mt. Gox)の債権者への返済が延期されたことがあります。 市場参加者は10月29日に予定されるFRBの会合に注目しています。金融緩和がリスク資産全般の追い風になるとの観測が広がり、ドルインデックス(DXY)の軟調な推移や米10年債利回りの安定も暗号資産市場にとって好ましい環境を作り出しています。 Mt. Goxの返済期限、2026年10月へ延長|売り圧回避か 供給面ではマウントゴックスの管財人が債権者への返済期限を2026年10月31日まで1年間延長したことが好感されました。これにより市場が長らく懸念していた大規模な売り圧力のリスクが当面後退しました。 一方で、主要なアルトコインの動向はまちまちです。イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)が下落しており今回の資金流入がビットコインに集中している可能性を示唆しています。 今回の上昇には複数の好材料が重なりましたがリスクも残ります。FRBの決定が市場の期待と異なる内容だった場合、センチメントは急速に悪化する可能性があります。今週のFRBの発表が現在の市場の勢いが本物かどうかを試す試金石となりそうです。

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2025/10/29S&P、BTC財務企業を初格付け|メタプラネット社の試金石なるか
大手格付け会社のS&Pグローバル・レーティング(S&P Global Ratings)が暗号資産ビットコイン(BTC)を主要資産とするビジネスモデルのストラテジー社(Strategy Inc.)に対し、初の信用格付け「B-」を付与しました。 今回の格付けはビットコインを担保とする企業の負債構造をS&Pが公式に評価した初の事例です。これによりビットコインは、世界の信用システムにおいて正当な担保資産として認められる第一歩を踏み出しました。 BTC、センチメント改善で更なる高騰なるか|供給減も追い風に S&Pはストラテジー社の格付けを「B-」(見通しは安定的)と投機的等級に分類。その理由として「ビットコインへの過度な依存」や「ドル流動性の脆弱さ」を挙げています。ヴァンエック(VanEck)のマシュー・シーゲル氏は、この格付けを「ハイイールド債の領域。債務返済は可能だが衝撃には脆弱」と評しています。 🚨Strategy Inc Assigned 'B-' Issuer Credit Rating; Outlook Stable at S&P That’s high-yield territory. Able to service debt for now, but vulnerable to shocks. S&P data: B issuers carry ~15% 5-yr default risk. https://t.co/ingZu6DRmH pic.twitter.com/RrHOWYmzVG — matthew sigel, recovering CFA (@matthew_sigel) October 27, 2025 一方、暗号資産専門家からはS&Pの評価モデルがビットコインの特性を過小評価しているとの声も上がっています。プロキャップBTC(ProCap BTC)のジェフ・パーク氏は「ビットコインを負の資本として扱うことは、その驚異的な流動性と金融システムからの独立性を無視している」と指摘。財務会計基準審議会(FASB)のルールがビットコインの時価評価を認めるなど、会計や税務の枠組みが実態に追いつきつつある現状を強調しました。 I have lots of beef with how S&P assessed MSTR's credit rating but by far the biggest is below- Any asset owner would understand this is completely illogical. This doesn't just ignore Bitcoin's contribution to balance sheet resilience (hello, uncorrelated?) it penalizes it. pic.twitter.com/HxCjMMPoEp — Jeff Park (@dgt10011) October 27, 2025 信用格付けは、年金基金や保険会社などが属する巨大な債券市場の投資判断を左右する重要な指標です。これまで規制下の投資家の多くは格付けのない資産への投資を禁じられていましたが、今回の措置により、格付けされた企業の社債を通じて間接的にビットコインへのエクスポージャーを持つことが可能になります。 この度の事例はストラテジー社と同じくビットコインを財務資産の中核に据えるメタプラネット社が、将来的に同様の信用格付けを取得する際の試金石となり得ます。ビットコインがグローバルな金融システムの構成要素として認められていく中で、メタプラネットの先駆的な取り組みは、日本市場における新たな企業価値創造のモデルとして、今後さらに注目を集めることになりそうです。 情報ソース:SPglobal

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2025/10/29ドージコイン復活の兆し|関連ミーム銘柄「Maxi Doge」にも期待集まる
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 仮想通貨市場が再び活気を取り戻す中、Dogecoin($DOGE、ドージコイン)がその存在感を増しています。 10月上旬のいわゆるUptober相場では、ドージコインの価格が一時0.27ドルに迫る上昇を見せ、市場の熱狂を象徴する存在として復権しました。 そして今、こうした熱気に乗じる形で、より攻撃的かつ戦略的に設計されたミームコイン「Maxi Doge($MAXI、マキシドージ)」が注目を集めています。 本記事では、DOGEの最新動向と将来展望を踏まえつつ、なぜ今「Maxi Doge」が次なるドージとして市場関係者から熱視線を浴びているのかを掘り下げていきます。 ドージコイン復活の背景|テクノロジーと制度面の追い風 2025年10月、$DOGEの価格はおよそ0.25ドル前後を維持しつつ、月間で20%以上の上昇を記録しました。背景には複数の要因が絡んでいます。 まず、開発チームによるゼロ知識証明(ZKP)対応のアップグレード提案により、$DOGEが単なる送金トークンから分散型金融(DeFi)やゲーム、ID認証といった多用途に拡張可能な基盤へと進化しつつある点が挙げられます。 加えて、米証券取引委員会(SEC)が正式に「DOGEは証券ではない」と明言したことで、法的な不透明性が払拭されたことも大きな材料となりました。 さらに、$DOGEを組み込んだ新たな投資ファンド「DOJE」が登場し、わずか数週間で2,000万ドル超の資金流入を記録するなど、機関投資家の関心も高まりを見せています。 テクニカル分析に映る強気シグナルと市場心理 テクニカル面でも、$DOGEは注目の局面を迎えています。 現在の価格チャートでは「上昇三角形」のパターンが形成されつつあり、0.27ドルを明確にブレイクできれば0.30ドル〜0.35ドル台への上昇が視野に入ると見るアナリストも多くいます。 さらに、「ゴールデンクロス」の形成も目前に迫っており、中期的な上昇トレンド入りを示唆する材料が揃っています。 一方、取引所ベースの取引量やGoogle検索トレンドからも、DOGEに対する一般投資家の関心が再燃していることが確認されています。 ミームコインという特性上、SNSやインフルエンサーの影響が価格に直結しやすい構造ですが、今回の上昇は単なる熱狂だけでなく、実用性と制度的信頼の積み上げが後押ししている点が、2021年のバブル期とは異なります。 Maxi Doge登場|ステロイドを打ったDogeは何が違うのか? こうした$DOGEの再評価の波に乗る形で登場したのが、「Maxi Doge」です。 プロジェクトは自身を「ステロイドを打ったドージコイン」と表現し、あえて過激でユーモラスなブランディングを打ち出しています。 とはいえ、その設計は意外にも堅実で、既存のミームコインとの差別化を意識した構造が随所に見られます。 これまでに378万ドルの資金調達に成功しており、早期段階での関心の高さを裏付けています。 トークン供給量は約1,502億枚で、流動性、報酬、開発チーム、そして独自の「MAXI Fund」に分配される仕組みです。 特にこのMAXI Fundは、将来的な先物取引やDeFi連携への活用が想定されており、単なるコミュニティ運営費に留まらない中長期的なビジョンが込められています。 高利回りステーキングも注目|実需への布石は打たれているか Maxi Dogeの魅力のひとつは、最大85%のステーキング報酬です。 トークン保有者は、ロック期間を選択した上で、日次で報酬を得ることができる仕組みになっており、コミュニティの継続的な参加を促す設計です。 ステーキング報酬はトランザクション手数料やトレジャリーの利回りから支払われ、トークンの循環供給を抑える自動バーン機能も搭載されています。 また、セキュリティ面では、CertiK、SlowMist、Hackenといった第三者機関による監査を受けており、マルチシグ運用やタイムロック機能、バグ報奨制度も導入済みです。 こうした要素は、透明性や信頼性が重要視される現在の仮想通貨投資において、重要な判断材料となります。 ミームコインの本質を問う|DOGEとMaxi Doge、そしてその先へ ドージコインは長年、ユーモアと文化的共感を武器に市場を牽引してきました。 その強みは、単なるスペックや技術力では測れない「人の心を動かす力」にありました。 しかし、時代は変わり、今や機関投資家や規制当局の視線もミームコインに注がれています。 そうした中で、Maxi Dogeは「おふざけ」の皮を被りながらも、しっかりと設計されたプロジェクトです。 スマートコントラクトの監査、ファンドによる流動性の確保、将来の取引所上場やステーブル決済機能の導入といったロードマップは、その証左でしょう。 もちろん、$MAXIの実用の限定性といったリスクも存在します。 しかし、ミームコイン市場は常に「次なるストーリー」を求めており、ドージコインが切り拓いてきた歴史の延長線上で、Maxi Dogeがその座を虎視眈々と狙っているのは間違いありません。 Maxi Dogeの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。

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2025/10/29Bitget、Doppler Financeと提携|XRPユーザーにインスティテューショナルグレードの利回り機会を提供
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 世界最大級のユニバーサル取引所(UEX)である Bitget は、Doppler Finance と戦略的パートナーシップを締結し、Bitget Earn 製品を通じて XRP の利回り機会を拡大することを発表しました。本提携により、Doppler の機関投資家向けXRP利回りインフラを Bitget のサービスに統合し、より競争力の高いXRP利回り商品をユーザーに提供していきます。 現在、市場では「XRPにネイティブなステーキング機能が存在しない」という課題があります。そのため、利回り獲得を目的とした代替ソリューションが必要とされています。パフォーマンスのみを前面に出す従来型利回り商品とは異なり、XRPで適切に利回りを生み出すためには、強固なカストディ、ガバナンス、検証体制が求められます。そこで必要となるのが、安全性と透明性を重視したインフラ構築です。 Doppler Finance のXRPLネイティブなインフラは、このニーズに応えるものです。同社は、信頼性の高いカストディソリューション、リアルタイムの準備金検証、分別管理されたアカウント構造を組み合わせ、安全性と運用面の健全性を確保しながら、規制水準に適合した利回り生成を可能にします。 今回のパートナーシップにより、Bitget は Doppler のイールドボールト技術を Bitget Earn に統合し、XRP関連商品の強化を進めます。これにより、Bitget ユーザーはブロックチェーンの利点と機関投資家向け金融インフラを両立した、より高度なXRP利回り商品へ安全にアクセスできるようになります。 Bitget CEO の Gracy Chen 氏は次のように述べています。 「XRPはBitgetにおける主要資産の一つであり、そのユーティリティ拡大に今回取り組めることを嬉しく思います。Doppler Financeとの提携により、セキュアで利回りを得られる新たな機会を提供し、Bitgetエコシステムの成長をさらに加速させていきます。」 Doppler Finance アドバイザーの Max Zheng 氏は次のようにコメントしています。 「私たちのインフラは、ステーキングを持たないXRPの特性に合わせて設計されています。Bitgetとの提携により、セキュリティと検証性を重視したインスティテューショナルグレードの利回りソリューションを、より幅広いユーザーへ届けることができます。」 BitgetとDoppler Financeの協業は、グローバル投資家に向けて高度なXRP利回り機会を提供する上で大きな前進となります。両社は先進的な利回り型XRP商品をBitgetプラットフォームに統合することを目指し、デジタル資産エコノミーにおける革新的な金融機会創出を推進していきます。 ■ Bitgetについて Bitgetは2018年に設立された、世界をリードする暗号資産取引所およびWeb3企業です。100を超える国と地域で2,500万人以上のユーザーにサービスを提供。革新的なコピートレード機能や多様な取引ソリューションを通じ、ユーザーのスマートな取引を支援しています。 また、元BitKeepであるBitget Walletは、マルチチェーン対応のWeb3ウォレットとして、ウォレット機能、スワップ、NFTマーケットプレイス、DAppブラウザなどを提供しています。 Bitgetはアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手や、トルコのトップアスリート達とのパートナーシップを通じ、暗号資産普及を後押ししています。 詳細: Website | Twitter | Telegram | LinkedIn | Discord | Bitget Wallet メディア問い合わせ: [email protected] リスク警告: デジタル資産は価格変動が大きく、投資元本を失うリスクがあります。投資は余剰資金で行い、独立した金融アドバイスを受けることを推奨します。本内容は投資助言ではありません。詳しくは利用規約をご覧ください。 ■ Doppler Financeについて Doppler Finance は、XRPL上に構築された機関投資家向け XRP利回りインフラ「XRPfi」をリードするプロジェクトです。規制準拠のカストディ、完全監査済みの準備金、厳選された利回り戦略を組み合わせ、安全性とスケーラビリティの両立を実現しています。 XRPも主要資産と同様に利回りを生むべきであるという信念の下、透明性とコントロール性、信頼性の高い利回り環境を提供しています。 LinkedIn | X | Discord | Website | Docs

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2025/10/28より速く、Solanaのその先へ!「Solayer」AMAレポート
執筆:summerchon ハードウェアアクセラレーションの採用により毎秒30万件以上のトランザクション処理を目指すSVMレイヤー1「Solayer」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Solayerの核となる技術「InfiniSVM」の仕組みや、暗号資産デビットカード「Emerald Card」、利回り付きステーブルコイン「sUSD」、そしてネイティブトークン「$LAYER」のユーティリティや今後のロードマップについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2025年10月21日(火)23:00 JST 場所:bb Discord & X Space Giveaway:50USDC × 4名 より速く、Solanaのその先へ 「Solayer」のAMAを開催✈️ ⏰ 10月21日(火)23:00 🎁 Giveaway:50 USDC × 4名 ✅ Like, RT & Follow ↓@solayer_labs & @bb_jpdao ✅ Join AMA ボイス ▶️ https://t.co/57QV0D2JIQ チャット ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 💁♂️ スピーカー:@0xJsum | Head of… pic.twitter.com/4HE9B5LhRV — boarding bridge (@bb_jpdao) October 15, 2025 スピーカー ・Joshua | Head of Product at Solayer ・ビニール | Guest Speaker ・AKI | boarding bridge (敬称略) 質問トピック 自己紹介 Joshua | X Solayerでプロダクト責任者を務めているJoshuaです。私のバックグラウンドはDeFi、クオンツ、そしてAIの分野にあります。 Solayerでは、AIや高頻度取引(HFT)の技術を応用し、ハードウェアの力でブロックチェーンを高速化するハードウェア加速型ブロックチェーンの開発に取り組んでいます。本日はよろしくお願いいたします。 ビニール | X ビニールと申します。本日はゲストスピーカーとして参加させていただきます。 普段はEthereumインキュベーターであるFracton Venturesでインキュベーション・リードを務めています。Solayerチームの方とは大阪でご一緒したご縁もあり、本日呼んでいただけて光栄です。よろしくお願いいたします。 Solayerの目指しているビジョンやコンセプトを教えてください。 Solayerは、高速・低遅延なアプリケーションを支えるハードウェア加速型のレイヤー1(※1)ブロックチェーンを構築しています。 私たちの「InfiniSVM」は、SVM(Solana Virtual Machine)(Solanaの実行環境)と完全な互換性を持っています。現在、開発者向けのメインネット・アルファ版が公開されており、毎秒30万件以上のTPS(※1)を処理可能です。 (※参考:BTCが約7 TPS、ETHが約15〜30 TPS) これは、実運用環境において暗号資産業界で確認された中でも最速クラスの性能です。元々はSolanaのリキッドステーキング(※2)プラットフォームとして始まりましたが、現在は自前のレイヤー1開発と並行し、後述する決済カードなど、Solanaエコシステムに必要なものをトレンドに合わせて提供しています。 TPS(Transactions Per Second) 1秒あたりに処理できる取引の数。ブロックチェーンの処理能力を示す指標 リキッドステーキング トークンをステーキングしてネットワークのセキュリティに貢献しつつ、預けた証明となるトークン(LST)を受け取る仕組み。このLSTはDeFiなどで自由に運用できるため、資産の流動性を保つことができる。 Solayer | X Solayerが展開するEmerald Cardについて詳しく教えてください。 SolayerのEmerald Cardは、ユーザーがSolana上のUSDCを、法定通貨に交換するオフランプの手間なしで、そのまま現実世界で使えるVISAデビットカードです。Apple PayやGoogle Payにも対応しています。 このカードの最大の特徴は、そのユニークなリワードプログラムにあります。 一般的なカードが自社のポイントしか提供しないのに対し、Emerald Cardは、Solayer自身からのリワードに加えて、Solayerと提携するエコシステム内のプロジェクトから、複数のリワードやエアドロップを獲得できる可能性があります。 さらに、「Solayer Travel」というEmerald Card保有者向けのホテル宿泊サイトを展開しており、マリオットなどの主要ホテルで最大65%の割引が受けられるといった強力な旅行特典も付帯しています。 Solayer Travel sUSDやsSOLについて詳しく教えてください。 まずsUSDは、Solana初となる利回り付きステーブルコインで、その価値は米国債の利回りによって裏付けられています。 一般的なステーブルコイン(例:USDC)も裏付けに米国債を持ちますが、その利回りは発行元(サークル社など)のものとなり、保有者には還元されません。sUSDは、その利回りを保有者に還元する点が決定的に異なります。 例えば、sUSDを保有しているだけで年利3.55%(※AMA時点)の利回りが得られ、1年後に償還(USDCに戻す)すると、元本に利回りが上乗せされて戻ってくるイメージです。これにより、利回りを生まない待機資産(USDCなど)を持ってしまう機会損失をなくすことができます。 一方のsSOLは、Solanaのリキッドステーキングトークン(※1)です。Solana上で最もパフォーマンスの高いバリデーター(検証者)を選定して構築されており、高いステーキング利回りを提供します。 これら2つは、私たちが開発した基盤的なプロダクトであり、将来的に私たちのInfiniSVMにも導入されます。これにより、Solayerチェーンの開発者は、安定的な米国債利回り(sUSD)と高利回り資産(sSOL)の両方に最初からアクセスできるようになります。 リキッドステーキングトークン(LST) ステーキングした暗号資産(この場合はSOL)の引換券となるトークン。元の資産はロックされたまま、このLSTを使ってDeFiなどで自由に資産運用ができる Solayer | 公式ブログ $LAYERのユーティリティと今後のロードマップについて教えてください。 $LAYERトークンは、Solayerエコシステム全体のガバナンストークンです。 それだけでなく、今後私たちが独自にローンチする高速レイヤー1のInfiniSVMにおいて、ネットワークのセキュリティを担うステーキングにも使用される、エコシステムの中心的なトークンとなります。 今後のロードマップとエコシステムの進捗は以下の通りです。 InfiniSVM(自社L1)のローンチ 現在、私たちのL1のInfiniSVMは、エコシステムチーム向けのプライベート版であるメインネット・アルファ段階にあります。これは2025年末にかけて、一般ユーザーが参加できるパブリックメインネットへと移行する予定です。 Solayer Accel(インキュベーター)の推進 私たちはInfiniSVM上で開発を行うスタートアップを支援するSolayer Accelというインキュベーションプログラム(※1)を運営しています。12月に卒業する第1期プロジェクト群は世界的なカンファレンスのSolana Breakpoint(※2)でその成果を披露する予定です。 インキュベーションプログラム 立ち上げ初期のスタートアップに対し、資金提供、技術支援、メンタリングなどを提供し、その成長を支援するプログラム Solana Breakpoint Solana財団が主催する、開発者やコミュニティが集う世界最大級の年次カンファレンス Solayer | 公式ブログ 既存システムのインフラ障害に対する耐性はありますか? Solayerは特定のインフラに依存しない、非常に高い耐障害性を持つよう設計されています。 多くのプロジェクトとは異なり、私たちはAWSのような単一のクラウドプロバイダーに依存せず、独自のサーバーインフラを管理しています。 そのため、仮に大規模なクラウド障害が発生したとしても、影響を受けるのはウェブサイト(フロントエンド)など一部にとどまり、Solayerのブロックチェーン自体は停止することなく動き続けます。実際に、先日のAWS(※1)障害の際も、私たちには一切のサービス障害は発生しませんでした。 AWS(Amazon Web Services) Amazonが提供する世界最大のクラウドコンピューティングサービス。Webサービスやゲーム、金融システムなど、世界中の多くのインSaaSのインフラとして利用されている Solayer Accelとハッカソンの違いは何ですか? Solayer Accelは短期の開発イベントであるハッカソンとは異なり、Solayerエコシステムのための長期的なインキュベーションプログラムです。 これは、私たちのInfiniSVM上で開発を行う有望なスタートアップを発掘し、投資・支援するためのプログラムです。高頻度取引やリアルタイム決済など、InfiniSVMの高速性能を活かせるプロジェクトを特に歓迎しています。 採択されたプロジェクトには、私たちから以下の手厚い支援が提供されます。 資金提供(投資) 技術サポート(Solayerのコアエンジニアによる直接のサポート) VC(ベンチャーキャピタル)の紹介 共同マーケティング支援 このプログラムを卒業したプロジェクトは、Solayerエコシステムの中核プロジェクトとして私たちと共に成長していくことになります。 Solayer | 公式ブログ Emerald Cardの日本市場での利用状況について教えてください 実は日本は私たちにとって最も急速に成長している市場の1つで、ユーザー数・取引量ともに世界でトップ2、またはトップ3に入る国です。 最大の理由は、日本の税制にあると考えています。日本では、暗号資産を法定通貨に交換する際、税金の計算が発生し非常に手間がかかります。 Emerald Cardを利用することで、元の暗号資産を売却せずにステーブルコインを借りて日常決済に利用できるため、この問題を回避できる点で日本のユーザーに強く支持されています。 利用傾向も興味深く、ドバイなどでは高級品やホテルの支払いが目立ちますが、日本ではセブンイレブンでの決済をはじめ、日常の食品や日用品の購入に多く使われているのが特徴です。 まとめ 今回のAMAでは、Solayerの驚異的な処理性能を目指す技術的な核心と、それを支える具体的なプロダクト群について詳しく語られました。 Solayerは、Solanaのリキッドステーキングから独自の高速レイヤー1であるInfiniSVM開発へと進化しています。その核となるのはハードウェアによる処理の高速化と、既存のインフラに依存しない堅牢なネットワークです。一方でEmerald Cardは、暗号資産を売却せずに直接決済できる点が日本の税制と噛み合い、世界トップクラスの利用率を日常決済を通じてすでに達成しています。 今後は、$LAYERトークンをガバナンスとステーキングの核とし、2025年末のパブリックメインネット移行を目指します。また、Solayer Accelインキュベーションプログラムを通じてエコシステム構築も活発に進められています。Solayerは、超高速な未来のインフラと、実用的な決済カードという現在の利便性を両輪で推進しており、Web3の新たな標準を目指すプロジェクトを目指しています。 関連リンク Solayer Website | X (Twitter) | Discord boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3













