スターアトラス(Star Atlas)の開発会社「ATMTA」が人員の大幅削減を発表
あどまん
Solanaベースのブロックチェーンゲーム「スターアトラス(Star Atlas)」を開発するWeb3ゲーム会社ATMTAが、人員を大幅に削減することを発表した。
Today ATMTA announced a major change in its operations.
CEO & Star Atlas co-founder @at_mwagner has addressed these changes in a detailed letter to the community.Visit https://t.co/LdjcSys6uC to read his full message and join the team update to the community at 1:00pm Eastern.
— Star Atlas (@staratlas) July 24, 2023
同社のCEOマイケル・ワグナー氏は、Discord上で人員を大幅に削減してStar Atlasの開発を継続する声明を発表。
ATMTAは、戦艦NFTの販売から得た収益の1/3をネイティブトークンATLASで保有したことによる損失及び、税金の負担、さらにはFTXの崩壊により約1,500万ドルが失われたことで、経営困難に陥ったとのこと。
また、この期間に資金調達を試みたが、ほとんど成果を上げることができなかったことを受け、ATMTAはチームの規模を削減し、成長の見込みのあるSAGEゲームとモバイルクルーメイトアプリの開発に注力する方針を掲げることを決断。
今回のメンバー削減で、残るコアチームは45名となり、2022年後半のピーク時の235名、FTX騒動後の167名から大幅にチームの規模が縮小することになるため、今後ATMTAは、以下5つの戦略で開発に注力していくとのこと。
- 再編されたチームは、SAGEと新たに発表されたCrewモバイルアプリの配信に注力。
- COREグラフィックノベルは引き続きリリースされ、DACプラットフォームは発売に向けてほぼ準備完了。
- Unreal Engine 5ゲームの開発は、将来のリリースを制作しながらも、かなり遅いペースで再開予定。DAOガバナンス・システムも同様。
- この戦略的な動きにより、中断のない開発が可能になり、複数の製品を発売するための安定性が確保されます。
- 戦略的な再集中により、スターアトラスは価値観を共有する資本パートナーにとってより魅力的な存在となる。
2021年に注目を集めたStarAtlasが、どのような形で生き残っていくのか今後も目が離せません。