バンク・オブ・アメリカがブロックチェーン活用したシステムの特許申請、現金処理改善を目指す

バンク・オブ・アメリカがブロックチェーン活用したシステムの特許申請、現金処理改善を目指す
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この記事の3つのポイント!

  • バンク・オブ・アメリカがブロックチェーン技術を活用したシステムの特許を申請
  • ブロックチェーン技術を活用してコミュニケーションの問題を抱える現金処理業務の改善を図る
  • ブロックチェーン技術には熱心な一方、仮想通貨には依然リスク回避的スタンスを維持か

記事ソース:Cointelegraph

バンク・オブ・アメリカが現金処理を改善するためのブロックチェーン技術を活用したシステムの特許申請をしていることが明らかになりました

今回のバンク・オブ・アメリカによる特許申請は、25日に米特許商標庁が公開した特許申請によって明らかになりました。

Banking systems controlled by data bearing records  (データ保有記録によって管理される銀行システム) 」と題された今回の特許は昨年6月に提出されていたものです。

Cointelegraphによると、バンク・オブ・アメリカは「銀行が執り行う膨大な業務の中でも現金処理業務にはコミュニケーションの問題がある」としたうえで、「ブロックチェーン技術がこれらの問題を改善する」と説明しました。

同メディアによると、バンク・オブ・アメリカは過去2年間にわたってブロックチェーン分野での知的財産の取得に注力しており、実際の応用予定などは不透明でありながらも、今年11月には50以上の特許を保有していることが報じられています

バンク・オブ・アメリカはブロックチェーン技術の活用に熱心である一方、仮想通貨に対してはリスク回避的なスタンスを維持しており、クレジットカードによる仮想通貨の購入禁止を発表するなどしています。

Daichi
金融大手の間で仮想通貨やブロックチェーンのインフラがなかなか整わない中、バンク・オブ・アメリカの特許技術がどのように応用されるのかが気になります

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