2/14のBTC高騰の原因は?

2018/02/15・

Shota

2/14のBTC高騰の原因は?
ct analysis

この記事の3つのポイント!

  1. 2/4 20:30過ぎからBTCが高騰
  2. ECBドラギ氏は『規制や禁止は中央銀行の仕事ではない』
  3. 3月に行われるG20に注目

本記事引用元:ECB’s Draghi says not his job to regulate Bitcoin

BTC高騰の原因は?ECBドラギ氏による発表が鍵か

ここ数日間90万円台前半を推移していたBTCの価格ですが、本日2/14 20:30過ぎから価格が大きく上がり高値を更新しています。

アメリカのソーシャルニュースサイトのredditではECB(欧州中央銀行)ドラギ銀行総裁の発言が影響しているのではないかと騒がれています。(参考:reddit.com

当局や中央銀行の規制や禁止の発表はコインの市場価格を大きく動かしますが、今回の発表はどう影響したのでしょうか。

現地時間火曜日に行われたECBのドラギ銀行総裁によるスピーチで彼は
『ECBに多くの人からビットコインを規制するのかといった質問が寄せられる』
『だが仮想通貨の規制や禁止はECBの仕事でも責任でもない』
と話しました。

このスピーチがBTCの価格上昇に影響を及ぼしたと考えられています。

一方で、国際決済銀行のトップであるAgustin Carstens氏は先週、ポンジスキーム(≒ねずみ講)を終わらせるために中央銀行は銀行や金融系のインフラへのアクセスを一部制限するように呼びかけていました。

このように国や機関によって規制や禁止に対する方向性は異なりますが、仮想通貨の規制や禁止は、3月に行われる各国の銀行総裁が集まるG20で話し合われることが期待されています。

行われた議論の中で
『ビットコインを購入すべきか』
という質問が寄せられましたが、それに対してドラギ氏は
『率直に言うと、慎重に考えてから買う』
と話しました。

仮想通貨の技術を司るブロックチェーンに対しても
『その技術は約束されていて大きなメリットを生み出し決済手段としても定着するだろう』
などと前向きな発言が見られました。

しかし
『非常に興味はあるが、中央銀行が導入するには安全面でまだ課題があるので更なる調査が必要である』
と仮想通貨導入に賛成的な意見を述べましたが、実際に中央銀行が仮想通貨を導入していくまではまだまだ時間がかかりそうです。

shota
中央銀行が注目する通貨は果たしてどの通貨になるんでしょうか

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