
地方創生
2025/10/25【地方創生】九州探検隊とFiNANCiEによる「未来共栄プロジェクト」第6弾企画(天草酒造)とは
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では株式会社博多大丸が運営する「九州探検隊」がWeb3プラットフォーム「FiNANCiE」と連携して九州の事業者を支援する「未来共栄プロジェクト」と、その第6弾となる熊本県・天草酒造の取り組みについて紹介します。 九州探検隊とは 九州探検隊は福岡市で百貨店「大丸福岡天神店」を運営する株式会社博多大丸が、開業65周年を記念して立ち上げたプロジェクトです。 その使命は九州に溢れるまだ知られていない「モノ」や「コト」を発掘・発信し、九州全体の活性化を目指すことです。百貨店というリアルな場を起点に九州各地の魅力的な生産者や事業者と消費者を繋ぐ役割を担っています。 Web3で支援の形を革新する「未来共栄プロジェクト」 九州探検隊は2023年12月、ブロックチェーン技術を活用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」とタッグを組み「未来共栄プロジェクト」を始動させました。 プロジェクトの最大の特徴はWeb3(トークン販売による資金調達とコミュニティ形成)と、百貨店のリアル店舗(プロモーションやイベント開催)を融合させた「フィジタル体験」を提供することです。 これにより事業者が叶えたい夢を多角的に支援し、地域活性化を加速させています。 第6弾:天草酒造と「天草のファン」をつくる挑戦 未来共栄プロジェクトの第6弾として支援の対象となったのは、1899年創業、天草諸島で唯一の焼酎蔵である「天草酒造」です。 天草酒造は「焼酎を通して天草の魅力を全国、そして世界へ」発信することを使命としています。 彼らが目指すのは単に焼酎を売ることではありません。人口減少や高齢化に直面する天草の現状に対し「百本の焼酎が売れることよりも、一人が天草を訪れることの方が価値がある」という強い想いを持ち焼酎をきっかけとした「天草のファンづくり」に取り組んでいます。 今回のクラウドファンディングは農業や蔵のイベントにおける人手不足という課題に対し、天草酒造の想いに共感し、共に活動してくれるサポーターを募るものです。 ※クラウドファンディング会期は現在終了 おわりに 今回の記事では九州探検隊が主導する「未来共栄プロジェクト」を紹介しました。 この取り組みは百貨店が持つ「発掘・発信する力」とWeb3の「コミュニティを形成し、共感を資本に変える力」を掛け合わせた、先進的な地方創生モデルです。単に商品を仕入れて販売するという従来の関係性を超え、九州の事業者が抱える課題や未来のビジョンにまで深く寄り添い、共に未来を創るパートナーとして伴走しています。 天草酒造の「天草のファンをつくりたい」という想いをトークンコミュニティとデジタル地域通貨という具体的な仕組みで後押しする今回のプロジェクトは、九州探検隊が描く新しい地域貢献の形を象徴していると言えるでしょう。 [no_toc]

地方創生
2025/10/03【地方創生】JR九州博多駅と麻生専門学校グループによる「NFTアート制作プロジェクト」とは
[no_toc] 現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事ではJR九州と麻生専門学校グループが共同で実施した産学連携プロジェクト「NFTアートコラボレーション」についてレポートします。これは、学生が制作したアート作品をNFTとして商品化し、地域の新たな魅力として発信する取り組みです。 産学連携によるNFTアート制作プロジェクト JR九州と麻生専門学校グループは、NFTを活用したアートコラボレーション企画を共同で実施しました。このプロジェクトはJR九州が展開する「JR九州NFT」プロジェクトの一環であり、麻生専門学校グループに所属する学生がアート作品の制作を担いました。 参加したのは、麻生建築&デザイン専門学校、ASOポップカルチャー専門学校、麻生情報ビジネス専門学校 北九州校の3校に在籍する計42名の学生です。 学生たちは「博多駅」と「博多駅を発着するJR九州の列車」をテーマに、約2ヶ月半の期間で50点以上の作品を制作しました。 20作品の商品化が決定 7月31日には博多駅で表彰式が開催され、提出された作品の中から優秀作品20点が選出されました。JR九州博多駅長は当初の想定を上回る作品数を選出した理由について「選びきれなかった」と学生たちの作品レベルの高さを評価するコメントをしています。 選ばれた20作品は今後「博多駅オリジナルNFT」の第三弾として商品化され、2025年秋頃から販売される予定です。 産学双方にとっての意義 このプロジェクトは参加した双方にメリットをもたらすものとなりました。 JR九州にとっては学生の若い感性や自由な発想を取り入れることで鉄道業界に新たな価値をもたらし、観光振興や国際的なPRに繋がるコンテンツを創出する機会となります。 一方、麻生専門学校グループの学生にとっては実際のクライアントからの要望に応えるデザイン制作を通じて社会で求められる表現を学ぶ実践的な経験となりました。 おわりに JR九州と麻生専門学校グループによる今回の「NFTアートコラボレーション」は、伝統的な基幹産業である鉄道会社と次世代を担う教育機関がWeb3という新しい技術を介して連携した事例です。 この取り組みは単なる作品発表の場に留まらずJR九州にとっては新たな観光資源の創出、学生にとっては社会と繋がる実学の機会となり、双方にとって有益な成果を生み出しました。 商品化が予定されている学生たちの作品が今後どのように九州の魅力を国内外に発信していくか、その動向が注目されます。

地方創生
2025/09/26【地方創生】Adam byGMOで販売「車多酒造主催の特別酒蔵ツアー参加権利付きNFTチケット」とは
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では日本酒「天狗舞」の醸造元である石川県白山市の車多酒造が、Adam byGMOと連携して開始したNFTプロジェクトについて紹介します。 このプロジェクトは特別な酒蔵ツアーの体験をNFTチケットとして販売し、能登半島地震の復興支援と地域の伝統産業の未来を支える新しい挑戦です。 NFTチケットで特別な「天狗舞」体験を 今回のプロジェクトではNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」において「特別酒蔵ツアー参加権利付きNFTチケット」が6月19日より販売開始されました。 このNFTチケットは人気飲食店予約サイト「OMAKASE byGMO」との特別共催によるもので、購入者は1日限定の貴重な体験プログラムに参加できます。 イベント日時:2025年10月15日(水)14:00〜16:00 販売価格:22,000円(1組2名) 販売数量:4点限定 ツアー内容:9代目当主・車多 慶一郎氏による酒蔵案内、非売品の秘蔵酒を含む4種類のプレミアム試飲、9代目当主のサイン入りお土産日本酒、参加者限定デザインの記念NFTプレゼント Web3が可能にする、持続的な復興支援の仕組み このプロジェクトがWeb3を活用する最大の意義はその支援の仕組みにあります。NFTチケットの二次流通(購入者から別の希望者への転売など)によって発生した収益は全て石川県庁の「令和6年(2024年)能登半島地震に関わる災害義援金」に寄付されます。 これは一度きりの購入や寄付で終わるのではなく、NFTが取引されるたびに継続的に被災地を支援できる新しいモデルです。車多酒造はこのNFTを単なるデジタルチケットではなく「地域の記憶」と「支援の意思」を託すメッセージであると位置づけています。 地域の課題と向き合い、未来へ繋ぐ 車多酒造が拠点を置く石川県白山市も米農家の高齢化や後継者不足、度重なる災害、そして人口減少といった深刻な課題に直面しています。 本プロジェクトはNFTを通じて地域の新たな経済活動を創出し、外部からの関心や支援を呼び込むことで酒造りや農業といった伝統産業の再活性化を目指すものでもあります。 将来的には寄付先を能登半島および白山市の伝統農産業や自然保護に広げ、失われゆく美しい風景や文化の保護・再生に貢献することも視野に入れています。 おわりに 今回の記事では車多酒造とAdam byGMOが連携したNFTプロジェクトを紹介しました。 この取り組みは特別な「体験」をNFTという形で提供するだけでなく、二次流通の仕組みを活用して持続的な被災地支援を実現する非常に洗練された地方創生モデルです。 参加者は貴重な体験を得るだけでなく、その後のNFTの価値移転を通じて継続的に地域貢献に関わることができます。二百年の伝統を持つ酒蔵がWeb3という最先端の技術を用いて被災地の復興と地域の未来という大きな課題に真摯に向き合う本プロジェクトは、伝統と革新を繋ぎ未来を共創する誠実な一歩と言えるでしょう。 [no_toc]

地方創生
2025/09/24【地方創生】駿府の工房 匠宿による「オリジナルNFT付き陶芸体験イベント」とは
[no_toc] 現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトがWeb3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では静岡市駿河区の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」で過去に開催された特別な陶芸体験イベントについて特集します。このイベントは伝統工芸の奥深い体験とWeb3技術を組み合わせ新しい形の観光価値を提示した事例として注目されます。 伝統と未来を結ぶ「駿府の工房 匠宿」 「駿府の工房 匠宿」は静岡市の伝統工芸の魅力を発信する体験施設です。 2021年に「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトにリニューアルオープンして以来、駿河竹千筋細工や陶芸、藍染めといった多様なものづくり体験を提供しています。 同施設は伝統技術の継承と新しい価値創造の両立を目指す拠点として活動しています。 開催された「特別な陶芸体験」イベント 2025年7月21日(月・祝)、同施設にて特別な陶芸体験イベントが開催されました。このイベントは参加者に通常とは異なる深い工芸体験を提供することを目的としていました。 高度な技法「バイ挽き」への挑戦 イベントの核となったのは通常の5倍量にあたる2.5kgの粘土を使用し、一度成形した土を再度挽き直す「バイ挽き」という高度な技法への挑戦でした。 この技法により参加者は家族用のお茶碗や顔より大きなどんぶりといった大型で本格的な作品の制作に取り組みました。 NFTによる新しい“思い出の残し方” 本イベントのもう一つの特徴は、参加者特典として「駿府の工房 匠宿オリジナルNFT」がプレゼントされた点です。 このNFTは参加者が制作した作品とその日の体験の記録をデジタルデータとして永続的に保管するもので、伝統工芸とWeb3を掛け合わせた新しい思い出の形を提案しました。 また、プログラムには地元食材を使った本格的な和膳ランチも含まれており、参加者は静岡の食文化も堪能することができました。 おわりに 「駿府の工房 匠宿」で実施されたこのイベントは、伝統工芸というリアルな「モノ」の体験価値を、NFTというデジタルの形で補完しその価値を高めた好事例です。 単なる記念品ではなく、「体験の証明」としてNFTを付与することにより、参加者にとっての思い出をより特別なものにしました。このような工芸×NFTの次世代型観光体験は地域の文化資源に新たな光を当て、未来へと繋いでいくための有効なアプローチの一つとして注目されます。

地方創生
2025/09/24【地方創生】鳥取市佐治町で実施される『にんケットぷち in 鳥取・佐治 2025』とは
[no_toc] 現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では鳥取県鳥取市佐治町で開催される実証イベント『にんケットぷち in 鳥取・佐治 2025』について紹介します。人口約1,500人、高齢化率50%超という課題に直面するこの町で、DAO(分散型自律組織)とAI技術を活用し「“見る”から“参加する”地方創生」を目指す実験的な取り組みです。 星の町・佐治が直面する課題と新たな挑戦 鳥取県が推進する「星取県」ブランドを象徴する佐治町は、日本有数の美しい星空で知られています。 しかしその一方で、人口減少と高齢化が深刻な課題となっています。この状況に対し地域の未来を模索する新たな挑戦として、Web3コミュニティである「NinjaDAO」と地域DAO「佐治DAO」が共同でイベントを主催します。 このイベントは単なる観光誘致に留まらず、DAOの仕組みを活用して多様な世代の「関係人口」を創出し地域の課題解決に挑むことを目的としています。 AIと星空が交差するユニークなプログラム 『にんケットぷち in 鳥取・佐治 2025』は、2025年10月11日(土)から12日(日)にかけて開催されます。イベントの目玉となるのはAIと地域の自然資本を掛け合わせたユニークな企画です。 AI作曲による「ご当地ソング・コンテスト」 AI作曲サービス「SUNO」を活用し佐治町の魅力をテーマにした楽曲を制作するコンテストが開催されます。 この企画にはSNS総フォロワー数76万人超のインフルエンサー、イケハヤ氏も登壇。最優秀作品は町内の施設で定期的に放送することを目指しており、AI音楽を新たな観光資源とする先進的な試みです。 さじアストロパークでの本格的な星空観測 町のシンボルである「さじアストロパーク」にて、口径103cmの大型望遠鏡を使った本格的な星空観測会が実施されます。これにより「星取県」の体験価値を可視化し、参加者に深い感動を提供します。 さらにオプション企画として10月13日(月・祝)まで滞在型の「DAOオータムキャンプin佐治」も開催。テントサウナや地元の食材を活かしたキャンプ飯を通じて、より長期的な関係人口の創出を目指します。 DAOが繋ぐ地域の未来 このプロジェクトはDAOという新しいコミュニティの形が地方の課題解決にどう貢献できるかを探る「未来の実験場」とも言えます。 Web3コミュニティからの人の流入は地域の情報発信力不足やDX人材不足といった課題へのアプローチも期待されています。イベント拠点の一つである「SANDBOX TOTTORI」では、Web3ハッカソンの実施も計画されており地域に新たな技術と人の流れを生み出すことを目指します。 おわりに 今回の記事では鳥取県佐治町で開催される『にんケットぷち in 鳥取・佐治 2025』を紹介しました。この取り組みは深刻な人口減少という課題に対し、DAOコミュニティの力とAIという最先端技術を掛け合わせることで、地域の新たな可能性を切り拓こうとするものです。 イケハヤ氏は「圧倒的な自然のなかで、クリエイティブを発揮しましょう!」とコメント。佐治町の美しい星空の下でDAOを通じて人々が繋がり地域の未来を“参加型”で共創していく、この実験的なイベントが、全国の中山間地域が抱える課題への新たな処方箋となるかその動向が注目されます。

地方創生
2025/09/23【地方創生】川上牧場とMetagri研究所による「オリジナルNFTデザインコンテスト」とは
[no_toc] 現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では島根県出雲市の川上牧場と株式会社農情人の運営するオンラインコミュニティ「Metagri研究所」が連携して開催した「第2回 世界牛乳の日 NFTデザインコンテスト」について紹介します。この企画は農業、アート、そしてWeb3を融合させ、酪農の魅力を発信する新しい試みです。 酪農の魅力をアートで発信するNFTコンテスト このコンテストは6月1日の「世界牛乳の日」を記念し、牛乳や酪農への想いをアートで表現することを目的に開催されました。 主催は島根県出雲市で酪農を営む川上牧場と農業DXを推進する株式会社農情人。運営は農業×Web3のオンラインコミュニティ「Metagri研究所」が担当しました。 コンテストには手書きイラストから画像生成AIを活用した作品まで多彩な形式で総勢30作品が集まりました。選考は「Metagri研究所」のコミュニティメンバーによる投票で行われ、多くの参加者を巻き込んだ企画となりました。 最優秀賞作品とその先の展開 コミュニティ投票の結果、酪農イノベーターである川上哲也氏の作品『Metagri Milk Cow 2025』が最優秀賞に選ばれました。この作品は画像生成AI「Midjourney」を用いて制作された、幻想的な油絵タッチのイラストです。 最優秀賞に輝いたこのデザインはNFT化され、6月開催の酪農応援企画「牛乳チャレンジ」の参加者へ応援の証となる「称号NFT」として配布されました。アートコンテストで生まれた作品が次の支援アクションへと繋がる仕組みが構築されています。 このプロジェクトの最大の特徴は、デジタル上のコミュニティ活動と島根県出雲市というリアルな酪農の現場が直接連携している点です。 Web3やNFTというと無機質なイメージを持たれがちですが、本企画では「牛乳の魅力」や「酪農へのエール」といった温かみのあるテーマを掲げ、クリエイターやコミュニティが一体となって盛り上げることで生産者と消費者の新たな関係性を築いています。 おわりに 今回の「地方創生」記事では、「世界牛乳の日 NFTデザインコンテスト」を紹介しました。この取り組みは単にアート作品を募集するだけでなく、Web3コミュニティの投票によって優秀作品を決定し、その作品を次の酪農応援企画の記念NFTとして活用するという一貫したストーリーを持っています。 川上牧場と株式会社農情人の運営する「Metagri研究所」によるこの連携は、NFTが一次産業の現状や魅力を伝え生産者への応援の輪を広げるための有効なツールとなり得ることを示しています。 今後このような農業×Web3のモデルが、各地の地域振興や農業支援の新しい形として広がっていくことが期待されます。

地方創生
2025/09/19【地方創生】秋田公立美術大学×秋田市×KDDIによる「秋美NFTコレクション」とは
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトがWeb3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では、秋田公立美術大学が主体となり秋田市やKDDI株式会社と連携して進める「秋美NFTコレクション」について紹介します。このプロジェクトは学生や卒業生の作品をNFTアートとして展開し、新たな創作の可能性と地域貢献を目指す先進的な取り組みです。 秋田公立美術大学と今回の取り組みについて 秋田公立美術大学は「新たな芸術領域の創造」を基本理念に掲げる大学です。2023年に開学10周年を迎え、学生や卒業生による新しい芸術の萌芽を感じさせる作品が生まれる中で、大学はそれらの作品価値の保存や継承(アーカイブ)という観点からNFTの可能性に注目してきました。 デジタルアートは複製や改ざんが容易という課題を抱えていましたが、NFT技術によって唯一無二の価値を証明できるようになりました。この技術を活用し若き才能の表現を未来へ繋ぐことが、本プロジェクトの根幹にあります。 「秋美NFTコレクション」の取り組み 「秋美NFTコレクション」は秋田公立美術大学の学生および卒業生のアート作品をNFT化し、社会に発信するプロジェクトです。 NPO法人アーツセンターあきたやKDDI株式会社の協力のもと、段階的に展開されています。 第1弾:ふるさと納税返礼品としてのNFTアート プロジェクトの第1弾は2024年度にスタートしました。卒業生である真坂歩氏と菅原果歩氏の2名の作品が秋田市のふるさと納税返礼品として提供されました。 真坂歩氏の作品: 自身の名を冠した土人形「真坂人形」の3Dデータ 菅原果歩氏の作品: 秋田で撮影した野鳥の写真作品のデジタルデータ この取り組みのユニークな点は、デジタルとリアルの双方向での体験を促していることです。 NFTの所有者は私的利用の範囲で作品の複製が認められており、3Dプリンターでフィギュアとして出力したり、写真を印刷・額装したりとデジタルデータを物理的な形で楽しむことが可能です。 第2弾:在学生への拡大と一般販売 2025年度にはプロジェクトは第2弾へと進化します。卒業生に加えて在学生からも作品を公募し、コンペティション形式で約80点の新作NFTコレクションを2025年10月にリリースする計画です。 さらに販路も拡大されます。これまでのふるさと納税返礼品に加えて、KDDI株式会社が運営するプラットフォーム「αU market」での一般販売が開始される予定です。 おわりに 今回の「地方創生」記事では秋田公立美術大学の「秋美NFTコレクション」を紹介しました。このプロジェクトは単なる技術導入に留まらず、複数の重要な価値を創出しています。 まず、学生や卒業生にとって自身の作品がNFTという新しい形で社会に発表され価値付けされることは、創作活動の大きなモチベーションとなり次世代クリエイターの育成に直結します。 こうした取り組みを支えているのが大学(学)、秋田市(官)、KDDI(産)という強固な産官学連携です。それぞれの強みを活かして連携することで、持続可能な文化振興と地域活性化の仕組みが構築されているのです。 「秋美NFTコレクション」は、Web3技術が地方の文化資本を掘り起こし、未来を担う若者の才能を育むための強力なツールとなり得ることを示す、先進的な事例と言えるでしょう。 [no_toc]

地方創生
2025/09/17【地方創生】鎌倉インターナショナル、『鎌倉スタジアムNFTプロジェクト』を実施
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では、神奈川県鎌倉市を拠点とするサッカークラブ「鎌倉インターナショナルFC」が推進するファンとクラブの新しい関係性を築く『鎌倉スタジアムNFTプロジェクト』について紹介します。 鎌倉インターナショナルFCとは 鎌倉インターナショナルFCは、神奈川県鎌倉市を拠点とするサッカークラブです。2018年1月に設立され、「CLUB WITHOUT BORDERS」というビジョンを掲げ、人種や宗教、性別などあらゆる境界線(BORDERS)を持たないクラブ作りを目指しています。 現在は神奈川県社会人サッカーリーグ1部で戦いながら、近い将来のJリーグ参入を見据えて活動しており、サッカーを通じてグローバルな人材を輩出することも目標としています。 『鎌倉スタジアムNFTプロジェクト』とは 『鎌倉スタジアムNFTプロジェクト』は、鎌倉インターナショナルFCが実施する、スポーツとWeb3技術を融合させた画期的なプロジェクトです。 このプロジェクトの核心は、「スタジアムの芝生1平米オーナー」というアイデアをNFT化したことにあります。スタジアムのグラウンド(102m x 64m)を6,528区画に分け、ファンは特定の1㎡をデジタル上で所有できます。 NFTの所有者は単にデジタルデータを保有するだけでなく、限定コミュニティへの参加やイベントへの招待、特別な特典などを通じて、クラブやスタジアムの運営に深く関わることができます。 「SNPIT」とのコラボNFT第二弾が登場 今年7月にはSnap to Earnサービス「SNPIT」と連携し、特別なデザインのコラボNFTが限定10体で販売されました。 コラボNFTは全て「SNPIT属性」となり、特定のNFTがゴール(ピンポイント賞)を獲得した場合、属性の所有者全員にゲーム内で使えるアイテムなどの特典が付与されるようになっています。 さらなる展開へ:SOIP参画と外部連携 鎌倉インテルの挑戦はさらなる広がりを見せています。 スポーツ庁のDX事例集に掲載 鎌倉インテルはスポーツ庁が発表した「令和6年度 スポーツ団体のDX推進に向けた手引き・事例集 報告書」において、先進的な取り組みを行うスポーツ団体のひとつとして事例掲載されました。 本報告書はスポーツ界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する目的で作成されたもので、全国から選ばれた14団体のうちサッカー界からは川崎フロンターレと鎌倉インテルの2団体のみが選出されています。 報告書では鎌倉インテルの事例について、資金や人材に制約のある小規模団体でありながら、Web3技術でファンベースを拡大した点やSaaS活用による働き方改革を両立した点が特に評価されています。 スポーツ庁の新規事業成長促進プログラム「SOIP」に参画 スポーツ庁による新規事業成長促進プログラム「スポーツオープンイノベーション(SOIP)」に参画✅ SOIPはスポーツ庁の「スポーツオープンイノベーション推進事業」の核となる取り組み。全国から9団体が参画します🤝 詳細はこちら👇 🔗https://t.co/DNVd8EFy2v#鎌倉インテル#clubwithoutborders pic.twitter.com/z5SzZCHmE4 — 鎌倉インターナショナルFC|Kamakura International FC (@kamakura_inter) August 19, 2025 鎌倉インテルは、スポーツ庁が主催する「スポーツオープンイノベーション推進事業(SOIP)」に参画することが決定しました。 このプログラムは、スポーツと他産業の連携によって新しいサービスを生み出し、スポーツ産業の成長や社会課題の解決につなげることを目的としています。 既存ビジネスの拡大に取り組む団体として、アビスパ福岡やいわきFCなどと共に採択され、2026年2月にかけてインキュベーションや成果発表会に参加します。 渋谷Web3大学のアドバイザー企業に就任 さらにクラブが培った知見をWeb3業界全体の発展に活かす動きも始まっています。 2025年8月には「渋谷Web3大学」のアドバイザー企業に就任。ブランディングを重視する同大学と共通の価値観のもと、「Web3×ブランディング」を軸に未来のWeb3エコシステムの構築をサポートしていきます。 おわりに 今回の「地方創生」記事では、鎌倉インターナショナルFCによる先進的なNFTプロジェクトを紹介しました。 この取り組みは、ファンが「観客」からクラブを共に創る「当事者」へと変わる新しいファン体験を提供しています。所有者自身がスタジアムの一部を保有するという「自分ごと化」の体験がクラブへのエンゲージメントを飛躍的に高めるでしょう。 地方のスポーツクラブがWeb3技術を活用し新たな資金調達とファンコミュニティ形成を両立させる本プロジェクトは、他の地域やスポーツ団体にとっても大きなヒントとなることが期待されています。鎌倉から始まるこの挑戦は、スポーツを通じた地方創生の新しい形を提示していると言えるでしょう。 【公式サイト・関連リンク】 鎌倉インターナショナルFC公式サイト: https://kamakura-inter.com/ 鎌倉スタジアムNFTプロジェクト公式X: https://x.com/stadiumNFT [no_toc]

地方創生
2025/09/17【地方創生】埼玉県小川町にて「道の駅おがわまちデジタル会員証」が実施
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では、和紙のふるさととしても知られる埼玉県小川町が、東武トップツアーズ株式会社と連携して発行する「道の駅おがわまちデジタル会員証」の取り組みについて紹介します。 埼玉県小川町とは [caption id="attachment_143687" align="aligncenter" width="700"] 引用元:https://www.town.ogawa.saitama.jp/kanko/index.html[/caption] 埼玉県の中部に位置する小川町は、緑豊かな外秩父の山々に囲まれた自然あふれる町です。1300年の歴史を持つ手漉き和紙「小川和紙」の産地として知られ、その伝統技術はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。 近年では有機農業の里としても注目を集めており、伝統文化と新しい取り組みが共存する魅力的な地域です。 「道の駅おがわまちデジタル会員証」とは [caption id="attachment_143686" align="aligncenter" width="640"] 引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000072120.html[/caption] この度、町の新たな玄関口としてリニューアルオープンした「道の駅おがわまち」を拠点に、町の観光振興と「関係人口」の創出を目的とした「道の駅おがわまちデジタル会員証」が発行されました。 これは東武トップツアーズがNFTマーケットプレイス「HEXA」のプラットフォームを活用して発行するもので、地域活性化を目指す連携協定に基づく取り組みです。 デジタル会員証は1000円で1000個限定で発行され、購入者はNFTとしてこの会員証を保有することになります。 購入者には、小川町の魅力を体験できる以下のような特典が用意されています。 「道の駅おがわまち」での紙漉き体験料の割引、レンタル自転車・トゥクトゥク利用料の割引 仙元山見晴らしの丘公園ローラーすべり台利用料の割引 小川げんきプラザプラネタリウム館利用料の割引 これらの特典は、会員証を提示することで利用でき、購入者が何度も小川町を訪れたくなるような仕組みになっています。 おわりに 今回の「地方創生」記事では、埼玉県小川町によるデジタル会員証NFTの取り組みを紹介しました。 このプロジェクトのポイントは、NFTを単なるデジタル上の記念品で終わらせるのではなく、現地で実際に使える「特典」と結びつけている点です。これにより、デジタル会員証の購入が、小川町を訪れる直接的なきっかけとなります。 一度きりの観光客ではなく継続的に地域と関わりを持つ「関係人口」をいかに増やしていくかが、多くの自治体にとっての課題です。小川町の取り組みはNFTという新しいテクノロジーを活用して、町との新しい関わり方を提案し持続可能な観光と地域活性化を目指す先進的なモデルケースと言えるでしょう。 【公式サイト・関連リンク】 埼玉県小川町 公式サイト:https://www.town.ogawa.saitama.jp/index.html [no_toc]

地方創生
2025/08/24【地方創生】JR九州、『けものフレンズ Diary』との第二弾コラボを実施中
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。 Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体や企業主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。 今回の記事では、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)による、人気コンテンツ「けものフレンズ」とコラボレーションした現地限定NFTの取り組みについて紹介していきます。 JR九州NFTプロジェクトとは [caption id="attachment_142338" align="aligncenter" width="720"] 引用元:JR九州Web3.0公式X[/caption] 九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、NFTを活用して利用者との多様な接点を築き、新しい価値や九州の楽しみ方を提案することを目指す「JR九州NFT」プロジェクトを推進しています 。 これまでにも駅や列車を中心としたJR九州らしい素材をコンテンツ化したテーマにしたNFTの販売・無料配布など、鉄道というリアルなインフラとWeb3テクノロジーを融合させたユニークな取り組みを展開してきました 。 このプロジェクトは単にデジタルコンテンツを販売するだけでなく、NFTを通じて実際に九州へ足を運んでもらうきっかけを創出することを大きな目的の一つとしています。 現地でしか手に入らない!「けものフレンズDirary」コラボNFT [caption id="attachment_142339" align="aligncenter" width="679"] 引用元:PRwire[/caption] JR九州NFTは、10周年を迎えた「けものフレンズプロジェクト」のWeb3プロジェクト「けものフレンズ Diary」とのコラボレーション企画を発表しています。 コラボの第1弾は2025年1月11日から開始されました 。福岡県の主要駅である博多駅と小倉駅が舞台となり、それぞれ異なるNFTが発売されました 。 博多駅限定:「ツバメ・つばめ (800系)」 小倉駅限定:「カモメ・リレーかもめ (787系)」 販売数量は限定各50個、価格は3000円(税込)となっています。 コラボの第2弾は3月14日から開始。これは福岡市にある水族館「マリンワールド海の中道」で飼育されているコビレゴンドウが、飼育日数8,500日を達成したことを記念する形で行われました。 販売場所は福岡県・香椎駅となっており、数量や価格は第1弾と同じく3,000円(税込)で50個限定となっています。 また、NFTの売り上げの一部は動物園・水族館に寄付される仕組みとなっています。 「現地限定」によって特別感を演出 [caption id="attachment_142340" align="aligncenter" width="720"] 引用元:けものフレンズ[/caption] これらNFTの最大の特徴として、特定の駅の現地でしか購入できないことや、その地域特有のデザインがされていることが挙げられます。 例えば、第2弾NFTのデザインには、かつて観光列車として香椎線を走っていた「アクアエクスプレス」が採用されており、鉄道ファンにとっても魅力的な一枚となっています 。 また、このNFTはSBT(Soul Bound Token)という技術が用いられており、他者への譲渡ができません 。これにより「その場所を訪れた」という唯一無二のデジタル証明書としての価値が一層高まります。 さらに位置情報連動型NFTプラットフォーム「ルーラNFT」では、別デザインの「コビレゴンドウ・DENCHA」が海ノ中道駅限定で発売されるなど、複数の場所を巡る楽しみも提供されています 。 ネットからも購入が可能 [caption id="attachment_142341" align="aligncenter" width="720"] 引用元:JP九州NFT[/caption] JR九州NFTは利便性も探求しており、ポスターのQRを読み込まずともNFTの購入が可能となっています。 同時にGPS機能を利用し、購入者が現地(JR九州 小倉駅など)にいるを確認できた場合にのみ購入ボタンが有効となる仕組みを導入しています。これにより「現地での購入」という特別感を担保しています。 おわりに 今回の「地方創生」記事では、JR九州による「けものフレンズ」コラボNFTを紹介しました。 この取り組みの優れた点は、NFTというデジタルなインセンティブを用いて人々を特定の場所(駅)へと実際に誘導していることです。これはWeb3技術が単なるデジタル上の投機やコレクションに留まらず、現実世界での人の移動を生み出し地域経済に貢献する「関係人口」創出の起爆剤となり得ることを示す好事例と言えるでしょう。 また、第2弾NFTの売上の一部は動物園・水族館に寄付され動物保護に活用される仕組みとなっており、プロジェクトが社会貢献的な側面を持っている点も注目されます。 JR九州の取り組みは鉄道会社の新たな収益モデルの可能性を提示するとともに、Web3を活用した新しい観光体験と地方創生の未来を切り拓く先駆的なチャレンジと言えるでしょう。 【公式サイト・関連リンク】 JR九州NFT:https://nft.jrkyushu.co.jp/ けものフレンズプロジェクト公式サイト: https://kemono-friends.jp/ けものフレンズDIary公式サイト: https://diary.rural.ne.jp/ ルーラNFT公式サイト: https://nft.rural.ne.jp/












