MCH Verseでローンチ予定 | ChainColosseumPhoenixとは
Crypto Times 編集部
目次
ChainColosseumPhoenix
ChainColosseumPhoenixは既存のブロックチェーンゲームが抱える問題点を解決を目的とするシステムを搭載した、今後ローンチ予定のスマートフォンアプリベースのブロックチェーンゲームです。
ゲーム特化ブロックチェーンのOasys(オアシス)のレイヤー2であるMCH Verseでのローンチが予定されています。また、Oasysから正式にGrants(助成金)を受けています。
現在GenesisNFTセールをしており、Oasysチェーンの基軸通貨である$OASがエアドロップされるということで注目を集めています。
既存のブロックチェーンゲームの課題
多くのブロックチェーンゲームは、報酬として排出されるトークンのユーティリティが低く、ただ売られるだけのトークンでした。
代表的Move to EarnゲームであるSTEPNのユーティリティトークン$GSTは、Axie Infinityの$SLPに比べてレベルアップやGEMのアップグレード、NFTの耐久値の修復などに消費されるので、よりユーティリティが存在しました。
しかし、いくらそのトークンにユーティリティがあろうが、投機的な動きにより需要があるときは高騰を極め、ある一定の需要・価格に達した場合、下り坂を駆け降りるかのように下落しつづけていくという問題がありました。
主なブロックチェーンゲームの課題は以下になります。
- プレイに使用するNFTが1つだけなのでメインで使うNFT以外のレベルを上げる優位性が無かった。
- NFTのインフレーション
- Mint需要によるユーティリティトークンのPump&Dump
ChainColosseumPhoenixでは、これらの課題を解決される仕組みが搭載されているとのことです。
課題の解決方法
課題解決のため、ChainColosseumPhoenixには、以下の仕組みが搭載されているようです。
1.属性システム
主人公NFTや敵モンスターに火、水、風、地などの属性を持たせ、属性による有利不利を作ることで一つの主人公NFTだけでは効率的に報酬を得られないようにする属性システム。
2.寿命の設定
NFTのインフレーションを抑制するために、ヒーローNFTに寿命や怪我などのステータス異常を追加します。ヒーローNFTの寿命は60日に設定されており、Mintから60日経ったNFTは戦闘不能になり使用できなくなります。別のヒーローNFTを消費することで復活させることが可能です。
さらにバトル終了時に一定の確率で毒や負傷などのバッドステータスが付与される仕組みもあり、アイテムNFTを使って回復する必要があります。
3.ソウルマイニングシステムの実装
報酬で得られるトークンが一定の価格を超えると、獲得されたトークンの一部がヒーローNFTに保存されます。保存されたトークンはヒーローNFTが無力されたときに一定量獲得できます。
このシステムによりトークンの売り圧力が抑制され、価格変動が緩やかになることが予想されます。
以上3つのシステムを搭載することで、従来のブロックチェーンゲームにある課題解決に取り組んでいくようです。
ゲームシステム
ゲームに大きく関わるシステムは、以下の5つになります。
- バトルモード
- 宝箱
- ヒーローNFT
- ジェムとソケット
- Mint
バトルモード
ChainColosseumPhoenixのバトルモードはターン制のRPGです。プレイヤーは敵モンスターの属性とステータスを考慮して使用するヒーローNFTを選択し、「攻撃」や「防御」などのコマンドを選んで戦います。
宝箱
宝箱は、戦闘でエネルギーを消費するとランダムにドロップする戦利品です。
宝箱からはジェム、特効薬、召喚石が獲得でき、一度により多くのエネルギーを消費すると高レアの宝箱が獲得できる可能性が高くなります。
ヒーローNFT
ヒーローNFTは、4つのステータスで構成されています。
- HP:敵モンスターからダメージを受けると減少します。HPが0になるとヒーローが倒れ、戦闘に負けます。戦闘が終了すると、HPは完全に回復します。
- Power:ヒーローの攻撃力です。攻撃力が高いほど、敵モンスターに与えるダメージが大きくなり、戦闘中に敵モンスターのHPを低下させることができます。
- Luck:宝箱のドロップの頻度と質を決定します。数値が高いほど、より良い宝箱がドロップする可能性が高くなります。
- Efficiency:所有しているヒーローがどれだけの収益を得られるかを示しています。Efficiencyが高いほど、消費エネルギーあたりの収益が高くなります。
この他、アーキタイプやレアリティ、レベル、寿命、状態異常等が存在します。詳しくは、下記のURLからホワイトペーパーをご覧ください。
ChainColosseumPhoenix WP Heroes
ジェムとソケット
ヒーローが特定のレベルに達すると、ジェムソケットのロックを解除できます。
ジェムは4種類あり、HP、Power、Luck、Efficiencyのステータスを上げることができます。(下記記載)
ジェムの色と属性
- Yellow:HP
- Red:Power
- Green :Luck
- Purple:Efficiency
また同一種類かつ同じレベルのジェム3つとトークンを使って組み合わせることができ、ジェムのレベルアップも可能です。
ChainColosseumPhoenix WP Gems and Sockets
Mint
プレイヤーは自分のヒーローを2体使用して、新しいヒーローを生成することができます。新しいヒーローを生成するには、親ヒーローがレベル5である必要があります。
召喚の書を使用することで、プレイヤーは新しいヒーローを手に入れることが可能となっています。新しく生成されるヒーローは、必ずしも親と異なるレアリティのケースも存在するようです。
Mintはヒーロー1体につき7回まで可能で、回数が多いほどコストが高くなり、Mint後に次のMintまで48時間のクールダウンが発生します。また、戦闘不能のヒーローはMintingに使用できないと記載がありました。
ChainColosseumPhoenix WP Minting Heroes
セール情報
現在、BCG(GameFi)専門の審査制NFTローンチパッド「Zaif INO」でジェネシスNFTのセールが行われています。
プレセール:11月21日から11月30日の期間でホワイトリスト所有者向けで開催
パブリックセール:11月30日から12月5日の期間に全ユーザー対象に開催
価格は1NFT20AVAXで、1アカウントにつき5個まで購入が可能です。
さらにジェネシスNFTの購入者特典として、Oasysチェーンの基軸通貨の$OASが100ドル相当付与されます。
※詳細は追って運営より案内があります。
ロードマップ
- 2022年Q4:NFT セール
- 2023年Q1:ベータテストの開始(iOS/Android)
- 2023年Q2:正式版リリース
- 2024年Q3:追加機能の実装
来年には、βテストの開始が予定されています。iOSとAndroidの記載がありますので、どのスマホでもプレイが可能となる予定となっています。
Oasysについて
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトに掲げる、ブロックチェーンゲームに特化したブロックチェーンです。レイヤー1(ハブレイヤー)とレイヤー2(バースレイヤー)で構成されているのが特徴です。
MCHVerseについて
MCH-verseはOasysのLayer2(Verse-Layer)として構築されるMCH社(My Crypto Heroes)の独自ブロックチェーンです。トランザクション手数料はMCH社が負担するのでユーザーがガス代を払う必要が無く、高速なネットワークを生かして様々なゲームがローンチ予定です。
パブリッシャー、デベロッパーについて
パブリッシャー:METAVERSE.INC
NFT、ブロックチェーン技術、メタバースに特化した会社。
メタバースにシームレスに接続するアプリケーションをリリースすることを目標としている。
デベロッパー:T2WEB株式会社
デベロッパーは13,000人以上のユーザーがいるコミュニティを保有し、大手が参画する「OASYS」との連携や、大手ゲームギルドとの連携などを行っており、自社で制作からPRまで一貫して行うことのできる国内のブロックチェーン受託開発企業。
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