Ripple(リップル) 元CTOの新プロジェクト「Coil」がクローズドβテスト開始へ
2018/09/06・
Yuya

ニュース
Ripple(リップル)の元最高技術責任者が新たに立ち上げたプロジェクト「Coil(コイル)」が、一部の個人や団体を対象にクローズドβテストを開始したことがCoindeskの報道からわかりました。
Coilでは、コンテンツ制作者が自身のウェブサイト等で収益を挙げられる「ウェブサイト購読サービス」の開発に取り組んでおり、プロジェクト自体は今年5月に発表されたばかりとなっています。
Ripple最高技術責任者が辞任、新たなサービス「Coil」を展開へ – CRYPTO TIMES
ユーザーはCoilに月間購読料を支払うことで、同サービスと提携するクリエイターのコンテンツを享受することができるとされています。
クリエイター側は、どのようなコンテンツを提供するかや、ユーザーの貢献度に応じて特典を配布するかなど、ビジネスモデルを細かく設定することができるもようです。
同プロジェクトでは、オープンソースのプロトコル「Interledger」や、リップル社が開発したものの実用化を諦めたスマートコントラクト言語「Codius」などが主要技術として利用されています。
また、Coilは既にウィキペディアやYouTube、Twitchなどといった外部サービスとのオペラビリティも適合化済みであるとされています。
NetflixやSpotifyのような購読サービスとウェブ上のマネタイズを融合した同プロジェクトのクローズドβテストはこちらから参加を申し込むこともできます。