ビットコインは健全な調整中? 著名投資家は強気姿勢を維持

ビットコインは健全な調整中? 著名投資家は強気姿勢を維持

ビットコイン (BTC) は直近最高値の約108,000ドルから一時調整し、執筆時点で88,000付近を推移しています。

著名投資家でありポッドキャストホストのアンソニー・ポンプリアーノ氏は、最新の配信でこの動きを強気相場における健全な調整との見方を示しました。同氏は現在の市場の状況を「慎重な楽観主義」と表現できるものだと分析しています。


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ETFによる市場構造の変化

ポンプリアーノ氏が指摘する重要な変化は、ビットコイン現物ETFを通じた機関投資家マネーの流入です。これにより、従来のリテール中心とは異なる、マクロ経済やリスクセンチメントに敏感なプレイヤーが市場に加わりました。

同氏はウォール街の投資家について「リスクオン・リスクオフで判断する」と述べ、現在の不確実性下ではリスクオフに傾き、ビットコインも売却対象になり得ると分析しています。しかし、ETF承認時の約40,000ドルからの大幅な上昇や、過去のサイクルで見られた30%程度の調整は自然であるとし、長期的な強気トレンドは継続しているとの見解を示しました。

米戦略的ビットコイン準備金を市場は過小評価?

さらに同氏はトランプ政権のビットコインの戦略的準備金に改めて言及。「市場は米政府が今後どれだけ積極的にビットコインを取得するかを過小評価している可能性があります」と述べています。

この取り組みでは法執行機関が没収したものとは明確に区別されビットコインが戦略的準備金の中心的な資産として位置づけられている点が重要です。ポンプリアーノ氏は他の没収された仮想通貨を売却し、ビットコイン購入資金に充てるという考えも示唆しています。

短期的な価格変動はマクロ経済の不確実性や新たな市場参加者の動向に左右されますが、ポンプリアーノ氏の分析はビットコインの構造的な強気相場と国家戦略におけるその位置づけが今後さらに重要になる可能性を示唆しています。

企業もビットコイン保有戦略を加速

企業間でもビットコインを財務上の資産として保有する動きが加速しています。ゲーム小売大手GameStopは2025年3月25日、取締役会においてビットコイン(および一部のステーブルコイン)をバランスシートに追加するための企業投資方針の変更を全会一致で決議しました。

– GameStop公式Xより

この決定はGameStopのCEOライアン・コーエン氏がビットコインの推進者であるマイケル・セイラー氏との会談やStrive Asset Managementからビットコイン戦略を採用するように促す公開書簡を受け取ったことを受けてのものだといいます。

GameStopは財務リスクや会計上のリスクを認識しつつも、ビットコインとUSD建てステーブルコインを財務ポリシーで許可することを発表。この発表後、GameStopの株価は時間外取引で上昇し、MicroStrategy(現在は「Strategy」)を参考にしたビットコインスタンダードへのアプローチを採用することが確認されました。

今後、GameStopは現金あるいは新たな資金調達を利用してビットコインを徐々に積み増していく計画で、伝統的な小売業務からの多角化戦略の一環として進められます。

国家だけでなく企業もビットコイン保有を積極化させている現状は、ビットコインの更なる普及と価格への影響を与える可能性があるでしょう。

記事ソース:Youtube

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