電通が「サイン」をNFTに、独自のデジタルサービス「LIVE Sign.」を開発

電通が「サイン」をNFTに、独自のデジタルサービス「LIVE Sign.」を開発

株式会社電通は、タブレットに書いた「サイン描画」とサインを書く「著名人の様子」を瞬時に合成し、動画コンテンツ・サインをデータ化する、独自のデジタルサービス「LIVE Sign.」を開発したことを発表しました。

本サービスは、電通が推進しているスポーツ・エンターテインメント領域のDX共創プロジェクトの第2弾です。勝利の瞬間や歴史的な一瞬といった「メモリアルモーメント(感動の瞬間)」に、著名人が書いたサインをリアルタイムでファンに届けることが可能となります。

今後、コンサートやライブ、劇場、舞台、スポーツやイベントなど、様々なエンターテインメント領域において、著名人とファンのエンゲージメントを高めるツールとして活用することも発表しています。

2020年12月に実施された全日本フィギュアスケート選手権大会などにおいて、「LIVE Sign.」の収録を実施し、すでにTwitterで動画配信も実施済みとのことです。総動画表示数は70万回以上となっており、こういった動画が多くのファンに高く評価されていることが伺えます。

「LIVE Sign.」は、タブレットを使用したアプリケーションであるため、誰でも簡単に操作できること、イベントの規模を問わず活用可能であることが特徴のサービスです。また、テレビ放送やデジタル配信などとの連携や、「LIVE Sign.」上での著名人とファンとのインタラクティブなやり取りも可能とのことで、さまざまなシーンで活用されることが期待できます。

さらに、「LIVE Sign.」によるサインデータをNFT化することや、著名人とファンがつながるファンエンゲージメントプラットフォームについても構想を進めているとのことで、これが実現すれば、NFTがさらに一般に浸透すると考えられます。

先日もUUUMがNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」を2021年の夏にオープンすることを発表しており、NFTに関する国内の動向に今後も非常に注目です。

記事ソース : 電通プレスリリース

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