フィデリティ証券が一部顧客を対象に暗号資産投資関連サービスを提供開始
2019/03/12・
Yuya

ニュース
大手証券会社のフィデリティ・インベンスメンツの子会社であるフィデリティデジタルアセットが、一部顧客を対象に暗号資産投資関連サービスを提供開始していることがわかりました。
同子会社は昨年10月に設立を発表してから、機関投資家を対象とした暗号資産のカストディ業務や取引執行サービスを提供するためのインフラ作りに取り組んできたといいます。
親会社のフィデリティ・インベスメンツは、運用資産2600億ドル(AUM)を誇る大型証券会社です。
今回、実際にどのようなサービスが試験的に開始されたのかは触れられていません。しかし、同社サービスの対象はヘッジファンドや年金ファンドなどの機関投資家であることがわかっています。
また、今回サービスを提供開始した顧客の具体的な名前も挙げられていませんが、フィデリティデジタルアセット設立当初に第一顧客として話題となったのは業界大手の暗号資産ファンド「Galaxy Digital」です。
フィデリティは「ビットコインがもたらしうる変革的なポテンシャルを認識している」とした上で、今後も着実に顧客のニーズに応じたサービスを展開していくとしました。
記事ソース : Medium – Flidelity