【GMOコインの手数料ガイド】入出金・取引・レバレッジ手数料を完全解説

2022/10/15・

さっちゃん

【GMOコインの手数料ガイド】入出金・取引・レバレッジ手数料を完全解説
  • GMOコインではどんな手数料があるの?
  • 他の取引所の手数料より高いの?安いの?
  • 手数料を安く抑える方法はあるの?

GMOコインの取引手数料について、このような疑問があるかもしれません。

GMOコインは、2017年から開始しており、販売所・取引所における現物取引やレバレッジ取引など、様々なタイプの取引サービスを提供しています。

手数料はサービスによって異なるので、ここではGMOコインの手数料について詳しく解説していきます。

これを読めばGMOコインの手数料を節約する方法がわかるので、賢く使いこなせますよ!

GMOコインでかかる手数料を徹底解説!有料・無料の手数料一覧

GMOコインの入出金・取引に関する手数料
入出金サービス種類手数料
日本円入金手数料即時入金の場合は無料
振込入金の場合は振込元の金融機関の手数料が利用者負担
出金手数料無料
※大口の場合は400円
仮想通貨入金手数料無料
マイナーに払う手数料は利用者負担
出金手数料無料
取引サービス取引所
(現物取引)
取引所
(レバレッジ取引)
販売所暗号資産FX
注文手数料Maker:-0.01%または-0.03%
Taker:0.05%または0.09%
無料無料無料
ロスカット手数料0.5%無料
レバレッジ手数料建て玉金額の0.04%/日建て玉金額の0.04%/日
スプレッド取引板の状況によって決まります市場の状況応じてGMOコインが決定します

GMOコインの利用時にかかるすべての手数料を表にまとめています。

入出金に関する手数料はほぼ無料に統一しており、シンプルなのが特徴です。

取引所では、現物取引/レバレッジ取引、販売所、FX取引と、4種類の取引サービスが提供されています。

取引にかかる手数料はサービスの種類に応じて違いますので、少し複雑ですね。

それではそれぞれの手数料について、詳しく説明していきましょう。

GMOコインの手数料一覧

日本円の入金は即時入金なら手数料無料

GMOコインの日本円の入金方法は、即時入金と振込入金の2種があります。

即時入金は手数料無料で、GMOコインが保有しているインターネットバンキングの口座へ、ネットバンキング経由で入金するものです。

24時間365日の入金が可能となり、即座にGMOコイン内の利用者口座に入金が反映されます。

対して、振込入金はGMOコインが指定する銀行口座に通常の銀行振込で入金する方法です。

振込元となる金融機関への振込手数料は利用者の負担となります。

即時入金できるネット銀行
GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、Pay-easy(ペイジー)入金

日本円の出金も手数料無料

GMOコインの日本円の出金は、利用者があらかじめ登録した出金先の銀行口座への振込です。

出金の手数料は無料ですが、1回の出金額は10,000円以上に限定されています。

日本円の出金に手数料を設定している仮想通貨取引所が多いので、無料なのはメリットですよね。

仮想通貨の入出金手数料は無料

GMOコインは、仮想通貨の入金・出金の手数料も無料です。

ただし、仮想通貨の入金の時にマイナーに対して支払う手数料は、利用者の負担になります。

出金に対して手数料をとる仮想通貨取引所が多いので、この点もGMOコインの良い点ですね。

取引所での現物取引にかかる手数料はMakerとTakerで異なる

取引所(現物)に関する手数料
注文手数料Maker:-0.01%または-0.03%
Taker:0.05%または0.09%
ロスカット手数料設定なし
レバレッジ手数料設定なし
スプレッド取引板の状況によって決まります

GMOコインでは、取引所での板取引による仮想通貨の現物取引が可能です。

上の表のとおり、取引の約定時かかる手数料は、取引板に掲示される指値注文をするMakerの場合と、板に掲示された指値注文に応じる売買を行うTakerの場合で異なります。

Makerの場合は-0.01%もしくは-0.03%のマイナスの手数料率、すなわち取引によって発生する収入です。

Takerの場合は、約定した金額の0.05%もしくは0.09%が手数料として徴収されます。

100万円の場合の手数料
例えば、100万円の取引であれば、Maker(-0.01%のとき)なら100円が手数料として手に入ります。対してTaker(0.05%のとき)なら手数料として500円かかります。

レバレッジ取引ではロスカット時とロールオーバー時に手数料がかかる

取引所(レバレッジ取引)に関する手数料
注文手数料無料
ロスカット手数料0.5%
レバレッジ手数料建て玉金額の0.04%/日
スプレッド取引板の状況によって決まる

GMOコインでは、2倍のレバレッジで板取引ができるレバレッジ取引も可能です。

レバレッジ取引の注文には手数料がかかりませんが、建て玉を建てたまま決済をせずに日をまたぐ(ロールオーバーする)と、レバレッジ手数料がかかります。

レバレッジ手数料の額は建て玉の金額の0.04%で大きくはありませんが、ロールオーバーのたびに0.04%を徴収されますので、建て玉を長く保持すると大きな額になりがちです。

また、レバレッジ取引ではロスカットが発生したときにも手数料をとられます。

手数料額は建て玉の金額の0.5%ですが、ロスカットで痛い目を見ている上での費用ですから、これはつらい手数料ですね。

販売所では手数料はかからないが、スプレッドは取引所に比べて大きい

販売所に関する手数料
注文手数料無料
ロスカット手数料設定なし
レバレッジ手数料設定なし
スプレッド市場の状況応じてGMOコインが決定

GMOコインは、GMOコインと利用者の間で現物取引を行う販売所のサービスも提供しています。

販売所での取引には手数料はありませんが、売値と買値の差であるスプレッドをGMOコインが設定しており、これが実質的な手数料です。

スプレッドは市場の状況を見てGMOコインが決定しますが、市場が安定してボラティリティが小さいときはスプレッドが狭く、逆の場合は広く設定されます。

GMOコインでは、市場が安定している場合には価格の1~5%(ビットコインの場合)がスプレッドとして設定されていますが、取引所での取引の手数料やスプレッドと比較するとその大きさが目立ちますね。

暗号資産FXの手数料はレバレッジ手数料のみ

暗号資産FXに関する手数料
注文手数料無料
ロスカット手数料無料
レバレッジ手数料建て玉金額の0.04%/日
スプレッド市場の状況に応じてGMOコインが決定

GMOコインでは仮想通貨のFX取引のサービスも実施しており、こちらのレバレッジも2倍です。

FX取引では注文やロスカットには手数料はかかりませんが、建て玉のロールオーバー時のレバレッジ手数料は徴収されます。

手数料率はレバレッジ取引と同様に、建て玉金額の0.04%です。

また、FX取引ではスプレッドも設定されています。

ただし、販売所での取引のスプレッドよりもずっと小さく設定されており、市場が安定している場合には価格の0.04~0.2%(ビットコインの場合)程度です。

GMOコインでかかる手数料を安くする3つの方法を解説!

GMOコイン 手数料安く

ここまでGMOコインのすべての手数料についてチェックしてきました。

取引のサービスが4種類あり、それぞれに違った手数料が設定されていて少し複雑でしたね。

ここからは、そんなGMOコインの手数料を少しでも安くするノウハウについて説明しましょう。

知っておけばお得にGMOコインを使いこなせますよ!

GMOコインの手数料を安くする方法
  1. 販売所ではなく取引所で取引する
  2. 板取引ではMakerで取引する
  3. 建て玉を長期間建てたままにしない日本円の入金は即時入金なら手数料無料

販売所ではなく取引所で取引する

GMOコインでは、現物取引のサービスとして、GMOコインと利用者間で取引を行う販売所と、利用者間で板取引を行う取引所の両方が提供されています。

安く現物取引を行うなら、取引所での板取引を選びましょう。

販売所のスプレッドは取引所のスプレッドよりも大幅に広いことが多く、その差は取引所に設定されている手数料を大きく上回ります。

安く現物取引を行うなら、必ず取引所を使ってくださいね。

手数料があっても取引所がお得
取引所は注文に手数料がかかり、販売所の取引には手数料がかかりませんので、一見販売所のほうがお得に見えるかもしれません。しかし、スプレッドの差をみると結果的に取引所のほうがお得になります。

板取引ではMakerで取引する

GMOコインでは、取引板に掲示される指値注文をするMakerの注文と、板に掲示された指値注文に応じる売買を行うTakerの注文で手数料率が異なります。

Takerの場合は約定した金額の0.05%もしくは0.09%が手数料として徴収されるのに対して、Makerの場合の手数料は-0.01%もしくは-0.03%です。

Makerは手数料を取られるのではなく、利用者にプラスになります。

そのため、GMOコインではできる限りMakerの注文を出すのがお得です。

建て玉を長期間建てたままにしない

GMOコインでは、取引所でのレバレッジ取引やFX取引にレバレッジ手数料があります。

建て玉を建てたまま決済をせずに日をまたぐ(ロールオーバーする)と、建て玉金額の0.04%を徴収されます。

ロールオーバーのたびに毎日0.04%を徴収されるのが、厳しいところです。

建て玉を長く保持すると思ったより大きな手数料額になりがちですので、必要以上に建て玉を長く維持しないように心がけましょう。

GMOコインの手数料は高い?安い?主要取引所と徹底比較

手数料項目GMOコインDMM BitcoinbitFlyercoincheckbitbank
取引手数料(現物)Maker:-0.01%・-0.03%
Taker:0.05%・0.09%
無料(※BitMatch取引手数料を除く」)0.01 ~ 0.15%無料Maker:-0.02%
Taker:0.12%
取引手数料(レバレッジ)無料無料(※BitMatch取引手数料を除く」)無料設定なし設定なし
ロスカット手数料0.5%無料無料設定なし設定なし
レバレッジ手数料0.04%/日0.04%/日0.04%/日設定なし設定なし
入金手数料(日本円)無料無料0~330円0~1018円無料
出金手数料(日本円)無料無料220~770円407円550~770円
送金手数料(BTC)無料無料0.0004BTC0.001BTC0.001BTC
送金手数料(ETC)無料無料0.005ETH0.01ETH0.005ETH

GMOコインの手数料について説明してきましたが、ここで他の取引所の手数料設定と比較してみましょう。

こうして並べてみると各取引所に特徴があることがわかりますので、自分の取引のスタイルにマッチした取引所を選んでくださいね。

ここでは、GMOコインの手数料を他の取引所と比較したときの特徴について説明していきます。

GMOコインの手数料の特徴
  1. 入出金手数料はシンプルに無料
  2. Makerの手数料がマイナス設定で手数料分が収入になる
  3. 販売所のスプレッドは他社と比較して大きめの設定

入出金手数料はシンプルに無料

比較表をみてすぐに気が付くのは、GMOコインは入出金の手数料が無料に設定されていることです。

日本円入金の際の振込手数料や、仮想通貨の送金の時にマイナーに払う手数料は利用者負担ですが、GMOコインに支払う手数料はありません。

手数料は仮想通貨の取引に関するものに絞っているのが、GMOコインの明確な特徴ですね。

Makerの手数料がマイナス設定で手数料分が収入になる

GMOコインでは、取引所での現物取引の注文に手数料がかかります。

しかし、Makerの注文の場合は、手数料を取られるのではなく利用者側に還元されます。

これはとても特徴的な部分ですので、板取引の時にMakerで注文することが多い方にはお得ですね。

販売所のスプレッドは他社と比較して大きめの設定

GMOコインの販売所のスプレッドは、市場の状況に応じてGMOコインが決定します。

ビットコインに限っていえば、GMOコインの販売所のスプレッドは他社と同程度か少し大きめに設定されているようです。

市場が安定している場合には価格の1~5%がスプレッドとして設定されますが、DMMビットコインなどと比べると広い傾向にありますね。

ですが、イーサリアムやリップルなどの他の通貨のスプレッドも同じように広いわけではありませんので、通貨ごとのスプレッドの傾向をよく比較して使い分けましょう。

まとめ

GMOコインが設定しているすべての手数料と、手数料を押さえるノウハウについて解説しました。

日本円や仮想通貨の入出金に関する手数料は無料に設定し、取引の手数料だけに絞っているのがGMOコインの特徴です。

取引のサービスが4種もあり、それぞれに異なる手数料項目が設定されていますので、少し複雑に見えるかもしれませんね。

でも、うまく使いこなせばお得なポイントがあるのがGMOコインの手数料設定です。

この記事で紹介したノウハウを頭に入れて、手数料を押さえながらGMOコインを使いこなしていきましょう!

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