DeFi用のスマートウォレットInstaDappがガバナンストークン $INST を発行、対象者にエアドロップ

DeFi用のスマートウォレットInstaDappがガバナンストークン $INST を発行、対象者にエアドロップ
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Aave、MakerDAO、Compound、UniswapなどのDeFiプロジェクトに簡単にアクセスすることができるDeFi用のスマートウォレットであるInstaDappがガバナンストークンである$INSTを発行しました。

Instadappが発行する$INSTはEthereumネットワーク上に立ち上げられ、InstadappのプロトコルアップグレードをオープンコミュニティディスカッションとINST所有者の投票を通じて行われるようになります。

今回発行された$INSTは合計で1億枚が発行され、4年間ですべてがアクセスできるようになります。割当は下記のようになっています。

55% (55,000,000 INST) : Instadapp コミュニティーメンバー分

23.79% (23,794,114 INST) : 4年間の権利確定期間付きで現在のチームメンバー分

12.07% (12,078,714 INST) : 4年間の権利確定期間付きで投資家分

7.85% (7,851,941 INST) : 将来のチームメンバーとエコシステムパートナーシップ

1.27% (1,275,231 INST) : 4年間の権利確定期間付きでアドバイザー分

今回、55%のうちの一部の割当がDeFiの利用ユーザーへのエアドロップとして配られます。

$INSTがリリースした際に、Ethereumネットワーク上でMainnetのMaker、Compound、またはAaveでDeFiポジションを利用しているユーザー向けに10,000,000 INSTがエアドロップされます。

同様に、Polygonネットワーク上でAaveを利用していたユーザーに対しても、1,000,000 INSTがエアドロップされます。これらのトークンは、Instadappプロトコルでアカウントを作成し、DSAv2にアップグレードすることで手に入れることができます。

また、Instadapp内で対象のDeFiを利用していなくても、各DeFiのサイトから利用をしていた場合でも、ウォレットの連携とアカウントの作成を行うことでエアドロップの対象となっています。

そのため、$INST利用時に対象DeFiを利用していたユーザーは確認をしてみると良いでしょう。

現在、3ヶ月間に渡るInstadappの流動性マイニングと、Uniswap Ver3でのStaking報酬も始まっているため、こちらも合わせてチェックすると良いと思います。

InstaDappは2018年にプロジェクトを立ち上げ、3年間で55000のInstadappDSAが作成、Instadapp DeFi スマートアカウントで50億ドルを超えるTVL、Ethereumの全Flashloan Volumeの50%以上をInstadapp経由で発生というマイルストーンを達成しています。

また、6月11日にはStandardCryptoをリード投資家として、1,000万ドルの新規資金を調達したことも記憶に新しいです。

Instadappは4月のブログのポストで、Instadapp Protocolとガバナンストークンの発表を行っていました。

過去にもUniswapや1inch , BadgerなどのDeFiアプリケーションが多くのユーザーに対してガバナンストークンのエアドロップを行っています。今後もこのように大型プロジェクトのガバナンストークンのエアドロップもあり得るため、諸々情報を追っておくと良いかもしれません。

記事ソース : Instadapp Blog

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