カザフスタン政府が仮想通貨を規制しつつ技術革新を進める方針を発表

カザフスタン政府が仮想通貨を規制しつつ技術革新を進める方針を発表
この記事の3つのポイント!
1.カザフスタン政府が仮想通貨を規制しつつ技術革新を支援する方針であることを発表
2.AIFCは海外の関係機関と提携してルールの制定を急ぐ
3.同局は財政支援の他にプログラミングのコースも提供する予定

記事ソース:カズインフォルム

カザフスタンの国営通信社カズインフォルムによると、カザフスタンの経済特区の最高責任者が仮想通貨を規制しつつ、ブロックチェーン関連の技術革新を進めていく方針を明らかにしました。

アスタナ国際金融センター(AIFC)の最高責任者を務めるカイラット・カリエフ氏は首都アスタナで開かれた「ブロックチェーン会議アスタナ」において、AIFCはブロックチェーンと仮想通貨に関して着目していると強調しました。

AIFCとは?

AIFCはカザフスタンの自由経済特区で、国際貿易の誘致などによって世界におけるカザフスタンの地位向上を目指して作られています。

 

「仮想通貨規制に関する問題点については、現在細かく議論されている。この問題においてのAIFCの立場はハッキリしている。我々は仮想通貨の流通を当局の監視下に置くことは必要不可欠だと考えている。」

AIFCは今年の夏頃に仮想通貨規制に関する項目を承認する計画だといいます。カリエフ氏はAIFCは仮想通貨に最適なルールを作成するべく海外の関係機関と協力して規制環境整備に取り組んでいるとしています。

同局はフィンテック関連の技術革新を推進するべく、財政支援を行うほか、ブロックチェーンおよびプログラミングのコースも提供するとしています。

AIFCのウェブサイト上には、フィンテック支援は金融中心地の「主要な戦略的方向性を示す活動の一部」と記載されています。

kaz
カザフスタンは今までブロックチェーン関連であまり名前を聞かなかっただけに今後どう成長していくのか気になりますね。

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