港区とLAVENDER RING主催イベント『Minato City LAVENDER RING DAY 2019』が開催。イベント内ではブロックチェーン技術を利用した企画も実施
Shota
2019年3月30日、東京都港区にて、がんサバイバーの祭典として『Minato City LAVENDER RING DAY 2019』が開催されます。
イベントが行われる東京都港区は、自治体で初めて「がん」と共に生きるためのコミュニティ作りに取り組み、それを広げていくための施設を開設した場所として知られています。
今回のイベントで実施されるプログラムの一部で、ブロックチェーンの技術を用いてトークン発行を行い、コミュニティ内のアクティビティの実証実験を仮定した取り組みも行われるとされています。
Minato City LAVENDER RING DAY 2019
イベント概要
近年の医療技術は進歩しがんと共に生きる時代は到来しつつある一方で、がんサバイバーや家族はがんにかかると、孤独を感じ前向きに生きることが難しいといった課題に直面しています。
この原因として、一つに『がんになってもイキイキ暮らす人々がいる』ということが認識されていない点、また『彼らが社会とつながりを持つ機会が少ない』という二点が挙げられます。
今回開催されるイベント『Minato City LAVENDER RING DAY 2019』は、参加者が楽しめるだけでなく、サバイバーやサポーターの人々が他の参加者とのつながりを作ることを目的としたイベントになります。
LAVENDER RINGとは
がんになっても笑顔で暮らせる社会を作ることを目指している電通や資生堂が中心となったボランティア活動。全がん色であるラベンダー色をシンボルとしています。2017年8月に東京で初めて企画開催。
企業や人、行政や学校、病院など活動の主旨に賛同する有志の方たちが自由に参加し、それぞれができることを持ち寄り、がんになっても笑顔で暮らせる社会の実現を目的として、具体的なアクションを起こしていく場であり活動です。
イベント詳細
プログラム・企画内容
①『MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES(Supported by 資生堂)』
②『MAKEUP &PHOTOS WITH SMILES写真展』
③LAVENDER RING AWARD
④FUN WITH CANCER(仮)
⑤ブロックチェーンでつながる・ひろがる がんサバイバーの輪(仮)
⑥がんかるた制作
⑦Survivors group photo
⑧ステージコンテンツ
- 「カバーメイクセミナー」山崎多賀子(美容ジャーナリスト)×青木和香恵(資生堂ライフクオリティビューティーセンター メーキャップケアリスト)
- 「LAVENDER AWARD授賞式」プレゼンター:中島ナオ(デザイナー/2018年大賞)
- 「3Dプリンタ親子ワークショップ 贈呈式」西口洋平(キャンサーペアレンツ)×参加者など多数のステージコンテンツを予定しています。
ブロックチェーンを利用した企画の紹介
今回、イベントで行われる企画の一つにブロックチェーンを利用した新たな試みが紹介されています。
『ブロックチェーンでつながる・ひろがる がんサバイバーの輪(仮)』と称される本企画は、イベントを通じて今まで知らなかったお互いが繋がっていけることを目的としています。
””ブロックチェーンの技術を用いてトークン発行を行い、コミュニティ内のアクティビティの実証実験を仮定した取り組みを電通国際情報サービスと共同で開発中です””
と記載されており、コミュニティ内で利用されるトークンによるコミュニティの拡大というテーマは、今後ブロックチェーン技術の一つのユースケースとして注目できるかもしれません。
開催場所・日時等
会場:東京都港区白金台4丁目6-2『ゆかしの社 / ういケア』
日時:2019年3月30日 (土) 11:00~18:00
主催:港区・LAVENDER RING
参加費:無料