三菱UFJが独自のデジタル通貨を開発へー10万人規模の実証実験も
2018/05/16・
Yuya
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ニュース
三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)が独自のデジタル通貨「MUFGコイン」を進めていることがわかりました。
1MUFGコインが1円に相当するという同デジタル通貨は、買い物などの一般的な消費行動に使われるケースを見込んでいるようです。
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朝日新聞デジタルより
また、「電車の通勤ラッシュを避けたらコインがもらえる」などといったシステムの展開も予定しているとのことです。
来年には銀行の顧客10万人ほどを対象に実証実験も行う予定で、システムの円滑性やセキュリティなどをチェックするとされています。
記事参照元: 独自開発のデジタル通貨 三菱UFJが大規模な実証実験へ
同コインのアルゴリズムや、「1MUFG = 1円」を維持するシステムなどについては詳しく公開されていません。
MUFGはリップル社の技術を応用して国際間送金システムの開発に着手するなど、ブロックチェーン技術の実用化にいち早く取り組んでいるメガバンクのひとつです。
世界中のメガバンクは今までブロックチェーンや仮想通貨市場に保守的な態度を取ってきましたが、今年に入ってこの状況は大きく変わりつつあると言えます。