2000万XRPが韓国大手取引所へ送付、6.7%の価格下落を誘発か？

大手ブロックチェーントラッカーのWhale Alertが、2000万XRP（リップル）の大規模な送金を検知したと報告しました。この送金は、XRPが連続的な価格下落を見せる中で確認されました。

🚨 🚨 🚨 20,000,000 #XRP (50,123,331 USD) transferred from unknown wallet to #Bithumbhttps://t.co/I3B56cw7j4

— Whale Alert (@whale_alert) May 13, 2025

Whale Alertによると、2000万XRPは匿名のブロックチェーンウォレットから、韓国で2番目に大きな暗号資産取引プラットフォームであるBithumbへ送金されました。送金時の評価額は約5000万ドルに相当します。

この送金を受けて、暗号資産コミュニティでは、SEC（米証券取引委員会）への罰金支払いではないかといった憶測が飛び交いました。しかし、XRPscanが公開したデータによると、送金元と送金先の両アドレスはBithumbに属していることが判明しました。

このことから、今回の送金はBithumb内部での資金移動であり、プラットフォームが保有するXRPの再編成である可能性が高いと見られています。なお、送金元のウォレットには、依然として約15億4493万XRPが保有されています。

一方、XRPの価格は過去24時間で約6.74%下落し、1コインあたり2.60ドルから2.42ドルへと急落しました。その後、3.07%の小幅な反発を見せ、現在は2.50ドル前後で取引されています。