AIの発展によって124億ドルの仮想通貨詐欺が発生か

2025/02/16・

Crypto Troll

AIの発展によって124億ドルの仮想通貨詐欺が発生か

仮想通貨業界における詐欺被害額は2024年に約99億ドルに達し、2021年以来の最低水準となったことがChainalysisの最新レポートで明らかになりました。しかしながら、不正アドレスの特定が進むにつれこの数字は124億ドルに達すると予測されています。

レポートでは、AIを活用した詐欺手法の高度化が指摘されています。

生成AIは詐欺のハードルを大幅に引き下げ、リアルな偽の身分証明書や投資詐欺スキーム、ディープフェイクを活用した詐欺の作成を容易にしています。加えて、暗号資産詐欺の85%は正式な本人確認を通過したアカウントを利用しており、従来のID認証では検出が困難となっています。

さらに、Huione GuaranteeというP2P(ピア・ツー・ピア)型のブラックマーケットがAIを駆使した詐欺を支援していることが明らかになりました。このプラットフォームはAI生成の身分証明、ディープフェイク音声技術、偽の本人確認ツールなどの違法サービスを提供しています。

オンチェーンデータによると、HuioneのAI関連サービスへの支払いが増加すると、その直後に大規模な詐欺事件が発生するというパターンが確認されています。これは詐欺グループが違法に得た資金をAIツールの購入に再投資し、さらなる詐欺を仕掛けていると見られています。

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情報ソース:Chainalysis

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