暗号資産ウォレットの偽画面に注意、巧妙なフィッシングツールが流出
よきょい

引用元: Anton Gvozdikov / Shutterstock.com
ダークウェブ上でハードウェアウォレット「レジャー(Ledger)」のインターフェースを偽装する巧妙なフィッシングツールが配布されていることが明らかになりました。セキュリティ企業SOCレーダー(SOCRadar)は、このツールが利用者の暗号資産を盗む目的で設計されていると警告しています。
9月1日に報告されたこのフィッシングキットは、レジャーの公式インターフェースを忠実に再現した2025年版の新しいデザインを特徴としています。また、ボット対策や秘密鍵の窃取につながるシードフレーズを盗み取る機能も備えています。販売者は「教育目的」と主張していますがダークウェブの匿名チャネルを通じて配布されています。
フィッシング攻撃による被害は深刻化しています。セキュリティ企業Certikのデータによると2025年上半期だけでフィッシングによる被害額は約4億1100万ドルに達し、2番目に被害額の大きい攻撃手法となっています。9月2日にはVenus Protocolの利用者が約1300万ドルを失う事件も発生しました。
SOCレーダーの研究者は、このツールが教育目的であるとの主張に反し詐欺的な意図を持っている可能性が高いと指摘しています。詐欺師がこのツールを利用すればレジャーのような確立された製品への信頼を悪用し、大規模な窃盗事件に発展する恐れがあります。
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情報ソース:socradar