バイナンス、ビットコインNFTのサポート終了を発表
hapi
引用元: Primakov / Shutterstock.com
2024年4月4日、バイナンスはブログ記事を通じて、ビットコインNFTの取り扱いを2024年4月18日より終了すると発表しました。その理由としては、「プロダクトラインナップの合理化」が挙げられています。
2023年5月、バイナンスはビットコインオーディナルズNFTのサポートを開始し、ビットコインネットワークでのデジタルアートの新たな可能性を切り開くと宣言していました。しかし、この度バイナンスは約1年でその方針を転換することになりました。
今回の発表では以下のような変更点や注意点があります:
- 2024年4月18日06:00 (UTC) 以降、ビットコインネットワークを通じたNFTの購入、入金、入札、出品ができなくなる
- 影響を受ける出品オーダーは4月18日06:00 (UTC) に自動的にキャンセルされる
- ユーザーは2024年5月18日00:00 (UTC) までにビットコインNFTをバイナンスNFTマーケットプレイスから引き出す必要がある
さらに、2024年4月10日以降はバイナンスNFTマーケットプレイスがビットコインNFTに関連するエアドロップ、特典、ユーティリティをサポートしないことも明記されています。
特に注目されるのが、Runestone NFTのユーザーに対する呼びかけです。バイナンスは4月4日までにRunestone NFTをユーザーアカウントに配布しており、これらを4月10日10:00(UTC)までに引き出すよう促しています。期限を過ぎるとトークンやユーティリティを受け取れなくなる可能性があるためです。
3月はビットコインNFTの取引量がイーサリアムチェーンの取引量を超えたり、Node Monkesのフロア価格がBAYCを上回るといったニュースが相次ぎました。
これだけ関心が高まっているマーケットにも関わらず、この判断に至った背景には、ビットコインOrdinalsの急速な普及による、ネットワークの混雑と手数料高騰の問題があると考えられます。
ビットコインNFTが今後どのようにユーザーを獲得していくのか、また、今回の決定により他プラットフォームの参入障壁になるのか、クリエイターへの影響があるかどうかも注目です。
記事ソース:Binance
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