Web3レストランアプリのBlackbird、a16zなどから約36億円の資金調達を実施

Web3レストランアプリのBlackbird、a16zなどから約36億円の資金調達を実施
ct analysis

Web3ソリューションを活用したレストランアプリ「Blackbird」を手がけるBlackbird LabsがシリーズAで2400万ドル(約35.7億円)の資金調達を実施しました。

今回の資金調達はAndreessen Horowitz(a16z)主導で行われ、QED、Union Square Ventures、Shine、VariantやレストラングループのQuality Branded、Rustic Canyon Group、Soulva、Brooks Reitzが参加。Blackbird Labsは、今回の資金調達と合わせて総額3500万ドル(約52億円)の資金調達を完了しています。

*独立系レストランの60%が最初の1年以内に閉店し、80%が5年以内に廃業するとされる飲食店市場において「一般的なレストランのビジネスモデルは直近25年間で崩壊した」とするBlackbird Labs。*FSR Magazine参照データ

同社が手がけるアプリでは、飲食店に来店した顧客がスマホを独自のNFCリーダーにタッチすることで、会員登録やチェックが可能となる他、チェックイン毎にレベルアップ機能があり、メニュー外の品やダイレクトメッセージ・コンシェルジュなどの特典が得られるとしています。また、$FLYトークンを活用することで、レストラン側と顧客側の双方に対して新たなスコアリングと報酬のシステムを透明性が担保された状態で提供されるとしています。

レストラン側はBlackbirdを通じて有料会員権の販売や空席/予約情報の共有も行えるなど、より新しい形態が模索されている飲食業界において様々な選択肢を与えられる可能性を持つBlackbirdの今後に注目です。

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