CyberConnectが$CYBERトークン&CoinListでのセールを発表|詳細&参加方法解説
Taka
web3における分散型ソーシャルグラフを開発するCyberConnectが、プロジェクトのネイティブトークンとなる$CYBERトークンの詳細およびCoinListでのトークンセールを発表しました。
We are excited to finally announce the $CYBER token public sale on May 18, 2023 with @CoinList ✨ 🎉 $CYBER is the native utility & governance token of CyberConnect, web3’s earliest & biggest decentralized social network.
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— CyberConnect (@CyberConnectHQ) April 27, 2023
CyberConnectとは
CyberConnectは、ユーザー所有型かつ開発者に優しい分散型ソーシャルネットワークを構築するというビジョンの元、ソーシャルグラフと呼ばれるデジタルアイデンティティのインフラを提供しています。
これまでのweb2におけるソーシャルネットワークは、TwitterやMeta(Facebook/Instagram)などの限られた企業によって支配され、企業がユーザー情報を利用して収益化する反面、ユーザーにその利益が還元されないことが問題視されてきました。
CyberConnectが提供するソーシャルグラフでは、ユーザー情報がブロックチェーン上のアカウントに紐づいて蓄積されます。そのため、ユーザー自身がデータをコントロールする権利を持ち、アプリケーションの垣根を超えて利用することができます。
一方開発者は、CyberConnectのソーシャルグラフを自分たちのアプリケーションに統合することで、ユーザーが蓄積してきたデータやコンテンツ、コネクションなどを反映させることができます。
このような仕組みにより、ユーザーは自己所有型でコンポーザビリティの高いデジタルアイデンティティを持つことができ、開発者はリソースを節約できるというメリットがあります。
エコシステムとdAppsの例
現在、すでに50以上のプロジェクトが、CyberConnectのソーシャルグラフを活用した分散型ソーシャルアプリを構築しています。最近ではCyberConnectによるハッカソンも開催され、そのエコシステムはさらに広がりつつあります。
CyberConnectエコシステム | ソース:CyberConnect
CyberConnectエコシステムの代表的なdAppsとしては、OAT(On-chain Achievement Token)と呼ばれるNFTを発行してユーザーの経験を可視化する「Galxe」や、11万人のウィークリーアクティブユーザーを持つ分散型ソーシャルメディアの「Phaver」、”Read to Earn”として読者に報酬を与えるコンテンツアグリゲーターの「ReadOn」などが挙げられます。
また、CyberConnect自身でも「Link3」というソーシャルプラットフォームを開発しており、ユーザーのオン/オフチェーン情報を集約して固有のドメインとともにワンページャーを構築できる「CyberProfile」や、TwitterスペースやDiscordコミュニティコールといったオンラインイベントを管理するための「Event Planner」といった機能を提供しています。
CYBERトークン&セール詳細
今回新たに、CyberConnectのネイティブトークンである$CYBERに関する情報およびCoinListでのセールが発表されました。
$CYBERトークンは、主に以下のユーティリティを提供するとしています。
- ガバナンス
- CyberProfile発行の支払い
- CyberWalletにおけるガス(手数料)の支払い
$CYBERトークンの総発行量は1億で、以下のように配分されます。
Token Distribution | ソース:CyberConnect
このうちユーザーに大きく関係するのは主に、「コミュニティリワード」と「CoiListパブリックセール」です。
それぞれについて以下で解説します。
コミュニティリワード(エアドロップ)
CyberConnectのサポーターに対してインセンティブを与え、新規ユーザーの参入を促すためのコミュニティリワードとして12%が割り当てられています。
公式ドキュメントの中ではコミュニティリワードという言葉が使われていますが、これは事実上のエアドロップとも捉えらることができます。
- エアドロップとは
- 暗号資産プロジェクトがトークンを発行する際、初期の貢献者やプロダクトユーザーに対してそのトークンの一部を無料配布すること。インセンティブによってユーザーをエコシステムに誘致できることから、過去にはUniswapやAptosなど、多くのプロジェクトがエアドロップを実施。
このうち、20%がTGEでの早期利用者へのリワードとして割り当てられ、80%が将来のコミュニティリワードとして確保されます。つまり、$CYBERトークン全体のうちの2.4%が、トークンローンチ時のエアドロップとして初期貢献者に配布されると予想されます。
コミュニティリワードの対象者やホワイトリストアドレス、条件の詳細などは現時点では公開されていません。
CoinListセール
$CYBERトークンの3%は、CoinListを通じた一般ユーザー向けのパブリックセールに割り当てられます。
リリーススケジュール:25%→TGEでロック解除、75%→合計6ヶ月にわたり、月ごとの線形リリース
- 登録期限:5月15日 21時(日本時間)
- セール開始:5月19日 2時(日本時間)
Sale Details | ソース:CyberConnect
価格:$1.8 / トークン
FDV(希釈後時価総額):$180,000,000
セールのアロケーション:3,000,000 $CYBER
総供給量に占める割合:3%
最小/最大購入額:$100 / $500
*CyberConnectの事情により、セール期間中に供給が 2%追加される可能性あり。
**$CYBERトークンの最大購入額 ($500) を満たす参加者にのみ適用。
CoinListに登録してKYCが完了しているユーザーであれば、だれでも今回のセールに登録可能です。しかし、一人当たりの購入額を最大の$500とした場合、実際にセールで購入できるのは10,800人ということになります。
CoinListでのセールは、参加者が多い場合は当日の抽選により参加者の購入順が決定されます。
優先購入枠
今回のCoinListのセールでは、CyberConnectの早期参加者向けに優先購入枠が用意されています。
公式情報によれば、優先購入枠の参加資格については以下の基準が考慮されます。ただし現時点では、具体的な対象者やホワイトリストアドレスなどは発表されていません。
- プレミアムハンドルネームのCyberProfile (ccProfile) 所有者
- CyberConnect FanClubのレベル
- 収集したW3ST(Link3によるNFT)
- Discordでのロール – 初期サポーター (1K、10K、100kロール)
- Mystery BoxまたはShardsの保有者
- 以前のコミュニティイベントによる NFT(Verified Web3 Dweller、Connect2022 Grand NFT、#Let’sCyberConnect Season 1 POAP、Community Treasure Hunt OAT)
- GitcoinでのCyberConnect Grants Contribution
コミュニティの貢献者は、CyberConnect Discordサーバーにおける過去の貢献およびロールに基づいて、優先購入枠の対象となる可能性があるとのことです。
優先購入枠の参加資格に関するスナップショット:2023年4月26日 18時
注意事項として、CoinListにおける優先購入枠の参加条件を満たすためには、登録期間中に上記の基準に紐づくEthereumウォレットアドレスをCoinListアカウントに追加する必要があります。
CoinListにおける$CYBERトークンセールの登録プロセスの過程で、MetaMask接続および署名によるEthereumウォレットアドレスの提出が可能です。
CyberConnectのセールは、CoinListの特設ページから登録が可能です。
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