仮想通貨価格には反映されずも市場は活況か|DappRadarが分析レポート公開

仮想通貨価格には反映されずも市場は活況か|DappRadarが分析レポート公開

オンチェーンデータプラットフォーマーDappRadarは、2024年第2四半期(Q2)のdappに関するレポートを発表しました。レポートによると、Q2のdappのパフォーマンスはポジティブでしたがこれはトークン価格ではなく、基本的な指標やユーザーエンゲージメントに反映されているとのことです。

レポートによると2024年Q2のdapp利用は、Q1と比較して40%増加し、1日のユニークアクティブウォレット数は1,000万に到達。特にソーシャル分野が活発で、1日のユニークアクティブウォレット数は前四半期から66%増加し、200万人に達したといいます。

画像引用元:DappRadar

分野別では、BCG(ブロックチェーンゲーム)、ソーシャル、DeFi、NFTの順でユーザーが活発に活動していることが報告されています。

DeFi分野では、Q1の1,750億ドルからQ2には1,680億ドルまでTVLが減少しました。

EthereumはQ1からQ2にかけてTVLが増加した一方で、Solanaは減少。DappRadarは、Solanaのミームコインブームが沈静化したことが原因だと指摘しています。

L2(レイヤー2)分野では、BaseやLineaなどのTVLが大幅に増加したことが報告されています。

DeFi Dappsの中で、RaydiumとUniswap V3のユニークアクティブウォレットが最も増加しましたが、これは主にミームコインの取引によるものだとDappRadarは結論付けています。

ビットコインの値動きに影響してか、多くのトークンの価格は好調とは言えない状況が続いているものの、その他のオンチェーン指標では、市場に活気が残っていることを示しています。

記事ソース:Dapp Radar

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